子育て情報『フィンランドの小学校では「宗教」を学ぶ 日本では馴染みのないその内容は?』

2020年12月15日 11:00

フィンランドの小学校では「宗教」を学ぶ 日本では馴染みのないその内容は?

フィンランドの小学校では「宗教」を学ぶ 日本では馴染みのないその内容は?


世界的にも進んでいるフィンランドの学校教育。その根底に流れている教育の理念について、今回は日本人にはあまり馴染みのない「宗教」という科目について踏み込んでいきます。

新型コロナはフィンランドでも深刻な状況

日本でも昨今、新型コロナウイルスの感染者が増加していますが、フィンランドでも深刻な状況だと現地に住む友人から聞きました。

毎年、人々が楽しみにしているクリスマスマーケットも中止。大人のスポーツも基本的にはすべて禁止。政府は“子どもたちの日常生活や学びは止めない”という方針を打ち出しているものの、ヘルシンキの病院のベッド数が不足する可能性もあるとのことから、一部の子どものスポーツ(サッカーや、ホッケーなどの練習や大会)も中止されているとのことです。

今は、「最低限、クリスマス前までは通常の学校運営をする」ことが目指されています。

画像: フィンランドの一般家庭のクリスマスの様子。今年は親戚や友人を招いてのクリスマスを自粛するそう

フィンランドの一般家庭のクリスマスの様子。今年は親戚や友人を招いてのクリスマスを自粛するそう

画像: フィンランドではクリスマスには多くの大学生がサンタさんのアルバイトをしていますが、今年は「玄関先」でプレゼントを渡すスタイル

フィンランドではクリスマスには多くの大学生がサンタさんのアルバイトをしていますが、今年は「玄関先」でプレゼントを渡すスタイル

今回は、フィンランドの小学校1、2年生のカリキュラムの中の一つである“religion(宗教)”について書きます。

カリキュラムには別途“ethics(倫理)”もあり、日本の教育での「道徳」はどちらかというと“ethics(倫理)”に近いと感じます(倫理については次回書く予定です)。また、日本の義務教育の中には「宗教」に該当する教科がなく、比較が難しいことから、今回は学ぶ内容や狙いを細かくお伝えすることなく、概要をお見せして、フィンランドどのような国を目指しているのかをシェアします。

まず、前提として、フィンランドにおける宗教について簡単に説明します。国民の約8割がルター派のキリスト教徒で、毎週末教会へ通うような熱心な人もれば、教会へ行くのは年に1、2回という人もいます。

また日本と比較すると、国民全体に対する移民の割合も高く、彼らは独自の宗教をもっていたりもします。小学校での宗教の授業は、“全体として特定の宗教を学ぶ”といったものではなく、よりよい人生を生きるため、また違う宗教をもつ人を理解しともに社会で生きていくために、学ぶものなのです。

relision(宗教)をどう捉え、そのタスクを何としているか

The task of subject of religion is to provide the pupils with an extensive general knowledge and ability regarding religion and worldviews.

「宗教」

新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.