ジャストシステムは12日、iOS向けの日本語変換システム「ATOK for iOS」アプリをアップデートし、iPadでテンキー(フリック)キーボード、iPhoneでQWERTYキーボードを利用できるようにした。キーボード上のATOKの「A」マークで切り替えられる。従来はiPadでQWERTYキーボード、iPhoneでテンキー(フリック)キーボードのみ対応していた。今後は各端末でフラワータッチなどのテンキー(フリック)キーボード、絵文字キーボード、顔文字キーボード、記号キーボードの追加を予定する。新バージョンの1.1.0では、高解像度デバイスでの動作安定性の向上や、入力中の文字列を候補列の上に表示させるなどの機能改善、不具合修正も行われている。対応OSはiOS 8、対応機種はiOS 8を搭載したiPhone 6 / iPhone 6 Plus / iPhone 5s/ iPhone 5c / iPhone 5 / iPhone 4s、iPad mini Retinaディスプレイモデル / iPad mini / iPad Air / iPad (第4世代) / iPad (第3世代) / iPad 2、iPod touch (第5世代)。
2014年11月12日Arturiaは、Sequential Circuitsの伝説的シンセサイザー・Prophet VSを完全再現したiPad用シンセアプリ「iProphet」を発売した。価格は1,000円。同アプリは、4基のデジタルオシレーター、95種類の波形、500以上のプリセットサウンドを内蔵したシンセサイザーアプリ。ベクタージョイスティック、マルチモードフィルター(Low pass/Band pass/High pass/Band reject)、マルチポイントループ対応エンベロープジェネレーターなどの機能も搭載しており、80年代を中心に活躍したProphet VSの特徴的サウンドを手軽に楽しむことができる。さらに、各種エフェクト(コーラス、オーバードライブ、デジタルディレイ)やプリセットサウンドのインポートとエクスポート、同社PC用ソフトウェアシンセサイザー「Prophet V」とのプリセットサウンドの互換性なども備える。なお、Audiobus、Core MIDI、Interapp-audio、Tabletopコンポーネントをサポートしており、他の音楽アプリとの連携や外部MIDIキーボードによる演奏も可能だ。
2014年11月06日エムアイセブンジャパンは、Mac/PC/iPadに対応したPreSonusのUSB 2.0オーディオ・インタフェース「AudioBox iOne」および「AudioBox iTwo」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格はiOneが13,800円前後、iTwoが18,800円前後。同シリーズは、小型・軽量なボディーに、大型コントロール・ノブ、ハイパフォーマンス・クラスAマイク・プリアンプなどを搭載し、最高24Bit/96kHzに対応したUSB 2.0オーディオ・インタフェース。より一層コンパクトでインストゥルメント入力1系統とマイクロフォン入力1系統を備えた「AudioBox iOne」、さらにステレオ入力/MIDI入出力/モニターミックスなども装備した「AudioBox iTwo」の2モデルをラインナップする。また、AudioBox iTwoと、微妙なニュアンスをキャプチャできる「M7コンデンサー・マイク」、プロフェッショナル・モニタリング・ヘッドフォン「HD7」などをバンドルしたスペシャル・パッケージ「AudioBox iTwo STUDIO」(市場予想価格:2万7,800円前後)も展開。そのほか、音楽制作ソフトウェア「Studio One Artist」が付属するほか、録音したセッションはそのままStudio Oneへワイヤレス転送できるiPad用2トラック・レコーディング・アプリ「Capture Duo」なども同社より無料配信されている。
2014年11月04日アジェンダは、iPhone/iPad用の年賀状作成アプリ「宛名職人2015 for iOS」の提供を開始した。ダウンロードは無料。アプリ内課金で宛名印刷機能を用意しているが、同機能を発売日から11月5日(水)までの7日間、800円のところ400円のセール価格で提供する。「宛名職人2015 for iOS」は、年賀状の両面を作成でき、AirPrint対応プリンタから印刷が行えるiPhone/iPad用アプリである。今回発売となった2015年版は、2013年にリリースされた前バージョンの操作性を全面的に見直し、ユーザーインターフェースを大幅に変更している。また、差出人の複数登録機能、デザイン面へのテキスト挿入機能が追加されている。アプリ内課金は、宛名印刷機能+フォント2書体(AR行楷書体HとAR行楷書体L)で800円、追加フォント3書体(AR丸ゴシック体M、AR祥南真筆行書体M、AR隷書体M)が各300円、有料デザイン226種が各200円となっている。なお、宛名面のお試し印刷が1枚ずつ10枚まで無料で行えるほか、16種類の無料デザインを収録している。対応OSはiOS 7.1.2以降。対応端末はiPad 2以降、iPad mini全モデル、iPhone 4s以降となっている。
2014年10月30日アップルは、全国のApple Store実店舗に、Macの最新OS「OS X Yosemite」とiPhone/iPadとの連携機能「Continuity」を体験できるスペースを設置した。「Handoff」や「Instant Hotspot」、Macから「電話」をかけるといった機能を試すことができる。NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルの各キャリアからiPad Air 2とiPad mini 3 Wi-Fi+Cellularモデルの販売が開始された24日、全国のApple Store実店舗に、MacとiPhone/iPadの連携機能「Continuity」を体験できるスペースが登場した。Apple Store, Omotesandoでは、MacBook Pro RetinaディスプレイモデルにiPhone 6、iPad Air 2という組み合わせでディスプレイされており、MacとiPhone/iPadで作業の引継ぎができる「Handoff」、Mac上からリモート操作でインターネット共有を設定可能な「Instant Hotspot」、そして、かかってきた電話をMacまたは、iPadでとって通話できる機能を、実際に手にとって試すことができる。使用方法が分からない場合は近くのスタッフが説明してくれるので、近隣のApple Storeに是非、足を運んで便利になった機能を実体験していただきたい。
2014年10月24日NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話(au)、ソフトバンクは24日、Appleが16日(米国時間)に発表した新型iPad、「iPad Air 2」、「iPad mini 3」の発売を開始した。どちらの機種もストレージ容量16GB、64GB、128GBの3モデルを用意する。また、ドコモ、auはWi-Fi+Cellularモデルのみの展開だが、ソフトバンクはWi-Fiモデルも用意する。「iPad Air 2」は、前機種である「iPad Air」から約1.4mm薄くなった、極薄設計が特長だ。また薄くなったことで、音量ボタンやスピーカーなどの配置やデザインが若干変化している。メインカメラとなるiSightカメラも、前機種が500万画素だったのに対し、「iPad Air 2」では800万画素まで性能が上がり、新機種として進化を遂げている。「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」と比べると、外観上はあまり変化がない。しかし、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、両機種ともiPadとして初めて、指紋認証機能「Touch ID」がホームボタンに搭載された。そして、これまでは用意されていなかったゴールドが、新たにカラーバリエーションとして加わり、「シルバー」、「スペースグレイ」と合わせて3色展開となった。各社の端末価格は以下の通り。
2014年10月24日米Appleは16日(現地時間)、スペシャルイベントを開催し、iPadの新モデル「iPad Air 2」、「iPad mini 3」を発表した。本稿では、マイナビニュース会員472人を対象に新型iPadの欲しいと思うカラーバリエーションについてのアンケート調査結果をお伝えしたい。iPad Air 2iPad mini 3どちらの機種もこれまでのiPadにはなかったカラーバリエーションとして「ゴールド」が加わっている。iPhoneでは人気のカラーバリエーションだが、iPadではどうだろうか。○「ゴールド」は安定の人気iPad Air 2iPad mini 3「iPad mini 3」でも、細かい数字は違うが「iPad Air 2」と同じ結果に。最も人気だったのは、iPhone同様やはり「ゴールド」(iPad Air 2:194人/41.1%、iPad mini 3:192人/40.7%)だった。理由について聞くと、理由について聞くと、「綺麗」、「キラキラしていてカワイイ」といった意見や、「豪華」、「上品」などゴールドのもつ高級感に魅力を感じている人が多いようだった。そのほか、「ゴールドのiPhoneを使っているから色を合わせたい」、「女性にも使いやすい」、「いままでのiPadにない色だから」、「金なのに派手すぎない」、「意外と嫌味がない」といった意見があった。続いて「シルバー」(iPad Air 2:162人/34.3%、iPad mini 3:164人/34.8%)。「清潔感がある」、「悪目立ちしない」、「無難だけどスタイリッシュ」というように、シルバーのもつシンプルさや、他のデバイスや鞄などとも合わせやすい点が評価されていた。そのほか、「部屋のインテリアとしても合う」、「社会人でも場所を選ばず使える」、「ゴールドよりもケバくない」、「洗練されている」といった意見があった。3番目は「スペースグレイ」(iPad Air 2:116人/24.6%、iPad mini 3:116人/24.6%)。「落ち着いている」、「飽きが来ない」、「派手じゃなくて良い」、「渋い」といった、スペースグレイのもつシックさや、大人っぽさに惹かれている人が多いようだ。そのほか、「傷が目立たなそう」、「存在感がある」、「暗めの色が良い」、「カバーをするし、落ち着いた色の方が良い」といった意見があった。今回の調査では、「ゴールド」が一番人気であることがわかった。「iPad Air 2」と「iPad mini 3」のどちらの機種が人気であるかも気になるが、ユーザーがどのカラーに手を伸ばすのかにも注目していたい。調査時期:2014年10月17日~2014年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:506件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年10月21日●約3割の人が「iPad Air 2」を欲しいと回答、その理由は?米Appleは16日(現地時間)、スペシャルイベントを開催し、iPadの新モデル「iPad Air 2」、「iPad mini 3」を発表した。新型iPad、2機種はユーザーの目にどのように映っているのだろうか。どのようにマイナビニュース会員506人を対象に新型iPadを「欲しい」と思うかどうかアンケート調査を実施した。「iPad Air 2」は、前機種である「iPad Air」から約1.4mm薄くなった、極薄設計が特長だ。また薄くなったことで、音量ボタンやスピーカーなどの配置やデザインが若干変化している。メインカメラとなるiSightカメラも、前機種が500万画素だったのに対し、「iPad Air 2」では800万画素まで性能が上がり、新機種として進化を遂げている。「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」と比べると、外観上はあまり変化がない。しかし、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、両機種ともiPadとして初めて、指紋認証機能「Touch ID」がホームボタンに搭載された。そして、これまでは用意されていなかったゴールドが、新たにカラーバリエーションとして加わっている。○「iPad Air 2」の薄さは魅力的まずは、「iPad Air 2」から聞いてみる。「はい」(欲しい)と回答したのは、506人中29.4%となる149人だった。欲しいと感じた理由を聞くと、「カッコイイ」、「洗練されている」、「使っているとモテそう」といったデザインに魅力を感じている人が多いようだった。特に“薄さ”“軽さ”に惹かれている人が多く、「薄くて使いやすそう」、「薄さがスタイリッシュ」、「軽くて良さそう」、「薄型軽量だから持ち運びに便利そう」といった意見が目立った。一方で「いいえ」(欲しくない)と回答したのは、506人中70.5%となる357人だった。理由を聞くと、圧倒的に多かったのが「スマートフォンで十分事足りている」という意見。たしかに、スマートフォンの大画面化が進んでいる現在では、あえてタブレットを使いたいという状況が少ないのかもしれない。また、「すでにiPad(タブレット)を持っているから」という意見も多かった。ほかには、「Androidスマホを使ってるから、Appleの製品はいらない」という意見もあった。●「iPad mini 3」を欲しいと思う人はどのくらい?○「iPad mini 3」のサイズ感を評価する意見多数続いて「iPad mini 3」。「はい」(欲しい)と回答したのは、506人中25.1%となる127人。理由については、「iPad Air 2」同様に、「デザインがいい」、「オシャレ」といったデザイン面を評価する意見が多かった。そのほか、「持ち運びに便利」、「女性でも使いやすそう」、「カーナビの代わりにクルマに取り付けるにはちょうどいい」、「カメラ撮影のモニターとして重宝するサイズ」というように、7.9インチというサイズ感を評価する意見が目立った。また、指紋認証機能「Touch ID」についての意見も。「指紋センサーがついて、セキュリティが向上したから」、「これまでもminiを使っていて便利だったけど、Touch IDがついてより便利になるから」と、新機能に対し好意的な意見もあった。一方で「いいえ」(欲しくない)と回答したのは、506人中74.9%となる379人。理由を聞くと、「あまり前機種と変化がないので」という意見が多かった。たしかに「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイモデル(現在はiPad mini 2)」からスペック的な変化はあまり見られず、Touch IDの搭載が最も大きな変化となっている。すでに「iPad mini」を使っている人にとっては、購入に踏み切るに至らないのかもしれない。また、「はい」(欲しい)と回答した人たちにとって魅力的に映っていたサイズ感に関しても、「タブレットとしては小さすぎる」、「このサイズならスマホでいいじゃない」と、真逆な意見が散見された。総合すると、「iPad mini 3」よりも「iPad Air 2」の方が「欲しい」と思う人が多かった。スペック的にも機能的にも前機種から進化している「iPad Air 2」を魅力的に思う人が多いようだ。発売後、実際にどちらの機種が人気か注目していたい。調査時期:2014年10月17日~2014年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:506件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年10月21日KDDIおよび沖縄セルラー電話は20日、新型iPad「iPad Air 2」(Wi-Fi+Cellular)、「iPad mini 3」(Wi-Fi+Cellular)を24日より発売すると発表した。「iPad Air 2」の端末一括価格は、16GBモデルが税別(以下同)73,200円、64GBモデルが85,080円、128GBモデルが96,960円。「iPad mini 3」の端末一括価格は、16GBモデルが61,320円、64GBモデルが73,200円、128GBモデルが85,080円となっている。「iPad Air 2」は、前機種である「iPad Air」から約1.4mm薄くなった、極薄設計が特長だ。また薄くなったことで、音量ボタンやスピーカーなどの配置やデザインが若干変化している。メインカメラとなるiSightカメラも、前機種が500万画素だったのに対し、「iPad Air 2」では800万画素まで性能が上がり、新機種として進化を遂げている。「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」と比べると、外観上はあまり変化がない。しかし、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、両機種ともiPadとして初めて、指紋認証機能「Touch ID」がホームボタンに搭載された。そして、これまでは用意されていなかったゴールドが、新たにカラーバリエーションとして加わっている。これまで、同社は同機種の発売日を「10月下旬」としていたが、24日に発売日が決定した。なお、NTTドコモも同機種を24日より発売する。
2014年10月20日ソフトバンクモバイルは、「タブレット下取り割」の下取り対象機種にiPad AirとiPad mini 2を加えるとともに、購入対象指定機種にiPad Air 2とiPad mini 3を追加する。下取り価格は最大で22,800円となる。同キャンペーンはiPad新機種の発売日から適用される。「タブレット下取り割」は、iPad利用者を対象に、それまでに利用していた機種を下取りに出すことで、特典が受けられるキャンペーン。特典は2つに分かれ、ひとつが通信料金より24回の分割割引の適用、もうひとつが、Tポイントの付与となる。割引額およびTポイントの付与が最大となるのは、iPad Air Wi-Fi+Cellularモデルで、割引額は22,800円、Tポイントの付与も22,800円分となる。下取り対象機種は、iPad Air/iPad mini 2/iPad Retinaディスプレイモデル/iPad mini/iPad(第3世代)/iPad 2/iPad。Wi-Fi+Cellularモデルはソフトバンクモバイルでの購入機種に限る。購入対象機種は、iPad Air 2/iPad mini 3/iPad Air/iPad mini 2/iPad Retinaディスプレイモデル/iPad mini。下取りによる割引額は以下のとおり。
2014年10月20日ソフトバンクモバイルは20日、10月下旬以降に発売するiPad Air 2とiPad mini 3を「iPadセット割」の対象機種に追加すると発表した。新規・機種変更で購入した場合、利用料が最大で1年間分、無料となる。「iPadセット割」は、iPhone、SoftBnakスマートフォン、SoftBank 3GのいずれかとiPadをセットで利用することで割引が受けられるスマ放題加入者向けのキャンペーン。最大で毎月税込(以下同)2,700円の割引が受けられ、iPadの月額使用料が1年間、実質無料となる(実際には親回線のスマートフォン等の通信料から割引)。具体的には、iPhone、SoftBankスマートフォンでスマ放題のデータ定額パック標準(5GB)に加入した場合、同1,080円が割り引かれる。大容量のデータ定額パック(10GB/15GB/20GB/30GB)に加入した場合、同2,700円の割引が適用される。SoftBank 3Gは、小容量(2GB)のデータ定額パックに加入した場合、同1,080円、標準(5GB)および大容量(5GB以上)のプランに加入した場合は同2,700円が割り引かれる。ソフトバンク携帯電話の対象機種は、iPhone、SoftBankスマートフォン、SoftBank 3G。iPadの対象機種は、iPad Air、iPad mini 2に加え、新たにiPad Air 2とiPad mini 3が加わった。なお、同キャンペーンを利用した場合、iPadの解約・機種変更をする際に、iPadを同社が回収する。回収予定のiPadに破損等など不備があった場合は、割引分の返金を行うなど注意すべき事項がある。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月20日NTTドコモは、新型iPad「iPad Air 2」、「iPad mini 3」の発売に合わせ、現在使っているiPadを下取りする「iPad下取りプログラム」を新設した。モデル、キャリア問わず全てのiPadが対象となる。下取り額が最も高額なのは、「iPad Air」128GBモデルで税込み21,600円で下取りされる。「iPad下取りプログラム」は、現在使っているiPadを下取りし、機種購入代金を値引きするキャンペーン。「ドコモプレミアクラブ」、「ドコモビジネスプレミアクラブ」へ加入することが条件となる。下取りの対象となる機種は、モデルやキャリアを問わず全てのiPad。購入機種は、スマートフォンやタブレット端末など「dtab」以外の全機種が対象となる。キャンペーン実施期間は、「iPad Air 2」、「iPad mini 3」の発売日(10月下旬予定)から11月30日まで。下取り額は、以下の通り。なお、記載されている下取り額は良品の場合のものとなる。また、店頭で下取りする場合は、購入代金から値引きされるが、端末を郵送によって下取りする場合は、相当額のドコモポイントによって還元される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月20日●流行を意識した製品に?日本時間の10月17日未明、アップルがメディア向けイベントを開催し、新型iPad 2モデルや5Kディスプレイを搭載したiMac、Mac mini、新OS X "Yosemite"などを発表した。この中からiPadに焦点を絞って発表内容について考えてみたい。○マーケティング部門の影響を感じさせるiPad 2機種iPhone 6のときと同様に、事前にリーク情報が蔓延していたiPad Air 2だが、そのこともあって、A8世代のCPU搭載や新色「ゴールド」の追加、背面カメラの画素数向上、Touch IDの搭載、Wi-Fiの高速化(802.11ac対応)、LTEのサポートバンド増加といった改良点については、基本的にiPhone 6の仕様に準じることもあり、あまり驚きは感じられなかった。全体的には手堅いマイナーチェンジという印象だ。ソニーのXperia Z3 Tablet Compact(6.4mm)を超えて「世界最薄」となる6.1mmという厚さについては想像以上だったが、それによって得られる恩恵は、iPad Air比で30g強の軽量化にとどまっている。設計者にとっては血の滲むような30gではあろうが、この薄型化の代わりに、たとえばiPad Airと同じ厚さ・重さで防水・防塵構造を採用していれば、かなりのインパクトがあっただろうと思うと、少々残念だ。同時に発表されたiPad mini 3については、基本的にゴールドの追加にとどまり、チップはA7と前モデルと同じ。Wi-Fiの高速化やLTEバンドの追加なども含まれない。iPad mini 2がiPad Airとほぼ同性能だったことを考えると、格下げされたようにすら感じてしまう。ファブレットに押されて全体的に縮小傾向にある7インチ級タブレット市場を象徴するかのような、地味なアップデートになってしまった。今回のアップデートの印象を一言で言うと、「マーケティング部門の要求を取り入れたような内容」だ。新世代CPUやTouch IDの搭載、薄型軽量化なTouch IDの搭載などは「流行だから入れました」感が強く、「これらの機能を搭載することで、ユーザー体験がこんなに素晴らしいことに!」というジョブズ流の派手な(しかし妙に説得力のある)提案型の改良には見えない。良くも悪くも、これが手堅い在庫管理や部品調達で頭角を現し、トップに上り詰めたティム・クックCEOが率いる現在のアップルの製品改良の姿なのだろう。もともとiPad自体の完成度は高いし、今回のアップデート内容も堅実なだけに、本来ケチをつける必要はないはず。それなのに何かと高望みしてしまうのは、アップルの新製品には夢を見たいと思ってしまう、古参ユーザーの悪い癖だとは自覚しているのだが……。●新iPadで期待したいこと○A8Xプロセッサのグラフィック性能には期待大新iPadの新機能のうち、指紋認証機能「Touch ID」の便利さについては、iPhone 5s以降のユーザーはすでに実感していることだろう。パスワードロックの解除はもちろん、アプリや電子書籍、楽曲/映画の購入時にもパスワードを入力しなくてすむ。これに関連して、Apple Payの対応機種にも指定されたが、iPhone 5sが対応しなかったところを見ると、Apple Payには新型のTouch IDかA8プロセッサが必要なのだろう。CPUはiPhone 6のA8からGPUを強化した「X」版となった。Retinaディスプレイを採用した第3世代iPadから、内蔵GPUコア数を強化した「X」版CPUが採用されてきたが、A7プロセッサを搭載したiPad AirおよびiPad mini 2では「A7X」ではなく、通常のA7が搭載された。それがA8では再び「A8X」になったので、A7のGPU性能は満足いくものではなかったということだろうか。アップルが主張するA8Xの性能はA7比で最大250%ということで、数値だけで考えれば現在モバイル系CPUで最強の「NVIDIA TEGRA K1」に比肩しそうだ。ちょうどTEGRA K1を搭載し、iPad Air 2と同じ解像度のディスプレイを搭載した「Google NEXUS 9」が発表されたばかりなので、実機で両者のGPU性能を比較してみるのが楽しみだ。iPad Air 2の改良点である背面カメラについては、画素数こそ同じだが、iPhone 6系とは異なるユニットが採用された。スペック的にはiPhone 5に近いようだ。最近は観光地や展示会でiPadで撮影している人を多く見かけるようになったが、画素数の向上は、こうしたユーザーにはうれしい改良だろう。ただ、スペース的に余裕がありそうなので、光学手ぶれ補正機能を搭載してほしかったところだ。なお、米国および英国ではiPad Air 2(Wi-Fi + Cellularモデル)向けに、アップル自身がSIMカードを提供し、ユーザーがソフトウェア的にキャリアや料金プランを切り替えられる「Apple SIM」という機能が提供される。日本での提供予定は今の所ないようだが、SIMフリーのiPadと組み合わせれば非常に面白そうな機能だけに、日本での導入を期待したい。●iPadデビューする人へのオススメ機種は?○これからiPadデビューするなら「Air 2」がオススメ!ネガティブな感想ばかり書いてしまったが、もともとiPad自体の完成度は極めて高く、今回の改良でさらに洗練されたのは間違いない。iPad AirやiPad mini 2を持っているユーザーが買い換えるべきかと言われると微妙なところだが、これからタブレットデビューしてみたいという人に対しては、一も二もなくオススメできる。旧モデルのiPad AirやiPad mini/mini 2も併売されるが、Touch IDの有無を考えれば、新モデルをお勧めしたい。特にiPhoneユーザーであれば、iPadが実質無料+Wi-Fiのみの運用で大幅に維持費を安くできるキャンペーンを利用すれば、安価にiPadを入手できる。個人的にオススメは9.7インチのiPad Air 2だ。筆者はiPad AirもiPad mini 2も所有しているが、使う機会が多いのは9.7インチ版のAirだ。大きいぶん携行には向かないが、画面の見やすさや、操作しやすさという点では大きくリードしている。「はじめてのタブレット」としては、こちらを推しておきたい。筆者はいずれAir 2とmini 3のどちらも買うことになりそうだが、とりあえずはAir 2のゴールドを購入しようと思っている。○OS X "Yosemite"との連係でこそ真価を発揮iPad Air 2とiPad mini 3には、10月20日(米国時間)に公開予定のiOS 8.1が搭載される。iOS 8.1ではOS X "Yosemite"との連動機能「Continuity」が搭載され、MacとiOSで同じ作業を継続できる「Handoff」や、テザリングの自動接続・リモート管理機能「Instant Hotspot」、オンラインストレージ「iCloud Drive」などが利用できる。最近はスマートフォンやタブレットを単独で使い、パソコンを持っていない人も増えているようだが、iOSはMacと連携してこそ、最も活用できるようになっている。これを機会にMacにも興味を持ってもらえれば、アップル専門ライターとしては僥倖だ。
2014年10月20日●もう一度デザインをチェック米Appleは16日(現地時間)、スペシャルイベントを開催し、iPadの新モデル「iPad Air 2」「iPad mini 3」を発表した。国内でも17日に報道関係者向けイベントが行われ、これらの製品が関係者に公開された。「iPad Air 2」、「iPad mini 3」は、ともにゴールド/シルバー/スペースグレイの3種類のカラー展開。容量もそれぞれ16GB/64GB/128GBと、「iPhone 6」、「iPhone 6 Plus」のラインナップと同じ布陣を敷く形となった。いずれも「iPhone 6」、「iPhone 6 Plus」と同じマット仕上げで、鏡面加工されたアップルロゴが施されている。ただし、「iPad Air 2」、「iPad mini 3」は上下のラウンド部分を囲うDラインがない。また、「iPad Air 2」、「iPad mini 3」には表面側に鏡面加工された細いエッジが入っているなど、細かい部分でデザインがことなっている。●「iPad Air 2」は薄いだけじゃない! あらゆる面が進化していた○薄さだけでなく、全体のバランスで明らかに進化した「iPad Air 2」会場で注目されたのは、初代iPad Airよりもさらに薄型化された「iPad Air 2」だ。数字でいうと、厚さ約6.1mm。先日発売されたばかりの「iPhone 6 Plus」が7.1mm、「iPhone 6」が6.9mmだから、それよりもさらに薄型化されている。スペシャルイベントに登壇した、米Apple上級副社長Phil Schiller氏は「世界で最も薄い」「2枚重ねても初代iPadより薄い」とその薄さをアピールしていた。重量は、「iPad Air」が469gだったのに対して、「iPad Air 2」は437g(Wi-Fiモデルの場合)。明らかに軽さを体感するほどの違いはないが、薄さはかなり印象が違う。特に本体の中央付近を持った時、薄さと軽さにバランスの良さを感じる。そうした薄さを実現するべくディスプレイには、新たに「フルラミネーションディスプレイ」が採用された。従来、カバーガラス・タッチセンサー・LCDという三層構造になっていたが、「フルラミネーションディスプレイ」は、各層の間のギャップをなくす構造になっている。これにより、ギャップの間で生じていた内部反射がなくなった。そのうえ、「反射防止コーティング」も施されたことで、画面がよりクリアで見やすくなっている。“反射防止”と言っても、マットな仕上がりの反射防止シートなどのように、画面が白っぽく見えるようなものではなく、一見すると従来のガラスと変わらない。また、同じRetinaディスプレイのiPad miniよりも表示が表面に密着して見えるような印象があり、スタイラスを使用した際のギャップ感が少なくなりそうだ。●今回の発表でより統一感のあるラインナップが完成○使えば使うほど進化を体感できそうな「iPad Air 2」「iPad Air 2」のスペック的な使用感は、短時間のハンズオンだったこともあり詳細まではわからなかった。ただ「iPad Air 2」を触っていて感じたのは、ブラウザや写真などの画面切り替えの早さだ。日頃使用している「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」との差を感じられた。これは、「iPad Air 2」に搭載されている最新のチップ「A8X」によるものだろう。ゲームやペイント系など、シビアな描画追従が求められるアプリであれば、そうした処理速度は、より顕著になるはずだ。今後のプロモーション展開でも薄さのアピールが目立つことになると思われるが、それだけでなくディスプレイや描画性能、8メガピクセルカメラ、802.11ac対応など、様々な部分が強化されたことによるバランスよい進化が、今回の「iPad Air 2」の最大のポイントだ。使い込む人ほどその進化を体感することになるのだろう。○iPhone、iPad Air 2との対比で選びやすいmini「iPad mini 3」が、「iPad mini 2」から変更された点は、Touch IDが搭載されたことと、カラーバリエーション・容量のラインナップのみ。チップもカメラも「iPad mini 2」と違いはない。1年近くiPad mini 2を使用している筆者の目からしても、このスペックは十分に現役であり十分に満足している。そこに、Touch IDが搭載されれば十二分といえるだろう。今回の発表で、カラーバリエーションと容量が、「iPhone 6」、「iPhone 6 Plus」と「iPad Air 2」、「iPad mini 3」で揃ったことになる。ユーザーは“目的に合った大きさ”というポイントに絞ってデバイスを選ぶことが可能になった。スペックの違いは多少あるものの、使い勝手の違いに大きく影響するような差はほぼなくなり、同じカラー、同じ容量でサイズ違いの端末が整然と並んでいる。端末で統一感あるラインナップが構成されたことで、アップルのスマートフォンとタブレットのブランド力がより人に伝わりやすいものになったと言えるだろう。
2014年10月17日米Appleは16日(現地時間)、新型iPadとして「iPad Air 2」と「iPad mini 3」を発表した。本稿では日本で行われたタッチ&トライイベントで撮影した写真で新型iPad、2機種の外観をチェックしようと思う。「iPad Air 2」は、前機種である「iPad Air」から約1.4mm薄くなった、極薄設計が特長だ。また薄くなったことで、音量ボタンやスピーカーなどの配置やデザインが若干変化している。メインカメラとなるiSightカメラも、前機種が500万画素だったのに対し、「iPad Air 2」では800万画素まで性能が上がり、新機種として進化を遂げている。「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」と比べると、外観上はあまり変化がない。しかし、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、両機種ともiPadとして初めて、指紋認証機能「Touch ID」がホームボタンに搭載された。そして、これまでは用意されていなかったゴールドが、新たにカラーバリエーションとして加わっている。新しいカラーバリエーションや、Touch ID搭載のホームボタンなどを写真で見てチェックしておこう。
2014年10月17日ソフトバンクモバイルは17日、iPadシリーズの新製品「iPad Air 2」と「iPad mini 3」のWi-Fi + CellularモデルおよびWi-Fiモデルの予約受付けを18日より開始すると発表した。発売日は10月下旬以降。販売価格は未定で後日発表される。「iPad Air 2」は、9.7インチRetinaディスプレイ搭載のタブレット。厚さ約6.1mmという薄型設計が特長となっている。また、前機種の「iPad Air」にはなかった機能として。指紋認証機能「Touch ID」が搭載された。「iPad mini 3」は、7.9インチRetinaディスプレイ搭載のタブレット。前機種の「iPad mini Retinaディスプレイモデル(現在はiPad mini 2)」に「iPad Air 2」同様、指紋認証機能「Touch ID」が搭載されたモデルとなっている。どちらの機種もストレージが16/64/128GBの3モデルを用意する。また、カラーバリエーションはどちらもシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。Appleのオンラインストアでの価格は以下の通り。なお、以下の価格表記は全て税別。「iPad Air 2」および「iPad mini 3」のWi-Fi + Cellularモデルは、NTTドコモ、KDDIでも取扱うが、Wi-Fiモデルは3キャリアのなかでソフトバンクモバイルのみとなる。ソフトバンクでは、以下の3種類から予約および受け取り方法を選択できる。オンラインショップで予約、自宅で受け取るオンラインショップで予約、指定の店舗で受け取るソフトバンクショップを含む、iPad取り扱い店で予約、店舗で受け取るなお、オンラインショップでは、Wi-Fiモデルの予約はできない。
2014年10月17日米Appleは16日(現地時間)、米クパチーノで開催したスペシャルイベントにて、世界最薄タブレットを謳う「iPad Air 2」、Touch IDを搭載した「iPad mini 3」を発表した。オンラインでの注文は10月18日から受付開始する。iPad Air 2は税別53,800円から、iPad mini 3は税別42,800円から用意する。○驚異の薄さ6.1mm - iPad Air 2iPad Air 2は、Appleが「世界で一番薄い」としている厚さ6.1mmのタブレット。13.4mmだった初代iPadの半分以下となる薄さを実現した。9.7型のRetinaディスプレイは解像度2,048×1,536ドット(264ppi)で、特殊な反射防止コーティングが施され、光の映り込みを56%カットする。これにより室内はもちろん、屋外での視認性も向上したという。背面のiSightカメラおよび前面のFaceTime HDカメラの性能が向上した。iSightカメラは、iPad Airが500万画素の裏面照射型センサーだったのに対して800万画素の裏面照射型センサーを採用。標準解像度は3,264×2,448ドットとなった。秒間10コマの撮影が可能なバーストモードも追加。動画撮影では、1080pのHD動画を30fpsで撮影可能だ。そのほか120fpsでのスローモーション動画の撮影にも対応。FaceTime HDカメラは、開放F値2.2の明るいレンズを搭載し、光を81%多く取り込めるようになった。120万画素の裏面照射型センサーを採用。iPadのロック解除やアプリのロック解除、App Storeでのコンテンツ購入の際に、ユーザーの指紋を読み取ることでパスワードや支払情報の入力を省略できる指紋認証機能「Touch ID」、NFC(近距離無線通信)による決済システム「Apple Pay」(日本でのサービス提供は明らかになっていない)にも対応している。プロセッサは処理が40%向上、グラフィックスが2.5倍高速化した「A8X」。ジャイロセンサー、加速度センサー、気圧計、環境光センサーを搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acのWi-Fi、Bluetooth 4.0をサポート。本体サイズはW169.5×D6.1×H240mm、重量はWi-Fiモデルが437g、Wi-Fi+Cellularモデルが444g。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ。価格は以下のとおり(いずれも税別)。○「Touch ID」を搭載したiPad mini 3iPad mini 3は、7.9型のRetinaディスプレイを搭載した「iPad mini」の最新モデル。iPad mini 3の登場により、前モデルの「iPad mini Retinaディスプレイモデル」は「iPad mini 2」に名称変更された。新たなカラーバリエーションとしてゴールドを追加。指紋認証機能「Touch ID」を搭載した。その他の性能は前モデル「iPad mini 2」を踏襲している。プロセッサは「A7」。7.9型のRetinaディスプレイは標準解像度2,048×1,536ドット(326ppi)。iSightカメラは500万画素の裏面照射型センサーを採用。開放F値2.4だ。1080pの動画撮影に対応。FaceTime HDカメラは120万画素の裏面照射型センサーを採用。通信機能はIEEE802.11a/b/g/nのWi-Fi、Bluetooth 4.0をサポート。本体サイズはW134.7×D7.5×H200mm、重量はWi-Fiモデルが331g、Wi-Fi+Cellularモデルが341g。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ。価格は以下のとおり(いずれも税別)。
2014年10月17日ソフトバンクモバイルは17日、iPadシリーズの新製品「iPad Air 2」と「iPad mini 3」のWi-Fi + CellularモデルおよびWi-Fiモデルを発売すると発表した。発売日は10月下旬以降。販売価格は未定で後日発表される。「iPad Air 2」および「iPad mini 3」のWi-Fi + Cellularモデルは、NTTドコモ、KDDIでも取扱うが、Wi-Fiモデルは3キャリアのなかでソフトバンクモバイルのみとなる。「iPad Air 2」は、9.7インチRetinaディスプレイ搭載のタブレット。厚さ約6.1mmという薄型設計が特長となっている。また、前機種の「iPad Air」にはなかった機能として。指紋認証機能「Touch ID」が搭載された。「iPad mini 3」は、7.9インチRetinaディスプレイ搭載のタブレット。前機種の「iPad mini Retinaディスプレイモデル(現在はiPad mini 2)」に「iPad Air 2」同様、指紋認証機能「Touch ID」が搭載されたモデルとなっている。どちらの機種もストレージが16/64/128GBの3モデルを用意する。また、カラーバリエーションはどちらもシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。Appleのオンラインストアでの価格は以下の通り。なお、以下の価格表記は全て税別。
2014年10月17日米Appleは現地16日午前10時(日本時間17日午前2時)より、スペシャルイベントを開催するが、自らの手で新iPadの一部情報をフライング公開してしまったようだ。9to5Macなど米の複数のメディアが報じた。新情報がフライング公開されたのは、iBooksで閲覧可能なユーザーガイド「iPad User Guide For iOS 8」において。9to5Macによると、同ユーザーガイドに「iOS 8.1」の情報が記載され、「iPad Air 2」「iPad mini 3」の名称が見受けられたことを、画像付きで報じている。さらに、Touch IDを搭載していること、また、iPad Air 2のカメラに連写機能のバーストモードも備えていることがわかったという。日本時間午前11時現在において、「iPad User Guide For iOS 8」はダウンロードできない状態にある。ダウンロードを試行してもエラーメッセージが表示されてしまう。なお、新iPadを巡っては、iPad Air 2にゴールドモデルが追加、噂のA8Xチップの搭載の有無といった細かいところまでは現段階ではわかっていない。また、Touch IDの搭載により、単にロック解除機能だけにとどまるのか、iPhone 6がサポートするApple Payにも対応するのかも発表会で初めて明らかになることだろう。
2014年10月16日MMD研究所は10月15日、新型iPadに関する興味度調査を実施し、その結果を公開した。同調査によると、新型iPadの予約購入意向は13.2%だったという。同調査は10月9日から11日までの期間に20歳以上の男女2,206人を対象に実施したもの。結果は次のとおりとなる。まず新型iPadへ興味があるかという質問をしたところ、「興味がある」が12.4%、「やや興味がある」が18.6%という結果となり、31.0%の人が新型iPadへ興味を持っていることがわかった。続いて、新型iPadに興味があると回答した人(684人)を対象に、どのディスプレイサイズに興味があるかを聞いた。結果は「12.9インチ」が26.5%、「9.7インチ」が24.9%、「7.9インチ」が20.9%だった。このほか、新型iPadに興味があると回答した人(684人)に予約購入について聞いた。結果は「予約して購入したい」と回答したのは13.2%、「予約はしないが購入したい」と答えたのは38.7%であることがわかった。
2014年10月15日LINEは、iPadアプリ「LINE for iPad」の提供を開始した。LINEアプリのiPad版で、スマートフォンに登録している友だちリストや購入スタンプを引き継ぎ、LINEを使うことが可能。ダウンロードは無料。LINEアプリは、1つの携帯電話番号または1つのメールアドレスにつき、1台のアプリ認証のみとなっているが、iPad版では、スマートフォンで登録したメールアドレスとパスワードの入力で、スマホに登録した友だちにコミュニケーションをとったり、購入スタンプをそのまま使ったりすることができる。デザインもiPadに最適化したものとなる。これにより、自宅ではiPad版LINEを使い、外出時にスマートフォン版LINEを使うといったことが可能になる。なお、iPad版はサブデバイスとして位置づけられ、新規のアカウント登録はできず、現時点で、音声通話・ビデオ通話に非対応となる。対応OSはiOS 7以上。
2014年10月15日コンタクトセンターとフィールドワーカーをつなぐ業務にiPadを導入した事例が広がっている。iPadのGPS機能を活用してコールセンターがフィールドワーカーの現在地を特定したり、iPadを通してフィールドワーカーと詳細な顧客情報を共有するなど、効果的な業務フローが可能になる。コンタクトセンター業務のアウトソーシングを展開するプレステージ・インターナショナルは、iPadを活用したコールセンターとフィールドワーカーの連携システムを積極的に構築している。小売企業やメーカー、ECサイトなどを顧客に持ち、コンタクトセンター対応に加えて、フィールド業務にも対応するのが特徴で、業務特化のグループ会社がフィールドワークに対応する。○コンタクトセンターの問い合わせ対応から、現地障害サポートを一気通貫に対応パークアシスト事業においては、「ゲートバーが開かない」「精算機器が故障」といったエンド・ユーザーからの問い合わせを同社のコンタクトセンターが対応し、緊急度が高いものについては、パーキング保守をカバーするグループ会社のプレミアパークアシストへ取り次ぎ、全国に展開するフィールドスタッフが24時間365日の駆け付け保守対応をする仕組みだ。「クレームになるケースも多く、顧客企業(パーキング事業者)の信用を低下させてしまう恐れがあるため、とにかく現場に早く駆け付け、正確な作業ができることがパーキング運営の一番大切なポイント」と語るのは、パーキング事業責任者の日岡氏だ。そこで同社が力を入れているのが、コンタクトセンター業務とフィールド対応(駆け付け対応)のICT化である。コンタクトセンターとフィールドスタッフ、データ分析などを統合した独自システムを構築する同社では、全フィールドスタッフにiPad miniを配付して迅速な駆付け対応を可能にしている。エンド・ユーザーから、コンタクトセンターに問い合わせが入ると、コールスタッフは、システム上からフィールドスタッフのGPS位置情報を確認し、障害場所に最も近いスタッフに緊急出動を依頼する。コールスタッフが受け付けた問い合わせ内容、障害状況などは、システムを介してフィールドスタッフのiPad miniに情報共有される。フィールドスタッフはコールセンターからの出動依頼を受けると、「PARSシステム」(同社の独自開発アプリ)を起動し名称か地図画面で駆け付け先のパーキングを検索し、問い合わせ内容や現場設備状況、過去障害履歴を即時に確認して現場に向かう。GPSを利用した駆け付け時間の短縮や、コールセンターと全国に展開するフィールドスタッフの情報共有による障害対応前の情報確認により、エンド・ユーザーの満足度を高めるのが狙いだ。○報告書をすべて現場で完結し、対応現場の過去履歴も検索可能「日報や報告書は、事務所に戻ってから作成するという従来型ではなく、現場で報告書を作成し、即日中に顧客企業への保守完了報告が可能です」(日岡氏)現場では、保守作業を行いながら画面ボタンをタップすれば、「どのような作業をしたか」を簡単に作業報告書として作成できる。文字では表現しづらい説明についてはiPad miniのカメラ機能で撮影し、システム上の報告書にそのまま取り入れることもできる。「機械の保守操作など、覚えることの多いフィールドスタッフが負荷なく使えるものを目指しました。分厚いマニュアルを読まなければ使えないものは現場に浸透しません。iPad miniは直感的に操作を覚えられるので、フィールドスタッフも興味を持って活用してくれています」(日岡氏)保守業務終了後、その場ですぐに報告書を送付できるので、事業主へのレスポンスが格段に早くなるほか、事務所に戻ってからの報告書作成が不要となり、フィールドスタッフの業務負荷も低減できている。さらに、現場のフィールドスタッフに「どんなボタンがいいか?」などヒアリングを行い、キーボードを使わなくても報告書が作成できるよう、音声入力機能を取り入れるなど工夫したという。個々のフィールドスタッフごとに既存の業務スタイルがあるので、いかにタブレットの利用が負担にならないようにするかが重要で、直感的に利用できるiPad miniはシステムとの親和性が高い。○データ蓄積による「予測の活用」また、同社が力を入れているのはデータ分析だ。コールセンターについては、独自システムにより問い合わせ内容、顧客管理などシステム管理を10年前より構築してきたが、現場でのデータ積み上げは実は非常に難しかったという。iPadアプリを導入することで、報告書を作成すると「いつ到着したか」「作業時間はどの位だったのか」といった測定しづらいタイムデータが自動で記録できるようになり、現場の貴重なデータの蓄積が可能になった。「今まで現場でやっていた見えない作業が今後は全部データ化できます。どんなトラブルが多いのか、パーキングごとにどんな特性があるかを分析することで、今後の保守対応の予測が可能となり、サービス付加価値を上げられます。また、どの作業員が一番早く作業しているかといった情報がよりピンポイントに分析でき、ノウハウの横展開を行い業務効率向上できる下地が整いました」(日岡氏)○新人とベテランの平準化を可能にするツールフィールドスタッフは、緊急な対応を求められる現場へ1人で駆け付けるため、熟練者と新人のスキルの差も課題の1つだ。フィールドスタッフを統括し、多忙の際は現場に出ることもあるというデイビス アリキサンダー武氏はこう語る。「現場への到着時間から差が出ます。ベテランはすぐに場所を把握して駆け付けられますが、新人は地図を眺めて位置を確認するところからスタートします。現場でも分からないことが多いので、電話で質問をしていましたが、なかなか解答にたどり着けず、解決が遅れてしまうこともありました」(デイビス氏)iPad miniは、新人スキルの底上げができる心強いツールになった。PARSがあれば、目的地までのルートを簡単に検索できるので到着時間が短縮できる。パーキングごとの過去の対応履歴もPARSに記録されているので、「今では、電話をする前にiPad miniから対応履歴を検索して、ベテランのフィールドスタッフの対応方法を確認する方法に変わってきています。iPad miniなら自分で調べてすぐに回答を得られるので、現場の作業時間も短縮しています」(日岡氏)フィールドスタッフは、保守作業のマニュアルをバイクに積んで現場に向かうが、今後はiPad miniにすべてのマニュアルを入れて、どの現場のマニュアルもiPad miniから閲覧可能にしたり、作業動画を入れるなど、動画を見ながら現場で作業ができるなど支援ツールとしても役立てたいと日岡氏はいう。「早く到着できても、すぐに解決できなければ意味がありません。パーキングを素早く稼働可能な状態に復帰させることは、利用顧客様からのクレームを抑えるほか、事業主様にとってはパーキングの稼働率向上となり、顧客満足の向上に繋がります」(日岡氏)夜間作業時には、iPad用のライトも持参されるというが、独自のシステムとiPadの活用により、多くの企業の裏方業務を日々支える同社の改善は続く。
2014年10月15日米Appleが今月にも新iPadを発表すると噂されるが、お披露目イベントが現地16日木曜に開催されるかもしれない。米re/codeが関係者の話として報じた。re/codeによると、新iPadのイベント開催日は、DailyDotが報じた現地21日火曜ではなく、16日木曜になるという。発表内容は、新iPadと新iMac、Mac OS X Yosemiteとし、イベントの開催場所は、Town Hallと呼ばれる米カリフォルニア州にあるApple本社講堂とする。イベントの開催場所の収容人数などから推測して、Apple Watchなどを発表した9月のイベントよりもおっとりしたものになると予測している。Appleが開催するスペシャルイベントは火曜に開催されるイメージが強い。Apple Watchを発表した9月のイベントしかり、iPad関連イベントも過去2年連続して、10月第4週の火曜日に開催されている。その流れからいけばDailyDotの報道も無視はできない。一方、過去5回、木曜日に開催されたiPad関連イベントはない。ただし、今回の件について報じたのは、re/codeのJohn Paczkowski氏。同氏はiPhone 6の発表イベント開催日を正確に当てた人物として知られており、情報ソースの正確さをとるのであれば、同氏の報道も同様に無視はできないだろう。Appleからの正式発表が待たれるところだ。
2014年10月04日近々発表されると噂される新型iPadにゴールドモデルが追加されるかもしれない。Bloombergの報道をもとに複数のメディアが同件について報道した。情報筋の話として伝えている。現在、iPadの最新モデルとして、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルが販売されているが、いずれもカラーはシルバーとスペースグレイの2モデル展開。ここにゴールドモデルが加われば、iPhoneシリーズと同様のカラー展開になる。iPadは足元で減収傾向が続いている。2014年度第2四半期決算(2014年1-3月)のiPadの出荷台数は1635万台で前年同期比16%減、2014年度第3四半期決算(2014年4-6月)は1327万6000台で同9%減と不振が続いている。iPhoneシリーズではiPhoen 5sよりゴールドモデルを採用。新色の導入がiPhoneのセールスにどれだけ貢献したのかは未知数だが、少なくとも国内において、発売当初にゴールドモデルを入手するのは困難な状況となり、また結果的に、発売3日で900万台(iPhone 5c含む)と過去最高のセールスを記録した。Appleとしては、新たなカラーバリエーションを加えることで、iPadの巻き返しを図りたいと見られる。
2014年10月02日日本マイクロソフトは10月1日、都内で記者会見を開き、iPad向けOfficeアプリの提供と、クラウド版Office「Office 365」の1年契約を付随したプリインストールソフト「Office Premium」の提供を発表した。iPad向けOffice「Office for iPad」の提供は2014年内を予定している。同時に発表された、クラウド版Office 365の個人向け1年契約バージョン「Office 365 Solo」や、Office 365の1年契約を付随して、通常のプリインストールOfficeソフトの永続ライセンスバージョン「Office Premium」は、10月17日に発売する。プリインストールされる「Office Premium」については、10月17日以降の出荷PCに順次インストールされるほか、マイクロソフトが提供するSurface Pro 3についても、「Office Premium」を搭載して価格据え置きのまま出荷される予定だ。会見には、2月に米Microsoft CEOに就任したサティア・ナデラ氏と日本マイクロソフト 代表執行役 社長の樋口 泰行氏が登壇。ナデラ氏は、「日本は、家庭でもOfficeがよく使われていており、本日発表したものは素晴らしいないようだと思っている。もちろん、このプロダクトを使ってもらってわかっていただく必要がある。2500名の日本法人の社員と1万5000のパートナー企業とともに、(マイクロソフトの)プラットフォームがより拡がっていくことを期待している」と語り、新製品への期待感を口にした。一方で、樋口社長は、「今回の日本市場に最適化したクラウドに対応した"New Office"。Office Premiumはプリインストール版の新しい形で、永続ライセンスも付く。Office 365も1年間そのまま使えるため、One Driveの1TB容量も活用してほしい」とし、新Officeに対する意気込みを口にした。その後、日本マイクロソフト Office ビジネス本部 エグゼクティブ プロダクト マネージャーを務める松田 誠氏が完全に日本語化されたOffice for iPadのデモンストレーションを披露。ExcelとWord、PowerPointが、互換性を気にすることなく利用できる点を強調していた。デモンストレーション中に、松田氏の後ろで様子を見守っていた樋口社長は、デモ終了直後に「これだけ長い時間、アップルの製品を使ってプレゼンテーションを行なったのは初めてだ(笑)」と話し、記者の笑いを誘ったあと、「もちろん、Windowsタブレットの方が生産性は高いですよ」とアピールを忘れなかった。
2014年10月01日日本マイクロソフトは1日、2014年の年末までに、iPad用のMicrosoft Officeアプリ「Office for iPad」を日本市場で提供すると発表した。具体的な発売時期や価格などの詳細は未定。「Office for iPad」は、iPadでのタッチ操作に最適化された統合型Officeアプリで、Officeならではのリボンレイアウトによる視覚的なインタフェースが特徴となる。日本市場への投入は、「New Office Press Briefing」と題した、Microsoft Officeのメディア向けブリーフィングで明かされた。「Office for iPad」は米国時間2014年3月27日に発表済み。既に国外市場では提供されているが、日本市場での発売は見送られており、国内投入が待たれていた。
2014年10月01日ピクセラは11日、家庭用無線LANルータに接続すると、同じネットワークに接続したiPadおよびiPhoneからテレビとDVDを視聴できる、DVDドライブ内蔵のワイヤレステレビチューナー「PIX-BR310L-DV」を発表した。16日の12時よりオンラインストアにて予約販売を開始する。価格はオープンで、直販価格は税込21,960円だ。PIX-BR310L-DVは、10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LANポートを備え、無線ルータ(別売)などに接続することで、同一ネットワーク上のiPadやiPhoneなどiOS端末からテレビ番組を視聴できるワイヤレステレビチューナー。DVDドライブを内蔵しており、DVDの再生にも対応した。アンテナ数は地上・BS・110度CSデジタル×1。接続したiOS端末からの視聴には、専用アプリ「ワイヤレスDVD」と「ワイヤレスTV」のインストールが必要だ。テレビやDVDの視聴とインターネットの同時利用に対応した「ながら見視聴」機能も持つ。アプリ内課金(300円)でリモート視聴にも対応し、外出先でも3G、4G、LTE回線やWi-Fiを介して本機へアクセスしてテレビ番組の視聴が行える。また、別売のUSBハードディスク(最大2TBまで対応)を本機のUSBポートに接続すればテレビ番組の録画も可能だ。サイズはW89.5×D150×H191.5mm、重量は850g。インタフェースは、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル混合アンテナ端子(F型コネクタ)、B-CASカード挿入口、LANポート(10BASE-T/100BASE-TX)、電源ポート、USBポート(Aタイプ)。対応ディスクは12cmのDVD-ROM、DVD-R(DL)、DVD-RW、DVD+R(DL)、DVD+RWとなっている。なお、CPRM、VRモードには非対応で、DVD/BDレコーダーなどで書き出されたディスクは再生できない。対応OSはiOS 6.1.3/6.1.4およびiOS 7.0/7.1以上。端末はiPad(第3・4世代)/iPad 2/iPad Air/iPad mini/iPad mini Retinaディスプレイモデル、iPhone 4s/5/5c/5s、iPod touch(第5世代)に対応する。
2014年09月12日富山県を地盤に年間60~70件の新築住宅を建築する正栄産業では、現場監督にiPadを配付して独自開発した工程管理アプリを使った業務改革に乗り出し、従来120日かかっていた工期を92日へ4週間の短縮に成功している。建築業は多くの職人が入れ代わり立ち代わり現場で作業する複雑な工程を踏むため、旧態依然のアナログ的環境からなかなか抜け出せないでいる。そんな業界慣行に風穴を開けた同社は、どのような取り組みを行ったのだろうか。○現場監督の属人的な業務をiPadの工程管理ツールで見える化26歳で起業し元請ハウスメーカーに成長させた同社社長の森藤正浩氏は、なかなか電子化が進まない建築業界をもどかしく感じていたという。大本の設計図はCADで制作するのに、建築資材の発注や職人の手配などは紙の書類をFAXや郵送でやり取りし、その都度パソコンに入力し直すといったアナログ的世界が今でも一般的だ。「CADから始まるすべての建築工程を電子化すれば、間違いも起こらず業務は大いに効率化すると思っています。その理想に向かって、まずは現場監督の工程管理を見える化するツールとしてiPadの導入を決めました」(森藤氏)以前はホワイトボードに工程表を貼って、どの検査が終わったかを記入していた。これで大まかな仕事の進ちょくは追えるのだが、各工程の細かい作業や検査の実施については、それぞれの現場監督が自分の流儀に合わせて進めるのが現実だったという。「どの作業をどの順番で実施するかは現場監督ごとにバラバラです。これは大手ハウスメーカーやゼネコンでも同じはず。建築業は工期が4~6カ月と長いので、最終納期さえ守ればよしとする考え方が強く、途中の工程は現場監督の裁量に任せた属人的な進め方になります。現場監督の業務スキル平準化や工期遅れの原因分析などは望めない状況でした」(森藤氏)現場監督の業務を見える化、平準化するために導入された独自開発の工程管理アプリは、既存の工程表をiPadに取り込んで進ちょくを入力できるようにしたもの。縦軸に進行中の案件名、横軸に主要な工程がマッピングされ、それぞれについて「未実施」「実施中」「終了」の3つのステータスが日付入りで表示される。現場監督の業務も担当する同社のフォアマン、早助政寛氏は工程管理アプリの運用について次のように語る。「新しい物件を担当する現場監督は工程表と日程表を作成してアプリに取り込み、現場では日々の工程を完了する都度、iPadアプリからチェックを入れていきます。アプリ化することで、誰が担当になっても同じ順序で工程が進むようになり、検査項目についても標準化された見方ができるようになりました」(早助氏)「iPadの導入で現場監督の意識は変わってきました。工程管理アプリを使えば細かい単位の作業に対しても、きちんと日程を確定して進めるようになります。工期短縮は日々の細かい積み重ねが大事です。アプリに従って、決められた日に決められた作業を確実に終わらせていくと、おのずから工期は短縮されます。そして、毎回きちんと仕事を終わらせていく現場監督は、仕事の質も高いものです」(早助氏)現場監督は職人たちを仕切る親のような存在なので、親がきっちりと日程を守る意識を持つと、子である職人たちの動きも変わってくる。複数のハウスメーカーの現場を掛け持ちする職人たちは、現場監督を見て仕事をするので、工程管理の甘い監督の仕事は遅らせても大丈夫だからと、厳しい監督の現場を優先するといったこともあるという。○アプリ開発ではFileMakerプラットフォームを活用して短納期を実現工程管理アプリの開発を担当したU-NEXUSの上野敏良社長は、「正栄産業様では、それまで紙の資料として工程表、チェックシート、施工手順書を別個に運用されていました。この3つの要素をすべて取り込んでiPadからスムーズな操作感で利用できるアプリとしました。各現場の状況を俯瞰的に確認でき、工程の進ちょく状況は色分けすることで視覚的に分かる工夫も加えています」と語る。入力されたデータはすべてU-NEXUSのホスティングサービスを利用してクラウド上に保存されるため、現場で入力されたデータは本社のパソコンからリアルタイムで確認できる。開発プロジェクトのリーダー、横田志幸氏はFileMakerの選択理由を次のように語る。「今回はタブレット端末にiPadを利用するとのご要望でしたので、サーバ(FileMaker Server)やアプリの開発・運用環境(FileMaker Pro)、iPad/iPhone用クライアントアプリ(FileMaker Go)がパッケージになっているFileMakerプラットフォームを利用できました。FileMakerは各種テーマが用意されているなど、デザイン面を作り込まないで済み、プログラミングに集中できるので開発効率が高いのです。本件の開発期間は3カ月くらいですが、もし同じアプリをスクラッチから開発したら半年くらいはかかっていたと思います」また、一般のiOSアプリでは公開するためにアップル社の承認が必要になるが、FileMaker Goはすでに審査に通っているアプリなので、サーバ側さえ開発できれば、すぐに現場で使い始められるのも利点だ。「開発で力を入れた点は、操作に対する反応スピードとユーザビリティでした。スピードに関しては、オフライン環境での操作性を高める工夫を施しており、画面の表示速度に関しては現在でも改善を続けています。ユーザビリティに関しては、文字入力を極力少なくして、タップ操作で扱えるように作り込みました」(横田氏)○工期短縮で生まれた余裕を品質向上や低価格化などで顧客に還元「会社としては、現場監督には先行逃げ切りで工事を進めてほしいのです。4カ月の工期であっても、実際には3カ月で終わって、最後に時間をかけて検査を行い完璧な仕上がり状態でお客様に引き渡したい。働く人もその方が万事に余裕をもって仕事ができ、土壇場であたふたしなくて済むので、働きやすい環境になるはずです」(森藤氏)iPadの導入によって工期を大幅に短縮できたことで、現場監督の仕事に余裕が生まれてきたという。工期が4カ月のころは1人の現場監督が常時10件の現場を担当していたが、工期が3カ月に短縮されると重複する工事の件数も減るので、担当現場は8件ほどに減った。こうして生まれた余裕は品質向上や工事原価の削減などに振り向けられる。「工程管理をアプリ化するメリットの1つは、蓄積した過去データを分析して改善につなげられること。工期遅れの原因について、どの工程で、誰が、という側面から分析できるようになります。数字に基づいて話をすれば納得してもらえますが、根拠があいまいの状況で『遅いじゃないか』という話をすると、『いや僕だって頑張っています』という切り返しで終わってしまいます。工程管理ツールは工程ごとに区切られているので、工期を細かい数字で測れるようになります。この工程は平均すると何日で終わっているのに君だけプラス何日かかっていると数字に基づいて指摘できれば、次にはどうやって改善するかの話につながります」(森藤氏)「そうしたサイクルがうまく回るようになれば、現在92日の工期はもっと短縮できますね」(早助氏)○新人の育成やさらなるコスト削減も見据えて同社の現場監督は現在4名で、そのうち1名は新人だが、新人教育にも工程管理アプリは活躍しているという。工程ごとにどの順番で何を実施し、どこを検査するかすべてiPadを見ればわかる。さらに、同社独自に作成していた施工手順書もマニュアルとしてアプリに盛り込まれているので、分からない部分はマニュアルページを開けばいい。「建築業は実施すべき業務が非常に多いのですが、何をするべきかをツールが示してくれれば、新人でもぬかりなく検査を行えます。新築物件を5件も担当すれば、仕事の中身は理解できるようになるでしょう」(早助氏)平地の地面に新しい建物を建てる新築工事は、実はそれほど難しい仕事ではないそうだ。逆にリフォームは昔の建物のことを知らなければならないなど、経験が必要で難易度は高くなるが、顧客の要望に沿った付加価値を生みやすいので利益率は高い。「工程管理ツールを活用してきっちりチェックを行える体制を組めれば、新人には新築を任せて、ベテランは必要な時にだけサポートする。そしてベテランには難易度の高いリフォームを任せたい。新築で人を育てて、リフォームで自社の強みを発揮していくのが理想です」(森藤氏)アナログ中心の建築業界でも、最近の若手職人はパソコンやスマートフォンを使いこなす人も現れているという。「もしiPad活用が職人さんまで広がれば、非常に大きな効果が出るはずです。職人さん自身が検査写真をiPadで撮影して送信してくれれば、現場監督は重要な場面だけ現場に行けばすみます。すると現場監督の同時に担当できる現場は増えます。例えば、ITの得意な若手の職人さんに限定して仕事を発注して、アプリを使って自主検査してくれるなら発注金額を上乗せするといったことも、今後はできるかもしれません」(森藤氏)現場監督の作業が減れば、その分だけ検査項目を増やして品質を上げられる。担当現場を増やせればコストダウンも可能で、ハウスメーカーは適正利潤を確保しつつ、より安価な家を提供できるようになる。そのためには、現場監督全員が工程管理ツールを使いこなすことが今の目標だという。
2014年09月10日ぺんてるは8日、スマートフォンで暗記シートの様に暗記ができるアプリ「AnkiSnap」のアップデートを行い、iOSタブレットiPad(Apple製)に対応させたことを発表した。アプリの価格は無料。「AnkiSnap」は、専用マーカーでラインを引いてスマートフォンで撮影すると、ラインを引いた部分にマスクが掛かり画面上で暗記シートの様に使用することができる。今回のアップデートではiPadに対応したほか、クラウドサービス「Evernote」にも対応した。「AnkiSnap」で作成した暗記シートの画像を「Evernote」へアップロードできるほか、「Evernote」からのインポートもアプリからできるようになった。スマートフォン版「AnkiSnap」の対応OSは、Android 4.0以上、iOS 6以上。iPad版は、iOS 7以上を搭載した、iPad Air、iPad(第3世代/第4世代)、iPad 2、iPad mini、iPad mini Retinaディスプレイモデル。専用マーカーの価格は税別500円となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年09月08日IK Multimediaは、楽譜/歌詞などを表示可能なiPadアプリ「iKlip Stage」の配布を開始した。価格は無料。同アプリでは、直観的なユーザー・インタフェースにより、楽譜のインポート、セットリストの作成、ステージ上での楽譜や歌詞カードの呼び出し、ページめくりなどが、すばやく簡単に行えるという。また、PDF、TXT、PNG、JPG、TIFF、RTF、BMPなど一般的なファイル形式に対応しており、インポートした楽譜や歌詞カードを管理するセットリストも作成可能。そのほか、同社のiPad用マイクスタンド取り付けアダプタ「iKlip」を併用することで、ステージ上での楽譜や歌詞カードの表示を簡単に実現できる。さらに、Bluetooth Low Energy対応MIDIフットコントローラー、「iRig BlueBoard」を使うことで、画面に触れることなく、足でスイッチを踏むだけでアプリの操作が行える。
2014年08月07日