ベビーシートを購入する際は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。必要な期間と便利な機能をチェックして、ベビーシート選びの参考にしましょう。おすすめの製品や、購入・レンタルそれぞれのメリット・デメリットについても紹介します。■ベビーシートとはそもそも、「ベビーシート」とはどのようなアイテムのことをいうのでしょうか。まずは、ベビーシートの使用目的や特徴・対象年齢など、基本的な情報を整理していきましょう!▼ベビーシートはチャイルドシートの一種「ベビーシート」とは、チャイルドシートの1種で、新生児から1歳ごろまでの子どもが車に乗るときに使用する補助装置です。この装置の特徴は、『赤ちゃんを車の進行方向に対し後ろ向き、もしくは横向きに乗せる』という点にあります。これは、万が一の事故の際に、頸椎などの重要な器官が傷付くのを防ぎ、体全体で衝撃を受け止められるようにするためです。未熟な赤ちゃんの体を危険から守ってくれる、ママにとってもうれしい工夫といえるでしょう。▼ベビーシートからチャイルドシートへの移行年齢ベビーシートからチャイルドシートへ移行するタイミングは、1歳前後が目安です。ただし、子どもの成長には個人差があるため、ベビーシート記載の身長・体重を基準に判断するようにしましょう。なお、チャイルドシートの中には、新生児期から使えるタイプの物も多く販売されています。こうした製品は、取り付ける向きを変えたり、回転させたりすることでベビーシートとチャイルドシートを兼用できる構造になっています。このタイプを1台用意して長期間使用するか、もしくはベビーシートとチャイルドシートを別々に購入するか、どちらを選ぶかもベビーシート購入時の大きなポイントとなるでしょう。■ベビーシートを選ぶ際のポイントいざというとき、赤ちゃんを守ってくれる大事なアイテムだからこそ、ベビーシートは「これだ!」と思える物を慎重に選びたいものですよね。ベビーシートを選ぶにあたり、忘れずチェックしておきたいポイントを確認していきましょう!▼ベビーシートのチェックポイント1、持ち運び可否など機能性ベビーシートの中には、赤ちゃんの快適性やお世話のしやすさを考えたさまざまな機能が搭載された物もあります。以下、主な機能を紹介していきましょう。キャリー機能:シートごと赤ちゃんを持ち運びできる機能。そのままベビーカーに装着できるタイプも販売されている日よけの幌:強い日差しから赤ちゃんを守るほか、明かりを遮って眠りやすい環境を整える送風ファン:赤ちゃんに熱がこもらないよう、風を送る機能回転機能:シート全体を回転させることで、乗り降りやオムツ替えなどのお世話をしやすくする機能リクライニング機能:赤ちゃんが快適に過ごせるよう、シートの角度を調整する機能ベビーシートを購入する際は、どんな機能を重視するのかをあらかじめハッキリさせておくのがおすすめです。そうすることで、たくさんの製品の中から必要なベビーシートをスムーズに選び出せますよ!▼ベビーシートのチェックポイント2、ISOFIXなど取り付け方法「車への取り付け方法」も、ベビーシート選びの大切なポイントです。ベビーシートの取り付け方法には、「シートベルト固定」と「ISOFIX固定」の2種類があります。『シートベルト固定』とは、文字通りシートベルトを使った取り付け方法のことで、ほとんど全ての車に使用できるというメリットがあります。一方で、取り付け方にコツが必要なため、複雑な作業が苦手な人には不向きといえるでしょう。「ISOFIX固定」は、車に備えられている「ISOFIXバー」に、ベビーシートのジョイントを差し込むだけで完了する取り付け方法です。シートベルト固定に比べ簡単に使用できますが、ISOFIX対応車種でなければ使用できないというデメリットもあります。ベビーシートを正しく取り付けられているかどうかによって、万が一の事故の際に赤ちゃんが受けるダメージが大きく変わります。自分自身で安全確実に取り付けられる物を選ぶようにしましょう。▼ベビーシートのチェックポイント3、安全基準の確認は大前提ベビーシート選びのポイントの中で、もっとも重要といっても過言ではないのがこの「安全基準の確認」です。どんなに優れた機能を持っていても、安全確実に取り付けを行っていても、ベビーシート自体の安全性が低ければいざというとき役に立ちませんよね。では、何を目安に選べばよいのかというと、まずチェックしたいのが「Eマーク」です。これは国が定めた安全基準をクリアした製品に添付されているマークで、このマークがある製品であれば基本的な安全性に問題はないと判断できます。子どもの命を守れる製品かどうかを見極める目安として、ぜひ忘れずにチェックしておきましょう!■おすすめベビーシート3選ベビーシートは、国内外のたくさんのメーカーがそれぞれに独自の製品を販売しています。どれを選べばよいのか迷ったときの参考として、数あるベビーシートの中でも特に評価の高いおすすめアイテムを紹介していきます!▼断トツの安心感 ベビーセーフプラスSHR「とにかく安全性にこだわりたい!」そんなママにおすすめなのが、英国王室御用達ブランドとして知られるBritax Romerの「ベビーセーフプラスSHR」です。この製品は、厳しいヨーロッパでの安全基準をクリアしているだけでなく、ドイツ自動車連盟の安全性能テストにおいても最高評価を獲得しています。対応ベビーカーへのドッキングも可能なので、寝ている赤ちゃんの移動もラクラクできますよ!ベビーシート選びの際は、ぜひ選択肢に入れておきたいアイテムといえるでしょう。商品名:britax ベビーシート ベビーセーフプラスSHR II 価格:¥27,000(税込) britax ベビーシート 詳細はこちら(Amazon) ▼寝心地抜群 フラディアグロウ360°Apricaの『フラディアグロウ360°』は、高い安全性と赤ちゃんの心地よさを兼ね備えた人気のアイテムです。平らなベッド型のため、首の据わらない時期の赤ちゃんに負担をかけず、快適な睡眠へと導いてくれますよ。万が一の事態に備え、前後はもちろんのこと、側面からの衝撃も想定したプロテクターやクッションが搭載されているのもうれしいですね!チャイルドシートとして4歳ごろまで使用できるため、コスパが気になる人にもおすすめのアイテムです。商品名:アップリカ フラディアグロウ360°セーフティー価格:¥69,118 (税込) フラディアグロウ360°詳細はこちら(Amazon) ▼コンパクトサイズのクルムーヴ スマート「便利な回転式が欲しいけれど、あまり場所はとりたくない…」そんな人におすすめなのが、Combiの『クルムーヴ スマート』です。人気メーカーの製品だけあって、走行中の音や光などの刺激から赤ちゃんを守ってくれる幌や、汗を瞬時に吸収するインナータオルなど、コンパクトながらさまざまな機能が備わっています。車内スペースが小さめの車や荷物の多い家庭でも、安心して使えるベビーシートといえるでしょう。商品名:コンビ クルムーヴ スマート エッグショック JJ-550価格:¥43,200(税込) クルムーヴ スマート エッグショック 詳細はこちら(Amazon) ■ベビーシートは、購入とレンタルどちらがお得?中には、「費用を抑えるために、ベビーシートはレンタルで済ませたい」と考えている人もいるでしょう。しかし、レンタルにすれば確実にコストが抑えられるかといえば、必ずしもそうとは限りません。購入とレンタルそれぞれのメリット・デメリットをチェックして、自分に合った方法を選びましょう!▼ベビーシート購入のメリットデメリットベビーシートを購入する場合、『きょうだいがいる場合はお得』『汚れを気にしなくてもよい』『デザインや機能にこだわれる』といったメリットがあります。一方で、『初期費用が高い』『合わないと思っても交換できない』『試せない』といったデメリットもあるでしょう。すでに欲しい製品が決まっている場合や、きょうだいがいるなど長く使うことが決まっている場合には購入がおすすめといえそうです。▼ベビーシートレンタルのメリットデメリットベビーシートをレンタルする場合、『成長などでサイズが合わなくなっても交換できる』『不要になったときの処分費用がかからない』『まとまったお金を用意する必要がない』といったメリットがあります。一方で、『新品が使えるとは限らない』『人気商品は借りにくい』『きょうだいが増えた場合には、長期間お金を払い続けなければならない』といったデメリットもあります。ベビーシートのレンタルは、1人っ子などで使用期間が短い場合や、のちのち処分が面倒という人におすすめの方法といえそうですね!■赤ちゃんに合ったシートを選んであげようベビーシートとは、チャイルドシートの一種で、未熟でデリケートな赤ちゃんの体を事故などの衝撃から守ってくれる、車に乗る上で必要不可欠なアイテムです。国内外のさまざまなメーカーが独自のベビーシートを販売しているため、いざ選ぶとなると何を基準にしたらよいのか分からないという人が大半でしょう。そんなときは、『機能』『取り付け方法』『安全基準』を判断材料にするのがおすすめです。これらのポイントを押さえることで、赤ちゃんの安全と快適性を兼ね備えた製品を見つけ出せますよ。必要な条件を整理して、大切な赤ちゃんにぴったりのベビーシートを選べるとよいですね!>
2019年09月25日子どもが生まれてすぐに用意したチャイルドシートが、成長が早くてあっというまに小さくなってしまいそうと思っている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、いつ替えたらいいのか、身長や体重の目安はあるのか、子どもの安全を守るためにどんなところをチェックして選べばいいのか…。ジュニアシートもチャイルドシートと同様、安全性を重視しているだけでなく、扱いやすいもの、背もたれつき、子どもの体にフィットするものなど、それぞれ特徴があります。そこで、ジュニアシートを選ぶ際のポイントと、おすすめ12選を紹介します。■ジュニアシートはいつからいつまで使うもの?身長は?赤ちゃんや子どもがぐずってしまったり、寝てしまったりしても対応しやすい自動車は、お出かけの際に大活躍というご家庭も多いのではないでしょうか。ジュニアシートには、使い始める年齢や体格の目安があるんです。これさえ覚えておけば、もう赤ちゃんのときに用意したチャイルドシートはいつまで使えるのか、どのタイミングでジュニアシートにしたらいいのかと迷うことはありません!▼幼児用補助装置 6歳以下は着用義務ありまずは、ジュニアシートを使う際のルールを確認しておきましょう。赤ちゃんをはじめとする6歳以下の子どもと自動車に乗る場合は、道路交通法第71条の3第3項で幼児用補助装置の着用を義務づけられています。ただしバス・タクシーの場合や、幼児の身体上の事情により設置や着用が難しい場合などは免除されます。幼児用補助装置というと難しく聞こえますが、1歳くらいまでの子どもが使用する「乳児用」あるいは「ベビーシート」、1歳~4歳くらいまでの子どもが使用する「幼児用チャイルドシート」、4歳~10歳くらいまでの子どもが使用する「学童用」あるいは「ジュニアシート」のことです。<関連記事> ジュニアシートはいつからいつまで?背もたれなしもおすすめ! ▼7歳以上でも身長135cm以下ならジュニアシート着用が安全チャイルドシートの着用義務があるのは6歳以下ですが、体格の目安としては体重9kgから18kg程度、身長100cm以下とされています。7歳以上の場合はシートベルトを着用しなければなりません。でも、7歳~10歳くらいの子どもの座高は、大人に比べて低くい場合がほとんど。肩ベルトがずり落ちたり腰ベルトが緩かったりと、シートベルトを安全のために正しく着用することができない場合があるのです。ジュニアシートを使うことで、子どもの座高を上げ、腰ベルトの位置をお尻にフィットさせることができます。シートベルトをより効果的に使うことができるので、安全を考えるなら7歳以上であっても、身長が135cm以下の子どもにはジュニアシートを使用させましょう。▼ジュニアシートに移行する年齢は3歳~4歳が目安いつからチャイルドシートをジュニアシートに替えればいいの? と悩む方もいるのではないでしょうか。お使いのチャイルドシートがちょっと窮屈そうだなと思ったら、ジュニアシートに切り替えるべきですが、目安とされているのは、子どもの年齢で3歳~4歳、体格では体重15kg以上です。製品のなかには背もたれがあるタイプや、チャイルドシートの機能も兼ね備えていて1歳ごろから長く使えるタイプのものもあります。本人の成長度合いのほか、きょうだいの有無や年齢も考えて選べるといいですね。■形は? 取りつけやすさは? ジュニアシートの種類ジュニアシートには、背もたれがないお尻の下に敷くタイプと、チャイルドシートを使用する年齢から長く使える背もたれありのタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。▼背もたれなしのブースタータイプメリット軽くコンパクトで、取りつけやすく、持ち運びも簡単なのが特徴。持ち運びも簡単です。また背もたれありのタイプに比べて安価で、購入しやすいという利点もあります。デメリットシートベルトを付属のクリップで適宜調整する必要があり、ちょっとめんどうだと感じるかもしれません。▼背もたれありのタイプメリット子どもの成長に応じて長く使えます。身長が低いうちは背もたれありの状態にしてヘッドレストやハンドレストを子どもの体格に合わせ、身長が高くなれば座面だけに変えられるタイプのものもあります。デメリット背もたれなしのものに比べると大きいので、車内で場所を取ってしまいがちです。▼取りつけが簡単なISOFIX対応とは?ジュニアシートを選ぶにあたって覚えておきたい用語が、「ISOFIX」です。ISOFIX(ISO-FIXとも)とは、国際標準化機構(ISO)によって定められた、自動車の座席に幼児用補助装置を固定する方式の国際標準規格です。車に備えつけられている固定用金具に、幼児用補助装置のコネクター部分を差し込むだけでOK! シートベルトを利用して取りつけるタイプより簡単に固定できます。2012年7月発売以降の自動車には、ISOFIX対応が義務づけられました。ご自宅の自動車でISOFIX対応のジュニアシートを使えるかどうか、事前にチェックしておきましょう。■ジュニアシートを選ぶポイントジュニアシートを検討する際には、以下のポイントをチェックするようにしましょう。▼ジュニアシートを使用する年齢と体格ジュニアシートを使用する子どもの年齢の目安は、4歳から10歳くらいまで。体格的には体重15kg~36kgくらいで、身長135cm以下です。製品によっては150cm以下まで対応しているものもあります。▼車に合っているか車のどの座席に取りつけられるかは、各製品の仕様説明書やメーカーのサイトに記載があります。古い車の場合は、ISOFIXに対応していないケースがあるので注意しましょう。▼価格1万円以下の手軽なものから6万円以上のラグジュアリーなものまで幅広い価格帯です。価格に応じて装備も違いますので、機能をチェックしつつ、予算に合わせて選ぶことができます。▼Eマークがあるもの国土交通省が定める安全基準をクリアしているものには、Eマークがつけられています。Eマークは、世界各国の安全基準に適したものを示すマークで、アルファベットのEと国番号が記載されたデザインとなっています。たとえばE1ならドイツの認可を受けた製品、E43なら日本の認可を受けた製品となります。日本製はもちろん、海外メーカーの製品を選ぶときにも確認しておきたいところです。▼装着時、調整がワンタッチでできるものヘッドレストやアームレスト、ベルトの調整がワンタッチでできるものがおすすめです。子どもの年齢が上がると自分で調整できるようになりますよ。▼洗えるかどうか子どもはとても汗っかき! 背中やお尻に接したシートには汗がびっしょり染みこんでしまいます。シートを取り外して洗えるかどうかも、長く使うための隠れたポイントです。▼リクライニング機能心地よい車内で、子どもが寝てしまうこともしばしば…。背もたれやヘッドレストにリクライニング機能があると、より快適な姿勢で寝かせることができます。▼助手席に設置してもいいのか多くの自動車の助手席にはエアバッグが設置されています。事故の衝撃から命を守るためとはいえ、エアバッグが作動する際の勢いと衝撃はかなりのものです。過去にはその衝撃で子どもの胸が圧迫されてしまったという悲しい事故も起きていますので、助手席に設置可能かどうかは、仕様説明書に記載があるのでよく確認しておきましょう。▼レンタルも活用ジュニアシートはレンタル会社でも取り扱われています。買う前に試したい、帰省先で必要になる、あるいは知り合いの子どもを乗せるときなどに利用できて便利ですよ。■おすすめのジュニアシート12選様々な特徴を兼ね備えたおすすめのジュニアシート12選を紹介します。▼RECARO(レカロ) :Start J3(スタート ジェイスリー)車好きには有名な、自動車用シートの高級メーカーがつくるジュニアシート。その座り心地と高級感を3歳ごろから体感できるロングユースタイプです。子どもの体格によって、背もたれがついた「ジュニアシート」モードと「ブースターシート」モードを選べます。側面の衝撃をやわらげるサイドプロテクションを搭載。ヘッドレストはレバーで調整可能です。ちなみに、2017年発売の最新モデル「J3」では、カラーがジェットブラックに変わっていますが、アクセントとなる赤いラインと機能性は健在です。 メーカー公式サイト ▼GRACO(グレコ):ジュニアプラスベビーカーや抱っこひもでGRACOのものを使っているという方も多いのでは? そんなベビー用品メーカーのジュニアシートには工夫がいっぱいです。背もたれあり、座面のみのどちらでも使えるタイプで、ヘッドサポートが6段階、アームレストが2段階の調節が可能。日々成長する子どもの体格に合わせることができて安心です。収納可能なカップホルダーが両サイドについているので、子どもが飲み物やお菓子をこぼさず過ごせます。 メーカー公式サイト ▼GRACO(グレコ):コンパクトジュニアこちらはGRACOの、座面のみのコンパクトタイプ。肩ベルト調節クリップでシートベルトをフィットさせることができます。洗濯できるシートで子どもの食べこぼしやよだれにも対応。サイズはコンパクトでも、両サイドに収納可能なカップホルダーがついているのはうれしいポイント。カラーや柄が多彩で、プリンセス柄や車柄、ドット柄など数種類から選べます。 メーカー公式サイト ▼Combi(コンビ):ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH数多くのベビー用品を手がけるCombiのジュニアシート。赤ちゃんの頭を守るための衝撃吸収素材「エッグショック」が搭載されているのが最大の特徴です。シートがメッシュになっていて通気性がよく、しかも洗濯機で洗えます。背もたれは調整可能で、ブースター時の座面にもシートベルトを適切に調整するためのベルトポジショナーがついているなど、子どもの体にフィットさせるための機能が盛りこまれています。 メーカー公式サイト ▼Combi(コンビ):ジョイキッズ FJこちらはCombiの背もたれつきのジュニアシートです。「ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH」と異なる主な点は、エッグショックではなく横方向の衝撃から守るための「サイドプロテクション」がついていること、ジュニアモードが体重25kg以下の子どもまでであることで、その分価格がお得になっています。 メーカー公式サイト ▼タカタ(現:TKJP株式会社):takata312-ifix junior(タカタ312-アイフィックスジュニア)背もたれの高さと幅が連動したサイズ調整が可能なジュニアシートです。使わないときは座席から取り外し、背もたれ部分を折りたたんでコンパクトに収納ができます。ISOFIXに対応しており、固定できたかどうかはコネクターの色でわかりやすくなっているのがポイントです。 メーカー公式サイト ▼タカタ(現:TKJP株式会社):Child Guard Junior(チャイルドガードジュニア)欧州で高い評価を得ているモデルの日本版。頭部への衝撃に備え、同社のエアバッグでも使用されている織布を用いた「エアパッド」を内蔵、側面にもガードがあります。また、子どもの成長に合わせて頭部・肩部のガードとショルダーガイドがワンタッチで同時に調整できます。こちらも使わないときは折りたためるタイプです。 メーカー公式サイト ▼Britax Romer(ブリタックス レーマー):ADVANSAFIX ll SICT(アドヴァンザフィックス II SICT)安全基準の厳しいドイツで認められているBritax Romer のジュニアシートです。ISOFIXと3点シートベルト両方を使用した取りつけ方式で安定感があります。頭や首、側面への衝撃は、安全性を追求した独自のシステムを採用しており、生後9ヶ月から使用可能と、使用期間が長いのもポイントです。欧州メーカーらしい鮮やかなカラーが選べるのも特徴です。 メーカー公式サイト ▼CYBEX(サイベックス):PALLAS M-FIX(パラスMフィックス)独自のセーフティクッションが特徴のジュニアシートです。9ヶ月ごろから乳幼児期に使う際は、セーフティクッションを装備した形で子どもの首や肩などへの負担を軽減、3歳ごろからはセーフティクッションやベース部分を取り外し、ジュニアモードへ移行可能です。背もたれに加え、ヘッドレストもリクライニングできるので、子どもが寝たときに頭がガクッと前に倒れるのを防いでくれます。 メーカー公式サイト ▼MAXI-COSI(マキシコシ):ロディフィックス AirProtect(R)安全性能とデザインが評価されているオランダのメーカーMAXI-COSIのジュニアシートは、頭の部分に衝撃吸収エアークッション「AirProtect(R)」を使用。さらに、シートベルトを簡単に取りつけられる「クイック&バックルアップ」、ISOFIX固定と、先進性が特徴です。洗濯できるシートカバーはカラーが多彩で、夏用のカバーもあります。 メーカー公式サイト ▼LEAMAN(リーマン):High Back Jr. AERO(ハイバックジュニアエアロ)欧州の基準もクリアする日本メーカーのLEAMAN。横からの衝撃を考慮し側面の壁が高いデザインながら、熱のこもりにくいエアフリーシートを持つジュニアシートです。3歳~6歳ごろまでは背もたれありのハイバックシート、それ以降は座面のみのブースターシートとして使えます。3.0kgと軽量で扱いやすいのも特徴。軽くすることにより、子どもへの衝撃の軽減も図っています。 メーカー公式サイト ▼AILEBEBE(エールベベ):SARATTO Highback Junior(サラット ハイバックジュニア)シンプルな形ながら、欧州基準をクリアしているAILEBEBE のジュニアシート。3歳~7歳ごろまでは背もたれありのハイバックジュニアシート、7歳からは座面のみのジュニアシートにできる仕様です。メッシュ生地が広範囲で使われていることに加え、背もたれや座面にエアホールをつくることで通気性を確保。汗っかきの子どもでも快適に座っていられます。 メーカー公式サイト ■子どもと車に合わせたジュニアシートで安全なドライブを子どもの安全性を考え、しっかり選びたいジュニアシート。紹介した子どもの身長や体重、取りつけやすさなどのポイントのほかにチェックしておきたいのは、子ども自身が快適に座っていられるかどうかです。そのためにも、子どもの成長に合わせて、そのつど調整できる製品を選んでみてください。子どもにしっかりフィットするジュニアシートで、どうか安全なドライブを!<参考サイト> e-GOV 道路交通法 国土交通省|チャイルドシートコーナートップ 国土交通省 自動車総合安全情報|チャイルドシート安全基準マーク 神奈川県警|チャイルドシートQ&A JAF|JAF Traffic Safety Report
2018年07月30日赤ちゃんと一緒に車に乗るとき、必要なのが「チャイルドシート」。中でも「ISOFIX(アイソフィックス)」のついたチャイルドシートがおすすめなのをご存知でしょうか。ISOFIX(アイソフィックス)というのは、シートベルトを使わずに車に固定することができる、チャイルドシートの取り付け方法のこと。コネクターを車側の金具に差し込むだけなので、誰でも簡単に装着できるんです。2012年7月以降発売の新車には、ISOFIXの取付金具の装備が義務化されています。今回はそんなISOFIXについて、おすすめの理由や製品をご紹介します。チャイルドシートの購入を検討しているかたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。 ISOFIXがおすすめな3つの理由それではどうしてISOFIXがおすすめなのか、その理由を3つご紹介します。1. 簡単に確実に固定できる取り付け方法は、コネクターを差し込むだけ。手順が少ないので簡単に確実に行えます。レンタカーを借りたり他の人に乗せてもらう場合にも、ISOFIX搭載車ならすぐに取り付けられるので手間がかかりません。2. 取り付けミス防止警察庁とJAFの合同調査の「2017年チャイルドシート取付け状況調査」によると、55.4%の人がチャイルドシートの取り付けミスをしているそうです。その中で最も多いのが「腰ベルトの締付け不足」。ISOFIXなら金具同士の固定となるので、難しい取り付けなくお子さんを固定できます。3. 座席に取り付けているからグラつかないシートベルトでの取付けの場合、説明書をしっかり読んで夫婦で取り付けても、ぐらつくことがよくあります。また通す箇所や固定する場所が多すぎて、どこが緩いのかもわかりにくいですよね。ISOFIXはがっちりはめ込むので、グラつきの心配がありませんし、取り付け確認も簡単。 ISOFIX固定かシートベルト固定かシートベルト固定のチャイルドシートは種類が多く、ほとんどの車に対応しているという安心感もあります。取り付けかたさえ間違えなければOKなので、頻繁にチャイルドシートを付け替えしないかたには良いかもしれません。ただ、チャイルドシートの取り付けに不安がるあるかた、まだ慣れていないかたにはやはりISOFIX固定がおすすめ。取り付けが簡単なので、頻繁にチャイルドシートの付け替えをする場合にも便利ですよ。取り付けは、車種によっても異なりますが、基本的にはこちらの3ステップです。車のISOFIX金具の位置を確認コネクターを引き出して、左右のISOFIX金具に差し込むレッグの長さを調節ISOFIX対応チャイルドシートを使う場合は、車がISOFIXに対応している必要があります。お持ちの車がISOFIX対応かどうかは、チャイルドシートを販売しているメーカーのサイトで確認できますよ。>コンビチャイルドシート取付確認車種リスト>取付可能車種確認(アップリカ)最近では、「ISOFIXタイプ」と「シートベルト固定タイプ」の2種類の機能を兼ね備えたチャイルドシートも各メーカーから販売されています。悩んだらそちらを購入するのも良いかもしれません。 ISOFIX対応のおすすめチャイルドシートISOFIXに対応したおすすめのチャイルドシートを5つ紹介します。クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JJ「はじめて乗るクルマに、ベッドを超えた新空間。」をコンセプトに開発されたチャイルドシート。コンセプトにあるとおり、退院して迎えに行ってから初めて乗せても安心して使えるものを目指し、車に載せるベビールームと謳っています。衝撃吸収マットや瞬時に汗を吸って洗えるシートなど、赤ちゃんの安全と衛生面の両面をケアしてくれています。人気の360°回転式で使い勝手も良いのが嬉しいです。メーカー:コンビ価格帯:60,000~80,000円(税抜)> 公式サイトフラディア グロウ ISOFIX新生児期から1歳頃までは「平らに寝る姿勢」、首すわりから1歳半頃までは「足が自然に動かせるゆったり座った姿勢」、1歳頃から4歳頃までは「いつも快適なしっかり座る姿勢」と、新生児から4歳までの子どもの成長に合わせた、理想的な姿勢で乗ることが可能なチャイルドシート。360°回転できるので使い勝手も抜群。本体に通気口があるので熱がこもりにくく、フレックスシェードにより紫外線を99%以上カットしてくれるのも嬉しいポイントです。メーカー:アップリカ価格帯:64,000~69,000円(税抜)> 公式サイトエールべべ・クルット シェリール赤ちゃんと車でお出かけ中に、天候や進行方向の具合で急に日差しが当たって泣き出すことがあります。こちらはリモコンでワンプッシュするだけで、チャイルドシートの日よけの開閉が可能。足元までカバーしてくれますが、手動なら位置を自由に変えられます。他にも、「ベビー・フットマフ」で冬の防寒対策や夏のエアコンの風よけができ、「スリープ・ピロー」で新生児期や子どもが寝たときに首をしっかり支えてくれます。またクルットノブを回すだけで回転してくれるなど、ママ・パパ・赤ちゃんの気持ちに寄り添ったポイントがたくさんあります。メーカー:エールベベ価格帯:オープン(税抜90,000円前後)> 公式サイトG-FIXISOFIX対応のチャイルドシートの中でも安価な商品ですが、安全評価試験では最高評価を獲得しています。厚みのある新生児向けパッドが使われているので、生後すぐでも安心して乗せることができます。ISOFIX対応車だけでなく、従来のシートベルトでも取り付け可能なので、ISOFIXに対応していないレンタカーや知人の車に乗せてもらうときなどにも困りません。メーカー:グレコ価格帯: 31,000円(税抜)> 公式サイトChild Guard1.0チャイルドシートの乗せ降ろしで手間のかかるハーネスの操作ですが、こちらの商品は片手でセットできる「マグネット内蔵タング」と「自立バックル」により、タングの挿入やロック解除がワンタッチで操作可能。回転もしてくれるので、子どもの乗せ降ろしが非常にスムーズになります。また、シートの低重心設計や、頭部を保護するダブルのエアパッド、成長に合わせたインナークッション・パッドなど、安全性も重視しています。メーカー:タカタ価格帯:80,000円(税抜)> 公式サイト 2012年7月以降発売の新車(9人乗り以下)は、ISOFIXの取付金具が装備されています。それ以前に発売した車にもついていることがあるので、チャイルドシートのサイト等で適合車種かどうかお確かめください。その際に必要となる車種名・型式・年式などは自動車検査証に記載されているので、そちらを見ながら確認してみてくださいね。 参考:知ってる?ISOFIX(コンビ)知ってる?ISOFIX(アップリカ)2017年 チャイルドシート使用率データ
2018年05月25日