子育て情報『子どもの減少で入試は大きく変わる! これからは「知識」ではなく「論理力」が問われる時代』

2020年10月22日 06:30

子どもの減少で入試は大きく変わる! これからは「知識」ではなく「論理力」が問われる時代

子どもの減少で入試は大きく変わる! これからは「知識」ではなく「論理力」が問われる時代


先日も、来年の出生率が大幅に減少するというニュースが流れてきました。子どもが減る中、大学など学校はどうなっていくのでしょうか?長年現代国語で教鞭を執ってきた出口先生いわく、これからは「知識」よりも「論理力」が問われる時代になると言います。そしてそれは、大学生だけでなく、小学生にも影響が出てくるとのこと。それはなぜでしょうか。

偏差値や合格実績が何の意味もない時代に

画像: 偏差値や合格実績が何の意味もない時代に


本格的に子どもが減る時代がやってきました。これからゼロ歳人口まで確実に減っていくのです。

現段階でも、私立大学の40数パーセントが定員割れをしています。今後本格的に子どもが減ります。その結果、数年後にはほとんどの大学が定員割れを起こしてしまうことになります。もちろん、東大や京大などは定員割れをしませんが、こちらはこちらで、国際競争に巻き込まれていきます。優秀な子どもたちは東大、京大よりも海外の大学に行くケースがどんどん増えていくでしょう。

実は、現在でも推薦入試やAO入試の名の下に、学力試験を課さずに入学させているケースが、国立でも私立でも半数近くに上っています。ほとんどの大学が定員割れを起こすのですから、大学と受験生の立場が逆転するわけです。

選抜試験というのは、大学の定員に対して、受験生が圧倒的に多いので、大学側が合格者を選ぶ制度です。ところが、これからは受験生のほうが圧倒的に少なくなるのですから、どの大学も選抜する余裕などありません、逆に、いかに早く受験生を囲い込むかに懸命となるのです。

今のお子さんが大学を受験するころには、東大をはじめとする一部の大学を除いて、ほとんどの大学が学力試験を課さずに入学させることになります。小論文、面接、高校の内申書などで総合判断するわけです。

つまり、多くの塾が売り物にしている偏差値や合格実績など、何の意味もなくなってしまうのです。

入り口を広く、出口を狭く

画像: 入り口を広く、出口を狭く


これからの大学は「入り口を広く、出口を狭く」。つまり、学力を達成すれば、誰でも入学できるけど、その代わり卒業のハードルを上げるということです。アメリカ型の大学の姿に近づいていくことになるのですが、これは学生が減ったからできることなのです。これまでは、学生のほうが多かったから、ところてん式に卒業させないと、新しい学生を入れられなかったわけです。

そうなってくると、どこそこの大学に入りましたということは意味がなくなります。

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