○プレイリストを作ってiPhoneと同期しようiPhoneとiTunesの音楽はどのように同期されるか、まずはiPhoneとiTunesで音楽をどのように同期するかを見てみよう。iPhoneをMacのUSBポートに接続してiTunesと繋ぎ、「ミュージック」の項目を選ぶと「音楽を同期」という項目がある。ここでiPhoneに同期する音楽を選んでiPhoneに送ることができる。単純に同期にチェックを入れると、iTunesに入っている曲を全部入れることになる。ただ容量のバーを見てみると「空き領域不足」と表示されているのがわかるはず。これはミュージックビデオやボイスメモなど必要のないものを含んでいたり、そもそもiTunesで管理している曲が多いためだ。人によってはミュージックビデオやボイスメモを外しても容量が足りない場合もあるだろう。これでも同期はされるが、すべての曲は転送されないので聴きたい曲に限って入っていないということが起こる可能性がある。そこでプレイリストや分類を選んで、聴きたい曲だけを同期しよう。「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」にチェックを入れると、それぞれの項目にチェックボックスが表示される。ここでチェックを入れたものがiPhoneと同期される。ちなみに同じアーティストなのにアーティスト表記が違っていて分類が別になっていたりすることがある。曲情報は正確に入れるようにしよう。また、例えばThe BeatlesとB’zが同じ「Rock」(iTunes Storeだと日本語で「ロック」)になっていて、洋楽と邦楽がごちゃまぜになってしまったりする。これを分類するために、日本の曲には頭に「J-」などをつけるようにすると、このあとのプレイリスト作りで重宝する。同期するプレイリスト、アーティスト、ジャンルなどが決まったら[適用]ボタンをクリックしよう。選択した曲がiPhoneのミュージックアプリに入り、再生可能になる。○プレイリストを作ろうiPhoneに曲を同期することはできたが、曲順などはアルバム順だったりして少々味気ない。そこで自分の好みのプレイリストを作ってみよう。まず新規にプレイリストを作る場合。[ファイル]メニューから[新規]-[プレイリスト]で新規プレイリストを作成する。左下の[+]ボタンでも同じものを作れる。これで空のプレイリストができるので名前をつけよう。このプレイリストには音符のアイコンが付く。このプレイリスト「Favorite」に追加したい曲をミュージックリストから見つけてドラッグ&ドロップしていくと、プレイリストに追加される。あるいは選択した曲の[…]をクリックして表示されるメニューの「プレイリストに追加」からプレイリストを選んで追加することもできる。さらに複数の曲を選択した状態から[ファイル]-[新規]-「選択した項目からプレイリスト」でもプレイリストを作ることができる。次の作り方は「スマートプレイリスト」だ。これはある条件に合う曲をライブラリから自動的に集めてくるタイプのもの。プレイリストのアイコンでは歯車マークが付いているのがそれだ。例えばジャンルが「Rock」で製作年が「2000年より小さい」などの条件でプレイリストを作ることができる。こちらのプレイリストは曲目を自由に変更できないので注意しよう。もう一つ作ることができるのが「Genius プレイリスト」だ。これはある曲を選んで作成すると、他のiTunesユーザーの情報をもとに「選んだ曲と同じプレイリストに入っていることが多い曲」を手持ちの曲の中から自動的に並べてくれる。アイコンはGeniusマークが付く。意外な曲が集まることもありなかなか楽しめる。こうして作ったプレイリストは、前述のiPhoneのミュージックの同期項目に表示され、選ぶことでiPhoneに同期することができる。筆者がよく作るのは見に行ったライブのセットリスト。ライブの余韻を楽しむときや次の公演前の予習に最適だ。楽しいプレイリストを作ってみよう。
2016年01月22日iPhone 6の発売以来、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneが扱われるようになり、2015年5月にはSIMロック解除に関するガイドラインが改正され、ユーザから申し出があったとき携帯電話会社はSIMロック解除に応じなければならなくなった。今後iPhoneでも「格安SIM」の利用者が増えることは確実な情勢だ。ただし、格安SIMにはいくつかの注意点がある。多くの場合、データ通信量に細かな制約を設け低廉な料金設定を可能にしているため、国内の一般的なプラン(7GB/月以下であれば自由にデータ通信できる)と同じ感覚で使用していると、通信速度が抑えられたり追加料金が発生したりという制約が生じてしまう。あれこれ工夫してデータ通信を節約しないことには、格安SIMのメリットを発揮できないのだ。格安SIMを使うときの基本として、モバイル回線の使用は必要最小限にとどめ極力Wi-Fi回線を使用するというものがあるが、それだけでは不十分だ。かといってモバイルデータ通信をオフにしてしまってはiPhoneの利便性が損なわれるため、設定の"勘所"を押さえる必要がある。まず、iTunes/App Storeの自動ダウンロードスイッチをオフにしよう。このスイッチをオンにしておくと、モバイル回線でアプリや楽曲などのコンテンツがダウンロードされてしまうことがあるからだ。WEBサイトのコンテンツをオフラインで読むための機能「リーディングリスト」についても、モバイルデータ通信をオフにしておこう。WEBサイトには画像が多数含まれるため、オフにしたほうがデータ通信量を節約できる。忘れられがちなのが「Wi-Fiアシスト」だ。Wi-Fiの接続状況が芳しくないとき、自動的にモバイル回線を利用して通信速度を稼ぐというiOS 9の新機能だが、気付かないうちに使用されるという点で格安SIMには危険な存在だ。オフにしておいたほうがいいだろう。
2016年01月16日○iTunesの使い方 その2iTunesに音楽を読み込もうiPhoneしかもっていない人は音楽はiPhoneで購入するか、YouTubeなどで聴いている人が多いのではないだろうか。しかしiTunesで販売されていない曲、YouTubeで見つからない曲はどうすればいいだろうか。MacのiTunesを使えば、iPhoneにこれらの音楽を読み込んで利用できる。まず手持ちのCDを読み込んでみよう。これに必要なのは、USB等で接続できる光学ドライブだ。前回紹介したAppleのSuper Driveはデザインも統一感があって良いが、価格的な部分やBlu-rayではないことなどを考えると、他社製のものを購入するのも良いだろう。筆者が使っているのはLogitecのもの。バスパワー(USBで給電できるもの)方式のものならACアダプタなどが必要なく便利だ。ほとんどのドライブは接続すればドライバなどをインストールしなくても使用できる。ドライブを接続したらiTunesを起動し、読み込みたいCDを入れてみよう。データがインターネット上のデータベースに登録されているCDであれば、自動的に曲名、アーティスト名、ジャンルなどのデータを読み込んで表示され、ダイアログでCDを読み込むかどうかを聞いてくる。[はい]をクリックすると読み込みが開始される。こうして読み込まれたCDは音符マークのアイコンをクリックすることで表示できる。ちなみに音楽の読み込みは特に設定を変更しなければAACエンコード(モノラル128kbps/ステレオ256kbps 拡張子は.m4a)のファイルになる。この設定はメニューバーの[iTunes]-[環境設定…]の「一般」タブにある[読み込み設定…]をクリックして変更できる。AIFFやAppleロスレス エンコーダを使うと高音質になるがファイルサイズも非常に大きくなるため、iPhoneに転送して使う場合は注意が必要だ。前回説明した「ビットレートの高い曲を次の形式に変換」という設定を同期時に使うようにしよう。○読み込んだ曲の情報それでは読み込んだ曲の情報を整理してみよう。iTunesで購入した曲にはちゃんとCDジャケットのアートワークが表示されるが、CDから読み込んだものにはつかない。また先ほどの曲データが入っていないものは、「不明なアルバム」という表示になってしまう。とりあえず読み込んだデータを整理してみよう。まずCDジャケットのアートワークは、ジャケット部分でコンテキストメニューを表示して「アルバムアートワークを入手」を選択。iTunesに登録されているCDなら、この方法でアートワークが登録されることがある。ただこの方法で見つからないこともあり、また他のアートワークが設定されてしまうこともあるので、その場合は他の場所から持ってこよう。もっとも使いやすいのはCDの多くが販売されているAmazonでWeb検索することだ。多くの場合、AmazonのCD販売画面にはアルバムアートワークも登録されている。まずはこれを探してみよう。次にiTunesで先ほどと同じ方法でコンテキストメニューから「情報を見る」を選択。今回はアルバムをまとめて編集するので複数の項目を編集するかというダイアログが表示されるので、そのまま[項目を編集]を選ぶ。するとまとまったCDの情報が表示される。ここでアーティスト名やアルバム名、作曲者、ジャンルなどを変更できる。今回はアートワークを変更するので、[アートワーク]タブを選ぶ。そしてSafariで表示しているアートワークをアルバム情報のダイアログに向かってドラッグ&ドロップすると、アルバム情報のアートワークに登録される。曲の個別情報を編集する場合は、アルバムの中の1曲を選んでコンテキストメニューから「情報を見る」を選択する。曲名がわからなかったCDなどはここで曲名、アルバム名、ジャンルなどを修正しよう。ちなみに[歌詞]のところは記入しておくと、iPhoneで再生時に表示できる。ただ自分で記入するのはとても大変だ。そこで利用したいのが「Lyrics Master」というソフトウェア。曲を再生するだけで歌詞をインターネット上の歌詞サイトから検索してiTunesのデータに書き込むことができる。こうしてCDのデータを編集していくと、アルバムアートワークが並ぶ綺麗なライブラリになる。面倒な作業だが、ライブラリを有効に使いたい場合には頑張っておきたい作業だ。次回は取り込んだCDの曲やiTunesで購入した曲をまとめてプレイリストにしてiPhoneに同期してみよう。
2016年01月14日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneが減産されるとなにか影響はありますか?』という質問に答えます。***2015年末あたりから、iPhoneが減産されるという報道が続いていますが、Appleによる発表ではありません。とはいうものの、ウォール・ストリート・ジャーナルなどの大手紙は複数の情報筋からのリークを入手しており、Appleのみならずサプライヤー各社の株価も下落傾向にあることから、"火のない所に煙は立たぬ"ともいえそうです。iPhone 6s/6s Plusの販売状況が反映された第1四半期決算(2015年10-12月期)は、1月下旬の発表が予定されています。発売直後は好調が伝えられていましたが、1年前の四半期決算と比べれば、前モデルのiPhone 6/6 Plusと比べてどうかがはっきりします。iPhoneは、Appleの売上高の60パーセント以上を占める主力製品です。潤沢なキャッシュを保有するAppleのことですから、iPhone 6s/6s Plusの販売状況が見込みを下回ったとしてもいますぐ経営に影響することはないでしょうが、株主からの要求が厳しい米国企業ということもあり、減産とあわせて売上高減少を補う施策を検討している可能性は高そうです。4インチモデルの投入が噂されていますが、この状況に照らすと信ぴょう性が高まります。iPhoneユーザへの影響ですが、まったくないとは言い切れません。もし、4インチモデルなど想定外の新機種が9月までに投入されるのであれば、「フルモデルチェンジの翌年にはsが付いたほぼ同じデザインの機能向上版が投入される」というパターンが崩れます。逆に、次のモデルで挽回しようと新技術を前倒しで投入してくる可能性も考えられます。次のiPhone(iPhone 7?)をより魅力ある製品に仕上げれば、新規需要のみならず買い換え需要も喚起できることでしょう。iPhoneのモデル数が増えることより、こちらのほうが既存iPhoneユーザにとっては朗報かもしれません。
2016年01月11日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『スマホ通信料金値下げでiPhoneの使いかたは変わる?』という質問に答えます。***日本のスマートフォン料金が変わりそうです。総務省は昨年12月、「スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針」を策定、必要な措置を携帯電話事業者に要請しました。内容はいくつかに分けることができますが、利用者の金銭的な負担軽減が趣旨であり、有り体にいえば"値下げ要請"と受け取ることができます。これを受けて、iPhoneを扱う携帯電話事業者も動き出しました。ソフトバンクは「スマ放題」と「スマ放題ライト」向けに、データ通信量が1GB/月の「データ定額パック・小容量(1)」を2016年4月以降に追加すると発表しました。2年契約の場合、通話料・通信料の合計額は基本プランにスマ放題ライト(通話し放題ライトプラン)を選択していると4,900円/月~、スマ放題(通話し放題プラン)の場合は5,900円/月~となります。従来はデータ通信量が2GB/月のプラン6,500円/月が下限だったことと比べると、割安感があります。au/KDDIとNTTドコモも同様のプランを導入すると見込まれており、いずれこの流れがiPhoneユーザ全体に波及することは確実といえます。いきおい、1GB/月のプランに収まるような使い方を追求するユーザも増えることでしょう。具体的な方策としては、Wi-Fiをつねに有効にして使うことが第一になるでしょう。ほかにも、音楽ストリーミングサービスはあらかじめ自宅でダウンロードしておく(キャッシュを再生する)、動画配信サービスの利用は自宅だけにしておく、ふだんはモバイルデータ通信をオフにして使うなど、モバイル回線を極力使わないことの徹底が求められます。とはいえ、iPhoneの使い方そのものが大きく変わるとは思えません。通勤・通学の友として毎日iPhoneを利用している場合でも、少し意識を変えるだけで1GB/月の範囲に抑えることは可能でしょう。
2016年01月10日○iTunesの使い方 その1iPhoneを完全バックアップしよう!今回からMacに音楽を取り込んだり、iPhoneのバックアップを行う「母艦」として活用できるソフト「iTunes」を解説しよう。iPhoneはiTunesと一緒に使うことで、もっと便利に利用できるようになる。iTunesは音楽再生・管理ソフトで、購入した音楽CDを光学ドライブにセットすると、ネット上から楽曲データを読み込み、データ化することができる。現在のMacには光学ドライブがついた機種は無くなってしまったが、Apple USB SuperDriveや他社製のBlu-rayドライブを繋げば利用可能だ。またiTunesはMac上でiTunes Storeを利用するプラットフォームにもなっている。音楽、映画の購入だけでなく、iPhone用のアプリもここから購入できる。そしてiPhoneユーザーにとってとても大事な機能は、iPhoneのデータ用母艦としての機能だ。iPhoneだけを使っている場合、iPhoneのバックアップはiCloud上に取ることができるが、バックアップできる内容がiTunesとは異なる。iPhoneのデータを丸ごとバックアップしたいのなら、iTunesを利用することとなる。またiTunesに取り込んだ音楽データをiPhoneに取り込むことができるので、今まで自分が持っていた音楽CDの曲もiPhoneで利用可能になる。iTunes Storeにもたくさんの曲があるが、昔のすでに廃盤になっているような曲は購入できないものも多い。またレンタルCDを借りてきて取り込めば、iTunesで購入するより安上がりだ。iPhoneにインストールするアプリを管理したり、ホーム画面のアプリの並びを編集することもできる。Mac上の音楽管理だけでなくiPhoneの母艦としての機能こそが、今のiTunesの本質と言っていいだろう。○まずはiPhoneをバックアップしてみようまずはiPhoneを接続してバックアップを取ってみよう。iTunesを起動して、MacのUSBポートにLightningケーブルを接続してiPhoneを繋いでみる。するとツールバーにiPhoneのアイコンが表示される。アイコンをクリックすると接続したiPhoneの概要が表示される。最大容量やシリアル番号、電話番号、OSのバージョンなどが確認できる。ここでOSのバージョンが低い場合は[アップデートを確認]をクリックして最新OSにアップデートしたり、iPhoneを初期化したい場合は[iPhoneを復元…]をクリックして初期状態に戻すこともできる。大事な部分は「バックアップ」の項目だ。iCloudにしかバックアップを取っていない場合、「自動的にバックアップ」の「iCloud」にチェックが入っているはずだ。ここでフルバックアップを取るには「このコンピュータ」にチェックを入れ、さらに「iPhoneのバックアップを暗号化」にもチェックを入れて、パスワードを設定してバックアップを取ろう。ここで暗号化のチェックをつけていれば、LINEのログなどもすべてバックアップされ、機種変を行ってもそれらのデータを引き継ぐことができる。バックアップからの復元は「手動でバックアップ/復元」の[バックアップを復元…]をクリックすると、これまでバックアップしたデータを見ることができるので、復元したい日付のデータを選んで復元しよう。「オプション」項目ではその他の同期時の内容を設定できる。例えば「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れておくと、自宅に帰ってきてiPhoneがMacと同じネットワークにWi-Fiで接続され、なおかつ充電状態になったときにデータを自動的に同期する。他に「ビットレートの高い曲を次の形式に変換」にチェックを入れておくと、大きな楽曲データを小さめのデータに変換して同期できる。これらのチェックを入れてから、右下の[同期]ボタンを押すと、iPhoneの内容をiTunesに保存したバックアップに同期する。同期ボタンを押すことで常に最新のバックアップが保存されるようになる。これでiPhoneのバックアップが完了した。iPadなどその他のiOS機種でも同じようにiTunesに接続して別々にバックアップ、管理ができる。これで新型iPhoneに乗り換えるときでも、iTunesに接続して「バックアップから復元」すれば、今まで使っていたiPhoneと全く同じ状態で新型を使い始めることができる。次回はiTunesに音楽を取り込んで管理し、iPhoneに取り込んでみよう。
2016年01月08日スペックコンピュータは7日、防水iPhoneケース「WETSUIT Impact for iPhone 6s/6・iPhone 6s Plus/6 Plus」を発売した。価格(税込み)はiPhone 6/6s向けが税込み9,180円、iPhone 6 Plus/6s Plus向けが10,260円。「WETSUIT Impact for iPhone 6s/6・iPhone 6s Plus/6 Plus」は、防水・防塵・防雪・耐衝撃性能を備えるiPhone 6/6s/6 Plus/6s Plus向け保護ケース。装着したままでも指紋認証機能「Touch ID」や感圧タッチ機能「3D Touch」を利用できる。サイズは、iPhone 6/6s向けがH150.1×W77.3×D11.9mm、iPhone 6 Plus/6s Plus向けがH170.1×W88.2×D11.9mm。カラーバリエーションは、それぞれブラッケストブラック、シルバーテイル、エレクトリックオレンジの3色展開。
2016年01月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneに付属のイヤホンを使ってますが、なにか?』という質問に答えます。***なにか? といわれても困ってしまいますが、周囲の方が困惑しているかもしれませんよ、とだけお伝えしておきます。「困惑している」とは、音漏れのことです。iPhoneに付属のイヤホン「EarPods」は、音漏れしにくい密閉型ではなく、オープン型としての特徴を持ち合わせているため、若干ですが音漏れします。混雑した車内で音量を上げれば、漏れ出すシャカシャカ音に隣の人はいら立つかもしれません。EarPodsは、耳穴手前にある凹形の空間に収まる構造で、カナル型イヤホンのようにイヤピース(耳穴に直接触れるクッション役の素材)を選ぶ必要がありません。そのため装着感の軽さというメリットを得られますが、耳穴を完全に塞ぐことはなく、音漏れを完全に防ぐことも外部の音を完全に遮断することも困難です。反面、周囲の音がある程度聞こえますから、車内アナウンスが聞こえなかったために駅を乗り過ごす、といったトラブルに遭いにくくなります。つまり、満員電車など他人と密着しかねない場所での利用は注意したほうがいいものの、ある程度距離をとれる場所であれば気軽に使えるイヤホンとして重宝する存在といえそうです。それに、若干音漏れすることと音質がそれなり(音のよしあしは個人差がありますから他製品と聴き比べてください)ということを除けば、EarPodsのコストパフォーマンスは抜群です。小型マイク内蔵のリモコンが装備されており、曲操作はもちろんのことカメラのシャッターを切る用途にも使えます。丈夫で断線しにくく、汚れにくいこともポイントです。コンパクトなキャリングケースも付いてきますから、これはこれでひとつの選択だと思いますよ。
2016年01月06日今年9月ごろに発表されるとみられる次期iPhoneに関する噂が出始めている。信憑性に関してまだ疑問符がつくものの、iPhone 7 Plusでは現行世代よりもさらに大容量のバッテリとストレージを搭載する可能性があるという。同件は、MacRumorsが報じている。もともとの情報は中国のMyDriversというWebサイトが報じたものであり、同サイトは、以前「iPhone 7C」の名称で4インチ版iPhone登場に関する話題を紹介したことで知られている。それによれば、5.5インチ版の後継モデルにあたるiPhone 7 Plusでは256GBのストレージオプションが用意され、さらにバッテリ容量はiPhone 6s Plusの2,750mAhから12.7%増の3,100mAhに増量されるという。ただしMacRumorsが指摘しているように、現行のストレージオプションは16GB、64GB、128GBの3種類で、これに256GBが4つめのオプションとして加わるのか、あるいは16GBのような低容量モデルが廃止されるのか、といった部分での疑問が残るという。また、バッテリ容量を増やすということは本体の体積が増えることを意味しており、この場合に本体の薄さを維持できない。ただ、現状で出てきているほかの噂を加味する限り、薄さに関しては現状のままか、若干薄くなる方向を目指す可能性のほうが高いため、ここでいわれるようなバッテリ容量増加は難しいのではないかと疑問を呈している。いずれにせよ、MyDriversの情報自体に実績がなく、情報の信憑性に疑問符がついているため、「こういう噂もある」程度に考えていたほうがいいのかもしれない。
2016年01月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『左利きだとiPhoneは使いにくいの?』という質問に答えます。***基本的にiPhoneは左右対称デザインですが、上下のボリュームボタンやスリープボタン、サイレントモードの切り替えスイッチについては非対称です。背面上部にあるメインカメラ(iSightカメラ)も、左端寄りに設置されています。その意味でiPhoneは、左右どちらの手で構える/操作するかにより差が生ぜざるをえないデバイスといえるでしょう。ただし、「ユニバーサルデザイン」により性別や年齢、国籍を超えた操作性/使いやすさを目指すという点において、iPhoneはよく考えられています。たとえば、指紋認証機能のTouch IDは、左右のどちらの手の指でも(その気になれば足の指でも)登録でき、使い勝手に関して差はありません。『メール』アプリで不要なメールを削除するときのフリックも、左右どちらの方向にも変更できます。これらの機能は、ユーザの利き手を意識した結果でしょう。アプリアイコンの配置ルールも基本的には左右対称なため、利き手の違いによる差は生じにくくなっています。通知センターやコントロールセンターを表示するためのツマミは、画面の中央に配置され、左右どちらの手を使っても差は生じにくくなっています。3D Touch対応機でアプリアイコンを押すと表示されるメニュー(クイックアクション)も、アイコンの位置に関係なくつねに画面中央寄りに表示されるなど、利き手の違いによる操作性の差を生じさせにくくなっています。残念ながら、完全左右対称デザインのアプリは多くありませんが、キーボードの表示位置を画面右寄り/左寄りから選択できる『片手deキーボード』のように、左利きユーザを意識したサードパーティー製アプリも存在します。スリープボタンの位置などハードウェアは変えられませんが、カスタマイズをくわえることで左利きユーザでも快適に使えるようになるのではないでしょうか。
2016年01月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneの正しい持ち方ってあるの?』という質問に答えます。***もちろん、iPhoneの持ち方に決まりなどありませんが、右利きの人は左手で、左利きの人は右手で包み込むように持つことが多いようです。他人に迷惑をかけるわけでなし、自分が持ちたいように持てばいいのではないでしょうか……という回答では話が続きませんから、デメリットとなりうる持ち方について少し考えてみましょう。スマートフォンの場合、"ガラケー"ことフィーチャーフォンと比べると、片手で操作を完結してしまう人の割合は低いようです。利き手とは反対の手でiPhoneを抱えるように持ち、利き手の人差し指で操作するスタイルですね。この持ち方が多数派であり、もっともオーソドックスといえるでしょう。ところで、iPhoneを抱える手の指の位置をよく見ると、小指の位置に差があるようです。ある人は側面に、またある人は底面を支えるように小指をあてがっています。私見ですが、底面に小指をあてがう持ちかたは、特にiPhone 6以降増えたような気がします。ボディがやや大型化し丸みを帯びたため、手を滑らせ落としてしまうことを予防しているのでしょうか。おそらく、無意識のうちにそのような持ちかたへと進化したのでしょうが、確かに落下防止効果を期待できそうです。小指をあてがう持ち方を長期間続けると小指が変形するという噂は、因果関係が証明されたわけではありません。その症状を「テキストサム損傷」と呼ぶという話もありますが、そもそもテキストサムは親指ですから何らかの誤解がありそうです。とはいえ、長時間無理な手の構えを続ければなんらかの症状が現れても不思議はありませんから、ときどき手の構えを変えてみるとよさそうです。実際、薬指と小指にiPhoneを載せるスタイルに変えたところ、指の負担が減りました。小指に疲れを感じたとき、試してみてはいかがでしょう?
2015年12月28日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『直接デジタルカメラからiPhoneに写真を読み込める?』という質問に答えます。***iOS 9.2にアップデート済のiPhoneで、Lightning端子にUSBコネクタを接続できるアダプタを用意すれば可能です。ただし、USB端子を備えたデジタルカメラを電源オンにした状態で(USB接続モードで)利用する必要があります。iOS 9.2では、Lightning端子に接続できるタイプのSDカードリーダを接続すると、標準装備のビューアアプリ『写真』で画像を取り込むことが可能になりました。以前からiOSでは、iPadシリーズにかぎりカメラコネクションキットなどの周辺機器でSDカードを読み取れましたが、USB接続が可能なデジタルカメラであれば直接写真を読み取ることもできました。iOS 9.2では、そのうち、iPhoneでのSDカード読み取りがクローズアップされましたが、iPad同様デジタルカメラから直接写真を取り込むことも可能となっています。デジタルカメラの接続には、Appleが発売している「Lightning USBカメラアダプタ(MD821ZM/A)」のほか、サードパーティー製品を利用できます。Lightning-Dock変換コネクタ経由で「カメラコネクションキット(Dock端子)」を使い接続することもできましたから、iPhone用に買い直す必要はありません。使い方はかんたん、iPhoneに「Lightning USBカメラアダプタ」を接続し、USBケーブルでデジタルカメラとつなぎます。その後、デジタルカメラの電源をオンにしてUSB接続モード(機種によって呼び名は異なります)に切り替えれば、iPhoneで『写真』が起動して写真の読み取りが可能になります。なお、iOS 9.2はJPEGのほか主要なRAWフォーマットに対応しています。iOS 9.2がサポートする画像フォーマットであれば取り込むことは可能ですが、内蔵ストレージ容量には限りがありますから、フォトストレージとして使うのではなく、メール送信などiPhoneの通信機能を目的とした一時保管が現実的でしょう。
2015年12月25日ロジテックINAソリューションズは17日、TPU素材を使ったiPhone 6 / iPhone 6s用保護ケース「LSC-SI6」シリーズと、iPhone 6 Plus / iPhone 6s Plus用保護ケース「LSC-SI6P」シリーズを発売した。それぞれ、クリア×ライトグレー、クリア×スカイブルーの2色を用意。価格はオープン。○LSC-SI6シリーズ「LSC-SI6」シリーズは、iPhone 6 / iPhone 6s用の保護ケース。iPhoneに着信があると、サイドバーが光る構造を採用した。衝撃に強くキズがつきにくいTPU素材を使っており、装着したiPhoneを少し傾いた面などに置いても滑らない。装着時には気泡が入りにくく、柔軟性があるためケース自体の割れにも強くなっている。本体サイズはW72.55×D142.25×H9.45mm、重量は23g。○LSC-SI6Pシリーズ「LSC-SI6P」シリーズは、iPhone 6 Plus / iPhone 6s Plus用の保護ケース。機能や仕様はほぼ共通で、本体サイズはW83.80×D162.36×H9.95mm、重量は33g。
2015年12月17日サンコーは12月11日、自動巻き取り式のイヤホンを内蔵したiPhone用バッテリーケースを販売開始した。iPhone 6 / 6s対応の「IP6SBTER」とiPhone 6 Plus/6s Plus対応の「IP6SPLS8」を用意。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込9,800円だ。一見するとシンプルなiPhone用ケースだが、ケース下部にイヤホンを内蔵。イヤホンを引っ張ると長さ105cmのコードを引き出せ、巻き取りボタンを押すことでケース内にコードが巻き取られて収納できる。カバンの中などでコードが絡まる心配がない。ケースの下部のコネクトピンを外せば、イヤホンジャックに手持ちのイヤホンやヘッドホンを接続可能だ。ただし、手持ちのものを使う場合はケース内にコードを巻き取れない。ケース内にはバッテリーも内蔵している。バッテリー容量は2,650mAhで、iPhone 6/6sなら約1回分、iPhone 6 Plus/6s Plusなら約60%まで充電可能だ。バッテリー機能の電源を入れて充電を開始すると、ケースに装備されたLEDが光り、バッテリー残量を4段階で知らせる。ケース内にはSIMカードとイジェクトピンを収納できるスロットも搭載。iPhone 6 Plus / 6s Plus用のIP6SPLS8のみ、液晶画面を保護するレザー調のフリップカバーが付いている。フリップカバーにはカード類を収納できるポケットも用意。iPhone 6/6s用のIP6SBTERは、サイズがW68.9×D17×H152mm、重量が101g。iPhone 6 Plus/6s Plus用のIP6SPLS8は、サイズがW80.3×D19.8×H170.8mm、重量が146g。ケースの内蔵バッテリーは2時間~2時間半でフル充電される。
2015年12月14日AppleはiOSをアップデートすることにより、iPhoneやiPadの機能を強化/改善する。新モデルの発売というタイミングでなければハードウェアは変更できないが、ソフトウェアにそのような制限はない。最近でいえば、Apple MusicのサポートはiOS 8.4アップデートに含まれる形で開始されている。12月9日にリリースされた「iOS 9.2」にも新機能が含まれている。Apple Musicの機能改善やiBooksの3D Touch対応など、どちらかといえば小規模な改良が覆いアップデートだが、ひとつ待望の機能が含まれている。「iPhoneにおけるSDカードのサポート」がそれだ。これまでのiOSでも、DockまたはLightningに接続する変換ケーブル(カメラコネクションキット)を利用すればSDカードを読み取ることができたが、iPadに制限されていた。iPhoneではシステムが接続を認識するものの、「接続されたデバイスはサポートされていません」と表示されてしまい、カードの内容を見ることも取り込むこともできなかった。AppleがiPhoneでのSDカード利用を制限していた理由は明らかにされていないが、カメラとしてのiPhoneの活用を促したい、外部ストレージの接続を制限したい、という狙いがあったのかもしれない。いずれにせよ、ハードウェアレベルの問題ではなく、ソフトウェアレベルで対応した新機能だ。使いかたはかんたん。前述したカメラコネクションキット、あるいはLightning-SDカメラリーダをiPhoneに接続し、SDカードをセットするだけだ。自動的に『写真』アプリが起動し、SDカード上の写真/ビデオが一覧表示されるので、取り込むなり削除するなり指示すればいい。デジタルカメラ/デジタルビデオカメラとの連携がスムーズになり、一眼レフで撮影した写真をアップロードするなどの作業もやりやすくなるはずだ。
2015年12月13日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneに延長保証は付けたほうがいいの?』という質問に答えます。***統計資料は存在しませんが、iPhoneを修理に持ち込む原因は「ディスプレイ破損」と「水没」、そして「バッテリー交換」が大半を占めるそうです。iPhone 6sの場合、ディスプレイ破損は1万4800円、その他の故障は3万4800円、バッテリー交換は9400円となります(AppleのiPhoneサポートページより)。延長保証を付けるべきかどうかという話は、煎じ詰めればこの金額を超えるか超えないかの読みということになるでしょう。iPhoneには購入日から1年の製品保証が付きますが、過失や事故による損傷は除外されています。Appleが提供する保証サービス「AppleCare+ for iPhone」は、過失や事故による損傷も含めてカバーされるうえ、保証期間が2年間に延長されます。価格はiPhone 6sの場合1万4800円です。ただし、バッテリー交換(性能が80%以下に低下した場合)以外は基本的に有償です。過失や事故を原因とした修理は2回までという制限はあるものの一律1万1800円、延長保証を付けなかったときに比べ割安ですが、この価格が1万4800円に加算されるわけです。仮に、iPhone 6sのディスプレイを購入から2年以内に2回破損したとしましょう。AppleCare+なしの場合は1万4800円×2の2万9600円、ありの場合は1万4800円+1万1800円×2の3万8400円。無償でバッテリー交換してもらうにしても600円の節約にしかならないうえ、出力低下が目立ってくる時期は購入から2年後あたりという買い換えどきですから、強い動機にはなりません。水没させた、変形させたなどの本体交換を伴うレベルの故障に見舞われたときは延長保証のメリットがありますが、それ以外は金銭的なメリットを期待できません。iPhone 5など以前のモデルは延長保証なしとの費用差が大きかったものの、iPhone 6s/6s Plusでは差が縮まりメリットが低下しました。よほど水没させがちな体質でなければ、割り切って延長保証には入らず、浮いたお金を機種変更に回すほうが合理的ではないでしょうか。
2015年12月12日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『SDカードが読み取れません!?』という質問に答えます。***iOS 9.2へのアップデートは完了したでしょうか? 目立った新機能のないマイナーアップデートに位置付けられるリリースですが、デジタルカメラ/デジタルビデオカメラをよく使う人にとって大注目の新機能が含まれています。そう、「SDカード対応」です。これまでのiPhoneは、カメラコネクションキットなどの周辺機器を利用してもSDカードを読み取ることはできませんでした。しかし、同じiOSで動作するiPadは以前からSDカード対応を果たしており、iPhoneで読み取れないことはソフトウェアによる意図的な制限と考えられます。それがiOS 9.2で可能になったということは、Appleの考えに変化が起きたのかもしれません。ともあれ、「カメラコネクションキット」や「Lightning-SDカメラリーダ」といった従来iPad向けに販売されてきた周辺機器を用意すれば、iOS 9.2にアップデートしたiPhoneでSDカードを読み取れます。フォーマット形式は「VFAT」のほか「exFAT」に対応していますから、デジタルカメラ/デジタルビデオカメラで利用されているSDカードならば支障なく利用できるはずです。microSDカードも、変換アダプタを使えばSDカードと変わらず利用できます。ただし、iOSに標準装備されている画像ビューアアプリ『写真』は、特定のフォルダに保存されている画像/動画しか読み取ろうとしません。フォーマット直後(デジタルカメラで未使用)のSDカードにパソコンから写真をコピーして読み取らせる場合は、「DCIM」というフォルダを作成してそこへ保存すればうまくいきます。なお、iOSが対応しないフォーマット形式のSDカードを挿入すると、「Contents not Available」とエラーダイアログが現れます。USBメモリについても、消費電力が大きすぎる旨のエラーメッセージが現れ読み取りできません。iPhoneで読み取れるカードは、基本的に「現在デジタルカメラ/デジタルビデオカメラで利用中のSDカード」と考えておけばいいでしょう。
2015年12月11日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『ショートメールを送信できません!?』という質問に答えます。***電話番号をアドレス変わりにメッセージを送信できるショートメール(SMS)は、メール機能を持つスマートフォン以外の携帯電話を対象にできるので、いまなお高いニーズがあります。iPhoneの場合、標準装備のアプリ『メッセージ』を使い、宛先に携帯電話の番号を指定すれば、かんたんにSMSを送信できます。Appleは独自のショートメールサービスとして「iMessage」を用意しており、SMSに優先して使うことができます。Apple IDを持つユーザはiMessageを無償で利用できますから、『設定』→「メッセージ」の画面で「iMessage」スイッチをオンにしておきましょう。そのうえで「SMSで送信」スイッチをオンにしておけば、iMessageで送信できなければSMSで送信、という流れができます。SMSの送信に失敗する原因はいくつか考えられますが、ひとつは文字数です。宛先に電話番号以外を指定する、件名を入力する、字数が70字を超える、写真を添付する、このいずれかに該当すると『メッセージ』は送信に失敗します。相手が「SMS拒否設定」している可能性もあります。SMSの送信件数は1日最大200通という制限もありますが、これに抵触するのはまれでしょう。なぜ送信に失敗したかは、『メッセージ』の画面をよく見ればわかります。吹き出しが緑色の場合はSMSまたはMMS(携帯電話会社が提供するメールサービス)での送信を試みた証拠ですから、iMessage(青色)と区別できます。その吹き出しの下に「未配信」と表示されれば、前述した失敗の原因に触れている可能性大です。特にありがちな失敗は字数超過です。よほど注意していないと70字をすぐに超えてしまいますから、『設定』→「メッセージ」の画面で「文字数」スイッチをオンにしておきましょう。そうすると、メッセージ入力欄の右横に「60/70」(最大70字のところ現在60字という意味)といった字数が表示されるので、送信に失敗する前に字数超過を発見できます。
2015年12月10日アップルがiPhone用のバッテリー内蔵型保護ケース「Smart Battery Case」を発売した。対応機種はiPhone 6sとiPhone 6。カラーはチャコールグレイとホワイトの2色。同社のオンラインストアにおける価格は11,800円(税別)だ。Smart Battery Caseは「シリコーンケース」と同じように、外側に柔らかいシリコーン、内側にiPhoneを保護するマイクロファイバーを用いており、丸みのあるiPhone 6s/6のボディにぴったりとフィットし、手に心地よく収まる。またケースを簡単に脱着できるように、ヒンジ部分にエラストマーを採用している。Smart Battery Caseの装着によってiPhone 6sのバッテリー動作時間は以下のように80%前後長くなる。連続通話時間:最大14時間→同25時間LTEでのインターネット利用:最大10時間→同18時間ビデオ再生時間:最大11時間→同20時間ケース内蔵バッテリーの残量はiPhoneの通知センターやロック画面で確認できるほか、ケースの内側にバッテリーの状態を示すLEDインジケータが用意されている。iPhoneに付属するLightning-USBケーブルを使ってiPhoneと同じように充電でき、ケースを装着した状態で「iPhone Lightning Dock」を利用できる。米国のいくつかの媒体が、早くもSmart Battery Caseの使用レポートを公開している。The Vergeの「Apple’s new $99 iPhone battery case doesn’t measure up」によると、iPhoneとSmart Battery Caseのどちらのバッテリーも100%の状態では、iPhoneはケースのバッテリーから使用するという。Smart Battery Caseの内蔵バッテリーの容量は1,877mAh。iFixitの分解レポートなどで明らかになったiPhone 6sの内蔵バッテリーの容量をわずかに上回るが、iPhoneを100%まで充電できないこともあると指摘している。内蔵バッテリーが空になったiPhone 6sにSmart Battery Caseを装着し、Smart Battery Caseが空になるまで充電したところ、iPhone 6sの内蔵バッテリーは72%だった。バッテリー容量と価格という点ではサードパーティの製品に軍配が上がる。だが、スリムなSmart Battery Caseは持ちやすく、Lightningケーブル1本で扱え、通知で簡単にバッテリー残量を確認できるなど、Appleデザインならではの使いやすさが長所であるとしている。
2015年12月09日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『OSを起動せずにiPhoneの製造番号を調べられる?』という質問に答えます。***はい、電源をオンにしてiOSを起動することなく、iPhoneの製造番号(IMEI)やシリアル番号を調べることは可能です。対象とするモデルにより方法は異なりますが、バッテリーが切れたiPhone、操作不可能な状態のiPhoneでも調べることができるので、アクティベーションロックが有効かどうかチェックするときなどに役立ちます。iPhone 3G/3GSとiPhone 4/4sは、IMEIはSIMトレイに刻印されています。IMEIだけでなく、シリアル番号もあわせて確認することができます。SIMトレイは安全ピン1本あれば取り出せますから、手間はかかりません。iPhone 5/5c/5sとiPhone 6/6 Plusはさらにかんたんで、IMEIは本体背面の「iPhone」ロゴ右下に刻印されています。ボディカラーによっては多少読みとりにくさはあるものの、まったく道具を必要としませんから、刻印された場所さえ把握していればいいことになります。本体購入時のパッケージ(箱)をチェックするという方法もあります。iOS 9の動作対象機種でいうと、iPhone 4s以降のすべてのiPhoneについて、パッケージ裏側にIMEIとシリアル番号の両方が記載されています。ただし、未開封品でないかぎり、パッケージに記載の情報とiPhone本体が一致するとはかぎりません。中古品を吟味するときなど慎重に見極めたい場合、IMEIとシリアル番号は『設定』アプリで確認したほうがいいでしょう。
2015年12月08日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『次のiPhoneでヘッドホン端子が廃止されるってホント?』という質問に答えます。***次のiPhoneでヘッドホン端子が廃止される……という噂が飛び交っているようですね。さらなる薄型化のためには直径3.5mm大のヘッドホン端子は邪魔者、音楽はほかの手段で聴くようになるという趣旨ですが、真偽のほどは定かでありません。可能性のひとつとして挙げられている「Lightning経由でのデジタル信号出力」は、技術的には十分ありえます。Lightning端子に接続する専用のヘッドホンもすでに存在しています。この接続形式の場合、ヘッドホン側でデジタル信号をアナログ信号に変換する(DAコンバータを搭載している)ため、3.5mmヘッドホン端子に接続する(iPhone内蔵のDAコンバータを使う)より音質的には有利です。Lightning以外の方式がメインになる可能性もあります。たとえば、Bluetoothには「A2DP」というHi-Fiオーディオ規格があり、イヤホンやスピーカーなど対応製品が多数発売されていますが、これをiPhone標準のオーディオ出力に据える可能性も否定できません。ケーブル接続に比べ音質では不利な面があるものの、高性能コーデックを用意するなどの方法である程度はカバーできます。実現の可能性でいえば、Lightningが高そうです。Bluetoothの場合、iPhoneにBluetoothイヤホンを同梱して一挙に普及を図るという手があるものの、市場では圧倒的多数派の従来型(有線)ヘッドホンは使えなくなります。一方Lightningの場合、ごく小さいDAコンバータを内蔵した短めの3.5mm端子変換ケーブルを同梱すれば、従来のヘッドホンとの互換性は保てます。オーディオプレイヤーとしての存在感も大きいiPhoneのこと、現在利用されているオーディオ機器がすべて使えなくなるとは考えにくく、次の規格へスムーズに移行できるようなんらかの措置が講じられることでしょう。もっとも、ヘッドホン端子が廃止されるという話は噂に過ぎませんから、いまの段階から心配するのは気が早すぎるかもしれません。
2015年12月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneは"うつ伏せ状態"のほうが省エネ、ってホント?』という質問に答えます。***本当です。iPhoneを置くときには、画面を下向きにする"うつ伏せ状態"のほうが消費電力は少なくなります。それは、iOS 9で導入された通称「フェイスダウンモード」によるものです。iPhoneに内蔵のセンサーが向きを判定し、下向きとわかった場合はムダにディスプレイを点灯させないために消費電力が減るのです。iPhoneを机に置くとき、上向きでなく下向きにするよう心がけるだけで、わずかとはいえバッテリーが長もちします。フェイスダウンモードは、iPhone 6s/6s Plusと6/6 Plus、5sの5モデルでサポートされます。すべてのiPhoneが対応するわけではありませんが、iOS 9の動作対象機種で除外されるiPhoneはiPhone 4sとiPhone 5のみですから、大半のiPhoneで有効だと言っていいでしょう。その動作ですが、ディスプレイが点灯しないだけであとは同じです。メールが到着すれば通知音が鳴り、バイブレーションによる振動もありますが、ディスプレイは消灯されたままです。低電力モードではないとき、ガラステーブルのような透過物の上にiPhoneを置いて通知が届く瞬間を見れば、通知音とバイブレーションはあるけれどディスプレイは暗いまま、という状態を確認できることでしょう。なお、フェイスダウンモードが動作するのは画面を下向きにしているときだけです。斜めに立てかけている、ポケットに差し込んでいるなど水平ではないときには動作しません。つねに有効なため、通知の到着をディスプレイの点灯で知るようにしている場合は置きかたに注意しましょう。
2015年12月01日iPhone/iPadでは、入力装置としてBluetoothキーボードを利用できる。ソフトウェアキーボードは画面サイズに制約されるが、ハードウェアとして独立しているBluetoothキーボードであれば選択肢は豊富にある。自分が使いやすいキーピッチ/キーストロークを選べるし、大きさやデザインもいろいろある。長い文章を入力する機会が多ければ、Bluetoothキーボードの導入を検討すべきだろう。ハードウェアキーボードならではの機能もある。iOSのソフトウェアキーボードは、キーを押し続けて同じ文字を連続入力する「キーリピート」に対応しないが、Bluetoothキーボードを使えばスペースの大量挿入も「delete」キーで連続削除もわけのないこと。それに、Bluetoothキーボードが接続されている間はソフトウェアキーボードが自動的に無効化されるので、画面を広く使えるメリットがある。iOS 9では、カスタマイズ機能も充実した。『設定』→「アクセシビリティ」→「キーボード」の順に画面を開くと、「キーのリピート」と「複合キー」、「スローキー」という3つの項目が表示されているはず。各項目はオン/オフを切り替えられるほか、反応までの微妙なタイミングを調整できるのだ。「キーのリピート」では、キーのリピート間隔(押しているキーの文字が入力される間隔)、リピート入力だと認識されるまでの時間を0.01秒刻みで設定できる。「複合キー」では、optionキーやcontrolキーなどの修飾キーを押すだけで押したままにできる設定を選択できる。「スローキー」では、キーを押してから認識されるまでの時間を調整可能だ。使いやすいよう好みで調整すればいいが、初期値ではキーリピートがやや反応鈍めに設定されているため、リピート入力認識までの時間(初期値は0.40秒)をやや短くするといい。カーソルキーの動きが緩慢に感じられる場合も同様に、キーのリピート間隔を短くしてみよう。
2015年11月27日サンコーは11月18日、iPhone 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus用の「iPhoneに戻るボタンを追加できる液晶保護ガラス」を販売開始した。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込1,980円。iPhoneのホームボタンの左右スペースに、見えないボタンを追加する液晶保護ガラス。ホームボタンの左右スペースは、それぞれ親指が届きにくい画面上部左右のボタンとリンクする。ガラスには回路が仕込まれており、ホームボタン横のスペースをタップすることで、画面上部のボタンが反応する仕組みだ。保護ガラスとしては、表面硬度が9Hの2.5Dラウンドエッジカット仕様。5層コーティング、疎油性コーティングにより、水を弾いて指紋もつきにくい。iPhone 6 / 6s用と、iPhone 6 Plus / 6s Plus用の2モデルを用意する。本体サイズはiPhone 6 / 6s用がW59×D0.3×H129mm、重量は7.5g、iPhone 6 Plus/ 6s Plus用がW69×D0.3×H148mm、重量は9.5g。使い捨て清掃紙、クリーニングクロス、ホコリ除去シートが付属する。
2015年11月24日○「写真.app」の使い方 その3写真を編集してみよう「写真.app」は写真を整理するだけでなく編集することもできる。今回は第19回のときに説明したiPhoneの中に入っている写真が同期されたものの中から選んで編集してみよう写真を編集する場合は、まず編集したい写真をサムネイルから選んで大きく表示する。右上に[編集]ボタンがあるので、続いてこれをクリックしよう。すると右側に写真の編集ツールが現れる。このツール、実はiPhoneの写真.appにあるものと同じ。そう、Macの写真.appはiPhoneの写真.appと同じ加工ができるのだ。それでは編集ツールを一つずつ見てみよう。まず[補正]は写真の明るさなどを最適なものに自動調整するツール。ワンクリックで写真が明るくなっているのがわかるだろう。写真に全体的に光量が足りないときなど、まずクリックしてみよう。[回転]は写真を時計と逆回りに90度ずつ回転させる。[トリミング]では右側のダイヤルで写真の細かな角度の微調整と、写真のアスペクト比(縦横の長さ)の変更、画像の反転などができる。[フィルタ]は写真にいろいろな加工を加えるもの。モノクロ写真やインスタントカメラ風など8種類のフィルタの中から選んで加工できる。[調整]は写真にさらに細かな加工を行うもの。「ライト」でもっと写真を明るくしたり、「カラー」で色を濃くしたりできる。さらに[追加]ボタンから加工する項目を増やすこともできる。[レタッチ]は写真にゴミが付いていたりするときにパッチを当てて消すことができる。[機能拡張]は写真.app以外のソフトウェアの加工機能を利用できるもの、インストールされているソフトが機能拡張に対応している必要がある。何も入っていないと「その他…」と表示され、選択すると[システム環境設定]の「機能拡張」パネルが開かれ、写真編集に対応した機能拡張のあるソフトが表示される。使いたいものにチェックを入れて再度[機能拡張]に戻ると先ほどチェックしたソフトが表示されているはずだ。実際にツールを使って加工してみよう。○iPhoneとの共有さて最終的に編集された写真は[完了]ボタンを押すことで加工を完了する。ここでiPhoneの中にも入っていた同じ写真を確認してみると、Macで編集されたものと同じ加工がされているのがわかるだろう。写真データはMacとiPhoneで同期されているため、同じ編集が自動的に適用されるようになっている。ちなみにiPhone側で[元に戻す]をタップすると編集が全て解除され、オリジナルの写真に戻る。同じようにMacの写真.appでもオリジナルに戻る。これはオリジナル写真が加工されているわけではなく、編集する項目をiPhoneとMacで共有しているためだ。そのためiPhone側で写真を編集してもMacで同じ写真に変更されるし、編集してもいつでもオリジナル写真を取り出すことができるので安心して作業が行える。次回は写真.appの最終回予定、写真を誰かと共有する方法を解説しよう。
2015年11月21日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『よく行く場所はiPhoneを見ればわかるってホント?』という質問に答えます。***本当です。iOS 7以降、システムが把握した「利用頻度の高い位置情報」は履歴として残るよう設定されているため、いつ/どこへ/どれだけの回数出かけたか振り返ることが可能です。この設定は初期値で有効になっているため、意識しないまま位置情報が記録されてしまうという事態が発生しがちです。家族や知人に知られたくない場所へ足繁く通っている人は、じゅうぶん注意しましょう。「利用頻度の高い位置情報」は、『設定』→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順にタップし、画面のいちばん下にある「システムサービス」をタップすると現れます。画面の履歴欄には、繰り返し訪れた場所と訪問回数が表示され、タップすると地図上でおおまかなエリアを確認することができます。位置情報が記録される具体的な基準は明らかにされていませんが、ある程度の距離があるの移動を開始、または終了するタイミングで位置情報が記録されているようです。そのため、臨時の要件で訪れた土地はもちろん、通勤・通学に使う駅や自宅の情報も記録されます。実際、自宅の訪問記録を確認すればおよその在宅時間(帰宅した時刻と翌日出発した時刻)がわかります。この履歴情報は、「利用頻度の高い位置情報」画面にある「履歴を消去...」ボタンをクリックします。すると、iPhoneに蓄積されている位置情報の履歴がすべて消去されます。特定の履歴を選んで削除することはできません。そもそも移動情報が克明に記録されると気味が悪いという場合には、同じ画面上にある「利用頻度の高い位置情報」スイッチをオフにします。ただし、この位置情報の本来の利用目的である予測交通経路指定(マップアプリのルート案内機能など)の精度が低くなる可能性があるため、オフにせず履歴を消去することで対応したほうがいいでしょう。
2015年11月20日KODAWARIは、現行の液晶ディスプレイガラスとして、一番強度が高いといわれている「アミノシリケートガラス」を使用したiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用液晶保護フィルム「PATCHWORKS ITG Silicate - Impossible Tempered Glass」を発表した。11月20日より販売を開始する。価格はiPhone 6/6s用が4,300円(税抜)、iPhone 6 Plus/6s Plus用が4,500円(税抜)。同製品は、現行の液晶ディスプレイガラスとして、一番強度が高いといわれている「アミノシリケートガラス」を使用したiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用液晶保護フィルムである(iPhone 6 Plus/6s Plus用は直販限定モデル)。一般的な強化ガラス(ソーダライムガラス)より60%高い強度を誇るという。加工すると強度が落ちる素材の特性を活かし、縁にかかる衝撃を軽減する、いわゆるラウンドカット処理を施さず、最小限の研磨に留めることで、高い耐久性を実現している。厚さは0.4mmで、表面硬度は9H、透過度は93.7%。なお、iPhone 6シリーズの湾曲した部分は保護しない仕様となっている。
2015年11月19日KODAWARIは、素材にポリカーボネートとTPUを採用した二重構造のiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用ケース「ITG Level PRO case」の販売を開始した。価格はともに3,100円(税抜)。同製品は、素材にポリカーボネートとTPUを採用した二重構造のiPhone 6/6s、iPhone 6 Plus/6s Plus用ケースである。本体背面に一般的なサイズのICカードを1枚収納可能なスロットを装備。付属の読み取りエラー防止シートも一緒に入れておくことで、Suicaなどを出し入れすることなく、そのままタッチして利用できる。また、背面にはICカードを差し込むスリットが切られており、スロットに収納したカードを差し込むことで、縦横どちらでも固定可能なスタンドとして使うことが可能となっている。ITG製の強化ガラスフィルムの保護を考慮して、装着したフィルムからの段差を1mm高く設計。iPhoneだけでなく、装着したガラスフィルムも保護する。本体を装着した状態でiPhoneの各種操作が可能。イヤホンジャックとLightning端子の開口部は広めにとってあり、接合部が大きいサードパーティのイヤホンやLightningケーブルでも余裕をもって対応する。さらに本体下部の左右にはストラップホールが穿たれており、各種アクセサリを装着できる。カラーは、ブラック、ホワイト、サンド、レッド、ピンクの5色。なお、ピンクは直販限定モデルとなっている。
2015年11月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「Apple SIM」はiPhoneで使えますか?』という質問に答えます。***一般的なSIMカードは1枚につき1つの通信会社しか利用できませんが、「Apple SIM」は国内/海外を問わず1枚で複数の通信会社を利用できます。これまで海外滞在時には、高額なローミングサービスを利用するか現地のプリペイドSIMを入手して差し替えて対応してきましたが、Apple SIMを利用すれば画面から通信会社とプランを選択するだけで利用できます。そのApple SIMが、11月17日から日本のApple Storeでも取り扱いが始まりました。Appleが扱うSIMのこと、iPhoneで使えないことはないだろう……と思わず結論づけてしまいそうですが、「装着可能だがソフトウェア(サービス)としては利用できない」が現時点での答えとなります。つまり、差し込むことはできても、肝心の通信には利用できません。Apple SIMは「エンドユーザが複数の候補のなかから通信事業者を選べるSIMカード」です。物理的な特性はnano SIMですから、iPhone 5以降のiPhone/iPad全モデルに装着できます。しかし、物理的に装着できることと通信用IDカードとして利用できることは別の話です。AppleのWEBサイトには、nsno SIMに対応する製品のリストが掲載されています。そこにはiPhone 5以降のiPhoneとiPad mini以降のiPad(Wi-Fi+Cellularモデル)が掲載されていますが、Apple SIMとの互換性が明記されているのはiPad Air 2とiPad mini 4、iPad mini 3の3製品です(11月17日現在)。最近発売されたiPad Proをくわえた4製品がApple SIMの対応製品であり、SIMフリーモデルを含めすべてのiPhoneは現在のところApple SIMに対応していません。
2015年11月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneでバーチャルツアーするときの対象都市をどうやって見つけるの?』という質問に答えます。***iOSの『マップ』アプリには、3D風に再構成した衛星写真を使い、都市上空を飛行機から眺めるかのような立体感ある地図を楽しめる「3D Flyover」という機能が装備されています。ピンチイン/アウトすれば拡大・縮小でき、回転も可能ですから、建物の裏側に回り込むことも可能です。3D Flyoverのデータはクラウド(Appleのサーバ)に存在し、必要に応じてダウンロードされます。クラウド上のデータは事前の告知なしに更新/追加されることがあり、iOSのアップデートやiPhone/iPadの発売と必ずしも連動しているわけではありませんから、気がつけば対象都市が増えているという可能性もあります。実際、10月下旬には3D Flyoverの対象都市に静岡と長崎が追加されました。iOS 9のリリースは9月16日、iPhone 6s/6s Plusの発売は9月25日ですから、静岡・長崎の追加との因果関係はなさそうです。さらに10月末には広島と岡山、京都、大阪、名古屋と仙台もくわわり、今後も増えそうな勢いです。3D Flyover対象都市は、マップ上に「3D」というマークが表示されます。ある程度縮尺が小さくなければ表示されないため、iPhoneの画面に1つの県が収まる程度の縮尺まで調整してみましょう。前述した都市の市庁所在地あたりに「3D」という文字が現れるはずです。ところで、3D Flyoverには名所旧跡を自動的に巡回する「Flyoverツアー」という鑑賞モードが用意されています。この機能に対応しているかどうかは、地図上では見分けがつきにくいものの、都市名を検索すると「
2015年11月18日