子育て情報『すべてが寄付で賄われる、フィリピンの孤児院事情』

2020年3月25日 20:00

すべてが寄付で賄われる、フィリピンの孤児院事情

すべてが寄付で賄われる、フィリピンの孤児院事情


経済発展目覚ましいフィリピンですが、一方で孤児院がたくさんあります。今回は、筆者がセブ島で訪れた3つの孤児院で学んだことをまとめます。

* フィリピンの孤児院の仕組み
* 孤児院を訪れて感じたこと
* 孤児院を訪れて感じたこと

これまでの【世界を旅しながらその土地の教室に飛び込んでみた】はこちら

キリスト教の文化によって支えられるフィリピンの孤児院

人口が増え続ける東南アジアの中でも、フィリピンはベトナムやインドネシアを抑えトップクラスの人口増加率を誇ります。年間に約160万人、1日あたりに約5000人の人口が増えています。GDPも年間6%以上伸びているほど経済発展にも勢いのあるフィリピン。

一方、さまざまな事情で保護者のいない子どもたちもいます。経済的な事情、子どもが抱えている障害、家庭事情、さまざまな事情があります。そのような子どもたちのために、フィリピンにはたくさんの孤児院があります。

フィリピンの孤児院の仕組み

画像: フィリピンの孤児院の仕組み


フィリピンの孤児院には企業が運営している孤児院や、教会が運営している孤児院など、さまざまな運営スタイルがあります。筆者が訪れた3つの孤児院は、すべて教会が運営している孤児院でした。国民の約90%がキリスト教信者であるフィリピンには、たくさんの教会があり、教会が営む孤児院は数多くあります。

孤児院によってもそれぞれ特徴があります。たとえば筆者が訪れた3つの孤児院のうち、1つは障害を抱えた孤児のために特化した孤児院でした。

どの孤児院も共通して、スタッフさんから注意されたことが2つあります。1つは子どもたちの写真を撮らないこと。2つ目は、子どもたちに家族のことや孤児院に来た経緯など、センシティブな質問をしないこと。過去の記憶がトラウマになっている子どもたちもいるそうです。

孤児院での質疑応答

障害を抱える子どもたちのための孤児院で、ブラザー(教会で働く男性)にいくつか質問をしました。――子どもたちは、どのような経緯でこちらの孤児院に来ますか?

経緯はさまざまですが、たとえば多くあるケースとして、まず保護者のいない子どもが政府の機関に報告されます。その後、政府機関が地域の各孤児院に受け入れを依頼します。この孤児院では、障害を抱えた孤児たちを受け入れています。

稀に保護者が、経済的な事情でどうしても子育てができないと、自ら子どもを孤児院に預けることがあります。

新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.