子育て情報『「この後何するんだっけ?」自分で考える習慣で自主性を育てよう』

2022年2月18日 15:00

「この後何するんだっけ?」自分で考える習慣で自主性を育てよう

目次

・自分で動ける子になってほしいと思ったら、先を予測させる声かけにチェンジ
・お母さんのしてほしいことは本当に伝わってる?もう一度確認してみよう
・「○○しなさい」から「この後どうする?」で自分で考え行動できる
・言われたことをするのではなく、自分で考えるのが自主的に動くようになる鍵
・今日の1日1成長
「この後何するんだっけ?」自分で考える習慣で自主性を育てよう


自分で動ける子になってほしいと思ったら、先を予測させる声かけにチェンジ

「自分のことは自分でできるようになってほしい」そんな期待から、子どもにあれこれ指示を出しているお母さん。でも、できれば言われる前に自分で動いてほしいと思うのが親心ではないでしょうか。毎回言っても自ら動けないのはお母さんの指示が習慣になっている可能性もあります。そもそも、子どもは先のことを予測する能力である“予測脳”が未発達。先の行動を予測して動くことがまだできないのです。しかし、お母さんの声かけで予測脳を鍛えてあげると、しつけがぐっと楽になります。


お母さんのしてほしいことは本当に伝わってる?もう一度確認してみよう

夫が単身赴任でワンオペ育児中のお母さんは、毎晩1人で3歳の男の子と4歳の女の子をお風呂に入れています。2人はお風呂からあがったと思ったら体を拭くのもそこそこに、全裸でリビングに走っていきそのまま遊びだしてしまいます。お母さんは「服着てから遊んで!」と毎日のように言っていますが、なかなか言う事を聞いてくれません。また、一向に自分から着る気配もなく、毎日同じことのくり返しにお母さんのイライラも募っていました。

「○○しなさい」から「この後どうする?」で自分で考え行動できる

毎日同じ指示ばかりしていると思ったときは「お風呂あがりは、脱衣所で服を着てから違う部屋に行こうね」と、してほしい行動をもう一度確認してみましょう。その上で、お風呂からあがる前に「あがったらどうするんだっけ?」と声をかけます。最初は「何だっけ?」と言うかもしれませんが、2週間から1カ月ほどあれば習慣になるでしょう。習慣になるまでは少し根気はいりますが、1度習慣になってしまえば、あとは言われなくても自然と服を着るようになります。


言われたことをするのではなく、自分で考えるのが自主的に動くようになる鍵

毎回「服着て!」のように指示を出してしまうと、言われたことをするだけの指示待ち状態なので、自分で考える機会がありません。実は、子どもは4歳を過ぎると“予測脳”が発達してきます。この時期に身の回りのことを習慣化させるのは最適なタイミング。ぜひ「この後何するんだっけ?」の質問を取り入れ、自分で考え行動する力を育ててあげてください。自分で考え行動できるようになると、身の回りのことも自分でできるようになり、将来的に自立した子に育っていくでしょう。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.