子育て情報『「インフォグラフィックス」や「情報可視化」はなぜ注目される? 図化と思考の深い関係』

2020年9月25日 09:00

「インフォグラフィックス」や「情報可視化」はなぜ注目される? 図化と思考の深い関係

「インフォグラフィックス」や「情報可視化」はなぜ注目される? 図化と思考の深い関係


私たちは、生活の中でさまざまな情報に接します。とくにこのコロナ禍で、グラフやダイアグラムなどを目にする機会も増えたことでしょう。では、私たちはなぜ文字の羅列であるデータを可視化しようと試みるのでしょうか?それには図形と人間の思考に深い関わりがあるからと言われています。そのことについて詳しく見ていきましょう。後半では実際にプログラミングしてグラフを描いてみます。

生のデータを変換する重要性

「ビッグデータ」「データサイエンス」「オープンデータ」「データジャーナリズム」などの言葉が広く使われるようになった現在、データは私たちの日常生活と密接に関わっており、時には重要な意思決定や行動を左右することもあります。それゆえに、生のデータを科学的な方法で知恵に変換する重要性は日に日に高まっています。

「インフォグラフィックス」や「情報可視化」はなぜ注目される? 図化と思考の深い関係

DIKWモデル:データはそのままの形で活用することはできず、ノイズを除いた「情報(Information)」に整理・分析され、秩序立った傾向や予測に役立つ「知識(Knowledge)」へと昇華し、最終的には判断や行動を伴う「知恵(Wisdom)」として活用される。

その流れにあって、情報に色や形を与えてグラフやダイアグラムなど視覚的な要素に変換する「情報可視化」や「インフォグラフィックス」も注目される分野のひとつです。毎年のように、情報可視化やデータ可視化の方法論を題材とした書籍が多く刊行されていることからも、関心の高さがうかがえます。

こうした状況を見ると、データを自在に分析したり可視化することによって、社会課題への対応や企業活動に利活用することは、もはや社会人にとっては必須のスキルの一つと受け止められているように感じます。しかし、よくよく考えてみると、私たちが図やグラフを描くことに、もう少し素朴な意味を見出すことができます。

図化と思考の深い関係

図は、自然言語や数式と並ぶ「第三の言語」と呼ばれることがあります。すなわち図は、物事を論理的に記述し、思考を進展させるために欠かせないもののひとつというわけです。言語や図を操る能力は、他人とのコミュニケーションを豊かで円滑なものにするためだけではなく、抽象的で複雑な概念をしっかりとした自己の思考的基盤の上で整理し発展させるためにも重要なのです。

また図は、記号や文字のルーツとも言え、人間の思考を外部に表示し記憶や伝達を助ける存在として文明の発展そのものにも色濃く影響を与えました。

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