子育て情報『STEMは教科ではなく、好奇心そのもの。身近な製品から好奇心をくすぐる、プラハの「国立技術博物館」【ヨーロッパのSTEM教育探訪】』

2019年9月18日 14:00

STEMは教科ではなく、好奇心そのもの。身近な製品から好奇心をくすぐる、プラハの「国立技術博物館」【ヨーロッパのSTEM教育探訪】

また、関わった人物や時代背景も紹介することで、モノではなくコトから科学への理解を深めるきっかけを提供しています。

画像: 製品が誕生するまでのプロセスを定義づけ

製品が誕生するまでのプロセスを定義づけ

画像: 展示エリアを上から見た様子

展示エリアを上から見た様子

画像: 床面にもディスプレイされている

床面にもディスプレイされている

たとえば、染料と顔料について説明するコーナー。ここではイギリスの科学者、ヘンリー・パーキン氏を紹介。彼の発明した染料により大量に繊維を染められるようになり、衣類やストッキングなどに広く転用されるようになりました。ここでは色をつけるという化学反応の紹介だけでなく、ファッションアイテムを同時に展示することで、身近なところに科学が活用されているという視点を与えています。

画像: 染料の歴史とヘンリー・パーキン氏

染料の歴史とヘンリー・パーキン氏

画像: 織物繊維の解説だけでなく、ファッションアイテムも展示

織物繊維の解説だけでなく、ファッションアイテムも展示

また、ソフトコンタクトレンズのためのハイドロゲル素材を発明した、チェコスロバキアの科学者オットー・ヴィヒターレ氏を紹介し、製品開発の歴史や機材などを展示しています。

画像: ソフトコンタクトレンズの開発機材

ソフトコンタクトレンズの開発機材

画像: ソフトコンタクトレンズの3種類の製法についても解説

ソフトコンタクトレンズの3種類の製法についても解説
展示の中には、コンタクトレンズ製造マシンの模型がありました。よく見ると、子ども向けのSTEM教材「メルクール組み立てキット」が用いられています。

画像: メルクール製のコンタクトレンズ製造マシンの模型

メルクール製のコンタクトレンズ製造マシンの模型

メルクール社はチェコで約100年の歴史があります。国立技術博物館の地下2階にあるプレイルームのスポンサーになっており、組み立てキットを使って誰でも自由に遊べます。

画像: 地下2階にあるプレイルーム

地下2階にあるプレイルーム

今簡単に使える技術をアナログにひもとく

もうひとつの印象に残ったものは「インターカメラ(Intercamera)」の展示です。ここではアニメーションの原型であるゾートロープや連続写真などを体験しながら、一枚絵の写真がどのように動画となり、またエンターテインメントとして進化していくかを知れます。以前もゾートロープは体験したことがありますが、目の前で馬が軽快に走る姿は何度見てもワクワクしますね。

画像: アニメーションの原型であるゾートロープ

アニメーションの原型であるゾートロープ

画像: 連続写真を撮影する機材

連続写真を撮影する機材

今では、スマホを使えば写真や動画が撮れ、編集と加工がすぐできてしまいます。すなわち、写真技術はユーザーが仕組みを理解していなくても簡単に使えるテクノロジーになったと言えます。

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