シナモロールとコラボライフスタイルカンパニー株式会社は6月23日、同社のブランド「jill leen.」(ジルリーン)の「スターグリッターライナー」と「涙袋ペンシル」が数量限定でシナモロールとコラボしたと発表した。2023年6月26日より同社の公式オンラインショップなどで販売を開始し、2023年6月30日からは全国のロフト、PLAZA、ハンズなどで先行発売をする。「jill leen.」は2013年に誕生したブランド。メイク・ネイルともに多種多様なカラーを展開しており、人気の高いブランドである。目もとを美しく演出ライフスタイルカンパニー株式会社が発売している「jill leen.」のアイテムのうち、シナモロールとコラボするのは「スターグリッターライナー」と「涙袋ペンシル」である。「スターグリッターライナー」は細めの塗りやすいシリコンチップ。アイシャドウの代わりとしてまぶた全体に散らすもよし、涙袋や目尻に加えるだけでもよしで、うるうるとしたメイクを簡単に仕上げてくれる。コラボカラーは「ホワイトカプリコーン C」「クリームエアリーズ C」「オパールリブラ C」の3カラーで、どれも税込み1,320円。対して「涙袋ペンシル」はトレンドメイクに欠かせないアイテム。コラボカラーは「クリームベージュ C」「ピュアベージュ C」「ライトベージュ C」の3カラーで、どれも税込み1,210円である。(画像はプレスリリースより)【参考】※ライフスタイルカンパニー株式会社公式オンラインショップ
2023年07月07日グローバルトレンドコスメを扱う「COSMEDELi(コスメデリ)」を運営するライフスタイルカンパニー株式会社(本社:東京都中央区、URL: )は、大人気ブランド『jill leen.(ジルリーン)』より、涙袋ペンシル新色を発売いたします。jill leen.(ジルリーン) 涙袋ペンシル■瞳あざとさアップ!マスクメイクに欠かせない涙袋ひと工夫だけで顔の印象がガラッと変わる、マスクメイクに欠かせない存在となってきたのが涙袋メイク。『jill leen. 涙袋ペンシル』は、なめらかな描き心地で、目元にピタッと密着できます。シャープナーも装備し、いつでも便利に涙袋メイクを楽しめます。このたび、この売切続出中、入手困難な『jill leen. 涙袋ペンシル』から、新色が登場しました!什器イメージ・製品名 : jill leen. 涙袋ペンシル・発売 : 10月下旬より順次発売・小売価格: 1,210(税込)・流通先 : 全国のバラエティショップ、ドラックストアに順次展開*ECサイト「COSMEDELi(コスメデリ)」 *一部店舗を除く*地域、配送状況などにより告知なく変更となる場合がございます。*輸入の関係で発売が延期になる可能性がございます。■さらに使いやすい5色展開人気の031クリームベージュより更に明るくなった色が2色、SNSでもバズっていた101シャンパンピンクと同じくラメカラーも新色になって登場!さらに使いやすい5色で、さらにぷっくりな涙袋に!使いやすい5色展開<ラメ>・101 シャンパンピンク上品な輝きを放つシルバー、ピンクのラメでうるうる感を演出・103 シャンパンゴールド(新色)ゴールド、シルバー、ピンクの多色ラメで華やかな目元を演出<コンシーラー>・031 クリームベージュ肌に馴染むナチュラルなベージュで、自然と立体感のある涙袋へ・033 ピュアベージュ(新色)血色感を引き出す、ピンクニュアンスベージュで、柔らかい印象の涙袋へ・034 ライトベージュ(新色)ハイライト効果抜群の明るいベージュで、透明感のある涙袋へ■『jill leen.(ジルリーン)』とは2013年に誕生したブランド『jill leen.』、「ファッションから生まれた色を着こなせ」をコンセプトにメイク・ネイルともに多種多様なカラーを展開。日本では繊維ネイルがTwitterで大反響を呼び、ネイル・メイクアップアイテムともに人気が高いブランドです。最新のカラートレンドを取り入れた商品を作り出しています。<掲載クレジット>ブランド名: jill leen.(ジルリーン)会社名 : ライフスタイルカンパニー株式会社TEL : 03-6262-8580URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月21日グローバルトレンドコスメを扱う「COSMEDELi(コスメデリ)」を運営するライフスタイルカンパニー株式会社(本社:東京都中央区、URL: )は、大人気ブランド『jill leen.(ジルリーン)』より、新感覚「シングルムースアイシャドウ」6色を発売いたします。メイン画像■ふわっと抜け感発色&しっとり高密着■ムースのようになめらかで、ふわっとしたテクスチャ。スイーツ触感で、ムラなく伸ばしやすい。誰でも自由にグラデーションができる。抜け感発色が浮かずに肌に溶け込むようにしっとりと密着し、1日キープ。単色でもMIXしても自由に重ねる6色を展開。jill leen. シングルムースアイシャドウ・製品名 : jill leen. シングルムースアイシャドウ・小売価格: 880円(税込)・内容 : 3g・発売 : 10月上旬・流通先 : 全国のバラエティショップに順次展開*ECサイト「COSMEDELi(コスメデリ)」 *一部店舗を除く。地域、配送状況などにより告知なく変更となる場合がございます。*輸入の関係で発売が延期になる可能性がございます。■単色でもMIXしても自由に重ねる6色展開■101 ホワイトシュガーアイシャドウベースにも、ハイライトにも使える万能カラー。パールのようなツヤ感で、手軽にピュアな印象を演出。101 ホワイトシュガー102 ポッピングキャンディ(日本限定色)ほんのりピンクと細かいラメの絶妙なバランスで、どんな場面でも使える優しい雰囲気の目元を作り出せる。102 ポッピングキャンディ103 クランチチョコレート透け感のあるヌーディーブラウン。重ねるほど透明感が出る。目元に自然な深みを与え、ゴージャスな大人カラー。103 クランチチョコレート104 クリームラテ抜け感アイメイクに最適なシアーカラー。マットながら透明感を演出できる。104 クリームラテ105 キャラメルナッツトレンド感ありながら、ヘルシーな印象をプラスしてくれるオレンジ。細かいラメが上品に輝き、目元を華やかに彩る。105 キャラメルナッツ106 ローズマカロンふんわりしたマットローズ。センシュアルなアイメイクを演出。「純欲メイク」に最適。106 ローズマカロン■『jill leen.(ジルリーン)』とは■2013年に誕生したブランド『jill leen.』、「ファッションから生まれた色を着こなせ」をコンセプトにメイク・ネイルともに多種多様なカラーを展開。日本では繊維ネイルがTwitterで大反響を呼び、ネイル・メイクアップアイテムともに人気が高いブランドです。最新のカラートレンドを取り入れた商品を作り出しています。<掲載クレジット>ブランド名: jill leen.(ジルリーン)会社名 : ライフスタイルカンパニー株式会社TEL : 03-6262-8580URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月30日グローバルトレンドコスメを扱う「COSMEDELi(コスメデリ)」を運営するライフスタイルカンパニー株式会社(本社:東京都中央区、URL: )は、大人気の『jill leen.(ジルリーン)』スターグリッターライナーより、新しい日本限定色2色を発売いたします。jill leen.(ジルリーン)スターグリッターライナー■大人気の既存色「女の子らしさ」が特徴のjill leen.(ジルリーン)から、今大人気のグリッターライナーが2022年に日本上陸!細めの塗りやすいシリコンチップで、アイシャドウの代わりとしてまぶた全体に、涙袋や目尻に加えるだけでうるうるメイクが簡単に仕上がります。光の粒で、星のようにきらめく潤んだ瞳を演出できる大人気アイテムです。左からA2 ロゼヴァーゴ、A6 ホワイトカプリコーン、A15 クリームエアリーズ、A16 パープルスコーピオjill leen.(ジルリーン) スターグリッターライナー 1,320円(税込)■日本限定2色新登場・A20 オパールリブラピンクゴールドのような肌なじみの良いカラーをベースにグリーン系のラメが入っており、グリッター初心者にも使いやすいカラーです。リブラは天秤座という意味を持っています。A20 オパールリブラ・A22 オーロラジェミニ偏光パールがピンクやパープルに光るオーロラのようなカラーです。ジェミニは双子座という意味を持っています。A22 オーロラジェミニ■発売日/流通先・小売価格:1,320円(税込)・発売日 :2022年9月上旬より順次発売(*輸入の関係で発売が延期になる可能性がございます。)・ECサイト:「COSMEDELi(コスメデリ)」 ・販売場所:全国のバラエティショップに順次展開※一部店舗を除く※店頭での発売は、地域、配送状況などにより順次発売を予定しております■『jill leen. (ジルリーン)』とは2013年に誕生したブランド『jill leen.』、「ファッションから生まれた色を着こなせ」をコンセプトにメイク・ネイルともに多種多様なカラーを展開。日本では繊維ネイルがTwitterで大反響を呼び、ネイル・メイクアップアイテムともに人気が高いブランドです。最新のカラートレンドを取り入れた商品を作り出しています。jill leen.(ジルリーン)<会社概要>会社名 :ライフスタイルカンパニー株式会社( )本社 :東京都中央区八丁堀4丁目3番5号 京橋宝町PREX3階事業内容:自社商品の企画開発、海外コスメの輸入・卸売、直営サイト「COSME DELi」の運営、化粧品容器OEMサービスの展開<掲載クレジット>ブランド名: jill leen.(ジルリーン)会社名 : ライフスタイルカンパニー株式会社TEL : 03-6262-8580URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月30日アイシャドウパレットに涙袋ペンシルライフスタイルカンパニー株式会社運営のグローバルトレンドコスメECサイト「COSMEDELi(コスメデリ)」にて、『jill leen. (ジルリーン)』の新作アイテムが2022年7月上旬より順次発売される。新たに発売される新商品は、「シャイニング9色ミニアイシャドウパレット GM16」および「シャイニング12色ミニアイシャドウパレット HT01」と、ペンシルタイプで涙袋メイクが簡単に仕上がる「涙袋ペンシル」全5色。店頭ではロフト、PLAZA、東急ハンズ、その他バラエティショップなどで購入できる。目元の印象チェンジを簡単に9色と12色の2種で展開されるシャイニングミニアイシャドウパレットは、小さなパレットに使いやすいカラーやアクセントカラーをぎゅっと詰め込んだ商品だ。9色タイプには遊び心のあるカラーのGM16が追加され、親しみやすいオレンジメイクや柔らかいブラウンメイク、ラメを大胆に使ったメイク、様々な印象の目元を演出する。12色タイプのHT01は、大粒のラメやパール感のあるラメなど、ベースカラーとの組み合わせ次第で抜け感メイクを楽しむことができ、控えめすぎないナチュラルメイクが叶う。涙袋ペンシルは、ナチュラルな明るさがプラスされるコンシーラー2色、さりげない華やかさを演出するラメ2色、涙袋をよりぷっくりに仕上げるシャドウ1色の全5色展開。ひと手間で目元の印象を変え、より魅力的なアイメイクが完成する。(画像はプレスリリースより)【参考】※ライフスタイルカンパニー株式会社公式サイト
2022年07月10日日本ではネイルで有名にグローバルトレンドコスメを扱う「COSMEDELi(コスメデリ)」から、「jill leen.(ジルリーン)」の9色ミニアイシャドウパレット2種と4in1マルチアイシャドウパレット2種が、2022年1月7日(土)より発売された。ジルリーンは、ニットの様な質感の繊維ネイルがSNSで話題となった中国のコスメブランドだ。「ファッションから生まれた色を着こなせ」をコンセプトに、幅広いカラー展開で人気である。多彩なカラーと質感を楽しめる新たにコスメデリで取り扱いを開始する9色ミニアイシャドウパレット2種は、マットからツヤ感まで幅広い質感を楽しむことができ、しっとりと肌に密着するコンパクトサイズのパレットだ。カラーはオレンジブラウンベースとパープルベースの全2種展開。同時発売の4in1マルチアイシャドウパレットは、アイシャドウ、チーク、アイブロウ、ハイライトに使えるマルチパレット。ブレンドや重ね塗りを想定した優しい発色が特徴で、好みの濃さに調節しやすく、カラーはテラコッタカラーとイエローラメが特徴の#04とピンクとブルーに輝く多色ラメの入った#06の全2種で展開する。2商品ともに税込み各1,320円と、リーズナブルな価格も魅力の中国コスメだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ライフスタイルカンパニー株式会社公式サイト
2022年01月08日【音楽通信】第79回目に登場するのは、デビュー15周年を迎えて新曲を連続リリースするジャズバンド、JiLL-Decoy association(ジルデコイ・アソシエーション)のおふたりです!ジャズのライブで出会いジルデコを結成写真左から、chihiRo(vo)、towada (dr)。【音楽通信】vol.792002年に結成され、2006年にメジャーデビューした、chihiRo (vo)さん、towadaさんからなるJiLL-Decoy association・通称「ジルデコ」。ジャズ、ポップス、ロックをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲とエレガントなボーカルで、多くの人たちを魅了しています。2013年にはアルバム『ジルデコ5』が「第55回日本レコード大賞」の「優秀アルバム賞」を受賞。2021年は、いま世界的ヒットになっている70年代のシティポップのカバー曲を発表したり、ジルデコの既発曲が海外で1位を獲得したりと国内外で躍進。そんなジルデコが、2021年6月23日にデビュー15周年イヤーの第1弾となるシングル「ダブル」をリリースされるということで、音楽的なルーツなどを含めてお話をうかがいました。ーーそもそもchihiRoさんとtowadaさんが音楽にふれたきっかけや影響を受けたアーティストから教えてください。chihiRo一番影響を受けているのは、DREAMS COME TRUEですね。小学校の頃から歌手になりたくて、ドリカムさんが登場されてから「指標になる人が現れた」と感じていました。高校1年生からボイストレーニングに通い始めたんですが、歌い方がドリカムの吉田美和さんにそっくりすぎて、先生からドリカム禁止令が出るくらい(笑)。そのボイトレは家から一番近い場所にあって「そこならいいよ」と母に言われて行ったんですが、ポップスではなく、ジャズのスクールだったんですよ。それが、ジャズとの出会いでした。chihiRo(vo)。神奈川県生まれ、O型。趣味は睡眠。ラーメンが好き。towada 幼少の頃からクラシックに囲まれていて、6歳からクラシックピアノの教育を受けていました。中学生になってからはTHE BLUE HEARTSなどのバンドの音楽を聴いて、13歳でドラムを始めて、モテたい一心でバンドを組んだことも。当時はレコード店で、自分の感性に合う作品を発掘することが好きだったので、周りの友達が聴いていないジャズのレコードを買って、よく聴いていたんです。(アメリカの伝説的ジャズトランペッター)マイルス・デイビスでジャズに目覚めて、それからは管楽器を手にするようになりました。その後はヘビーメタルを聴くこともあったりと音楽の遍歴はありましたが、高校を卒業してから「ジャズの近くにいたい」と思い、シカゴ音楽大学に籍を置いてジャズを聴き、帰国後にバンドを組みました。ーーおふたりはもともと知り合いだったのですか。chihiRo2002年にジャズのライブでtowadaと出会いました。towada そのときは、chihiRoの歌は良いと思いましたが“ジャズは全然興味がない”感がすごくて(笑)。ただ、そのあとバンドを組もうとなったときに、「ジャズには窓口が必要」という話になり、出会ってから半年後くらいにchihiRoに連絡をして、結成に至りました。ーー2006年にシングル「like ameba」でデビューされてから2021年でデビュー15周年、来年は結成20年となりますね。chihiRo振り返ると、長くもあり、短くもあり。私たちは90年代に多感な時期を過ごしていたのですが、そこから20年前というと、70年代の音楽なんだなあと。towada それぐらい時代が流れているんだなと思うと、けっこう長く活動していると感じるときもあります。自分たちはCDを作るために音楽制作をやっていますが、いまはあらゆるメディアがあって、CDをアルバムとして購入することはほとんどなくなってきていますよね。ストリーミングでみなさん聴いていらっしゃるなかで、どうやって表現していけばいいんだと頭を悩ませたときに、「時代が変わったんだなあ」と実感することも。chihiRoジルデコがデビューするときには、すでにCDが売れない時代と言われていましたが、それでもこの20年はなんとかリリースしてこられました。towada (dr)、リーダー。東京都生まれ、O型。義理人情にかたく、問題課題が難解なほど燃えるタイプ。ーー移りゆく音楽環境のなか、いま日本のシティポップが世界中で注目を集めています。なかでも、1979年に発売された松原みきさんの「真夜中のドア~Stay With Me」は世界中で話題となっていますが、同曲をジルデコもカバーされて、2021年3月に日本語で、4月に英語で配信リリースされましたね。chihiRo「真夜中のドア」は、70年代にポニーキャニオンからリリースされていて、当時まだ私はお母さんのお腹の中にいる頃で、全然知らなかったんです。でも、今回カバーをする企画があり、お声がけいただいて。towada 僕たちは最初、ポニーキャニオンからリリースさせていただいたので、ご縁を感じてカバー曲の配信リリースにつながりました。ーーカバーされてみて、オリジナル曲を歌うときとは違いますか。chihiRo70年代の作詞家さんが書かれた詞というのは、歌い手が自分の魂や思いをこめるというよりも、一歩引いて詞の世界を演じているようで。それは原曲で松原さんが歌っている時点でも感じて、自分の気持ちとして歌うよりも、ちょっと女優になった気持ちで歌いました。ーーJiLL-Decoy association feat.BASI(韻シスト)の曲「イヤホンを外したら」は、イギリスのApple Music「J-Pop トップミュージックビデオ」で1位になったそうですね、2018年に発表した楽曲です。towada はい、うれしいんですが、今年突然1位になったのか、配信当時も上位だったのか。chihiRo海外の状況ははっきりとわからないんですよね。towada 1度デジタル配信すると、世界中とつながるので、どことどうつながってどういう国の人にハマるのか、面白いですよね。chihiRoこの間も、アラブ首長国連邦で『ジルデコDUO〜Zinger〜』(2018年)というアルバムが1位になりまして。どこをどう頑張ったら、そこに響くのかが全然わからないです(笑)。towada シティポップが世界中で認められるようになってから、日本語だと海外の方に響かないという傾向が減ってきた感じがします。昔は海外の方にわかるように英詞でやろうという考えもあったんですが、いまは逆に、日本語だと興味を持っていただくこともあるのかもしれません。新曲を連続発表するデビュー15周年プロジェクトーーデビュー15周年イヤープロジェクトとして、新曲を連続リリースする「ジルデコ10~double~」シリーズを展開されるとのこと。2021年6月23日に、第1弾シングル「ダブル」を配信されますね。towada ちょうど今年の6月がデビューの月で、全国ツアーやリリースの標準をそこに合わせていました。一昨年メンバーがひとり抜けまして、その次にリリースするアルバムであること、ジルデコのアルバムは「1」からシリーズになっていて次が「10」で区切りになることもあり、すごく大切なタイミングだということがベースにあります。でも、計画を立てたときにはコロナ禍がここまで長引くとは思っておらず、いまはライブもできるかわからない状況と、なかなか集まれなくて制作の仕方も昔とは勝手が違って。当初アルバムをリリースする予定でしたが、それで1回リリースしました、と点にするのではなく、この状況下だからこそ6月からの半年間、年内はずっとリリースし続けようという企画に変更しました。今回の作品やライブで集まるメンバーも、20年来のミュージシャン仲間が多く、1回で終わらせるのも寂しいので。ーー第1弾シングルの「ダブル」は小気味良いテンポで聴かせるナンバーですが、サポートメンバーの石田衛さんが作曲を、ジルデコのおふたりが作詞を担当されています。1曲目の配信曲に選んだ理由はなんですか。chihiRo曲を聴いたときに、これがアルバムの象徴になると、お互いにビビッときていたので「1曲目だね」と異論なく決まりました。ーー「ダブル」の意味合いはなんでしょうか。towada 時代の二面性をデザインするという意味が込められています。いま時代の変化が急速に起こっているなかで、さらにコロナ禍で大変だけれど、この状況じゃなければどんな日々を過ごしていたのかと、想像することがあるんです。過去から今を見るのか、未来から今を見るのか。見方が違うだけで、いま何をなすべきかが、わかってくる。いま曲を作るとしたら、応援歌でもなく、自分がこれだけ頑張っているという話でもなく、恋愛の話でもないと。いまをどう生きて、古き良きことと、古き悪しきことをうまく選別して、良い未来にしていこうというふうに作るしかないと感じました。大切なところを残していきたいという強い思いがあるということですね。chihiRoコロナ禍だとしても、そうではなかったとしても「自分はこうしていただろう」と思って行動していかないと、なんでもコロナのせいにしてしまうだろうし、それは違うだろうなと。towada 歌詞の最後に「ダブルスタンダード」という言葉を使わせていただいたのですが、「ダブルスタンダード」って、あまりプラスの意味で使われない言葉ですよね。でも、良い面と悪い面の2つの意味を持つことも、前向きに見ていくと良いのではという思いも含まれているんです。chihiRoいま自分が本当に思っていることしか、歌詞には書けないから。みんなと共有したいこともとても明確なので、それをどのように表現していくか。ジルデコの曲は、ゲーム感覚に近いんです。悔しい、悲しい思いをちょっと面白おかしく書いてみたりしながら「ジルデコってこんなことを考えているんだな」と、伝わっていけばいいなと思っています。ーー今後も、連続配信のご予定だと、その都度反響がわかりますね。towada テレビドラマじゃないですが、反響にそって、アレンジや最後の歌入れや歌詞も変化させていけますね。今年の終わりぐらいにはコロナ禍を脱する、先が見えたねという歌詞や、歌い方になることを希望しています。20周年に向け今後もジルデコらしさを大事にするーーお話は変わりますが、おふたりは、おうち時間をどのようにお過ごしですか。chihiRo私は小さい子どもがいるので、なかなか自分の時間はないんです。でも、自分たちで立ち上げた会社があるので、毎日みんなで集まって仕事していて、そのなかで手作りのご飯をおいしく食べています。といっても、おもに作るのはtowadaやスタッフで、私は料理しませんけども(笑)。towada 僕はおもにご飯を作っていますね(笑)。chihiRo私は顆粒ダシでサッと済ませるタイプなんですが、towadaはいろいろなものからダシをとって、みんなで味わうことが好きなんです。towada 全然、カップラーメンも化学調味料も気にならないタイプなんですが、自分で作るとなると、ダシって楽しい。ーー足したりアレンジするという意味では、曲作りとダシ作りは、似ていたりするんでしょうか。towada けっこう似ていますね!chihiRo本当〜!?towada 作業的には音作りと似ているんですが、料理はよりレスポンスがあるので良いですね。音楽はこちらが苦労して作っても、その部分はまったくスルーされることもあるんですが、料理は反響がそのままかえってくるから、ストレスが発散できます(笑)。chihiRo確かに、曲を聴いても苦労したところは「ああ、言われてみれば……」という感じで(笑)。towada でも、料理を頑張ればすぐ「おいしい!」って言ってもらえるのでうれしいですし、それって素敵なことだと思うんです。家には子どもが3人いるので、大量にご飯を作らなきゃいけないときもあって、普段から料理しているので、会社でも貢献しようかなと(笑)。ーーおいしそうですね(笑)。ところで、美容面や健康面で気をつけていることはありますか。chihiRo普段あまり化粧品に気を使わないタイプなのですが、化粧水はよく使って、保湿を心がけています。あとは、キムチや味噌汁などの発酵食品をよく摂るようにしていますね。腸を元気にすると、調子が良くなる気がするんです。towada 僕はとにかくお酒をすごく飲むんですが、健康な状態でお酒が飲みたいと思っていて。ここ1年はシジミを味噌汁に入れて食べています。あとコンスタントに続いているのは、内臓脂肪が減るといわれている、お酢をとりいれること。炭酸水を買ってきて、お酢を入れて飲んだりしています。ーーでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。chihiRo来年は結成20周年なので、コロナ禍が良くなっていることを願って、ライブを組みたいですね。1年前から、いまはオンラインサロンという形で、月額制で月に2、3本のライブも行っていて。音楽は不要不急じゃないといわれることもありますが、音楽でコミュニケーションを取り続けることはすごく大事だと感じた1年でもあったので「どうにか音楽を届け続けたい」という思いで、配信を中心にやっています。有観客でのライブシーンが戻ってきても、きっと配信ライブも続けると思いますね。towada 今後も、生配信であろうとなかろうと、ライブをひとつの作品にしたいんです。配信ライブではただライブ映像を流すということではなく、「これは作品である」ということ。ミュージシャンとして大切にしなきゃいけないのは、価値を下げないことだと思っています。「タダでいつでも観られるからいいや」となると、聴いている人も楽しめないし、なかなか興味を持たないことも。今後も時代に合わせながらも、ジルデコらしさを大事にしていきたいと思います。取材後記ジャズバンドであり、ライブバンドとしても活動され、現在の2人体制となってから今回が初めての取材になったという、JiLL-Decoy associationのchihiRoさんとtowadaさん。ananwebの取材ではchihiRoさんの素敵な笑顔とtowadaさんのダンディな声に癒されました。そんなジルデコのニューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・安田光優取材、文・かわむらあみりJiLL-Decoy associationPROFILEchihiRo (vo)、towada (dr)によるジャズバンド。2002年結成、2006年メジャーデビュー。2013年、アルバム『ジルデコ5』が「第55回日本レコード大賞」の<優秀アルバム賞>を受賞。A-HAの「Take on me」をジャズアレンジしたミュージックビデオが話題を呼び、海外のテレビでも紹介される。ビルボードライブ東京、東京ジャズや日本全国のジャズフェス、国内最大級のロックフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」にも出演。2019年3月、『ジルデコ9 〜GENERATE THE TIMES〜』をリリース。初のビッグバンドも参加し、築き上げてきた「ジルデコのジャズ」をすべて日本語で歌い上げた。2021年、デビュー15周年イヤープロジェクト「ジルデコ10~double~」シリーズを発表。2021年6月23日、第1弾シングル「ダブル」を配信リリース。6月19日「JiLL-Decoy10 “ double LIVING” vol.1 」、6月29日「Play Jenga with 菅原信介」(ともに収録配信)を実施。InformationNew Release「ダブル」2021年6月23日配信写真・安田光優 取材、文・かわむらあみり
2021年06月09日