ロジテックINAソリューションズは19日、iPhoneなどに装着して使えるケース型の1次元/2次元バーコードリーダー、およびRFIDリーダー/ライターの「AsReader」シリーズを発表した。価格(税別)は58,000円より。○1次元バーコードリーダー「AsReader Barcode 1D(ASX-510R)」は、iPhone 5 / iPhone 5s / 第5世代iPod touchに装着して利用できるケース型の1次元バーコードリーダー。ブラックとホワイトの2色を用意。価格は58,000円(税別)。JAN / UPC / EAN、CODE39、CODE128、CODABAR(NW-7)など、国内で使用される主要なコードを含めた1次元バーコードに対応する。在庫管理や受注管理など、8種類の専用アプリも用意されており、ハンディターミナルやPOSシステムとしての利用が可能。タッチスクリーンを活かして業務効率の向上も見込める。端末コストの削減にも有効としている。「AsReader Barcode 1D iPhone6用(ASX-610R)」は、iPhone 6 / iPhone 6sに装着して利用できるケース型の1次元バーコードリーダー。ブラックとホワイトの2色を用意。価格は64,800円(税別)。JAN / UPC / EAN、CODE39、CODE128、ITF(INTERLEAVED 2of5)、CODABAR(NW-7)、GS1 DATABARファミリーなど、国内で使用される主要なコードを含めた1次元バーコードに対応する。「AsReader Barcode 1D iPod touch用(ASX-T510R)」は、第5世代iPod touchに装着して利用できるケース型の1次元バーコードリーダー。ブラック / ホワイト / ピンクの3色を用意。価格は64,800円(税別)。JAN / UPC / EAN、CODE39、CODE128、ITF(INTERLEAVED 2of5)、CODABAR(NW-7)、GS1 DATABARファミリーなど国内で使用される主要なコードを含めた1次元バーコードに対応する。○2次元バーコードリーダー「AsReader Barcode 2D White(ASX-520R-W)」は、iPhone 5 / iPhone 5s / 第5世代iPod touchに装着して利用できるケース型の2次元バーコードリーダー。価格は73,000円(税別)。各種1次元バーコードに加え、2次元バーコードのPDF417、QR Code、Aztec、RSS、Compositeや、各国ポスタルコードにも対応する。「AsReader Barcode 2D iPhone6用(ASX-620R)」は、iPhone 6 / iPhone 6sに装着して利用できるケース型の2次元のバーコードリーダー。ブラックとホワイトの2色を用意する。価格は79,800円(税別)。対応機種以外の仕様は「ASX-520R-W」と共通。「AsReader Barcode 2D iPod touch用(ASX-T520R)」は、第5世代iPod touchに装着して利用できるケース型の2次元のバーコードリーダー。ブラック / ホワイト / ピンクの3色を用意する。対応機種以外の仕様は「ASX-520R-W」と共通。○RFIDリーダー / ライター「RFID AsReader(ASX-300R)」は、iPhone 5 / iPhone 5s / 第5世代iPod touchに装着して利用できるケース型のRFIDリーダー / ライター。価格は120,000円(税別)。920MHzのUHF帯RFIDのICタグ(RFタグ)の読み取り / 書き込みが可能。FCCを取得しているので米国でも利用できる。「AsReader RFID iPhone6用(ASX-630R)」は、iPhone 6 / iPhone 6sに装着して利用できるケース型のRFIDリーダー / ライター。ブラックとホワイトの2色を用意する。920MHzのUHF帯RFIDのICタグ(RFタグ)の読み取り / 書き込みが可能で、「ASX-300R」よりも出力がアップしている。FCCとCEなどを取得しているので海外でも利用可能。「AsReader RFID iPod touch用(ASX-T530R)」は、第5世代iPod touchに装着して利用できるケース型のRFIDリーダー / ライター。ブラック / ホワイト / ピンクの3色を用意する。価格は126,800円。対応機種以外の仕様は「ASX-630R」と共通。
2015年11月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「Apple SIM」はiPhoneで使えますか?』という質問に答えます。***一般的なSIMカードは1枚につき1つの通信会社しか利用できませんが、「Apple SIM」は国内/海外を問わず1枚で複数の通信会社を利用できます。これまで海外滞在時には、高額なローミングサービスを利用するか現地のプリペイドSIMを入手して差し替えて対応してきましたが、Apple SIMを利用すれば画面から通信会社とプランを選択するだけで利用できます。そのApple SIMが、11月17日から日本のApple Storeでも取り扱いが始まりました。Appleが扱うSIMのこと、iPhoneで使えないことはないだろう……と思わず結論づけてしまいそうですが、「装着可能だがソフトウェア(サービス)としては利用できない」が現時点での答えとなります。つまり、差し込むことはできても、肝心の通信には利用できません。Apple SIMは「エンドユーザが複数の候補のなかから通信事業者を選べるSIMカード」です。物理的な特性はnano SIMですから、iPhone 5以降のiPhone/iPad全モデルに装着できます。しかし、物理的に装着できることと通信用IDカードとして利用できることは別の話です。AppleのWEBサイトには、nsno SIMに対応する製品のリストが掲載されています。そこにはiPhone 5以降のiPhoneとiPad mini以降のiPad(Wi-Fi+Cellularモデル)が掲載されていますが、Apple SIMとの互換性が明記されているのはiPad Air 2とiPad mini 4、iPad mini 3の3製品です(11月17日現在)。最近発売されたiPad Proをくわえた4製品がApple SIMの対応製品であり、SIMフリーモデルを含めすべてのiPhoneは現在のところApple SIMに対応していません。
2015年11月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneでバーチャルツアーするときの対象都市をどうやって見つけるの?』という質問に答えます。***iOSの『マップ』アプリには、3D風に再構成した衛星写真を使い、都市上空を飛行機から眺めるかのような立体感ある地図を楽しめる「3D Flyover」という機能が装備されています。ピンチイン/アウトすれば拡大・縮小でき、回転も可能ですから、建物の裏側に回り込むことも可能です。3D Flyoverのデータはクラウド(Appleのサーバ)に存在し、必要に応じてダウンロードされます。クラウド上のデータは事前の告知なしに更新/追加されることがあり、iOSのアップデートやiPhone/iPadの発売と必ずしも連動しているわけではありませんから、気がつけば対象都市が増えているという可能性もあります。実際、10月下旬には3D Flyoverの対象都市に静岡と長崎が追加されました。iOS 9のリリースは9月16日、iPhone 6s/6s Plusの発売は9月25日ですから、静岡・長崎の追加との因果関係はなさそうです。さらに10月末には広島と岡山、京都、大阪、名古屋と仙台もくわわり、今後も増えそうな勢いです。3D Flyover対象都市は、マップ上に「3D」というマークが表示されます。ある程度縮尺が小さくなければ表示されないため、iPhoneの画面に1つの県が収まる程度の縮尺まで調整してみましょう。前述した都市の市庁所在地あたりに「3D」という文字が現れるはずです。ところで、3D Flyoverには名所旧跡を自動的に巡回する「Flyoverツアー」という鑑賞モードが用意されています。この機能に対応しているかどうかは、地図上では見分けがつきにくいものの、都市名を検索すると「
2015年11月18日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneを振っても曲がシャッフルされなくなりました!?』という質問に答えます。***バージョンアップするたびに機能が増える印象のiOS(iPhoneのシステム)ですが、そうとはかぎりません。仕様やデザインが変更されたり、場合によってはなくなってしまうこともあります。iPhoneを振るとランダムな曲にスキップする機能「シェイク」も、iOS 8.4以降『ミュージック』から姿を消しました。もう、iPhoneを振っても再生中の曲が変わることはありません。iOS 8.4までのiOSには、『ミュージック』の設定画面にある「シェイクでシャッフル」というスイッチが用意されていましたが、現在のiOSにはありません。『ミュージック』がシェイクに反応しないよう仕様変更されたためで、曲をランダムに再生するには(シャッフルモードにしたうえで)曲送りボタンを押すか、Siriに命令することになります。この仕様変更は、ひとつの決断と考えられます。シェイク機能を有効にしていると、走ったときや階段を駆け下りたときなど大きめな動きで反応してしまうこともあり、判定がシビアで使いづらいとの意見もありました。『ミュージック』にシャッフル機能を残すがシェイクと連動させることは止めよう、という決断をAppleが下したのでしょう。なお、シェイク機能は現在も変わらずiOS 9に残されています。場所は『設定』→「一般」→「アクセシビリティ」画面にある「シェイクで取り消し」に変更されましたが、このスイッチでシェイク機能をオン/オフできます。削除したメールを元に戻したい、メモに入力/削除した文字を1つ前の段階に戻したい、という場合は従来どおりiPhoneをシェイクすれば操作を取り消せます。
2015年11月17日コルグは、演奏と音楽制作の両方に適したiPad向けモバイル音源アプリ「KORG Module」のiPhone対応バージョン「KORG Module for iPhone」を発売した。価格は3,600円(11月30日までの現在発売記念セール価格2,400円にて販売中)同アプリでは、Acoustic Piano、Electric Piano、Clav、Organ、Multiなど5つの専用音源モジュールをはじめ、サウンドデザイナーによって厳選された100個の音色プログラム、曲のテンポを自由自在に変更できる音楽プレーヤー、ライブ・リハーサルに便利なセット・リスト機能などを搭載している。また、臨場感のある3Dと、操作性を重視した2Dといった2つのグラフィックモードを備える。さらに超低レイテンシー設計を採用しており、同社microKEYをはじめとしたMIDIキーボードなどにて演奏を行える)iPhoneとUSB機器の接続には、Apple Lightning-USBカメラアダプタが必要)。なお、iPhone用のアプリとなった本製品だが、音質はiPad版とまったく同様とのことだ。
2015年11月09日サンワサプライは、iPhoneやAndroid端末とPC間でのデータ共有が可能なUSBメモリ「iPhone・iPad対応USBメモリ(Lightning/microUSB対応・MFI認証・Android対応・Gmobi iStickPro)600-IPL_GAシリーズ」を発売した。価格は(以下同)税別10,093円から。「iPhone・iPad対応USBメモリ(Lightning/microUSB対応・MFI認証・Android対応・Gmobi iStickPro)600-IPL_GAシリーズ」は、Lightningコネクタ、microUSBコネクタ、USBコネクタを搭載したUSBメモリ。各種コネクタにより、iPhone・iPadやAndroid端末、PCに直接接続してのデータ転送が可能となっている。iPhone・iPad・iPod touchで同製品を使用する場合には、専用の無料アプリ「iStickPro」が必要となる。同アプリでは、JPEGやGIF、MP4、M4V、Word、Excelといったファイルの閲覧やデータ転送に対応している。そのほか、連絡先のバックアップや復元もサポートする。Android端末では、ファイル管理アプリを使用することで、端末とメモリ間でデータをやり取りできる。コネクタの切り替えは、同製品のつまみをスライドすることで可能。サイズ/重量は、幅約28.6mm×高さ約51.6mm×奥行き約9.1mm/約12g。対応OSは、Windows 10/8.1(32bit・64bit)/8(32bit・64bit)/7(32bit・64bit)、Mac OS X10.6から10.10、iOS 8.0から9.1、Android 3.1以降。ストレージ容量は、32GB/64GB/128GBの3モデルが用意されており、価格は、32GBモデルが10,093円、64GBモデルが14,722円、128GBモデルが25,833円。
2015年11月09日ドスパラは、本体背面にブラックミラーを装備したiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plusケース「DN-13301」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格はそれぞれ699円。同製品は、本体背面に身だしなみのチェックなどに利用できるブラックミラーを装備したiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plus用のケースである。素材は柔軟性のあるTPUを使用しているので、脱着がスムーズに行える。背面のブラックミラーにはホールが穿たれており、アップルのロゴが見える仕様となっている。
2015年11月06日ドスパラは、iPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plusを壁面や冷蔵庫など平らな場所に貼り付けられるケース「DN-13296」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格はそれぞれ999円。同製品は、iPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plusを壁面や冷蔵庫など平らな場所に貼り付けられるケースである。本体背面の接着部分にホコリやゴミが付着した場合は、水洗いすることで粘着力が回復する。通常使用に際しては、接着部分がベタつくことはないとのことだ。iPhone 6/6sとiPhone 6 Plus/6s Plusの2種を用意。カラーはブラックの1色のみとなっている。
2015年11月04日ドスパラは、ホームボタンの左右を押すだけでiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plus画面上部のタップを可能にするボタン付き液晶保護ガラス「DN-13242」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格はそれぞれ999円。同製品は、ホームボタンの左右を押すことでiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plus画面上部のタップを可能にするボタン付き液晶保護ガラスである。iPhone 6/6sシリーズのホームボタンの左右に「ワンハンドタッチボタン」を付加することで、画面上部の左右をタップ可能になる。素材はガラスなので気泡が入りにくく、貼り付けに失敗した場合でもやり直しができる。表面の硬度は9H、透光率は99%、厚さは0.33mmで、iPhoneを操作する際、指が引っかからないよう、ガラス縁はラウンド仕様になっている。本体のほか、クリーニングペーパー×2(ドライ、ウェット)、貼り付け補助シールが付属。
2015年11月02日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneを胸ポケットに入れるときの向き、どっちがいい?』という質問に答えます。***正直、どちらでもいいと思いますが……そう答えてしまうと話が続きませんので、マジメに考えてみました。もちろん、好みの問題で正解はありませんから、あくまでひとつの見解と理解してください。なお、対象機種は現行モデルのiPhone 6/6sとします。iPhone 5s以前のモデルを含めると条件の幅が広すぎますし、iPhone 6 Plus/6s Plusは胸ポケットに入りそうにないからです。結論からいうと、背面を手前(自分の胸)に向けて入れたほうがよさそうです。理由は3つあります。ひとつは、美観上の問題です。iPhone 6/6sの背面上部には、いまひとつ評判がよくない「白い線」があります。胸ポケットが深ければ隠れますが、出てしまうと……ポケットチーフ的な効果を期待するのならば、比較的すっきりしている前面を見せるほうがいいのではないでしょうか。二つ目は、眼前にいる人に対する配慮でしょうか。いちど胸ポケットから見えるレンズの存在に気付いてしまうと、カメラを向けられているようで落ち着かない、と感じる人もいることでしょう。前面にもFaceTimeカメラ(フロントカメラ)もありますが、レンズが小さいのでさほど気になりません。レンズ部分を下にして収める方法もありますが、前述した「白い線」が見えますし、iPhoneを取り出すとき誤ってホームボタンを押すとSiriが反応してしまいます。三つ目は、フラッシュ対策です。設定次第ですが、アクセシビリティ機能で「LEDフラッシュ通知」をオンにしていると、通知を受けるつどフラッシュが明滅します。この明るさはかなりのもので、間近で見るとくっきり残像が残るほどです。フラッシュ部分を自分向きにしておけば、眼前にいる人の迷惑になりません。
2015年11月02日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhone 6sに"当たりはずれ"があるってどういうこと?」という質問に答えます。***iPhone 6sの"当たりはずれ"とは、その頭脳に相当するシステム・オン・チップ(SoC)の「A9」に2タイプあることではないでしょうか。実は、iPhone 6s/6s PlusのSoCはスペックシート上同じ「A9」ですが、実際には2つのメーカーが微妙に異なる仕様の「A9」を製造しています。A8までのApple AシリーズSoCは1社が製造を請け負っていましたが、A9では2社に分散されました。その理由は明らかにされていませんが、世界的な人気を誇るiPhoneは初期ロット時点で相当の台数を用意しなければならず、その数に見合うSoCを確保することが難しかったからだと推測されます。結果として、Appleは韓国・サムスンと台湾・TSMCの2社に発注を行いましたが、生産ラインなどさまざまな要因により違いが生じました。技術解析サービス企業であるChipworks社の公式ブログによれば、サムスン製(APL0898)は14nmでTSMC製(APL1022)が16nm、ダイサイズにも違いがあるとのこと。驚いたことに、AppleはiPhone 6s/6s Plusを設計するにあたり、異なるSoCそれぞれに最適化した設計を並行して進めたようです。基本設計が同じとはいえ物理的な違いがありますから、両者の性能はまったく同一ではありません。他の条件が同じ場合、14nmルールでダイサイズが小さいサムスン製のほうが温度上昇が速く、そのぶんバッテリーの減りもわずかながら速いと考えられます。海外のIT系ニュースサイトArs Technicaでは、A9には2種類のSoCがあり、2~3%程度とわずかながらバッテリーのもちに差が生じうることをAppleが認めたと伝えています)。とはいえ、SoCの処理能力自体に差はなく、高い負荷をかけ続けるなど特殊な使いかたをしないかぎり、バッテリーにも性能差は現れません。当たり外れがあるとすれば、液晶パネルにムラがあるなどの初期不良のほうがよほど影響は大きいといえます。
2015年10月29日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「ヘルスケア」でできることがいまいちわかりません……』という質問に答えます。***iOSに標準装備される「ヘルスケア」は、その名のとおり健康管理を目的としたアプリです。歩数や心拍数、睡眠時間などを測定し、日々記録します。iPhone 6/6 Plus以降の端末を利用している場合、内蔵のモーションコプロセッサー(Apple M8/M9)の働きにより、歩いた距離/歩数と階段を昇った階数が自動的に記録されます。なお、iPhone 5sにもモーションコプロセッサ(Apple M7)は搭載されていますが、気圧センサーがないため登った階数は記録されません。それ以外の情報は、周辺機器および外部アプリから取得されます。取得できる情報は、その周辺機器にどのようなセンサーが搭載されているか、連携するアプリにどのような機能が搭載されているかによって決まります。「ヘルスケア」対応アプリを入手した場合、連携機能を有効にする必要があります。アプリの設定画面には、「ヘルスケア」のデータにアクセスすることを許可するかどうかのスイッチがあり、そのスイッチをオン(白→緑)に切り替えると、そのアプリが取得/生成したデータを「ヘルスケア」に書き込めるようになります。サードパーティー製アプリ「Sleep Time」を例に説明してみましょう。このアプリは、iPhoneを枕元に置いて就寝すると、iPhoneに内蔵の加速度センサーを利用して睡眠中のわずかな体の動きを測定し、睡眠時間や睡眠の質を記録する機能を持ちますが、「ヘルスケア」と連携させれば健康情報を一元的に管理できます。運動量と睡眠の質の相関関係を調べたい、といった場面で役立つことでしょう。体重計と通信する機能を持つアプリ、心拍数の測定が可能なウェアラブル端末専用のアプリについても、「ヘルスケア」対応であれば同様な使い方が可能になります。iPhone/iOSだけでできることに限りはありますが、サードパーティー製アプリや周辺機器と連携させることにより、健康管理の範囲は格段に広がることでしょう。
2015年10月23日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneで書いたメモ、あとで読み返すとさっぱりわかりません……」という質問に答えます。***iPhoneはいつも持ち歩くデバイスなだけに、思いついたことを書き留める"メモ帳"として便利な存在です。「メモ」などのアプリを起動してソフトウェアキーボードで入力するもよし、Siriで音声入力するもよし、活用方法は自由自在です。手書きの場合、悪筆のため何が書かれているか判読不能という事態が発生しがちですが、テキストというデジタルデータとして記録する場合その心配はありません。一方、内容がちりぢりばらばら、論旨が一貫していない、という文章もまた読みにくいものです。散文形式といえば響きはいいものの、思いつきのまま文章を綴っていると、自分で書いた文章ですら意味不明という場合もあります。そんなときには、「メモ」のインデント機能を使い文章を構造化することをお勧めします。「・」や「☆」などの見出し記号を入力してそのすぐ右側をプレス、現れたメニューで「インデント」をタップすると、その行が字下げ処理されます。以降、改行しても行頭が字下げされるため、字下げされていない部分との違いは一目瞭然です。インデントは入れ子処理が可能です。「第1章」の下に「第1節」と「第2節」、第1節と第2節の下位に「第1項」から「第4項」までをそれぞれ設けるといった形でインデント処理を行えば、きれいに構造化された文章となります。構造化を心がければ、自然と論理構成や論旨展開がスムーズな文章になることでしょう。なお、インデント解除処理を行わないかぎり、改行しても字下げされる状態は続きます。インデントを解除するには、インデントを実行したときと同様にメニューを表示し、「インデント解除」をタップします。複数の階層を作成した場合は、その階層に応じてインデント解除処理を繰り返す必要があります。
2015年10月20日ユニットコムは19日、ウサギの耳型スタンドが付いたiPhone 6 Plus専用ケース「I6+RABBIT」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。パープル、ゴールド、ピンク、ライトグリーン、クリア、ブラックの6色を用意し、価格は税込1,059円。I6+RABBITは、カメラ穴を装備したiPhone 6 Plus専用の透明ケース。背面にウサギの耳型スタンドが付いており、耳の部分をはね上げるとiPhoneを横向きに立てられる。本体重量は35g。首かけ用のストラップが付属する。
2015年10月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneからプリンタを遠隔管理できるの?」という質問に答えます。***iOSの印刷機構「AirPrint」に対応するプリンタであれば、いろいろなことがiPhoneから処理できます。Safariや「メモ」など、共有メニューに「プリント」アイコンが表示されるアプリであれば、アプリで表示している文書を印刷できます。AirPrintは、2010年秋に公開のiOS 4.2.1以降でサポートされています。2015年現在、国内外の多くのプリンタメーカーからAirPrint対応モデルが発売され、その数は数百にも達しています。ここ数年で発売されたWi-Fi対応の中上位モデルは、かなりの確率でAirPrintに対応しています。AppleはAirPrint対応プリンタの一覧ページを用意しているので、チェックしてみましょう。AirPrintは基本的にPDFを出力する機能で、写真/画像を含むさまざまな文書はPDFとしてプリンタへと送信されます。ネットワークに接続された機器のサービスを設定なしで利用可能にするしくみ(Apple製品では「Bonjour」と呼ばれるゼロコンフィグレーション機能)もポイントで、ただ同じネットワークに接続するだけでiPhoneから印刷できるようになります。そのAirPrintは、インターネット・プリンティング・プロトコル(IPP)と呼ばれる仕様に従い、印刷データの送受信や印刷機器の制御をおこないます。プリンタメーカーの多くが、インク残量などの情報を確認できるiOSアプリをApp Storeで公開していますが、そのアプリはIPP経由でステータス情報を取得していると推測されます。ステータス情報の取得は、システム標準の機能として強化される方向でiOSは進化しています。iOS 9では、一部のプリンタはAirPrintのプリンタ情報画面でインク残量を確認できるようになりました。従来も用紙切れのときなど警告を発する場面はありましたが、今後はより多機能化するかもしれません。
2015年10月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iCloudメールがプッシュされなくなりました!?」という質問に答えます。***iCloudメール最大の利点は、メッセージがサーバに到着するやいなやiPhoneへプッシュ通知するしくみと、メッセージ到着を把握したiPhoneがメッセージ本文の(メールサーバからの)ダウンロードを開始するリアルタイム性にあります。これまで携帯電話メール(キャリアメール)の利点とされてきた機能をカバーしているため、キャリアの変更にあわせて使いはじめているiPhoneユーザも多いはずです。プッシュ通知をサポートしないメールサービスの場合、15分や30分など、あらかじめ設定したタイミングでメッセージの到着をメールサーバに問い合わせることになります(フェッチ受信)。いわば定期的に手動メールチェックしているわけで、メッセージの到着を知るまで10分以上のタイムラグが発生することも珍しくありません。この便利なiCloudメールのプッシュ通知ですが、ある操作を行うと一時的に無効化されます。それは、iOS 9でサポートされた「低電力モード」です。低電力モードを有効にすると、iCloudメールを含むメールのプッシュ通知は無効化されます。フェッチ受信すら無効化されてしまうため、メールの到着を知るには「メール」アプリを起動して手動でメールチェック(多くのメールアプリは起動にあわせてメールチェックを行います)するしかありません。バッテリーのもちをよくするためにプッシュ通知の便利さが犠牲になった、といえばわかりやすいでしょうか。なお、低電力モード時はプッシュ通知が利用できなくなるため、メッセージ本文をあらかじめ取得する「メール」の機能も無効化されます。「メール」を起動してiCloudメールの到着を知ったあと、メッセージ本文をダウンロードする処理が始まるため、その内容に目を通せるようになるには少々時間がかかります。
2015年10月18日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「ヘルスケア」のデータが表示されません!?』という質問に答えます。***iOSに標準装備のアプリ「ヘルスケア」は、Bluetoothで接続されたアクセサリ、またはiPhoneに内蔵のチップを利用してフィットネスデータを収集します。iPhoneに内蔵のチップとは、センサー類を統括するためのモーション・コプロセッサであり、最新モデルのiPhone 6s/6s Plusには「M9」が搭載されています。モーション・コプロセッサは演算などある種の処理を行う点ではメインのSoC/CPUと同じですが、消費電力がとても少ないことが特徴です。独立して設計されており、SoC/CPUとは物理的に分かれて存在しますが、iPhone 6s/6s Plusの「Apple A9」からはA9内部に実装されています。チップの形状としては、A9と一体化しているのです。しかし、モーション・コプロセッサはあくまでメインCPUを補佐する副CPUであり、その機能はSoC/CPUから独立しています。iPhone/iOSの主機能を駆動するCPU(iPhone 6s/6s Plusでいえば「A9」)が正常に動作していたとしても、M9へのアクセスが失敗する可能性はあります。実際、「ヘルスケア」がなんらかの理由でモーション・コプロセッサにアクセスできなくなり、結果として歩数や上った回数が表示されなくなることがあります。不具合の原因がアプリにあるのかシステムにあるのか定かではありませんが、モーション・コプロセッサが保持するデータを取得できなくなると、歩数などのデータは表示されなくなります。もし「ヘルスケア」のデータが正常に表示されなくなった場合、まずは「システムの再起動」を行います。そうすれば(モーション・コプロセッサにアクセスするための)プロセスが初期化されるため、ハードウェアが原因でなければ再びデータを取得できるようになるはずです。フィットネスデータが消えていなければ、再起動後には歩数などのデータが再び表示されるようになることでしょう。
2015年10月18日新型iPhoneである「iPhone 6s/6s Plus」が発売され、機種変更した、もしくはしようと考えている人も多いだろう。キャリアでは、旧機種を下取りすることで割引きになる施策が用意されている。そうした下取りサービスを利用する際には、旧機種の初期化をユーザー自身がしなければならない。本稿では、iPhone上でiPhoneの初期化をする方法を紹介する。「初期化」を行うと、端末内のデータや設定がすべて消去されるので、操作する前に必ずバックアップをとっておくようにしよう。なお、以下ではiOS 9.0.2で検証している。○「設定」から「リセット」まずは、「設定」アプリから「一般」を選択する。そして、ページ最下部にある「リセット」の項目をタップ。すると、様々なリセットに関する項目が表示されるので、上から2番目の「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する。「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すると、端末にパスコードをかけている場合は入力画面が表示される。画面ロック解除の際に使用しているパスコードを入力しよう。続いて、「すべてのメディアとデータを消去し、すべての設定をリセットします」というポップアップが表示されるので、「iPhoneを消去」を選択。さらに、もう一度「本当に続けますか?」というポップアップが現れる。ここで、「iPhoneを消去」を選択すると、初期化が始まる。そのため、バックアップに不安がある人はもう一度確認しておくといいだろう。ちなみに、2度目の「iPhoneを消去」を選択する際、「iPhoneを探す」をオンにしていると、Apple IDのパスワード入力を求められる。初期化が開始すると、再起動したときのような白地にリンゴマークの画面になり、初期設定画面に移行する。これで、iPhoneの初期化が完了したことになる。
2015年10月14日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「かんたんにiPhone 6と6sを見分ける方法はありますか?」という質問に答えます。***偶然隣り合わせた人が使っているiPhoneが「6」なのか「6s」なのか、気になったことはないでしょうか? 他人の持ち物が気になるなんて……と言われそうですが、画面を押すような仕草を見かければ、6s?それとも気のせい? と思うのも無理はありません。iPhone 6と6sの外見/サイズやボタンの位置はほぼ同じで、6sのみ設定があるボディーカラー(ローズゴールド)かどうか、あるいは裏面に「S」マークの有無を確認できないかぎり識別は困難です。じっくり見る機会があれば、キズの付き具合で推定することもできるでしょうが、ケースが装着されているとかなり困難です。電車やバスで見かけた他人の持ちものの場合、凝視しにくいぶんなおのこと難しくなります。もし触れることが可能であれば、スリープボタンを押せばすぐにiPhone 6と6sを見分けることができます。iPhone 6までパスコードの初期値は4桁でしたが、iPhone 6s/6s Pluから6桁に変更されたからです。つまり、ロック解除の画面で6桁のパスコード欄が表示されていればiPhone 6sと判断できます。壁紙にLive Photo(iPhone 6s/6s Plusのみ対応する約3秒の動画+写真フォーマット)が設定されていれば、さらにかんたんです。画面を強めに押したとき動きがあるもの(3D Touch対応機)がiPhone 6s、ということになります。上記のいずれの方法でも検証できないときは、「カメラユニットの色」で見分けるしかなさそうです。レンズカバーから透けて見えるカメラユニットは、iPhone 6sのほうが濃い黒で、レンズと周囲の見分けが付きにくくなっています。ただし、微妙な差ですから、見る角度によってはまったく区別がつかないかもしれません。
2015年10月10日9月末に発売された新型iPhone「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」。このモデルから新カラー「ローズゴールド」が追加された。新色ということで発売前から話題となっていたが、ピンクのような色であるため使いにくいと思う男性もいるのではないだろうか。そこで、女性のマイナビニュース会員369人にローズゴールドモデルを男性が使うのは「あり」か「なし」か質問してみた。○約7割が「あり」結果は「あり」のほうが圧倒的に多く、369人中65.6%となる242人が回答した。そう思う理由について聞くと、「個人の自由」「使いたいものを使ってほしい」「性別関係ない」「ピンク系は女性が使うものとは決まっていない」など、個人の趣味嗜好に応じて使ってほしいという女性がほとんどだった。また、「ドギツいピンクじゃないからOK」「上品なピンクだから」など、これまでのピンクの持つイメージとは異なる色であるため、男性が使っていてもかまわないという意見も目立った。また、「カバーつければ男性でも大丈夫」など元も子もない意見もあった。一方、「なし」と回答したのは、34.4%となる127人。理由を聞くと、「ちょっと可愛すぎる」「女性的なので気持ち悪い」「赤ならいいけど……」「暖色系なら赤か黄色がいい」など、やはりピンクの持つイメージから男性的ではないと思う人が多いようだ。そのほか、「自分自身がピンクの携帯電話を持たないのに、男性が持っていたら自分の女性らしさのなさに凹みそう」「なぜあえてその色に!? と思ってしまう」「職場で笑われてしまいそう」「友だちならいいけど、彼氏や旦那は嫌だな」というユニークな意見もあった。ちなみに、「なし」と回答した人に「男性に持っていてほしいiPhoneのカラー」についても聞いてみた。圧倒的におおかったのは、「スペースグレイ」で半数近い人が回答した。その理由についても聞くと、「落ち着いた色を使っていてほしい」「大人っぽいから」という意見が多かった。調査時期:2015年10月1日~2015年10月9日調査対象:マイナビニュース会員調査数:369件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2015年10月10日長年のiPhoneユーザーであるタレントの橋本志穂さんは、最近、知人の勧めで初めてMacを使い始めたそうです。購入したのはiPhone 6とおそろいで選んだMacBookのゴールド。長年Windowsを使っていた橋本さんがMacを使い始めた経緯や、日頃の使い方、使い勝手など、Macのある生活についてお話をうかがいました。○iPhoneを使っているならMacがいい―― iPhoneはいつ頃からお使いだったんですか?橋本さん最初に使ったのがiPhone 4で、それから5/5s/6 Plusと乗り替えてきました。6 Plusは落として画面を割ってしまい、買い換えようと思ったら在庫がなかったので、今はiPhone 6を使っています。私の手にはこの大きさの方が良かったみたいです。―― Macの方は、今回初めてお使いになったとうかがいましたが……橋本さんそうなんです。Windows 95の時に初めてパソコンを買ってから、98、2000、XPとずっとWindowsを使ってきました。以前にも「これだけiPhoneを使っているならMacの方がいい」と友人に勧められたことがあったのですが、その時は換えようとは思わなかったんですけど……―― 今回は何かきっかけがあったんですか?橋本さん昨年、パソコンをWindows 8にした時にすごく困ったんですよ。変更されたところの使い方がよくわからなかったり(笑)。使いにくくてしばらくパソコン離れをしたくらいです。チャリティーで被災地訪問をする「歌声喫茶」というイベントをずっとやっているんですけど、仲間の音楽家の方がみんなMacを使っていたんです。音楽家にはMacを使っている方が多いですよね。音楽はもちろんですが、イベント用のチラシや歌詞カードもみなさんがMacで手づくりしていました。公演先で「買っちゃいました!」とMacBook Airを見せてくれた方がいて、薄くていいなと思ったんです。それと、iPhoneの写真をパソコンへ共有しようとしてうまくいかないことがあったんです。サポートにも問い合わせたんですけど、結局原因が分からなくて。そういうこともあって、やっぱりiPhoneを使うならMacかなぁと思うようになりました。新しくMacの使い方を覚えなきゃいけないけど、どのみちWindows 8でも覚えることが多いし、だったら乗り換えようかなと。局アナ時代の仲間が、Windows 8で困っているならMacがいいよと勧めてくれたことが決め手になりました。―― MacBookをお使いですが、選ぶ時に他のモデルと迷ったりは?橋本さんMacBook Airとも少し迷ったんです。でも、それより軽いし、おしゃれだし、新しい機種ということもあってMacBookを選びました。iPhoneと色をそろえてゴールドにしたんです。カワイイですよね!○分からないことはどんどん聞く!―― Macの使い方にはすぐに慣れましたか?橋本さん最初の1カ月くらいは開いてちょっとメールを見たりするくらいで、あまり使っていませんでした。例えば、ファイルをゴミ箱に入れるのにも、Windowsではいつも右クリックでメニューから「ゴミ箱に入れる」を選択していたんですけど、Macでは右クリックがないのでどうしたらいいんだろうとか、初めて使うとそういうちょっとしたところで躓きがちなんですよね。でも、私は分からないことはどんどんサポートに電話して聞くほうなんです。そうやって教えてもらううちに、けっこう簡単だなと思うようになりました。ゴミ箱にはそのままドラッグ&ドロップで入れちゃえばいいんだとか、シンプルで無駄な動作がいらないということが分かったのが大きな発見でした。今までずいぶんムダな作業をしていたなと思いましたね(笑)。設定で右クリックを使えるようにカスタマイズもできるので、慣れた動作でも使えますし。―― 普段はどんなことにお使いですか?橋本さん一番よく使うのは『写真』です。昔の写真をたくさん入れて整理しています。特にテレビ番組などで「アナウンサー時代の写真ください」とか「犬と遊んでいる写真ありますか」と頼まれた時に、「宣材」や「犬」などでタグ付けしておけば必要なものがすぐに出てくるので助かっています。FaceTimeもMacでも使えますよね。私は暇さえあれば犬を連れて別荘に行くんですけど、自宅にいる主人が寂しいというから、よくFaceTimeで犬が遊んでいるところを送っています。主人も海外からFaceTimeで連絡をくれて、「お土産はどれにする?」と映像で見ながら選ばせてくれたりしますよ。―― ブログもまめに更新していらっしゃいますが、これもMacから?橋本さんしっかり長文を書いたり、写真をたくさん入れたい時などはMacを使っていますね。手軽に一言とか、写真だけの場合はiPhoneからFacebookにアップすることもよくあります。―― 目的によって使い分けているんですね。橋本さんやっていることは同じでも、役割が違うので。ネットショップで買い物をする時には両方並べて使うこともありますよ。商品の写真は大きな画面で見たいのでMacでページを開いて、注文はiPhoneのアプリからするんです。アプリから注文するとボーナスポイントがもらえる時があるので(笑)。ブラウザの画面をいくつも並べて見たいような時もMacを使いますね。○知らなかったことを知るのが楽しい―― 逆に、MacBookを使い始めて困ったことはありましたか?橋本さんUSBポートがこれまでとは変わったことです。今まで使っていた外付けHDDにアクセスするために変換コネクタを買って付けているんです。それに戸惑ってちょっと使いにくいなと思ったんですけど、多分来年くらいになると「USB要らなかったよね」と言っていると思いますよ。―― すごい順応性ですね!橋本さんちょっと不便に感じることがあっても、不満というよりも、これをもっとちゃんと使いこなせるようになりたいと思うんです。iPhoneでいうと、AirDropを知らない人に使い方を教えて写真を送ってあげるとすごくびっくりするんですけど、それと同じで、Macには私が知らないことがたくさん眠っていると思うんです。スワイプやピンチで画面の移動やアプリの切り替えができたり……―― MacとiPhoneの間でもAirDropを使うとか?橋本さんそれ、初めて聞きました! どうやるんですか?―― MacのファインダーでAirDropを開くと、近くのiPhoneが見えると思います。橋本さん(Macを開いて)出た! すごい、これは便利ですね! こういう、いろんな新しい発見があるのが面白いんですよ。それも含めて使いこなせるようになりたいですね。―― どんなところが一番気に入っていますか?橋本さんやっぱり、iPhoneとセットで使うにはMacが一番いいですね。いろいろなものが意識せずに連携されていて。デザインも気に入っています。新幹線の中で使ったりしていると、周りの人に見て見て! って思います(笑)。アクセサリーですよね!―― これからMacでやってみたいことはありますか?橋本さん最近は年末に向けて確定申告の書類作りのためにNumbersに挑戦しています。うちでは主人の分も全部私が経理をやるんですよ。以前はExcelを使っていたんですけど、それよりもっと簡単にできるんじゃないかと思っています。使いこなせたら年末どれだけ楽だろうと(笑)。Keynoteで写真や文字を自由にレイアウトするような書類作りもしてみたいです。テンプレートもおしゃれな感じですし。あとは、Apple TVと連携させるのもやってみたいんです。FaceTimeや写真のスライドショーなども楽しみたいと思います!―― ありがとうございました。
2015年10月02日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「アクティベーションロック」って何ですか?』という質問に答えます。***アクティベーションロックは、「iPhoneを探す」アプリに含まれるiPhoneの盗難予防機能です。この機能を有効にすると、利用しているiPhoneとApple IDがひも付けられ、iCloudの利用を解除(サインアウト)するとき、iPhone上のデータを消去してAppleのサーバに再登録(再アクティベート)するとき、「iPhoneを探す」機能を無効化するときにApple IDとパスワードの入力が必須となります。この機能により、Apple IDによるユーザ認証を行わないかぎり、iPhone上の各種データやアプリを消去し工場出荷状態に戻すことができなくなります。仮に盗まれたとしても、Apple IDとパスワードを教えないかぎりiPhoneには持ち主の情報が残るため、商品価値は著しく低下します。実際、アクティベーションロックの導入以降、海外ではiPhoneの盗難件数が大幅に減少したという報道があります。iPhoneのオーナーにとっては強力な盗難予防対策となるアクティベーションロックですが、これから中古のiPhoneを手に入れようという人にとっては要注意事項です。オークションで中古のiPhoneを購入したところアクティベーションロックがかかっていた、しかも出品者と連絡がとれない、という場合は手の打ちようがありません。中古品の購入前は、アクティベーションロックが解除されていることを必ず確認しましょう。アクティベーションロックを解除するには、「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」の順にタップし、「iPhoneを探す」スイッチをオフにします。Apple IDとパスワードを入力して認証が完了すれば、アクティベーションロックは解除され、「iPhoneを探す」の機能もオフになります。
2015年09月29日●iPhone 6から何が変わったのか最寄りのauショップからiPhone 6s/16GBの到着を知らされたのは、発売前日のこと。iPhone 6のときは、オンラインのApple StoreでSIMフリー/64GBを購入したが、VoLTEを含む回線品質に納得していたこと、家族通話の関係でau以外の回線を使う機会は少なかったこと、6カ月経過すればSIMロック解除できる可能性があることを考慮し、今回はauショップでの購入を決断したのだ。帰宅してiPhone 6sを開封すると、そこにあるのは"ほぼiPhone 6"な端末。同色を選んだこともあり、外観が変わらないことは承知していたが、並べるとほぼ見分けがつかない。違いといえば、裏面に「S」のロゴがあること、レンズ下に見えるカメラモジュールの色が微妙に異なる(6sのほうが黒く見える)ことくらいなものか。14gという重量差はほとんど気にならず……というより気付かないレベル。0.2mm増えた厚みは誤差の範囲で、iPhone 6用のケースも無理なく装着できた。新色のローズゴールドでないかぎり、6と6sを瞬時に見分けることは困難だろう。だが、いざロック解除して操作を開始すると、ある機能差が予想以上だったことに気付く。感圧機構を利用した「3D Touch」だ。9月9日の基調講演で流されたコンセプト映像で予感したとおり、Apple WatchのUIとは操作感もUIの方向性も大きく異なる。3D Touchについては、次項で詳細を述べさせていただく。カメラは「Live Photo」がおもしろい。画面上部の「◎」をタップすると機能がオンになり、以降ふだんどおりシャッターを切ると前後1.5秒の計3秒が動画として記録される。シャッターを切る前から撮影が開始されているという理屈は理解したつもりでいたが、実際に使ってみると考えが変わる。動画と静止画の差というより「絵本と飛び出す絵本の差」とでもいおうか、たとえわずかでも動きがくわわると写真の表情が変わるのだ。シャッターチャンスを逃さないという利点もあるだろうが、それ以上に表現力・再現力の向上には目を見張るものがある。AirDropなどで他のスマートフォン/PCに転送すると、シャッターを切った時点の静止画が使用されるため、互換性の問題もない(PCでLive Photoを見たいという需要はあるだろうが)。実際に試してほしいiPhone 6sならではの新機能だ。●UIのターニングポイントになる「3D Touch」○やはり目玉は「3D Touch」前述したとおり、iPhone 6sの目玉機能はやはり「3D Touch」だ。感圧タッチ機構自体はApple Watchで先行採用されているため、新味に乏しい感はあるが、iOSとwatchOSとでは感圧タッチを生かすアプリの実装もUIも異なる。watchOSのそれを想像していると、実際に利用したときのギャップに驚くはずだ。まず、アプリアイコンを押し込むと現れる「クイックアクション」が使いやすい。「電話」であれば最近通話した人物3名と新規連絡先作成用のメニューを、「メモ」であれば新規メモと新しい写真、新しいスケッチを作成開始するためのメニューをポップアップメニュー風に表示する。従来のiOSの操作スタイルであれば、目的の画面に到達するまで数回のタップを覚悟しなければならないが、クイックアクションを使えば"近道"できる。オールドMacユーザには、マウスをワンボタンから2ボタンに変更したときのような、といえばピンとくるだろうか。アプリによっては、「Peek」と「Pop」の機能を利用できる。Peekは、画面にある要素を拡大表示する機能のこと。「写真」アプリを例にすると、モーメント/コレクション画面に表示されている小さなサムネイルを押し込むと、その画像がウインドウ状に拡大表示される。もうひとつのPopはPeekをさらに進める機能で、「写真」の場合はPeek中さらに指を押し込むと、その画像がフルスクリーン表示される。OS XにたとえるとQuickLookに該当する機能がPeekで、QuickLookの画面から先の処理に進む機能がPop、となるだろうか。このクイックアクションとPeek/Popは、下表に挙げたアプリでサポートされている。現在のところApple純正アプリのみだが、API(UITouchやUIKitクラスが拡張された)はサードパーティーがアクセス可能な形で提供されるため、いずれ対応アプリは増えるはず。感圧タッチ機構の採用が今後も続くという前提に立てば、3D TouchがiOSの操作体系における一大革新であり、UIのターニングポイントであることは間違いないだろう。■3D Touch対応アプリ●Apple A9のパフォーマンスを検証○Apple A9のパフォーマンスは?基調講演での発表時に使われたスライドに「Optimized for real-world use」と書かれていたように、AppleがSoC/CPUに求めるパフォーマンスはあくまで実体験向上が目的であり、いたずらに数値を追うものではない。だから、ベンチマークを測定することにあまり意味はないが、スペックの変更を確認する意味でベンチマークアプリを実行した結果をお伝えしておこう。新しい「Apple A9」のCPUコアの動作周波数は1.85GHz。メモリ容量は2GB、L2キャッシュは3MBにそれぞれ増量されており、iPhone 6(1.4GHz/1GB/1MB)に比べパワーアップされている。基調講演のスライドによれば、CPUは最大70%高速化されてデスクトップPC並に、GPUは最大90%高速化されてゲームコンソール並になったという話だ。演算性能を測るベンチマークアプリ「Geekbench 3」を実行したところ、iPhone 6はシングルコアが1621、マルチコアが2892。iPhone 6sはシングルコアが2544、マルチコアが4424という結果となった。いずれも70%とはいかないまでも、53~55%強のパフォーマンスアップを確認できた。GPUの検証には「3D MARK」を利用した(テストは「Ice Storm Unlimited」)。結果はiPhone 6の17122に対しiPhone 6sが28105と、約64%アップ。こちらも90%には及ばないスコアながらも、大幅なパフォーマンス向上を確認できた。このように、iPhone 6sの基礎体力はiPhone 6に比べ着実に強化されているが、よほど要求スペックの高いアプリでもないかぎりパフォーマンス差を意識する場面は少ない。SafariにしてもTwitterやFacebookにしても、iPhone 6でじゅうぶんブラウジングやスクロールは快適だ。その意味で、3D TouchやLive Photosなど新機能に心惹かれないかぎり、あと1年iPhone 6を使い続けるという選択肢も悪くない。しかし、明らかにパフォーマンス差を感じる場面が……それはiOS 9で導入された「低電力モード」。iPhone 6の場合、低電力モードに切り替えると追従性の低下は否めないが、iPhone 6sではあまり気にならない。「Geekbench 3」でiPhone 6sの低電力モードを測定したところ、シングルコアが1477でマルチコアが2482と、通常モードのiPhone 6を若干下回る程度であり、納得した次第だ。デバイスの構造上バッテリー容量が限られるだけに、速度はiPhone 6並だがバッテリーのもちは4割アップ、という低電力モードの活用は大いに「あり」といえるだろう。
2015年09月27日フォーカルポイントは25日、iPhone 6s/6s Plusに対応した本革製の保護ケース「alto Original for iPhone シリーズ」の予約受付を開始した。iPhone 6/6 Plusにも対応し、価格は6/6s向けが税別6,400円、6 Plus/6s Plus向けが税別7,800円。同製品は既に2014年より発売されており、予約受付を開始するのは新色モデルとなる。新色モデルの発売は10月中旬を予定する。「alto Original for iPhone シリーズ」は、本革をポリカーボネートケースに貼り付けたiPhone 6/6sシリーズ向け保護ケース。イタリアの職人の加工技術によって革の表面にツヤを出して色付かせた、植物タンニンなめしの「フルグレインレザー」を使用している。使っていくうちに独特の風合いに変化していくという。サイズ/重量は、iPhone 6/6s向けが幅約70mm×高さ約145mm×厚さ約10mm/約21g、iPhone 6 Plus/6s Plus向けが幅約82mm×高さ約160mm×厚さ約9mm/約30g。カラーバリエーションは、従来のブラック、ライトブラウン、オリジナルに加え新色としてネイビー、レッド、グリーンが追加されている。
2015年09月26日●行列は見られず25日、日本中のiPhoneラバーの期待を背に3大キャリアおよびApple Storeが「iPhone 6s」シリーズの販売を開始した。ドコモでは午前8時の発売に合わせて、ドコモショップ丸の内店で早朝から発売イベントを行った。本稿では、イベントの模様をお伝えしたい。○お約束の行列はなし発売日ということで、例年どおり店の前には深夜から行列でもできているのでは? とも思ったが、予約者のなかから抽選で選ばれた人間だけがこのイベントに参加してiPhoneをその場で購入契約できるという仕組みであったため、店頭はごく日常的な風景となり、行列などはなかった。さらに雨ということもあり、戸外はやや暗い雰囲気なのだが、店内は非常に明るく、みんなが新しいiPhoneに期待を持っているためか、喧騒に満ちていた。正面のイベントスペースの中央には大型ディスプレイ、左右に1台ずつの小型ディスプレイが配置され、右側には発売までの時間をカウントダウンする時計が表示されたディスプレイが。この会場に来ていたのはプレスだけではなく、前述のような抽選で選ばれたユーザーが17人、すべてiPhone 6sの文字が入った黒いTシャツを着て、いまかいまかと発売を待ちわびていた。●新型iPhoneは262.5Mbpsに対応○iPhone 6sは高速化した回線とともにまずは、ドコモが今年春から提供していたPREMIUM 4Gのダウンロード速度が最大「262.5Mbps」に高速化したことが紹介された。ドコモの加藤薫社長は「我々がiPhoneを発売して2年と少しが経ったが、その間、ユーザーのみなさんからドコモのネットワークを使ってみてよかったなという声をたくさんいただき、ご好評をいただいているんだな、と少しうぬぼれている」と挨拶した。続けて「そうした期待に応えられるよう、PREMIUM 4G回線を262.5Mbpsに高速化し、より快適にiPhoneを使っていただけるようにした。この高速化はキャリアアグリゲーションで実現されており、2GHz帯と1.7GHz帯の2つの周波数を使っている。これにより、国内最速の262.5Mbpsという速度を実現した」と高速化をアピールした。高速化したPREMIUM 4Gは、東京、大阪、名古屋でサービスを開始し、対応エリアを順次拡大していくという。加藤社長は、262.5Mbpsというスピードについて「体感で4倍くらい早いのでは」と自信を見せた。また、ドコモでは他キャリアからおトクに乗りかえられる「ドコモにチェンジ割」などのキャンペーンを用意し、快適なiPhone体験をユーザーに訴求していく。○YouTubeが速い!次にYouTubeを使って、高速化したPREMIUM 4Gと従来のLTEの速度比較デモが行われた。YouTubeの4K動画を同時に再生開始し、読み込み速度を比較するというものだったが、さすがに高速化したPREMIUM 4Gのほうが明らかに早かった。そして、iPhone 6sから3つのディスプレイに4K動画を表示するデモが行われた。どのように接続されているかなどの説明はなかったが、たしかに3つのディスプレイで美しい動画が再生されていた。加藤社長は「ドコモの新しいiPhone 6s/6s Plus、そして、快適な回線の2つを楽しんでいただけたら」とアピールした。●ゲスト登場で大盛り上がり○ゲスト登場ゲストとして、女優の高畑充希さんが登場。高畑さんはiPhone 6s/6s Plusの気になるポイントについて「ポイントは色。私は機械音痴なので、性能とかはわからないけれど、ローズゴールドという新しい色が女性は気になると思う」と女性らしい目線で新型iPhoneの魅力を紹介した。さらに、名古屋とも中継をつなぎアイドルグループSKE48の須田亜香里さん、磯原杏華さんが現地の盛り上がりを伝えた。東京会場にも名古屋会場にもiPhoneをイメージしたモニター「ハイタッチマシン」を設置。その前に立つと、お互いの映像が映し出され、仮想的なハイタッチができるという未来的なマシンだ。○発売までのカウントダウン!そのあと、例の抽選で選ばれた予約者がステージに上がり、加藤社長、高畑さんとともにカウントダウンを行った。その後、購入者は人ひとり、加藤社長、高畑さん、名古屋会場とハイタッチをして、購入手続きに進んでいった。こうして、イベントは終了した。ドコモのiPhone 6sは262.5Mbpsに高速化したPREMIUM 4Gとともにやってくることとなり、大きなインパクトになったのではないかと思う。回線のクオリティを特徴にするドコモでは、これがユーザーに対して、もっともインパクトの強い贈り物となったかもしれない。
2015年09月25日Appleは9月25日、「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」を発売した。いずれもApple Storeのほか、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、一部のApple製品取扱店にて販売する。価格はiPhone 6sが86,800円から、iPhone 6s Plusが98,800円から(いずれも税別)。iPhone 6sとiPhone 6s Plusは、9月9日(米国時間)にスペシャルイベントで発表されたiPhoneの新モデル。ゴールドとシルバー、スペースグレイ、ローズゴールドの4色を用意する。iPhone 6sのApple Storeにおける価格は、16GBが86,800円、64GBが98,800円、128GBが110,800円。iPhone 6s PlusのApple Storeにおける価格は、16GBが98,800円、64GBが110,800円、128GBが122,800円(いずれも税別)。9月26日からはオンラインで購入予約を受け付け、予約した後は入荷次第、近くのApple Storeにて製品を受け取れる。予約なしでもApple Storeで購入できるが、数量に限りがある。新しいiPhone 6sとiPhone 6s Plusは、デザインにこそ大きな変化は見られないものの、より丈夫なアルミニウム素材の採用、A9チップの搭載、1,200万画素のカメラなど中身は大きく強化されている。ディスプレイは、指の押す力を感知できるようになり、従来のマルチタッチに加えて、画面をプレスする「3D Touch」による操作が可能になった。
2015年09月25日iPhone 6sとiPhone 6s Plus発売を前に、アメリカのスポーツ専門メディア「Sports Illustrated オンライン」において、そのカメラの性能が分かるフォトギャラリーが掲載された。同媒体では、プロフェッショナルなフォトグラファーであるBrad Mangin氏がiPhone 6s Plusでいち早く捉えたサンフランシスコ・ジャイアンツの試合の模様を掲載している。14枚の写真は9月20日のAT&T Parkで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツとアリゾナ・ダイヤモンドバックスの対戦時に収められたもので、ジャイアンツのマット・ダフィー、ダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミットら主力選手のほか、著名なスポーツキャスターである、ジョン・ミラーらの姿を拝める。フィールドから見える抜けるようなサンフランシスコの青空も印象的だ。iPhone 6sとiPhone 6s Plusは、12メガピクセルのカメラと先進的なピクセルテクノロジー、ノイズリダクション、光学式手ブレ補正を搭載しているが、件の記事では「高いパフォーマンスでスポーツ撮影にも最適である」と伝えている。
2015年09月24日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneに付属のリンゴステッカー、あれは何の意味?」という質問に答えます。***iPhoneの箱を開け本体を取り出すと、白い紙製ケースが現れます。説明書に目を通さなくても使いこなせることがiPhoneの売りですから、開けたことすらないユーザもいるのではないでしょうか。そこには、iPhoneの情報シートとともに「リンゴステッカー」が入っています。4センチ四方ほどの大きさで、しっかりとした粘着力がありますから、平らな部材であればどこにでも貼ることができます。このリンゴステッカーは、単なるアクセサリです。ノートパソコンの液晶パネル裏に貼るもよし、机や椅子に貼るもよし、車のリアガラスに貼るもよし。もちろん、気に入らなければ使う必要はありません。いわば「iPhoneのおまけ」です。とはいえ、ステッカーにはそれなりの"思い"が込められているようです。Appleは何も語りませんが、すべての製品にステッカーが添付されているわけではなく、たとえばApple Watchにステッカーは見当たりません。iPhone 5sとiPhone 6に付属のステッカーを比べても、ステッカーそのものの大きさと色は同じですが、台紙サイズが異なります。Appleマークを使用していることもあり、単なるおまけ以上の存在であることは確かでしょう。なお、ステッカーの添付はかなり以前から続けられています。Steve Jobs CEOが復帰してからロゴが見直され、横縞6色(通称「レインボーカラー」)のリンゴから単色のリンゴに変更されたものの、ステッカーの添付は続けられてきました。そこに込められた"思い"はともかく、今後発売されるiPhoneにも添付されることでしょう。
2015年09月22日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhone 6sはバッテリー容量が減ったってホント?」という質問に答えます。***どうやら、本当のようです。9日に実施されたイベントの基調講演では、「3D Touch」のコンセプトムービーが使用されましたが、そのとき映されたiPhone 6sの内部に目を光らせると、バッテリー表面に「1715mAh」という文字を読み取ることができます。その数値を隠す/表示しないならばともかく、意図的に変えるとは考えにくく、実際のバッテリー容量である可能性は高いといえそうです。ちなみに、分解レポートなどで以前から明らかにされているとおり、iPhone 6のバッテリー容量は1810mAhです。どちらの機種もバッテリーの素材はリチウムイオンであり、特性そのものに大きな変化はないと考えれば、iPhone 6sで新たに採用された「タプティック・エンジン」のぶんバッテリーパッケージの容積を小さくした、と考えられます。実際、コンセプトムービーでタプティック・エンジン周辺にあるパーツの位置関係を見ると、その推測は間違いではないように思えます。一方、Appleが公開しているモデル比較表を見ると、iPhone 6/6sとも連続通話時間は3G回線で最大14時間、連続待受時間は最大10日間、オーディオ再生50時間と差がありません。約5%バッテリー容量が減少したにもかかわらず、バッテリーの保ちは変わらないとすれば、新しい省エネ機構が効果を発揮しているのでしょう。基調講演で強調されてはいませんでしたが、新型SoC「Apple A9」や感圧機構を搭載したディスプレイで省エネ設計が改善されている可能性があります。iPhone 6s/6s PlusとiOS 9の組み合わせで実現される新UI「3D Touch」も、連続通話/待受時間に影響はないものの、画面遷移の回数が減るぶんバッテリーのもちにプラスに作用すると推測できます。バッテリー容量は減りましたが、それをカバーする工夫がされているという理解でよさそうです。
2015年09月16日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『今度のiPhoneはそんなに「固い」の?』という質問に答えます。***9月25日に発売されるiPhone 6s/6s Plusは、従来のiPhoneより「固い」ことが特徴です。ボディの素材はアルミ素材で変わりなく、キズに強くなる表面の陽極酸化皮膜処理(アルマイト)も同様ですが、アルミ合金の種類が変わりました。アルミ合金は「Aからはじまる4桁の数字」で呼ばれ、その数値を見ることで大まかな特性と何を混ぜたかを判定できます。下3桁の数字は、混ぜる素材の比率や規定外素材の含有率で変化しますから、特性をいうときには○千系などと呼ぶことが一般的です。iPhone 6/6 PlusまでのiPhoneには、6000番台のアルミ合金が採用されてきました。6000番台はアルミニウムにシリコンやマグネシウムをくわえたアルミ合金で、加工性と衝撃吸収力の高さが特徴です。アルミサッシなど強度を要する建材にも多く採用されるほか、競技用自転車のフレームなどにも利用されています。新たにiPhone 6s/6s Plusに採用された7000番台は、アルミニウムに亜鉛やマグネシウムをくわえたアルミ合金です。加工しにくく複雑な成形を苦手としますが、6000番台を大きく上回る強度が特徴です。航空機に採用されている「超々ジュラルミン」と呼ばれる素材も、この7000番台のアルミ合金です。7000番台のアルミ合金は、すでにApple Watchに採用されています。iPhone 6s/6s Plusとまったく同じ素材かどうかは語られていませんが、同じかかなり近い素材である可能性は大です。Apple Watchのページには「標準的なアロイ(注:6000番台のアルミ合金)よりも60%強く」、「あらゆるアクティブなライフスタイルにふさわしい素材」と謳われており、iPhone 6s/6s Plusの強度も同程度アップしていると考えられます。
2015年09月16日