リーボック(Reebok)とインテリアデザイン事務所「イームズ オフィス(EAMES OFFICE)」が初のコラボレーション。スニーカー「クラブ シー 85(CLUB C 85)」を、2021年11月5日(金)よりリーボック クラシックストア原宿などで発売する。インテリアデザイン事務所「イームズ オフィス」とは?「イームズ オフィス」は、建築や家具デザイン、工業デザイン、生産、写真芸術において多大なる功績を残したチャールズ・イームズとレイ・イームズ夫妻によって設立。2人は、20世紀を代表する最も重要なデザイナーとして、今でも世界的に広く知られている。シンプルに仕上げたモノトーンの「クラブ シー 85」「モノトーンパック(Monotone Pack)」と題した今回のコラボレーションでは、リーボックのスニーカー「クラブ シー 85」をベースにしたブラック&ホワイトのシューズを製作。イームズ夫妻がデザイン時にポイントとしていた「使いやすさ、アクセスのしやすさ」を反映し、洗練されたビジュアルに仕上げている。両カラー共にシンプルなワントーンにまとめつつ、通常リーボックのロゴが入るサイドのロゴウィンドウボックスは、“EAMES”にアレンジ。シュータンには、「イームズ オフィス」のデザインの基礎にある産業デザイン的アプローチをイメージしたタグをあしらっている。また、アッパーとは対照的に、カラフルなトライアングル模様をインソールに採用した。シューズは、“EAMES”のフォント入りなど3種類のシューレースが付属し、イームズ夫妻が自宅として過ごした通称「イームズハウス」から着想したパッケージに収められている。【詳細】リーボック×イームズ「クラブ シー 85」発売日:2021年11月5日(金)販売店舗:リーボック クラシックストア原宿、アトモス、ビリーズエンター、伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン・ザ・スペースサイズ:22.5~31.0cm ※30.5cmの展開は無し。カラー(2色):フットウェアホワイト/フットウェアホワイト/コールドグレー、コアブラック/コアブラック/コールドグレー価格:15,400円【問い合わせ先】リーボック アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(電話受付 平日 9:30~18:00)
2021年10月23日ユニクロ(UNIQLO)は、アメリカデザイン界の巨匠・イームズとコラボレーションした「SPRZ NY EAMES(エスピーアールゼット・ニューヨーク・イームズ)」を、2017年9月25日(月)より発売する。今まで「SPRZ NY」シリーズでは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)などとコラボレーションを行い、様々なアーティストとタッグを組んできた。今回は、20世紀のデザイン界に多大な影響を与えた家具デザイナー、チャールズ・イームズとレイ・イームズとコラボレーションする。イームズ夫妻は、常により良いクオリティーとデザインを追求し続け、建築、映画、展示会、おもちゃ、グラフィックスなど幅広い分野で活躍したデザイナーだ。イームズ夫妻の代表作である「イームズチェアシリーズ」は、時代を超えて愛されているロングセラー商品。今回のコラボレーションでは、そのアイコニックなチェアシリーズを中心に、グラフィックメンズTシャツや、ストール、ルームシューズなどを販売する。グラフィックメンズTシャツは9種類を展開。カラフルなチェアを円形に並べたプリントや、グラフィカルにチェアを連ねたプリントから、チェアの設計図をプリントしたTシャツまで、ユーモアな柄の様々なプリントが店頭に並ぶ。ストールには幾何学的な模様をプリント。首に巻くマフラーとしても、ポンチョとしても使うことができる2WAY仕様になっている。【詳細】ユニクロ SPRZ NY EAMES発売日:2017年9月25日(月)※2WAYストールのみ、10月2日(月)発売販売場所:国内ユニクロ店舗、オンラインストア※一部Tシャツアイテムは、超大型店及びオンラインストアのみで展開展開サイズ:メンズ XS~4XLサイズ※XS、2XL~4XLはオンラインストアのみ展開価格:・メンズTシャツ1,500円+税・ストール1,990円+税・ブランケット1,990円+税・ルームシューズ990円+税©2017 Eams Office, LLC
2017年09月22日レイ・カイザー・イームズ(Ray Kaiser Eames)は1912年12月15日生まれ。アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身。88年8月21日逝去。家族と共にニューヨークに移住すると、抽象画家のハンス・ホフマンによる指導の下で、本格的に画家としての技術を学ぶようになる。40年にクランブルック美術アカデミーに入校すると、当時インダストリアルデザインの講師を務めていたチャールズ・イームズ(Charles Eames)と知り合い、互いの才能に引かれ合った2人は間もなく結婚。当時チャールズが手掛けていた成形合板を用いた家具の開発に、今度は夫婦で取り組むようになる。41年にイームズ夫婦は、アメリカ海軍の依頼を受けて、負傷兵が用いる添え木の製作に取り掛かる。すると、軽量な整形合板を用いた添え木はたちまち人気を集め、夫婦の元には大量の注文が殺到した。これを足掛かりに、いよいよイームズ夫妻は整形合板を用いた家具を製作。一時は経営破綻によって会社を売却するアクシデントに見舞われるが、46年にはMoMAで開催した個展で数々の作品を発表している。そのうちの一つが、後にブランドの代表作となる「イームズ・ラウンジチェア」の試作品だった。これらの作品は業界に衝撃を与え、その年のうちにイームズ夫妻はハーマンミラー社と契約。夫婦の作品の販売を同社が一手に手掛けるようになる。48年にはMoMAが主催した「ローコスト家具デザイン」コンペで、素材にFRPを用いた「イームズシェルチェア」を発表。見事に入賞を果たすと、50年には商品化され、夫婦が熱望していた家具の大量生産が実現した。その後も「ワイヤーチェア」や「ラウンジ・チェア&オットマン」などの代表作を世に送り出し、その高い評価とともにイームズの名は世界中へと知れ渡っていく。その一方で60年代に入ると、家具以外にも様々なデザインを手掛けるようになり、61年にはIBMから依頼を受けて、数学的な事象を目で見て体験するための展示「マスマティカ」を製作。68年には教育映画『パワーズ・オブ・テン』を監督した。これらの活動が評価され、61年にはカウフマン国際デザイン賞受賞を、77年にはアメリカ建築家協会25年賞受賞を受賞している。13年にはイームズ夫妻の生涯を描いた映画『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』が公開された。
2014年12月15日