かつて保育士をしていた経験を元に漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。作者のでこぽん吾郎さんは女性ですが、漫画内では『大柄な男性保育士』の、でこ先生として登場しています。同作品は一度完結を迎えましたが、2023年11月から『ただいま保育士でこ先生』として再開しました。『ノロの歌』ある日、保育園にやってきた、園児の父親。家族全員でノロウイルスに感染したものの、父親だけひと足先に復活したため、我が子の布団を取りに来たようですが…。父親自身も病み上がりであり、本調子ではないはず。そんな中で、家族の看病や仕事、家事をこなすのはどれほど大変か、想像に難くありません…。投稿には、父親をいたわる声や共感のコメントが相次ぎました。・歌でも歌っていないと、メンタルを保てない状態…。・ノロウイルスは本当につらいよね。頑張れパパ…。・いろいろと危ないよ、お父さん…。お気を確かに。・ジブリ映画『崖の上のポニョ』の曲のメロディーかな。おう吐や下痢、腹痛などの症状があり、人によってはトラウマにもなりかねないというノロウイルス。そんなつらい思い出を、楽しい歌に変えて消化しないと、やっていられないのかもしれませんね。父親の歌を聞いてしまったでこ先生はきっと、心の中で「お疲れ様です」と父親をねぎらったことでしょう…。[文・構成/grape編集部]
2024年02月17日2024年2月6日、俳優の佐藤二朗さんがX(Twitter)を更新。内容に、驚きと心配の声が上がっています。佐藤二朗が『強迫性障害』を告白ことの発端は、同月5日に投稿された内容。「病。キツイ。マジでキツイ」という書き出しとともに、佐藤さんはこうつづりました。病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な「家族」と、世の中で一番大事な「芝居」を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 5, 2024 突如『メンタルの病』を抱えていることを公表した、佐藤さん。病状が芳しくないことを思わせる言葉を連ねながら、「家族や芝居に侵食されないよう、全身全霊で生きる」と決意を表明していました。私生活や仕事に支障が出かねない病気であることを示唆する内容に、ファンからは続々と心配と不安の声が寄せられたのです。佐藤さんが抱える病とは、一体なんなのか…翌6日、佐藤さんは自身の病気について、次のようにつづっています。「強迫性障害」。小学生時に発症。あまりにキツく「memo」という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 6, 2024 佐藤さんは、自身が『強迫性障害』を患っていることを告白したのです。強迫性障害とは、自分の意志とは反して特定の考えが繰り返し浮かび、強い不安感や恐怖心が何度も襲ってくることで、同じ行動を繰り返してしまう病気のこと。日常生活に支障をきたす場合もあるそうです。小学生の時に発症した佐藤さんは、根治を諦めて共生することを決めたのだとか。同月5日の投稿は、「書いたら少しは楽になるかも」と思っての行動だったといいます。「病含め僕。病ゆえの『力』を信じよう。いつか病に礼をいえるように」と、病と向き合い、自らの力に変えようとする佐藤さんの強い姿勢に、多くの人が心打たれました。・大丈夫!みんな佐藤さんのことが大好きですから。・私も佐藤さんと同じ病気を患っています。勇気ある発信に、感謝です。・小学生の時からだったのですね…。気を病まず、佐藤さんらしくいてください。・病を才能に変えようとする発想が素晴らしい。応援しています。佐藤さんのように、一見普通に見えても、病に苦しめられている人は一定数いるもの。中には、根治しにくい病気を抱えている場合もあるでしょう。病との向き合い方は、人それぞれ。佐藤さんのように、病気と向き合い努力する人たちを、温かく支える社会を築いていきたいと、改めて思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月07日外出先のトイレで下着にあるものが付着しているのを発見した私。「何か大きな病気なのかも……」と不安になっていたところ? トイレでビックリ中学1年生のころ。休日に、母と仲良しの友だち親子と一緒に買い物に出かけた私。ショッピングを満喫して帰ろうとしたとき、私はお手洗いに行くことにしました。 トイレに入りズボンと下着を脱いだ瞬間、まさかの光景が。なんと下着に血がべっとりとついていたのです! 何が起きたのかわからずフリーズした私。とりあえず、トイレットペーパーで下着についた血を拭き取ってみたのですが、染み付いておりきれいにならず……。 まさか…病気?私は「何か大きな病気にかかったのでは?」と不安な気持ちになってしまいました。というのも当時、テレビで隠れた病気のサインを紹介する番組があり、ガンなど大きな病気のサインとして吐血や下血などの「出血」が絡んでいたことを思い出したからです。まさか自分が……と私は大ショック。 きっとこの出血を家族に打ち明けたら悲しむに違いないと思い、誰にも相談する気になれなかった私。また血が出てきたら怖いからとトイレットペーパーをぐるぐる巻きにして下着に挟み、母たちの元へ戻り帰宅しました。 たまらず母に相談しかし、帰宅後トイレで下着を確認するとさらに出血が。「このまま出血が止まらなかったら……」と不安が大きくなった私は、母と2人で話せるタイミングを見計らい打ち明けることにしました。すると、母はクスッと笑い、「それ生理が始まったんじゃないかな?」と言いました。 大きな病気かもと思っていた私は、ハッと目が覚め、そういえば小学生のころに「生理」って授業で習ったなと思い出しました。そして一気に不安だった気持ちが解け、「これが生理なのか~」とすごく安心しました。 初めての生理は、自分が想像していたよりもしっかり血が出ていて病気かもと不安になった私。学校の保健の授業でしか習っていなかったこともあり、初潮を実際に迎えたときに適切に対応するのは難しかったです。今は1人の娘がいる母親になったので、大きくなったら生理について詳しく教えてあげたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/杉野 ひまわり作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年01月31日2024年1月27日、タレントの見栄晴さんが『下咽頭がん』と診断されたことを公表。治療に専念するため、同日に放送された競馬番組『競馬予想TV!』(フジテレビONE)の出演をもって、活動を休止することが分かりました。所属事務所である、株式会社浅井企画の報告によると「患部以外に問題はなく、日常生活に支障はない」とのこと。ウェブサイトでは、見栄晴さん本人のコメントも公開されています。病気治療によりしばらくお休みをいただきますが、大好きな競馬を楽しみながら病気にも競馬にも勝てるよう頑張ります!株式会社浅井企画ーより引用ネットでは、見栄晴さんを心配する声や応援のコメントなどが相次ぎました。・見栄晴さん、元気に戻ってくるのを信じていますよ!・『競馬予想TV!』には見栄晴さんがいないと…。大変だろうけど頑張ってほしい。・大好きな競馬を続けるためにも病気に勝ってほしい。復帰を願っています。大の競馬好きとして知られる見栄晴さんは、『競馬予想TV!』で20年以上司会を続けるなど、たくさんの人に親しまれてきました。見栄晴さんが1日でも早く回復することを、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月28日タレントの薬丸裕英が17日に自身のアメブロを更新。自身の病気の経過を報告した。2023年8月18日のブログで、薬丸は「テニス肘が治らない」と自身の症状について告白。2023年12月4日には「PRP治療をして完治することを願っておりましたが3ヶ月経っても改善されず」だったことを明かし「別のクリニックを受診しました」と説明。「エコー検査の結果、左肘の炎症がひどくカテーテル治療をする事になりました」と報告し「治療は1時間で終了しました」とつづっていた。この日は「3回目のテニス肘(外傷性動静脈瘻)の治療」と説明し「今回のCT画像 前回のCT画像」とCT画像の比較写真を公開。「前回より改善はしているが…まだ痛みがあるので再度、薬を投与しました」と明かし「あと2週間経過観察です…」と報告した。
2024年01月17日2023年12月26日、お笑いコンビ『アイデンティティ』がYouTubeチャンネルを更新。声優の野沢雅子さんのモノマネを持ちネタとしている、田島直弥さんの病状について明かしました。同月16日、『オラのノドが完全につぶれました…』というタイトルの動画を公開し、声が突然枯れてしまったことを報告していた、田島さん。ノドの治療を専門とする病院に向かい、診療を受けたといいます。アイデンティティ田島直弥、ノドの不調について明かす高い声を出そうとすると声がかすれてしまい、医師の力を頼った田島さん。およそ5年ほどノドを酷使し続けたためか、酷い炎症を起こしており、ノドの全体がポリープになっていたのだとか。声を出しすぎたり、風邪による咳が酷かったりすると、声帯に負担がかかります。炎症が起こることで、小さなふくらみが生じることがあるのです。ノドにポリープがある状態だと、発声時に困難が生じ、声が枯れてしまったり、詰まるような違和感を覚えたりするといいます。歌手やナレーターといった、声を酷使する人がなりやすいといわれている、声帯ポリープ。田島さんの場合は、モノマネを持ちネタとしていたこともあり、予想以上に症状が深刻だったようです。田島さんは、診断時の医師とのやり取りについて、このように説明をしました。「一部にポリープができてて、とかいうのはよく聞くでしょ」って(医師に)いわれて。「ああ、なんとなく聞いたことあります。ポリープができてて、手術で取ったとか」。で、「あなたの場合はもう、声帯全部ポリープだから」って。だから、手術をするってなったら、もう声帯ごと取らなきゃいけないから。そうしたら声出なくなっちゃうから、そんなことはしない。アイデンティティ田島・見浦ーより引用前述したように、声を使った仕事を生業としている人たちにとって、声帯ポリープは職業病といえます。小さいポリープであれば、その部分のみを手術で切除することが可能。しかし、田島さんの場合は声帯全体に広がるほどポリープが大きいため、いままで通りに喋ることができなくなると宣告されたのだとか。お笑いタレントにとって、声は大切な身体の一部であると同時に、仕事道具。田島さんのように、モノマネを持ちネタとしている人であれば、尚更でしょう。相方である見浦彰彦さんと、笑いを交えながら現状を明かす田島さんですが、ショックの大きさは容易に想像できます。田島さんが明かした病状に、多くの人から心配する声が上がりました。・つらいはずなのに、笑わせようとする姿にプロ意識の高さを感じた。・心配です。無理はしないで、休める時はノドをしっかりと休めてください。・あの『野沢ボイス』を完璧にマネできるのは、田島さんだけだと思っています。回復を祈ります。幸い、声の調子は少しずつ回復に向かっているのだとか。しかし一般的に、ポリープが自然治癒する確率は高くないとされています。そのクオリティから、アニメ『ドラゴンボール』シリーズファンからも高い評価を得ている田島さんのモノマネ。今後が田島さんにとって最良の展開になることを、多くのファンが祈っています。[文・構成/grape編集部]
2023年12月27日2023年12月20日放送のバラエティ番組『1周回って知らない話 3時間SP』(日本テレビ系)に、歌手の和田アキ子さんが出演。73歳となり、身体にさまざまな不調があることを明かしました。ケガや病気で引退も考えた和田アキ子2022年8月、トレーニング中に股関節と右ヒザの軟骨を負傷し、立って歌うことがままならなくなった和田さん。「デビュー55周年のツアーはやりたい」との思いから、2023年9月にヒザを手術しました。翌日からリハビリを開始し、術後1か月でツアーをできるほどに回復。しかし、番組が放送された現在も足は不調で、本番直前まで杖をついているといいます。また、関節が腫れる『関節リウマチ』と、目やノドが乾燥する『シューグレン症候群』も患っているとのこと。さらに、目の具合も悪いとして、次のように語りました。今、右目がほとんど見えないです。網膜色素上皮裂孔っていって、こっちで見ると全然、きみ見えない。この辺に誰かいるとか明るさは見えるけど。だから5週に1回は手術してんねん。1周回って知らない話ーより引用和田さんは、視野欠損や視力低下などが起こる『網膜色素上皮裂孔(もうまくしきそじょうひさいぼう)』を発症しているそうです。ファンから引退を心配される状態の中、なぜ現役を続けるのでしょうか。和田さんは「歌手・和田アキ子を見てほしい」として、このように胸中を述べています。声出えへん時とかは(引退を)考えたことがある。それと、杖で歩いてる時にどうかなと思ったけど、引退とかね、辞めるとかなんかはさ、自分が一番分かるから。本当は杖突くのも、「こういう姿を見せてるようではダメだな」とかって思うんだけど。今までは(ボイストレーニングに通う回数が)週1回か2回だったのを、今年は週4回ボイトレに通ってたからね。1周回って知らない話ーより引用「応援してくれる人がいるから頑張れる」とも述べた和田さん。弱っている姿をファンに見せることについて悩みながらも、病と闘い、歌手としての姿勢を貫いているようです。これほど身体のあちこちに支障を抱えたまま、歌手活動に取り組んでいると初めて知った人は多く、ネット上ではこのような反響がありました。・70~80代で、ヒザの手術後にツアーができるほど、こんなに早く回復できる人はそういないでしょう。活動を止めない精神力がすごい!・何度も手術をするほど体調不良と知り、心配です。お大事にしてください。・関節リウマチ仲間なんですね。一緒に頑張っていきたいです。和田さんは、幅広いファンから力強い歌声を愛されています。和田さんの頑張る姿は、きっと誰かの希望となっていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月21日2023年11月14日、お笑いコンビ『フォーリンラブ』のバービーさんがパーソナリティを務める、『バービーとおしんり研究所』(TBSラジオ)に、お笑いタレントの、いとうあさこさんが出演。そこで語られた、いとうさんの『隠れ病』について、驚きの声が上がっています。いとうあさこ、『隠れ病』を告白同日、合間に食べたシュークリームの話や、健康の話などで盛り上がった、バービーさんといとうさん。いとうさんは放送の中で、体力維持のためのアミノ酸を摂取していることを明かしました。芸能界でも大の酒好きで知られるいとうさんは、お酒についても「たらふく飲んでいる」と話しながらも、自分の身体の状況を把握するため、年に一度、健康ドックを受けているそうです。一応、1年に1回人間ドックに行ってんの。(身体の)各所、よくないだろうと思って。だけど、お酒にまつわるところ、肝臓とか、糖とか出るじゃん。ものすごい標準値なの。Amazon Music Presents バービーとおしんり研究所ーより引用酒で異常が出やすい、肝臓や糖の数値は正常だという、いとうさん。これにはバービーさんも「それすごいですね」と称賛した後、「でも肝臓が強すぎる人って、脳にくるっていうじゃないですか」と、脳の異常がないかを心配したのです。バービーさんのひと言に対し、「脳ドックもしょっちゅうやっている」と答えた、いとうさん。脳ドックを受けるのは、明確な理由があってのことでした。テレビでさ、やるじゃん、健康診断みたいな(企画)。あの(テレビ番組で健康診断を受けた)時に、結構普通にあることらしいんだけど、みなさんにね。「隠れ脳梗塞が4個ある」っていわれて。まあ、意外に(多くの人に)あると。正直、そんなに重く考えなくていいけど、できたものは一生なくならないんだって。だから、そのままキープか、おっきくなるかしかないから、確認してる。そしたら全然おっきくなってない。だからどうやら、もうちょっと、元気そう。Amazon Music Presents バービーとおしんり研究所ーより引用いとうさんは、とあるテレビ番組に出演した際、隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)が4つあることを告げられたのです。無症候性脳梗塞とは、脳卒中発作の経験がない状態にも関わらず、脳ドックでMRIを撮った時に発見される、軽度の脳梗塞のこと。無症状ではあるものの、将来的な脳疾患のリスクが上がったり、大きくなったりするといわれていることから、いとうさんは無症候性脳梗塞の状況を把握するために脳ドックを受けているといいます。結果、同日現在は悪化していないとのこと。「もうちょっと元気そう」と、笑って明るく話していました。【ネットの声】・健康診断、全然行っていない。私もいかなきゃって思いました。・人間ドックや脳ドックを定期的に受けているなんて、えらい!・同世代の話なので、他人事じゃないと感じました。表面上は健康で、問題なく日常を過ごしていても、隠れている病気に気付けないことはあります。手遅れにならないよう、年に一度は健康診断を受け、自分の身体の状況を知ることは大切です。いとうさんが毎日元気に過ごせるよう、多くの人が願ったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月16日季節の変わり目などに体調を崩しやすい人がいますが、それは子供も同じ。学校などに行くこともままならず、家でゆっくり休む日もあるでしょう。『子供の病気あるある』ユウコトリトリ(yuko_toritori)さんは、『子供の病気あるある』をテーマに描いた漫画を公開しました。ある日、子供が『不気味なほど大人しかった』ことから、病気が発覚し…。病院に連れていったところ、その場ではなんともなかったのに、帰宅するとまた体調不良に。熱さましに冷却シートを貼っていたら、いつの間にかはがしてしまったのか、洗濯物から出てきたこともあるようです。また、病気で休んでいる子供には、菩薩のように優しく接する投稿者さんですが、治ったら元通り!そして、看病していなかった家族がなぜか病気をもらってしまうのでした…。【ネットの声】・ほんと、家ではゴホゴホしてるのに、診察時にはピタリと止まるのはなんでだろう…。・看病していない人にうつる話で、爆笑してしまいました!ほんまそれ!・病気の時は「元気になってくれればそれで…!」と思うのですが、治った途端に通常モードに戻っちゃいますよね。・もう、何もかも『あるある』すぎて!よく分かることだらけです。作中の『あるある』ネタには、共感のコメントの数々が届いたようです。病気は、かかり始めが肝心。子供の様子がいつもと違ったら、できるだけ近くの病院にかかるようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月16日■前回のあらすじ20年以上も在宅生活を送っていた父は知人はほとんどおらず、お葬式もとても小さなものでした。火葬が終わり、つぶれた父のメガネを見て、すべてなくなってしまったことを実感するのでした。■「まだ泣いてない」と話す母■母の原動力って…?母のすごさにあらためて気付かされた私。でも母のようにはできないけれど、今度は逃げずに向き合えるかもしれない。そんなことを今は考えています。今回で「若年性認知症の父親と私」は最終回を迎えました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
2023年07月29日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ母からの連絡を受け、急いで実家に向かうも父の最期には間に合わず…。後悔にかられる私を見て、叔母は「いい亡くなり方したんだよ」とずっと背中をさすってくれたのでした。■小さな葬儀が執り行われ…■視界に入った父のメガネ私は病におかされた父の姿を通して、「大切な人を忘れてしまうなら生きたくない」と考えるようになっていました。そして次回は最終回です。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月28日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ父が寝たきりになって3年後、医者から回復は見込めないと告げられる母。胃ろうはせず自然にまかせることを医者に伝えるのでした。そしてついに点滴も止められ、母から「もう危ない」と連絡が入ります。■動揺で足がガクガク、手は震え…■頭の中が後悔でいっぱい…とめどなくあふれる涙と後悔の気持ち。でも叔母の言葉を聞いて、父の苦痛が少しでも少なかったのなら良かったと、救われる思いでもありました。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月27日■前回のあらすじ介護職に就く叔母に相談した母は、周りに頼りながら主体的に介護をする術を学びます。しかしそんな母を前に、介護を手伝わなかった私はひたすら罪悪感を感じるのでした。■寝たきりになって3年後…■父の命が終わってしまう…ついに母から「父が危ない」と連絡が入り…。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月26日■前回のあらすじ自分が納得する答えを探し続けた結果、「延命措置はしない」と決断した母。母がどんな思いで決断したのかと思うと、私は何も言えませんでした。■再び自宅での介護生活が始まり…■叔母の助言が転機に…これまでは父を預けることに罪悪感を感じていた母。しかし父が寝たきりになってからは、個人で頑張れるレベルを超えたことで、いろいろなサービスを使って暮らしをラクにさせてもらっていたと話します。そんな母に私はずっと後ろめたさを感じていました。そして入退院を繰り返しながら、父が寝たきりになって3年後、ついにそのときがおとずれます。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月25日■前回のあらすじ医者からは「もしもの時のことを考えおいてくれ」と告げられたと話す母。延命措置をするのか、自然にまかせるか…。「あなたはどうしたい?」と母にたずねられた私は、自分の意見に責任を持つことが怖くて母に丸投げしてしまいます。■「胃ろう」で命をつなぐ…!?■納得できる答えを探す母「延命措置はしない」と決めた母。母の気持ちを思うと、私は何も言えませんでした…。その後、自宅での介護がスタートすることになり、さらに厳しい現実が待ち受けます。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月24日■前回のあらすじ無事挙式の日を迎え、晴れて夫婦となった私たち。その後、2人の子どもに恵まれ、実家にお世話になりながら仕事と子育ての日々。そんな中、一度だけ物心ついた長女から父について素朴な疑問を投げかけられることに。■自力で歩けなくなった父■自分で答えが出せない…考えることが怖くて、自分の意見に責任を持つことが怖くて、母に丸投げしてしまった私。そして母が下した決断とは…!?次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月23日■前回のあらすじ社会人になった私は職場の先輩だった今の夫と仲良くなり、交際することに…。付き合って2年、結婚にむけてやんわり動き出し頃、彼の母親が結婚に難色を示していることを知らされます。その後、私の母が父の病気について説明し、さらに彼の姉の応援もあり、無事結婚の承諾を得られたのでした。■かつての父の願いは…■その後、2人の娘に恵まれ…その後、長女と次女を出産し、仕事を続けて忙しい毎日を送っていました。父も孫を可愛がってくれたり、機嫌の悪い時は怒ったりという毎日。一度だけ、長女のゆいに父のことを聞かれたことがあります。幼い子にとっては純粋に疑問なんでしょうね。あんなにご飯をボロボロこぼしたり、よだれを垂らしたり、急にキレたりする大人は周りにいないから。でもただ単に気になっただけで、説明をすると納得したようでした。そんなある日、母から父について連絡があり…。 次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月22日■前回のあらすじ高校2年の冬に初めてできた彼氏に、思い切って父のことを打ち明けた私。ためこんだ言葉を自分の外に出すと心がスッと軽くなったのを実感します。その後大学に合格した私は新しい生活を満喫し、父の介護は一切やることもなく。その4年後には就職が決まり、一人暮らしを始めることになるのでした。■社会人になり職場で出会ったのが…■父の病気がわが子に遺伝するから…!?初めはまさか自分自身以外のことが理由で、「結婚を反対されるなんて…!」とショックを受けたけれど…。子どもを持ち、親になった今は実母と義母の気持ちがわかるようになりました。あの頃の自分は子どもだったんだなと感じる。だけど、正しいのはあの頃の自分だな…とも。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじ父のことは学校の誰にも話していなかった私。誰かに聞いてほしいと、ある日友達に話すけれど…。戸惑う友人の様子に、人に話すことは聞いてくれる人に負担をかけることじゃないかと感じるのでした。■この人になら話せるかな…■キャンパスライフが始まり…普通に学生時代を過ごして、普通に就職で家を出て。普通に人生を楽しんだ私。母は私の進路を応援してくれて、「介護があるから進学諦めて」とか「はやく就職して家にお金入れて」なんてことも言われませんでした。若い頃は自分本位に生きてきたことを「これで良かったのかな」と後悔したこともあったけれど…。今は自分が親になったから分かります。「子どもには介護でやりたい事を諦めさせたくない」母の心にはそんな気持ちがあったのかもしれません。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月20日■前回のあらすじ頑張ってもすぐに忘れてしまう父。これ以上嫌いにならないために、父は死んで父の中には知らないおじさんが入っているんだと思うことに。すると、少し心がラクになったのでした。そして、父の脱走のことで困っていた私たちは、病院に相談して薬を処方してもらうことに…。効果はテキメンで、父はとても温厚になったけれど、一日中ボーッと過ごすようになっていました。いろいろなものと引き換えに私たちは暮らしやすさを手に入れたのでした。■父に残る記憶の謎■父のことは誰にも話せず…父が病気になってからも、私は普通に高校に通い、普通の生活をしていました。父の介護でやりたいことがやれないと言うことはありませんでした。それは全て母がひとりでやっていてくれたから。だから母には何も言えませんでした。でもこのモヤモヤした泣きたくなるような気持ちを誰かに聞いてほしくて、突っ走っては後悔する日々を過ごしていました。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月19日■前回のあらすじいつも家から出たがっていた父。ある雨の日、家からいなくなり…。捜索の末、発見した父は雨の中、自由のきかない身体で塀を乗り越え、父が言う「家」に帰ろうしていたのでした。■変わり果てた父を嫌いにならないために…■父におとなしくなってもらうために…主治医に現状では外出もできないことを相談すると、薬を処方してもらえました。そして父はガラリと変わり…。手がかからなくなったのは良かったのですが、そのかわり、一日中よだれをたらしてボーッとするようになりました。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月18日■前回のあらすじ退院後、どこへ行っても何をしても忘れてしまう父。いつしか外出することさえやめてしまうことに…。そしていつものように父に「知らない」と言われた私は、思わず感情が爆発してしまうのでした。■明るくて前向きな家族が眩しすぎる…■いつも家から出たがった父は…玄関に内鍵も取り付けたのに、いつの間に姿を消していた父。大雨の中探し回ると、近くの川沿いを歩いているのを発見しました。父は、一体どこに帰りたかったのでしょうか。ここが私たちの家なのに…。父のお世話に困り果てた私たちは病院に相談した結果、状況が大きく変化することになるのでした。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月17日■前回のあらすじ1年以上の入院生活を終え帰宅した父は、すっかり顔つきも変わり…。さらにおかしな言動は記憶の混乱などではなく、若年性認知症が理由であったことが判明するのでした。記憶が長く持たない父との暮らしは、想像を絶するもので…。■退院後は家族でお出かけしても…■ついに感情が爆発した私は…初めて父に拳を振り上げられた記憶。麻痺でプルプル震えてたし、もちろん筋力はないから、実際に殴られても痛くなかったでしょう。だけどものすごくショックで…。父にこんなことされるなんて想像もしていませんでした。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月16日■前回のあらすじ脱走を繰り返す父が移された病院は、いわゆる認知症の患者さん専用の病棟でした。リバビリの甲斐もあり、伝い歩きができるようになった父は無事、退院することに。この時の私にはその後の父との暮らしがどんなものになるのか全く想像がつきませんでした。■顔つきまで変わってしまった父■壮絶な認知症介護の現実同じことを何度も何度も聞かれて、本当のことを言ったらキレられたり…。元気な頃の父はいたって「普通」の大人だったので、脳に障害を負ってからの姿には絶望していました。そして私たち家族は出かけることもやめてしまうようになり…。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月15日■前回のあらすじ手術後はあきらかにおかしな言動が増えた父。しかし母は術後に起こる記憶の混乱かと思い、ただじっと耐えることに。その後、リハビリ専門の病院に転院した父は、不自由な体で病院を脱走したのでした。■異様な風景が広がる特別病棟脱走を繰り返す父が移動になった病棟は、いわゆる認知症の患者さん専用の病棟でした。■リバビリの甲斐あって…父が退院する前にちょっといい外食に連れて行ってくれたことは、強く記憶に残っています。きっと父と一緒の外出はいろいろ制限がつくだろうから…と母は考えていたのだと思います。この時の私には父との暮らしがどんなものになるのか全く想像がつきませんでした。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月14日■前回のあらすじ父の長い入院生活が始まり、母は毎日朝から夕方まで病院に通い続けることに。左前頭葉の4分の1を切除し、後遺症として「半身マヒ」や「失語症」の可能性があると医者から告げられていた父は、やはり文字が読めなくなっていたのでした。■不思議な行動が増えた父■リハビリ専門の病院に転院し…脳に障害が残ったものの、リハビリの甲斐もあり身体はある程度元気になった父。ベッドを抜け出し車椅子に乗り病院を出て…、近くの踏切前でじっとしていたそうです。その結果、父はとある特別病棟に移ることになり…。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ頭の腫瘍が破裂し、緊急手術を受けた父。手術を終えた父はまるで別人のように小さく、その姿に私は呆然としたまま病室を出ることに…。すると、そこには泣き崩れる母の姿があったのでした。■左前頭葉の四分の一を切除した父■母方の祖父母が来てくれて…すっかり文字が読めなくなっていた父。そしてその後、明らかにおかしな言動が増えていったのでした。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月12日■前回のあらすじ良性の腫瘍が見つかり、入院することになった父。入院する直前には「顔の半分しか汗をかかない」と異変を感じていたものの、入院後のお見舞い時には元気な様子を見せていました。しかしこれが、元気な父との最後の会話になってしまったのでした。■緊急手術が必要だった父の病状とは■手術後、初対面した父は…まるで別人のように小さくなった父。その後、長い入院生活が始まります。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月11日■前回のあらすじ普通のサラリーマンの父とどこにでもいる普通の家族だった私たち。しかし父の身に小さな異変が起こり…。病院を診察した結果、脳に腫瘍があることが発覚するのでした。■入院が決まった父に家族は…■入院後もいたって元気だった父まさかこれが元気な父との最後の会話だったなんて。深夜に緊急手術をすることになった父。次に、私が目にした父の姿とは…。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月10日■何があっても愛は誓えるもの…!?■父の身に起きていた小さな異変頭が痛い、異常ないびき…、父の体に起きていた小さな異変。検査の結果、父の脳に腫瘍が発見されたのでした。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月09日モラハラ夫図鑑
私のママ友付き合い事情
配偶者に子どもを連れていかれた話