名古屋を拠点に活動するお笑い芸人・大前りょうすけ(本名・大前亮将)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。きのう12日に女児が誕生したことを報告した。大前は、子どもを大事そうに抱く写真を添えて「【ご報告】3月12日赤ちゃんが産まれてきてくれました!奥さんへ本当に頑張って産んでくれてありがとう。娘へ産まれてきてくれてありがとう。守りに入るのではなくより一層攻めの姿勢で頑張ります!」としたためた。大前は京都府出身で、コンビ「プリンセス金魚」として今年3月の解散まで『NHK新人演芸大賞』決勝進出や『上方漫才大賞』新人賞ノミネートなどの実績を残した。2016年10月にワタナベエンターテインメントに移籍後は、活動拠点を名古屋に移し、『OH! MY CHANNEL!』のほか、CBCラジオ『大前りょうすけのちょいバズ!』、テレビ愛知『お宝ちゃん』など、活動の幅を広げている。22年8月には、中京テレビ・松原朋美アナウンサーとの結婚を発表した。
2024年03月13日3人組グループ・NEWSの増田貴久が11日、渋谷・東急シアターオーブで上演される主演ミュージカル『20世紀号に乗って』取材会に、共演の珠城りょう、小野田龍之介、上川一哉、渡辺大輔、戸田恵子とともに参加した。増田にとって約2年半ぶりの舞台主演となる今作の原作は、1932年にチャールズ・ブルース・ミルホランドが書き下ろした戯曲で、1934年にはアメリカで映画化。ブロードウェイ・ミュージカルの金字塔ともいえる名作で、日本での上演は5年ぶりとなる。増田はかつてはやりてのブロードウェイの花形プロデューサーで、舞台演出家兼プロデューサーのオスカー・ジャフィを演じる。演出のクリス・ベイリーいわく「パッションあふれる座長ですし、いたずらごころがあってエネルギーをカンパニーに振りまいてくださってます」と稽古を盛り上げているという増田。ヒロインの珠城は「恵子さんや龍ちゃんは反射神経がよくて、増田さんにすばらしいツッコミをされて、私は増田さんのボケをボケたことに気づかずスルーしてしまう。その後にボケを説明させてしまう一番よくないパターンでした」と反省するなど、とにかく和気あいあいとしたムード。そんななか増田は「僕がお稽古のときによくスウェットのセットアップを着ていたんですけど、龍ちゃん(小野田)が『まっすー、セットアップすきだよね。いらないのあったら一個ちょうだい』って…。家で整理しながら『喜んでくれるかな』って龍ちゃんに持っていったんだよね。第一声が『きったねぇ…』」と共演者からのクレームにがっくり。これを受け小野田が「穴あいてるし、袖汚れてるし…まっすーはすごくかわいいおしゃれさんだから一個恵んでもらおうと思ったのに…。戸田さんも『ちょっと汚いね(笑)』って」とイジりまくっていた。12日から31日まで東急シアターオーブほかで上演される。
2024年03月12日MISEL株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:岡田好孝)は、『珠城りょう Xmas Premium Talk Show ~beauty secrets~』を12月に SUBIR AKASAKA TOKYO 東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル にて開催いたします。珠城りょうクリスマスに美味しいお食事で英気を養っていただき、さらに今を時めく珠城氏の美しさの秘密に迫り、お越しいただいた皆様に内面からも美しくなっていただきたい!その想いから、今回本イベントを開催する運びとなりました。TVドラマから舞台への出演等、益々精力的な活動を続ける珠城りょう氏。本イベントでは珠城氏の魅力に迫ります。【SUBIR AKASAKA TOKYO】は、赤坂駅から徒歩2分の好立地・都内髄一の開放的な空間で、プレミアムな体験をお約束します!会場(シーブルー)■珠城(たまき)りょう10月4日、愛知県蒲郡出身。2008年宝塚歌劇団94期生として入団。月組に配属され、入団3年目で新人公演の初主演に抜擢され、9年目で月組トップスターにスピード就任。21年に退団後は舞台「Greatest Moment」「マヌエラ」、ミュージカル「天翔ける風に」TBS系連続ドラマ「マイファミリー」、「VIVANT」、映画「わたしの幸せな結婚」など多数出演。■珠城りょう Xmas premium talk show ~beauty secrets~ イベント概要主催 :MISEL株式会社協賛 :マルコ株式会社会場 :SUBIR AKASAKA TOKYO東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa 赤坂ビル チケット料金:全席指定 20,000円(税込)※飲み放題付き特製コース料理※当日限定お土産付き出演者 :珠城りょう MC 梅田陽子公演時期 :・12月23日(土)【昼公演】開場11:30/お食事開始12:00/ショー13:30【夜公演】開場16:00/お食事開始16:30/ショー18:00・12月24日(日)【昼公演】開場11:30/お食事開始12:00/ショー13:30【夜公演】開場16:00/お食事開始16:30/ショー18:00料理イメージ■チケット情報一般販売 10月27日(金)12:00開始 ■注意事項※チケットはお一人様1枚必要です。※車椅子でご来場のお客様は、チケットをご購入の上、公演前日までにお問い合わせ先までご連絡ください。付き添いの方もチケットが必要です。※営利目的によるチケットの転売は禁止いたします。■衛生対策について定期的な換気循環式空気除菌装置の設置店内全体の消毒■MISEL株式会社について会社名 : MISEL株式会社(英語表記 MISEL INC.)所在地 : 大阪市北区大淀中一丁目1番30号設立 : 2017年(平成29年)5月25日資本金 : 1億円(2019年12月4日)代表取締役: 岡田好孝取引銀行 : 株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行主要株主 : MRKホールディングス株式会社事業内容 : 美容事業、婚礼・宴会事業、飲食事業の運営URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月13日佐津川愛美とりょうがW主演、共演に鈴木仁を迎え、竹内まりやの未発表カバー曲をモチーフにした「Tokyo Woman」が11月のフジテレビ深夜連続ドラマにて放送されることが明らかになった。本作は、変遷する時代の恋愛、人生の年齢を重ねる美しさを歌詞につづり、多くのヒットソングを生み出してきた歌手・竹内まりやの未発表カバー曲「Tokyo Woman」をモチーフにしたオリジナルドラマ。「Tokyo Woman」は、竹内さん自身が度々レコーディングで共演を果たしている伝説的バンド「BOX」が2012年にリリースしたアルバムの収録曲。劇中で主題歌として流れる“竹内まりや版”では、竹内さんの歌唱と「BOX」の演奏が力強いハーモニーを奏でる。ドラマでは、“自分では何も決めてこなかった女”と“何もかも自分の思い通りにしてきた女”という環境も年齢も生き方も異なる2人が、とある出来事をキッカケに東京という未知の街で出会い、いつしか友情にも似た関係を築き互いに成長していく物語を描く。劇中では、竹内まりや45周年イヤーのキックオフとして、彼女のヒット曲も満載でお送りする。“自分では何も決めてこなかった女”を演じるのは、佐津川愛美。14歳でスカウトされ芸能界入り、映画『蝉しぐれ』で映画デビュー。ドラマ「最後から二番目の恋」、映画『ヒメアノ~ル』などに出演し、映画『コンフィデンスマンJPロマンス編』では巧妙なスリの常習犯役を華麗に演じ切った。佐津川愛美佐津川さんが演じる宮田真紀子は、富山で働く介護士。周囲に流されるまま就職、結婚を決め、なにひとつ自分の欲しいものが分かっていない。しかし、ひょんなことから運命の歯車は動き出す。彼女は突然、強盗犯から3000万円の入ったボストンバッグを渡される。この思わぬ出来事を機に、“テラコ”ことりょう演じる寺内加奈子と出会い、“東京”という街を舞台に自身の心、そして人生に向き合いはじめる。一方、“何もかも自分の思い通りにしてきた女”を演じるのは、りょう。「コード・ブルー」シリーズでは、冷静沈着な“フライトドクター”役、スペシャルドラマ「犬神家の一族」では、“史上最恐三姉妹”と称された狡猾な策略家の三女役で存在感を示した。ドラマ「王様に捧ぐ薬指」では、ヒロイン・羽田綾華(橋本環奈)の朗らかで温かみのある母親役を演じたことが記憶に新しい。りょうりょうさん演じる寺内は、ビジネス誌にも特集されるほどのキャリアを持つ。実は息子がいるが、その事実をひた隠しにしている。職場ではパワハラで告発され、「時代が悪い」と強気で、自身のやり方に妄信しているタイプ。しかし、真紀子との出会いを通して、異なる価値観を教えられ、自身を省みるようになっていく。そんな2人の人生に関わりを持って登場するのが、鈴木仁演じる笠井俊介。「リバース」で俳優としてデビューし、数々の話題作に出演してきた注目の若手俳優のひとり。俊介は、自由奔放な風来坊で無責任な性格のフリーター。真紀子との出会いや加奈子との関係性の中で、その性格を徐々に変化させていくが、“ある秘密”を打ち明けられずにいる。ほかにはコント師・漫才師として活躍するトリオ芸人・トンツカタンの森本晋太郎、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にも出演中の馬渕英里何など、個性豊かな面々が揃った。佐津川さんは「りょうさん演じるテラコとバディのようにお芝居の掛け合いをさせてもらったり、鈴木仁さん演じる俊介と色んな経験をしたりしていると、真紀子っていいなぁ、何だかんだ楽しそうだなぁと思えてきます」と語り、「自分の人生を生きて楽しみたい、自分で選択していきたいと気付ける物語」とアピール。りょうさんは「したたかに貪欲にしなやかに美しくたくさん笑ってたくさん泣いて女ってオモシロイ明日はタフに生きようぜっ!」とコメント。さらに竹内さんから、「大好きなBOXのオリジナル『Tokyo Woman』を彼らの演奏で一緒に歌ったこの曲が、今回すてきなドラマの主題歌になりました!強くしなやかに生きる女性2人のバディ物語。東京という街で出会い共に進んでいく彼女たちの背中を、私の歌で押して元気づけてあげられたらうれしいなと思っています」とのコメントが到着している。<あらすじ>新宿に向かう夜行バスの中、切羽詰まった表情をした女がひとり。富山で介護士として働く結婚目前の宮田真紀子30歳。彼女はこれまでの自分の人生において、何一つ自身で判断をせずに歩んできた。世の中の流れに沿って結婚し子どもを産んで…それが当たり前だと思っていた。そんなある日、彼女は突然、強盗犯から3000万円の入ったボストンバッグを渡される。警察に届けるべきか、それとも…。気がつくと、真紀子は東京行きのバスに乗り込んでいた―。「Tokyo Woman」は11月6日(月)~9日(木)24時25分~フジテレビにて4夜連続放送。※関東ローカル(シネマカフェ編集部)
2023年10月06日●初舞台に喜び母が最前列中央で観劇「怖いです(笑)」2019年に『グランメゾン東京』(TBS)で俳優デビューし、数々のドラマや映画に出演している三浦りょう太。上演中の舞台『ロミオとジュリエット』ではロミオと敵対するティボルト役を務め、舞台初出演を果たす。父はプロサッカー選手のキングカズこと三浦知良、母はタレント・モデルの三浦りさ子、弟は格闘家の三浦孝太と、それぞれの世界で活躍している三浦家。三浦りょう太にインタビューし、舞台初出演の意気込みをはじめ、俳優を目指したきっかけや今後の目標、家族との関係など話を聞いた。○■『ロミオとジュリエット』でロミオと敵対するティボルト役――『ロミオとジュリエット』への出演が決まったときの心境をお聞かせください。まさか最初の舞台でシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやらせていただくとは! 最初は汗がダクダク出てきて、怖さのほうが大きかったです。その怖さをいかに楽しみに変えられるかずっと考えていて、2カ月ぐらい前にその怖さを脱却し、楽しみに変わりました。――どのようにして怖さから楽しみに変わったのでしょうか。仲間が見に来てくれるというのが楽しみに。ドラマや映画は撮影して作ったものを見てもらいますが、舞台は直接見てもらうので、そこが怖さでもありましたが、楽しみに変わってきました。――一番見てもらいたいたい人はどなたですか?家族や友達など、小さいときから僕のこと知っている人たちに見てもらえるのはすごくうれしいです。――ご両親も見に来てくれるのでしょうか。母親が見に来てくれることになっています。先行予約で(チケットを)取ってくれたのですが、席がまさかの一番前のど真ん中で、それは怖いです(笑)。でも、そんな経験なかなかできないと思うので、楽しもうと思います!――今回が初舞台とのことですが、舞台にいつか出演したいという思いはあったのでしょうか。いずれやってみたいという気持ちはすごくありました。ライブや舞台など、生な感覚が好きなので、直接人に何かをぶつけられることに憧れていたので、出演が決まってうれしいです。○■殺陣に初挑戦「初めてのことばかりで毎日新鮮」――稽古をしている中で、鍛えられているなと感じていることがありましたら教えてください。わからないことだらけで、一つ一つ学んでいこうという気持ちで稽古に臨んでいます。殺陣が多いのですが、自分の体力のなさと筋力の足りなさを痛感しながら、毎日筋肉痛と戦っています(笑)――殺陣は初めてですか?初めてです。本当に初めてのことばかりで毎日新鮮です。――この舞台をやり終えたときに、俳優としてこう成長していたいというような期待はありますか?期待は特に持たないですが、終わったときに自分がどうなっているのかすごく楽しみです。――演じられるティボルトは、ジュリエットの従兄弟であり、ロミオと敵対する役どころです。どのように演じようと考えていますか?ティボルトの心の葛藤が表現できたらいいなと思っています。ティボルトはロミオからしたら敵役になりますが、ティボルトにはティボルトの正義があって、ティボルトにとってはロミオが敵役になるので、そういった人間味や若さゆえに突っ走っていく迫力などをしっかり出していきたいです。●「君はエンタメをやりなさい」と勧められ芸能界を意識――俳優を目指したきっかけについても伺いたいのですが、もともとはお父様と同じサッカー選手を目指していたのでしょうか。僕の中で、サッカー選手やスポーツ選手に対してすごくリスペクトがあり、自分がサッカー選手になるというのは考えたことがないです。サッカーを始めたのも遅く中学生ぐらいで、それまでは野球をやっていましたし、スポーツは好きでやっていたという気持ちが強かったです。――俳優の道に進もうと決めたのはいつ頃ですか?僕は大学に通って勉強していて、就活が始まる頃に、エンタメの道を勧められたんです。カラオケスナックが好きで通っていたお店で、「盛り上げて!」と言われてMCをすることがあったのですが、それを見ていた知り合いから「君はエンタメをやりなさい」と言われて、そのときに初めてエンタメの世界を意識しました。――エンタメの世界を意識したときに、俳優になろうと。とんねるずさんが大好きで、とんねるずさんみたいになりたいなと思いましたが、芸人さんみたいに面白いことが浮かぶわけでもなく、ミュージシャンみたいに音楽が降ってくることもなく、そのときに読んだ本に「俳優は努力でなれる」と書いてあって、それならいけるぞという軽い気持ちから入りました。――俳優になろうと思って、今の事務所トップコートさんに入ることに?スナックでのMCぶりを見てくださっていた方が、事務所の社長と知り合いで、オーディションがあるから受けてみたらと提案してくださったんです。そういうご縁からです。○■作品を通して自分の魂を届けられる俳優業にやりがい――2020年にトップコートさんと契約を結ばれましたが、その前年の2019年に『グランメゾン東京』で俳優デビューをされています。契約の前に1年ぐらい研修期間があって、そのときに『グランメゾン東京』に出演させていただきました。事務所の先輩が出演していたので見学させてもらったときに、メモを取ったり前のめりに見学していたら、「コック役があるけどやってみる?」とお話をいただけて。アピールする大切さをそこで学びました。――それ以降、いろいろなドラマや映画に出演されていますが、俳優のやりがいをどのように感じていますか?今回の舞台で演出家の井上尊晶さんが、僕らは台本を通してエネルギーを発散できる仕事だし、そういうエネルギーを伝えていくことが大事だとおっしゃっていて、それがすごく自分の中で腑に落ちました。セリフを書いたり、自分の思いを言葉にする能力はないですが、自分のパッション・魂を、映像や舞台などで届けることが自分にできることなのかなと思います。そこにすごくやりがいを感じています。●父の言葉を「自分が弱いなと感じたときに思い出すように」――今回の舞台はお母様が見に来てくれるということですが、出演作品はいつも見てくれていますか?見てくれるものもありますし、見てくれないものあります。今のところ母親に響いている作品はあまりなくて(笑)。どこかで母親に響く作品に出られたらいいなと思っています。――『ロミオとジュリエット』は幅広い世代に愛されているので、響くかもしれないですね。響いてほしいです。毎回そういう思いでやっていて、それも大きなエネルギーになっています。――お父様は作品を見てくれていますか?見てくれるものもありますが、父親はもっと響いてないです(笑)。父親は『ゴッドファーザー』や『寅さん』(『男はつらいよ』)のような世界観が好きなので、いつかそういった作品に巡り合えて、父親にも響いたらいいなと。――感想をもらったことは?映画『彼女が好きなものは』に出演したときは、「よかったよ」と言ってくれてうれしかったです。――スポーツとエンタメで世界は違いますが、お父様の言葉で大切にしていることがありましたら教えてください。「人間は弱いから必ず楽なほうに行ってしまうところに打ち勝つんだ」みたいなことはいつも自問自答のように言っていて、僕もその通りだと思うので、自分が弱いなと感じたときに思い出すようにしています。――逃げずに乗り越えていくことでどんどん強くなりそうですね。僕は器用なタイプではないので、がむしゃらに進むしかないと思っているので、楽なほうに逃げずに立ち向かって1ミリずつでも進んでいけたらと思います。○■格闘家の弟・三浦孝太とは「性格が真逆」 試合を見ると不思議な感覚に――弟さんも格闘家として活躍されていますが、お互いの活躍を見て刺激をもらいそうですね。試合を見に行ったりしています。――家族として見守る感じですか?そうですね。僕と弟は性格が真逆でタイプも違いますが、試合を見に行くと、やはりちょっと感激したり、頑張れという気持ちになったり、でも素直に弟を応援したくない気持ちと入り交じって不思議な感覚に襲われるのは、だから兄弟なのかなと感じます。――弟さんと真逆ということですが、どこが違いますか?弟は格闘技をやっていますが、僕は暴力嫌いなので、殴られるのも嫌ですし、殴るのも嫌で、そういう意味では全く違うなと。性格も僕のほうが温厚だと思います(笑)――兄弟喧嘩をすることはありますか?します。でも、力ではもう勝てないので、争うことをやめました(笑)●自分を見て「明日も頑張ろう」と思ってもらえたら――今後についてはどのようになっていきたいと思い描いていますか?エンターテインメントを通して少しでも人々の生活を豊かにできたら。ドラマや映画を見て家族や友達としゃべる、日常の一部に自分がいたらいいなと、そういう作品を作っていきたいと思っています。――理想の俳優像は?不器用ながらエネルギーを届けて、うまく生きられないと思っている人たちが「不器用なままでも、がむしゃらにやってみよう」と思えるものを提供できる俳優になれたらいいなと。自分を見て「明日も頑張ろう」と思ってもらえたらすごくうれしいです。○■長瀬智也の出演作を見て「一生懸命頑張るカッコよさを感じた」――具体的にこういう人になりたいという人がいたら教えください。僕は長瀬智也さんに憧れて役者を目指しました。小さい頃に長瀬さんの作品を見て、一生懸命頑張るカッコよさを感じ、自分も頑張ろうと思えたし、そういう存在に憧れがあるので、そういう人間になりたいと思っています。――長瀬さんの作品で特に影響を受けたものは?全部好きですが、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ)が特に好きでした。ヤクザの男の人が高校生になって、バカなのに毎日頑張って学校生活を送る話なのですが、一生懸命な姿を見て、一生懸命頑張っている人ってカッコいいなと。明日も全力で走って学校行こうみたいなことを、小学生ながらに感じました。――そういった作品は、ご両親にも響きそうですね。そうですね。家族でそういう作品をたくさん見てきたので、いつかそういった作品に出演して、家族や友達に見てもらえたら。僕のドラマを家族や友達が見ることによって、家族が1つになったり、友達同士が話をしたり、縁をつなぐ一部になれたらいいなと思います。その延長線上に、テレビなどを通していろんな人に届けたいという思いがあります。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。『ロミオとジュリエット』みんなすごい情熱と熱量で一生懸命取り組んでいます。そのパッションを皆さんに届けられたらと思いますので、ぜひ見に来てください!■三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)1997年9月5日生まれ、東京都出身。2019年にドラマ『グランメゾン東京』で俳優デビュー。近年の主な出演作にドラマ『未来への10カウント』『ブラック/クロウズ~roppongi underground~』『消しゴムをくれた女子を好きになった。』『差出人は、誰ですか?』(22)、『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』『王様に捧ぐ薬指』(23)、映画『彼女が好きなものは』(21)など。■舞台『ロミオとジュリエット』東京公演は9月13日~9月24日に有楽町よみうりホールにて、大阪公演は9月29日~10月1日に森ノ宮ピロティホールにて、富山公演は10月7日~10月8日に富山県民会館ホールにて、愛知公演は10月14日~10月15日に東海市芸術劇場 大ホールにて、福岡公演は10月21日~10月22日にキャナルシティ劇場にて、仙台公演は10月28日~10月29日に仙台電力ホールにて上演。
2023年09月24日俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜21:00~)。このたび自衛隊の精鋭部隊“別班”のメンバーを演じている珠城りょうが本作出演について語った。本作は、『半沢直樹』をはじめ、数々の大ヒットドラマを世に送り出してきた福澤克雄氏が原作・演出を手掛ける最新作。主演の堺雅人のほか、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司という全員主役級、日曜劇場史上最も豪華な主要キャスト陣が出演している。――『VIVANT』への出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。前回の『マイファミリー』に続き、また日曜劇場に出演させていただけるということを、とても嬉しく思いました。7月期で豪華な俳優さんたちの出演する大きなプロジェクトがあるということは噂で耳にしていたのですが、まさかそこに自分が関われるとは思ってもいませんでした。貴重な機会をいただけたことに、とても感謝しています。――役を演じるにあたり、意識されたことはどんなところですか?“別班”は自衛隊の精鋭部隊なので、まずはきちんと訓練されているように見えなくてはと思い自衛隊の訓練映像をネットで調べ、“10度の敬礼”などの所作を事前に勉強しました。実際に動く別班員で、女性は私だけでしたので、他の方々にひけを取らないような動きが求められるのだろうと、あれこれイメージトレーニングしつつ、撮影に挑みました。――撮影現場で印象に残っていることはありますか?現場には自衛隊の動きを指導する専門家の方もいらっしゃって、敬礼、立ち方から足の揃え方まで、すべて教えてくださったので、とにかくそれを何度も練習しました。第6話の最後に別班員が集まるシーンでは、福澤(克雄)監督から、「スッと立つ動きにスピード感がほしい」と要望をいただいたので、撮影の合間に立つ練習と敬礼の練習をずっと1人でやっていました(笑)。撮影では、乃木さんの空気を感じつつ、みんなで動きを合わせるというのを意識しました。顔の角度、どのタイミングで司令の櫻井さん(キムラ緑子)を見るのか、立ち上がるタイミング、座るタイミングなどを合間に相談しながら撮影を進めていきましたね。――主演の堺雅人さんとはどんな話をされましたか?堺さんはセリフも多くて誰よりも大変なはずなのですが、いつも周りに気を配っていらっしゃいました。撮影の合間に、「宝塚にいたんですよね?」「今はどういう舞台をされているんですか?」と私にまで気さくに話しかけてくださったので、一気に緊張がほぐれました。また、細かいお芝居やセリフのトーン、舞台と映像の芝居の違いなど、いろいろと相談に乗っていただき、私にだけではなく他のキャストの方とも積極的にコミュニケーションを取っていらして座長としてもなんて素晴らしい方なのだろうと感激しました。――原作と演出を務めている福澤監督の印象をお聞かせください。現場での福澤さんの振る舞いを見ていて、“俳優のことを育てよう”と、強く思ってくださっている方だという印象を受けました。映像作品の経験が少なかった私に、「最初はうまくいかないこともあると思うけど、慣れだと思うし舞台を基礎にやってる人は絶対に強いから、とにかくこの仕事を続けなさい」と、演じ方を含め、今後どういう役者になりたいのか、私には何が足りないのか、アドバイスをくださり、とても励みになりました。――毎週楽しみに観ている視聴者にメッセージをお願いします。これだけのキャストの方々が熱を注いで、スタッフさんも沢山支えてくださって、そのチームの一員として撮影に参加できたことが本当に幸せでした。私も毎週、楽しく拝見していますが、多くの方々が注目して、いろいろな考察をしてくださっているのを見ると改めて視聴者の皆さんに支えられていることを感じます。私の顔と名前も覚えていただけたら嬉しいです(笑)。最終回に向けて、さらに目が離せない展開が待っていますので、引き続きいろいろな想像、考察をしながら『VIVANT』を楽しんでいただけたらと思います。(C)TBS
2023年08月27日橋本環奈主演TBSの新火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」に、りょうと塚地武雅が出演することが決定した。本作は、大好きな家族を守るべく、結婚を選んだド貧乏シンデレラ・羽田綾華(橋本さん)、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだツンデレ御曹司・新田東郷(山田涼介)が繰り広げる胸キュンラブコメディ。2人が繰り広げるコミカルな夫婦バトル、そして超ピュアな胸キュンシーンに注目だ。新たに出演が決定したりょうさんと塚地さんが演じるのは、綾華の母・桃子と父・金太郎。「羽田蒲鉾店」を営み、夫婦仲はとても良い、いわばオシドリ夫婦。また桃子は、長女の綾華、長男の陸をはじめ、5人の子どもがおり、現在6人目を妊娠中。金太郎を支えながら日々奮闘する桃子は、家族の中心的存在で、綾華の目にも2人の姿は理想の夫婦像として映っている。大家族ならではの温かさを感じられる羽田家のシーンにも注目。「『皆でご飯を食べるとおいしいよね、楽しいよね』という日常の大切なことが人の心を豊かにする。そのようなことが羽田家から伝えられれば」と話すりょうさんは、「様々な愛の形や愛の流れを見ることが出来るドラマだと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージ。塚地さんは「羽田家は本当に仲が良いので、ドラマの癒しポイントになればいいなと思います。美男美女の妻と子どもを持つ父親役を、どうか不思議に思わず見ていただけたらうれしいです(笑)。私生活は独身で寂しい生活をしていますので・・・ドラマを現実だと思って、撮影期間は幸せに過ごしたいと思います!」とコメントしている。「王様に捧ぐ薬指」は4月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年03月10日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の松浦りょうさんです。迫真の演技が話題に!自身とはかけ離れたシリアスな難役に挑戦。映画『DECEMBER』で福田夏奈を演じた松浦さん。「17歳で殺人を犯し、服役中の役だったので、役作りのために殺人を犯した人の記事を読んだり、刑務所の実態を調べて擬似体験したりしました。スマホも触らずに部屋にこもって刑務所で出てくるような食事を食べたり…。孤独を感じて眠れないこともあったけど、夜だけは好きなことをするようにしたら上手く切り替えられました」。趣味は旅行。「最近は福岡に行きました。今年は台湾や、映画『恋する惑星』の舞台になった香港にもまた行きたいですね」3年前に貰った宝物のレコードをやっと開封。一番好きなバンドのキリンジさんは、ほぼ毎日リピートして聴いています。この2か月で80本ほど映画を観ました!現実味のある作品が好きで、最近は姉弟愛を描く作品にグッときました。特別な日に持ち歩くフィルムカメラ。滅多に撮らないけど、思い入れのある時に撮った写真は宝物です。まつうら・りょう2014年、映画『渇き。』でデビュー。映画『DECEMBER』では物語の鍵を握る福田夏奈役で出演。オフショットが覗けるInstagram(@ryomatsuura)もチェック。※『anan』2023年1月18日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2023年01月17日“キングカズ”こと三浦知良の長男で俳優の三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)が14日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館で開催された「SDGs推進 TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。TGC初登場の三浦は、オープニングのファッションショー「TGC SHIZUOKA SPECIAL COLLECTION」に出演。スタイリスト・沢田結衣氏が手掛けた同ショーでは、地球に優しくサステナブルでエシカルなアイテムが多数採用され、三浦はリメイクされたコートを羽織ってクールな表情でランウェイを歩いた。2019年より2年連続で開催し、SDGsの推進に取り組んできた「SDGs推進 TGC しずおか」が3年ぶりに開催。今回は「輪-WA-」をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。手を取り合い、SDGs達成に向けて行動し連携していく“輪”を広げたいという思いが込められている。撮影:加藤千雅
2023年01月15日ドラマ『マイファミリー』で、濱田岳さん扮する東堂の妻で、娘が失踪し憔悴しきった母親という、これまでにない役を生々しく演じ話題を呼んだ珠城りょうさん。元宝塚歌劇団・月組トップスターの経歴も何のその。ご本人は「役への抵抗も違和感も全然なかった」と語る。綺麗ごとばかりじゃない物語だからこそ興味をそそられる。「昔から映画もドラマも好きでよく見ていましたから、映像の世界では舞台にないリアルさが求められるだろうと想像はしていて、それを体験できたことが楽しかったです。私自身、他人の人生を生きて自分とは違う役の感情を味わう喜びを、お芝居に感じて今までもやってきました。映像はシーンごとに撮りますが、スタートがかかった瞬間、そこに至るまでの感情になったり、濱田さんに夫婦のような愛情を感じてそういう空気感になったり。もちろんそれは濱田さんという素晴らしい俳優さんがいてこそですが。初めての経験にとても刺激を受けました」笑顔で熱っぽく語るその表情からも、充実感が伝わってくるほど。「舞台で真っ暗な客席に向かってお芝居をするとき、実際には見えない景色が目の前に広がっているようにイマジネーションを膨らませることを意識してきたんです。でも映像の現場では、補完しなくても景色は目に見えるし、家には娘の描いた絵日記が実際にあったり、生活の跡があって想像しやすかったです」そんな珠城さんが満を持して、退団後初となる演劇作品に出演する。かつてフランソワ・オゾン監督により映画化もされた『8人の女たち』。雪に閉ざされた大邸宅で起きた殺人事件を巡り、邸宅にいた8人の女たちが互いを探り合うミステリーだ。「ハッピーなミュージカルも好きなんですけれど、在団中から、人間の本質的な部分を描いた結構ヘビーな作品をやるのが好きでした。世の中って綺麗ごとばかりじゃないですよね。だからこそ、そこを描いた作品に人間味を感じるし興味をそそられる。今回の作品でも、8人の女性たちがそれぞれに何かを抱えながら、心理戦で本心を誤魔化したり隠したりしている。そうやって絡まった糸が、ある瞬間にぱぁっと解けて真実が明るみになっていくところも、とても面白いなと思っています」8人の女性キャストは全員が元タカラジェンヌ。ファンの間では配役予想でも盛り上がったが、珠城さんの役どころは邸宅の主人で被害者でもあるマルセルの妹・ピエレット。「私の配役予想はほとんど当たっていなかったとスタッフさんに伺って、演じ甲斐があるなと思いました。いい意味で、皆さんの予想を裏切ったピエレットにしていきたいですね」宝塚退団から約1年。生活環境は変わったが、「想像以上に、私自身は何も変わっていないです」と笑う。「周りからも、芸事に対するスタンスや、関わる人たちへの向かい方も変わらないと言われるんです。何より、男役を卒業してもファンの方が変わらず私を受け入れてくれていて、それが本当にありがたいです」『8人の女たち』雪に閉ざされた大邸宅の主人・マルセルが殺害された。邸宅にいるのは8人の女たちのみ。互いが疑心暗鬼となり犯人を探り合ううち、それぞれが抱えた思わぬ秘密が明るみになっていく。8月27日(土)~9月4日(日)池袋・サンシャイン劇場原作/《HUIT FEMMES》by Robert THOMAS上演台本・演出/板垣恭一出演/湖月わたる、水夏希、珠城りょう、夢咲ねね、蘭乃はな、花乃まりあ、真琴つばさ、久世星佳S席1万1500円A席9000円梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039配信あり。大阪公演も。たまき・りょう愛知県出身。2008年に宝塚歌劇団に入団し、早くから注目され大役に次々抜擢。’16年~’21年に月組トップスターを務めた。退団後の舞台出演は『Greatest Moment』に続き本作が2作目となる。トップス¥150,700パンツ¥75,900(共にポールカ/アオイ TEL:03・3239・0341)イヤリング¥11,000(マナ ローザ ジュエル/マナ ローザ TEL:011・616・0106)※『anan』2022年8月31日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・久保コウヘイヘア&メイク・河上智美インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年08月28日昨年8月に宝塚歌劇団を卒業した珠城りょうの1stコンサート『CUORE』が2022年4月30日(土)から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕する。開幕を目前に控えた4月下旬、都内で行われている稽古場を取材した(※取材に際して、筆者はPCR検査での陰性を確認し、手指消毒の徹底など、感染予防対策を講じている)。この日は、最初にスタッフから舞台装置の説明がなされた。そのあとはオープニングから、細かく振付や立ち位置を順次確認する稽古だった。構成・演出・振付は川崎悦子。第三舞台、キャラメルボックス、劇団☆新感線、宝塚歌劇団など第一線で数多くの舞台の振付を担ってきた川崎だからこそ、特に踊りに関しては一切の妥協がない。確かにコンサートではあるのだが、珠城はもちろん、出演する上口耕平、アンサンブルもガンガンに踊るので、目でも耳でも思い切り楽しめるステージになりそうだ。珠城が在団中に発売したSpecial Blu-ray BOXに収録されて好評を博した、Official髭男dismの『Amazing』の生パフォーマンスは見応えがあったし、楽しみにしているファンも多いだろう。そのほか印象的だったのは『ミュージックブレイク』。川崎が珠城にリクエストした曲だというが、歌詞も振付も非常にインパクトが大きく、未だに映像が脳裏に焼きついている。また王道の『Sing Sing Sing』も本格的なダンスナンバーとして披露される予定だ。稽古場での珠城は、気さくに他の出演者に話しかけたり、気になった点をコメントしたり。オン/オフをつけながら、創作を楽しんでいるように見えた。ちなみに、タイトルの『CUORE』はイタリア語で「心」の意味だそう。きっと珠城ら出演者たちの心がこもったステージになるだろう。開幕が待ち遠しい。大阪公演は5月3日(火・祝)まで。東京公演は5月13日(金)から5月15日(日)まで、東京国際フォーラム ホールC。スペシャルゲストは彩凪翔(4月30日13:30回、17:00回出演)、愛月ひかる(5月13日17:00回、14日13:30回、17:00回出演)。また、PIA LIVE STREAMでは公演初日の4月30日13:30回をライブ配信する(アーカイブ配信なし)。チケット発売中。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年04月26日4月から5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、東京・東京国際フォーラムホールCにて開催される珠城りょう1stコンサート『COURE(クオーレ)』の新ビジュアルが公開。あわせて、全キャストとスペシャルゲストが発表された。2021年8月に『桜嵐記/Dream Chaser』で宝塚歌劇団を退団した元月組トップスターの珠城りょう。ファンからも是非コンサートをやって欲しいと熱烈なリクエストが寄せられる中、退団後初となる待望のソロコンサートが実現することとなった。構成・演出・振付は、珠城が「とても憧れていた」と語る川崎悦子が担当。自身の今後について、枠を細かく決め過ぎずに色々な事に挑戦していきたいと目標を掲げる珠城に相応しく、今までにない新たな珠城りょうの魅力が発掘される内容のコンサートとなる。公開された新ビジュアルは、シルバーとブルーの衣裳をまとったもの。珠城りょうは、「皆様お久しぶりです。この度はファーストコンサートを楽しみにして下さりありがとうございます。私もまた珠城りょうとして皆様の前に立てることを楽しみにしています。コンサートという空間で心を通わせながら楽しいひと時を一緒に過ごせるのではないかなと思っています。どんな時間を過ごせるのか楽しみにしています。是非劇場にお越し下さい」とコメントを寄せている。また、宝塚歌劇退団後初のソロコンサートを彩る、全出演者とスぺシャルゲストが決定。本コンサートに共演者として彩を添えるのは、卓越したダンスはもちろん、ミュージカル、ストレートプレイ等幅広く活躍中の実力派俳優・上口耕平をはじめ、風馬翔、中西彩加、田極翼、廣瀬真平、田口恵那、植竹奈津美が全日程出演。更に昨年4月に宝塚歌劇団を退団した彩凪翔(大阪公演)と、同じく昨年12月に退団したばかりの愛月ひかる(東京公演)がスペシャルゲストとして登場する。珠城りょう1st コンサート『CUORE』公演概要構成・演出・振付:川崎悦子出演:珠城りょう/上口耕平風馬 翔中西彩加田極翼廣瀬真平田口恵那植竹奈津美(スペシャルゲスト)彩凪翔(大阪公演のみ)・愛月ひかる(東京公演のみ)公演日程:〔大阪〕4月30日(土)~5月3日(火・祝)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ〔東京〕5月13日(金)~5月15日(日)東京国際フォーラム ホールC一般発売:3月26日(土)10:00AM問合:梅田芸術劇場(10:00~18:00)〔大阪〕06-6377-3888 〔東京〕0570-077-039企画・制作・主催:梅田芸術劇場公式サイト:
2022年01月11日黒木華主演「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」にりょう、安藤政信、生瀬勝久がレギュラー出演することが分かった。本作は、大手出版社・クスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部員を主人公に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメント。木曜劇場枠へのレギュラー出演は、2008年の「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 1st season」以来、実に14年ぶりとなるりょうさんが演じるのは、薬膳カフェ「黄実子」の店長・黄実子。この薬膳カフェは、「カンフルNEWS」編集部のあるビルからほど近く、黒木さん演じる凛々子も新入社員時代からの常連。よく気が利き、客がいまどんな心身の状態かを見抜き、その人にあった薬膳を準備する黄実子は、変わり者と思われがちな凛々子の、数少ない理解者でもある。また、安藤さんが演じるのは、「カンフルNEWS」を運営するクスノキ出版の執行役員で、凛々子に異動を命じた張本人、仁和正樹。凛々子にとってキーパーソンとなる仁和。「カンフルNEWSの月間PV数を5000万にすること。それが次の課題だ」と凛々子に命じる仁和の真意とは…。そして、生瀬さんが演じるのは、穏やかでのんびりした性格の「カンフルNEWS」編集部・編集長の山田礼二。「カンフルNEWS」閉鎖の危機に直面したとき、山田が取った行動が凛々子の今後の人生を左右する大きな出来事に発展する。なお、黒木さんとの共演は、りょうさんと安藤さんは今回が初めて。生瀬さんは「重版出来!」以来、およそ6年ぶりとなる。「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」は2022年1月6日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2021年12月09日入団9年目という宝塚歌劇団でも史上2番目の早さでトップスターに就任した、元月組の珠城りょうさん。男役芸の習得に10年といわれる世界で、若きトップスターとしての苦労も多かったはずだ。あらためて今年8月に退団するまでの約14年間の宝塚人生を振り返ってもらった。「本当に山あり谷ありで、向かい風が強かったこともありました。でもその経験をしたことによって、精神的に強くなれましたし、自分自身が人の気持ちに寄り添うことができるようにもなりました。ひとりの人間として成長させてもらえたと思います。その経験があったことで、お芝居の中で自分とは全然違う人物の人生を生きる時の役への寄り添い方が深まった気もします。そして何より、私という人間を信じてついてきてくださるファンの方がた、そして私をなんとしても支えようとしてくれていた月組のみんな…そういう存在の大きさをあらためて実感できました。周りに心配をかけたくなくて、弱さをさらけ出したりできない人間なのですが、退団された上級生が絶えず私を心配して連絡をくださったり、同期が常に気にかけてくれたり。そういうたくさんの方の愛情には、いま話していても胸がいっぱいになるほど。苦しいこともありましたが、それ以上に得たものが多く、振り返っても、やっぱり宝塚って愛に満ちた場所なんだなっていうのを感じます」もともと舞台上で大きさを感じさせる存在感のあるスターであり、心ある芝居で役柄に厚みをもたらす演技者でもあった。しかし、さまざまな経験を経てトップ5年目にして主演した『赤と黒』で、これまでよりいっそう深い役への理解と表現に胸をつかれた。スタンダールの小説を舞台化したもので、貧しい家に生まれた青年・ジュリアンが立身出世のため、あらゆる手段を使って成り上がっていく物語。ジュリアンは野心家のヒールとして捉えられがちだが、珠城さんはジュリアンを孤独を抱えた一途すぎる青年として演じた。それゆえ、その一途さが間違った方向に向かった後の破滅的な結末が、崇高で美しいものに見えたのだ。「過去にも宝塚で上演されている作品ですが、そこに頼りすぎるとどうしても真似になってしまうと思い、ジュリアンの役は原作の小説から立ち上げていきました。たしかに出世のために手段を選ばない人物ではあります。でも、家に居場所がなくて木の上で本を読んでいたり、笑いかけられた女性の美しさに感動して涙を流したりという描写もあり、自分の居場所を必死に求める彼の孤独を感じたんです。自分の存在意義を誰からも認められるような居場所が欲しかっただけの人間なんじゃないか…。自分なりの解釈ではありますけど、そうやって考えていくうちに、ジュリアンという人物がすごく腑に落ちたんです。あの作品を良かったと言ってくださる方が多く、ジュリアンとしての人生を生きられたのかなと思っています」熱っぽく、そして楽しそうに語った後に、「自分以外の誰かの人生を生きられるって、すごく楽しいんですよね」と力を込めた。「お芝居の中では、自分ではできないいろんな経験ができる。そこにすごく面白さを感じています。なので、これからも細々とでもいいから、何かお芝居ができたらいいなと思っています」ただ、退団後の進路を“俳優”と定めずに進んでいきたいとも。「今日こうして久しぶりにメイクをして、いろんな洋服を着て写真を撮っていただいて、本当に楽しいなって思ったんですよ。この先、どんなご縁に巡り合うかわからないですし、流れに身を任せて、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。舞台なのか映像なのか、雑誌のお仕事なのか、はたまた全然違うお仕事に出合うかもしれない。フラットな気持ちで目の前のことと向き合っていけたらいいですね」たまき・りょう愛知県出身。2008年に宝塚歌劇団に入団し、月組に配属。早くから注目され、入団6年目にはバウホール公演『月雲の皇子』主演を果たす。’16年に月組トップスターに就任し、『グランドホテル』『雨に唄えば』『エリザベート』などの数々の大作ミュージカルに主演。今年8月に退団。退団公演の『桜嵐記』での情緒に溢れた深みのある演技も話題に。『Greatest Moment』が退団後1作目。来春、東京、大阪にて待望のソロコンサートが決定。ニット¥85,800パンツ¥63,800シューズ¥79,200(以上ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)リング、ベルトはスタイリスト私物宝塚歌劇 花組・月組 100th anniversary『Greatest Moment』現在、花・月・雪・星・宙の5組が存在している宝塚歌劇団。その組制度の始まりが花組と月組が誕生した1921年。組の誕生から100年を祝し、これまでの花組・月組のトップスターたちが、懐かしの名曲や名場面を披露するショー。11月13日(土)~22日(月)東京国際フォーラム ホールCにて上演。構成・演出/三木章雄有料の生配信も予定。詳しくはHPにて確認を。※『anan』2021年11月17日号より。写真・中野敬久スタイリスト・重光愛子(A.K.A.)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年11月16日今年8月に宝塚歌劇団を退団した、元月組トップスターの珠城りょうさん。舞台上で目を引くスターの華、恵まれた体格を生かしたダイナミックなダンスと深く響く歌声、そして何より、まっすぐに役の心情が伝わってくる嘘のないお芝居で、多くのファンを魅了してきた人。このたび、宝塚OGたちが一堂に会す公演にて舞台復帰を果たした。今年8月に宝塚歌劇団を退団して2か月。久方ぶりに拝見した珠城りょうさんの変わらない姿がそこにあった。明るく大らかな空気を纏い、快活に話し、笑う。「退団してからの日々は、雑誌でお話しするのもお恥ずかしいくらいにごくごく普通の生活をしていました。予定を決めずに、朝起きてその日の気分に任せて行動する。在団中はお休みといったら週に1日程度。何日も前から分刻みにスケジュールを立てて、その日にやるべきことをすべてこなすという感じでしたから、何も予定のない日というのが新鮮だったんですよね。でも、あまりにダラダラするのもよろしくないなと思ったので、ランニングを始めました。その話をした仲のいい下級生の子が、卒業祝いにランニングシューズをプレゼントしてくれて、それで1日20~30分程度走っています」少し前までは目まぐるしい日々だっただけに、舞台に立つ夢を見てしまうなんてことは?と尋ねると「それが本当にないんです」とカラッとした口調で返された。「自分が宝塚に在団していたのが、はるか昔に感じられて、本当に私はあの世界にいたのかなって信じられないくらい。宝塚って夢の世界だといわれますけれど、きっと私もその世界観を通して夢を見ていたんだろうなと思いました。だから今は、なんだか夢から覚めたみたいな感覚なんですよ」寂しさも不思議とない。「たぶん自分の中で、宝塚でやるべきことはやりきったってことなんでしょうね。今までみたいに月組のみんなと舞台に立つってことはもうないんだと思うことはありますけれど、心から応援してるし、どちらかといえば、みんなが幸せや健康でいてほしいという気持ちなんですよね。寂しさより、元気か気になって連絡してみたり。もはや保護者のような気持ちに近いのかもしれません(笑)」そんな珠城さんが退団後の新たなスタートとして選んだのは、宝塚花組・月組が今年100周年を迎えたことを記念し、2組の歴史を彩ってきたスターたちが共演する祝祭的なショー『Greatest Moment』。「久しぶりに舞台の稽古に臨んでいますけれど…すごく不思議なんです。周りは久しぶりの方がたばかりなんですが、なんだか全然久しぶりの感じがしないんです。もちろん初めましての方もいらっしゃるんですが、みんな家族みたいな雰囲気があって。組を超えた宝塚の空気感とかあたたかさって、ずっと変わらないんだなって、純粋に嬉しかったですね」歌やダンスも約2か月ぶりだ。「1日の稽古で、その間の分の汗を流したんじゃないかっていうくらい尋常じゃない消費量でした(笑)。今回、安寿(ミラ)さんを中心に瀬戸(かずや)さんと踊らせていただく場面があるのですが、誰かの後ろで踊ることがすごく久しぶりだったんです。しかもそれが、私の退団公演の振り付けもしてくださった安寿さんの後ろで、退団時期が近くご縁を感じていた瀬戸さんが隣。心強さと心地よさとで終始幸せで…。また、私が下級生の時に月組のトップでいらした瀬奈じゅんさんや霧矢大夢(きりや・ひろむ)さんと歌わせていただいたり。私のトップお披露目公演だった『グランドホテル』の歌を、宝塚初演で主演を務められた涼風真世さんや麻乃佳世さんに歌い継いでいくとか。歴史を築いたうちのひとりに、自分が名を連ねているんだっていうことが不思議でしたし、退団後1作目にこんな贅沢な思いをさせていただいていいのかなって」この公演の後には、やはり月組で共演していた明日海りおさんのコンサートにゲスト出演も。「明日海さんから直接ご連絡いただきました。すごく光栄なことですし、退団後すぐに声をかけてくださる明日海さんの愛情も感じて、ありがたいなと思いました」たまき・りょう愛知県出身。2008年に宝塚歌劇団に入団し、月組に配属。早くから注目され、入団6年目にはバウホール公演『月雲の皇子』主演を果たす。’16年に月組トップスターに就任し、『グランドホテル』『雨に唄えば』『エリザベート』などの数々の大作ミュージカルに主演。今年8月に退団。退団公演の『桜嵐記』での情緒に溢れた深みのある演技も話題に。『Greatest Moment』が退団後1作目。来春、東京、大阪にて待望のソロコンサートが決定。シャツ¥57,200パンツ¥83,600コート¥151,800(以上ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)リング、シューズはスタイリスト私物宝塚歌劇 花組・月組 100th anniversary『Greatest Moment』現在、花・月・雪・星・宙の5組が存在している宝塚歌劇団。その組制度の始まりが花組と月組が誕生した1921年。組の誕生から100年を祝し、これまでの花組・月組のトップスターたちが、懐かしの名曲や名場面を披露するショー。11月13日(土)~22日(月)東京国際フォーラム ホールCにて上演。構成・演出/三木章雄有料の生配信も予定。詳しくはHPにて確認を。※『anan』2021年11月17日号より。写真・中野敬久スタイリスト・重光愛子(A.K.A.)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年11月15日「やっぱり“音楽を届けたい”と。みんな言葉を発しますが、全て音楽の一要素だと思っています。心地よい音楽を届ける1時間でありたいと、『5時に夢中!』の時からずっと思っていました」そう語るのは、現在、『オトナの夜のワイドショー! バラいろダンディ』(TOKYO MX)でMCを務めるふかわりょう(46)。今年3月に9年間MCを務めた『5時に夢中!』(TOKYO MX)を卒業し、4月から『バラいろダンディ』の新MCに就任。3カ月が経ち、現在の心境を聞いた。『5時に夢中!』では、MCの立ち位置を“指揮者”と捉えていたというふかわ。だが『バラいろダンディ』に出演するようになってからは、自らも音色を奏でながら指揮する“弾き振り”になったことを実感しているようだ。「『5時に夢中!』では指揮者としてコメンテーターの“音色”を届けることを意識してきましたが、『バラいろダンディ』では自分の“音色”も視聴者に届けています。『5時に夢中!』に比べて、やや自由度が高くなっているんです。これまで指揮者的な立場として“音色”を引き出すことに専念していましたが、今は自分の考えなども発言しています」ミュージシャンの顔も持つふかわは、番組作りも1つの演奏として捉えているという。自分を含めた出演者を“楽器”と見立て、それぞれの“音色=人間性”を引き出すことがMCの役割だと語る。「僕はその人の人柄を引き出したいんです。人柄があるからこそ、言葉に力が生まれる。僕はゲストの発言をコントロールできませんが、言葉が運ぶその人の人間性をお茶の間に届けたい。それが番組に求められていることの一つだと思うんです」■“ポスト出川”の陰にあった葛藤94年に芸人としてデビューしたふかわだが、MCの仕事に挑戦するまでは葛藤もあったようだ。昨年11月に発売したエッセイ集『世の中と足並みがそろわない』(新潮社)では、先輩にあたる出川哲朗(57)から“ポスト出川”と指名された過去を明かしている。しかし、《出川さんを尊敬しているだけに、生半可ないじられ芸人では「ポスト出川」は務まらない》と別の道に方向転換することを決意。そして新天地であるMCに巡り合ったという。「当時、漠然と感じていた自分の本質とテレビで求められる“ふかわりょう”の乖離が激しくなっていったんです。『やがて自分が破綻するな』っていう危惧がありました。そんな時に出川さんから“ポスト出川”に指名してもらったのですが、『こっちだぞ』って誘われることによって生じる拒絶反応を信用したという感じです。薄々と『このままじゃマズい』と思っていただけで、『MCになりたい』という気持ちが強かったわけではなかったんです。自分のキャラクターに『ちょっと無理があるな』と思っていて、このままだと40、50歳になった時にテレビの中で居場所がなくなるんじゃないかなって」21時から生放送の『バラいろダンディ』に出演するようになってからは、生活リズムにも変化が生まれた。「番組が始まるまで何も予定がない日もあり、時間の自由度が高くなりました。最近は朝にウォーキングしてから、朝食をとり、その後にスイミングをして、昼食後にサイクリング。やっぱり体を動かしている方がいいなと思って。文章を書くにしても曲を作るにしても、体を動かすことも大事ですね。煮詰まるとサイクリングに行ったり、泳ぎながら何か考えたりしています」最後に今後の“ささやかな夢”について語ってくれた。「この前もちょっとしたイベントがあったのですが、お酒とスーパーで買ったお刺身などを用意して、自宅で一人打ち上げしました。でもやっぱり仲間とお店で飲む方が楽しいですよね。お酒や料理を『注文する』っていう動きが良いです。注文してそれが届くって当たり前にあったことですが、それがいかに心地良いことだというのを再認識しました」お茶の間に“音楽”を届けたい――。そんなふかわの真摯な気持ちは、きっと視聴者に伝わっていることだろう。
2021年07月19日宝塚歌劇団月組トップスター・珠城りょうの退団公演となる『桜嵐記(おうらんき)』、『Dream Chaser』が、5月15日(土)より兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。入団9年目でのトップ就任から4年余り。珠城のラストステージにかける思いを聞いた。宝塚歌劇月組 ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』/スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』ぴあ貸切公演チケット情報上田久美子が作・演出を手掛ける『桜嵐記』は、南北朝の動乱期に生きた武将・楠木正行(まさつら)の生き様を描いた物語。「オーソドックスな、古き良き宝塚の美しい和物芝居の世界観」で表現される。上田が描く正行は「幹が太く、まっすぐな木をイメージされていて、そこに温かさと包容力があるような人」と語る珠城。集大成として演じるにあたり「男役としての力量をすごく試されている役であり、作品だなと思っています。正行は、何のために自分が戦っているのかという答えを、父の教えのもとに歩んできた中で最終的に見つけ出して突き進んでいく。そこを丁寧に描かれているのでしっかり表現していきたいです」と力を込める。さらに、正行の生き様には共感できる部分も多いという。「特に身分や立場が違う人に対して平等に接する精神は素敵だなと思います。立場関係なく、人と人として接することは、私もずっと大事にしてきたこと。きっと、私の退団と重ねてご覧になる方が多いかなと思いますが、私自身はただただ、楠木正行の人生を生ききることに集中したい。たくさんの人に出会い、いろんな影響を受けて変化していくところを丁寧に演じたいなと思っています」。中村暁が手掛けるショー『Dream Chaser』は、“夢を追うひたむきな情熱”をテーマに、多彩なシーンを展開する。「中村先生には、 “未来への希望”が見えるショーにしたいという思いだけお伝えしました」とショーへの思いを語る珠城。「主題歌も、まさしく私が思い描いていたような世界観で、爽やかで明るいけど、どこか切なくて、でもすごく心に温かいものが残るような曲。全体を通しても、すごく宝塚らしいショーに仕上がると思います。お客様には“男役・珠城りょう”の姿を心に刻んでいただければうれしいです」。9年目でのトップ就任は人知れぬ苦悩もあったはず。しかし、それが珠城の原動力でもあった。「未熟なのは自分が一番よく分かっていたのですが、私がトップに立ったことで月組の質が落ちたと言われるのだけは絶対に嫌だと。今の月組を守りぬいて、素敵な組だねと言っていただけるようにしたいという気持ちでした。それに、ファンの皆様、月組生からいただく愛情に応えていきたいと常々思っていました。男役が大好きで、今までいろいろと挑戦していく中で男役を追求してきましたが、最終的に卒業するときにどんな珠城りょうになっているのか、自分でも楽しみにしています」。公演は5月15日(土)から6月21日(月)まで宝塚大劇場、7月10日(土)から8月15日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。兵庫公演のチケットは4月24日(土)一般発売。5月25日(火)15:30はぴあ貸切公演。取材・文:黒石悦子
2021年04月23日大きな肩パッド入りのド派手なスーツ姿で、ソバージュヘアを大胆にかきあげながら電話を片手に「しもしも~?」。そんなバブリーなキャラで人気を博した平野ノラさん。どことなく漂う凛とした女性像はどこからくるものなのか。常に自分と向き合ってきたというブレイクまでの道のりを辿りながら、探ってみた。「じつは一度芸人になったものの25歳で挫折。その後OLなどをしながら、お笑い芸人になりたいという火種はくすぶったまま、満員電車の中でも、何やっているんだろう…と自己嫌悪の毎日で。そのうち当時の彼からプロポーズされた時に、結婚して二度と芸人になれないとしたら、死んでも死に切れない!と思ったんです。それで一歩踏み出してみて、ダメならやめればいいと決心しました」お笑い芸人を目指すことに反対した彼とは別れ、コメディスクールに入ったのは31歳。10代ばかりの若い同期の中で、いうまでもなく最年長だった。「不安や恥ずかしさは一切なく、お笑いを学ぶのがとにかく楽しかった。年上だからこその人生経験もあるし、頑固にならずにスポンジのようにすべてを吸収してやろうと思いました。だから毎日一番前に座って授業を聞いて、ネタを提出する紙は裏までびっしり書いて。尖っている盛りの周りの若い子たちは、私を『ばばぁ!』とかイジってくるんだけど『ばばぁにばばぁって言っても面白くないよね、笑いになってないよね』って冷静に返したりして(笑)」スクールを卒業し狭き門をくぐって事務所に所属。ピン芸人として芸を模索している時に出合ったのが、バブリーなキャラだった。「自分は周りからどう見えるんだろうとアンケートをとったら『バブリーだよね』という意見があって。バブルを知らなくて調べてみたら、女性たちが財布を持たずに遊びに出かけアッシーくん(車で送ってくれる男性)、メッシーくん(ごはんを奢ってくれる男性)をはべらせていた時代。男性たちはカッコつけて見栄を張って女性をエスコートする一方で、女性は女性であることを謳歌している姿がすごくステキだと思ったんです。そこで生まれたのがあのキャラ。ダイソーで買った材料で小道具の電話を作っている時、絶対に売れる!とピンときました。その瞬間に電話に電波が通ったんだと思う(笑)。あの日の夜のときめきとワクワクは今でも忘れられません。“世代じゃないからわからない”と素通りされたくなかったし、キャラの面白さで勝負したかったから、ベースは昭和だけど『懐かしいよね』ではなく“ネオ・バブル”という新しいカルチャーにしてしまおうと考えました。4年間は全然売れなかったけど、何も怖くなかった。だって、芸人を挫折してやりたいこともやれずにいた31歳までの6年間の方がよっぽど地獄だったから。それに比べれば、やりたいことができているってだけで、幸せだったんですよね」36歳でブレイクすると、今度は“一発屋”の傾向を分析。芸人として次のステップに進むため、バブリーキャラ以外の自分をアピールすべく、奇抜な衣装とメイクを気づかれないように変え始めた。「肩パッドの綿を少しずつ抜き、眉毛もミリ単位で細くしながらこっそり第二形態へ(笑)。タイミングよくブラジャーのCMが決まり、堂々とナチュラルメイクで下着姿になって、全く違う姿を見せられたのが新たな転機になりました」現状に決して満足せず、自分の人生を開拓し続ける平野さん。「次々に状況は変わるし、変えていかなければいけないと思っている。妊娠や出産を選んだのも自分自身で、その都度欠かせないのが“自分会議”です。本当に望んでいる人生を生きているかを常に自分に問い、自己分析をして軌道を作り直しています。誰かと比べて落ち込むのではなく、自分のことだけを考えるべきだと思うから」現在出産を控え、新たな道に踏み出す準備をしている。芸人と母の両立に不安はないのか。「正直、割り切れない部分もありますよ。でもちょっと無理してみて辛いなら、心地よくいられるベストな状態を探しながら選び抜いていけばいい。それに状況が変われば、新たにやりたいことが見つかるもの。自分の人生は自分で、楽しんでクリエイトし続けたい」HISTORY23歳:お笑い芸人を目指すも25歳で挫折する。子供の頃から「可愛い」より「面白い」と言われる方がうれしかったし、お笑いで人を笑顔にハッピーにしたいという思いからお笑い芸人に。ところが、ネタを発表することなく25歳で挫折。25~31歳:自分に合う仕事を模索しながらくすぶる毎日。ほかに自分に合う仕事があるのかもしれないと思い、OLやフリーターなど仕事を転々とする日々。お笑いに未練を抱え、テレビのお笑い番組は直視できずにチャンネルを変えていた。31歳:プロポーズを断りお笑い芸人へ進む決断をする。当時、付き合っていた彼との結婚をやめ、夢を叶えるべく再び、コメディスクールへ入学。33歳:“バブル姉さん”のキャラが確立する。派手な衣装にソバージュヘア、大きな電話を抱えて「OKバブリー!」「しもしも~?」「おったまげ~」を決め台詞にするキャラに。36歳:ブレイク!テレビで見ない日はないほど多忙に。ふかわりょうさんプロデュースの『OK!バブリー!! feat.バブリー美奈子』でシングルデビューも果たす。39歳:付き合っていた彼との結婚を発表。6年間同棲していた彼と結婚したことをテレビ番組で公表する。42歳:1年間妊活に励み、第一子を妊娠。「年齢的にムリ」ではなくまずは妊活を1年間してみようと、温活を徹底。その結果、第一子を授かる。ひらの・のら1978年生まれ、東京都出身。ピン芸人で、バブリーな装いの強烈なキャラクターでブレイクを果たす。現在はバラエティ番組やラジオパーソナリティのほかに、Instagramやブログでマタニティライフを発信中。衣装はすべてスタイリスト私物※『anan』2021年1月13日号より。写真・倉本ゴリ(Pygmycompany)スタイリスト・SHOCOヘア&メイク・村上 綾取材、文・若山あや(by anan編集部)
2021年01月06日横浜FCの三浦知良選手とモデルの三浦りさ子の長男で俳優の三浦りょう太(「りょう」はけものへんに寮のうかんむりなし)が、21日より放送される日本航空(JAL)と日本コカ・コーラが共同制作した新CM「JAL×コカ・コーラ2020『Airport』篇」で、CM初出演を果たした。旅の出会いをつないできたJALと、青春の日々を応援してきたコカ・コーラがコラボレーションした同CMでは、三浦りょう太と永井彩加が初々しい演技を披露。東京に住む男の子(三浦)と故郷に残る女の子(永井)の遠距離カップルを演じ、ずっと会えなかった恋人同士の再会を表現した。CM撮影が初体験だったという三浦は、飲み物を自然に飲むことも難しかったそうで、「14テイクを出してしまった」と苦笑い。また今回は博多弁にもチャレンジ。博多に住む知り合いに頼んで、毎日レクチャーしてもらったそうで、その努力の甲斐もあって方言指導の方からお墨付きをもらっていた。クリスマス時期に流れるCMに出演するのが夢だったそうで、「小さいころから家族がそろうのがクリスマスから年始にかけてだったので、僕にとってあったかくて好きな期間でした。その期間にテレビに流れているCMが心に残っているので、(CMが決まって)うれしかったです」とその理由を告白。また、CM初出演がJALだったことに対して、「僕が生まれたキッカケというか、両親の出会いがJALだったので、とても縁を感じました」と感慨深そうに語った。5年前まで毎年家族でグアムかハワイに旅行に行っていたという三浦。だが、「父親がトレーニングを始めるので、僕たち子どもはそのトレーニングに毎回つきあってました」と、三浦にとってグアムやハワイは「砂浜で走って、ホテルのジムでトレーニング」というイメージになってしまったそう。自由に海外旅行ができるようになったら「ハワイでバカンスを楽しみたい」と話した。今回のCMは「人との再会・出会い」をテーマにしているが、三浦が今一番会いたい人は、サッカー選手のペレとのこと。「ペレは、世界のキングです」と興奮気味に語った。
2020年12月21日2020年12月7日に放送された情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)。番組のコメンテーターを務める、タレントのマツコ・デラックスさんの発言が、反響を呼んでいます。「肥満体型は仕事ができない」という説に、マツコ・デラックスがズバリ番組では、視聴者からの「片付けが苦手なことが原因で、仕事ができないというレッテルをはられる」という悩みを取り上げました。MCを務めるふかわりょうさんが、この話題に関連して「以前は肥満体型の会社員は仕事ができないという風潮があったことを思い出した」と発言。すると、マツコさんは自身の体型と照らし合わせ、こういう想いを明かしました。多分、今もそれあると思うよ。私、仕事できるかな、できないかな…分かんないけど。「自己管理ができてるか?」っていわれたら、まあきっと私できてないと思うのよ。部屋とかも汚いし。そこだけで切り取るんだったら、多分私はできない人なんだと思うんだよね。5時に夢中!ーより引用その発言に対し、ふかわさんが「でも他人からいわれるのは癪じゃないですか?」と尋ねると、マツコさんはこう答えます。でもなんか「お前より働いてっから」「こっちのほうが偉いわ」って心の中で思いながら、(相手に)「そうですね」っていえる人、私。5時に夢中!ーより引用マツコさんは、そういった事態が起きた際、心の中では「自分はちゃんと働いてる」と思いながら、相手に対しては「そうですね」と相づちを打つのだそうです。マツコさんの考えに対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・マツコさん、さすが!そういうところが好き。・私も部屋は汚いし太ってるけど、仕事は頑張っています。自分を肯定したいと思えました。・「太っているから」とか、そういう決めつけ自体がよくないよね。個人の体格や体質を仕事への評価と直結させるのは、極端なものの見方といえるでしょう。見た目ではなく、仕事の質や姿勢そのものを評価される会社のほうが、多くの人にとって望ましい環境のはずです。マツコさんの発言は、同じように考える人々の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2020年12月09日お笑い芸人のふかわりょうが、エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』(新潮社 1,350円税別)を、11月17日に発売する。本書は、芸歴26年を迎えるふかわが「世の中との隔たり」を考察したエッセイ集。「誰も触れなくなった結婚」「“ポスト出川”から舵を切った30歳のこと」「タモリからの突然の電話」といったエピソードにふれながら、どこにも馴染めず、何にも染まれない“隔たリスト”としての内面をつづった。長髪に白いヘアターバンを装着した「小心者克服講座」のネタでブレイクし、「シュールの貴公子」から「いじられ芸人」を経て、現在は『5時に夢中!』のMCや『ひるおび!』のコメンテーターを長きにわたって務めるふかわ。同書でその「頭の中」を覗くと、ふかわの“不器用すぎる歪(いびつ)な日常”が浮かび上がる。
2020年10月22日9月30日、勾留先の東京湾岸警察署から釈放された伊勢谷友介被告(44)。10月1日は各局のワイドショーがこぞって伊勢谷被告を取り上げたが、司会者やコメンテーターの発言に明暗が分かれている。「釈放当日の19時30分ごろにヘアスタイルを整え、黒のネクタイとスーツに身を包んだ伊勢谷被告が出てきました。神妙な面持ちをした彼は『ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした』と謝罪し、待機していた報道陣に4秒ほど一礼。落ち着いた様子でしたが、頬がこけて幾分かやせたようにも感じました」(スポーツ紙記者)自宅で乾燥大麻を約13.17グラム所持したとして、大麻取締法違反(所持)で逮捕・起訴された伊勢谷被告。昨年9月ころから使用を再開したといい、常習性が疑われている。使用目的を「自分で吸うため」と供述したが、違法性は認識していたという。さらに大麻の入手ルートを黙秘していることから、今後行われる裁判が注目されている。いっぽうでワイドショーの司会者やコメンテーターから、釈放時の伊勢谷被告について「かっこいい」といった声も上がっていた。『バイキングMORE』(フジテレビ系)では報道陣の前に現れた伊勢谷被告を《スーツ姿かっこいい》《映画のワンシーンのよう》といった声がSNSで散見されていることを紹介。MCの坂上忍(53)は「出てきたとき、かっこいいって思っちゃった。あそこまで堂に入っている人を見たことがない」と絶賛。伊勢谷被告が4秒ほど謝罪したことについて、「普通これぐらいだよな」「納得」と述べた。『とくダネ!』(フジテレビ系)でも“尾木ママ”こと教育評論家・尾木直樹(73)は「出て来られたシーンを見ていると、ドラマのひとつのシーン見ているような感じ」と発言。続けて「語弊があるかもしれないですけど、カッコイイって素朴に思いました」と感想を述べた。事件を伝える側であるはずの坂上と尾木ママに、視聴者からは批判の声が上がった。《ワイドショーのコメンテーターたちが伊勢谷さんの謝罪姿をかっこいいてやたら褒めるの、さすがにレベル低すぎと思うわ》《釈放された伊勢谷友介を見てコメンテーターが「カッコいい」と言うのはあかんと思う…》《尾木ママのような立場の人間が、見た目だけで「かっこいい」なんて、思うのは勝手だが、教育者として絶対に口にしてはいけない》いっぽう評価をあげているのは『ひるおび!』(TBS系)に出演したふかわりょう(46)だ。SNSで伊勢谷被告が褒めそやされている現象を指したのだろうか、こうコメントした。「伊勢谷被告の容姿や光景をかっこいいだとか、ポジティブにとらえる人がいるかも知れないと思うと、そういう意味での罪は大きいかなと思います」同日中に発せられた坂上や尾木ママの意見と比較し、ふかわを支持する声が上がった。《さすがはふかわりょうだなぜか、格好いい格好いいとほめるだけのワイドショーコメンテーターが多くて気味が悪かったところです》《ふかわりょう、鋭い意見だなと。自分も伊勢谷友介の容疑者としての写真観ても、容疑者としても格好良いな、と思ってしまった。 あまりにも美が強すぎると、その印象に食われてしまうこともあるというのと、やっぱりそこで思考停止したらあかんのだよなというのと》《伊勢谷さん保釈の件でふかわりょうが言ってることが一番まともだと思う》
2020年10月03日綾野剛と星野源がW主演する「MIU404」の7話が8月7日オンエア。“コスプレイヤー弁護士”役で出演したりょうの“スーツ姿”と“アイドル姿”に視聴者から驚きの声が続出。また「King Gnu」井口理の演技にも「ナチュラル」「いい味」など注目が集まっている。初動捜査で活躍する機動捜査隊、そのなかに警視庁が働き方改革の一環で作ったという設定の、架空の「第4機動捜査隊」に配属された2人の刑事の活躍を描く本作。綾野さんが機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく刑事の常識にも欠ける伊吹藍役で、星野さんが常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事の志摩一未役として出演。2人のほか、父親が警察庁刑事局長という九重世人に岡田健史。九重とバディを組むベテラン機捜隊員・陣馬耕平に橋本じゅん。彼らの上司となる機捜隊長・桔梗ゆづる役で麻生久美子といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トランクルームで男性の遺体が発見、所轄は自殺だと考えるが、ただの自殺とは思えない2人はほかのトランクルームの利用者であるジュリ(りょう)、家出少女のスゥ(原菜乃華)とモア(長見玲亜)を聴取する。さらにトランクルームに違法に住んでいる男・倉田(塚本晋也)が見つかる。そんななか伊吹は遺体が指名手配犯であることを思い出す。一方結婚が決まった長男の両家顔合わせに出席するため会場に向かっていた陣馬は、その道中、偶然指名手配犯と遭遇、急遽後を追う…というストーリーが展開。ネコが好きなコスプレイヤーにして弁護士としての顔を持つジュリ…。コスプレイベントに行こうとして事件に巻き込まれ、倉田を聴取する伊吹に本名を明かすことを拒みながらも強気な姿勢を見せるジュリ。実は弁護士で、身分を明かすとスーツ姿に着替え再登場。さらにラストでは「BABYMETAL」ファンの少女2人を従え、即席ライブを披露する。「コスプレで猫抱いて弁護士でりょう…要素が多すぎる」「テレビつけたらりょうがベビメタやってるんだけど何が!?」「りょうさん主役のスピンオフが見たい」など、SNSではりょうさんのコスプレ弁護士ぶりに驚きと興奮の声が続々と寄せられる。またフードデリバリーのクルー役で出演した「King Gnu」井口さんにも「井口くん、演技がナチュラル。予想以上に上手」「井口くん、なかなかええ味出してる」など、演技のクオリティの高さに注目が集まっている。(笠緒)
2020年08月08日現在放送中の綾野剛&星野源が機捜バディでW主演しているドラマ「MIU404」の8月7日(金)放送第7話にりょう、塚本晋也、井口理(King Gnu)がゲスト出演することが決定した。第7話は、伊吹(綾野さん)と志摩(星野さん)がトランクルーム内に男性の遺体があると通報があり、初動捜査に駆けつけ、ほかのトランクルームの利用者に事情聴取をすると、ある出来事が判明する…という内容。りょうさんが演じるのは、トランクルームの利用者のひとり、コスプレイヤーのジュリ。妖艶な衣装を身に纏い、謎多き人物を演じる。「これまで演じたことがない役柄」と語るりょうさんは「男と女、善人と悪人、現実と空想。いとも簡単に振り分けられてしまうこの世の中では、社会の片隅で否応無しに、選択を迫られ追い詰められる人たちがいます。社会に埋もれて生きている役柄は大変難しいものでしたが、皆様の心の底にある『少し分かるかも』という共感力とともに、ジュリという人間の悲哀や複雑さや可愛らしさに萌えていただけたらと思います」とコメント。また、俳優・映画監督としても活躍する塚本さんは、トランクルームに住んでいる男・倉田靖典を演じる。ジュリと同じくトランクルームを借りているひとりだが、伊吹と志摩が聴取を行うと、死体で発見された男と関係があると判明…。塚本さんは「僕の監督作品で俳優デビューしたりょうさんとの共演も久しぶりでうれしかった。サプライズのゲスト井口理さんにも口元が緩んでしまいます」と出演をふり返っている。「King Gnu」のボーカル兼キーボードを担当している井口さんは、伊吹と志摩に自転車でメロンパンを配達するデリバリー配達員・飛田役で地上波ドラマ初出演。以前から綾野さんとは仲良しだという井口さんは「『お芝居をやりたい』と相談していたんです。『そんなにやりたいなら(撮影を)見に来たら』と誘っていただいて、第1話のカーアクションのシーンを見学しに行きました。そのときは勉強したいという気持ちだけで見学していて、まさか出演のお話をいただけるとは思っていなかったので、単純にうれしかったですし、面白いことになったとワクワクしましたね」と出演の経緯を明かす。第7話については「今回は僕が演じた飛田の役も含めてコミカルなところがあります。出前の配達員で、単純作業が好きなところは僕にも通じるところがあって、すごく緊張したけれど自然に演じられたと思うので、ぜひ見ていただければと思います」とメッセージを寄せた。そのほか、原菜乃華、長見玲亜、瀧川英次が出演。様々な問題を抱え、トランクルームに集う人々の物語を描く。第7話「現在地」あらすじトランクルーム内に男性の遺体があると通報があり、初動捜査に駆けつけた伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)。現場で目にしたのは、トランクルームの中で猫砂の山に埋まり、微笑むような穏やかな顔をしている死体。一見、自殺のように見える状況だが、ただの自殺とは思えない2人は、ほかのトランクルームの利用者であるジュリ(りょう)と、家出少女のスゥ(原菜乃華)とモア(長見玲亜)の聴取を行うことに。さらに、トランクルームに違法に住んでいる男・倉田(塚本晋也)の証言で、死亡した男についてある事実が分かる。一方、結婚が決まった長男の両家顔合わせに出席するため会場に向かっていた陣馬(橋本じゅん)は、その道中で偶然にも指名手配犯と遭遇し、急遽後を追うことに――。「MIU404」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年07月31日若手俳優・吉沢亮のレギュラー企画「○○しりょう」を収録した、吉沢さんのファーストDVD「DVDしりょう」のリリースが決定。本日6月12日(金)よりアスマートにて予約受付がスタートしている。続編製作も決定した『キングダム』で第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」では主人公・渋沢栄一を演じることでも注目を集める吉沢さん。今回リリースされる「DVDしりょう」は、所属事務所「アミューズ」の公式会員制サービス「アミューズモバイル」(アミュモバ)で2015年より配信されている、吉沢さんのレギュラー企画「○○しりょう」を収録したもの。限りなくプライベートに近い姿が見られる企画として、そのユルさが人気を博しているが、今回、過去5年で配信した中から人気の高かった企画を再編集。2015年配信の「にくじゃがをつくりょうスペシャルムービー!!」から、「しりょう特別篇 映画『ママレード・ボーイ』presents カレンダー発売記念イベント東京会場ダイジェスト映像」、「北海道でボウリングとダーツしりょう!」、「吉沢亮 10th Anniversary トークイベントの模様を見てみりょう!」など、全11本を収録した。また吉沢さんが、過去の企画を改めて見ながら収録したオーディオコメンタリー付きの回もあり、「嘘ついてますね。ヤラセですね、コレは(笑)」といまだから語れる暴露を始める場面も。加えて、特典映像としてDVDのために撮りおろしたジャケット撮影の現場の様子も収録されている。なお、先着購入特典として、吉沢さん考案のロゴステッカーが付いてくる(※特典数量に限りあり)。「DVDしりょう」は7月21日(火)リリース。(cinemacafe.net)
2020年06月12日俳優の吉沢亮が、自身初となるDVD『DVDしりょう』を7月21日に発売することが決定した。大ヒット漫画を原作とした映画『キングダム』で第43回日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞を受賞、2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』では主人公・渋沢栄一を演じることで注目を集めている吉沢。『DVDしりょう』は、吉沢が所属するアミューズの公式会員制サービス「アミューズモバイル」(通称:アミュモバ)で2015年より配信されている吉沢の人気レギュラー企画「○○しりょう」を収録したもの。吉沢の“限りなくプライベートに近い姿”が見られる企画として、その”ユルさ”が人気を博している。『DVDしりょう』には、過去5年で配信した中から人気の高かった企画を再編集した全11本に加え、特典映像としてDVDのために撮りおろしたジャケット撮影の現場の様子が収録される。本編には、吉沢が過去の企画を改めて見ながら収録されたオーディオコメンタリーつきの回もあり、5年前の映像を見ながら「嘘ついてますね。ヤラセですね、コレは(笑)」と今だから語れる暴露を始めたり、「俺ってもしかして耳デカい?」と突然自分の容姿について語りだすなどバラエティに富んだ内容となっている。特典映像では、吉沢自らがスタイリングしたジャケット撮影のコーディネートを決める最中に、かなり奇抜な姿も披露!? ここでしか見ることのできない素顔を堪能できる。『DVDしりょう』は、アーティストオンラインショップ A!SMART(アスマート)にて、6月12日6時より予約受付スタート。先着購入特典として吉沢考案のロゴステッカーが付いてくる。○『DVDしりょう』詳細■本編・にくじゃがをつくりょうスペシャルムービー!! (2015/2/21 配信)・夏を満喫しりょう! (2015/7/6,13,20,27 配信)・浅草を案内しりょう! (2016/7/29,8/19 配信)・しりょう特別篇 映画『ママレード・ボーイ』presents カレンダー発売記念イベント東京会場ダイジェスト映像(2018/4/19 配信)・キングダム食べりょう! (2019/5/11 配信)・ボルダリングしりょう! (2019/5/11 配信)・北海道でカニ食べて、雑誌「CUT」の撮影しりょう! (2019/8/19 配信)・北海道でボウリングとダーツしりょう! (2019/8/19 配信)・上海で小籠包を作ってみりょう! (2019/12/23 配信)・上海で美味しい点心を食べりょう! (2019/12/23 配信)・吉沢亮 10th Anniversary トークイベントの模様を見てみりょう! (2020/3/29 配信)■特典映像・DVDジャケット撮影でスタイリングしてみりょう!発売元:アミューズ販売元:アミューズソフト(C)2020Amuse Inc.
2020年06月12日5月の大型連休の風物詩としてすっかり定着した感のある「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」の概要発表が行われた(2月18日:東京国際フォーラム)。15周年を迎える今年のテーマは「ベートーヴェン」。2005年の日本初上陸の際のテーマ「ベートーヴェンと仲間たち」に続く、2度めの“楽聖”登場だ。会場には、音楽祭の創設者でアーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタンの他、今年の“アンバサダー”ふかわりょうが登壇し、音楽祭の趣旨や注目ポイント、はたまた音楽祭への熱い思いなどが語られた。同じ「ベートーヴェン」をテーマに1月末に開催された本国フランス・ナントでは、97%という驚異的なチケット販売率を記録。“ベートーヴェン生誕250年”というメモリアルイヤーに対する万国共通の想いが感じられる。日本人にとっては、学校の音楽室に飾られた肖像画や年末の「第九」などによって、最も身近に感じる作曲家ベートーヴェン。その魅力のすべてを体験できるチャンス到来!
2020年02月21日フランス生まれの「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」(LFJ)が今年も5月のGWにやってくる。東京・有楽町の東京国際フォーラムを中心に行なわれる有料無料合わせて300超のコンサートに43万人の来場が見込まれる大音楽祭。プロデューサーのルネ・マルタンが来日して、概要発表会見が開かれた(2月18日・東京国際フォーラム)。【チケット情報はこちら】今年のテーマは生誕250周年の「ベートーヴェン」。これはLFJが初上陸した2005年と同じ。交響曲やピアノ・ソナタの全曲演奏でベートーヴェンの生涯を通観できるのはもちろんのこと、レア作品を含む協奏曲全曲やピアノ三重奏曲全曲などの百科全書的な企画のほか、室内楽曲や歌曲・合唱曲、珍しいところでは劇音楽《エグモント》全曲の朗読付きと、全編がベートーヴェンずくめ。全公演が、ベートーヴェン・プロか、あるいはベートーヴェンに密接にリンクしたプログラムという、徹底したベートーヴェン祭りになる。会見でマルタンが力を込めたのが、「トランスクリプション(編曲)」という、独自の面白い切り口。ベートーヴェン自身による自作編曲もあるが、同時代から21世紀に至る作曲家たちが試みたさまざまなアプローチもたくさん。ベートーヴェンが時代を超えて影響を与えてきた証を示す。清く正しいロマン派音楽から抱腹絶倒のラテン版まで、ベートーヴェンの百面相。大きな注目が《第九》。この人類の宝にもさまざまな方向から光が当てられる。通常どおりの演奏以外に、リストやワーグナー、そしてベートーヴェンの同時代人カルクブレンナーの三人がピアノと合唱用に編曲した《第九》第4楽章を並べて一気に聴き比べるのは前代未聞。さらに、「第九大国」の日本ならではの企画が、5,000席のホールAの会場全員で合唱に参加してしまおうという「みんなの第九」。鼻歌でメロディを口ずさむレベルではなく、座席の多くはパート別に販売される合唱専用席だから、隣の人に負けじと熱唱可能。公式のリハーサルもあるが本番のみの参加OK。今年のGWは《第九》で締めよう。出演者は例年どおり多士済々、豪華絢爛。チケット代が原則として最高3,000円と安価に収められているのもうれしい限り。なお会見には、「LFJアンバサダー」に就任したタレントのふかわりょうさんも出席。昨年の流行語にかけて「にわかジュルネも大歓迎」とスローガンを掲げるも、報道陣の反応は今ひとつで、「ペンが動いていませんねえ…」と消沈。ふかわさん、書きましたよ!開幕が待ち遠しいLFJは5月2日(土)~4日(月祝)+前夜祭。チケット販売も始まった。ベートーヴェン漬けの3日間を体験すれば、クラシック初心者も筋金入りのベテランも、必ずやベートーヴェン度が急上昇する。間違いなくメモリアル・イヤーの目玉のひとつだ。しかしこの身はひとつ。全部は聴けないから、どの公演を選ぶか、ああ、例年にも増して悩ましい。取材・文:宮本明
2020年02月19日二階堂ふみ(25)と染谷将太(27)が出演する、相鉄都心直通記念ムービー『100 YEARS TRAIN』が28日に公開された。11月30日に相鉄線とJR線の相互直通運転が始まることを記念して作られた約3分半の動画だ。相鉄線が開業した大正時代、電車内で隣り合わせた女性(二階堂)と男性(染谷)。女性は声をかけられず、昭和・平成・令和と時代を超えてすれ違い続ける恋物語が描かれている。さらに音楽は、人気バンド「くるり」の『ばらの花』と「サカナクション」の『ネイティブダンサー』をマッシュアップ(複合)した楽曲を採用。また相鉄グループの公式サイトには、横須賀市出身の窪塚洋介(40)や横浜市出身のふかわりょう(45)といった横浜にゆかりのある著名人もメッセージを寄せている。すでに動画は60万回以上も再生され、ネットで話題を呼んでいる。《ちょっと…これすごい、めちゃめちゃいい 二階堂ふみさんと染谷将太さんが生まれ変わりながら100年間すれ違いを繰り返す男女を演じているの 逆説的に「出会いとは即ち奇跡」を表現している ものすごい胸にグッとくる》《やばい!これはやばい!これはアートが好きな人音楽好きな人二階堂ふみが好きな人染谷将太が好きな人…や!何も好きじゃなくても、とにかく心臓にバチコーーーン何かヒットする!!!!!!やー、二階堂ふみは、本当すげーわ》同グループのYouTube公式アカウントでは、メイキング&インタビュー動画も公開している。そのなかで「電車内での印象的な体験談」として、二階堂は過去に撮影終わりで染谷と一緒に電車に乗ったことを述懐した。二階堂と染谷といえば、12年に公開された映画『ヒミズ』で共演。互いの“怪演“が認められ、同作で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞をW受賞していた。そのため、往年のファンからはこんな声も上がっている。《ヒミズコンビ好き。今日から都心直通嬉しい。もっと地元帰ろう》《「ヒミズ」を見て、2人のファンになった自分にとっては、久々にお二人が共演されていることが、この上なく嬉しいです》12月6日に放送される『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)でも再共演が告知されたばかりの二階堂と染谷。今後も“最強タッグ” として話題を呼びそうだ――。
2019年12月01日フランスで168万人を動員し、原作者・北条司も太鼓判を押した実写版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の豪華吹き替え声優が決定。冴羽りょう役は山寺宏一、槇村香役は沢城みゆきが務める。さらに、日本版ポスタービジュアルも到着した。「シティーハンター」アニメシリーズでは、冴羽りょうを神谷明、槇村香を伊倉一恵が長年務めてきたが、今回実写作品とあって、神谷さんはりょう役を辞退。そして、TVシリーズの番組レギュラーとして「シティーハンター」の現場で育った山寺宏一に白羽の矢があたるも、自分が引き受けていいものかと悩んだという山寺さん。そんな中、『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』の打ち上げで神谷さんが「今回、自分は違う役で出るから、冴羽りょうは山ちゃんに任せた!」と告げ、山寺さんの背中を押したそう。そして、映画として本作を気に入った神谷さんと伊倉さんは、スペシャルゲストとして出演。どの役で出演しているかは、まだ明かされていない。さらに、りょうの相棒・香役には、峰不二子役から鬼太郎役と幅広いキャラクターの声を担当し、クロエ・グレース・モレッツなどの吹き替えも担当する沢城みゆき。海坊主ことファルコン役を玄田哲章。香の兄・槇村秀幸役を田中秀幸。冴子役を一龍斎春水。浪川大輔、多田野曜平、土師孝也、恒松あゆみ、三上哲らも出演。アニメシリーズの声優陣が同キャラクターで続投するのも胸アツだ。また併せて、日本版ポスターも解禁。それぞれのキャラクター再現度の高さが伺える驚きのビジュアルとなっている。キャストコメント●山寺宏一長年愛されてきたシリーズで、”冴羽りょう”と言えば、誰もが神谷さんの声を想像しますから、神谷さんには「神谷さんがやるべきです!ファンはそれを待っていますよ!絶対僕はできません。」とお伝えしたんです。でも神谷さんから「今回、自分は違う役で出るから、冴羽りょうは山ちゃんに任せた!」とおしゃっていただきました。それでも悩みましたが、僕を育ててくれた作品ですし、アニメシリーズの現場で神谷さんが演じているのをそばで見てきました。とにかく憧れて、収録後、家に帰って神谷さんが演じるりょうの真似をしていたほど。他の人がやるなら…とご依頼を受けました。でも今でもプレッシャーはあります。本作は底抜けに楽しくて、アクションもかっこいい。想像を遥かに超えて面白いです!画面から原作をリスペクトしていることがすごく伝わってきました。吹替ですので、オリジナルの俳優のセリフを日本語で再現することを意識しましたが、神谷さんが演じていた雰囲気を少しでも出せればなと考えながら演じさせていただきました。●神谷明山ちゃんにオファーがいったと聞いて「よし!」と思いました。<プライベート・アイズ>の打ち上げで話した際、僕に遠慮しているように感じたので「山ちゃん頼むよ」とお願いしました。アニメ版『アラジン』でテレビシリーズ合わせて100本以上ご一緒しましたが、自在に様々なキャラクターを演じられる人は、吹替の長い歴史を振り返っても山ちゃんしかいない。僕が太鼓判を押します。山ちゃんなら、フィリップ・ラショーが演じる冴羽りょうを立派に演じて頂けると思っています。そして、監督の原作愛は本物。ファンもすんなりと映画が描く「シティーハンター」の世界に飛び込めるはず。安心して観てほしいと思います。●伊倉一恵作品を見て「すっごく面白かった!」と北条先生、神谷さんにすぐLINEしました!(笑)りょうと香が動いてる感じで、本当にシティーハンターの世界でした。山寺君も沢城さんも、間違いない!凄い作品にしてくれる気がします。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月19日親友から受けた最低の裏切り
義兄嫁は鬼嫁様
うちのダメ夫