子育て情報『子どもたちの「おもしろそう!」「やってみたい!」を引き出す プログラミングだからこそできる子どもに活動を「委ねる」こと』

2020年10月9日 06:30

子どもたちの「おもしろそう!」「やってみたい!」を引き出す プログラミングだからこそできる子どもに活動を「委ねる」こと

子どもたちの「おもしろそう!」「やってみたい!」を引き出す プログラミングだからこそできる子どもに活動を「委ねる」こと


「プログラミングは現代の砂場遊び!」と訴えるのは、どこよりも早く小学校でのプログラミング授業を積極的に推進してきた前小金井市立前原小学校校長の松田孝先生。その真意はどこにあるのでしょうか。前原小学校での活動を通して見ていきます。

プログラミングは現代の砂場遊び

前回、「プログラミングは現代の砂場遊び!」だと訴えました。前原小でプログラミングの授業実践を重ねていけばいくほど、その活動が砂場遊びに興じる子どもたちの姿と重なって見えてきたのです。

子どもたちは砂場遊びが大好きです。砂場をさまざまな世界に見立て、そこに自分の思いを表現しようとします。思いや願いのある活動は、子どもたちを夢中にします。前原小のプログラミングも子どもたちの「おもしろそう!」「やってみたい!」という気持ちを沸き立たせることから、活動に入っていきました。

“砂場遊び”への誘い

画像: “砂場遊び”への誘い


低学年では、Lチカの素敵な点滅やカムロボを縦横無尽に走らせるプログラムを教えることで、導入を図りました。

中学年では、距離(赤外線)センサーの制御プログラムで子どもたちを驚かせました。センサー制御プログラムによって障害物である手を検知したロボットが止まったり、右に回ったりする様子を見て、子どもたちは「ハンドパワーだ!」と言って興奮していたことを今でも鮮明に覚えています。

高学年のプログラミングは、ドローンを飛ばしてみせるだけで多くの子どもたちは興味を抱きましたし、サイバー空間の導入では、GOTOというコマンドを追加するプログラムで子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを沸き立たせてきました。

各学年で行うプログラミング授業の一番初めの時間は、その単元で学ぶ知識と技能を使った指導者によるパフォーマンスで、子どもたちの興味と関心をひこうと工夫しました。そして多くの子どもたちは、そのパフォーマンスを自分でも再現したくなって、説明(Briefing)に聞き入ります。

このとき、そのパフォーマンスを再現する知識と技能を順番を追ってていねいに解説し、子どもたちに理解させることはしません。基本的な操作方法とプログラム作成の考え方を伝えるだけです。そして、

「やってごらん!」

説明(Briefing)の時間をできるだけ短くして、子どもたちが試行錯誤(Tinkering)する時間を可能な限り保障します。ですから、プログラミングの授業は2単位時間連続の90分(45分×2)

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