「生理について、子どもにどう伝えればいいのか…」、悩まれている方もいらっしゃるかと思います。 前回は、生理を”「赤ちゃんベッドバイバイ」の日”と伝えていることをお話しましたが、今回は、長女のぽよ子に「妊娠っていつからできるの?」と聞かれたときのことを、マンガでご紹介します。 赤ちゃんを授かることに憧れを抱く女の子も多いと思います。 赤ちゃんを授かるって、とっても素敵なこと。うれしいこと。でも同時に、大変なこともいろいろと起きてくるもの。 6歳のちょっとおしゃまな年長さんになっていた娘に、「赤ちゃんを体で育てていくことの責任」について、ふんわり伝わったらいいな、と思いながら話しました。 そう遠くない未来に思春期へと向かっていく娘。 「気付いたら好きな子の話を親にしてくれなくなっていた」となる前に、性的なコミュニケーションの大切さと、同時に生まれる責任、そして、自分の身を守るということをじんわりじんわり伝えていけたらいいな、と思っています。 ※生理が始まる年齢については、早発月経(10歳未満で生理が始まること)の可能性も踏まえて、娘には「あと3歳くらい」と伝えています。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター kico
2020年11月13日「生理について、子どもにどう伝えればいいのか...」、悩まれている方もいらっしゃるかと思います。わが家での生理の伝え方について、ご紹介します。 こんな感じで、わが家では 生理 =「赤ちゃんのベッド バイバイ」の日 として認識されています。 1歳代のころのぽよ子は、私が生理再開後、割とすぐ妊娠したこともあって、経血を目にする機会があまりありませんでした。3歳になり、改めて目の当たりにしたときには 1歳のころと変わらず「衝撃!!」のようでした。 一方、ツー夫は、1歳代から毎月コンスタントに経血と対面(?)してきていたので、3歳ごろには「ママは毎月、赤ちゃんのベッドバイバイしてる」と認識していました。 たしか、3歳の半ばごろに、改めて「どうして赤ちゃんのベッドバイバイだと血が出るの?」と聞かれたので、上記のような説明をもう一度したところ、彼のなかで腑に落ちたようでした。 私は結構、生理痛が重いほうなので、最近では「今日ママベッドバイバイの日だから...」と伝えると、「今日はのんびりdayだねぇ」と2人とも納得してくれます(納得してくれない日も、もちろんありますが)。 ちなみに生理中は、わざと経血を見せてる訳ではなく(なんかイラストだとわざわざ見せてるっぽくなってしまった)、普通に排泄しているときに子どもたちが気付きます。視点が低いから目に入りやすいのかな。 子どもの興味がわいたときが一番の伝え時、と思っているので、子どもたちからの問いかけがあったタイミングを大切にしています。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター kico
2020年11月10日【閲覧の前に】ブラックユーモア的な表現がありますので、苦手な方はお気を付け下さい。 作者のkicoさんは、元助産師で2児のママ。このマンガは、実際に生理痛がつらかったときに、夫の様子を見たことがきっかけだったそう。 「とある朝に、生理痛がしんどいなか『痛い、痛い』と言いながら、朝食とお弁当の支度をしている私の横で、夫がボーッとテレビを見ていたんです。そんな夫の姿を見て、『今日(夫の分の)お弁当は作らない!夕飯も買ってきて!』と半ギレしたんです。 そのあと、日中ゆったり体を休めながら、『女性のこの毎月のしんどさは、どうしたって男性に伝わるものではないけど、もし【こんなだったら伝わる】みたいなのがあるとしたら、どんな感じになるかなぁ』とぼんやり考えていて、ふと思いついて。 それを呟いてみたところ、友人たちから、たくさん反響があって。そこからさらに生まれたインスピレーションで漫画を描いてみました。 本当はしんどいときは無理せず、事前に『今日はゆっくりさせて』と伝えて、変に頑張らなければ、夫への怒りも生まれなかったのだとは思うけれど、結果として、楽しく漫画を描けたので、よかったかな(笑)」(kicoさん) もちろん、世の男性のすべてが生理に理解がないわけではありません。でも、お互いに「それぞれの性にしかない問題」が伝わりづらいというのは事実です。また、同じ女性であっても、それぞれの症状には差があって、すべてをわかりあえるわけではありません。 このマンガのように、目に見えるシステムではなくても、相手のつらさを感じとり、いたわることのできる世の中でありたいですね。性別に関係なく! 著者:イラストレーター kico
2020年10月05日