アップルがiPhone用のバッテリー内蔵型保護ケース「Smart Battery Case」を発売した。対応機種はiPhone 6sとiPhone 6。カラーはチャコールグレイとホワイトの2色。同社のオンラインストアにおける価格は11,800円(税別)だ。Smart Battery Caseは「シリコーンケース」と同じように、外側に柔らかいシリコーン、内側にiPhoneを保護するマイクロファイバーを用いており、丸みのあるiPhone 6s/6のボディにぴったりとフィットし、手に心地よく収まる。またケースを簡単に脱着できるように、ヒンジ部分にエラストマーを採用している。Smart Battery Caseの装着によってiPhone 6sのバッテリー動作時間は以下のように80%前後長くなる。連続通話時間:最大14時間→同25時間LTEでのインターネット利用:最大10時間→同18時間ビデオ再生時間:最大11時間→同20時間ケース内蔵バッテリーの残量はiPhoneの通知センターやロック画面で確認できるほか、ケースの内側にバッテリーの状態を示すLEDインジケータが用意されている。iPhoneに付属するLightning-USBケーブルを使ってiPhoneと同じように充電でき、ケースを装着した状態で「iPhone Lightning Dock」を利用できる。米国のいくつかの媒体が、早くもSmart Battery Caseの使用レポートを公開している。The Vergeの「Apple’s new $99 iPhone battery case doesn’t measure up」によると、iPhoneとSmart Battery Caseのどちらのバッテリーも100%の状態では、iPhoneはケースのバッテリーから使用するという。Smart Battery Caseの内蔵バッテリーの容量は1,877mAh。iFixitの分解レポートなどで明らかになったiPhone 6sの内蔵バッテリーの容量をわずかに上回るが、iPhoneを100%まで充電できないこともあると指摘している。内蔵バッテリーが空になったiPhone 6sにSmart Battery Caseを装着し、Smart Battery Caseが空になるまで充電したところ、iPhone 6sの内蔵バッテリーは72%だった。バッテリー容量と価格という点ではサードパーティの製品に軍配が上がる。だが、スリムなSmart Battery Caseは持ちやすく、Lightningケーブル1本で扱え、通知で簡単にバッテリー残量を確認できるなど、Appleデザインならではの使いやすさが長所であるとしている。
2015年12月09日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『OSを起動せずにiPhoneの製造番号を調べられる?』という質問に答えます。***はい、電源をオンにしてiOSを起動することなく、iPhoneの製造番号(IMEI)やシリアル番号を調べることは可能です。対象とするモデルにより方法は異なりますが、バッテリーが切れたiPhone、操作不可能な状態のiPhoneでも調べることができるので、アクティベーションロックが有効かどうかチェックするときなどに役立ちます。iPhone 3G/3GSとiPhone 4/4sは、IMEIはSIMトレイに刻印されています。IMEIだけでなく、シリアル番号もあわせて確認することができます。SIMトレイは安全ピン1本あれば取り出せますから、手間はかかりません。iPhone 5/5c/5sとiPhone 6/6 Plusはさらにかんたんで、IMEIは本体背面の「iPhone」ロゴ右下に刻印されています。ボディカラーによっては多少読みとりにくさはあるものの、まったく道具を必要としませんから、刻印された場所さえ把握していればいいことになります。本体購入時のパッケージ(箱)をチェックするという方法もあります。iOS 9の動作対象機種でいうと、iPhone 4s以降のすべてのiPhoneについて、パッケージ裏側にIMEIとシリアル番号の両方が記載されています。ただし、未開封品でないかぎり、パッケージに記載の情報とiPhone本体が一致するとはかぎりません。中古品を吟味するときなど慎重に見極めたい場合、IMEIとシリアル番号は『設定』アプリで確認したほうがいいでしょう。
2015年12月08日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『次のiPhoneでヘッドホン端子が廃止されるってホント?』という質問に答えます。***次のiPhoneでヘッドホン端子が廃止される……という噂が飛び交っているようですね。さらなる薄型化のためには直径3.5mm大のヘッドホン端子は邪魔者、音楽はほかの手段で聴くようになるという趣旨ですが、真偽のほどは定かでありません。可能性のひとつとして挙げられている「Lightning経由でのデジタル信号出力」は、技術的には十分ありえます。Lightning端子に接続する専用のヘッドホンもすでに存在しています。この接続形式の場合、ヘッドホン側でデジタル信号をアナログ信号に変換する(DAコンバータを搭載している)ため、3.5mmヘッドホン端子に接続する(iPhone内蔵のDAコンバータを使う)より音質的には有利です。Lightning以外の方式がメインになる可能性もあります。たとえば、Bluetoothには「A2DP」というHi-Fiオーディオ規格があり、イヤホンやスピーカーなど対応製品が多数発売されていますが、これをiPhone標準のオーディオ出力に据える可能性も否定できません。ケーブル接続に比べ音質では不利な面があるものの、高性能コーデックを用意するなどの方法である程度はカバーできます。実現の可能性でいえば、Lightningが高そうです。Bluetoothの場合、iPhoneにBluetoothイヤホンを同梱して一挙に普及を図るという手があるものの、市場では圧倒的多数派の従来型(有線)ヘッドホンは使えなくなります。一方Lightningの場合、ごく小さいDAコンバータを内蔵した短めの3.5mm端子変換ケーブルを同梱すれば、従来のヘッドホンとの互換性は保てます。オーディオプレイヤーとしての存在感も大きいiPhoneのこと、現在利用されているオーディオ機器がすべて使えなくなるとは考えにくく、次の規格へスムーズに移行できるようなんらかの措置が講じられることでしょう。もっとも、ヘッドホン端子が廃止されるという話は噂に過ぎませんから、いまの段階から心配するのは気が早すぎるかもしれません。
2015年12月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneは"うつ伏せ状態"のほうが省エネ、ってホント?』という質問に答えます。***本当です。iPhoneを置くときには、画面を下向きにする"うつ伏せ状態"のほうが消費電力は少なくなります。それは、iOS 9で導入された通称「フェイスダウンモード」によるものです。iPhoneに内蔵のセンサーが向きを判定し、下向きとわかった場合はムダにディスプレイを点灯させないために消費電力が減るのです。iPhoneを机に置くとき、上向きでなく下向きにするよう心がけるだけで、わずかとはいえバッテリーが長もちします。フェイスダウンモードは、iPhone 6s/6s Plusと6/6 Plus、5sの5モデルでサポートされます。すべてのiPhoneが対応するわけではありませんが、iOS 9の動作対象機種で除外されるiPhoneはiPhone 4sとiPhone 5のみですから、大半のiPhoneで有効だと言っていいでしょう。その動作ですが、ディスプレイが点灯しないだけであとは同じです。メールが到着すれば通知音が鳴り、バイブレーションによる振動もありますが、ディスプレイは消灯されたままです。低電力モードではないとき、ガラステーブルのような透過物の上にiPhoneを置いて通知が届く瞬間を見れば、通知音とバイブレーションはあるけれどディスプレイは暗いまま、という状態を確認できることでしょう。なお、フェイスダウンモードが動作するのは画面を下向きにしているときだけです。斜めに立てかけている、ポケットに差し込んでいるなど水平ではないときには動作しません。つねに有効なため、通知の到着をディスプレイの点灯で知るようにしている場合は置きかたに注意しましょう。
2015年12月01日iPhone/iPadでは、入力装置としてBluetoothキーボードを利用できる。ソフトウェアキーボードは画面サイズに制約されるが、ハードウェアとして独立しているBluetoothキーボードであれば選択肢は豊富にある。自分が使いやすいキーピッチ/キーストロークを選べるし、大きさやデザインもいろいろある。長い文章を入力する機会が多ければ、Bluetoothキーボードの導入を検討すべきだろう。ハードウェアキーボードならではの機能もある。iOSのソフトウェアキーボードは、キーを押し続けて同じ文字を連続入力する「キーリピート」に対応しないが、Bluetoothキーボードを使えばスペースの大量挿入も「delete」キーで連続削除もわけのないこと。それに、Bluetoothキーボードが接続されている間はソフトウェアキーボードが自動的に無効化されるので、画面を広く使えるメリットがある。iOS 9では、カスタマイズ機能も充実した。『設定』→「アクセシビリティ」→「キーボード」の順に画面を開くと、「キーのリピート」と「複合キー」、「スローキー」という3つの項目が表示されているはず。各項目はオン/オフを切り替えられるほか、反応までの微妙なタイミングを調整できるのだ。「キーのリピート」では、キーのリピート間隔(押しているキーの文字が入力される間隔)、リピート入力だと認識されるまでの時間を0.01秒刻みで設定できる。「複合キー」では、optionキーやcontrolキーなどの修飾キーを押すだけで押したままにできる設定を選択できる。「スローキー」では、キーを押してから認識されるまでの時間を調整可能だ。使いやすいよう好みで調整すればいいが、初期値ではキーリピートがやや反応鈍めに設定されているため、リピート入力認識までの時間(初期値は0.40秒)をやや短くするといい。カーソルキーの動きが緩慢に感じられる場合も同様に、キーのリピート間隔を短くしてみよう。
2015年11月27日サンコーは11月18日、iPhone 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus用の「iPhoneに戻るボタンを追加できる液晶保護ガラス」を販売開始した。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込1,980円。iPhoneのホームボタンの左右スペースに、見えないボタンを追加する液晶保護ガラス。ホームボタンの左右スペースは、それぞれ親指が届きにくい画面上部左右のボタンとリンクする。ガラスには回路が仕込まれており、ホームボタン横のスペースをタップすることで、画面上部のボタンが反応する仕組みだ。保護ガラスとしては、表面硬度が9Hの2.5Dラウンドエッジカット仕様。5層コーティング、疎油性コーティングにより、水を弾いて指紋もつきにくい。iPhone 6 / 6s用と、iPhone 6 Plus / 6s Plus用の2モデルを用意する。本体サイズはiPhone 6 / 6s用がW59×D0.3×H129mm、重量は7.5g、iPhone 6 Plus/ 6s Plus用がW69×D0.3×H148mm、重量は9.5g。使い捨て清掃紙、クリーニングクロス、ホコリ除去シートが付属する。
2015年11月24日○「写真.app」の使い方 その3写真を編集してみよう「写真.app」は写真を整理するだけでなく編集することもできる。今回は第19回のときに説明したiPhoneの中に入っている写真が同期されたものの中から選んで編集してみよう写真を編集する場合は、まず編集したい写真をサムネイルから選んで大きく表示する。右上に[編集]ボタンがあるので、続いてこれをクリックしよう。すると右側に写真の編集ツールが現れる。このツール、実はiPhoneの写真.appにあるものと同じ。そう、Macの写真.appはiPhoneの写真.appと同じ加工ができるのだ。それでは編集ツールを一つずつ見てみよう。まず[補正]は写真の明るさなどを最適なものに自動調整するツール。ワンクリックで写真が明るくなっているのがわかるだろう。写真に全体的に光量が足りないときなど、まずクリックしてみよう。[回転]は写真を時計と逆回りに90度ずつ回転させる。[トリミング]では右側のダイヤルで写真の細かな角度の微調整と、写真のアスペクト比(縦横の長さ)の変更、画像の反転などができる。[フィルタ]は写真にいろいろな加工を加えるもの。モノクロ写真やインスタントカメラ風など8種類のフィルタの中から選んで加工できる。[調整]は写真にさらに細かな加工を行うもの。「ライト」でもっと写真を明るくしたり、「カラー」で色を濃くしたりできる。さらに[追加]ボタンから加工する項目を増やすこともできる。[レタッチ]は写真にゴミが付いていたりするときにパッチを当てて消すことができる。[機能拡張]は写真.app以外のソフトウェアの加工機能を利用できるもの、インストールされているソフトが機能拡張に対応している必要がある。何も入っていないと「その他…」と表示され、選択すると[システム環境設定]の「機能拡張」パネルが開かれ、写真編集に対応した機能拡張のあるソフトが表示される。使いたいものにチェックを入れて再度[機能拡張]に戻ると先ほどチェックしたソフトが表示されているはずだ。実際にツールを使って加工してみよう。○iPhoneとの共有さて最終的に編集された写真は[完了]ボタンを押すことで加工を完了する。ここでiPhoneの中にも入っていた同じ写真を確認してみると、Macで編集されたものと同じ加工がされているのがわかるだろう。写真データはMacとiPhoneで同期されているため、同じ編集が自動的に適用されるようになっている。ちなみにiPhone側で[元に戻す]をタップすると編集が全て解除され、オリジナルの写真に戻る。同じようにMacの写真.appでもオリジナルに戻る。これはオリジナル写真が加工されているわけではなく、編集する項目をiPhoneとMacで共有しているためだ。そのためiPhone側で写真を編集してもMacで同じ写真に変更されるし、編集してもいつでもオリジナル写真を取り出すことができるので安心して作業が行える。次回は写真.appの最終回予定、写真を誰かと共有する方法を解説しよう。
2015年11月21日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『よく行く場所はiPhoneを見ればわかるってホント?』という質問に答えます。***本当です。iOS 7以降、システムが把握した「利用頻度の高い位置情報」は履歴として残るよう設定されているため、いつ/どこへ/どれだけの回数出かけたか振り返ることが可能です。この設定は初期値で有効になっているため、意識しないまま位置情報が記録されてしまうという事態が発生しがちです。家族や知人に知られたくない場所へ足繁く通っている人は、じゅうぶん注意しましょう。「利用頻度の高い位置情報」は、『設定』→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順にタップし、画面のいちばん下にある「システムサービス」をタップすると現れます。画面の履歴欄には、繰り返し訪れた場所と訪問回数が表示され、タップすると地図上でおおまかなエリアを確認することができます。位置情報が記録される具体的な基準は明らかにされていませんが、ある程度の距離があるの移動を開始、または終了するタイミングで位置情報が記録されているようです。そのため、臨時の要件で訪れた土地はもちろん、通勤・通学に使う駅や自宅の情報も記録されます。実際、自宅の訪問記録を確認すればおよその在宅時間(帰宅した時刻と翌日出発した時刻)がわかります。この履歴情報は、「利用頻度の高い位置情報」画面にある「履歴を消去...」ボタンをクリックします。すると、iPhoneに蓄積されている位置情報の履歴がすべて消去されます。特定の履歴を選んで削除することはできません。そもそも移動情報が克明に記録されると気味が悪いという場合には、同じ画面上にある「利用頻度の高い位置情報」スイッチをオフにします。ただし、この位置情報の本来の利用目的である予測交通経路指定(マップアプリのルート案内機能など)の精度が低くなる可能性があるため、オフにせず履歴を消去することで対応したほうがいいでしょう。
2015年11月20日KODAWARIは、現行の液晶ディスプレイガラスとして、一番強度が高いといわれている「アミノシリケートガラス」を使用したiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用液晶保護フィルム「PATCHWORKS ITG Silicate - Impossible Tempered Glass」を発表した。11月20日より販売を開始する。価格はiPhone 6/6s用が4,300円(税抜)、iPhone 6 Plus/6s Plus用が4,500円(税抜)。同製品は、現行の液晶ディスプレイガラスとして、一番強度が高いといわれている「アミノシリケートガラス」を使用したiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用液晶保護フィルムである(iPhone 6 Plus/6s Plus用は直販限定モデル)。一般的な強化ガラス(ソーダライムガラス)より60%高い強度を誇るという。加工すると強度が落ちる素材の特性を活かし、縁にかかる衝撃を軽減する、いわゆるラウンドカット処理を施さず、最小限の研磨に留めることで、高い耐久性を実現している。厚さは0.4mmで、表面硬度は9H、透過度は93.7%。なお、iPhone 6シリーズの湾曲した部分は保護しない仕様となっている。
2015年11月19日KODAWARIは、素材にポリカーボネートとTPUを採用した二重構造のiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用ケース「ITG Level PRO case」の販売を開始した。価格はともに3,100円(税抜)。同製品は、素材にポリカーボネートとTPUを採用した二重構造のiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用ケースである。本体背面に一般的なサイズのICカードを1枚収納可能なスロットを装備。付属の読み取りエラー防止シートも一緒に入れておくことで、Suicaなどを出し入れすることなく、そのままタッチして利用できる。また、背面にはICカードを差し込むスリットが切られており、スロットに収納したカードを差し込むことで、縦横どちらでも固定可能なスタンドとして使うことが可能となっている。ITG製の強化ガラスフィルムの保護を考慮して、装着したフィルムからの段差を1mm高く設計。iPhoneだけでなく、装着したガラスフィルムも保護する。本体を装着した状態でiPhoneの各種操作が可能。イヤホンジャックとLightning端子の開口部は広めにとってあり、接合部が大きいサードパーティのイヤホンやLightningケーブルでも余裕をもって対応する。さらに本体下部の左右にはストラップホールが穿たれており、各種アクセサリを装着できる。カラーは、ブラック、ホワイト、サンド、レッド、ピンクの5色。なお、ピンクは直販限定モデルとなっている。
2015年11月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「Apple SIM」はiPhoneで使えますか?』という質問に答えます。***一般的なSIMカードは1枚につき1つの通信会社しか利用できませんが、「Apple SIM」は国内/海外を問わず1枚で複数の通信会社を利用できます。これまで海外滞在時には、高額なローミングサービスを利用するか現地のプリペイドSIMを入手して差し替えて対応してきましたが、Apple SIMを利用すれば画面から通信会社とプランを選択するだけで利用できます。そのApple SIMが、11月17日から日本のApple Storeでも取り扱いが始まりました。Appleが扱うSIMのこと、iPhoneで使えないことはないだろう……と思わず結論づけてしまいそうですが、「装着可能だがソフトウェア(サービス)としては利用できない」が現時点での答えとなります。つまり、差し込むことはできても、肝心の通信には利用できません。Apple SIMは「エンドユーザが複数の候補のなかから通信事業者を選べるSIMカード」です。物理的な特性はnano SIMですから、iPhone 5以降のiPhone/iPad全モデルに装着できます。しかし、物理的に装着できることと通信用IDカードとして利用できることは別の話です。AppleのWEBサイトには、nsno SIMに対応する製品のリストが掲載されています。そこにはiPhone 5以降のiPhoneとiPad mini以降のiPad(Wi-Fi+Cellularモデル)が掲載されていますが、Apple SIMとの互換性が明記されているのはiPad Air 2とiPad mini 4、iPad mini 3の3製品です(11月17日現在)。最近発売されたiPad Proをくわえた4製品がApple SIMの対応製品であり、SIMフリーモデルを含めすべてのiPhoneは現在のところApple SIMに対応していません。
2015年11月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneでバーチャルツアーするときの対象都市をどうやって見つけるの?』という質問に答えます。***iOSの『マップ』アプリには、3D風に再構成した衛星写真を使い、都市上空を飛行機から眺めるかのような立体感ある地図を楽しめる「3D Flyover」という機能が装備されています。ピンチイン/アウトすれば拡大・縮小でき、回転も可能ですから、建物の裏側に回り込むことも可能です。3D Flyoverのデータはクラウド(Appleのサーバ)に存在し、必要に応じてダウンロードされます。クラウド上のデータは事前の告知なしに更新/追加されることがあり、iOSのアップデートやiPhone/iPadの発売と必ずしも連動しているわけではありませんから、気がつけば対象都市が増えているという可能性もあります。実際、10月下旬には3D Flyoverの対象都市に静岡と長崎が追加されました。iOS 9のリリースは9月16日、iPhone 6s/6s Plusの発売は9月25日ですから、静岡・長崎の追加との因果関係はなさそうです。さらに10月末には広島と岡山、京都、大阪、名古屋と仙台もくわわり、今後も増えそうな勢いです。3D Flyover対象都市は、マップ上に「3D」というマークが表示されます。ある程度縮尺が小さくなければ表示されないため、iPhoneの画面に1つの県が収まる程度の縮尺まで調整してみましょう。前述した都市の市庁所在地あたりに「3D」という文字が現れるはずです。ところで、3D Flyoverには名所旧跡を自動的に巡回する「Flyoverツアー」という鑑賞モードが用意されています。この機能に対応しているかどうかは、地図上では見分けがつきにくいものの、都市名を検索すると「
2015年11月18日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneを振っても曲がシャッフルされなくなりました!?』という質問に答えます。***バージョンアップするたびに機能が増える印象のiOS(iPhoneのシステム)ですが、そうとはかぎりません。仕様やデザインが変更されたり、場合によってはなくなってしまうこともあります。iPhoneを振るとランダムな曲にスキップする機能「シェイク」も、iOS 8.4以降『ミュージック』から姿を消しました。もう、iPhoneを振っても再生中の曲が変わることはありません。iOS 8.4までのiOSには、『ミュージック』の設定画面にある「シェイクでシャッフル」というスイッチが用意されていましたが、現在のiOSにはありません。『ミュージック』がシェイクに反応しないよう仕様変更されたためで、曲をランダムに再生するには(シャッフルモードにしたうえで)曲送りボタンを押すか、Siriに命令することになります。この仕様変更は、ひとつの決断と考えられます。シェイク機能を有効にしていると、走ったときや階段を駆け下りたときなど大きめな動きで反応してしまうこともあり、判定がシビアで使いづらいとの意見もありました。『ミュージック』にシャッフル機能を残すがシェイクと連動させることは止めよう、という決断をAppleが下したのでしょう。なお、シェイク機能は現在も変わらずiOS 9に残されています。場所は『設定』→「一般」→「アクセシビリティ」画面にある「シェイクで取り消し」に変更されましたが、このスイッチでシェイク機能をオン/オフできます。削除したメールを元に戻したい、メモに入力/削除した文字を1つ前の段階に戻したい、という場合は従来どおりiPhoneをシェイクすれば操作を取り消せます。
2015年11月17日コルグは、演奏と音楽制作の両方に適したiPad向けモバイル音源アプリ「KORG Module」のiPhone対応バージョン「KORG Module for iPhone」を発売した。価格は3,600円(11月30日までの現在発売記念セール価格2,400円にて販売中)同アプリでは、Acoustic Piano、Electric Piano、Clav、Organ、Multiなど5つの専用音源モジュールをはじめ、サウンドデザイナーによって厳選された100個の音色プログラム、曲のテンポを自由自在に変更できる音楽プレーヤー、ライブ・リハーサルに便利なセット・リスト機能などを搭載している。また、臨場感のある3Dと、操作性を重視した2Dといった2つのグラフィックモードを備える。さらに超低レイテンシー設計を採用しており、同社microKEYをはじめとしたMIDIキーボードなどにて演奏を行える)iPhoneとUSB機器の接続には、Apple Lightning-USBカメラアダプタが必要)。なお、iPhone用のアプリとなった本製品だが、音質はiPad版とまったく同様とのことだ。
2015年11月09日サンワサプライは、iPhoneやAndroid端末とPC間でのデータ共有が可能なUSBメモリ「iPhone・iPad対応USBメモリ(Lightning/microUSB対応・MFI認証・Android対応・Gmobi iStickPro)600-IPL_GAシリーズ」を発売した。価格は(以下同)税別10,093円から。「iPhone・iPad対応USBメモリ(Lightning/microUSB対応・MFI認証・Android対応・Gmobi iStickPro)600-IPL_GAシリーズ」は、Lightningコネクタ、microUSBコネクタ、USBコネクタを搭載したUSBメモリ。各種コネクタにより、iPhone・iPadやAndroid端末、PCに直接接続してのデータ転送が可能となっている。iPhone・iPad・iPod touchで同製品を使用する場合には、専用の無料アプリ「iStickPro」が必要となる。同アプリでは、JPEGやGIF、MP4、M4V、Word、Excelといったファイルの閲覧やデータ転送に対応している。そのほか、連絡先のバックアップや復元もサポートする。Android端末では、ファイル管理アプリを使用することで、端末とメモリ間でデータをやり取りできる。コネクタの切り替えは、同製品のつまみをスライドすることで可能。サイズ/重量は、幅約28.6mm×高さ約51.6mm×奥行き約9.1mm/約12g。対応OSは、Windows 10/8.1(32bit・64bit)/8(32bit・64bit)/7(32bit・64bit)、Mac OS X10.6から10.10、iOS 8.0から9.1、Android 3.1以降。ストレージ容量は、32GB/64GB/128GBの3モデルが用意されており、価格は、32GBモデルが10,093円、64GBモデルが14,722円、128GBモデルが25,833円。
2015年11月09日ドスパラは、本体背面にブラックミラーを装備したiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plusケース「DN-13301」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格はそれぞれ699円。同製品は、本体背面に身だしなみのチェックなどに利用できるブラックミラーを装備したiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plus用のケースである。素材は柔軟性のあるTPUを使用しているので、脱着がスムーズに行える。背面のブラックミラーにはホールが穿たれており、アップルのロゴが見える仕様となっている。
2015年11月06日ドスパラは、iPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plusを壁面や冷蔵庫など平らな場所に貼り付けられるケース「DN-13296」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格はそれぞれ999円。同製品は、iPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plusを壁面や冷蔵庫など平らな場所に貼り付けられるケースである。本体背面の接着部分にホコリやゴミが付着した場合は、水洗いすることで粘着力が回復する。通常使用に際しては、接着部分がベタつくことはないとのことだ。iPhone 6/6sとiPhone 6 Plus/6s Plusの2種を用意。カラーはブラックの1色のみとなっている。
2015年11月04日ドスパラは、ホームボタンの左右を押すだけでiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plus画面上部のタップを可能にするボタン付き液晶保護ガラス「DN-13242」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格はそれぞれ999円。同製品は、ホームボタンの左右を押すことでiPhone 6/6sおよびiPhone 6 Plus/6s Plus画面上部のタップを可能にするボタン付き液晶保護ガラスである。iPhone 6/6sシリーズのホームボタンの左右に「ワンハンドタッチボタン」を付加することで、画面上部の左右をタップ可能になる。素材はガラスなので気泡が入りにくく、貼り付けに失敗した場合でもやり直しができる。表面の硬度は9H、透光率は99%、厚さは0.33mmで、iPhoneを操作する際、指が引っかからないよう、ガラス縁はラウンド仕様になっている。本体のほか、クリーニングペーパー×2(ドライ、ウェット)、貼り付け補助シールが付属。
2015年11月02日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneを胸ポケットに入れるときの向き、どっちがいい?』という質問に答えます。***正直、どちらでもいいと思いますが……そう答えてしまうと話が続きませんので、マジメに考えてみました。もちろん、好みの問題で正解はありませんから、あくまでひとつの見解と理解してください。なお、対象機種は現行モデルのiPhone 6/6sとします。iPhone 5s以前のモデルを含めると条件の幅が広すぎますし、iPhone 6 Plus/6s Plusは胸ポケットに入りそうにないからです。結論からいうと、背面を手前(自分の胸)に向けて入れたほうがよさそうです。理由は3つあります。ひとつは、美観上の問題です。iPhone 6/6sの背面上部には、いまひとつ評判がよくない「白い線」があります。胸ポケットが深ければ隠れますが、出てしまうと……ポケットチーフ的な効果を期待するのならば、比較的すっきりしている前面を見せるほうがいいのではないでしょうか。二つ目は、眼前にいる人に対する配慮でしょうか。いちど胸ポケットから見えるレンズの存在に気付いてしまうと、カメラを向けられているようで落ち着かない、と感じる人もいることでしょう。前面にもFaceTimeカメラ(フロントカメラ)もありますが、レンズが小さいのでさほど気になりません。レンズ部分を下にして収める方法もありますが、前述した「白い線」が見えますし、iPhoneを取り出すとき誤ってホームボタンを押すとSiriが反応してしまいます。三つ目は、フラッシュ対策です。設定次第ですが、アクセシビリティ機能で「LEDフラッシュ通知」をオンにしていると、通知を受けるつどフラッシュが明滅します。この明るさはかなりのもので、間近で見るとくっきり残像が残るほどです。フラッシュ部分を自分向きにしておけば、眼前にいる人の迷惑になりません。
2015年11月02日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhone 6sに"当たりはずれ"があるってどういうこと?」という質問に答えます。***iPhone 6sの"当たりはずれ"とは、その頭脳に相当するシステム・オン・チップ(SoC)の「A9」に2タイプあることではないでしょうか。実は、iPhone 6s/6s PlusのSoCはスペックシート上同じ「A9」ですが、実際には2つのメーカーが微妙に異なる仕様の「A9」を製造しています。A8までのApple AシリーズSoCは1社が製造を請け負っていましたが、A9では2社に分散されました。その理由は明らかにされていませんが、世界的な人気を誇るiPhoneは初期ロット時点で相当の台数を用意しなければならず、その数に見合うSoCを確保することが難しかったからだと推測されます。結果として、Appleは韓国・サムスンと台湾・TSMCの2社に発注を行いましたが、生産ラインなどさまざまな要因により違いが生じました。技術解析サービス企業であるChipworks社の公式ブログによれば、サムスン製(APL0898)は14nmでTSMC製(APL1022)が16nm、ダイサイズにも違いがあるとのこと。驚いたことに、AppleはiPhone 6s/6s Plusを設計するにあたり、異なるSoCそれぞれに最適化した設計を並行して進めたようです。基本設計が同じとはいえ物理的な違いがありますから、両者の性能はまったく同一ではありません。他の条件が同じ場合、14nmルールでダイサイズが小さいサムスン製のほうが温度上昇が速く、そのぶんバッテリーの減りもわずかながら速いと考えられます。海外のIT系ニュースサイトArs Technicaでは、A9には2種類のSoCがあり、2~3%程度とわずかながらバッテリーのもちに差が生じうることをAppleが認めたと伝えています)。とはいえ、SoCの処理能力自体に差はなく、高い負荷をかけ続けるなど特殊な使いかたをしないかぎり、バッテリーにも性能差は現れません。当たり外れがあるとすれば、液晶パネルにムラがあるなどの初期不良のほうがよほど影響は大きいといえます。
2015年10月29日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「ヘルスケア」でできることがいまいちわかりません……』という質問に答えます。***iOSに標準装備される「ヘルスケア」は、その名のとおり健康管理を目的としたアプリです。歩数や心拍数、睡眠時間などを測定し、日々記録します。iPhone 6/6 Plus以降の端末を利用している場合、内蔵のモーションコプロセッサー(Apple M8/M9)の働きにより、歩いた距離/歩数と階段を昇った階数が自動的に記録されます。なお、iPhone 5sにもモーションコプロセッサ(Apple M7)は搭載されていますが、気圧センサーがないため登った階数は記録されません。それ以外の情報は、周辺機器および外部アプリから取得されます。取得できる情報は、その周辺機器にどのようなセンサーが搭載されているか、連携するアプリにどのような機能が搭載されているかによって決まります。「ヘルスケア」対応アプリを入手した場合、連携機能を有効にする必要があります。アプリの設定画面には、「ヘルスケア」のデータにアクセスすることを許可するかどうかのスイッチがあり、そのスイッチをオン(白→緑)に切り替えると、そのアプリが取得/生成したデータを「ヘルスケア」に書き込めるようになります。サードパーティー製アプリ「Sleep Time」を例に説明してみましょう。このアプリは、iPhoneを枕元に置いて就寝すると、iPhoneに内蔵の加速度センサーを利用して睡眠中のわずかな体の動きを測定し、睡眠時間や睡眠の質を記録する機能を持ちますが、「ヘルスケア」と連携させれば健康情報を一元的に管理できます。運動量と睡眠の質の相関関係を調べたい、といった場面で役立つことでしょう。体重計と通信する機能を持つアプリ、心拍数の測定が可能なウェアラブル端末専用のアプリについても、「ヘルスケア」対応であれば同様な使い方が可能になります。iPhone/iOSだけでできることに限りはありますが、サードパーティー製アプリや周辺機器と連携させることにより、健康管理の範囲は格段に広がることでしょう。
2015年10月23日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneで書いたメモ、あとで読み返すとさっぱりわかりません……」という質問に答えます。***iPhoneはいつも持ち歩くデバイスなだけに、思いついたことを書き留める"メモ帳"として便利な存在です。「メモ」などのアプリを起動してソフトウェアキーボードで入力するもよし、Siriで音声入力するもよし、活用方法は自由自在です。手書きの場合、悪筆のため何が書かれているか判読不能という事態が発生しがちですが、テキストというデジタルデータとして記録する場合その心配はありません。一方、内容がちりぢりばらばら、論旨が一貫していない、という文章もまた読みにくいものです。散文形式といえば響きはいいものの、思いつきのまま文章を綴っていると、自分で書いた文章ですら意味不明という場合もあります。そんなときには、「メモ」のインデント機能を使い文章を構造化することをお勧めします。「・」や「☆」などの見出し記号を入力してそのすぐ右側をプレス、現れたメニューで「インデント」をタップすると、その行が字下げ処理されます。以降、改行しても行頭が字下げされるため、字下げされていない部分との違いは一目瞭然です。インデントは入れ子処理が可能です。「第1章」の下に「第1節」と「第2節」、第1節と第2節の下位に「第1項」から「第4項」までをそれぞれ設けるといった形でインデント処理を行えば、きれいに構造化された文章となります。構造化を心がければ、自然と論理構成や論旨展開がスムーズな文章になることでしょう。なお、インデント解除処理を行わないかぎり、改行しても字下げされる状態は続きます。インデントを解除するには、インデントを実行したときと同様にメニューを表示し、「インデント解除」をタップします。複数の階層を作成した場合は、その階層に応じてインデント解除処理を繰り返す必要があります。
2015年10月20日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneからプリンタを遠隔管理できるの?」という質問に答えます。***iOSの印刷機構「AirPrint」に対応するプリンタであれば、いろいろなことがiPhoneから処理できます。Safariや「メモ」など、共有メニューに「プリント」アイコンが表示されるアプリであれば、アプリで表示している文書を印刷できます。AirPrintは、2010年秋に公開のiOS 4.2.1以降でサポートされています。2015年現在、国内外の多くのプリンタメーカーからAirPrint対応モデルが発売され、その数は数百にも達しています。ここ数年で発売されたWi-Fi対応の中上位モデルは、かなりの確率でAirPrintに対応しています。AppleはAirPrint対応プリンタの一覧ページを用意しているので、チェックしてみましょう。AirPrintは基本的にPDFを出力する機能で、写真/画像を含むさまざまな文書はPDFとしてプリンタへと送信されます。ネットワークに接続された機器のサービスを設定なしで利用可能にするしくみ(Apple製品では「Bonjour」と呼ばれるゼロコンフィグレーション機能)もポイントで、ただ同じネットワークに接続するだけでiPhoneから印刷できるようになります。そのAirPrintは、インターネット・プリンティング・プロトコル(IPP)と呼ばれる仕様に従い、印刷データの送受信や印刷機器の制御をおこないます。プリンタメーカーの多くが、インク残量などの情報を確認できるiOSアプリをApp Storeで公開していますが、そのアプリはIPP経由でステータス情報を取得していると推測されます。ステータス情報の取得は、システム標準の機能として強化される方向でiOSは進化しています。iOS 9では、一部のプリンタはAirPrintのプリンタ情報画面でインク残量を確認できるようになりました。従来も用紙切れのときなど警告を発する場面はありましたが、今後はより多機能化するかもしれません。
2015年10月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iCloudメールがプッシュされなくなりました!?」という質問に答えます。***iCloudメール最大の利点は、メッセージがサーバに到着するやいなやiPhoneへプッシュ通知するしくみと、メッセージ到着を把握したiPhoneがメッセージ本文の(メールサーバからの)ダウンロードを開始するリアルタイム性にあります。これまで携帯電話メール(キャリアメール)の利点とされてきた機能をカバーしているため、キャリアの変更にあわせて使いはじめているiPhoneユーザも多いはずです。プッシュ通知をサポートしないメールサービスの場合、15分や30分など、あらかじめ設定したタイミングでメッセージの到着をメールサーバに問い合わせることになります(フェッチ受信)。いわば定期的に手動メールチェックしているわけで、メッセージの到着を知るまで10分以上のタイムラグが発生することも珍しくありません。この便利なiCloudメールのプッシュ通知ですが、ある操作を行うと一時的に無効化されます。それは、iOS 9でサポートされた「低電力モード」です。低電力モードを有効にすると、iCloudメールを含むメールのプッシュ通知は無効化されます。フェッチ受信すら無効化されてしまうため、メールの到着を知るには「メール」アプリを起動して手動でメールチェック(多くのメールアプリは起動にあわせてメールチェックを行います)するしかありません。バッテリーのもちをよくするためにプッシュ通知の便利さが犠牲になった、といえばわかりやすいでしょうか。なお、低電力モード時はプッシュ通知が利用できなくなるため、メッセージ本文をあらかじめ取得する「メール」の機能も無効化されます。「メール」を起動してiCloudメールの到着を知ったあと、メッセージ本文をダウンロードする処理が始まるため、その内容に目を通せるようになるには少々時間がかかります。
2015年10月18日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「ヘルスケア」のデータが表示されません!?』という質問に答えます。***iOSに標準装備のアプリ「ヘルスケア」は、Bluetoothで接続されたアクセサリ、またはiPhoneに内蔵のチップを利用してフィットネスデータを収集します。iPhoneに内蔵のチップとは、センサー類を統括するためのモーション・コプロセッサであり、最新モデルのiPhone 6s/6s Plusには「M9」が搭載されています。モーション・コプロセッサは演算などある種の処理を行う点ではメインのSoC/CPUと同じですが、消費電力がとても少ないことが特徴です。独立して設計されており、SoC/CPUとは物理的に分かれて存在しますが、iPhone 6s/6s Plusの「Apple A9」からはA9内部に実装されています。チップの形状としては、A9と一体化しているのです。しかし、モーション・コプロセッサはあくまでメインCPUを補佐する副CPUであり、その機能はSoC/CPUから独立しています。iPhone/iOSの主機能を駆動するCPU(iPhone 6s/6s Plusでいえば「A9」)が正常に動作していたとしても、M9へのアクセスが失敗する可能性はあります。実際、「ヘルスケア」がなんらかの理由でモーション・コプロセッサにアクセスできなくなり、結果として歩数や上った回数が表示されなくなることがあります。不具合の原因がアプリにあるのかシステムにあるのか定かではありませんが、モーション・コプロセッサが保持するデータを取得できなくなると、歩数などのデータは表示されなくなります。もし「ヘルスケア」のデータが正常に表示されなくなった場合、まずは「システムの再起動」を行います。そうすれば(モーション・コプロセッサにアクセスするための)プロセスが初期化されるため、ハードウェアが原因でなければ再びデータを取得できるようになるはずです。フィットネスデータが消えていなければ、再起動後には歩数などのデータが再び表示されるようになることでしょう。
2015年10月18日新型iPhoneである「iPhone 6s/6s Plus」が発売され、機種変更した、もしくはしようと考えている人も多いだろう。キャリアでは、旧機種を下取りすることで割引きになる施策が用意されている。そうした下取りサービスを利用する際には、旧機種の初期化をユーザー自身がしなければならない。本稿では、iPhone上でiPhoneの初期化をする方法を紹介する。「初期化」を行うと、端末内のデータや設定がすべて消去されるので、操作する前に必ずバックアップをとっておくようにしよう。なお、以下ではiOS 9.0.2で検証している。○「設定」から「リセット」まずは、「設定」アプリから「一般」を選択する。そして、ページ最下部にある「リセット」の項目をタップ。すると、様々なリセットに関する項目が表示されるので、上から2番目の「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する。「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すると、端末にパスコードをかけている場合は入力画面が表示される。画面ロック解除の際に使用しているパスコードを入力しよう。続いて、「すべてのメディアとデータを消去し、すべての設定をリセットします」というポップアップが表示されるので、「iPhoneを消去」を選択。さらに、もう一度「本当に続けますか?」というポップアップが現れる。ここで、「iPhoneを消去」を選択すると、初期化が始まる。そのため、バックアップに不安がある人はもう一度確認しておくといいだろう。ちなみに、2度目の「iPhoneを消去」を選択する際、「iPhoneを探す」をオンにしていると、Apple IDのパスワード入力を求められる。初期化が開始すると、再起動したときのような白地にリンゴマークの画面になり、初期設定画面に移行する。これで、iPhoneの初期化が完了したことになる。
2015年10月14日○連絡先のグループ分類はMacでできる通知やオンラインソフト関連の話題に飛んでいたが、今回からはまたiCloudでiPhoneと同期されるソフトの解説に戻ろう。今回はiPhoneでも当然使っているはずの「連絡先」についてだ。連絡先はiCloudで同期した時点で、iPhoneで使っているものが表示されているはずだ。iPhoneの「電話」にある「連絡先」だけを使っているならこれらの項目は「すべての連絡先」だけで、グループ分類がされていない状態になっている。なぜかiPhoneの「連絡先」はグループを作ったり、分類したりすることができない。これらを行うには、分類に対応したiOSアプリを使うか、Macの「連絡先」を使う必要がある。まずは普通の連絡先の追加から行ってみよう。連絡先の詳細が表示されているカードにある[+]ボタンをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示される。ここでは「新規連絡先」を選んで新規カードを作成しよう。項目を埋めていこう。項目が青くなっているところはドロップダウンメニューから項目を変更できる。例えば「携帯電話」の項目は「iPhone」などに変更可能だ。また電話などの項目を1つ記入するともう1つ電話の項目が追加される。これは携帯電話、iPhone、勤務先電話など複数の項目を記入できるようにするためで、記入しなければ連絡先を完了したときには項目は削除される。必要なところを記入したら[完了]ボタンを押そう。カードが追加された。[編集]ボタンを押すと再度カードの編集を行うことができる。[写真を追加]をクリックすると、iCloudやFaceTimeカメラから顔写真を指定することもできる。[+]ボタンでTwitterのIDやニックネームなどを追加することもできる。今度はグループを作成してグループ分けをしてみよう。[+]ボタンから「新規グループ」を選択しよう。グループのところに「名称未設定のグループ」という項目ができる。今回は「仕事」という項目を設定しよう。これで「仕事」というグループができたが、この時点ではまだグループ分けがされていないので、連絡先は何も表示されていない。そこでまず「すべての連絡先」を選んでカードを表示し、「仕事」グループに入るカードを選んで(複数選択可能)ドラッグ&ドロップしよう。○「連絡先」でできることMacの「連絡先」を使うと、他にもいろいろなことができる。まず「FaceTime」を使って相手に発信することができる。登録したカードで「FaceTime」が青くなっている場合は利用可能で、クリックすることでiPhone、あるいは相手のMacを呼び出すことができる。オーディオを使うと「FaceTime オーディオ」が使われ、ビデオ通話になることはない。メールアドレスの項目は、選択すると後ろに青いアイコンが表示される。iMessageや新規メールをここから作ることができる。住所のところにマウスカーソルを持っていって青いピンマークが表示されるときは、クリックするとマップを開いてその場所を表示できる。このときピンには現在位置から(Macで現在位置を使用する設定になっている必要がある)どれくらいかかるか、またその経路を表示できる(交通機関は利用できないので注意)。以上、連絡先はその名の通り、Macからいろいろなところへ連絡を取ることができるソフトだ。しっかりiPhoneと連携を取って活用したい。
2015年10月14日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「かんたんにiPhone 6と6sを見分ける方法はありますか?」という質問に答えます。***偶然隣り合わせた人が使っているiPhoneが「6」なのか「6s」なのか、気になったことはないでしょうか? 他人の持ち物が気になるなんて……と言われそうですが、画面を押すような仕草を見かければ、6s?それとも気のせい? と思うのも無理はありません。iPhone 6と6sの外見/サイズやボタンの位置はほぼ同じで、6sのみ設定があるボディーカラー(ローズゴールド)かどうか、あるいは裏面に「S」マークの有無を確認できないかぎり識別は困難です。じっくり見る機会があれば、キズの付き具合で推定することもできるでしょうが、ケースが装着されているとかなり困難です。電車やバスで見かけた他人の持ちものの場合、凝視しにくいぶんなおのこと難しくなります。もし触れることが可能であれば、スリープボタンを押せばすぐにiPhone 6と6sを見分けることができます。iPhone 6までパスコードの初期値は4桁でしたが、iPhone 6s/6s Pluから6桁に変更されたからです。つまり、ロック解除の画面で6桁のパスコード欄が表示されていればiPhone 6sと判断できます。壁紙にLive Photo(iPhone 6s/6s Plusのみ対応する約3秒の動画+写真フォーマット)が設定されていれば、さらにかんたんです。画面を強めに押したとき動きがあるもの(3D Touch対応機)がiPhone 6s、ということになります。上記のいずれの方法でも検証できないときは、「カメラユニットの色」で見分けるしかなさそうです。レンズカバーから透けて見えるカメラユニットは、iPhone 6sのほうが濃い黒で、レンズと周囲の見分けが付きにくくなっています。ただし、微妙な差ですから、見る角度によってはまったく区別がつかないかもしれません。
2015年10月10日9月末に発売された新型iPhone「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」。このモデルから新カラー「ローズゴールド」が追加された。新色ということで発売前から話題となっていたが、ピンクのような色であるため使いにくいと思う男性もいるのではないだろうか。そこで、女性のマイナビニュース会員369人にローズゴールドモデルを男性が使うのは「あり」か「なし」か質問してみた。○約7割が「あり」結果は「あり」のほうが圧倒的に多く、369人中65.6%となる242人が回答した。そう思う理由について聞くと、「個人の自由」「使いたいものを使ってほしい」「性別関係ない」「ピンク系は女性が使うものとは決まっていない」など、個人の趣味嗜好に応じて使ってほしいという女性がほとんどだった。また、「ドギツいピンクじゃないからOK」「上品なピンクだから」など、これまでのピンクの持つイメージとは異なる色であるため、男性が使っていてもかまわないという意見も目立った。また、「カバーつければ男性でも大丈夫」など元も子もない意見もあった。一方、「なし」と回答したのは、34.4%となる127人。理由を聞くと、「ちょっと可愛すぎる」「女性的なので気持ち悪い」「赤ならいいけど……」「暖色系なら赤か黄色がいい」など、やはりピンクの持つイメージから男性的ではないと思う人が多いようだ。そのほか、「自分自身がピンクの携帯電話を持たないのに、男性が持っていたら自分の女性らしさのなさに凹みそう」「なぜあえてその色に!? と思ってしまう」「職場で笑われてしまいそう」「友だちならいいけど、彼氏や旦那は嫌だな」というユニークな意見もあった。ちなみに、「なし」と回答した人に「男性に持っていてほしいiPhoneのカラー」についても聞いてみた。圧倒的におおかったのは、「スペースグレイ」で半数近い人が回答した。その理由についても聞くと、「落ち着いた色を使っていてほしい」「大人っぽいから」という意見が多かった。調査時期:2015年10月1日~2015年10月9日調査対象:マイナビニュース会員調査数:369件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2015年10月10日長年のiPhoneユーザーであるタレントの橋本志穂さんは、最近、知人の勧めで初めてMacを使い始めたそうです。購入したのはiPhone 6とおそろいで選んだMacBookのゴールド。長年Windowsを使っていた橋本さんがMacを使い始めた経緯や、日頃の使い方、使い勝手など、Macのある生活についてお話をうかがいました。○iPhoneを使っているならMacがいい―― iPhoneはいつ頃からお使いだったんですか?橋本さん最初に使ったのがiPhone 4で、それから5/5s/6 Plusと乗り替えてきました。6 Plusは落として画面を割ってしまい、買い換えようと思ったら在庫がなかったので、今はiPhone 6を使っています。私の手にはこの大きさの方が良かったみたいです。―― Macの方は、今回初めてお使いになったとうかがいましたが……橋本さんそうなんです。Windows 95の時に初めてパソコンを買ってから、98、2000、XPとずっとWindowsを使ってきました。以前にも「これだけiPhoneを使っているならMacの方がいい」と友人に勧められたことがあったのですが、その時は換えようとは思わなかったんですけど……―― 今回は何かきっかけがあったんですか?橋本さん昨年、パソコンをWindows 8にした時にすごく困ったんですよ。変更されたところの使い方がよくわからなかったり(笑)。使いにくくてしばらくパソコン離れをしたくらいです。チャリティーで被災地訪問をする「歌声喫茶」というイベントをずっとやっているんですけど、仲間の音楽家の方がみんなMacを使っていたんです。音楽家にはMacを使っている方が多いですよね。音楽はもちろんですが、イベント用のチラシや歌詞カードもみなさんがMacで手づくりしていました。公演先で「買っちゃいました!」とMacBook Airを見せてくれた方がいて、薄くていいなと思ったんです。それと、iPhoneの写真をパソコンへ共有しようとしてうまくいかないことがあったんです。サポートにも問い合わせたんですけど、結局原因が分からなくて。そういうこともあって、やっぱりiPhoneを使うならMacかなぁと思うようになりました。新しくMacの使い方を覚えなきゃいけないけど、どのみちWindows 8でも覚えることが多いし、だったら乗り換えようかなと。局アナ時代の仲間が、Windows 8で困っているならMacがいいよと勧めてくれたことが決め手になりました。―― MacBookをお使いですが、選ぶ時に他のモデルと迷ったりは?橋本さんMacBook Airとも少し迷ったんです。でも、それより軽いし、おしゃれだし、新しい機種ということもあってMacBookを選びました。iPhoneと色をそろえてゴールドにしたんです。カワイイですよね!○分からないことはどんどん聞く!―― Macの使い方にはすぐに慣れましたか?橋本さん最初の1カ月くらいは開いてちょっとメールを見たりするくらいで、あまり使っていませんでした。例えば、ファイルをゴミ箱に入れるのにも、Windowsではいつも右クリックでメニューから「ゴミ箱に入れる」を選択していたんですけど、Macでは右クリックがないのでどうしたらいいんだろうとか、初めて使うとそういうちょっとしたところで躓きがちなんですよね。でも、私は分からないことはどんどんサポートに電話して聞くほうなんです。そうやって教えてもらううちに、けっこう簡単だなと思うようになりました。ゴミ箱にはそのままドラッグ&ドロップで入れちゃえばいいんだとか、シンプルで無駄な動作がいらないということが分かったのが大きな発見でした。今までずいぶんムダな作業をしていたなと思いましたね(笑)。設定で右クリックを使えるようにカスタマイズもできるので、慣れた動作でも使えますし。―― 普段はどんなことにお使いですか?橋本さん一番よく使うのは『写真』です。昔の写真をたくさん入れて整理しています。特にテレビ番組などで「アナウンサー時代の写真ください」とか「犬と遊んでいる写真ありますか」と頼まれた時に、「宣材」や「犬」などでタグ付けしておけば必要なものがすぐに出てくるので助かっています。FaceTimeもMacでも使えますよね。私は暇さえあれば犬を連れて別荘に行くんですけど、自宅にいる主人が寂しいというから、よくFaceTimeで犬が遊んでいるところを送っています。主人も海外からFaceTimeで連絡をくれて、「お土産はどれにする?」と映像で見ながら選ばせてくれたりしますよ。―― ブログもまめに更新していらっしゃいますが、これもMacから?橋本さんしっかり長文を書いたり、写真をたくさん入れたい時などはMacを使っていますね。手軽に一言とか、写真だけの場合はiPhoneからFacebookにアップすることもよくあります。―― 目的によって使い分けているんですね。橋本さんやっていることは同じでも、役割が違うので。ネットショップで買い物をする時には両方並べて使うこともありますよ。商品の写真は大きな画面で見たいのでMacでページを開いて、注文はiPhoneのアプリからするんです。アプリから注文するとボーナスポイントがもらえる時があるので(笑)。ブラウザの画面をいくつも並べて見たいような時もMacを使いますね。○知らなかったことを知るのが楽しい―― 逆に、MacBookを使い始めて困ったことはありましたか?橋本さんUSBポートがこれまでとは変わったことです。今まで使っていた外付けHDDにアクセスするために変換コネクタを買って付けているんです。それに戸惑ってちょっと使いにくいなと思ったんですけど、多分来年くらいになると「USB要らなかったよね」と言っていると思いますよ。―― すごい順応性ですね!橋本さんちょっと不便に感じることがあっても、不満というよりも、これをもっとちゃんと使いこなせるようになりたいと思うんです。iPhoneでいうと、AirDropを知らない人に使い方を教えて写真を送ってあげるとすごくびっくりするんですけど、それと同じで、Macには私が知らないことがたくさん眠っていると思うんです。スワイプやピンチで画面の移動やアプリの切り替えができたり……―― MacとiPhoneの間でもAirDropを使うとか?橋本さんそれ、初めて聞きました! どうやるんですか?―― MacのファインダーでAirDropを開くと、近くのiPhoneが見えると思います。橋本さん(Macを開いて)出た! すごい、これは便利ですね! こういう、いろんな新しい発見があるのが面白いんですよ。それも含めて使いこなせるようになりたいですね。―― どんなところが一番気に入っていますか?橋本さんやっぱり、iPhoneとセットで使うにはMacが一番いいですね。いろいろなものが意識せずに連携されていて。デザインも気に入っています。新幹線の中で使ったりしていると、周りの人に見て見て! って思います(笑)。アクセサリーですよね!―― これからMacでやってみたいことはありますか?橋本さん最近は年末に向けて確定申告の書類作りのためにNumbersに挑戦しています。うちでは主人の分も全部私が経理をやるんですよ。以前はExcelを使っていたんですけど、それよりもっと簡単にできるんじゃないかと思っています。使いこなせたら年末どれだけ楽だろうと(笑)。Keynoteで写真や文字を自由にレイアウトするような書類作りもしてみたいです。テンプレートもおしゃれな感じですし。あとは、Apple TVと連携させるのもやってみたいんです。FaceTimeや写真のスライドショーなども楽しみたいと思います!―― ありがとうございました。
2015年10月02日