仕事用のバッグを探すときに、女性がドキュメントバッグを選ぶことは少ないように思えます。理由として、メンズ仕様の厳ついデザインやフォルムが多いので敬遠してしまうため。しかしミニマルなデザインで、スマートに持ち歩けるドキュメントバッグがあればどうでしょう。『i ro se (イロセ)』の中でも人気のシリーズから、女子でも持ちたくなるドキュメントバッグが登場しました。 機能美に惚れぼれしてしまう秀逸なポケット カットしたパーツを縫製せずに織り込んで組み立てる、シームレスシリーズ。はめ込み式のフラップを開けてまず驚くのは、綺麗に整理された収納ポケットの機能美。メインの広いポケットには、A4サイズの書類や13インチのノートパソコンも入れることができ、名刺ケースや手帳、ノートは手前のハーフサイズに収まります。バッグの中身がいつも荒れてしまう整理が苦手な人もこれを持てば、自ずと中身がクリアに。打合せや商談など人前に出るときも、スマートに書類を取り出す姿は注目の的になるはずです。 新素材で天然のレザーよりも扱いやすく マットでフラットなボディは天然皮革の構造や質感を模したフェイクレザーを使用。ランドセルにも応用される、軽量で耐久性を兼ね備えた新素材です。厚さ2mmほどのフェルトのような弾力があるので、ハードウェアを入れても安心。また少しの雨なら撥水性もあるので、天然のレザーのようにシミを気にせずに扱いやすいのも嬉しい点です。 新年を迎えるにあたり、気持ち新たに仕事用のバッグをお探しなら候補のひとつに。クールな印象のメルトンのチェスターコートに、足元はレースアップシューズ、そして手には『i ro se (イロセ)』のドキュメントバッグ。マニッシュかつ女性らしいコーディネートと合わせて、できる女を演出しましょう。 i ro se:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Shizuka Takehara
2018年12月24日一枚革で作られたseamlessシリーズのウォレットが、ミニマルなデザインで人気の『i ro se (イロセ)』。ブランド名はわからなくとも、金具を使わないスマートなフォルムを一度は目にしたことがあると思います。もの作りが好きな兄弟が立ち上げた同ブランドは、頭で考えてデザインすると言うよりも、手を動かして試作を重ねて生み出される事が多いそう。なるべくロスがないようにパターンを引くなど、自らの手を動かして創造性を広げていく、職人気質なデザイナーならではの素材に対する敬意を感じます。 封筒を開ける時のようなワクワク感がある留め具SACK RUCKSACK¥43,000/i ro se 書類封筒のような留め具が可愛らしいサックは、工業用の紙袋からインスパイアしたそう。フラップに、くるくると紐を結んで止める玉紐式の留め具と、カチッと固定してくれるマグネット式の留め具がついており、形を崩さずに背負うことができます。また牛革を起用しているので、使い込むほどに深みのある色や光沢が生まれて、経年変化を楽しみながらバッグを育てることも。 荷物によって、変化するフォルム PCや書類を入れるとあっという間に荷物がいっぱいになってしまいますが、時には荷物が少ないことも。そのような場合でも、10cmほどあるマチにドットボタンがあるので、フラットにも、ワイドにも調整する事が可能です。コンパクトな見た目ですが、A4サイズの書類がきちんと入るので、仕事現場でも重宝してくれます。 飾り気のないシンプルなデザインは要素が少ない分、オリジナリティを表現するのが難しい事だと思います。しかし『i ro se (イロセ)』のアイテムを見ていると、ミニマルなデザインの中に、留め具やマチを調整するドットボタンなどわくわくした気分になるギミックが潜んでいます。それはデザイナー自身が手を動かすことで発見したひらめきと、創作することを楽しむ過程で生まれた遊びが、作られるモノに投影されているからだと思います。毎日、持ち歩きたい。そう思わせてくれる魅力がこのリュックサックにはあります。 i ro se:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月19日