ジャニーズJr.の林一敬が初主演を務める舞台『Arcana Shadow(アルカナシャドウ)』が、2023年7月1日(土)に東京・サンシャイン劇場で開幕した。開幕を直前に控え、ゲネプロと囲み取材も開催され、作・演出の西田大輔、林一敬、伊波杏樹、松島勇之介、西銘駿、鈴木勝吾が登壇し、公演への意気込みを語った。本作は、平安時代に活躍したとされる陰陽師「蘆屋道満(あしやどうまん)」を新たな視点で描くオリジナル舞台。作・演出は「DisGOONie」の代表で、劇作家・演出家として高いエンターテインメント性と哲学性を兼ね備えた濃密な作品を描く西田大輔が務める。出演は林のほか、舞台『ワールドトリガーthe Stage』などに出演し、声優としても活躍する伊波杏樹、ミュージカル『刀剣乱舞』や演劇調異譚「xxxHOLiC」などの話題作に次々出演する松島勇之介、ミュージカル『憂国のモリアーティ』など舞台のほか、映像作品でも活躍する鈴木勝吾らが名を連ねる。物語の舞台は平安末期。そこには2人の陰陽師がいた。不世出の天才と呼ばれ、平安藤原氏全盛期の頂点である藤原道長に仕えた陰陽師・安倍晴明と、貴族ではなく「民間」の出自で、安倍晴明によって「悪の道満」と人々に揶揄されてきた蘆屋道満だ。この物語は、現代と全く違う視点から描かれた陰陽師「蘆屋道満」が手にしていた九つの秘密、そして晴明との戦いを通じて、平安末期にはびこる京の闇を駆け抜ける、新たな絵巻物となっている。伊波が演じる式神・望月(あらまほし)が道満と出会う幻想的なシーンから始まる本作。ライティングやマッピング、音響を駆使して作り上げられたこの作品ならではのアクションシーンが印象に残る。全編を通し、陰陽師、人間たち、そして式神たちによる殺陣が次々と繰り広げられ、圧倒的な迫力だ。また、人間ドラマも秀逸。因縁と思惑、複雑な思いが交錯し、壮大な物語を描き出す。特に道満と晴明、藤原道長と藤原伊周という、対立する2組が対峙するシーンは見ものだ。これまでさまざまな作品で「悪役」として描かれることの多かった道満だが、林が演じることで、柔らかな空気をまとった、新しいキャラクターに仕上がっていた。優しく語りかけるような話し方が印象的で、穏やかな性格を感じさせる。一方で、松島が演じる晴明は、正しいと信じた道を真摯に、生真面目に歩んでいく人物だ。クールに言葉を紡ぐが、広い視野や深い考えを持っていることが伺えた。道満と晴明の対峙シーンは、その対照的なキャラクターがどう交わるのかにも注目してもらいたい。さらに、鈴木が演じる藤原道長と安西慎太郎が演じる藤原伊周の、ヒリヒリとしたやりとりも圧巻だ。本音をいくつものオブラートで包みながら対峙する2人の“芝居合戦”は本作の見どころの一つにもなっていた。囲み取材では、まず西田が「藤原道長政権下における2人の陰陽師を中心とした作品です。一見すると歴史ものですが、中身は陰陽師たちが作り出す式神たちの物語でもあります。陰陽師は、これまでもさまざまな作品で取り上げられていますが、今回は新しい視点からのオリジナル作品で、ファンタジーでありながら、歴史的観点からも見られるというのが見どころになっているのではないかと思います」と説明。本作が初主演となる林は「初日公演のことを考えると楽しみが多いですが、この囲み取材は緊張しています」と笑顔を見せると、「稽古が始まってから今日まであっという間でした。本番が始まってもあっという間に過ぎていくと思いますが、一つひとつの公演を大事にして、しっかりと皆さんに素敵な舞台を届けられたらと思います」と思いを語った。また、稽古場でのエピソードを聞かれると伊波は「台本にどんどんシーンが追加されていくので、それがすごく楽しみでした。私たちも先を知らずに作り上げていくという稽古だったので、それをみんなと経験できたのが楽しかったなと感じています」とコメント。松島は「僕は西田さんの作品に出させていただくことにずっと憧れていたのですが、尊敬する先輩方に混じっての稽古は苦しいこともありました。周りの人たちに置いていかれないように必死でしたが、同時に楽しくてやりがいもあって、こういう瞬間のために役者がやりたかったんだと改めて感じさせていただく稽古場でした」と振り返った。鈴木は「西田さんと作る作品の中では、若いカンパニーに入らせてもらったという思いがありました。稽古をしていく中で、皆さんが進化していく瞬間を何回も垣間見ることができて、人はこうもセリフや演出、共演者に感化されて変わっていくんだなというのをまじまじと感じた現場だったと思います」と語った。そして、西銘は「稽古でやってきたものをまず舞台で100パーセント出したいという気持ちです。場当たりをしていても、これをこうしたいという思いがどんどん出てきて、舞台で演じるたびに発見があると思うので、みんなで進化していく舞台にしたいと思います」と意気込んだ。最後に林は「稽古でやってきたことはもちろん本番でもできるようにしたいですし、本番を重ねていく上で千穐楽にはもっといい作品を届けられるように、本番期間中も成長した姿を見せられたらと思います。素敵な舞台になっています。一度観にきた方も、二度目は観にきたら見方が変わると思うので、ぜひ何度でも観に来てください」と呼びかけて取材を締めくくった。――この国には、空白の354年間が存在している。卑弥呼という名が、魏によって記された239年から、聖徳太子が摂政になり、治世を行い始めた593年までの期間、歴史書には文献も資料もただ一つも残されていない。「その時間を、たった一人知る男がいる。 陰陽師・蘆屋道満である」―――平安末期。二人の陰陽師がいる。不世出の天才と呼ばれ、平安藤原氏全盛期の頂点である藤原道長に仕えた、陰陽師・安部晴明。そしてもう一人。貴族ではなく「民間」の出自で、安部晴明によって、常に「悪の道満」と人々に揶揄されてきた、権力や治世に興味のない男、蘆屋道満。この物語は、現代と全く違う視点から描かれた陰陽師「蘆屋道満」が手にしていた九つの秘密、そして晴明との戦いを通じて、平安末期にはびこる京の闇を駆け抜ける、新たな絵巻物である。【公演概要】舞台 「Arcana Shadow(アルカナシャドウ)」日程:2023年7月1日(土)〜9日(日) 会場:サンシャイン劇場 (東京都豊島区)林一敬(ジャニーズJr.) 伊波杏樹 松島勇之介西銘駿 安西慎太郎 木﨑ゆりあ 内田将綺(学芸大青春) /小澤雄太(劇団 EXILE) 栗山航 / 鈴木勝吾 and more本公演、杠(ゆずりは)役の木﨑ゆりあさんが新型コロナウイルス感染により、開幕からの3ステージ(7月1日(土)18:30の回、7月2日(日)12:00の回、17:00の回)の出演をお休みすることとなりました。該当の3ステージにおきましては、木﨑ゆりあさんに代わり、田中良子さんが杠役にて出演します。※木﨑ゆりあさんは、療養期間を経て7月4日(火)13:00の回からの復帰予定です。作・演出:西田大輔全席指定:9,900 円(税込)公演協力:ゼクシード主催:舞台「Arcana Shadow」2023 製作委員会 ©2023・Arcana Shadow. ALL RIGHTS RESERVED.舞台公式サイト: 舞台公式 Twitter: #舞台アルカナ◆公演に関する問い合わせ: 株式会社ディスグーニー 03-6303-2690 info@disgoonie.jp アフタートークショウ開催!【対象ステージ】・7月5日(水)13時の回:【登壇者】:林一敬伊波杏樹松島勇之介西銘駿鈴木勝吾 / 西田大輔・7月6日(木)13時の回:【登壇者】:安西慎太郎木﨑ゆりあ内田将綺小澤雄太栗山航 / 西田大輔※予告なく登壇者が変更になる場合もございます、予めご了承ください 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月01日現在発売中の「anan」2354号・CLOSE UPにて、福田悠太さん、辰巳雄大さん、越岡裕貴さん、松崎祐介さんからなるジャニーズの4人組グループ・ふぉ~ゆ~を取材しています。7月1日よりシアタークリエで開幕する舞台『SHOW BOY』に主演する彼ら。近年は主演舞台に加え、冠番組やライブツアーなどますます活動の場を増やしています。今年結成12年目となるふぉ〜ゆ〜の、止まらない躍進の理由とは。ananwebでは、本誌では書ききれなかった、関係者の方々への取材から見えてくるその魅力を、さらに深堀りします。今回は舞台『SHOW BOY』原案・演出ウォーリー木下さんにうかがいました。この先絶対、日本を代表するエンターテイナー集団になると信じています。舞台『SHOW BOY』原案・演出ウォーリー木下さんは、2018年のふぉ~ゆ~主演舞台『年中無休!』で初めて彼らの舞台を手掛け、その翌年の『SHOW BOY』で再び邂逅。4人それぞれのキャラクター性を生かしながらも、さらなる魅力を引き出した『SHOW BOY』は、今や彼らの代表作に。人を楽しませるショーマンシップを持った俳優が4人も揃っているんだからすごいです。――舞台『SHOW BOY』を初めて拝見したとき、4人の持ち味に加え、彼らの面白さや可愛らしさ、4人が集まったときに生まれる不思議なパワー、いろんな魅力が詰まった作品だと思いました。この作品を作るに至った経緯を伺えますか。ちょっと思い出しながらですが(笑)。そもそも最初は、東宝の演劇プロデューサーの方から、「ふぉ~ゆ~っていう面白い人たちがいるんだけれど、まだあまり日の目を浴びてない。でも、とても魅力のあるグループだからウォーリーさんと組ませてみたい」とお話をいただいたんです。そのとき上演したのが劇団カクスコ(1987〜2002年まで活動した男性6人からなる劇団)の『年中無休!』という作品です。ちゃんとお芝居ができる4人組だから、それをまず見せようということで選んだのですが、そのときから、将来的にはもっと総合芸術的なエンターテインメント作品でふぉ~ゆ~の魅力を全部出したいねって話は出ていたんです。それで、『年中無休!』の後に、もう一回彼らとやることが決まった時に、僕の方から「完全なオリジナル作品をやらせてください」とお願いして『SHOW BOY』に至った感じです。2作目にして、すでに彼らの代表作になるようなものにしたいというのは、僕の中では決めてたと思います。――それはどういう想いからだったんでしょう?彼らの人となりが好きになったんですね。最初の時点から、僕はこの出会いは特別なものだと感じていましたし、これから先も一緒に舞台を作っていけたらいいなと思っていました。こんな言い方はおこがましいですが…もし、次に自分がやるなら、彼らがもっと輝く舞台を作ってあげたい、と思った記憶があります。――彼らのどこにそこまで魅了されたんでしょう。基本的に、4人とも人たらしだと思うんです。いい意味で人懐こくて、人が好きで、人のことをすぐ信用する。こういう業界に長く身を置きながらも、偉そうにもしないし、手を抜くということもしない。彼らのそんなところがとても新鮮に感じました。『年中無休!』の創作に入る最初の段階で、彼らと企画会議みたいなことをしたんです。自分たちがやりたいことをただ上げてもらう、というものだったんですが、その時、4人がまるで学生みたいなノリで、あんなことしたい、こんなことしたいって言い合っては考えて、みんなで「それ面白いね」みたいに盛り上がって…。その雰囲気が僕に合っていたのもあるのかもしれません。僕は演劇の中でも、ショーの要素のあるエンターテインメント作品が好きなんですが、それができる人…ダンスや歌、芝居はもちろん、それ以上に人を楽しませるショーマンシップを持った俳優というのは、けっして多くない。彼らって、ものまねもやればタップもやる…リアルでは体験していませんが、昔のボードヴィル(歌や踊り、お笑いなどさまざまな要素を織り交ぜた演劇や軽演劇)芸人さんみたいな匂いを感じます。しかもそういう人が4人揃っているんですからすごいですよね。そして、やっぱり4人のキャラクターがカラフルで、そのバランスもいいんですよ。ちょっとニヒルな人もいたり、ひょうきんな人もいたり、天然の人もいたり…バラバラなんだけれど、4人が揃うとグループとして、ちゃんと人の信頼を得られるような塊としての力もある。すごいことだと思います。――ウォーリーさんからご覧になった、4人それぞれの魅力についても伺えますか?こっしー(越岡さん)はすごい努力型の人ですね。昔はもうちょっと自分自身に向かうストイックさが強かった気がしますが、最近はとくにオープンマインドになってきていて、そこもいいなと思っています。周りを動かそうとする気持ちもあるし、周りを受け入れようとする力もあり、それが素晴らしいなと思っています。まっちゃん(松崎さん)は、よく言われていることですけれど、真面目なんですよね。役についていつも考えているし、考えることを諦めない。そのくせ舞台に上がると、本能的な爆破力で突っ走るって、ここまで考えてきたことどうした?って思うこともあるんですが(笑)。でも、そこの切り替え方もすごく、ドラスティックにやるのはかっこいいです。福ちゃん(福田さん)は、つねに座組全体のことをすごく考えてくれる頼れるリーダーでありながら、決してユーモアを忘れない。だからなのか、みんなが福ちゃんとお芝居をしていると楽しそうなんです。きっとそれは福ちゃんが、周りが演じて気持ちいいって思う方向に持っていっているからなのかなと思います。辰巳くんは、観客が、その役に感情移入できる芝居を作るのがとてもうまいし、探究心の塊です。自分の魅力と台本と演出の大事なところを伝えるためのコントロールの巧みさは、天性のものがあると思いますね。ある種、4人の中で一番エンターテイナーとしての素質を持った人かもしれません。――『SHOW BOY』は、豪華客船を舞台に、現実が思うようにいかずに燻っている4人の成長を描いた作品です。前半は4人それぞれの物語が描かれていく中で、少しずつそれぞれの人生が重なり合い、最終的に4人が邂逅して…という展開です。前半に焦らされるぶん、4人が集合したときのパワーがすごいですよね。実は4人それぞれがソロの仕事で忙しいので、稽古のことも考えてそういう構成にしたんだと思うのですが、結果的にいい展開になったなと思います。4人が揃う場面は、広げようと思えばいくらでも広げられるくらい、作っていても本当に楽しいです。ひとりひとりキャラクターが魅力的ですけれど、やっぱり4人が集まったときの爆発力が素晴らしくて、今これだけ多くの人に喜ばれているのは、やはりそこなんですよね。大袈裟かもしれませんが、全員が集まったときの特別感っていうのは、僕がテレビで見ていたSMAPさんを思わせるワクワク感に近い。お互いがお互いに影響を受けながら輝いていく、その関係性も素敵ですよね。――今回、『SHOW BOY』は3演目となりますが、今年はどんな公演になるんでしょう。ネタバレになるのであまり言えませんが、初演から4年経ちますので、やっぱり今の彼らに合ったものにしようとは思っています。セリフ自体が変わらなくても、見せ方でセリフのニュアンスが変わって伝わったりもしますから、そこまで大きな変化は感じないかもしれませんね。ただ、今の37歳のふぉ~ゆ~としての『SHOW BOY』がお見せできるんじゃないかと思っています。――あらためて今後の彼らに期待することを伺えますか?僕は本当に、この先絶対、彼らが日本を代表するエンターテイナー集団になると信じています。この先も守りに入ることなく、攻めの姿勢で突き進んでほしいです。もちろん、その道中を僕もご一緒できたら最高ですし、そうじゃなくても彼らにしかできない新たな道を切り拓いていってほしいなと思っています。【お話を伺った方】ウォーリー木下うぉーりー・きのした劇作家、演出家。1993年、神戸大学在学中に劇団世界一団(現sunday)を結成し、役者の身体性を重視した演出が評判を呼ぶ。’02年には、言葉を一切発しないノンバーバルパフォーマンス集団・THE ORIGINAL TEMPOを立ち上げ、’09年には英国・エジンバラ演劇祭にて5つ星を獲得。その後、スロベニアや韓国、ドイツなどと国際共同製作を行い、海外からも高い評価を得ている。また近年は、毎年静岡の街中でおこなわれるストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」をはじめ、さまざまな演劇祭でフェスティバルディレクターを務めるほか、一昨年の東京2020パラリンピック開会式の演出でも大きな話題に。Information『SHOW BOY』7月1日(土)〜27日(金)日比谷・シアタークリエ原案・演出/ウォーリー木下脚本/登米裕一出演/福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、高田 翔、高嶋菜七、小松利昌、瀬下尚人(CONVOY)、中川翔子ほか全席指定1万500円(税込)大阪、愛知でも上演あり。問い合わせ:東宝テレザーブ03-3201-7777取材・文 望月リサ
2023年06月28日5月20日放送の音楽番組『Venue101』(NHK総合)で、5人体制として最後のパフォーマンスを披露したKing & Prince。気持ちの込もった歌唱と涙――。さまざまな表情を見せながら、最後は深いお辞儀で5人体制最後のステージを締めくくりました。2018年5月のデビューから丸5年。ひとつの大きな転換期を迎えたKing & Prince。今回は彼らの軌跡を踏まえながら、King & Princeの人気の秘訣、そしてさまざまな活動を通してファンに届けてくれたメッセージを振り返ってみたいと思います。■直談判から始まった実力者ぞろいのメンバーが集結2018年5月23日にシングル『シンデレラガール』で華々しいデビューを飾ったKing & Prince。グループの結成は2015年6月です。メンバーはジャニーズJr.時代からさまざまなユニットを経て、最終的に平野紫耀さん、永瀬廉さん、髙橋海人さんが所属するMr.Kingと、岸優太さん、岩橋玄樹さん、神宮寺勇太さんの3人が所属するMr.Princeの2つのユニットが合わさり、Mr.King vs Mr.Princeとして活動がスタートしました。グループ名には、互いに切磋琢磨していくという意味が込められています。当初は期間限定の活動だったものの、平野さんをはじめメンバーの直談判によって6人体制のKing & Princeが誕生しました。そして2018年5月23日、シングル『シンデレラガール』で華々しくデビューしたKing & Prince。当時行われたファンイベントでは、岩橋さんが喜びや照れ、ちょっぴり不安が入り混じった様子でファンネーム「ティアラ」を発表したのを覚えています。キラキラとした、ザ・王子様という雰囲気をまといながら、大きな目標を掲げて突き進む姿には、アイドル新時代の幕開けを予感させました。■成長を止めない高いパフォーマンス2021年3月にメンバーの一人である岩橋さんが持病のため脱退を余儀なくされましたが、彼らの人気はデビューからずっととどまるところを知りませんでした。それもきっと、彼らのあくなき挑戦による成長があったから。パブリックイメージを壊さずに、高みを目指してスキルを磨き、次々と目新しい世界を打ち出す。2019年のアメリカ武者修行もその挑戦のひとつです。現地ではヒップホップの世界大会で優勝経験を持つフィル・タイヤによるダンスレッスンをはじめ、ボーカルレッスンなどスキルをブラッシュアップ。「怖ぇ……」と言いながらも「くじけるのは分かっているので」と話す平野さんを筆頭に、メンバーのコメントからは覚悟と意志が伝わってきました。彼らの進化は素人目にも明らかで、新曲という扉を開くたびに新たな世界が広がりました。新曲を重ねるごとに厚みと深みが増していくパフォーマンス。タイアップソングであっても、ストーリーに馴染んで主題歌としての役割を果たしつつ、ステージではまた新鮮な印象を与える。年齢と共に大人っぽい演出が増えたものの、素直さや透明感を感じるユニゾンは健在。求められる声に応えながら、ファンを楽しませること、自分たちが挑戦したいことを束ね、上手にバランスを取りながら駆け抜けてきた印象です。■誰からも愛される前向きで誠実なキャラクターKing & Princeの魅力を挙げ出したらキリがありませんが、メンバーの愛らしいキャラクターなくしては語れません。わちゃわちゃとした雰囲気とふとした場面で感じられる絆。グループの垣根を超えた交流も盛んで、なかでも音楽番組で共演する度に2組の集合ショットを披露したSixTONESや、5人最後の出演番組にTravis Japanが駆けつけるなど、横のつながり、そして先輩たちからもかわいがられてきました。お金を積んでも手に入らない、かけがえのないものを改めて教わった気がします。そして朝の情報番組『ZIP!』のコーナー企画や、『King & Princeる。』(ともに日本テレビ系)では、なにごとも好奇心を持って挑む姿勢に加えて、挨拶も印象的でした。取材先や共演者に対して、丁寧に「ありがとうございます」とお礼を欠かさず、食レポでも「いただきます!」と元気な声が。コンサートの裏側に密着した映像でもスタッフへのお礼や感謝の言葉が聞こえてきました。5人体制終盤の音楽番組でも、横一列に並んで深々と頭を下げる姿が見られたように、心を込めた挨拶の持つパワー、その美しさを再認識しました。■彼らがくれた「人生を豊かにする生き方のヒント」仕事に対する姿勢にもたくさんの学びがありました。10代からステージに立ち走り続けてきた彼ら。目標に向かって努力と挑戦、自分を高めるための挑戦、そして周囲の人を大切にする心も。今年3月にリリースされた『King & Prince ARENA TOUR 2022 〜Made in〜』初回限定盤の特典映像には、ツアーに向けての打ち合わせやリハーサルなどを収めたドキュメンタリー映像が収録されていました。そこには神宮寺さんを筆頭に、メンバー主体でライブ演出をはじめ、選曲から振り付け、ファンを楽しませる企画を練り、仕込む姿が。そして自らステージに立ち、パフォーマンスに笑いに溢れるトーク、ファンサービスで楽しませ、最後にはあたたかい歌唱で会場を包む。映像からはKing & Princeのファンへの愛情、支えてくれるスタッフへの感謝と、彼らの人柄を感じるのと共に、自分たちも楽しみながらステージに心血を注ぐ、そんな仕事に対するまっすぐな姿勢も垣間見えました。さらにさかのぼれば、フジテレビ系で放送されたドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』に映る彼らは、自分に厳しく、高みを目指して挑戦を続け、仲間を思いやり、そしてファンを幸せにするために何ができるかと考え、行動する姿がありました。地方公演の際に直接現地スタッフに方言を習いすぐさまステージに取り入れていたり、振り付けレッスンでは休憩も惜しまず練習に取り組んでいたり、時には体調を崩しながらも仕事と向き合っていたりと、映っていたのは“満身創痍”そのもの。そして印象に残っているのが、ここぞというタイミングで見せる真剣な眼差しです。彼らの姿を目にして、ふと自分はどうだろうと思わされました。仕事など目の前のことに対して真剣に、目の色を変えて挑んだことがあっただろうかと。仕事が忙しく自分のことで精一杯。周囲に対して思いやれていたかと言えば反省だらけ。一方で、推し活やファッションなどの趣味を表に出せば「いい歳なんだから」と、他人の言葉にぐらぐら。結婚、出産、マイホーム購入……と、周囲がどんどん人生のコマを進めていくように見えて、他人と比べては肩を落とす……。体の不調を美談として語るつもりはありませんが、それほどまでに真剣に打ち込んだことはあっただろうか。周囲の人を思いやれていただろうか。何かにつけて言い訳だけはすぐに出てきて、挑戦を諦め、人目を気にして躊躇する……。そんな時にKing & Princeのパフォーマンス、そして彼らの仕事に対する姿勢を目にし、突き動かされる思いでした。どんな時も一生懸命に取り組み、そして何より「自分自身が楽しむこと」を忘れていない5人。あのキラキラと輝く姿は、一生懸命に打ち込んだからこそ放てる輝きでしょう。その姿に憧れ、自分も少しずつですが、年齢や周りの声に流されることなく、自分の意志を改めて見つめ直すきかっけをもらいました。彼らからは楽しい幸せな時間をもらったのと同時に、人生を豊かにする生き方のヒントを学んだ気がします。「迎えにいく」――ライブの最後に平野さんが伝えてくれた言葉ですが、他のメンバーも温かい言葉をたくさん残してくれました。彼らがファンに与えた勇気や希望は計り知れないものだと思います。■願うことは「みんなで幸せに……」「迷う時は険しい道へ今日より若い日は来ないから」ーーKing & Prince12枚目のシングル『We are young』(『Life goes on』との両A面シングル)の歌詞にこんな一節があります。彼らの境遇を表しているようであり、ファンにとっても背中を押すように響くメッセージではないでしょうか。一生懸命なパフォーマンス、挑戦し続ける背中、爆笑に胸キュン、心に響く言葉……。彼ら5人がこれまでに見せ、伝えてくれた世界は、きっとこの先も心の支えとなってくれるはずです。5月23日、2人体制のKing & Princeが始動。SNSでの生配信に永瀬さんと髙橋さんがそろって出演し、新たな一歩を踏み出しました。涙を流したファンに寂しい思いをさせないように、寄せられたメッセージや記録というプレゼントのお返しがしたい――そんな気持ちが込められていたように思います。永瀬さんは自身のラジオ番組で「いまだに受け入れられない人が大多数だと思う」とファンに寄り添い、メンバーについては「それぞれが選択した道を全力で楽しめるし、それを一人ひとりが正しかった、その選択が正しかったっていう風に思わせられる力のある人たち」と語りました。そして「みんなで幸せになりましょう」とも。幼い頃からダンスに打ち込んできたメンバーを含めて、10代の頃からステージに立ち、ファンに幸せな時間をもたらしてくれました。彼らの全てを知ることはできませんが、きっとファンが想像する以上に考え、悩み、話し合い……熟考した上で出した答えのはずです。いちファンとして勝手なわがままを言えば、この先の人生で、彼らの歩む道が再び交わる日を期待しつつ、これまでの活動で磨き上げてきた芝居、そしてダンスを続けてほしい。いつかまた「よーし、幸せにするぞ」と気合を入れてステージへと続く階段を登り、スポットライトを浴びてほしい……と願わずにはいられません。4thアルバム『Made in』には、“今 目の前にいる人を幸せに”という思いが込められています。これぞKing & Princeなコンセプトであり、ステージでもその心意気は伝わってきました。前述のドキュメンタリー映像で、平野さんは「隅から隅まで寂しい思いをするファンがいないように」と語っていました。誰ひとり置いてきぼりにしない精神、King & Princeに魅了されたファンとしてもその思いを身近なところで活かしていけたら――。■伸びしろしかない5人が見せる未来とは新たな道を歩む平野さん、神宮寺さん、岸さん。King & Princeとして歩む永瀬さんと髙橋さん。まだまだ伸びしろしかない彼らが今後どんな道を歩み、どんな世界を見せてくれるのか。期待を寄せながら、彼らがかけてくれた優しい言葉のように前向きな気持ちでそれぞれの選択を応援、見守っていけたらと思います。(文:柚月裕実、イラスト:タテノカズヒロ)
2023年06月22日西畑大吾(なにわ男子)の主演映画『忌怪島/きかいじま』と、重岡大毅(ジャニーズWEST)の主演映画『禁じられた遊び』の特別コラボ動画第一弾「重岡大毅の禁じられた映画ショー」が公開された。コラボ動画では重岡がMCを務め、西畑がホラー映画初主演作『忌怪島/きかいじま』について余すところなく語る、という関西ジャニーズ Jr.の先輩・後輩ならではのトークが繰り広げられた映像となっている。映像の冒頭は重岡によるハツラツとしたタイトルコールから始まり、ゲストの西畑を招き入れる。重岡のMC姿を西畑が物珍しそうに見つめつつ、重岡自身も実は慣れないMCに「冷や汗をかいてる! 足ガクガク」とぶっちゃけ発言が飛び出し、関西出身の2人ならではの雰囲気の中、番組はスタートした。MCの重岡からの「普段、ホラーを見る?」という質問に、西畑は「めっちゃ苦手で、めちゃくちゃビビリです」と回答。そして、西畑から『忌怪島/きかいじま』についてVRという最先端技術と怨念という非科学が融合した“新感覚ホラー”との紹介を受けて、重岡は思わず、「こわ……」と言葉が漏れる。さらに映画館で鑑賞する良さについて話がおよび、重岡から「スクリーンで観ると全然違うな!映画の迫力、スペクタクルすごいよな!(スペクタクルって言葉を)……初めて言うたけど笑」と熱く語りつつも笑いを誘う一幕も。『忌怪島/きかいじま』の紹介から話題は“主演を務める上で”・“役作り”といった西畑の役者論へと進む。過去の主演映画と取り巻く環境の違いに触れながら、本作では「あまり気を張らずに、自分らしく、背伸びせず(本作に取り組めた)」と回顧。また “役作り”についての質問に対し西畑は「マネキンを作るイメージ」と答え、重岡は「マネキン?」と悩みながらも興味津々な様子。先輩・後輩ならではの関係で普段のインタビューではなかなか見られない重岡からの突っ込んだ質問が繰り出す場面も見られた。他にも「なにわ男子」メンバー全員で『忌怪島/きかいじま』を鑑賞したエピソードや、理想のVR空間を作るなら?という質問で重岡の壮大な夢が明らかに。映像のラストには、息ぴったりに『忌怪島/きかいじま』の“シンセカイポーズ”を決め、2人の仲睦まじい様子が収められたファン必見の映像となっている。また西畑がMCとなり、『禁じられた遊び』について重岡が語り尽くす第二弾の予告もあった。『忌怪島/きかいじま』×『禁じられた遊び』コラボ動画第1弾<作品情報>『忌怪島/きかいじま』公開中公式HP:公式Twitter:公式Instagram:公式TikTok:『禁じられた遊び』9月8日(金) 全国ロードショー公式HP:公式Twitter:
2023年06月21日ジャニーズJr.の林一敬が初主演を務める舞台『Arcana Shadow(アルカナシャドウ)』が、2023年7月1日(土)~9日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて幕を開ける。本作は平安時代に活躍していた陰陽師、蘆屋道満の抱える秘密や敵対する安倍晴明との関係性がこれまでにない視点から描かれる。作・演出は「DisGOONie」の代表で、エンターテインメント性と確固たる哲学が同居する作品を作り続ける西田大輔。そこで主演の蘆屋道満を演じる林一敬と安倍晴明を演じる松島勇之介、作・演出の西田大輔に今作の魅力を聞いた。──本作で陰陽師の世界を描こうと思ったきっかけを教えてください。西田本作では「祈る」という言葉がキーワードになりますが、その行為は、どの国でも古の時代から信仰の根幹になっています。それはテクノロジーが発達した現代でも変わらないんですね。人間はやはり形のないものに思いを馳せながら救いを求めて生きている存在で、そこにはどんな意味があるのか不思議に思っていました。だったら「祈る」ことの本質を、日本ならではの祈祷や占術を行う陰陽師という存在を通して描いてみたいと考えたのが今作の始まりです。──本作の演出のプランを聞かせて下さい。西田若々しい座組だと思っているので、若さ溢れる躍動的な瞬間を切り取りたくて殺陣のシーンも序盤からかなりあるのですが、演出プランとしては「静寂」がテーマです。これまで僕が作ってきた舞台とは違った雰囲気になると思いますよ。もちろん、0から1にする作業は僕だけでは出来ないので、俳優やスタッフと一緒に作り上げたいです。──林さんは将来の夢が「舞台の主演」とのことで、その夢が叶いましたね。林ジャニーズJr.公式のエンタメサイト『ISLAND TV』のプロフィールに書いた目標ですが、こんなに早く主演が決まると思ってなくてびっくりしました。なので、今作で主演に選ばれたことは本当に嬉しくて、僕の俳優人生にとって思い出に残る舞台にしたいです。──では、林さんと松島さん、お二人の印象はいかがですか。松島林君とはビジュアル撮影の時に初めてお会いしましたが衣装を通した姿に後光が差して、(蘆屋)道満にしか見えないと思って驚いて(笑)。お若いのに考え方もしっかりされて、お話をすると自分のしっくりこない言葉はそのまま口に出さない正義感を感じたし、彼が演じる道満がどうなるのか楽しみです。林ビジュアル撮影の時の松島君は、(安倍)晴明の衣装が似合っていて役にピッタリで、お話をするととても良い方だと思って感動しました。これからの稽古で分からないことがあればたくさん質問をして頼りにしたいです。西田これまで林君と(松島)勇之助君の佇まいを見たり話をしてみると、二人とも芯があって真面目で誠実な性格だと感じますね。──お二人が演じるキャラクターについて教えて下さい。松島これまで色々な晴明を扱った作品に触れてみて、彼は懐が深くてゆとりがあって、器が大きい完璧な人物だと思っていました。ただ、脚本を読むと今作では色々な形で窮地に追い詰められ戸惑う人間味溢れる人物だと思うようになって。実際にピンチに陥るシーンも、晴明が道満に感情的に噛み付くこともあるので、僕が想像していたキャラクターとは違う新しい晴明が描かれると思います。林道満は晴明とは違い民間の出身で、晴明から「悪の道満」と揶揄されていますが、脚本を読むとガラリと印象が変わったし、本番ではみなさんが抱いている道満像とは異なった人物になると感じています。──どのように演じてみたいですか。松島今回のカンパニーでは、たくさんの先輩方がいて、松島勇之介として色々なことを教えていただく立場でもあるので、みなさんの意見を参考にしながら等身大の自分で心を込めて晴明を演じたいです。林西田さんがおっしゃったように、これからの稽古で皆さんと一緒に自分らしい道満を見つけたいです。西田そうだね。僕としては今作の道満は林君の誠実さと可愛さが噛み合った役にしてみたいです。勇之介君は舞台『富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE』(2020)で一緒になった時にすごくハングリーな俳優だと思ったんです。そこから三年経って再会してみるとさらにいい目になっていた。今作の晴明は、感情を簡単に表に出さないお芝居にしようと考えていて、そんな役を成長した勇之介君と一緒に作っていけたらと思っています。──最後に意気込みを聞かせて下さい。西田二人以外にも「DisGOONie」の舞台で主役を演じてくれた素晴らしい俳優達が脇を固めてくれるので、絶対に面白い舞台になると思います。陰陽師という題材は、様々なコンテンツになっていますが、これまでにない物語に仕上がったと自信を持って言いたいです。舞台はお客様が劇場の扉を開けて、僕達と同じ場所で同じ時間を生きることに魅力があるし、もう一度扉を開けて帰って下さるお客様の後ろ姿を見送るのが僕達には何ものにも代え難い喜びになります。もし迷っている方がいたら躊躇わずに今作の劇場の扉を開けてみませんか?ご来場をお待ちしております。松島西田さんが描く陰陽師の世界やそこに参加する僕は晴明としてどう生き抜くのかを考えるだけでワクワクしています。お客様は僕達のお芝居の熱量を受け取って、ご友人やご家族などと色々なことを話し合いながら劇場を後にして下さると嬉しいです。林まず今作で初主演を務めさせてもらうことに感謝したいです。その舞台で懸命に演じる僕やみんなの姿をご覧になって応援して下さると嬉しいです。陰陽師という役は初めてで、僕の新たな一面をお見せ出来るように頑張ります。ぜひ、劇場に足をお運び下さい。アフタートークショウ開催決定!!【対象ステージ】・7月5日(水)13時の回:【登壇者】:林一敬伊波杏樹松島勇之介西銘駿鈴木勝吾 / 西田大輔・7月6日(木)13時の回:【登壇者】:安西慎太郎木﨑ゆりあ内田将綺小澤雄太栗山航 / 西田大輔※予告なく登壇者が変更になる場合もございます、予めご了承ください舞台「Arcana Shadow」全キャストメインビジュアル&キャラクタービジュアルを公開!各キャストのキャラクタービジュアルは公式HP( にて公開中。テレビ朝日「イベ検」作・演出の西田大輔インタビュー放送!6月17日(土)28:00〜28:30(深夜4時〜4時半)オンエア(関東ローカル)作・演出の西田大輔インタビュー。舞台「Arcana Shadow」のテーマ・見どころなどを語る。――この国には、空白の354年間が存在している。卑弥呼という名が、魏によって記された239年から、聖徳太子が摂政になり、治世を行い始めた593年までの期間、歴史書には文献も資料もただ一つも残されていない。「その時間を、たった一人知る男がいる。 陰陽師・蘆屋道満である」―――平安末期。二人の陰陽師がいる。不世出の天才と呼ばれ、平安藤原氏全盛期の頂点である藤原道長に仕えた、陰陽師・安部晴明。そしてもう一人。貴族ではなく「民間」の出自で、安部晴明によって、常に「悪の道満」と人々に揶揄されてきた、権力や治世に興味のない男、蘆屋道満。この物語は、現代と全く違う視点から描かれた陰陽師「蘆屋道満」が手にしていた九つの秘密、そして晴明との戦いを通じて、平安末期にはびこる京の闇を駆け抜ける、新たな絵巻物である。【公演概要】舞台 「Arcana Shadow(アルカナシャドウ)」日程:2023年7月1日(土)〜9日(日) 会場:サンシャイン劇場 (東京都豊島区)林一敬(ジャニーズJr.) 伊波杏樹 松島勇之介西銘駿 安西慎太郎 木﨑ゆりあ 内田将綺(学芸大青春) / 小澤雄太(劇団 EXILE) 栗山航 / 鈴木勝吾 and more作・演出:西田大輔一般販売中全席指定:9,900 円(税込)公演協力:ゼクシード主催:舞台「Arcana Shadow」2023 製作委員会 ©2023・Arcana Shadow. ALL RIGHTS RESERVED.舞台公式サイト: 舞台公式 Twitter: #舞台アルカナ◆公演に関する問い合わせ: 株式会社ディスグーニー 03-6303-2690 info@disgoonie.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月16日Lil かんさい・嶋崎斗亜と當間琉巧、Boys beの角紳太郎と丸岡晃聖、AmBitiousの真弓孟之と永岡蓮王の関西ジャニーズJr.6名が、7月1日から大阪・梅田のHEP FIVEで開催されるバーゲン「HEP FIVE BARGAIN&CLEARANCE SALE」のイメージキャラクターを務めることが16日、わかった。関西ジャニーズJr.が、グループの枠を越えてイメージキャラクターを務めるのは今回が初。同キャンペーン期間中、“自由を握りしめよう”をテーマに、ビジュアルジャックやHEP FIVEでの思い出を話す館内放送、交通広告を展開する。また、WEB動画「モデルなりきり」編のほか、撮影現場に潜入したメイキングムービーもあわせて公開された。このメンバーだけの共演は初となる6人は、打ち合わせではフレッシュで和やかな雰囲気だったが、撮影が始まると一変。スタイリッシュな衣装にぴったりの、大人っぽい表情を見せる。ソロカットの撮影では、互いに撮影の様子をモニターでチェックし、「めっちゃかっこいい!」と褒め合ったり、自分だったらどう映るかとシミュレーションしたりする姿も見られた。AmBitious・真弓のソロカット撮影時には、いつもと違うクールな表情を作る際に、思わず照れ笑いをしてしまう場面も。関西ジャニーズJr.初となる、グループの垣根を越えてWEB動画撮影だったが、終盤には「HEP FIVE BARGAIN来てね!」という息ぴったりの掛け声を披露した。■嶋崎斗亜・當間琉巧・角紳太郎・丸岡晃聖・真弓孟之・永岡蓮王インタビュー嶋崎:このメンバーでの撮影は初めてだったので、最初は不安もありましたが、良い感じに仕上がっているのではないかなと思います。入所当時から顔が濃いと思っていた角くんがファッションモデルをテーマにするとすごくしっくりきていて、「角の居場所はここやったんや!」と(笑)。6人の可能性が見えてきた良い機会になりました。真弓:このメンバーで共演することが、とにかく新鮮でした。蓮王はAmBitiousにいる時は、弟役で甘えん坊なんですけど、年下の丸ちゃんと角がきたらめちゃくちゃしっかりしていて、こういう一面を初めて見たので、面白いなと思いました。「こんなにしっかりできるんや!」と。――6人の中で一緒に買い物に行くとしたら誰と行きたいですか?永岡:僕は一択です、琉巧くん! 琉巧くんと僕の着ているファッションの系統が全然違うので、琉巧くんのファッションを教えてもらいながら買い物ができたらなあと思います。丸岡:僕は角くんです。角くんは僕と服の系統が合っていて、Boys beのメンバーの中でも仲が良くて、僕にとって相棒的な存在です。撮影の前日、HEP FIVEに買い物に行きました! (購入品は)カラビナ。ちょっとませていこうかなと(笑)。――今年の夏にやってみたいことはありますか?當間:やっぱり「祭り」。関西ジャニーズJr.のメンバーで入所当時は、お仕事終わりによく祭りに行ってたんですよ。このフレッシュなメンバーでも行きたいなと思います。角:僕は「バーベキュー」です! みんなで行きたいですね。昔は関西ジャニーズJr.のメンバーで行っていたと聞いたので、僕も体験したいです。そこで仲を深めて、みんなでいい話ができたらいいなと思っています。
2023年06月16日アイドルグループ・ジャニーズWESTの最新シングル「しあわせの花」が、16日発表の「オリコン週間合算シングルランキング」にて、週間21.7万PT(21万6,998PT)で1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間6月5日~6月11日)。同作は、同日付「オリコン週間シングルランキング」で初週21.6万枚を売り上げ、初登場1位を獲得。このCD売上枚数のポイントが大きく牽引し、合算シングルでも1位となった。ジャニーズWESTはこれで、2018年12月24日付よりスタートした「週間合算シングルランキング」において、通算10作目の1位獲得となり、「合算シングル通算1位獲得作品数」記録は歴代1位タイとなった。
2023年06月16日Snow Manの夢だった4大ドーム公演が遂に実現した「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」。7月頭の愛知バンテリンドームまでまだまだツアーが続く激熱ステージから6月10日(土)、東京ドームに集結した5万5千人を完全魅了した公演の模様を特大ボリュームでお届けします。Snow Manらしさを追求して挑むグループ初の全国ドームツアー!5月26日の京セラドーム大阪を皮切りに初の4大ドームツアー「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」を現在開催中のSnow Man。5月17日に発売されたニューアルバム「i DO ME」は、初週売り上げミリオン達成。1Stアルバムから3作連続累積ミリオンは、男性アーティストでは史上初という偉大な快挙を成し遂げたばかり。そんな大ヒットアルバムを引っ提げたツアーの演出は、深澤辰哉さん、阿部亮平さんを中心にメンバー全員でアイディアを出し合い、作り上げた史上最強最高のステージ!この日は、デビューが発表された東京ドームでの初の単独ライブということで、9人を出迎えるファンの熱気が充満する会場。レーザー光線が眩しく飛び交う中、「What’s up東京~! 騒げるかい?楽しめるかい?かかってこい、ドーム!!」という声と共に豪華絢爛のゴールドゴンドラで登場したSnow Man。すべてはここから始まった、デビュー曲「D.D」から幕開け。「最後まで楽しんで行きましょう!よろしく」という岩本照さんの叫び声に歓声が渦巻く。アルバムタイトルであり、ツアータイトルにもなっている「iDO ME」 は“自分らしく”という意味とローマ字読みで“挑め”と読めることから、Snow Manらしさを追求することに挑むという思いが込められている。バイタリティ溢れるチャレンジ精神を武器にエンターテインメントの最前線を突っ走ってきた彼らの“らしさ”を詰め込んだパワフルなステージ。セットリストには、東京ドームという夢の大舞台までの軌跡をたどるように、シングル曲も満載だ。阿部さんが作詞作曲を手掛けた「Nine Snow Flash」は、メンバーの最新キャラがまるわかりのラップソング。今回のセットリスト35曲中、振付を手掛けた楽曲は10曲にもなる岩本さんは、“Mr.振付ヒットメーカー”。最年長の深澤さんは、MCを回すスターと歌う、ユーモア溢れるメンバー紹介曲だ。それぞれ自分のパート後の決めポーズも個性的でラウールさんは、マイクを両手で握り「大好きだよ」と末っ子らしい笑顔を覗かせ、美容キャラの渡辺翔太さんは投げチュー、関西出身の向井康二さんは「好きやで」。院卒アイドル・阿部さんは、あざとく「好きだっちゃ」、俳優としても目覚ましい活躍を見せる目黒蓮さんは、「野球したい!!」と、バットを振るしぐさを。独特な舘様ワールドがお茶の間に人気の宮舘涼太さんは、「抱いてやるよ」とセクシーな表情を見せ、佐久間大介さんは「お前ら幸せにしてやるよ」と美声を轟かせた後、全力ヲタ芸を披露。個性が爆発する彼らのマインドを阿部さんは「1人じゃないって最強」「なんとかなるっしょ、そんな9人」とリリックで分析。こんな9人だからこそ、どんな逆境にも負けず、前へ前へと突き進めると判明!それぞれの魅力が炸裂するユニット曲も今回のライブの目玉に。向井さんと阿部さんのふたりは、遊び心たっぷりなディスコファンクを息ぴったりに披露。向井さんが「上のほうも盛り上がっていますか?」とスタンドを見上げれば、阿部さんも「声出せますか?」と会場に呼びかけ、コール&レスポンス。「ドームがひとつになりました!」と笑顔になる場面も。岩本さん、深澤さん、宮舘さんは、グルーピーなヒップホップソングを。カラフルな衣装にグローブをはめて手振りが特徴的なダンスをする姿はまるでDJのよう!?渡辺さんと目黒さんのコンビは、切なくドラマティックなラブバラードで2人ならではの甘く美しい世界に誘う。そして、ラウールさんと佐久間さんは、テクニカルなダンスパフォーマンスとアーティスティックな世界観で見る者をひき込む。鋭いセンスを持つ異次元感のあるふたりだから、作り上げられる摩訶不思議なワールドだ。その組み合わせでしか生まれないユニット曲たちから、まだ見ぬ無限の可能性にワクワク感が高まる。MCは、観客のヒートアップぶりに「マジ盛り上がってるね~」と佐久間さんが言えば、「すごいよ、熱気が」と向井さんも圧倒されるほど。念願の東京ドーム公演がスペシャルなのは、ファンも同じだ。「改めて皆の声が聞きたい」と言う深澤さんの声で、佐久間さんが「今日、東京以外から来たよっていう人~」「大阪から来たよっていう人~」など、ファンに呼びかけていく。そして、「初めて東京ドームに来たよっていう人~。いいね。皆の初めてが俺らじゃん。最高じゃん!!」とビッグスマイル。阿部さんは「皆さんの推しが東京ドームでライブしてま~す」と叫ぶと、向井さんは「俺たちのファンが東京ドームに座ってるぞ~!!ありがとう」とハイテンション。そこから、深澤さんが「ホントそうよ。デビュー発表させて頂いたのもここ東京ドームでね」と切り出し、デビュー発表の瞬間を振り返ることに…。目黒さんは「ここら辺に立ってたもん」と懐かしんだ後、「Jr.時代は天井(にいた)」と上のほうを指差す。デビュー発表された瞬間の顔を「いい顔してたなぁ…」と思い返していた佐久間さんは、「ちょっとさー、感情を醸し出したい気持ちと隠したい気持ちがあって…」と当時の表情を再現。喜びと緊張が入り混じった、何とも言えない表情に笑いが起こる。向井さんも「だいたい皆、こんな感じやったで」と、しみじみ。「あとさー、誰か1人カメラ目線バチバチの人がいた」と阿部さんが言い出すも、「俺はしてない」と深澤さん。バチバチ目線アリは「だてさんの気もする」という向井さんの予想に「いや、今はカメラ目線は得意ですけど。当時はどうでしたかねぇ」と首をかしげる。そんなデビュー発表の瞬間もスクリーンに流れる場面もどこかにあるので、これから参戦予定の方はチェックをお忘れなく。思い描いた夢の地図の現在地を確認しながら、明日も手探りでもいいから生きていこうと歌うバラードソングでは、9人が1人1人横並びで立ってしっとり歌い上げる。ときおり目をとじながら歌っていた目黒さんとラウールさん。頬をトントンと叩きながら歌っていたのは宮舘さん。岩本さんはただ前をまっすぐみつめながら歌う、など9人それぞれがありったけの想いを込めて歌う姿が印象的。Snow Manが思い描く未来に希望を抱く、観客の眼差しが熱い!しっとり大人っぽく歌い上げるパートもあれば、「今から皆の近くに行っていいですか?」(ラウールさん)とフロートに乗って、明るく笑顔満載なハッピーナンバーを客席のすぐ目の前で聴かせる。「Snow World」では、フロートから伸びるリフターに乗って、メンバーもペンライトを持ってダンス。タワーのようなリフターはかなりの高所のため、渡辺さんは振付を一時停止して、「怖いから降ろしてください!」と冗談っぽく叫ぶヒトコマも!?ラストスパートは、ハードに踊りまくるSnow Manで攻めていく。ダンスナンバーでは色気たっぷりにグルーブ感あるダンスを。最高潮に盛り上がったのは、2019年にジャニーズJr.時代に舞台『少年たち To be!』のショータイムで初お披露目されて以来、愛されてきた「Cry out」。ファンから人気が高かったダンスチューンがニューアルバムで初音源化し、ドームツアーのクライマックス曲に!攻撃的な激しいサウンドにのせて、渡辺さんが力強いボーカルで煽ると、宮舘さんものっかり、4000発の炎の演出に負けない大迫力の圧巻パフォーマンスを繰り広げた9人。初のドーム公演に奮闘中の彼らの思いを知ることができたのは、最後の挨拶。まずは深澤さんが「本当に最高に楽しかったです。東京ドームという思い出の地で、こうやって9人でステージに立って。皆さんと共に楽しめたことが本当に嬉しいです。こんな時間をまた共有できたら嬉しいです」と感慨深い表情に。阿部さんは「楽しかった?」と会場に何度も尋ね、最高の笑顔に。「皆さんのことが大好きでたまらなくて、今日まで準備を進めてきました。でも、ここに連れて来てくれたのは、皆さんです。皆さん、ここに連れて来てくれて本当にありがとう」とお礼の言葉を伝える。直前のパフォーマンスで透け感ある衣装を身に着けていた宮舘さんは、「安心してください、着ていますよ(笑)」と、おどけて爆笑をかっさらう。そして、キリッとした表情になり、「こうやってありのままの自分をさらけ出せるのは、ここにいるファンの皆様のおかげだと思っています。ここには幸せな空間が広がっていました。また愛し合いましょう」。舘様ワールド全開の挨拶に会場は湧きっぱなしだ。目黒さんは、「僕たちのパフォーマンス、どうでしたか?良かったですか?」と、いつになく元気よく会場に尋ねて、その反応に「よしっ!!」とガッツポーズ。「今みたいに皆さんの声を生で聞けて、初のドームツアーという楽しみを一緒に共有できていることが本当に嬉しいです。皆さん、本当にありがとうございます」。ラウールさんは可愛らしくニコニコ笑顔で「どうもラウールです。皆さん、今日はどうでしたか?」と話し始めた。「僕もめちゃくちゃ楽しかったです。本当に東京ドームという大きな会場で皆さんが一同に集まって。で、スタッフさんたちと自分たちと準備を重ねて立てるこの場所が人生にあることがすごく幸せだなと実感しています。僕も皆さんに幸せを届けられる存在になれるように頑張ります」。渡辺さんは、「先ほど阿部ちゃんが言っていましたけど、僕たちが実現したドームツアーではなくて、本当に皆さんが僕たちをドームに連れて来てくれたんだなと思います。僕、視力が約2.0あるんですけど、皆本当に笑顔で、楽しそうに声を出してくれて、僕たちは幸せをもらいました」と飾らない言葉で感謝の想いを。会場のペンライトをみつめていた佐久間さんは、「こうやってメンバーカラー、一色に皆がしてくれるのがすごく嬉しくて。メンバーそれぞれも絶対嬉しい気持ちもあると思うし、皆で本当にひとつになれたなって思えるこの空間が大好きです。皆、心から騒げましたか?」とレスポンスを求め、熱い気持ちを会場にぶつける。「皆のこういう声が聞きたくて俺たちはステージに立っているし、皆がいないと俺たちはステージに立てません。これからもSnow Manのことを全力で応援してください。また遊ぼうね!」。向井さんは「東京~!」とマイクなしで叫んだ後、「キャーって言って!!キャーって言って!!」とコール&レスポンスを繰り返し、自らも「キャー!!」と悲鳴を上げ、会場を笑いの渦に包む。「これからもよろしく。ありがとう」と満足気な顔に。最後に挨拶したのは岩本さん。「皆さん本当にありがとうございました。楽しかったですか?僕たちもね、楽しかったです。ここでデビュー発表させていただいて。こんなにも自分たちのファンで埋め尽くすことができる日が遂に来たのかと思うといろいろ有難いなという風に思います。時代がね、すごいスピードで動いてる中、いつこうやって、次に直接『ありがとう』って言える日が来るか分からないから。その瞬間を、これからもこれだけSnow Manには大切な人たちがいるんだって思って大事に皆で一歩一歩進んで行きたいなと思います。本日は素敵な思い出をありがとうございました」。たくさんの「ありがとう」の言葉を口にしていた彼らが初ドーム公演のラストソングに選んだのは、ファンの皆へ伝えたいメッセージを詰め込んだ「あいことば」。マイクを高くあげ、「歌って下さい」と叫ぶ渡辺さん。その声をきっかけに目いっぱいの愛しさに包まれながら、心をひとつに、声をひとつに合せて、皆で大合唱。愛をメロディにのせて、寄り添いながら仲良く歌う9人の姿にハッピーオーラに包まれる東京ドーム。幸せの余韻がいつまでもいつまでも会場には、満ち溢れていた。Snow Manが「i DO ME=挑め」精神で挑んだドームツアーのステージは、大成功でまた次の公演へ――。彼らのチャレンジングな物語は、これからも続いていく。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年06月13日ジャニーズ事務所問題 再発防止特別チームの林眞琴氏と飛鳥井望氏が12日、都内で会見を開き、同チームの活動内容に関して説明。現役タレントに対する対応についても語った。故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は3人の専門家による「外部専門家による再発防止特別チーム」を設立。元検事総長である林眞琴氏、精神科医の飛鳥井望氏、性加害等の被害者支援の実践を行っている臨床心理の研究者(女性)で構成され、独立性・公正性を確保しつつ、ジャニーズ事務所のガバナンス上の問題点の把握及び再発防止策の策定・提言を行っていく。現役タレントへのヒアリング調査について聞かれると、林氏は「被害の申告をされている方々に対しては、なるべく直接お話を伺いたいと思っています。現役のタレントの方が出てきた場合には、非常にアプローチの仕方は慎重にしないといけないと思います。心情に配慮した形でのアプローチをしないといけないと思ってます」と回答。続けて、「アンケートをとるとか、網羅的に有無を確定するというのが私たちのミッションではありませんので、少なくともこういったことがすでに1件ならず複数回起きているという事実を前提として検証していきたいと思っています。網羅的にあらゆる所属タレントに対して調査をするというやり方は現在考えていません」と述べた。飛鳥井氏も「いくらプライバシーを保護しても、その調査の対象になるということだけで大きな精神的な負担になります」とし、「現役の方であろうとOBの方であろうと、網羅的にアンケート調査をしたり電話調査をしたりといったことは一切考えておりません」と説明した。
2023年06月12日ジャニーズ事務所問題 再発防止特別チームの林眞琴氏と飛鳥井望氏が12日、都内で会見を開き、同チームの活動内容に関して説明した。故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は3人の専門家による「外部専門家による再発防止特別チーム」を設立。元検事総長である林眞琴氏、精神科医の飛鳥井望氏、性加害等の被害者支援の実践を行っている臨床心理の研究者(女性)で構成され、独立性・公正性を確保しつつ、ジャニーズ事務所のガバナンス上の問題点の把握及び再発防止策の策定・提言を行っていく。会見には、同チームの座長を務める林氏、飛鳥井氏が出席。5月29日に第1回の会合を開催し、資料の徴求・検討、ヒアリング対象者の選定を行う等、活動を開始していると説明した。藤島ジュリー景子社長がジャニー氏の性加害を事実と認めていない中で、どう調査していくのか聞かれると、林氏は「ジャニーズ事務所に起きたこと、そういった性暴力についてこれまでどのような対応をしてきたのか検証していきます。事実がどのような形でなされたのか。ジャニーズ事務所がそれを認めているのか認めていないのかにかかわらず、我々が事実認定をしていく」と答えた。さらに、「事実に対して事務所がどのような対応をしてきたのか、そしてどのような問題があったのか、また、そのような事実が複数回行われていたとすれば、ガバナンス上にどんな問題があったのかということが、私たちが検証すべき対象だと思います」と説明。検証を終え、提言する目途については「全くスケジュールは定まっていません」と伝えた。
2023年06月12日ジャニーズ事務所問題 再発防止特別チームの林眞琴氏と飛鳥井望氏が12日、都内で会見を開き、同チームの活動内容に関して説明した。故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は3人の専門家による「外部専門家による再発防止特別チーム」を設立。元検事総長である林眞琴氏、精神科医の飛鳥井望氏、性加害等の被害者支援の実践を行っている臨床心理の研究者(女性)で構成され、独立性・公正性を確保しつつ、ジャニーズ事務所のガバナンス上の問題点の把握及び再発防止策の策定・提言を行っていく。同チームは5月29日に第1回の会合を開催し、資料の徴求・検討、ヒアリング対象者の選定を行う等、活動を開始しているという。林氏は「ジャニーズ事務所から独立した外部の第三者として、ジャニーズ事務所代表であった故ジャニー喜多川氏からの性被害を申告されている方々に寄り添って、直接そのお話を伺い、また、ジャニーズ事務所の役職員にヒアリングを実施するなどして、ジャニーズ事務所の過去の対応にどのような問題があったかを厳正に検証し、検証結果を踏まえて、ジャニーズ事務所のガバナンス上の問題に関する再発防止策を提言し、実行を求めていきます」と説明。また、「被害の申告の有無にかかわらず、ジャニーズ事務所に所属経験のあるすべての方への心のケアのために、ジャニーズ事務所が心のケア相談窓口を設置しています。本チームは、ご要望がある場合、心のケアに支障を及ぼさない範囲で直接そのお話を伺うなど、所属経験者の方々のご希望に応えていきたいと考えております」とも話し、「本チームによる検証の結果及び再発防止策の提言につきましては、ジャニーズ事務所に伝えて再発防止策の実行を求めるとともに、適切な時期及び方法についてお知らせしたいと考えております」と語った。
2023年06月12日アイドルグループ『KinKi Kids』の堂本光一さんが、2023年6月10日放送のバラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に出演。そこで明かした事実に、視聴者の反響を呼んでいます。堂本光一の告白に「さすが」の声もタレントの若槻千夏さんをゲストに迎え、さまざまなカプセルトイを紹介した同日の放送。その中で、バスで降車を知らせるボタンや、JRの駅の発車メロディが聞けるカプセルトイが紹介されます。若槻さんが「よく聞くやつ」と、ほかの出演者もふくめ盛り上がる一方、光一さんは苦笑いを浮かべ、こう明かしました。俺、電車乗ったことないから聞いたことないわ。KinKi Kidsのブンブブーンーより引用「え?」「衝撃発言」とツッコミが入る中、若槻さんから「電車、乗ったことないんですか?」と質問を受けた光一さんは、最後に電車を利用した時期にも触れています。電車、高校生以来乗ったことない。KinKi Kidsのブンブブーンーより引用トップアイドルとして第一線で活躍してきた光一さんだからこそ、電車を利用しないのではなく「できない」というほうが正しいのかもしれません。20年以上も利用していない事実に驚きを隠せなかったファンは多いようで、さまざまなコメントが寄せられています。・意味が分からん!電車乗ったことがないって、どいうこと!?・ヤバいけど、さすがというか、なんというか…。これぞ、『堂本光一』って感じ!・電車に乗ったことがない王子こと、堂本光一。スターの証。『KinKi Kids』として堂本剛さんとともに光一さんがCDデビューをしたのは1997年で、2人とも18歳でした。長年、人気アイドルとして活躍してきた光一さんも、2023年で44歳に。改めてその活動歴の長さと、人気ゆえに一般人とは違う生活を痛感させられます。[文・構成/grape編集部]
2023年06月11日これまで数多くのスターを生み出してきた「ジャニーズ事務所」だが、近年では事務所を離れ、新たな地での再出発を志すタレントも増えている。6月7日には、Kis-My-Ft2の北山宏光(37)が8月31日をもって退所すると発表。公式サイトで「もっといろんなことに挑戦してみたいと思うようになりました」と退所理由を明かしている。退所後、それまで以上に活躍する人もいれば、思うようにはいかない人も。いったいどのような人が、活躍しているのだろうか?今回は、ジャニーズ事務所を退所した人の中から「辞めても活躍している人」「辞めて失敗したと思う人」に関するアンケートを行った。ここでは、「辞めた後も活躍していると思う」タレントの結果を公開する。なお、今回は、King&Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)以前に退所した人をアンケートの対象としている。3位に選ばれたのは、山下智久(38)。’20年10月にジャニーズ事務所を退所し、理由として「海外に活動拠点を移したい」「現在オファーがある海外作品に参加するため、契約満了前の退所を希望する」と発表していた。そんな海外進出の夢を山下は叶え続けている。退所後すぐ、カナダに飛びハリウッド映画『マン・フロム・トロント』の撮影に参加。日本では9月に配信スタートする米仏日の共同制作ドラマ『神の雫/Drops of God』では主演を務め、さらにAmazon Prime Videoで6月9日から配信されるイ・ジェハン監督の映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』では主演にとどまらず主題歌も担当しているのだ。海外だけでなく、国内での活躍も目覚ましい。’22年4月放送のドラマ『正直不動産』(NHK)で主演を務めるほか、昨年12月に配信されたNetflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン2でも存在感を放っている。活躍の幅をグローバルにも広げる山下への“成功している”という印象はかなり強いようだ。《Netflixに配信されたドラマに出たり海外進出してるから》《テレビ番組に出ている。海外で成功している。》《ドラマにも定期的に出演して目にする機会があるため》2位に選ばれたのは、元SMAPの草彅剛(48)。’17年9月にジャニーズ事務所を退所。現在は、同時に退所した稲垣吾郎(49)、香取慎吾(46)とともに「新しい地図」としても活動している。もともと演技力に定評のあった草彅。退所後さらに磨きがかかり、’20年に公開された映画『ミッドナイトスワン』では、自身初となる日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得。’21年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演している。さらに、今年6年ぶりに民放連ドラで主演を務めた『罠の戦争』(フジテレビ系、今年1月~放送)でも、「ザテレビジョン」によるドラマアカデミー賞の主演男優賞を受賞した。’23年冬放送予定のNHKドラマ『デフ・ヴォイス法廷の手話通訳士』でも、主演を務めることが発表されたばかり。映画やドラマの世界での活躍ぶりに、今後への期待も高まっている。《大河ドラマなどで高い評価を受けているから》《俳優として素晴らしい賞をとったりして活躍しているから》《ドラマなどの演技力が素晴らしい》そんな2位の草彅に得票数で倍の差をつけ、1位となったのは元SMAPリーダーの中居正広(50)。’20年3月にジャニーズ事務所を退所した。4月30日にスタートした番組『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(フジテレビ系)を合わせると、テレビ番組では4本のレギュラー出演を果たし、ラジオでも『中居正広 ON&ON AIR』の冠番組を持つ中居。昨年11月からは体調不良を理由に休養していたが、今年1月14日放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)で本格的に復帰を果たした。その後テレビ朝日系とTBS系で地上波放送されたWBCの「侍ジャパン公認サポートキャプテン」にも就任。試合のリポートでは村上宗隆選手(23)への「やっと起きてくれました!」、大谷翔平選手(28)への「泥だらけのストッパー」など名言を連発した。圧倒的なMC力でバラエティの第一線で輝く中居は、ジャニーズを退所後もなお芸能界でもトップスターとして君臨しているのだ。《テレビやラジオで活躍が目に見えるから》《毎週のようにレギュラー持ってる番組に出てる。新しく日曜日に松本人志との番組も始まったから》《司会、野球コメンテーターなど幅広く活躍している》タレントたちの退所後の活躍も見逃せない!【ジャニーズ事務所「辞めても活躍している」タレントランキング】1位:中居正広(SMAP)187票2位:草彅剛(SMAP)72票3位:山下智久45票4位:香取慎吾(SMAP)23票5位:近藤真彦17票6位:長瀬智也(TOKIO)13票7位:稲垣吾郎(SMAP)9票8位:滝沢秀明(タッキー&翼)6票9位:手越祐也(NEWS) 3票10位:赤西仁(KAT-TUN)2票【調査概要】調査日:2023年6月6日調査対象:20歳~39歳の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年06月10日国民的アイドルグループを多数擁する「ジャニーズ事務所」。魅力的なタレントを発掘・プロデュースし、数々のスターを生み出してきた。しかし、近年ジャニーズ事務所を離れ、新天地で活躍しようとするタレントも増えている。5月22日にはKing&Princeから平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)が、同月25日にはジャニーズJr.の7人組グループ「IMPACTors」が退所。新たに6月7日には、Kis-My-Ft2の北山宏光(37)が8月31日をもって退所することが公表された。才能を活かして退所後も輝き続ける人もいれば、思わぬ苦戦を強いられる人も。そこで、ジャニーズ事務所を退所した人の中から「辞めても活躍している人」「辞めて失敗したと思う人」に関するアンケートを行った。ここでは、「辞めて失敗したと思う人」の結果を公開する。なお、今回は、King&Princeの平野と神宮寺以前に退所した人をアンケートの対象としている。3位は’21年4月に退所した近藤真彦(58)。前年の’20年11月に『週刊文春』で25歳年下の女性との不倫が報じられたことから、自ら芸能活動を自粛していた。ジャニーズ事務所の発表によると「これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出」があったという。しかし、後輩である東山紀之(56)がテレビ番組内で「マッチさんのために自分自身を犠牲にして、助けてきたスタッフの方をたくさん知っているので、その人たちの思いをどう受け取っているのかなと。そのことを考えると今のコメントでも、退所のコメントでもすごく薄っぺらく感じるんですよね」などと語ったことで、波紋を呼んだ。今年3月に、自動車レースであるスーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーションの会長に就任したものの、芸能活動で目立った活躍はない。退所前の騒動をふまえてか、厳しい声が相次いだ。《芸能活動をしていない》《好きなレースに打ち込んでいるようですが活躍しているかどうかわからないし、大きな態度は在籍していた時のまま。この人はジャニーズにいてこその人だと思う》《バックがジャニーズであってこその活躍だった。辞めるなら、もっと人気が安定して輝いているころにしていろんなものに挑戦してほしかった》2位は’13年に契約解除された、KAT-TUNの元メンバー田中聖被告(37)。退所後も芸能活動を続けており、’15年8月には本誌に「今は自分に嘘をついちゃいけないときだし、絶対に逃げたり甘えちゃいけないのかなと。人生の分岐点というか、ここでドロップアウトしたら、たぶん2度と這い上がれない気がするんです」とタレント活動への意気込みを語っていた。たびたび、奇抜な格好で盛り上がる姿が目撃されていた田中被告だが、’17年5月に大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕されてしまう。その後も、覚醒剤取締法違反や、覚醒剤所持・使用、恐喝の疑いなど計6回にわたって逮捕され、今年2月には懲役1年4ヶ月の実刑判決が言い渡され、3月には上告も退けられた。ジャニーズ事務所を脱退後、バーの経営などに費用がかかり金銭的に困窮していたという田中被告。とりわけ昨年、女性から1万円を脅し取った恐喝の疑いで逮捕された際にはファンから“落ちぶれてしまって悲しい…”など悲しみの声が相次いでいた。アンケートでも、“事務所に所属したままだったら誰かがコントロールしてくれたかも”との嘆きが寄せられた。《少なくとも退所していなかったら事務所が管理してくれていたのではと思う》《私生活に釘を差す人がいなくなってしまった様な感じがする》《退所していなくても変わらなかったかもしれないが、人としてダメになってる》6度逮捕された田中聖を抑えて1位となってしまったのは、元NEWSの手越祐也(35)。ジャニーズ時代は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にレギュラー出演するなど高い人気を誇っていた。しかし、所属中からスキャンダルを連発。そして、コロナ禍による緊急事態宣言下に女性らとパーティーをしていたことが発覚し、’20年6月にジャニーズ事務所を退所することになった。以後、YouTubeや音楽活動、脱毛サロンのプロデュースなどマルチに活躍を広げていくが、目立った功績は見当たらない。今年3月に配信された「文春オンライン」のインタビューでは「事務所にいた頃より、はるかに忙しいですね。スポーツのお仕事や音楽活動、ゲーム番組に、打ち合わせや会議も入ってくるので、毎日あっという間です」と答えているが、脱毛サロンは’22年5月に事業譲渡し全店閉店。タレントとしてのテレビ出演も、ローカル局や専門チャンネルにとどまる。全盛期に比べ、その後の活動の目立たなさから活躍できていないとの評価を下されてしまったようだ。《明らかに活動の質が低下してると思うから》《地上波のテレビで全然見なくなったし、バラエティでの活躍もなくなったから》《歌が上手かったのにもったいなく感じる。ジャニーズを辞めてからテレビの出演が減ったように感じる》《テレビでみかけないし、テレビに未練があるように思えるから》今回、ジャニーズ事務所退所後「活躍できていない」との意見が多かった上位三人はトラブルに関連する退所となっている。自分の行動をコントロールできることが、対処後の活躍につながっているのかもしれない。【ジャニーズ事務所辞めて失敗したタレントランキング】1位:手越祐也(NEWS)91票2位:田中聖(KAT-TUN)54票3位:近藤真彦32票4位:錦戸亮(関ジャニ∞)22票5位:渋谷すばる(関ジャニ∞)21票5位:田口淳之介(KAT-TUN)21票7位:稲垣吾郎(SMAP)18票8位:長瀬智也(TOKIO)16票9位:赤西仁(KAT-TUN)14票10位:今井翼(タッキー&翼)13票【調査概要】調査日:2023年6月6日調査対象:20歳~39歳の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年06月10日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の北山宏光が、8月31日をもってグループを卒業し、ジャニーズ事務所を退所することが7日、発表された。事務所は「北山より、現在の活動に区切りをつけ、第二の人生を歩みたい旨、申し出がございました。メンバーで何度も話し合いを重ねた結果、6人は北山の思いを尊重するという結論に至りましたので、弊社としましても、その意向を尊重し、北山を送り出すことといたしました」と説明。「この度は、突然のご報告となりましたこと、お詫び申し上げます。改めまして、ファンの皆様並びに関係者の皆様には、これまで北山を支えていただきましたことに、心より感謝申し上げます。新たな道を歩むこととなりました北山宏光とKis-My-Ft2を、これからも変わらず、応援していただけますと幸いに存じます」と伝えた。北山もコメントを発表。「芸能生活21年、世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました」と説明し、「今後の活動についてはみなさんに伝えられる具体的な内容はまだ決まっていませんが、夢を見させてくれたメンバーと数々のサポートをして下さったジャニーズ事務所、そして巡り会えた全ての方々に心より感謝し、少しでも多くの方にたくさんの笑顔を届けられるように、これからの時間を精一杯頑張りたいと思います」などとつづった。○■北山宏光コメント全文Kis-My-Ft2を応援して下さる大切なファンの皆様へこの度、私、北山宏光は 2023年8月31日をもちまして、Kis-My-Ft2を卒業し、ジャニーズ事務所を退所する決断をしました。突然のご報告になり、申し訳ございません。16歳で事務所に入所してから今日まで沢山の夢を見させていただいてきました。もちろんそれは1人で見られた景色ではなく、最高のメンバーと巡り会い、切磋琢磨した青春時代を過ごせたからだと思います。そんな僕たちを応援し育ててくれたファンの皆様、携わって下さった関係者及び、全ての皆様に心から感謝しています。芸能生活21年、世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました。これまでファンの皆様から頂いたたくさんの愛情は決して忘れずに、ずっと胸の中にあり続けます。そしてKis-My-Ft2はこれからも多くのファンの方々に応援していただけるグループです。僕も共に戦った友として陰ながら応援し続けていきます。今後の活動についてはみなさんに伝えられる具体的な内容はまだ決まっていませんが、夢を見させてくれたメンバーと数々のサポートをして下さったジャニーズ事務所、そして巡り会えた全ての方々に心より感謝し、少しでも多くの方にたくさんの笑顔を届けられるように、これからの時間を精一杯頑張りたいと思います。重ねてになりますが、これまで支えて応援して下さった皆様、21年間本当に有難うございました。
2023年06月07日アイドルグループ『嵐』の櫻井翔さんが、2023年6月5日放送の情報番組『news zero』(日本テレビ系)に出演し、株式会社ジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ事務所)の前社長であり、創業者でもあるジャニー喜多川さんの性加害問題について言及しました。櫻井翔「自分の言葉でお伝えできれば」ことの発端は、同年3月、イギリスの放送局『BBC』が、ジャニーズ事務所の元所属タレントが、故・ジャニー喜多川さんから性被害を受けていたと番組で放送したことでした。同年5月14日には、ジャニーズ事務所の現社長である、藤島ジュリー景子さんが事務所のウェブサイトに動画と文書を公開する形で見解を公表し、謝罪したものの、同月、立件民主党が被害にあった元所属タレントを、『性被害・児童虐待』に関するヒアリングに招くなど、いまだ騒動は収まりません。『news zero』では、性被害を受けたジャニーズ事務所の元所属タレントら約4万人分の署名が与野党に提出されたことを報じ、櫻井さんは、「この件について、自分の言葉でお伝えできればと思います」とし、時折声をつまらせながらも、自身の心境を明かしました。今回の件ですが、私には2つの側面があると考えています。1つは今、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。そしてもう1つは、大きな意味では、自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということです。私にとって、この2つの側面をふまえますと、コメントすることは難しいと考えていました。今もまだどの立場でどうお話できるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、臆測で傷付く人たちがいるということです。かつて同じジャニーズJr.として時間をともにしてきた大切な仲間の中には、すでにこの世界とはまったく違うところで新しい人生を歩んでいる人たちもたくさんいます。そういう人たちも含めてあらぬ憶測を呼び、今回の問題の対象となってしまうことは、何よりも避けなくてはいけない。避けたいと。そこを考える中で、私自身、発言すること自体がまた憶測を呼び、広げ、無関係な人々まで傷付けることにつながるのではないかということを恐れています。news zeroーより引用性犯罪の被害者が、周囲からの憶測や心ない言葉で傷付くことを、『セカンドレイプ(二次被害)』と呼びます。櫻井さんには、そうした二次被害からすでに事務所を退所した仲間や、現在も活動を続ける所属タレントたちを守りたいという思いがあるのでしょう。さらに、櫻井さんはこうも続けます。ただです。だからこそ、ジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい。そして被害を訴える方々、並びに本日提出された、署名した皆さんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います。最後にあらゆる性加害は絶対に許してはならないし、絶対に起こしてはならないと考えています。news zeroーより引用これまで、同事務所所属で俳優の東山紀之さん、アイドルグループ『KAT-TUN』の中丸雄一さんらが、今回の一件について、各テレビ番組で言及してきました。現役の所属タレントが何を語るのかは、世間の注目を集めており、櫻井さんが明かした思いもまた、反響を呼んでいます。・苦しい中の発言、ありがとう。精一杯の誠意、みんな、分かっているから大丈夫!・苦渋の思い、本当に語ってくれてありがとう。1人でも多くの人が救われますように。・櫻井くんの立場ではノーコメントを貫くのは当然だと思っていた。きっと、話しにくかっただろうな。何が起きているのかは、当事者しか分かりません。まだ真実が解明されていない中で、第3者の立場にある人間が、憶測を広げ、事実をねじまげるようなウワサを流すことは、『セカンドレイプ』といわれる行為です。ジャニーズ事務所がどのような対応をしていくのか、今後の動向に関心が集まっている今。被害を受けた人はもちろん、関係のない人までもが、さらに傷付くことのないよう、私たち一人ひとりのモラルが問われています。[文・構成/grape編集部]
2023年06月06日今最も勢いのある関西発のジャニーズJr.の6人組・Aぇ! group。初の全国ツアー「Aぇ! groupAッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023」を12都市で開催。全国のどこかでライブが開催されるたびにそのパフォーマンスがトレンドを賑わすほどの大反響を巻き起こした中、本日6月4日に、無事ツアー完走!そんな彼らの熱狂ライブルポ、5月14日(日)12時から東京ガーデンシアターで行われたステージの模様を5000字のボリュームでたっぷりご報告します。日本一のアツい場所に。6人の全力のパフォーマンスが生み出した、熱狂の渦。「Aぇ! groupAッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023」は、Aぇ! groupにとって初めての全国ツアー。“A”のアルファベットの電飾が輝くカラフルなステージを前に、8000人の観客が彼らの登場を待ちわび、熱気に溢れていた。そんな中、ステージ上ではなく客席通路に突然、姿を見せた6人。タイトル通り、予期せぬ登場に驚かされる。「会いたかったぜ、東京! 最高な思い出を作っていこうぜ!!」と叫んで、無我夢中で騒げ、と呼びかけるハイテンションナンバー「Aッ!!!!!!」を歌いながら観客の目の前へ。この曲は、関西弁も盛り込まれており、Aぇ! groupらしさ満点の人生の応援歌。歌いながら小島健さんが福本大晴さんと握手したり、草間リチャード敬太さんが「みんなで一緒に!!」と煽ったり。佐野晶哉さんの誘導でコール&レスポンスで盛り上がり、声を出せるライブを楽しむ一同。そして、2曲目の「僕らAぇ! groupって言いますねん」へ。こちらは作詞をAぇ! group、作曲を佐野さんが手掛けたメンバー紹介ソング。正門良規さんが会場に投げキスをすれば、末澤誠也さんは高音のサイレントボイスを炸裂させ、福本さんがお得意のギャグ「ワイパー!」で盛り上げるなど、メンバーそれぞれの持ち味で会場を沸かせまくり!「いくぞ、東京~!!」と末澤さんの本気の叫びが会場に響きわたる中、オリジナル曲「Firebird」を歌って挨拶タイム。正門さんは「ヘイ! 東京! 会いたかったか。俺らも会いたかったよ」とこの日を待ちわびていた思いを語り、末澤さんは「今日は最後まで愛し合っていこうね。よろしく」と爽やかに。草間さんは「今日は全部出し切ろうな」、福本さんは「Aぇ! group、東京に来たぞ。関西から東京に来たぞ。会いに来たぜ。今まで声を出せなかったから、声出していいぞ。OK。俺たちの名前を呼んでください」と会場中を「Aぇ」コールでひとつにして、「俺たち期待に応えていくアイドルやから、最後まで楽しんで!」とキメ台詞を。佐野さんは「最高の景色やなぁ。長かったよな。ずっと我慢したよな。今日は好きに声出していいぞ。今まで我慢した分、今日、全部使い切ろう。『東京』って言ったら、『タワー』って返して!」と、熱いコール&レスポンスを。ヒートアップしすぎた観客の喉を心配したのは、小島さん。「シー!!マジで声が出るのは分かったから、ちょっとだけ喉、休めよか。声出しすぎやわ、最初から。最後には声、出えへんくなるで。一発に込めてアンサーしてくれ。東京、騒げんのか!」と叫ぶ小島さんに「イエーイ!!」と思いきり大きな声で応える会場。「その調子で最後まで俺たちについてきてください」。盛り上がる準備はもちろんOKだ。続いてのユニットコーナーでは、正門さん、末澤さん、草間さんがSexy Zoneの「King & Queen & Joker」、小島さん、福本さん、佐野さんがSnow Manの「君の彼氏になりたい。」を披露。キラキラのアイドルソングや胸キュンソングも、楽曲の世界観に入り込めるのがAぇ! マジック!そして、遊び心が光ったのは、「ガチネバゲームコーナー」。彼らのコントでおなじみの佐野さん扮するヨシ子がスクリーンに登場して、「ヨシ子でございまーす!みんな、楽しんでるの? 最近、何か足りてないんじゃないの?Aぇ! groupに何が足りてないのか、ヨシ子気づいちゃいました。それは絆よ~!みんなの絆を深めるために、ガチでネバーエンディングなゲームコーナーを開催しまーす!」と解説。このコーナーでは、福本さんが「君の心に背負い投げ!!」と柔道着で登場した他、草間さんがサッカー、佐野さんが野球、小島さんがバスケットボール、末澤さんがチアガール、正門さんがめがねの女子高生のコスプレで参戦。「Aぇ! groupで一番〇〇なのは俺だ」というお題が自分に当てはまればボックスから出てくるというルールで、3回連続出てくるのが1人ならばゲームは成功。「一番天使なのは俺だ」というお題では、草間さん以外全員が自分は天使!!とボックスから出てきてしまい、遅れて出てきた草間さんは「こんなん終わるわけないやん!!」とネバーエンディングなゲームにご立腹!?「一番Aぇ! groupが好きなのは俺だ」では、福本さんと末澤さん、「一番男気があるのは俺だ」では小島さんと末澤さんが自分に当てはまると名乗り出る。「ちょっと待って!?俺、一番お金払ってるで」と一番男気あると主張する末澤さん。なかなかゲームクリアしないため、救済措置で出てくるのが2名でもOKとなるも、最終チャレンジ「一番大人っぽいのは俺だ」では小島さん、正門さん、佐野さんが名乗り出て、ゲームはクリアならず。これにヨシ子は「ちょっと何してんのあなたたちー!!」と一瞬、顔を曇らせたものの、「ヨシ子、これだけで十分よ。特別にコンサートに戻してあげる」と、佐野さんが作詞作曲した「ストーリぃ!」へ。ゲームコーナーのコスプレ姿のまま始まったMCコーナーでは、おでこが広くなったという正門さんの話題に。正門さんの女子高校生のコスプレ姿は、「水木しげる先生の漫画に出てくる妖怪みたい」と佐野さんからも言われる始末。そんな佐野さんに対しても「いろんな恰好してきたから、慣れてきて。何とも思わんくなった(笑)」と涼しい顔の正門さん。しかし、女子の姿に扮した正門さんと末澤さんの2人が着替えに行こうとすると「えー!!」と観客からブーイングが巻き起こるほど、コスプレは好評の様子。正門さんはそんなファンを見渡し、「皆さん信じられますか?これ、ジャニーズのコンサートですよ?いろいろあるよねぇ?こんなんで笑ってくれる皆さんの懐に感謝!!」とニッコリ。他には福本さんから小島さんへのこんなクレーム(!?)も。「昨日さ、新しいハリー・ポッターのTシャツを着てきたの。本番前に寝てたら、またがってくる人がおって、目を開いたら案の定、こじけん。こじけんがさ、“びわシロップ”っていう粘着質のあるシロップを口からトゥルッてたらしてきて。せっかくのハリー・ポッターTシャツやねん」と落ち込む福本さんに小島さんは「ホントはもうしわけないと思って………ませんっ!!(笑)」とイタズラっ子の笑顔に。また、今回のコンサートは、ユニークなコーナーが盛りだくさんで、47都道府県の地図が登場し、歌う曲をダーツで決める「日本列島ダーツの曲」のコーナーも。福本さんが「東京行こうかな。行くよー!!」と狙いを定めて投げたダーツは千葉にヒット。Hey! Say! JUMPの「恋をするんだ」など、バラエティに富んだ歴代のジャニーズの楽曲を披露するセットリストで、後半を盛り上げていく。ラストスパートでは、福本さんが「イエーイ!!」と叫び、会場一人一人の観客の声を確認するようにコール&レスポンス。ファンだけでなく、「たくさんの人に愛されています。でも、まだ聞いてない人たちがいますよね? スタッフさん。ついてこいよ!」と、スタッフさんにも大声援を求める。想像以上の力強い「イエーイ!!」という声に「これがチームAぇ! group」と笑顔に。「俺たち完全にスイッチ入りました。今から楽器1つでゼロから音楽を作っていきます。最後までよろしくどうぞ」という福本さん、そして末澤さんの「みんなひとつになろうぜ」という言葉を合図に、彼らの魅力が炸裂するパワフルなバンドパートがスタート。彼らの真骨頂と言えるバンド演奏のスタイルで、Snow Manの「ブラザービート」やHey! Say! JUMPの「BANGER NIGHT」を披露。熱気を帯びたステージの上で、メンバーたちが力強く楽器をかき鳴らす中、ステージを縦横無尽に踊り回るのは末澤さん。バンド形式の中にもダンスを組み込むという新しいパフォーマンスの発明は、とにかく圧巻で、どんな時もAぇ! groupらしさを忘れない、という強い思いが伝わってくる。その後、“純情が未だ原動力”と歌うオリジナル曲「PRIDE」では、魂を込めた力強い歌声でシャウト。ロックナンバーにありったけのエネルギーをぶつけ、ファンの心を鷲づかみ。観客を巻き込んでいくそのパッションには、とにかく圧倒される。ラストの挨拶では、草間さんが「楽しかったですか?ありがとう。俺もめちゃくちゃ楽しかった」と笑顔を覗かせる。続けて、「こうやって生でみんなと会って、ライブができることホンマに、ホンマに感謝してます。みんながいるからこそ僕たちは輝けます。だから、輝いている僕たちを見て、みんなも常に輝いていてください。ずっと一緒にいてください。老若男女、全ての方に愛されるグループを目指していますので、これからもずっと応援してください」と語り、真剣な表情に。福本さんは「Aぇ! groupの全国ツアー、最高でしたか?みんなが来てくれるだけで俺たちのやっていることは間違ってなかったなと思えます。これからもいろいろな壁にぶつかるかもしれないけど、それを乗り越え、ぶち壊す自信がつきました。皆さん本当にありがとう」と感謝の想いを語る。そして、コール&レスポンスを振り返り、「さっき女性、男性、スタッフさんと分けて声を聞いて。男性の方の声も聞きました。そうなんです。Aぇ! groupは男性の方も応援してくれるようになってきました。リチャくんも言っていた老若男女の方が応援してくれる理想のアイドルグループに近づきつつあります。皆さんのおかげです。ありがとう。俺たちこれからたくさんの人を巻き込んで、もっともっとでかくなっていきたいと思います。たくさんの人に元気や生きる活力を与えていくので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします」「東京、楽しかったか?」とファンに尋ねた佐野さんは「燃え尽きました。最高でした。もう今回、なんかすごかったですね。正直、今回ツアーやってきた中でも一番めちゃくちゃやったかもしれない。演奏もすっげー激しかったから。テクニックじゃない熱量を受け取ってくれましたか?楽器下手くそやし、歌下手くそやし、もちろんプロの方にはまだまだ敵わへんところがいっぱいあると思います。でも、Aぇ! groupにしかもってへんところはいっぱいあるし。俺らしかもってへん、磨けば輝く宝石みたいなもんいっぱいある。Aぇ! groupは無敵やと思ってるんで。今日のライブを見てくれたら分かると思うけど、熱量だけはマジで誰にも負けへんから。このまま進化し続けるんで、これからもついてきてください」と、まっすぐな言葉を投げかけ、どこまでも熱い。小島さんは愛おしそうに会場をみつめ、「マジでやばいな。女子も男子もスタッフもやべえなぁ。Aぇ! groupの周りやべえなってなって、Aぇ! group、さらに相乗効果が高まって。日本で一番熱い場所になったんじゃないでしょうか。めちゃくちゃ熱かったな。すげー楽しかった!!でもまぁ、今日はここらへんでお開きやけど、また会えるから。またみんな会いに来るし、みんなも俺らに会いに来ます。これ、強制!!(笑)また会えるから。その時はもっともっと大暴れしましょう」と微笑む。「今日は幸せでしたか?」という言葉を投げかけたのは末澤さん。「最高に幸せでした。ホンマにこういう一体感を作るライブは俺らにしかできへんと思ってるし。真似できへんと思っているから。一体感を作ってくれるみんながホンマに俺たちの誇りです。だから、これからも楽しい時間を一緒に作っていきましょう。俺たちまだまだ全力で、全身全霊で、頑張っていくので、今後ともよろしくお願いいたします」と、全力宣言!最後は正門さん。「ホントにAぇ! groupを詰め込んで、カッコいいところからわちゃわちゃからコスプレで変な恰好から、バンドまでやって。マジで今のAぇ! groupだかせこそ見せられるものを詰め込んだライブになりました。皆さんの反応を見て、やってきたことや今頑張っていることの方向は間違ってないんだということを日々感じています。どうぞ皆様、どんな集団になっていくか、楽しみにしていてください。本日はありがとうございました」ラストソングは、小島さんが作詞、佐野さんが作曲したオリジナル曲「ボクブルース」。応援してくれるファンに向けたラブソングを「君のために歌うよ」とまっすぐな眼差しで歌いあげる。何があっても信じあえたらとファンとの絆を歌う感動的なメッセージソングで幕を閉じた。そして、アンコールはオープニングでも歌った「Aッ!!!!!!」。正門さんの「楽しかったか? 最高の思い出、作れたか?俺たちの宝物が増えました。皆さん、これからもどうぞAぇ! groupについてきてください」という声にこの日一番の拍手が…。Aぇ! groupの熱さを証明したステージ。彼らはこれからも、予想もしないAッ!!!!!!と驚く激熱な感動エンターテインメントを届けてくれるに違いない。Aぇ! group の画像特設ページはコチラ写真・小池理恵、取材、文・福田恵子
2023年06月04日ジャニーズ事務所は26日、故・ジャニー喜多川前社長の性加害問題の対応策として、書面を通じて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」を発表した。同社はまず、「ジャニー喜多川による問題について、大変なご心配と大きなご不安を与えてしまっておりますこと改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。今回の問題について、「声を上げられたかどうかに関わらず、所属経験のあるすべてのタレントへの心のケアが最重要と考えております」とし、「専門家に監修をいただき、心療内科医に委嘱して、本問題によって心を痛めたジャニーズ事務所の所属経験者を対象にした外部機関としての相談窓口を5月31日に開設します。この窓口では完全にプライバシーに配慮した形で心療内科医・公認心理師がご相談者それぞれの心の問題に対応し、できる限りのケアを行います」と方針を記した。また、「今回の問題は、弊社におけるガバナンス上の課題を浮き彫りにしたもの」との認識を示し、「現在社内では、ガバナンス改善に向けた対応・準備を急速に進めておりますが、複数の識者の目を入れて、弊社の問題点をしっかりと受け止める必要があり、それなくして未来への道はない」との決意を表明。3名の専門家で構成された「再発防止特別チーム」を立ち上げ、「ガバナンスをはじめとした社内の事実関係を確認の上で、再発防止に向けた弊社への提言を行います」と同チームの役割を補足した。さらに、3名の「社外取締役」の就任も報告。「特別チームによる提言を受けた再発防止策の確実な遂行を含めた、経営改革を推進致します」と伝え、「以上のような対応を進めさせて頂くに当たり、皆様にご報告すべき事項が発生した際には適宜お知らせさせていただきたいと考えておりますので、今後とも、これまで以上に様々なご意見ご指摘を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」と結んでいる。■心のケア相談窓口の詳細運営体制:プライバシーを保護した心療内科医または公認心理師による個別対応の実施対象者:ジャニーズ事務所の所属経験者監修者:鴨下一郎 (かもした いちろう)心療内科医。元衆議院議員。環境大臣、厚生労働副大臣、厚生労働委員長を歴任。一般社団法人日本心身医学会名誉会員 認定医。特別非営利活動法人日本心療内科学会 顧問。心療内科医というバックグラウンドを活かし、年金・医療などの社会保障分野で数多くの政策課題に取り組む。医療現場の最前線で心の病気に向き合い続けてきた経験に基づき、本窓口の運用を監修。■「外部専門家による再発防止特別チーム」について本チームは元検事総長である林眞琴氏の指揮の下で組成。複数の有識者および弁護士から本件における適任者として林氏の名前が多く上がった事が、林氏に本件を依頼した理由。林氏を含む3名のメンバー全てが、これまで同社と関係を有していない。この特別チームに、独立性・公正性を確保しつつ、同社のガバナンス上の問題点の把握及び再発防止策の策定・提言を行う。・林眞琴(はやし まこと)昭和58年検事任官。東京地方検察庁特別捜査部検事、在フランス日本大使館一等書記官、法務省矯正局総務課長、法務省刑事局長、東京高等検察庁検事長、検事総長等を歴任し、令和4年に検事を退官し、現在、弁護士。・飛鳥井 望(あすかい のぞむ)精神科医。公益財団法人東京都医学総合研究所副所長、日本トラウマティック・ストレス学会初代会長を歴任。現在、公益社団法人全国被害者支援ネットワーク理事、公益社団法人被害者支援都民センター理事長。・性加害等の被害者支援の実践を行っている臨床心理の研究者(女性)※所属機関内での手続中のため、現時点では氏名は非公表。■社外取締役3名についてコンプライアンス遵守、再発防止策の確実な遂行を含めた経営体制の改善と強化に向け、2023年7月1日付で、社外取締役に以下の3名が就任予定。・中井 徳太郎(なかい とくたろう)「企業経営の脱短期思考」「SDGs やカーボンニュートラルの推進」などの発信を通じて、様々な社会改革を提言してきた実績がある。時代に即した企業のあり方、社会と向き合う姿勢づくり等、社外取締役として、厳しい助言を求める。<経歴>1985年大蔵省(現 財務省)入省。主計局主査などを歴任。1999年富山県庁へ出向。(2002年まで)2002年財務省広報室長。2009年財務省理財局計画官。2010年財務省主計局主計官(農林水産省担当)。2011年7月に環境省に異動、総合環境政策局総務課長、大臣官房会計課長、大臣官房秘書課長、大臣官房審議官(総合環境政策局担当)、大臣官房審議官(総括担当)、廃棄物・リサイクル対策部長、総合環境政策統括官、環境事務次官を歴任。2022年日本製鐵株式会社顧問に就任。・白井 一幸(しらい かずゆき)プロ野球の選手・コーチとして培ってきた経験を基にしたコーチング理論は、多くの企業や組織で、高い評価を得ている。厳しい競争のあるエンターテインメント業界の最前線でプロフェッショナルとして研鑽する所属タレント、またそのタレントをサポートするスタッフたちが、白井氏のコーチングを受けることは、これまでよりも広く柔軟な視点を養い、改めて社会から信頼される企業になれるきっかけになると考えている。<経歴>1983年ドラフト1位で日本ハムファイターズ入団。2009年野球解説、コーチングをテーマにした企業研修、講演を主軸に活動開始。2018年「プロ野球界初の企業研修講師」として各企業との提携をはじめ、商工会議所、大学、スポーツ界などへ人材育成、 チームビルディングをテーマに研修を開始。2020年北海道銀行女子カーリングチーム「フォルティウス」のメンタルコーチに就任。2021年北海道バスケットチーム「レバンガ北海道」のメンタルコーチに就任。2022年2023年WBC侍ジャパンのヘッドコーチに就任。8月北海道医療大学客員教授就任。・藤井 麻莉(ふじい まり)第⼆東京弁護士会副会長としてハラスメント相談員・調査委員を担当し、企業のパワー・ハラスメント調査委員会委員経験を有する。男女共同参画の専門家として組織のハラスメント防止施策に携わるなど、ハラスメント領域において豊富な対応経験を持つ。コーポレートガバナンス、コンプライアンスを中心に企業法務全般を取り扱う。ハラスメント領域に対する高い専門性や実践経験は、コーポレートガバナンスの体制の強化に向け、大きな推進力になると考えている。<経歴>2006年森・濱田松本法律事務所2012年内閣府男女共同参画局推進課課長補佐2019年三浦法律事務所パートナー(~現在)第二東京弁護士会 副会長2020年日本弁護士連合会 常務理事2020年文京区男女平等参画推進会議 委員(~現在)2022年第⼆東京弁護士会男女共同参画推進⼆弁本部本部長代行(~現在)2022年日本弁護士連合会男女共同参画推進本部委員(〜現在)2022年日本弁護士連合会ダイバーシティ&インクルージョン推進検討 WG 委員(~現在)
2023年05月26日アイドルグループ『KAT-TUN』の中丸雄一さんが、青年コミック誌『月刊アフタヌーン』で、長年の夢だった漫画家デビューを果たします。これまでボイスパーカッション、イラスト制作、動画編集などクリエイティブな才能を発揮してきた中丸さん。2020年には、ジャニーズグループが幅広い社会貢献・支援活動を目的に設立したプロジェクト『Johnny’s Smile Up ! Project』内で、『ステイホーム4コマ』を執筆し、本格的に漫画制作に取り組み始めました。地道な努力を積み上げて3年、ついに『月刊アフタヌーン』2023年8月号にて短期集中連載をスタートさせることになったのです!中丸雄一念願の漫画家デビュー記念すべき漫画家デビュー作のタイトルは、『山田君のざわめく時間』。細かいことがやたらと気になり、さまざまなことに内心「ざわめいて」しまう青年、山田雄一(やまだおいち)の日常を、中丸さんらしいウィットとユーモア、そして独自の視点で描く日常系ショートストーリーとなっているのだとか。念願の漫画家デビューを果たした心境を、中丸さんはこう語っています。長年の夢である「漫画家になる」の一歩目を踏み出すことが、ようやくこの度決まりました。 中学時に一度は諦めた夢でしたが、様々な経験値が増えた今なら叶えられるのではと考え、本格的に目指してからは約7年かかりました。もう執念です。 気に入っていただけるように心を込めて描きました。まじで人生の一部を注ぎました。読んでもらえたら嬉しいです。アイドルの多忙なスケジュールの合間を縫って、自分の夢を追い続けてきた中丸さん。「もう執念です」という言葉からは、7年間の道のりが決して容易ではなかったことがうかがえます。努力と執念で夢を叶えた中丸さんに、SNSでは多くのファンから祝福のコメントが寄せられました!・中丸先生、漫画家デビューおめでとうございます!・長年の夢を叶えるために、忙しい中コツコツと作業していたこと、尊敬します。・諦めない気持ちの大切さを教えてくれてありがとう。・よっっっ!!大先生!!今後は漫画家としても、持ち前のユーモアと明るさで多くの人に元気を与えるでしょう。『漫画家・中丸雄一』の活躍に期待したいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月26日《ジャニーズ事務所で経験させていただいたこと、ファンの皆様に出逢えたこと、僕たちIMPACTorsは心の底から感謝しております。ファンの皆様に幸せを届けられるよう前進し続けます。これからも僕たち7人の応援をよろしくお願い致します》5月16日、ジャニーズJr.のグループ「IMPACTors」がジャニーズ事務所を25日に卒業すると発表された。公式サイト「ISLAND TV」で発表され、メンバー一同は冒頭のようにコメント。ジャニーズアイランド代表取締役社長の井ノ原快彦(47)も、メンバー全員の名前を挙げて《これからも体に気をつけて、人生を楽しんでください。そして、一人でも多くの人を笑顔にできるよう、共に頑張りましょう!》とエールを送っている。グループは’20年10月に結成され、メンバーは佐藤新(22)、基俊介(26)、鈴木大河(24)、影山拓也(25)、松井奏(22)、横原悠毅(26)、椿泰我(25)で構成。今月22日~25日まで行われる『東西ジャニーズJr. Spring Paradise』東京公演をもって、約2年7カ月の活動に終止符を打つ。そんな彼らの育て親といえば、昨年10月31日付でジャニーズ事務所を退所した滝沢秀明氏(41)。「IMPACTorsはグループ名が決まるまで、ファンの間で『クリエC』と呼ばれていました。’20年5月に新型コロナの影響で中止となった『ジャニーズ銀座2020』のC日程に出演予定だった7人で、会場名の『シアタークリエ』に因んでいます。その後、同年10月16日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、正式なグループ名がサプライズ発表されました。当時ジャニーズ事務所の副社長だった滝沢氏が、“衝撃”を意味する『IMPACT』と“俳優”の『ACTOR』をかけ合わせて考案しました」(芸能関係者)退所後の動向に注目が集まっていた滝沢氏だが、今年3月にアーティストをプロデュースする会社「TOBE」を設立。現在、公式サイトではオーディション希望者を募っており、その応募期間は「常時」とされている。また、注意事項には《既に特定の芸能プロダクション等の団体に所属または契約されている方は応募いただけません》とも記載。そのためIMPACTorsの退所に伴って、ファンの間では滝沢氏との“合流”を期待する声が上がっている。《タッキーのとこ行くのかな?今後の活躍を祈ります》《インパク、タッキーのところで新人たちのお手本グループになってくれないかなと思ってしまう…》《滝沢君設立のの新会社へ移籍してしまえば良いのに、と無責任ながら思ってしまう》IMPACTorsにとって滝沢氏はまさに“恩人”。退所後も忠誠を誓って“奉公”に走るだろうか、果たして――。
2023年05月17日上原剣心(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)が初主演、冨岡健翔(ジャニーズJr.)が出演する舞台「恐怖コレクター」が2023年5月13日(土)に開幕。初日を直前に控え、ゲネプロ取材会が開催された。「学校の怪談」や「都市伝説」を描いた本作の原作は佐東みどり・鶴田法男による角川つばさ文庫の超人気ホラーシリーズ「恐怖コレクター」。2022年12月に20巻が発売され、累計部数は80万部を突破、コミックスも絶賛発売中の、文字通り“みんな読んでる”ホラー作品として、小中学生の間ではおなじみの存在となっている作品だ。今回の舞台化では、脚本・演出に畑雅文を迎え、主人公・千野フシギ役を上原が、その相棒で呪いによって人面犬にされてしまったジミーを冨岡が演じる。「GHOST HOUSE」「SEVEN DAYS」「ESCAPER」「DEATH TWEET」「CHERRRY BLOSSOMS」の5つのエピソードから構成された今回の物語は、ある学校に通う中学生たちを巻き込んだ「都市伝説」にまつわる物語が綴られる。心臓が跳ね上がるシーンや背筋が寒くなるような展開もあるが、ジミーや学生たちの明るさが恐怖の緩和剤になり、ホラーが苦手な人でも楽しめる作品に仕上がった。特に後半は、ほっこりするやり取りや涙を誘う切ないエピソードも用意されており、あっという間の100分間となっている。また、プロジェクションマッピングの使い方も効果的で、「都市伝説」の世界を見事に視覚化していた。囲み取材には、上原、冨岡、寺山武志、脚本・演出の畑が登壇。舞台初主演となる上原は「主演をいただいて、とっても嬉しくて、色々と(演出の)畑さんに聞いて頑張ったので、楽しみにしていただけたら嬉しいです」と笑顔を見せた。稽古について聞かれると、「毎日の稽古は大変だなと思っていたのですが、(稽古場に)着くと畑さんが面白いことを言ってくれるので、楽しく稽古に挑むことができました。」と振り返った。そして、「僕は普段からじっとできないのですが、フシギはじっとしないといけない役なのでそれが大変でした」と役作りの苦労も明かした。人面犬・ジミーを演じる冨岡は「稽古で積み上げてきたものを出していけるように最後まで頑張っていきたいと思います」と挨拶すると、「ホラーテイストで怖いシーンもありますが、登場人物一人ひとりに青春物語があるので、総合してとても面白い作品になっていると思います。是非ともご期待いただければ」と胸を張った。寺山は「都市伝説を扱っているので怖いシーンもありますが、ストーリーが進むにつれて、フシギとジミーの関係性にほっこりしたり、笑いを感じられます。生徒たちの関係も深まっていくので、舞台を通して見ていただけると嬉しいです」とコメントした。また、畑は「今作の見どころは、役者・上原剣心の決めポーズです。彼が演じるフシギが呪文を唱えるシーンがいくつかあるのですが、その都度、決めポーズが違います。原作者の方から、決めポーズを撮ってほしいと言われて、慌てて二人でああしよう、こうしようと話し合って作ったので、それを見てほしい」と明かした。続いて、「剣心くんが腹式呼吸をできているかもポイントです。腹式呼吸のやり方を冨岡さんがお腹を自ら出して教えていたので、その成果を本番で発揮できるか、注目してください。物語の中で(上原が演じる)フシギがちょっとずつ成長していくので、そのちょっとしたお芝居の違いも見どころです」とアピールした。最後に上原は「僕は表情の演技が大事だと思っているので、そこを意識したいと思います。主演としてやるべきことは多いですが、しっかりと覚えてミスをしないように頑張ります」と力強く話して、会見を締めくくった。こわくて面白い都市伝説の世界をぜひとも生の舞台で味わってもらいたい。【公演概要】タイトル:舞台「恐怖コレクター」原作:佐東みどり・鶴田法男 「恐怖コレクター」(角川つばさ文庫 刊)脚本・演出:畑雅文 監修:鶴田法男日程:2023年5月13日(土)~21日(日) 全12回 会場:草月ホール出演:千野フシギ役 上原剣心(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)ジミー役 冨岡健翔(ジャニーズJr.)有村役 小林輝隼池谷役 米本奏哉内山役 室伏佑哉榎本役 寺内勇貴大島役 北原十希明笠松役 川口調木咲役 りきまる池谷兄役 佐藤匠斉藤役 寺山武志ヒミツ役 上田琳斗ナノカちゃん役 山本恵大声の出演 葵あずさチケット:9,500円(全席指定・税込・前売&当日共)※3歳未満入場不可 チケットに関するお問い合わせ: information2@pia.co.jp (平日10時〜18時)公式サイト: 公式Twitter: (@kyocolle_stage)主催:舞台「恐怖コレクター」製作委員会【原作情報】「恐怖コレクター」シリーズ作:佐東みどり・鶴田法男絵:よんKADOKAWA/角川つばさ文庫都市伝説のウワサが広がる町では、フード姿の子供が目撃されているという。「赤い手帳を持っていた」という人もいれば、「子供には顔がない」という人がいたりと、その情報はさまざまだ。どうやら、「赤い手帳」を持っているのは千野フシギという少年で、彼は都市伝説の呪いを「回収」しているようだけれど——!?そう、都市伝説は現実に起きているのだ!都市伝説の呪いを追う少年・千野フシギと、都市伝説を具現化する少女・千野ヒミツ。この鬼ごっこの結末は――!?そして「呪い」に隠された驚きの真実とは!?怖いのにやめられないと超話題、ノンストップ・ホラーミステリー! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月13日『SixTONES』の松村北斗さんと、『なにわ男子』の西畑大吾さんが、2023年7月から放送を開始するテレビドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)で、主演を務めることが発表されました。青崎有吾さんの同名小説を原作にした『ノッキンオン・ロックドドア』は、不可能を専門にした探偵・御殿場倒理(ごてんば・とうり)と、不可解が専門の探偵・片無氷雨(かたなし・ひさめ)が、奇妙な難事件を解決していくミステリー作品です。テレ朝新ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』監督は堤幸彦今回、監督を務めるのは、9年半ぶりにテレビ朝日のドラマでメガホンを取る、堤幸彦さん。これまで『ケイゾク』(TBS系)、『トリック』(テレビ朝日系)、『SPEC』(TBS系)など、数々のミステリー作品をいずれもヒットさせてきた堤さんが、松村さんと西畑さんと初タッグを組みます。また、松村さんと西畑さんにとっては、今回がテレビドラマ初主演。大抜擢に意気込みを語っています。松村北斗コメント僕はお芝居の経験が多いわけではないので、この作品に取り組むにあたって、すごく不安もあったんです。でも、リードしてくれるのが堤監督だと聞いて、すごく安心感を覚えました。堤監督は、特に僕らの世代にとっては、いつかご一緒したいと考えて当たり前だと思うほどの方。今すごく喜びを感じています。監督は現場でムチャブリもされるそうですが(笑)、必死に食らいついていきたいです!西畑大吾コメント企画書で堤監督のお名前を見て、普通に声に出して「すごっ!」って言っちゃいました。『トリック』や『SPEC』など、僕も大好きな作品を手掛けられた方で、いつかはご一緒したいと思ってましたから!現場では緊張しちゃいそうですけど、自分らしく監督といっぱいお話をしながら、氷雨という役を固めていきたいです。監督のムチャブリにも挑戦できるなんて、すごくありがたい機会だなってワクワクします。すでに話題性十分な『ノッキンオン・ロックドドア』は、毎週土曜の夜11時からの放送です。[文・構成/grape編集部]
2023年05月10日最新アルバム「Fantasia」を引っ提げ、231,000人を動員する全国6都市・20公演のアリーナツアー「KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia」を開催中のKAT-TUN。ゴールデンウィーク後半、2023年5月6日(土)13時から横浜アリーナで行われた公演の模様を【ネタバレありで】レポートします。ジャニーズ初、ステージ上に砂のカーテンの演出が登場したKAT-TUNライブ今回のコンサートでは、“ジャンルレス”を掲げて多彩な楽曲を収録した最新アルバム「Fantasia」から16曲を披露。様々な曲に挑み、音楽的なキャリアを積み重ねてきた“KAT-TUN”の今を届けるステージだ。レーザー光線が飛び交う楽園のようなセットのトライアングルから堂々と登場した3人がまず歌ったのは、「DIRTY LUV」。止められない鼓動の高まりを歌う情熱的な曲にシンクロするように炎の特殊効果が眩く、激しく、飛び交う。ステージが炎に包まれるこれぞザ・KAT-TUNな幕開けに会場のペンライトが激しく揺れる。「いらっしゃいませ~」と挨拶をして、上田竜也さんが雄叫びを上げると、「Hey! 横浜~!」と中丸雄一さんも負けじと叫び、亀梨和也さんは「俺のことを興奮させろよ!」とオラオラモード全開に。花道で移動する際には上田さんは腕をブンブン回しながら煽ったり、ダンサーさんを担いでグルグル回す場面もあったり、エネルギッシュに大暴走する姿も発見。昨年のツアー「KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honey」は、大人っぽくおしゃれな楽曲中心だったが、今回のツアーではワイルドでロッキンなKAT-TUNの魅力を見せつける楽曲が盛りだくさんだ。懐かしの楽曲が随所に盛り込まれたセットリスト。2006年3月22日にリリースされたデビュー曲からラップ詞が新たに書き下ろされ生まれ変わった「Real Face#2」も披露。中丸さんは巧みなボイスパーカッションで本領発揮。上田さんはラップパートをワイルドに歌いながらサングラスを外してウインクする姿も。セクシーな歌声とサビ前の舌打ちで会場を沸かせたのは亀梨さん。代表曲も進化を遂げ、今年でデビュー17周年を迎えたKAT-TUN。3人のハーモニーは最強にパワフル。これまで激しい炎や美しく壮大な水の演出など、様々な圧巻の演出で会場を魅了してきたKAT-TUNのコンサート。今回は、ジャニーズで初となる砂の演出がお目見え。「DON’T U EVER STOP」の終盤では、ステージ上へ縦6m、横12mという巨大な砂のカーテンが登場。300kgもの砂を使用した新しい試みが目玉に。サラサラと流れる砂のカーテンは、壮大な砂漠のよう。そんな幻想的な空間を生み出す中で歌ったのは、失うものなど何もないというワードがあの頃を彷彿とさせる2008年の楽曲。“生きろロック道”など、歌うワードから、初期のKAT-TUNがワイルド路線一直線だったことを改めて実感する。まるで中丸さん演出の舞台のような世界観が味わえたのは「KAT-TUNのきっとカトゥーン」という架空番組のラジオコーナー。トークは横浜アリーナで公開収録を行う「特別編」ということでスタート。前の日の5月5日公演では、横浜=中華料理ということで、中華料理では何が好きか大盛り上がりしたという。「亀梨くんの1位はザーサイっていう話でね、引くほど、会場が割れんじゃないかっていうくらい盛り上がりましたけども」と言う中丸さんに「いや、ザーサイで盛り上がってくれるほど…。皆そんな感じじゃなかったですけど」と苦笑いする亀梨さん。しかし、中丸さんはめげずに「2番目に好きな中華は一体何だい!?…って話ですよ!」と軽快にザーサイトークを続ける。続いての「KAT-TUNのアポなし生電話」のコーナーでは、会場のファンのお悩み相談に生電話で解決。職場の同期とコンサートに来たという男性と女性にお話を聞くことに。男性同僚を誘った理由を「(亀梨さんを)昔、好きだったらしいので」という言葉を聞いて「昔好きだった」とショックを受ける亀梨さんに「ザーサイあげるから…」と、なだめる中丸さん。気を取り直して、「今日もう1回、好きにさせないとな」とキメ台詞のようにつぶやく亀梨さんに会場は「フゥー!!」と盛り上がる場面もあった。ソロ曲はアルバム「Fantasia」に収録されている最新ソロ曲をそれぞれの世界観で披露。亀梨さんは大貫亜美さんが作詞、UTAさんが作曲を手掛けた「未完成な」をスタイリッシュに踊りながら歌った。もどかしい恋の曲を時には切なく、時には悩ましい表情を浮かべながら甘い声で歌う姿は観客の目を集める磁力に溢れている。中丸雄一さんは自身が作詞した「New sight」を。常識に縛られず思考を巡らせて新たな扉を開こうと歌う謎かけのようなメッセージソングで中丸ワールドへ誘う。リリックにラップを織り交ぜるところも中丸さんらしさ満点。上田さんは、自ら作詞を手掛けた「ユダ」で映像演出を交えながらパフォーマンス。仮面をつけたダンサーと共に踊り、ダーティーで狂気的な世界観を表現。最後にはあっと驚かされる結末に息をのむ。まったく違うテイストの楽曲を歌った三者三様のソロ曲は見応えたっぷりだ。ハッピーな空気に包まれたのは、「KAT-TUNの現場」。この曲は皆大好き、KAT-TUNライブの時間をユーモアたっぷりに歌う“KAT-TUNライブあるある”ソング。火花スパークラーや水の演出、火薬の量に驚かされるなど、演出についても描かれるこの詞は中丸さんが手掛けたもの。KAT-TUNライブ未体験の人にもぜひ聴いて欲しい1曲。きっとライブに参戦したくなるはずだ。「ちょっとMCの時間に入りたいんで…」とファンに着席を呼びかけようとした中丸さんが目を丸くして「皆すでに座ってるっ!?」と驚きつつ始まったMC。今回のツアーは公演数が多いことから、「感覚的にはどうですか?」とメンバーに尋ねる上田さん。亀梨さんは「ちゃんと体にはキテるけど…」、中丸さんは「いつも以上にケアしました」とメンテナンスをしながらコンサートに挑んでいるという。「毎公演、毎公演できているのは、本当に皆の存在のおかげですよ」としみじみする亀梨さん。すると上田さんが「俺は男子校で体育祭をやったからわかるの。男の声じゃ、やる気が出ない!!」と女性の声のパワーは絶大だとキッパリ。亀梨さんが男性の歓声や男性のファンが自分のファッションを真似してくれていることが嬉しいと話すとそこから男性限定ライブだったら演出やパフォーマンス、セットリストも変わるのでは…という話に。「マインドが変わるかもってことですよね。確かに男性の前でこう(舌なめずりするしぐさ)しない」と笑う中丸さん。結局、女性ファンが大半なので男性限定ライブはやらないが、「性別関係なく、こうやって集まれるのが幸せってことですよ」と亀梨さんがまとめる。そして、ニューアルバムがランキング1位を獲得した話から、中丸さんは「支えてもらってますよ。僕らもデビューして17年経ちました。18年目に入りました。まぁ、いろいろあったグループかもしれません。楽しくね、こうやってやれているってことは…ありがたいな、と」と感謝の想いを話すと、上田さんは中丸さんを見て、「そのウロウロして話すのは何なの?」、亀梨さんは「(綾小路)きみまろさんスタイルじゃない?」と突っ込み。「マジできみまろさん、リスペクトしてるから!10年後、20年後、ああいう風に(お客さんいじりを)やりたい」と中丸さんが実演する一コマも。絶妙なテンポ感で楽しい掛け合いトークを繰り広げる3人に会場は笑顔に包まれっぱなしだ。ラストはバラード曲「夢で逢いたい」をしっとり歌い上げる3人。高さ14mから吊られた円形ゴンドラに乗ってアリーナ上空を移動する姿は、まるで夢か幻か――。そして、最後の挨拶では、上田さんがトップバッターで口を開いた。「皆さん、今日は本当にありがとうございました。3年ぶりに声が出せるということで、皆さんの声をたくさん聞けて、とても幸せに思っております。横浜もね、もう終わりで残りは静岡だけとなりますがこの場でもらったパワーを引き継いで静岡に持っていきたいと思いますので、皆さんも引き続き笑顔でいてくれたらと思います」。続いて中丸さんが会場をみつめながら、「皆さん今日はありがとうございました。いや、めちゃくちゃ声が出ていましたね。ホントにハッスルしていたし、ホントにKAT-TUNのファンって元気だなと思いましたね。皆さんのおかげで17年経ちまして、これからも頑張りたいなと思いましたけど、どうやら皆さんも頑張っている感じがしましたね(笑)。僕らは負けませんから。また来年に向けて頑張りましょう。…また会いましょう!」。最後は亀梨さん。「本当にありがとうございました。…興奮したわ(笑)。ホントにこうやって声を出してね、騒げる時間っていうのは、自分にとって幸せなことですし。限りある時間の中でこの景色を共有できていることをしっかりと忘れないでいたいと思います。皆さんもしっかり大切に胸にしまって、これからも共に素敵な景色を見て歩んでいけたら嬉しいです。幸せでした、ありがとう」。アンコールが終わっても、いつまでもいつまでも鳴りやまないKAT-TUNコール。彼らへの長年の愛情が伝わってくるハイフンの声援は、最高にパワフル。ラストソングで歌った「夢で逢いたい」で描かれるのは、等身大のKAT-TUNの姿。あの日の未来が今日ならば、僕はどう映るだろう…と問いかける。すべてを受け入れて、今輝きを放つKAT-TUNの3人が歌うのは、まだまだ君が描く想像を超えたいという願い――。どんな時も寄り添ってきたファンと夢を見るなら、果てしない希望も一緒に叶えられるはずだ。KAT-TUN の画像特設ページはコチラ写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年05月09日2023年7月からTBS系で放送を開始する、新テレビドラマ『トリリオンゲーム』で、アイドルグループ『Snow Man』の目黒蓮さんが主演を務めることが、同年5月9日に発表されました。目黒連、TBS新ドラマ『トリリオンゲーム』で主演雑誌『ビッグコミックスペリオール』で連載中(同月現在)の同名作品を実写化した『トリリオンゲーム』。世界一のワガママ男のハルと、まじめで不器用なエンジニアのガクという正反対の2人が、1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぐ夢に挑戦する姿を描いた作品です。目黒連さんが演じるのは、類まれなるコミュニケーション能力と、未知の世界にも果敢に飛び込んでいく度胸を併せ持つ、主人公のハル。楽天家に見えて、その実、計算高く、悪いことにもブレーキの利かない危険な野心家というハルは、これまで好青年を演じることが多かった目黒さんのイメージを一新する役柄でもあり、新境地を開拓する姿にも期待がかかります。『トリリオンゲーム』主演、ハル役・目黒連コメント原作を読ませていただいて、とにかく物語が面白くて今からこの世界に入れると思うとすごくうれしかったです。ハルというキャラクターは自分自身と真逆のキャラクターなので、自分がどれだけ演じられるのか不安もありますが、ワクワクしています。正反対であるハルとガクがどんな二人になっていくのか、そして、1兆ドルを手に入れるためのロードマップをどのように駆け上がっていくのかを楽しみにしていただけたらうれしいです。原作を知っている方は「トリリオンゲーム」の面白さをご存知かと思いますが、ドラマ化をきっかけにこの作品をもっとたくさんの人に共有して面白さを分かち合いたいです。目黒連とタッグを組むのは、佐野勇斗主人公・ハルの相方であり、優れたプログラミングスキルを持つものの、その能力や人柄が評価されずにいるガクを演じるのは、2018年公開の映画『ちはやふる -結び-』などで知られる、俳優の佐野勇斗さん。劇中では、中学時代の同級生であるハルと再会し、1兆ドルを稼ぐ夢へと挑戦することになります。『トリリオンゲーム』ガク役・佐野勇斗コメントドラマのお話をいただく前に、知人から原作を薦められて読んでいてすごく好きになった作品だったので、出演のオファーをいただいたときはすごく驚きましたし、うれしかったです。演じさせていただくガクは天才プログラマーなのですが、僕自身は機械が苦手なのでタイピング含め、色々とガクに近づくために練習しています(笑)。ブレーキの利かないハルとタッグを組む、人とコミュニケーションをとることが苦手なガクは、自分の強みであるプログラミングスキルを使って、どのように1つ1つのミッションを仲間たちとこなしていくのか、そこに注目して金曜日の夜を過ごしていただければと思います。僕も原作ファンの一人なので、ファンの方にも楽しんでいただけるよう全力で演じきりたいと思います。楽しみにしていてください。目黒さんにとって、TBS系ドラマでの単独主演は今回が初めて。また、原作が『マンガ大賞2022』にもノミネートされた人気作というだけに、脇をかためる俳優陣の続報も待たれます。[文・構成/grape編集部]
2023年05月09日アイドルグループ・ジャニーズWESTが、8月19日・20日に東京と大阪で開催される「SUMMER SONIC 2023」に出演することが9日、わかった。2014年にデビューしてからの9年で、ライブでは累計約290万人を動員し、2022年にはアリーナツアーを経て、京セラドーム大阪を皮切りにナゴヤドーム、東京ドームを含めたドームツアーも成功させたジャニーズWEST。昨年、野外音楽フェスへの初出演も果たした。今回、ジャニーズWESTは8月19日の大阪・MOUNTAIN STAGEと8月20日の東京・MARIN STAGEの両ステージに出演が決定。10周年を目前に控えた7人が、日本を代表するフェスでどんな進化を遂げるのか、注目が集まる。コメントは以下の通り。■重岡大毅サマソニに出られることになり、今から燃えています。青春大爆発! ライブにかける情熱をステージにぶつけます! 絶対にジャニーズWESTを観て良かったと思ってもらえるライブをやるので、ご興味のある方はぜひ観に来てください! 絶対に後悔させません!■桐山照史ジャニーズWESTにとって、「今年もフェスに出たい」というのが夢のひとつでした。それが、あのサマソニで実現できるということで、メンバー一同今から浮き足立っております。ジャニーズWESTを知っている方も初めて観るという方も、一緒に僕たちの音楽を楽しんでもらえたらと思います。ジャニーズWEST史上、一番アツい夏にしてやります!■中間淳太出演できると聞いたときは、とてもうれしかったです。サマソニは、僕にとって未知の世界。本当に初めての経験なので、すごく楽しみです。来てくださった方を全力で楽しませられるよう、頑張ります。よろしくお願いします。■神山智洋ジャニーズWESTが、今年はサマソニで大暴れさせていただけるというお話をうかがった時は、メンバーみんな拳を力強く握りしめました! ジャニーズWESTのファンの皆さまはもちろん、僕たちを知らない、観たことがない、音楽を聴いたことがない方たちにも、少しでも「こいつら、カッコええやん」って思ってもらえるような熱いパフォーマンスを用意しますので、ご興味のある方はぜひ僕らのステージを観に来てくださるとうれしいです! 絶対に後悔はさせません! 一緒に楽しみましょう!■藤井流星昨年、初めて野外音楽フェスを経験してから、今年も出たいという気持ちがずっと胸の中にありました。それが、まさかサマソニというステージで叶うなんて。とてもうれしく、ビックリしています。いつか出たいという思いで、昨年メンバーとサマソニを観に行きました。「あそこでやりたい」とメンバーとも話していたステージに、実際に立てること、本当に光栄に感じています。全力で楽しみたいと思います。■濱田崇裕昨年のサマソニを観に行きました。今年、そのステージに自分たちが出演できることになり、最高にうれしさとワクワクが湧き出ております。大阪、東京ともにジャニーズWESTの音楽で、たくさんの人たちが楽しんでくれることを願っています。そして、僕たち自身もすごく楽しみにしています!■小瀧望昨年、初めてサマソニへ遊びに行かせていただき、めちゃめちゃ楽しませてもらいました。来年は自分たちがこの場所で歌いたいと願っていたので、参加できることが本当に幸せです。いろんなアーティストの方とサマソニを盛り上げたいと思います。よろしくお願いします。
2023年05月09日アイドルグループ・ジャニーズWESTが、5日から大阪城ホールで全国アリーナツアー「ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2023 POWER」を開催。7日までの3日間5公演で計6万人を動員した。グループ史上過去最高の初週売上を記録したアルバム『POWER』を引っ提げて開催された同ツアー。表現力や想像力、結束力、パフォーマンス力と、あらゆる“力”に磨きを掛けたジャニーズWESTを⾒せるべく、藤井流星が中心となり演出や構成を練り上げた。地元・大阪でのライブが幕を開けると、圧倒的な熱量で会場を巻き込んでいった7人。「俺たちは大阪が生んだ情熱の塊だ~!」という重岡大毅の言葉とともにパフォーマンスした「僕らの理由」をはじめ、「WEST NIGHT」や「週刊うまくいく曜日」などを次々と披露した。また、関西らしい賑やかさとは⼀転、等身大のクールなパフォーマンスも。神山智洋が振り付けを担当した「Mood」では、メンバーが複雑に行き交うフォーメーションと、大人な色気を感じさせるダンスでファンを魅了した。さらに「アンノウン」では、中間淳太と藤井がサックスの演奏に初挑戦し、ファンを驚かせたほか、神山は自らが作詞・作曲を手掛けた「Strike a blow」でエレキギターをかき鳴らし、ユニット曲「ぼくらしく」で藤井がアコースティックギター、重岡がブルースハープを披露するなど、音楽面でもさらなる挑戦と進化を感じさせた。桐山照史がデザインしたダンベル型ペンライト「ダンベル(光ります)」を使った“POWER エキササイズ”や、新曲「しあわせの花」、「パロディ」も披露し、会場を盛り上げたジャニーズWEST。来年迎える10周年に向け、藤井は「僕らも夢叶えていくし、みんなの夢も叶えてほしい。夢がないよっていう人、ここからの1歩目を照らせるグループになっていけるよう頑張っていくので、これからもジャニーズWESTをよろしくお願いします!」と客席に熱いメッセージを送った。同ツアーは24日まで全8会場31公演を行ない、約33万人を動員する予定だ。
2023年05月08日全国8か所31公演のライブツアー「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER」を開催中のジャニーズWEST。7人が一丸となって見せた7つの〝POWER″をキーワードに、横浜アリーナで行われた3月27日昼公演をレポートします。ジャニーズWEST7人の7つのパワーとは?1.声のPOWER一人ひとり個性的な声をもつジャニーズWESTの7人。その7色の声が合わさるユニゾンでは、とてつもなく力強いPOWERが放たれる。声の表現で特筆したいのは、桐山照史さんと神山智洋さんのユニット曲。女性目線で綴られた失恋ソングを、切なく美しい声でしっとり歌い上げ、短編映画のようにドラマティックな世界観を作り上げる。歌い終えると、互いを讃えるように、目を見てうなずき合う二人だった。そして、メンバーの声と並んで欠かせなかったのが、ファンの声だ。ここ数年、コロナ禍により声出しができない状態が続いたライブシーン。今回のツアーで、不織布マスクをつけての声出しが解禁された。オープニングでメンバー一人ひとりの映像が映し出されるたび、この瞬間を待ちわびていた観客たちが、湧き出た感情をストレートに出す感覚を取り戻していくかのように、歓声がどんどん大きくなっていく。終盤、桐山さんが「みなさんの声が僕らのPOWERになる」とコメントした通り、ファンの声がメンバーを勢いづけ、さらにファンのボルテージが上がっていく光景が何度も繰り広げられた。2.笑いのPOWERテンポのいいトークで、笑いに溢れた幸せな空間を作り出すMCタイム。楽屋での過ごし方の話題になり、ゲーム好きの神山さんが『Pokémon UNITE』をやっているという話から、中間淳太さんを、チャームポイントであるくちびるから〝野生のルージュ″と名づけるテッパンの流れにほっこり。次の曲振りを漫談で行うという独自の芸(!?)を確立したのは、小瀧望さん。内容は回ごとに異なり、この回は英語で「Stand up!」と叫び、座って聞いていた観客を立たせると即「Sit down」と座らせる遊びに興じる。しびれを切らしたメンバーは「いい加減にしろ!」と総クレーム!それでも動じることなく「How old are you?」と絶対に答えが揃わない質問を畳みかけると案の定、バラバラの答えが会場のあちらこちらから飛んできて、してやったりの小瀧さん。「死ぬほど笑った!!」と涙を流しながら笑う濵田崇裕さんは、その後に続く曲の歌い出しを担当。曲が始まった瞬間にすっとスイッチを切り替え、完璧に歌いこなすプロフェッショナルな姿を見せた。藤井流星さんの〝らしさ″炸裂で爆笑を呼んだのが、重岡大毅さんとのユニット曲前。ギターにマイクを当ててしまい「あっ、ジャカジャーンって鳴った…」とポツリ。袖にはける途中だったメンバーも、このド天然発言はスルーできず、ステージに引き返し「そりゃ鳴るよ!」「ギター初めて持ったん!?ギターは鳴るで」とツッコみの嵐!「一生、言われ続けるで」と重岡さんに言われようとも「大丈夫、言われることは他にいっぱいあるから」と当人はノーダメージだった。3.色気のPOWER少年のような自由奔放な掛け合いとは対照的に、大人のムードを漂わせる場面も。効果的にスポットライトを使いながら、黒のハット&黒ジャケット姿の7人がスタンドマイクを操るセクシーなダンスで酔わせた。中間さん、小瀧さん、濵田さんはユニット曲でも、身勝手な愛にからめとられた主人公を悩ましく表現。仮面をつけて登場し、最後は天井から降りてきた布を弄び、恍惚とした表情を浮かべると、悲鳴のような歓声が上がった。4.ロックのPOWER疾走感あるロックナンバーが、ジャニーズWESTの武器となった今、このツアーでも、7人の熱さが伝わってくるナンバーが散りばめられていた。オープニングから、ヘドバンで煽りまくり!彼らの代表曲となった人生賛歌では、メンバーと共に観客がロックポーズを突き上げ、思い切り振るのが、ライブではすっかりおなじみのスタイルに。その曲終わり、重岡さんは「今日もその笑顔に救われる。ありがとう!!」と、熱い想いを隠すことなく絶叫!5.定番のPOWER必ずといっていいほどセトリに入っているお祭りソングやメンバー紹介ソングなどの定番曲で、コール&レスポンスで盛り上がりまくれるのが、ジャニーズWESTのライブの醍醐味!パラパラをメンバーとファンが踊る曲のコール&レスポンスは毎回アドリブで、早速、藤井さんの「ジャカジャーンって鳴った」発言がネタに。「このギター、鳴る~」「あっ、俺、藤井流星か」「手動いたぁ~!」とイジられ倒して、ようやく「俺ってあんなんか」と、自分が何気なく発した一言の爆発力に気づく藤井さんだった。6.楽器演奏のPOWER楽器プレイヤーが多い芸達者なジャニーズWEST。重岡さん&藤井さんのユニット曲では、重岡さんが哀愁漂うブルースハープを響かせ、藤井さんがアコースティックギターを奏でた。藤井さんは、別の曲ではアルトサックスにも挑戦!「楽屋でずっと練習している」そう。その曲では、中間さんも趣味のバリトンサックスを演奏。そのクールな姿と、アイドル曲で人一倍キュートにステップを踏む姿とのギャップに目がくらみそう!楽器をこよなく愛し、コレクターでもある神山さんは、自作曲を含む2曲でギターをプレイ。その内の1曲は、重岡さんがキーボード、桐山さんがカホン、中間さんがグロッケンシュピール(鉄琴)、藤井さんがタンバリン、小瀧さんがシェイカー、濵田さんがギターと、全員が楽器を担当し、息の合った演奏で魅せた。7.絆のPOWER関西ジャニーズJr.時代から、ゆっくり歩みを進めてきた7人の絆は、ステージを重ねるごとに深まるばかり。初披露された新曲では、7人から自然と笑みがこぼれるピースフルで温かい時間が流れた。「幸せよ、この指とまれ」という歌詞に合わせて、メンバーの指に集まった時の澄み切った笑顔は、喜怒哀楽を共にしてきた仲間への信頼と愛なしに、出せるものではないだろう。演出担当の藤井さんは、最後にファンとの絆に触れた挨拶でライブを締めくくり。「しげ(重岡)が作ってくれた曲じゃないけど、俺たちむちゃくちゃフォームで、俺たちの声を、POWERを届けていこうと思う。来年、ジャニーズWESTは10周年。それ以降も、みなさんと共に歩んでいきたい。僕らはみなさんと運命共同体だと思っています」という激アツな言葉も聞かれた。4月23日にデビュー9周年を迎えたジャニーズWEST。ツアーを経てさらなるPOWERを蓄えた7人が、どんな10周年を迎えるのか。グループ史上最強の姿を観られる日が今から楽しみ!写真・くさかべまき 取材、文・小泉咲子
2023年05月08日野澤祐樹(ジャニーズJr.)が主演を務める「『ダブルブッキング!』-2023-」が、7月13日(木) から23日(日) に紀伊國屋ホールと新宿シアタートップスで上演されることが決定した。本作では、紀伊國屋ホールと新宿シアタートップスの2劇場で起きた出来事を、実際に2劇場を使って上演。公演はこの2劇場で同時に開演し、野澤、佐伯亮、芹沢尚哉、堀田怜央、菊池泰生、里内伽奈、関根優那、糸原舞、高橋紗良、水谷あつし、久保田秀敏といった23名のキャストが、本番中にそれぞれの劇場の外を通って往き来しながらストーリーを展開する。併せてプロデューサーからのコメントが到着した。■プロデューサー コメントこの企画は2005年にスタートしましたが、当時より、紀伊國屋ホールと新宿シアタートップスという劇場は演劇のメッカとして人気を博していました。この人気両劇場を同時期に押さえるというのは至難の業で、それに3年を要し、2008年7月に初演を上演いたしました。全キャストが真夏の炎天下のもと、両劇場を芝居をしながら走ったり歩いたりして往き来し、どちらか一つの劇場でしか観れないお客様は「今、向こうの劇場では何が起きているんだろう」と思いながらのご観劇となりました。「どちらか一つの劇場を観ても面白い!両劇場を観たらもっと面白い!」キャストが移動するということだけではなく、「演劇とは何か?」「演劇人の生き様や思いとは?」堤泰之脚本の素晴らしさが両劇場を包み込みました。当時「この作品を3年間続ければ演劇界に革命がおきる」とまで言われましたが、残念なことに、翌年の2009年、シアタートップスが閉館となりました。時を経て、2021年、本多グループによって新宿シアタートップスは復活いたしました。頓挫してから15年目にして『ダブルブッキング!』を上演する運びとなりました。今回は両劇場の全面協力を得ての上演となります。両劇場の昔話や逸話も出てきます。演劇のメッカであるこの両劇場でしかできない脚本であり、改めて演劇人の熱い思いがスタートします。<公演情報>『ダブルブッキング!』-2023-7月13日(木) ~23日(日) 新宿シアタートップス、紀伊國屋ホール※2劇場同時上演【キャスト】野澤祐樹(ジャニーズJr.)/佐伯亮 芹沢尚哉 堀田怜央 菊池泰生/里内伽奈 関根優那 糸原舞 高橋紗良/チャン・ユジュン渡部将之 竹尾一馬/水谷あつし/山岡三四郎 海老澤英紀 小林祐真 小林和也/竹本かすみ 堀江あや子 磯崎美穂 美波花音/久保田秀敏【チケット料金】シアタートップス:8,000円/紀伊國屋ホール:S席7,000円、A席5,500円公式サイト:
2023年04月27日「慣声の法則 in DOME」で記念すべき初単独ドーム公演を果たしたSixTONES。彼らにデビュー曲「Imitation Rain」を提供したYOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)さんとの夢の競演が実現した2023年4月21日(金)東京ドーム公演のステージをレポートします。SixTONES初となる単独ドーム公演でYOSHIKIさんとの夢の競演が実現!ステージに並ぶ6つの顔のオブジェから登場したSixTONES。「Overture -VOICE-」で6人が生み出すハーモニーの化学反応が爆発。続いて炎の特効が飛び交う中で歌ったのは、「Amazing!!!!!!」だ。この曲はJr.時代の楽曲で“あぐら”をかいて踊るという斬新なパフォーマンスが特徴的。個性的な彼らにぴったりな強めの攻めソング。俺たちはまだ原石と歌うこの曲だが、今や原石が磨かれ、眩く力強い輝きを放つ6人による、東京ドームで行われた初ドーム公演。予測不能な選曲を2曲目にもってくるというまさにアメージングなセットリストに驚かされる。今回は「Amazing!!!!!!」だけでなく、ジャニーズJr.時代の未音源化の楽曲を披露。序盤に歌った「IN THE STORM」もジャニーズJr.時代、「ジャニーズJr.祭り2018」などで歌われてきた思い出の曲だ。クレーンに乗ってギラギラした攻めソングを歌う6人の呼吸に合せるかのように会場のペンライトが激しく揺れる。初のドーム公演、この瞬間を待ち望んでいたことが伝わってくる。もう1曲の未音源化曲は、「Mr.ズドン」。こちらはジェシーさんが生み出したおなじみのギャグ“ズドン”が元になったユニークな曲。ズドンズドンとズドンポーズをしながら行進する姿が何ともコミカルで可笑しい。懐かしの曲が盛り込まれることで、蘇ったのはジャニーズJr.時代。ドームのステージで観客を湧かせる未来を想像できなかったあの頃と今が交差する。デビューから現在ではなく、グループ結成からこれまでを思い起こされる瞬間が盛り込まれているのがエモーショナルだ。誰にも止められない衝動を歌った最新シングル「ABARERO」を歌う姿によって、SixTONESは、ライブが主戦場だったと改めて気づかされた。型破りで攻撃的なヒップホップソングを熱量高く、たたみかけていくように歌う6人。勢いたっぷりなハードなナンバーが似合う彼らだが、楽曲のテイストによって見せ方は変幻自在。例えば、京本大我さんは「ふたり」では柔らかで優しい表情を覗かせ、美しいハイトーンボイスを奏でる。攻撃的なナンバーを歌っていた時とは違う表情を見せる姿は、まるで憑依型の役者のようだ。アリーナツアーで歌ったユニット曲ももちろん披露した。森本慎太郎さんと田中樹さんはメンバーカラーのグリーンとブルーの2色で会場が染まる中、トロッコに乗って「OPA!」を。英語のリリックを色っぽく歌う田中さんと男っぽいダンスで魅了する森本さんのコンビは、限界を突破しようとするアゲナンバーがピッタリ。サングラス姿もサマになるコンビだ。ラスト、ガッツリ握手を交わす姿も男らしい。ジェシーさんと松村北斗さんの「愛という名のベール」は、ジャニーズJr.時代にふたりで楽曲を歌っていた頃を思い出すバラードソング。ふたりが真摯に紡ぐボーカルに引き込まれる。白い衣装を着た松村さんと黒い衣装を着たジェシーさんが隣に並んで花道をしっとり歩く姿が美しい。それまでしっとり歌っていたふたりが、ラストはアグレッシブなダンスパフォーマンスでキメるのもドラマティック。京本さんと髙地優吾さんの「ラ・ラ・ラ・ラブストーリー」は、渋谷系ポップソング。喫茶店のようなセットでハンチング帽にチェックジャケットのちょっぴりレトロな衣装に身を包んだふたりがクリームソーダを飲んだり、風船をアタックしたり。可愛らしい世界観でパフォーマンスしていく。ラストはハートを作る2人の姿がキュートだ。彼らの自由な魅力が炸裂したMCは、30分以上と長尺でお届け。ドームは広いということで、「(スタンドの)奥の方は、ここからの声量とスピードでちゃんと聞き取れていますかね?難しいよって方?」と心配して会場を見渡す松村さん。「え、聞き取りづらいですか?僕たちも最善を尽くしてるんで、諦めて下さい(笑)」と冗談を言う田中さんに「ご安心ください。この彼、こういうことを言うけど、一番頑張るタイプなんで」と松村さんが言えば、「そう。いいやつなの~」とジェシーさんもフォロー。すると「アンコールでめっちゃ上に手を振ってやろうと思ってんだ」と、ニコニコ笑顔の田中さん。「ホント、来ていただき、ドーム(どうも)ありがとうございます」とジェシーさんもお得意のダジャレが絶好調だ。会場が広いという話は続き、田中さんが「踊りとかもさ、3曲目の『NAVIGATOR』をやったでしょ。位置がわかんなくなるだよね。横が広いから余ってる気がして…」と。「じゃあ、場当たりしますか」と皆で定位置にスタンバイして踊るなど、楽しそうな6人。これで明日も不安がなくなったとホッとする田中さんに「そんな不安な中、初日を迎えさせちゃって…」と口数が少なかった京本さんが申し訳なさそうに口を開くと観客は大喜び。そして、「5万5千人が(場当たりを)見届けたよ」(ジェシーさん)と、仲良しぶりが伝わるフリーダムなわちゃわちゃトークが続いていく。あまりにトークが長くなったため、照明が薄暗く落ち、MCの強制終了…!?と、思いきや「ENDLESS RAIN」のピアノの音色と共にYOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)さんがサプライズで登場。昨年5月21日(土)放送のラジオ「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」(ニッポン放送)にYOSHIKIさんが出演した際、「SixTONESがドーム公演をやる時はゲスト出演しましょう」という話になり、今回その約束を果たした。X JAPANの代表曲「紅」を演奏すると、会場のペンライトが紅色一色に染まる幻想的な雰囲気の中で、京本さんがサビを歌う場面も。思わぬコラボに会場が割れんばかりの歓声が巻き起こる。続いてYOSHIKIさんの美しいピアノ演奏で、SixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」を熱唱。YOSHIKIさんが作詞作曲した「Imitation Rain」で共演するのは、昨年の「THE MUSIC DAY 2022」以来のこと。もちろんライブでパフォーマンスするのは初めて。YOSHIKIさんを囲んで、演奏する姿を見つめながら感慨深げに歌う6人。夢が叶った瞬間だ。そして、ジェシーさんが「もうひとつ夢がありまして…。(今回のライブ演出で使用する)ジープに一緒に乗って頂けますか?」とYOSHIKIさんにお願い。髙地さんの運転で東京ドームの外周をなんと7人でドライブすることに…!東京ドームは21回立ったことがあるというYOSHIKIさんに驚くSixTONESと一緒にジープに乗ってCO2を噴射したり、記念撮影をしたり、奇跡のコラボの実現に会場は大興奮のお祭り騒ぎ状態に!今回のライブ「慣声の法則」は、3月まで行っていた全国アリーナツアーの集大成。ドーム公演だからこそ実現可能な演出がてんこ盛り。次々と盛大に打ちあがる火花にド派手な花火の演出が彼らのドーム公演を祝福するかのようにステージを盛り上げた。そのスケール感はここ最近のジャニーズコンサートでダントツと思うほど。その特殊効果の激しさに応えるかのようにラストスパートの「RAM-PAM-PAM」や「Outrageous」では、ドームが揺れそうなほど激しくノリまくるファンの熱量にも驚かされる。感動的だったのは、アンコールのラストで歌った「彗星の空」。この曲は、“一度散った筈の未来図”というワードや“辿ってきた軌跡が僕らを繋げた”というワードが、SixTONESの歩んできた軌跡と重なるドラマティックな曲。SixTONESは、1度はバラバラになりかけたメンバーがジェシーさんの声で集まり、今があるグループだ。“また夢が輝けますように…信じるその先に叶う奇跡”―。そんな言葉が綴られた曲を最高の笑顔で歌う6人。今まさにドームでライブをするというひとつの夢が叶った奇跡の瞬間だ。「彗星の空」を歌いながら突然、上を向いて目頭を押さえたジェシーさん。込み上げる想いをこらえるかのように、涙をぬぐうかのように、ときおり目元に指をあてている。そんな姿を優しい眼差しでみつめて、寄り添いながら歌うメンバーたち。「ちょっとグッと来てしまいました。…これ以上、話すと泣けてきますので、ちょっとはけさせていただきます」と言いながら、去り際にドナルドダックの鳴きまねをして、ふざけてステージを後に。そんなジェシーさんらしい姿に会場は笑顔になり、温かな空気に包まれる。「最高の景色を見せてくれてありがとう」―。感謝の言葉で幕を閉じた「慣声の法則in DOME」。遊び心たっぷりのSixTONESが観客を巻き込むパワーは無限大。初のドーム公演を成し遂げた彼らが次に目指すステージとは?楽しむ力をエンターテインメントに昇華させながら、ここからまた、まだ見ぬ世界へ―。彼らが打ち出す“慣声の法則”の通り、ファンの声の力が作用して前へ前へと進んでいく6人の物語の続きが知りたい。SixTONES の画像特設ページはコチラ写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年04月26日アイドルグループ・ジャニーズWESTが、6月7日に20thシングル「しあわせの花」をリリースすることが24日、わかった。23日にデビュー9周年を迎えたジャニーズWEST。2021年リリースのシングル「週刊うまくいく曜日」に続き、サンボマスターの山口隆が作詞・作曲を手掛けた同曲は、桐山照史が主演を務めるテレビ東京系ドラマ『ゲキカラドウ2』(毎週木曜24:30~)の主題歌。笑顔の花が広がっていく力強くも真っ直ぐな応援歌で、ピースフルなバンドサウンドでジャニーズWESTの色を最大限に生かした1曲となっている。全タイプに収録されるカップリング曲「パロディ」は、重岡大毅が出演する日本テレビ系ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(毎週水曜22:00~)のオープニング曲。踊り出したくなるようなビートと爽やかなストリングス、ブラスが印象的なジャニーズWEST流のディスコポップだ。そのほかにも、「恋は負け認めなきゃ勝てない」「弱くても」「On &On」や、重岡が作詞・作曲を担当した「大それたロックンロール」などを収録。今のジャニーズWESTを存分に堪能できるシングルになっている。また、特典映像として初回盤Aには「しあわせの花」のミュージックビデオとメイキングビデオ、初回盤Bにはサンボマスターと「しあわせの花」「週刊うまくいく曜日」を歌ったスペシャルライブ、10人のスペシャルトークセッションが収録される。
2023年04月24日私のママ友付き合い事情
義父母がシンドイんです!
あの日、私はいじめの加害者にされた