もうすぐ夏休み 子どもと一緒に家族みんなで、家事を楽しむ家づくりのヒント ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
フルフラットのオープンなスペースで、家族みんなが家事に参加しやすいキッチン
昨今は手元を隠すキッチンも多い中、あえてフルフラットのペニンシュラ型を採用しています。コンロの前に壁が無いため、ダイニング側からも手伝いやすくなっています。長女・H様は、ここから食事をサーブしたり、食べ終わった食器を片づけたりとよくお手伝いをしているそうで、「小さいころから自然と運ぶ習慣がついた」とSは話します。
キッチンとつながることで、コミュニケーションが生まれやすいダイニング
また、キッチンの様子が見やすい点も、お手伝いにつながるポイントです。S自身も料理をしますが、長女・H様が様子を見に来ることも多いそう。「見えるキッチンは娘の自立心や、料理をやってみたい気持ちにつながっている」とS。長女・H様は、“野菜を切る”、“味付けをする”など料理を行う機会も多いそうです。
子ども目線の収納で、お皿選びや準備など小さな頃からお手伝い
もう一つの工夫は、カップボードの下側の引き出し収納です。大小さまざまな種類の食器が収納されており、子どもの目線に合わせているため簡単に取り出すことができます。
冷蔵庫の奥は収納空間。リビング・ダイニングから見えないように設え、ゴミ箱も置かれています。
「食事のごみはもちろん、愛犬のペット用品などのごみも出ます。娘はごみ捨てもよく手伝っていて、燃えるゴミ、プラスチック、ビン・カン・ペットボトルなど、細かいごみの分別もしっかりできています」。
■家族みんなで一緒に、家事が団らんの時間になる
続いては、子どもが片付け習慣をつけられるような工夫をご紹介。リビングの窓際には、ボックス収納が置かれています。ここは、長女・H様の収納です。ボックスごとに「ぬいぐるみ」「工作グッズ」などのネームを付け、しまう場所を決めています。
子どもが片付けやすい工夫ですっきり、片付けを習慣化
「これによって娘の片付け習慣がついたという実感があります。多くのご家庭では、そこからものを片づける『整頓』に加え、いらないものを見極めたり断捨離したりする『整理』も苦労しているのではないでしょうか。
私の家では、ものがこのボックス収納に入りきらなくなったら、上の階にある大きな収納に移す、手放すなど、それ以上ものを増やさないようにしています。そうすることで、しまう場所だけでなく、しまうものや量を考える習慣を提供できていると思います。」