3月末でケイファクトリーを退所した俳優・佐々木蔵之介(56)と藤野涼子(24)が、新事務所「アンカー」に所属したことが3日までにわかった。藤野が自身のインスタグラムで明らかにし、「アンカー」公式サイトで事務所設立が発表された。藤野はケイファクトリーへの感謝をつづるとともに、「今までも二人三脚で歩んできたマネージャーと共に自分自身の俳優としての可能性を見つめ直し株式会社アンカーにて新たな1歩を踏み出していく所存です」と決意表明。「アンカー」公式サイトでは、代表取締役・松本あき子氏が「この度、株式会社アンカーを設立いたしました。長年携わってまいりました俳優マネージメントに加え、映画・ドラマの撮影スタッフの参加を得まして、広くエンターテインメントに関わる人材のマネージメントを行ってゆく所存ですアンカー(錨)を上げて船出をいたします」とつづった。佐々木と藤野の俳優2人のほか、クリエイター陣も所属。事業内容はマネジメント事業、舞台・映像企画/制作、グッズ販売とされた。佐々木のファンサイト「TRANSIT」も移設された。
2024年04月03日株式会社王将フードサービス(本社 京都府京都市 代表取締役社長 渡邊直人)は、2024年3月25日(月) から、俳優の佐々木蔵之介さん、藤野涼子さんが出演する新 TV CM を放送いたします。「よりおいしい料理をお客様に提供したい」という当社の思いを、店員役 藤野涼子さんのはつらつとした笑顔と、お客様役 佐々木蔵之介さんの美味しそうな表情で表現しました。【CM概要】■タイトル :「餃子をもっと美味しくしたい」篇 15秒、30秒「餃子を超えてみたい~炒飯~」篇 15秒、30秒「餃子を超えてみたい~忘れられない中華そば~」篇15秒、30秒「餃子を超えてみたい~天津飯~」篇 15秒「餃子を超えてみたい~餃子の王将ラーメン~」篇 15秒■出演:佐々木蔵之介、藤野涼子■放送開始日:2024年3月25日(月)■放送エリア:北海道・北陸・首都圏・中京・関西・福岡 を予定CM動画は、餃子の王将公式HP ( )や公式YouTubeチャンネル( )からもご覧いただけます。▲餃子の王将公式HP ムービーギャラリー■「餃子をもっと美味しくしたい」篇 30秒ストーリーカリッとジューシーに焼きあがった餃子の王将こだわりの餃子。「餃子をもっと美味しくしたい」と真剣な表情で餃子を提供する店員 藤野さん。「今以上に?」と半信半疑のお客様 佐々木さんは、餃子を一口食べてその進化に気付きます。2024年1月のリニューアルで生姜の旨味がアップした餃子の美味しさを表現したCMです。■「餃子を超えてみたい~炒飯~」篇 30秒ストーリー秘伝のタレで味付けしたしっとりパラパラの炒飯。「餃子を超えてみたい」と炒飯を提供する店員 藤野さんに、「大きく出たね」と驚くお客様 佐々木さん。炒飯を食べる佐々木さんを真剣なまなざしで見つめる藤野さんの表情と、佐々木さんのチャーミングなリアクションにご注目ください。■「餃子を超えてみたい~忘れられない中華そば~」篇 15秒ストーリーどこか懐かしい味わいの忘れられない中華そば。美味しそうに食べるお客様 佐々木さんを見て、思わずガッツポーズをして喜ぶ店員 藤野さんの弾ける笑顔が素敵なCMです。<出演者インタビュー>Q. 佐々木さん、藤野さんは今までにドラマ・映画ではご一緒に出演されていますが、TVCMでは 今回が初の共演です。撮影のご感想をお願いします。佐々木さん:父娘はもう3回ぐらいやってるね。他の役もやってるし、慣れたものなのかな(笑)藤野さん:最初の方からリラックスした気持ちでできたかなって思いました。佐々木さん:楽しかったです。共演回数が多いから、すんなりと、自然体のままやれたような感じがします。Q. 京都出身の佐々木さん。子どもの頃から同じ京都に一号店がある餃子の王将に行かれていたそう ですが、当時のエピソードがあればお聞かせください。佐々木さん:子どもの頃から餃子の王将さんにお世話になっていまして。本当感謝しています。大学や会社に行くときは、餃子の王将1号店の前のバス停をいつも使っていました。コロナの時期に京都で3か月ぐらい撮影してたんですけど、餃子の王将さんのテイクアウト で、餃子とにんにく激増しと、にんにく無しの生姜餃子を3種類食べ比べてました。Q. 今年1月に、餃子の王将の看板メニューである「餃子」を改良しました。お召し上がりになった感想をそれぞれお聞かせください。藤野さん:生姜の風味を感じて、リアルに「おいしい」っていう気持ちが溢れ出ました。佐々木さん:本当にパリッ、サクッていう食感がおいしい。 今まで「生姜うまいな」って思ってたので、1月から生姜(の調理法)を新しくされて、 やっぱりみんな生姜のうまさをわかってはるんやなと思いました。Q. お二人の「餃子以外」の餃子の王将オススメメニューはありますか?藤野さん:極王天津飯が大好きです。メニュー表に「チーズトッピング」って書いてあって。次はそういうアレンジも やってみたいなと思いました。佐々木さん:ニラレバ炒め。ちょっとガツンと行きたいな、パワー得たいなって時は、 ニラレバ炒めは確実に食べますね。極王はいただいたことないから気になってます。 あとジャストサイズ。あれは一人飲みにはたまらないですよね。Q. 今回のTVCMのコンセプトは「餃子をもっとおいしくしたい」です。お二人の「もっと〇〇したい」ことはなんですか?佐々木さん:日常をもっとのんびりしたい…(笑)ちょっと時間があっても仕事したり用事を入れたりしてしまうので…ちゃんとのんびりする時間を増やしたいなと思っています。藤野さん:これから舞台があるので体力作りとしてランニングを始めてるんですけど、もっと 距離を走れるようになりたいなって。<お二人のインタビューの様子は、餃子の王将公式HP・公式YouTubeチャンネルから 動画でお楽しみいただけます>餃子の王将 公式HP ムービーギャラリー ⇒ 餃子の王将 公式YouTubeチャンネル ⇒ <出演者プロフィール>佐々木蔵之介1968 年2月4日生まれ。京都府出身。近年の主な出演作にドラマ「クロサギ」「マイホームヒーロー」「グレイトギフト」、 映画「シャイロックの子供たち」「ゴジラ-1.0」「映画 マイホームヒーロー」など。現在2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演中。第38回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞、第43回日本アカデミー賞優秀助演 男優賞など。藤野涼子2000 年2月2日生まれ。神奈川県出身。映画「ソロモンの偽証」で主演デビューし、芸名は同映画での役名から。近年の主な出演作に連続テレビ小説「ひよっこ」大河ドラマ「青天を衝け」 「グレイトギフト」など。2024年4月に舞台「『GOOD』-善き人-」に出演予定。第39回日本アカデミー賞 新人俳優賞、第40回報知映画賞新人賞など。佐々木蔵之介とは映画「ソロモンの偽証」、ドラマ「ミヤコが京都にやって来た!」 で親子役を演じた。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月21日舞台『ロミオとジュリエット』開幕直前囲み取材が12日、東京・有楽町よみうりホールにて行われ、主演の高杉真宙および藤野涼子、演出の井上尊晶氏が出席した。ウィリアム・シェイクスピアの代表作を、長年蜷川幸雄さんの下で演出助手や演出補を務め、自身でも『オセロー』『夏の夜の夢』の演出など数々のシェイクスピア作品に携わってきた井上尊晶氏が演出を務めた本作。明日初日を迎えるが、高杉は「いまの感情で言うとせわしない感じですね」と笑うと「明日の初日はもっと落ち着かないかなと思うのですが、これまで1カ月稽古をしてきたことを信じてやりたいです」と心境を語る。藤野も「私も落ち着かないですね」と苦笑いを浮かべると「これまでみんなでエネルギッシュにやってきたことを、お客さんと共に新たなロミオとジュリエットに作り上げていけたら」と意気込む。これまで何度も舞台化されてきた『ロミオとジュリエット』。高杉は「有名すぎるシーンにはどぎまぎしましたが、それも最初だけで、いまは自分の言葉にできていると思います」と自信を深めると、藤野は「『ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの』というセリフは、物語を知らない人でもフレーズを知っているぐらい有名。稽古中でも緊張しました」と明かす。演出の井上氏は「蜷川幸雄という演出家のもとで30年、3本の『ロミオとジュリエット』を経験していますが、ロミオとジュリエットを中心に、いろいろな愛が詰まっている。いま愛の価値が安いのかなと思うことがあるので、愛ってもっとすごいんだぞということを実感していただければ」と演出意図を述べる。さらに井上氏は、高杉と藤野について「高杉さんはちょっと天然でありつつ、長男的なところがミックスされている。きっと壁にぶつかっているところはあると思うのですが、ぶつかったら倒れればいい。しっかり助けるので、転ぶことを恐れず、果敢に挑戦してほしい」とエールを送る。高杉は「稽古で1カ月が経ちましたが、まだ自分自身どうなるのか分かっていない。それぐらいいまやっていることに夢中になれるということをポジティブに捉えているので、僕らが作ってきた『ロミオとジュリエット』をまっすぐに届けたい」と力強く述べると、藤野も「家族の愛、友達の愛など、いろいろな愛を受け取ってほしいです」と作品をアピールした。舞台『ロミオとジュリエット』東京公演は9月13日~9月24日に有楽町よみうりホールにて、大阪公演は9月30日~10月1日に森ノ宮ピロティホールにて、富山公演は10月7日~10月8日に富山県民会館にて、愛知公演は10月14日~10月15日に東海市芸術劇場 大ホールにて、福岡公演は10月21日~10月22日にキャナルシティ劇場にて、仙台公演は10月28日~10月29日に電力ホールにて上演。
2023年09月12日高杉真宙と藤野涼子がタイトルロールの若きカップルを演じる『ロミオとジュリエット』。これまで数多くの俳優やスタッフが挑んだウィリアム・シェイクスピアによる不朽の名作に、演出の井上尊晶をはじめとするカンパニーはどう向き合っているのか──。開幕まで1ヵ月を切った稽古場に集った若手キャスト、ロミオ役の高杉、ジュリエット役の藤野、ベンヴォーリオ役の矢部昌暉、マキューシオ役の新原泰佑、ティボルト役の三浦獠太、パリス役を務める佐伯大地の6人に話を聞いた。悲劇の底へ向かう新たな『ロミオとジュリエット』像を──『ロミオとジュリエット』への出演が決まって感じたことは?高杉舞台をやっていく中で、いつか本格的なシェイクスピア作品に挑戦したいと思っていました。中でも誰もが知っている『ロミオとジュリエット』に、ロミオとして出演できる機会をいただいて嬉しく思っています。自身の中に役を落とし込んで解釈しながら、皆さんと一緒に新しい『ロミオとジュリエット』像を見せられたら。藤野私も、ジュリエットは女優として一度は取り組んでみたいと感じていた役だったので嬉しかったです。高校生の時に『ロミオとジュリエット』の戯曲を読んだことがあって、ずっと憧れていて。マネージャーからの電話に驚くあまり、「えっ!?」と大きな声を上げてしまうくらい喜びました(笑)矢部シェイクスピアと僕の接点は、過去に出演した舞台作品の劇中劇のみ。だから一度がっつり挑戦したい気持ちがありました。そこへ20代後半に差しかかってきて、少年少女の登場人物が多い『ロミオとジュリエット』の役を演じるにはもう遅いかも……というタイミングでお声がかかって。僕の人生における新しい転換期になればいいな、と思いながら稽古に励んでいます。新原僕はオーディションでマキューシオ役が決まりました。改めて彼と向き合った時に「やばい、こいつ本当に頭のおかしい奴だ!そしてキレ者だな」と痛感しまして。どうやって演じ切ろうか、いまも絶賛悩み中です。でもやるからにはとことんやって、ロミオがティボルトを殺すきっかけになった存在であるマキューシオを全うしたいですね。三浦僕はひたすら怖くて、どこかへ逃げ出したいくらいの気持ちでした(苦笑)。これまでレッスンでシェイクスピアの戯曲に取り組んだことはあったんですが、「(本番は)もっと経験を積んでから」と考えていたので。それがまさかの初舞台で挑戦することになるとは……。でもいままで映像のお仕事が多かった分、「お客さんの前で演じる」ことの楽しさを見出してからは、不安がワクワクに変わったんですよね。佐伯わかる。僕も最初はシェイクスピアを「難しそうだな」と感じてた。でも30代になってセリフに触れた時、「意外と難しくないじゃん」と感じて。というのも、僕ら現代人が伝える「好きだよ」の4文字が、普段使わない言葉や長ゼリフで表現されているだけなんですよね。それに気づいてから楽しみに変わりました。形に残らないからこそ生じる、長ゼリフの必然性──本作への出演が決まる前、シェイクスピアに対して抱いていたイメージは稽古を経てどう変化しましたか?高杉ロミオとジュリエットが出会って、さまざまなすれ違いの結果、ふたりを分つ「死」という悲劇の別れが訪れる。これだけの言葉にしたら簡単ですが、そうした筋運びにシェイクスピアの素晴らしさがあるわけじゃない、というのが今回改めて実感したことかもしれません。佐伯じゃあ高杉くんは何がシェイクスピア作品の魅力だと思ってるの?高杉言葉遊びひとつ取っても。すごくキレイなところ……ですね。対して現代は言葉の重みが無くなっているよね、という話を昨日も稽古場でしていて。気持ちを伝える手段として、現代はメールなどテキストでのやり取りが重要視されているけど、シェイクスピアの世界では話し言葉に集約されている。形に残らないからさまざまな言葉で感情を彩って、相手にちゃんと伝わる形にしなきゃいけないんだな、って。藤野たしかにそうですね。メールに、シェイクスピアの長ゼリフみたいな文章が送られてきたら……ちょっと重いかも(苦笑)。だから現代では、気持ちはシンプルに伝えた方がいい。でもそうすると言葉に重みがなくなるジレンマが生まれてしまう。『ロミオとジュリエット』メインビジュアル高杉シェイクスピアの長ゼリフには必然性があるんですね。でも、ジュリエットの方がロミオよりセリフ量が多い気がするんだけど。藤野ジュリエットは自己完結するセリフが多いですよね。「女子あるある」というか……「こうしてあんなことがあって、そう感じたの!」みたいにいろんな想いが脳内を駆け巡って、それがまるごとセリフになっているような。「もう全部言っちゃえ!」みたいなところがあるから、おのずと長ゼリフになっちゃう(笑)。一人で気持ちの浮き沈みをどう表現するか、いま試行錯誤しています。新原シーンが思い浮かびました。すごく楽しみです!三浦僕は初舞台ということもあって、とにかくセリフ量に圧倒されています。でも皆さんの読み合わせを通じて、セリフの多さは10代の若者が胸に抱いているエネルギーの大きさや勢いなんだ、と感じるようになりました。僕が思い描いていた以上の熱量が登場人物の中には渦巻いていて、それが爆発する瞬間、あの長ゼリフになる。矢部そうだよね。シェイクスピアは単純なことをあらゆる方面に拡大し、かついろんなものに例えて感情をセリフに乗せる。だから現代人にとって自然に発するのが難しいんですよ。加えて誰かのセリフを聞いている時もどう反応しようか迷ってしまう。稽古では日々その難しさを痛感しています。『ロミオとジュリエット』も現代も、狭い世界で戦い続ける人間の葛藤がある──現代にも通じる『ロミオとジュリエット』のテーマ性を、皆さんはどんなところに感じていらっしゃいますか?高杉「狭い世界」が両者に共通する要素なのかな、と思っています。『ロミオとジュリエット』はキャピュレット家とモンタギュー家という敵対する名家の争いに引き裂かれた恋人の物語で、ひたすら息苦しい。対する現代はスマホやインターネットが普及して、本当は広い世界を見られるはずですが……その中にとらわれて身動きが取れなくなってしまう人がいますよね。「よくない」と頭でわかっているのに動けずにいる現代人の世界もまた『ロミオとジュリエット』同様に狭く息苦しい、と感じます。藤野セリフでしか登場しないんですが、『ロミオとジュリエット』が上演された時代って感染症のペストが流行したんだそうです。そのせいで神父さまからの手紙が届かなくて、ロミオとジュリエットの間にすれ違いが生まれてしまう。で、現代も3年前から新型コロナウイルス感染症がはやっていて、私たちは自粛期間に人と気軽に会えない苦しさを味わいました。でも翻ってそれは人との関わりを大切にしたいと思えた時間でもあったんですよね。少し話がズレてしまうかもしれませんが、『ロミオとジュリエット』の世界も感染症が流行した時代の話だから、「人と人との繋がり」みたいなものを現代に映し出す側面があるんじゃないかな、と思っています。矢部僕が大きく感じている『ロミオとジュリエット』と現代の共通項は、「争いはどの時代や世界にもあるんだな」ってこと。現代にも異なる意見を持っている人たちの諍いは生まれています。一方『ロミオとジュリエット』はずっと争っていた両家が、二人の死によって手を取り合う。でも、そこで立ち止まって欲しいんです。「その戦争って本当に意味があるの?」「ロミオとジュリエットが死ななければ、両家の平穏は成し得なかったことなの?」という問いを、自分自身に投げかけつつ。一人一人が考えることによって小さな争いはなくなると思いますし、この作品を観て考えてもらえたら嬉しいですね。新原『ロミオとジュリエット』って、欲望に忠実なキャラクターが多いと感じました。また、特に抑圧への不満や会いたい時に会いたい人に会えない寂しさは、コロナがある現代とリンクすると思いました。会いたいのに会えないことを嘆いたり、怒りを覚えて発するセリフが多いですよね。そういう喜怒哀楽や欲望が誇張されるところが、現代と繋がるなと思いました。三浦僕は『ロミオとジュリエット』の登場人物の中に生まれる恋愛や嫉妬、怒りみたいな感情って現代とそれほど変わらないのでは、と思っているんです。アウトプットが変わるだけであって、奥底にある人間の魂やパッションは、当時と現代でさほど違いはない気がします。その証拠として、僕はそれぞれの感情に心を寄せることができるから。お客様にも、そう感じてもらえたらいいなと思っています。佐伯僕も高杉くんの「狭い世界で戦う物語」という考えに共感しますね。30代に突入して、最近特に「自分はなんて狭い世界で生きているんだろう」と感じる瞬間があります。学生時代につるんでいた友だちが結婚して、自分の家庭を持つと会うタイミングが無くなる。SNSが普及しているのも、寂しいからみんなそれぞれの状況を知りたくて・知らせたくて発信するし近況を受け取るわけで。そして、その狭い世界で小さな争いが生まれる。ペストはコロナに、話し言葉はSNSのテキストに。当時と形は変わっても、戦い続ける人間の葛藤をきちんと描いている『ロミオとジュリエット』はきっと現代人の胸に迫るんじゃないかな。取材・文:岡山朋代撮影:田中亜紀ヘアメイク:堤紗也香(高杉真宙) 大岩乃里子塩澤優花塚原ひろのスタイリスト:荒木大輔(高杉真宙) 岩田友裕衣装協力:EGO TRIPPING<公演情報>『ロミオとジュリエット』作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:井上尊晶出演:高杉真宙 / 藤野涼子 / 矢部昌暉 / 新原泰佑 / 三浦獠太 / 佐伯大地皇希 / 田中亨 / 皆藤空良 / 菅彩美 / 木村咲哉 / 牧野彩季 / 松浦慎太郎 / 村井友映 / 井上百合子冨樫真 / 廣田高志 / 一谷真由美 / 松澤一之 / 星田英利 / 石井愃一【東京公演】2023年9月13日(水)~9月24日(日)会場:有楽町よみうりホール【大阪公演】2023年9月29日(金)~10月1日(日)会場:森ノ宮ピロティホール【富山公演】2023年10月7日(土)~10月8日(日)会場:富山県民会館ホール【愛知公演】2023年10月14日(土)~10月15日(日)会場:東海市芸術劇場大ホール【福岡公演】2023年10月21日(土)~10月22日(日)会場:キャナルシティ劇場【仙台公演】2023年10月28日(土)~10月29日(日)会場:仙台電力ホールチケット情報公式サイト
2023年09月04日ロミオに高杉真宙、ジュリエットに藤野涼子を迎え、舞台『ロミオとジュリエット』が上演される。演出を務めるのは長年、蜷川幸雄の下で演出助手や演出補を務め、自身でも『オセロー』『夏の夜の夢』の演出など数々のシェイクスピア作品にも携わってきた井上尊晶。3月下旬、ポスター撮影のために初めて3人が顔を揃えた場で話を聞いた。誰もが知る、若き2人の悲恋の物語だが、シェイクスピアが本作を執筆した16世紀末、欧州はペストが蔓延し、劇場は封鎖されていたという。井上は、現代と重なる部分を念頭に「お話をいただいて、漠然と頭をよぎったのが、誰もいない渋谷のスクランブル交差点でロミオとジュリエットが抱き合って倒れているイメージでした」と明かす。あくまでイメージであり、演出で「奇をてらうことはしない」と断りつつ「なぜシェイクスピアはこの時期に愛の物語を書いたのか? 当時と比べ、物はあふれているけど、(人間のつながりが)希薄になっているいまの世に、この物語がどう届くのか?」と、いま本作を上演することへの思いを口にする。現代との共通点という意味では、“世代間の分断”もまたテーマのひとつ。藤野も戯曲を読んで、そこに強く心を動かされたと明かす。「大人たちは表面的なシステムを作るだけで、なぜ若者たちが反対し、ルールを変えたいと言っているのか、根本的なところをわかっていないし、若者も大人の気持ちや社会の構成を理解していない。そこで対立が生まれる。それは現代も同じだなと思いました」一方、高杉が戯曲を読んで、浮かんできたのは「抗う」という言葉だったという。家や世間……どうにもできない状況に戦いを挑み、若い2人は命を散らすことになる。「不条理な運命と戦い、抗う」と高杉は言葉に思いを込める。高杉にとっては、シェイクスピア作品初挑戦となるが、井上と初めて顔を合わせた際に、井上から「(初シェイクスピアが)ロミオでいいの?『ハムレット』もあるよ?」と聞かれ、きっぱりと「どちらも運命と対峙するけど、(『ロミオとジュリエット』は)自分の行動によって全てが変わっていく。そっちの方がいまの僕には必要です」と答えたとそうで、本作への並々ならぬ思いが伝わってくる。藤野もこの作品への熱い思いを隠そうとしない。出会いと情熱的な恋、悲劇的な死がわずか数日の間に描かれることに触れ「濃縮されているからこそ熱量がある。コロナが数年、続く中で、なかなか人と会えなかったりして、熱いものや他人と関わる中で生まれるものに鈍感になっている部分があると思うけど、この作品を観て、何かわからないけど新しいことに挑戦したくなったり、走り出すきっかけになったらと思っています」と言葉に力を込めた。取材・文:黒豆直樹撮影:山口侑紀(W)
2023年05月15日あべのハルカス近鉄本店では、イラストレーター鈴木英人氏の原画・版画を展示販売する「~風と光のアート~ 鈴木英人の世界展」を開催します。色彩豊かでリアルな独特のタッチで、アメリカのリゾート地やクラシックカーを題材に1980年代からレコードジャケットなど音楽に関連したイラストを描き、今もなお版画作品を発表し活躍している鈴木英人氏。1970~80年代の日本のポップスがシティポップとして世界から注目されたことで、レコードジャケットや音楽雑誌のカバーを手掛けた作品が若い世代からも支持されています。本展では、有名なアーティストのCDジャケットや雑誌の表紙を飾った往年の作品から最新作までの原画・版画100余点を展示販売します。■ <催事概要>【期 間】11月17日(木)~22日(火)【場 所】あべのハルカス近鉄本店 ウイング館9階催会場【営業時間】10:00~20:00 ※最終日は、15:00閉場■ <内容>〇1980年代初期から2000年までの貴重なパントーン原画と、1985年から2022年の最新作を含む版画を100余点展示販売します。往年のEIZINファンから、若い世代までお楽しみいただけます。●鈴木英人作品の魅力音楽で言えばイージーリスニング。眉間に皺を寄せることのない楽しいアート。英人の絵は“理屈無し”に画面の中の世界に引き込み、100%プラス思考にさせるエネルギーが満ちています。それぞれの作品(版画)の40~50色の多色刷りによる色彩の鮮やかさは、長い時間をかけて英人と刷り師との細かく緻密な連携作業によって成し遂げられます。その作品は、洗練された色彩のハーモニーを生み出し、独創的な世界を創り上げています。また、最近の作品は、刷り工程までも自らの工房で自らの手で刷り機を使って仕上げています。(この技法がEMグラフです)●鈴木英人の原画の特長英人の原画は、下絵の上に色数の多いパントーンオーバーレイ(画材名)というフィルムを、貼り込んでいます。英人はスミ線でトーンラインを描き、パントーンオーバーレイをカッターで切り、細かな部分はルーペで見ながらカットし、30~50色くらいのオーバーレイフィルムを貼って仕上げていきます。パントーンオーバーレイは、2000年で生産中止になり、その後、パントーン原画の制作ができなくなったため、今ではたいへん貴重なものとなりました。会場では、1980年代初期から2000年までのパントーン原画を約30点展示販売いたします。また、原画制作工程の資料も展示します。販売作品の一例【原画】「ライトフォールズ オブ ボードウォーク」 1991年(パントーン原画 タテ47.5×67cm)4,180,000円「ラジオアイランド」1982年(パントーン原画 タテ43.7×32.6cm)1,320,000円【版画】「ANR―261」 1988年(リトグラフ タテ47.8×67.3cm) 660,000円「サンディービーチ」2004年(EMグラフ タテ46.5×ヨコ54.5cm)253,000円「此処より永遠に」2019年(EMグラフ タテ41.5×ヨコ62.4cm)242,000円「フロンティア」2022年(EMグラフ タテ33.3×ヨコ46.6cm)198,000円〇往年の世代には懐かしく、若い世代には新しく感じる特別展示コーナー【鈴木英人 コラボレーション作品】表紙を担当した雑誌FMステーション、カバーを担当した山下達郎のレコードジャケットなど、懐かしく貴重なグッズ展示や、山下達郎のCDカバー、桑田佳祐のレコードジャケットのEM原画を展示します。(展示品は全て非売品です)〇作品集・グッズコーナー「鈴木英人 ALL TIMES 作品集」 3,960円「鈴木英人作品集 2013-2017」 2,200円その他、コースター(5種類1セット)、マグカップ、クリアファイル、財布、コインケースなど、EIZINオリジナルグッズを販売します。〇お買いあげプレゼント【1】会期中、原画・版画をお買いあげの方先着30名様に「額装ミニプリント」をプレゼントします。(お買いあげの方先着31名様からは、オリジナルレターセットを進呈)【2】原画・版画をお買いあげの方に「鈴木英人直筆サイン入り EIZINオリジナルシート」をプレゼントします。■ <鈴木英人プロフィール>1948年福岡県博多生まれ。1971年頃より広告デザインを手掛け、デザイナー、アートディレクターを経て、1980年イラストレーターとしてデビュー。山下達郎のレコードジャケット、FMステーション誌のカバーデザイン等数多くのイラストレーションを描く。以後、商業デザインの世界にとどまる事なく、1985年「EAST ALBUM」のタイトルで、版画(リトグラフ)30作品を、東京と大阪の5箇所の画廊で同時に発表。現代アート作家としての地位を築き上げる。以後、精力的に版画作品を制作発表し、現在作品数は300点を超え、継続的に全国の百貨店等で個展開催。※表示価格には消費税が含まれています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月18日柄本佑と藤野涼子が主演するNHKドラマ「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」の放送が決定した。最愛の妻が亡くなったあと、若いころに綴られた日記が見つかった。そこには、2人の男性の間で揺れ動く切ない恋心が、数々の短歌とともに瑞々しい筆致で綴られていた。夫は日記を頼りに、青春の日々を追想する心の旅に出ることに。本作は、日本を代表する高名な歌人のひとり、永田和宏が綴った実在の手記を基に、不器用な男性と一途に人を愛した女性の青春を描くラブストーリー。今回のドラマでは、永田さんを柄本佑、妻・河野裕子を藤野涼子が演じ、出会いから結婚までの2人の青春の日々を描く。また、柄本さんが青年期と老年期の永田さんを、一人二役で演じるのも見どころのひとつだ。柄本さんは「永田先生って超有名だし、河野さんという方も超有名な方ですけれど、知っていらっしゃる方はこんな裏が、ミステリーが残っていたのっていうふうに楽しんでいただけると思いますし、今回知るという方はああ何か歌を読んでみようかなという、歌の魅力みたいなものを非常に発揮されているドラマだと思います」と本作について語り、「永田先生と河野さんは本当に素敵な方だということは、このドラマを見たら伝わると思います」とコメント。本作について「ドラマとドキュメンタリーが合わさったような形」と説明した藤野さんは、「実際観てほしい青春のシーンがたくさんあるので、短歌を楽しみつつ、私たちの青春のシーンを楽しみつつ、そして永田さんのその時の言葉を聞いて、皆さんにより短歌の世界に浸って楽しんでいただければなって思います」とメッセージを寄せている。▼「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」あらすじ細胞生物学の権威で、宮中歌会始の選者を努める歌人・永田和宏は、妻であり同じく高名な歌人の河野裕子を12年前、ガンの闘病の末に亡くした。「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」河野裕子教科書にも掲載されてきたこの有名な歌は、若き日、煮え切らない態度の自分に対して河野さんが奮起を促した歌だと永田さん自身は解釈してきた。ところが河野さんの死後、実家の押し入れから、彼女が結婚前に綴っていた大量の日記が発見される。その記述によって、実は「ガサッと」の歌が生まれた時期、河野さんは2人の男性との恋心で苦しい葛藤の日々を送っていたことが明らかになっていく。「訊くことはつひになかつたほんたうに俺でよかつたのか訊けなかつたのだ」永田和宏「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」は6月6日(月)21時~BSプレミアムにて放送(BS4K同時)。(cinemacafe.net)
2022年04月22日広瀬すずが、戦後初のCA(キャビンアテンダント)役に挑むスペシャルドラマ「エアガール」。この度、広瀬さん、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花というエアガール第一期生たちが昭和レトロなファッションに身を包んだ仲良し5ショットが解禁となった。日本人が日本の空を飛ぶことを許されていなかった戦後、空への純粋な憧れからパイロットになる夢を抱き続けるヒロイン・佐野小鞠が、当時の“最先端のお仕事”である、エアガール=CAとなって奮闘する姿を描いていく本作。今回公開されたのは、エアガールたちのキュートな私服ショット。クラシカルなワンピースや首元のリボンが清楚なブラウスなど、広瀬さんたちが“昭和のお仕事ガール”のおしゃれをさわやかに着こなしている。さらに、エアガールたちが並んで入浴している“銭湯女子会ショット”も到着。早朝から夜遅くまでの激務に疲れた第一期生たちは、仕事終わりに銭湯に寄ってリラックスするのが唯一の楽しみ。お湯につかりながら夢を語り合ったり、ときには“恋バナ”で盛り上がったりも――。身も心もほぐれ、打ち解けたムードの銭湯シーンは第一期生たちの“絆”が最も感じられる場面で、広瀬さんも「エアガールのみんなとの撮影はとても楽しくて、特に銭湯のシーンは大好き!リラックスしている雰囲気がみんなから感じられて、すごくいい空気感だなと思ったのを覚えています」と振り返っている。激動の時代を駆け抜けた主人公・小鞠たちの生き様のみならず、エアガールたちの友情にも注目を。あらすじ1928年、東京・下町で小さな町工場を営む両親のもとに生まれた佐野小鞠(広瀬すず)は、飛行機部品の生産を手がける父の影響で空へのあこがれを募らせ、パイロットになりたいという夢を抱いできた。しかし、兄は神風特攻隊として出撃して戦死。両親も東京大空襲で亡くしてしまい、ひとりぼっちとなった小鞠は、料亭を営む叔母・千代(松雪泰子)のもとに身を寄せることに。おかげで高等女学校だけは卒業させてもらったものの、料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。そんなある日、小鞠は料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」という決意みなぎる熱い言葉を耳にする。声の主は、逓信省航空保安部長の松木静男(吉岡秀隆)。日本は終戦後、GHQによって一切の航空活動を禁じられていた。さらに、吉田茂首相の側近・白洲次郎(藤木直人)は日本の航空事業を海外企業に委ねた方がよいと考えていた。だが、松木はどんな困難が待ち構えていても日本人の手で航空事業をはじめるべきという、固い信念を抱いていたのだ。松木の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠だったが、彼の若き部下・三島優輝(坂口健太郎)に立ち聞きをとがめられてしまう。しかし、これが2人の運命の出会いとなる…。1951年、GHQと粘り強く交渉を重ねた松木の熱意が実り、ついに戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”が発足する。すでに社員となっていた三島からエアガールを募集していると聞いた小鞠は飛行機の仕事に関わりたい一心で応募を決意。しかし、エアガールは最先端の超人気職!とんでもない倍率の試験が待ち構えていた。その後、数々のピンチを乗りこえてなんとか合格した小鞠だったが、入社式からわずか1週間後、あわただしく試験飛行に臨むこととなって…!?スペシャルドラマ「エアガール」は3月20日(土)21時よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年03月19日二兎社公演43『私たちは何も知らない』に出演する藤野涼子さんに話を聞きました。初舞台の重圧と格闘中!?「自分を追い詰めるのも楽しい」まだ女性が封建的な家制度に縛られていた時代に、世間の批判をものともせず自らの考えで行動していた人たちがいた。雑誌『青鞜(せいとう)』は、当時、そんな女性たちが自らの言葉を発信していた場所。舞台『私たちは何も知らない』は、平塚らいてうを主人公に、『青鞜』編集部を軸に描いた女性たちの青春群像劇だ。「個性が大事にされる現代とは違い、彼女たちが活躍した明治から大正は女性が控えめであることが美徳でした。そんな時代にあって、自分たちの自由や個性を前面に出し、世の中と戦った女性たちが描かれています。私は普段、大勢の人の前であまり発言せずに内側にこもってしまうタイプなのですが、今回は自分を前面に出していこうと思っています」これが初舞台となる藤野涼子さん。「稽古初日の前日は不安で眠れなくて…」と言った後、「じつはいまもまだ緊張しています」と苦笑い。その藤野さんが演じるのは、平塚の後に『青鞜』を引き継いだ伊藤野枝。「作・演出の永井愛さんから資料としていただいた、野枝が『青鞜』に発表した作品を読み、その文章力に圧倒されました。いまの私と同じ19歳で物事をここまで深く考えて、書いていたのだと驚きました」自由恋愛を貫いたことで、世間から批判もあった人物だけれど…。「勉強にも青鞜社にも恋愛に対しても、嘘がつけないというか…。自分がやりたいことや思ったことに対してまっすぐな、ある意味でピュアな人だったのだと」15歳で映画『ソロモンの偽証』の主演でデビューを果たして4年。「普段の自分とは違う役の人物になる楽しさはもちろんですが、プレッシャーを感じる状況で、自分を追い詰めながらお芝居をしていくことにも楽しさを感じています」おとなしい印象だけれど、「マイペースで、やりたいことがあったら後先考えずに動いてしまって驚かれることもある」という。じつは結構“野枝っぽい”のかもしれない。二兎社公演43『私たちは何も知らない』20世紀初頭に、その先進的な思想が多くの女性たちに影響を与えた雑誌『青鞜』。その中心人物の平塚らいてう(朝倉)ほか、当時の女性たちの生き様を描き出す。11月29日(金)~12月22日(日)池袋・東京芸術劇場シアターウエスト作・演出/永井愛出演/朝倉あき、藤野涼子、大西礼芳、夏子、富山えり子、須藤蓮、枝元萌一般6000円25歳以下3000円(枚数制限あり。要証明書)ほか*すべて税込み二兎社 TEL:03・3991・8872(月~金曜10:00~18:00)地方公演あり。ふじの・りょうこ2000年2月2日生まれ。神奈川県出身。映画『ソロモンの偽証』でデビュー。近作にドラマ『ひよっこ』『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』、公開中の映画『影踏み』など。ワンピース¥155,000(ANTEPRIMA/ANTEPRIMA JAPAN TEL:0120・03・6962)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年11月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・嶋岡 隆(Office Shimarl)ヘア&メイク・望月香織インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月20日さて今回の記事は「ひふみ投信」です。お聞きになった事はあるかもしれませんね。雑誌、TVなどでも取り上げられ、運用の成果もまずまずです。そんな「ひふみ投信」の特徴を解説していきますので、積立NISAを考えている方、全く投資が初めての方は必見です!ひふみ投信とはまずは「ひふみ投信」からお伝えしていきますね。「ひふみ投信」とはレオス・キャピタルワークスという会社が販売している投資信託の事です。通常、投資信託は運用会社、販売会社といった様に「運用」と「売買」を切り分けて行いますが、このひふみ投信は運用会社であるレオス・キャピタルワークスが直接販売している珍しいファンドでもあります。そして日本国内の企業を対象としたアクティブファンドであるという事も特徴の一つですね。アクティブファンドとは市場平均よりも上の投資成果を目指す為に構成された投資信託の事。特徴としてファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロの考えや意向が最も強く反映され、かかるコストも高い。対照的にインデックスファンドとよばれるものもある。販売会社のレオス・キャピタルワークスって?このひふみ投信を運用販売しているレオス・キャピタルワークスについて触れておきますね。設立は2003年と比較的若い会社です。現在はISホールディングスという会社の子会社となっています。代表は藤野英人社長です。後述しますが藤野社長があるTV番組に出演した事がきっかけで、ひふみ投信が注目を集める事になりました。運用方針も「ためて、ふやして、進化する」をコンセプトに掲げており、日本の成長企業に積極的に投資している事、着実なリターンを出すために守りながら増やす運用をするという事、そして顔が見える運用を行うという事で、実際にHPに運用している方々のインタビューや顔写真が掲載されている珍しい運用会社です。私個人はレオス・キャピタルワークスには好感を持っています。理由は、どんな人がどんな考えや想いで皆さんからお預かりしたお金を運用(投資)に回しているのか、ハッキリ分かるからです。従来は顔も見えませんし、方針等も目録でしか確認できません。レオス・キャピタルワークスはどこか「人」を見て仕事をしている感じがしてハートフルな印象を受けますね。ひふみ投信がメジャーになったきっかけ先程も触れましたが、藤野社長がTV番組に出演した事がきっかけで注目を集めました。ご存知の方も多いかと思いますがカンブリア宮殿という経済に関する特集を組む人気番組です。2017年2月にこの番組に藤野社長が出演されました。私もその時初めて知りましたが、伝説のファンドマネージャーだそうで、これまで手掛けたファンドを倍々で増やしていったそうです。2017年といえばiDeCoが世に出た時でもありますね。それまで日本人には投資といった考えが浸透していませんでした。iDeCoの登場も相まって、藤野社長の投資手法である現場に直接足を運び、大企業だけでなく、地方の無名な企業にまで足を運ぶ事や、投資に対する考えや想いが番組を通じて視聴者に伝わったからレオス・キャピタルワークスを知り、ひふみ投信が認知される事となり、今に至る訳ですね。私も過去の記事でアクティブファンドとインデックスファンドの事に触れました。私は初心者が増やせる確率を上げるのであればインデックスファンドを選びましょうと書きました。しかしこのひふみ投信はアクティブファンドでありながら、成果を出し続けている優れたファンドである事は間違いないです。選択肢として十分値するファンドではないでしょうか。ひふみプラスをご紹介ここで、もうひとつの「ひふみ」をご紹介致します。先程ご紹介したひふみ投信の姉妹ファンドになります「ひふみプラス」という商品です。何が違うのかと言いますと、「販路」が異なります。「ひふみ投信」はレオス・キャピタルワークスでの販売になり、「ひふみプラス」は「銀行」や「証券会社」で販売されているという事です。余談ではありますが、もうひとつ「ひふみ年金」というファンドもあり、これは確定拠出年金を通じて購入する事ができるファンドです。特徴をまとめたものがこちらですこの様に1つのファンドをどこで販売するのかだけを住み分けているんですね。シンプルで分かり易いですよね。違いは何?信託報酬や手数料を解説しますこれら3種類とシンプルで分かり易いファンドですが、違いを一言で言えば、ひふみ投信がどこで購入できるのかによって名前が異なるという所でしょうか。それと違いをもう少し解説します。まず買付手数料が異なります。「ひふみ投資」以外は販売会社に準ずる形を取っており、レオス・キャピタルワークスでの直接購入であれば無料となっています。そして運用者の報酬とも言える信託報酬ですが、ご覧の様に1%を超えています。アクティブファンドであり、膨大な調査を行うため費用部分は致し方ない部分ではありますね。裏を返せばこれだけの信託報酬だからこそしっかりとリターンが出せると考えても良いでしょう。ひふみプラスはどこで買えるの?レオス・キャピタルワークス以外で購入できる販売会社を表に纏めましたのでご覧ください。尚、今回は積立NISAがテーマになりますので、積立NISAで購入できる金融機関のみご紹介させて頂きます。(2019年4月現在の情報です)銀行証券会社信用金庫なお、以下記事でも説明している通り、積立NISAを行う際におすすめしている金融機関はSBI証券です。口座開設ナンバー1で手数料水準も低く、初心者でも使いやすい金融機関です。もちろん、ひふみプラスの取扱もございます。ひふみ投信と類似のセゾン投信ここまではレオス・キャピタルワークスが手掛ける「ひふみ投信」について解説してきました。しっかりリターンも出ていて、安心感のあるファンドであったかと思います。では同じような投信は他に無いのか?という疑問もあるかと思います。実は同じように運用会社が直接販売している会社がもう一社あり、セゾン投信という会社です。セゾン投信の商品はどんなのがあるの?同じく運用会社の販売する投信ですが、セゾン投信には2本のファンドが準備されています。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドセゾン資産形成の達人ファンド上記の2本です。ひふみ投信は厳密に言えば同様のファンドをどこで販売するか?だけの違いですので1本となります。このうち「セゾン資産形成の達人ファンド」がひふみ投信と同じアクティブファンドとなっています。セゾン資産形成の達人ファンドを解説します基本的には直接販売ですので、ひふみ投信同様に買付手数料が無料であるという事は同じです。また投資の中身は海外、国内の株式に投資をするとあり、国内オンリーのひふみ投信とは対照的ですね。かかる費用からアクティブファンドであるという点も同じです。信託報酬に関して言えばHP上で確認すると1.35%にプラスマイナスが乗る感じです。数字上見ればひふみ投信よりコストは掛かる事になります。大きな違いは販売会社が多いか少ない事でしょう。ひふみ投信は「ひふみプラス」と名を変えて広く販売会社に委託している事に対し、セゾンはセゾン一択となります(積立NISAの場合です)購入過程においてどちらが有利なのかを考えて選択してくださいね。ひふみ投信まとめ今回は注目度の高い「ひふみ投信」に関して解説してきました。そのリターンの高さは目を見張るものが有ります。しかし、あくまで2019年現在の話でもある事は忘れないで下さい。投資は自己責任ですので、しっかりと調べて納得のいく投資を行って下さいね。
2019年05月03日人気作家・浅田次郎の「輪違屋糸里」を、藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈、佐藤隆太出演で映画化する『輪違屋糸里 京女たちの幕末』が、12月15日(土)より公開。この度、本作の予告編と場面写真が到着した。上戸彩主演でドラマ化もされた浅田氏の「輪違屋糸里」は、「壬生義士伝」に続く新選組第2弾小説。歴史が大きく変わろうとしている渦の中で、大義をもって都を守り、そして恐れられた新選組の姿を女性の視点で描いた愛の物語。主人公・糸里役を『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた藤野涼子、糸里が淡い恋心を抱く新選組の土方歳三役を、『赤い糸』『高校デビュー』『祈りの幕が下りる時』の溝端淳平。糸里と仲の良い芸妓吉栄役を松井玲奈、吉栄が愛した男・平山五郎役を佐藤隆太、新選組局長・芹澤鴨役を塚本高史、愛人お梅役を田畑智子が熱演。この3組の男女が織りなす、切なく深い愛が感動を呼び起こす。今回到着したのは、時代に翻弄される3組の男女の切ない愛の模様が垣間見える予告編。映像では、糸里、土方、吉栄、平山、芹澤、お梅の姿も確認することができ、また中盤以降は男の野望に翻弄されていく姿も映し出され、本作の背景にある「芹澤鴨暗殺事件」も垣間見ることができる。なお、今回藤野さんが演じた糸里は実在の人物。16歳で芸奴となり、新選組と関わる人生を経ることで太夫として成長を遂げる人物。劇中では、幼さが残る芸奴時代から、成長を遂げた太夫・糸里までを見事に演じきった。『輪違屋糸里 京女たちの幕末』は12月15日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:輪違屋糸里 京女たちの幕末 2018年12月15日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開Ⓒ2018銀幕維新の会/「輪違屋糸里」製作委員会
2018年10月29日●月9が盛り上がればフジテレビが元気になる「"月9に行けばラブストーリーが見られる"という認識が、視聴者にも根付きつつある」と語る、11日スタートの新月9ドラマ『好きな人がいること』の藤野良太プロデューサー。放送前からさまざまな仕掛けで"お祭り"感を見せ、SNS上を中心に大きな盛り上がりを見せているが、そこからさらに大きなムーブメントを起こすべく、スタッフとキャストに「"憧れ"をこの作品で作ろう」と発破をかけたという。今回のインタビューでは、そんな撮影現場の様子も語ってくれた――。――フジテレビの看板枠である月9ですが、今年に入って『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『ラヴソング』と、2作続けて全話平均の最低視聴率を更新してしまいました。やはり、ここで盛り返していきたいという思いは強いですか?そうとう強いですね。今、このタイミングで月9をプロデュースする責任を良い意味ですごく感じています。テレビなので、視聴率は取らなければいけないと思っているのですが、ただ、この作品に関しては、それだけじゃない結果があると思ってます。それは、若い視聴者の間でブームになることです。フジテレビの月9だけがやれることだと思っています。今回はスタッフとキャストに「恥ずかしげもなく言うけど、"憧れ"をこの作品で作ろう」と最初に伝えました。桐谷さん演じるキャラクターの衣装や髪型をマネしたくなったり、山崎くん演じるキャラクターのサングラスをかけて海に行きたいと思ってもらったり、こんなレストランでご飯食べてみたいとか、こんな家でシェアハウスしてみたいとか、映像に出てくるすべてのものが輝くように徹底しています。うれしかったのは、野村くんが初めてセットに来たときに「めちゃくちゃオシャレなセットじゃないすか」と言ってくれたことかな(笑)。全員で"憧れ"をつくるべく頑張っています。――まさに"月9"全盛の頃のムーブメントですね。若い世代に『恋仲』以上のブームをつくって、それがもっと上の層の方々にも広がっていけば、月9の意味も示せるかなと。月9が盛り上がればフジテレビが元気になると思うんです。そのきっかけになりたいですし、なる気満々です!!!――若い人たちへのアプローチとして、今回は制作発表をウェブのライブ配信で行ったり、藤田ニコルさん主演でスピンオフ作品を配信したり、番外編をコミック化したり、台本を放送直後に配信したりと、新しい仕掛けを次々に行っていますよね。そうですね。若い人に届くにはどのような仕掛けをつくれば良いか、常に考えてますね。そのうち物心ついたときからiPhoneに触れている世代が、ドラマの視聴者になってきます。まさに"新人類"ですよね。時代についていくためには、作り手が常に試行錯誤していかなければと思っています。――今後も新しい仕掛けはありますか?もちろんです。まだ言えませんがとっておきの施策を考えています。夏のドラマのプロデュースって、ひとつの"お祭り"を作っている感じがあるんです。メインイベントがドラマの本編で、他にもいろんなところで催しものをやって、今年の夏を盛り上げていければと思っています。――お祭りって本番の前に、街中に提灯がぶら下がり始めると、もうワクワクしてきますもんね。そうですね。お祭りが始まる前のワクワク感というか、"面白そう"という空気感をオンエア前にどう作るかを考えて宣伝方法を考えています。●撮影現場の空気はすごく良い――番組の公式Twitterでは、撮影現場の様子がのぞけますが、放送前にもかかわらずフォロワー数がすごい勢いで増えています。春ドラマで一番フォロワー数が多かった『世界一難しい恋』(日本テレビ系)を、放送1カ月前で超えてしましました(7月10日現在・約28万フォロワー)。すごいですよね。昨年夏の月9『恋仲』(※)は最終回で27万フォロワーでしたが、オンエア前にこれだけの方が興味を持ってくださっているので、期待に全力で応えなければいけないと思ってます。(※)『恋仲』…2015年7月~9月放送。福士蒼汰演じる三浦葵が、本田翼演じる芹沢あかりと運命の再会を果たし、さまざまな障害に七転び八起きしながら本当の恋をつかんでいく姿を描く、月9王道の純愛ラブストーリー。胸キュンな展開で、若い世代を中心に支持を集めた。――若い人が主演でも数万のフォロワー数にとどまるドラマもあります。ここまで爆発的にフォロワーを集める今作は、何が違うのでしょうか?そこに"憧れ"があるからだと思います。今をときめくキャストたちが仲良く写真や動画を投稿することで、「楽しそうだな」とか「私もそこに入りたい」という憧れが生まれているのだと思うんです。スタッフもキャストも、ドラマを全力で楽しみながら作っています。その空気感がTwitterを通して伝わって、それが魅力につながっているのではないでしょうか。――若い人たちが「これをフォローして乗り遅れちゃいけない」ってなってくると、どんどん盛り上がってきますよね。SNSが盛り上がると、リアルタイム視聴が増えるのではないかと、僕なりに仮説を立てていまして。オンエア中のTwitterの盛り上がりに参加したいとか、タイムラインでエンディングを知るのは嫌だからリアルタイムで見ようとか、そういう雰囲気が生まれるといいんですけどね。――『恋仲』の大ファンで、最終回に出演したHKT48の指原莉乃さんも、今作に早速Twitterで反応してました。ありがたいですね(笑)。指原さんにもキュンキュンしてほしいです。スピンオフに出演してくれた藤田ニコルさんも、『恋仲』のときにTwitterでつぶやいてくれていて、それが今回のスピンオフ出演につながりました。――まさにお祭りのノリですね。Twitterと言えば、藤野さんが誕生日に、キャスト陣にサプライズでお祝いされた様子がアップされていました(笑)すいません…。あれは本当にびっくりして…。PRの撮影が終わって、アシスタントプロデューサーが「すいません、ちょっと問題があって…」と呼びだされたんです。それで気分が沈んでいる状況で行ってみたら、出演者がみんな出てきて(笑)――制作発表もそうでしたが、現場の良い雰囲気が伝わってきました。キャストもスタッフも仲良いですよ。現場の空気はすごく良いですね。面白いものを作ろうという雰囲気が漂ってますよ。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。最後にあらためて、今作にかける意気込みをお願いします。チーム一丸となって日本中を"キュンキュン"させるべく頑張ります(笑)
2016年07月10日映画『クリーピー 偽りの隣人』の上映後のトークイベントが6月28日(火)に開催され、竹内結子、藤野涼子、黒沢清監督が、上映後だから話せるマル秘エピソードや撮影中の秘話で盛り上がった。元刑事で犯罪心理学者となった高倉(西島秀俊)が6年前に発生した一家失踪事件に興味を持ち、調査をする中で、妻ともども、奇妙な隣人・西野(香川照之)の存在に惑わされ、事件に巻き込まれていく様を描く。竹内さんは高倉の妻・康子を演じ、その隣の西野家に暮らす少女・澪を藤野さんが演じている。ラスト近くのシーンで竹内さんも藤野さんも、それぞれに感情を爆発させる場面があるが黒沢監督は2人の演技を絶賛する。藤野さんは「これまで感情を表に出すような芝居をしたことがなかったのですが、大変でもあったけど楽しかったです」とふり返る。黒沢監督は「難しい役だったけど、肝が据わってる。大物なんでしょうね。くせ者たちを前に、動じることなく堂々と存在してました」と称賛を惜しまない。一方、竹内さんのこのシーンでの感情表現について、黒沢監督は「脚本では何も書いてなかったんですが、竹内さんから『感情を内に向かって出しますか?それとも外に向かって出しますか?』と言われて『外にお願いします』と言ったんですが…(その感情を受け止めた)西島さんが一番驚いていたと思います」と述懐。「舌を巻くうまさでした。芝居が計算されているんですが、その場の瞬発力もあり完璧。見た目のきれいさに騙されるけど演技派!」とこちらも最大限の賛辞を贈った。藤野さんは「日常から澪でいようと思ってたんですが、休憩中とかに香川さんや西島さん、竹内さんが楽しそうに話していて『いいな』と思って見てました…」とうらやましそうにふり返る。その竹内さんが、楽しそうに喋っていた直後に、先述の感情を露わにするシーンを目の当たりにしたそうで「竹内さんは、切り替えが早くて私もそれができるようになりたいなって思いました」と先輩女優を憧れのまなざしで見つめる。竹内さんは「私は、ずっと役でいる時間も大切だと思うけど、時に早くから離れた方がやりやすいこともあると思ってます。今回は、普段はヘラヘラしてた方が、差をつけられていいと思ってふざけてました」と役柄によってアプローチを変えることやメリハリの重要性を説き、16歳の藤野さんは真剣に耳を傾けていた。トークでは、2人が関わる物語の核心部分であり、凄まじい描写が話題の“パッキング”シーンの撮影エピソードも語られたが、藤野さんは「やってて楽しかったです(笑)」とやはり肝の据わった頼もしい発言!竹内さんはそんな藤野さんの「目の力に感じるものがありました」とうなずいていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日女優の竹内結子が28日、都内で行われた映画「クリーピー 偽りの隣人」(全国公開中)のトークショーに、女優の藤野涼子、黒沢清監督とともに登壇した。竹内から藤野へ話したいことがあるということで、藤野をトークショーに呼んだという竹内は「私は後半、(藤野演じる)澪のしもべだったので、いつも心の中で『はい、ボス!』って返事をしている自分が内心いて、そういう感覚が不思議だった」と胸の内を明かし、「あのときに涼子ちゃんはどんな思いで私を見下ろしていたんだろうと聞いてみたい」と藤野に対し興味を示した。また、監督からも「完全に仕切って、確信に満ちた怖い顔で見事に命令していて素晴らしかったんですけど、どんな心境だったんですか?」と聞かれた藤野は「そのときは澪でやっていたので、やっていて楽しいなと思っていました」と不敵な笑みを浮かべた。そんな藤野に対して竹内は「言われていくうちに、『あっ、命令されるのって、結構気持ちのいいものだな』ってふと思いました」と吐露し、「澪ちゃんに何か言われればすべて従うという空気が一瞬でできていて、涼子ちゃんのセリフのないときに何か強く感じるものがあって、素敵な人だなと思いました」と絶賛。さらに竹内が「でも人に命令するのって気持ちよくない?」と藤野に質問すると、藤野は「気持ちよかったです(笑)」と笑顔を見せた。さらに、役作りのために日常から澪でいたという藤野は、「撮影の休憩中に、西島(秀俊)さんや香川(照之)さんや竹内さんが楽しそうにお話をしていて、いいなと思いました」と打ち明け、そんな中でも撮影では迫真の演技を見せる竹内について「切り替えがとても早くて、私も切り替えができるようになりたいと思いました」と羨望の眼差しで竹内を見つめると、竹内は「その役と一緒にいる時間のほうが大切だと思いますけど、ときには1回離れたほうが戻りやすかったりと、いろいろとやり方はあるのかな。でも今回は、普段ヘラヘラしていたほうが靖子と自分の差を付けられて、これはこれ、自分は自分って切り離したほうが演じやすかったから、ああやってふざけていたんだと思います」と持論を展開した。同作は「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛を受けた前川裕の小説を、黒沢監督が映画化したもので、ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑念と不安から深い闇へと引きづり込まれていく恐怖を描いたサスペンススリラー。
2016年06月29日日本で「私は、お金が大好きです」と言うと、多くの人は眉をひそめるに違いない。日本人にとって、お金の話はタブーとまではいかないまでも、あまりおおっぴらにするものではないという考え方がある。たくさんお金を持っている人は「何か汚いことでもして儲けたのじゃないだろうか」と疑われ、貧乏だけど一生懸命仕事をしている人は「立派な人」だと思われる。冷静に考えてみればお金持ちにだって立派な人はいるし、貧乏人にだって悪人がいるということはすぐにわかるのだけど、少なくとも日本には「お金を稼ぐ=汚い、悪い」といったイメージが存在する。今回取り上げる『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(藤野英人/星海社新書/2013年2月/820円+税)は、こういった「お金」に関する誤ったイメージを払拭するために最適な一冊だ。本書は別に投資の入門書というわけではなく「お金」そのものについて考えるための本である。「お金持ちは悪、貧乏人は善」といった短絡的な思考は人を幸せにしないだけでなく、経済を停滞させ、社会全体に対しても悪影響を及ぼす。「お金」のことを考えることは、実は世の中のことを考えることと密接につながっている。「お金のことなんてあまり考えたことがない」という人は、ある意味では「世の中のことをあまり考えたことがない」と言っているのに近いのかもしれない。本書で、ぜひ「お金」を通じて「世の中」のことを考えてみて欲しい。○「お金」を使うことは世の中の動きと密接に関わっているこれまで「お金の増やし方」に関する本は内容があやしいものから名著と呼ばれるものまで含めて大量に出版されてきた。おそらく今後も社会のしくみが資本主義であるうちは大量に出版し続けることだろう。本書の著者は投資信託のファンドマネージャーをしている「お金の専門家」なので本書もそういった「お金の増やし方」の本なのかと思いきや、内容は全然違う。本書がフォーカスしているのはお金の「使われ方」(あるいは「使い方」)である。本書は「コンビニで買ったペットボトルのお茶代150円はどこに行くのか?」といった設問について考えるところからはじまっている。この設問は単純なようで奥が深い。コンビニで払った150円は直接的にはコンビニの売上になるが、間接的な影響まで含めると、お茶を製造したメーカーの売上になり、コンビニにお茶を運ぶ輸送業者の売上になり、お茶農家の給料になり、コンビニでアルバイトをしている店員の給料にもなり、パッケージをデザインしたデザイン会社の売上にもなり……といくらでも対象が広がっていく。「お金を払う」という行為は世の中の動きと密接に関連し、そういった関連なしでは僕たちは経済活動を行うことはできない。そういう目で「お金」を再度見なおしてみると、単に買い物をしたり外食をしたりすることにも重要な意義があることがわかる。○経済は互恵関係で成り立っている本書では、「僕たちの消費活動は、必ず誰かの生産活動につながっている」というあたりまえだが忘れられがちな重要な事実について、ページを多く割いて説明している。先のコンビニの例で言えば、僕たちがコンビニで150円のペットボトルのお茶を買うことで、コンビニや飲料メーカー、お茶農家といった生産者の利益が生まれる。元をたどれば、僕たちがコンビニで払った150円も、誰かが消費したお金からやってきている。つまり、誰かの消費活動が誰かの生産活動に貢献し、そうやって稼いだお金がまた消費活動に回され、誰かの生産活動に貢献する。すべてはつながっていて、そういった互恵関係によって経済は成り立っているのだ。僕たちは誰かを支え、誰かに支えられることで生きている。このように考えると、消費者が一方的にえらい(いわゆる「お客様は神様」といった考え方)という態度を取ることは決して適切ではないということもわかってくる。本書では、ブラック企業問題の根幹にブラック消費者の問題があるのではないかという指摘がされているが、これはひとつの側面として確実にあるだろう。諸外国に比べて、総じて日本のサービス業はサービス過剰状態にある。すべてがつながっている以上、消費者としてサービス提供者に不当につらく当たれば、結果的にそれは何らかの形で自分に跳ね返ってくると考えたほうがよい。どうせ跳ね返ってくるなら、いい影響が跳ね返ってきたほうが絶対によい。経済の互恵関係を忘れずに、つねに「良い消費者」でありたいものだ。○投資とはエネルギーのやり取り本書では、投資を「いまこの瞬間エネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと」と説明している。ここで大切なのは、やりとりされるのは「お金」ではなく「エネルギー」だということだ。この定義だと、すべての人は投資家であるということになる。本を読むという行為も、エネルギー(時間)を投入して何らかの知識を得るという点で、間違いなく「投資」だと言える。ぜひ、本書に「投資」をしてみてほしい。
2015年10月09日『投資バカの思考法』(藤野英人著、SBクリエイティブ)は、25年もの経験を持つファンドマネージャーである著者が、投資のプロとしての経験と知見、メソッドを凝縮させた書籍。ここで著者は、未来が予測できない時代だからこそ動いていくことが大切だと主張し、その手段として投資を勧めています。ていねいに世の中を観察し、客観的に物事を判断して、リスクを恐れず決断していけば、短期的には多少の負けがあったとしても、長期的には「勝ち続けることは不可能ではない」という考え方。とはいっても、投資を始めるのはなかなか難しそうです。しかし著者によれば、投資のハードルは下がっているのだとか。初めての投資の不安を解消するために、「投資を『ギャンブル』にしない資産運用5つのコツ」を見てみましょう。■初めての投資で知っておくべきことは?著者は、初心者の投資で大切なポイントは次の5つだと言っています。[1]すぐにはじめる[2]「手に汗をかかない額」を投資する(小さく)[3]情報をしっかり集める[4]一気に投じない(ゆっくり)[5]最低3年間は実践する(長く)各項目について、以下でご説明しましょう。■初心者の投資で大切な5つのポイント[1]すぐにはじめる本を読んで理論武装するよりも、とにかく、すぐにはじめた方が「株とはなにか」を理解しやすいのだとか。株式市場や経済の成り立ちについて「頭ではなく、肌で」感じることが大切だということ。そして投資をはじめたあとで入門書を通読し、全体像をつかむといいそうです。[2]「手に汗をかかない額」からはじめる1,000万円を投資してもドキドキしない人もいれば、10万円の投資で緊張する人も。「いくら投資しなければいけない」という絶対的な金額はないので、自分の保有金額や金銭感覚によって投資額を決めることが大切。[3]情報をしっかり集めるよい会社かどうかを見極めるためには、会社の情報を集めることが重要。そして投資先が決まったら、会社のウェブサイトをチェックし、次のことを確認すべきだといいます。・会社の理念に共感できるか(自分と相性がよさそうか)・「売上」や「営業利益」「当期純利益」などの数字が伸びているか・ウェブサイトに、社長や役員の顔写真があるか特に重要なのは「顔写真」。なぜなら自ら顔を出すことは、経営責任から逃げないという責任の表れだから。[4]一気に投じないたとえば10万円の株式を買うときは、一気にではなく、3ヶ月に分けて買うなどして、時間分散をすべき。たとえば毎月コツコツ一定の金額を投資していくと、相場の変動をある程度抑えていくことができるそうです。[5]最低3年間は実践する景気の1サイクルは「3~5年くらい」なので、その時間は投資を実践したいところ。また長期的に投資をした方が経験を蓄積できるので、リターンをあげる確率が高まるといいます。できれば、5年間続けるのが理想。相場循環は5~6年程度の動きをしているので、3年で手放すと「相場のピークの手前で買い、ボトムで売る」ことになりかねないからだそうです。*たしかにこうして確認すれば、投資は思うほど難しくはなさそうです。小さく、ゆっくり、そして長く。将来のため、本書を参考にしながら具体的に考えてみてはいかがでしょうか?(文/印南敦史)【参考】※藤野英人(2015)『投資バカの思考法』SBクリエイティブ
2015年09月26日注目のイットガールが登場する新連載。第3回のゲストは、公開中の映画『ソロモンの偽証』の主役に約1万人の候補から抜擢された藤野涼子さん。実はこの芸名、同作で演じた役名そのままだといいます。「この映画に出るまで演技経験がほぼなかったんです。だからこそ、作品を通して得たものが大きかった。その収穫と、支えてくれた人たちのことを忘れないためにも、この名前を頂くことにしました」。実生活では、この春から高校生に。「この前、学校終わりに初めてひとりで映画を観に行きました。気楽でいいですね、ひとり映画って。趣味のひとつになりそうです!」◇ふじの・りょうこ2000年生まれ。宮部みゆき原作の2部作映画『ソロモンの偽証』で本格デビュー。初主演とは思えない落ち着いた演技が話題。趣味はヒップホップダンス、テニス。◇DVDのコレクション。「成島出監督から頂いた『ローマの休日』が特にお気に入りです」◇小説も大好き。「伊坂幸太郎さんや山田悠介さんの作品にハマリ中。ミステリーが好き」◇高校に入ってコスメにも興味を持つように。お気に入りは『ロクシタン』。※『anan』2015年5月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年05月26日女優の藤野涼子が4月11日(土)、役名デビューを果たした主演作『ソロモンの偽証後編・裁判』の初日舞台挨拶に登壇。成島出監督から卒業証書を受け取り、「たくさん成長させていただいた。これからも藤野涼子として頑張っていこうと思います」と決意表明した。宮部みゆきが作家生活25年の集大成として執筆に9年をかけた超大作を2部作で実写映画化。ある男子生徒の転落死をきっかけに、保身に走る大人たちや無責任なマスコミに反旗を翻し、14歳の中学生たちが“校内裁判”を開くという前代未聞のミステリーが、『後編』でついに“閉廷”する。藤野さんは「前編でモヤモヤさせてしまった分、今日はスッキリしていただけましたか?これで終わってしまうのは、さみしい気持ちもある」と瞳を潤ませ、心境を語った。東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には藤野さんと成島監督に加えて、共演する板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、夏川結衣が出席。この日の卒業証書授与式はサプライズだったため、“生徒たち”の感動もひとしおの様子だった。主人公・涼子の両親を演じた佐々木さんと夏川さんは、藤野さんに花束を手渡し「親子として会うのは今日が最後だけど、今後も“涼子”と呼べるのは嬉しいし、同じ俳優同士として仕事できるのを楽しみにしている。実際、涼子が現場を引っ張り、僕ら大人たちが支えられた。誇りに思っている」(佐々木さん)、「涼子はもちろん、ここにいるみんなが本当によく頑張りました。今日はみんなの緊張が、こちらにも乗り移っちゃって…」(夏川さん)と“親心”を見せていた。『ソロモンの偽証前編・事件』『ソロモンの偽証後編・裁判』は全国で公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年04月11日1万人の中からオーディションでデビューを勝ち取った女優・藤野涼子が主演する、宮部みゆき原作の映画『ソロモンの偽証 後篇・裁判』(4月11日公開)の予告動画が13日、公開された。事件の発生から、"真実"を暴くために子どもたちが立ち上がる姿を描いていた『ソロモンの偽証 前篇・事件』に続く今回の予告動画では、「何があっても、最後までやり抜くって決めたから」と、涼子が強い決心を父・剛(佐々木蔵之介)に宣言。続いて学校内裁判の映像とともに、剛の声で「本当のことがわかったら、お前も傷つくかもしれない」というメッセージが流れる。果たして"本当のこと"とは、そしてその真実の先に"希望"はあるのか…。本作は、ミステリーの名手・宮部みゆきの同名小説を、『八日目の蟬』(2012年)で第35回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した成島出監督が映画化したもの。中学校を舞台に、同級生の死体が発見される事件からスタートする本作で生徒たちを演じるのが、約1万人の候補者から選び抜かれた新鋭たち。前編は7日から公開されており、主演の藤野涼子が本作で初めての演技に挑戦。役名での芸能界デビューを果たした。前代未聞の生徒だけの校内裁判がついに開廷。被告は、告発状によってクラスメート殺害の嫌疑がかけられた問題児。校内裁判の提案者である涼子は検事として、彼の有罪を立証しようとする。対するは、他校生ながら裁判に参加する神原和彦。さまざまな思惑が絡み合う中、真相を究明しようと彼らは奔走する。そして、裁判は思いもよらぬ人物の"偽証"で幕を閉じる。偽証の果てに、彼らが見たものとは―。(C)2015 「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年03月13日宮部みゆきの最高傑作を『八日目の蝉』チームが完全映画化した『ソロモンの偽証』。主演の新人・藤野涼子に加え、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら豪華俳優陣が名を連ねる本作の、物語の核心へとより迫る予告第二弾とポスタービジュアルが到着した。クリスマスの朝、雪の校庭に転落死した男子生徒。警察は自殺と断定したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメイト。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者がひとり、またひとり。もう、大人たちに任せておけない。隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される…。クラスメイトの死というショッキングな場面からスタートする予告編では、事件をめぐってマスコミの報道が過熱し、生徒、学校、親が混乱に陥り、翻弄されていく様が描かれている。いったい誰が何のために嘘をつき、真実を知っているのは誰なのか…目まぐるしく移り変わる映像は、先日公開された第一弾をも上回るほど。次々と登場する登場人物の表情や行動の真意を推し量っているうちに、90秒の映像が一瞬で過ぎてしまう。周囲に翻弄され疑心暗鬼になりつつも、真実をつきとめようと自らの手で前代未聞の校内裁判の開廷を決意する中学生たち。「何があっても、最後までやり抜くから」という藤野涼子のまっすぐな眼差しと決意が事件の核心へと迫るとき、衝撃の真実がついに明らかにされるのか?そして、映像の最後に見せる彼女の頬をつたう涙の意味とは?また本ポスタービジュアルでは、藤野さんを挟んで、佐々木さん、夏川さんら“大人”たちと、オーディションから選ばれた新鋭俳優たちが扮する生徒たちがずらりと相対している。“公平”の象徴である天秤を手にした藤野さんは、果たして校内裁判で、“真実”を白日の下に晒すことができるのか…。さらに今回、本作の主題歌も決定!世界的アーティスト「U2」の最高傑作ともいわれる代表曲「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」が起用される。「U2」が曲を主題歌として提供するのは日本映画史上初めてとのことだ。まずはこちらの予告編とともに、その“謎”と“偽証”に思いを巡らせてみて。『ソロモンの偽証前篇・事件』は3月7日(土)より、『ソロモンの偽証後篇・裁判』は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月05日2015年3月7日公開の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』のクリスマス先行試写会が25日、東京・有楽町のピカデリー3で行われ、主演の藤野涼子をはじめ、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西畑澪花、若林時英、西村成忠、加藤幹夫、石井新太、成島出監督が出席した。本作は、ベストセラー作家、宮部みゆき原作の『ソロモンの偽証』を、『八日目の蝉』で主要映画賞を総なめにした成島出監督が映画化。中学校を舞台に、同級生の死体が発見される事件からスタートする本作で生徒たちを演じるのが約1万人の候補者から選び抜かれた新鋭たちで、主演の藤野涼子が本作で初めての演技に挑戦しており、役名で芸能界デビューする。事件が23年前のクリスマスに起きたということで、この日はクリスマス試写会を実施。クリスマスということで、前日のイブに何をしたのかと問われた主演の藤野は「昨日はケーキを作りました。ケーキを作るのは初めてで、私は今日試写会があるので食べずにお父さんとお母さんに感想を言ってもらいましたよ。失敗した部分があったのでケーキの本体が固いと言われました(笑)」と苦笑いを浮かべるも「次回は本体の部分を柔らかくしたいと思います」と意欲。観客には「私たちソロモンがとびきりの謎をプレゼントしたいと思います!」と自信を見せれば、樹理役の石井杏奈は「本編では松子(富田望生)と樹理の関係性を自分なりに表現したので、ぜひ見てください!」とアピールしていた。そんな生徒たちを成島出監督は「去年の11月から彼らのオーディションを始め、プロ・アマ問わず1万人の中から選ばれし12人が今日ここに立っています。長いトレーニングをしながら2次、3次、4次と人生の中できつい道のりを歩いてきて、今年の夏にようやくクランクインをしました。本当に彼らの素晴らしい演技をスクリーンで楽しんでいただければ嬉しいです」と観客に語りかけて舞台あいさつを終えた。映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は、2015年3月7日より、『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は4月11日より全国公開。
2014年12月26日2015年3月7日(前編・事件)と4月11日公開(後編・裁判)の映画『ソロモンの偽証』の製作報告会見が12日、都内で行われ、藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子、成島出監督、原作者の宮部みゆきが出席した。ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作『ソロモンの偽証』を、『八日目の蝉』で主要映画賞を総なめした成島出監督チームが完全映画化。約1万人の候補者から選び抜かれた中学生役の新鋭たちが、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら豪華俳優陣と共演し、役名でデビューした藤野涼子が主演を務める。中学校を舞台に、男子生徒の謎の転落死をきっかけに、次々と不可解な事件が巻き起こる。この日は熾烈なオーディションを経てメインキャストの座を掴み取った7名の中学生キャストがお披露目。主演の藤野は「受かった知らせを聞いた時は、喜びという感情よりも緊張という感情に包まれました。こんな大役を自分ができるのかという不安、演技経験がない私が選ばれた疑問でいっぱいでした」と告白し、「涼子は人のことをよく考えて行動するタイプなので、私も考えながら行動することを心掛けました」と初演技を振り返った。その藤野は本作の役名で芸能界デビューするが、それについては「自分の中で『ソロモンの偽証』に出て藤野涼子という役をいただいたので、その感情を忘れたくないという思いで役名をいただきました」と説明。そんな藤野に対して母親役の夏川は「初めはとてもあどけなくて素朴で本当に普通の中学生でした。撮影中も迷って俯いている姿を見て、自分の新人時代を思い出して『頑張れ! 乗り切れ!』と思っていました。久しぶりに会うと、急に大人びていましたよ。成長してましたね」と母親目線で語った。劇中では共演していないが、この日は藤野が劇中で23年後の自分を演じた尾野真千子と初対面。藤野が「とても鋭くきれいな瞳だと思いました。私も20年後は真千子さんのような格好良い女性になりたいです!」と目を輝かせ、尾野は「リハーサルの時に見せてもらいましたが、まあすごくて。本当に心から全身全霊で嘘をつく事なく真っ直ぐに芝居に向き合っていました。私の生半可な気持ちでできないと思いましたね」と神妙な面持ちだった。映画『ソロモンの偽証』は、2015年3月7日より〈前編・事件〉、4月11日より〈後編・裁判〉の二部作で公開。
2014年11月13日宮部みゆきの長編ベストセラーの映画化となる『ソロモンの偽証』の製作製作報告会見が11月12日(水)、都内で開催され、主演の藤野涼子を始めとする10代キャストに佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子に成島出監督、原作者の宮部さんが出席した。宮部さんが構想15年、執筆に9年をかけた集大成とも言える長編ミステリーの映画化のため成島監督を始めとする『八日目の蝉』チームが再結集。ある雪の日に起きた中学生の飛び降り事件――。当初は自殺で処理されたが、実は他殺であるという告発があり、そこからクラスメイトの中学生たちによる前代未聞の“裁判”の開廷に至るが…。中学生キャスト33人はオーディションで決定。1万人を超える応募があり、書類選考、面接を経て、さらにはワークショップまで開催し、異例とも言える半年もの期間をかけて選び抜かれた。藤野さんは、自身が演じた役名の“藤野涼子”をそのまま女優としての名前とし、本作でデビューを果たしたが「自分の中で『ソロモンの偽証』に出て、藤野涼子という役をもらって、その感情を忘れたくないから」と理由を説明する。原作者の宮部さんは、“藤野涼子”という名前を女優名として使いたいという申し出を「二つ返事で」了承したとのこと。「私は(原作を)毎月少しずつ書いてきたけど、原作は字で書いているだけ。いま、その登場人物たちが目の前に座っていて、夏にロケ現場にお邪魔した時と比べても背も伸びて、顔つきもしっかりしてきて成長しているのを感じています。私には子どもはいないし、『作家にとっては作品が子ども』とも言われますが、いま、自分にはこんな子どもたちがいたんだという気持ちです。名前でよければどんどん使って下さいという思いで、申し出をいただいたときは『書いてよかった』と思いました。作家冥利に尽きます」と“名付け親”としての思いを口にした。藤野さんはオーディションに受かった瞬間について「知らせを聞いて、喜びの感情よりも緊張に見舞われました。『こんな大役を務められるのか?』という不安と、『なぜ演技経験のない自分が?』という疑問が浮かびました」と正直な思いを吐露。演じる上では「涼子は人のことを考えて行動する子なので、自分も中学生キャストのみんなが現場で何を考えているのか?考えて行動しようと心掛けた」とふり返る。母親役を演じた夏川さんは「久しぶりに会って、後姿を見て頼もしく思っています」と“娘”の成長に目を細めていた。このほか、中学生キャストでは『渇き。』でいじめられっこの“ボク”を演じて注目を集めた清水尋也、お笑いコンビ「まえだまえだ」の兄で是枝裕和監督の『奇跡』で主演を務めた前田航基らも出演。成島監督は、若きキャスト陣について「この子たちは“芝居”をしていない」とあくまで役として自然に現場にいたと強調。「痛々しいくらい純粋で、この子たちと心中しようと思った」と本作にかけた思いを語った。『ソロモンの偽証』前篇・事件は2015年3月7日(土)、後篇・裁判は4月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月12日見たものすべてを記憶する“完全記憶脳”の女刑事の活躍を描く海外ドラマ「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」を鑑賞した認知科学者の苫米地英人氏が、「一級の専門家が監修している」と専門家視点で分析を行い、そのリアリズムとクオリティーに太鼓判を押した!その他の画像NY市警の女刑事キャリー・ウェルズが主人公の同作は、少女時代から現在に至るまで、目にしたものすべてを完全に記憶する“完全記憶脳”の彼女が、その能力で常人であれば見落とす証拠品や犯人の足跡を正確に炙り出して、次から次へと殺人事件を解決していく、異色の設定に目が離せないクリミナル・サスペンスだ。まず“完全記憶脳”について、脳科学分野での世界的権威・苫米地氏に解説をお願いした。「“超記憶症候群”といって実際にある症例ですが、自分の過去がとめどなくあふれ出してしまう傾向があります。たとえば30年前に食べた昼飯の内容を昨日のことのように思い出すとか(笑)。本人は大変です」。“超記憶症候群”は自分が実際に見て記憶したモノを思い出す症例なので、第三者の記憶が介入しているキャリーの場合は「ちょっと違いますね(笑)」と苫米地氏は指摘するも、「エンターテインメントの逸脱の許容範囲かな」として高い評価を下す。「バックに誰か、しっかりとした科学者がついていますね(笑)。基本的に科学的な検証を行った上で、自分の記憶以外も見るという第三者の視点、すなわちエンタメ的な逸脱を許しているので、一定の説得力をキープしているわけですよ」と専門家の視点でリアリズムとクオリティーに太鼓判を押す苫米地氏。すでに今夏、「シーズン2」放送も決定している理由もナットクだ。ちなみに苫米地氏、映画や海外ドラマをよく観るそうで、『メメント』(00)、『インセプション』(10)など“脳モノ”は「観ますね(笑)」とのこと。「恋愛モノ以外は観ます(笑)。実はスティーヴン・セガールとか個人的に古くからのつきあいで良く観ていますが、出会った奴は絶対に死ぬという、どれだけ単純な映画だってカンジですよ(笑)」と意外な趣味と交友関係まで明かす苫米地氏。ただ、同作は「群を抜いて他作品とは違う」という。「単純じゃないから。知的水準が高いので、日本のぬるい連ドラで慣れちゃっている人は、最初は観ていて疲れると思う。でも、最終的に得る感動は格段に上でしょう」と最後はしっかりと推していた。「アンフォゲッタブル完全記憶捜査」DVD-BOX13,650円発売中DVD好評レンタル中発売・販売:エスピーオー取材・文・写真:鴇田 崇
2013年04月05日日本の生活者には、残念ながら未だ長期投資は根付いていません。それは、前世紀後半まで、40年にわたって続いた高度経済成長時代に培われた預貯金神話が未だ定着したままだからであり、逆に投資という行動を忌避する文化ともなっているからでしょうか。しかし何よりも、本来の投資の意味を浸透させず、資産形成として投資に叶う商品供給をことごとく怠ってきた既存金融機関の姿勢にこそ、その責は大きいのです。とりわけ投資信託においては、現在4千本余りの公募ファンドが存在していますが、その数はセゾン投信設定開始の5年前と較べ約1.6倍で、ずっと本数は増加し続けています。一方で株式投資信託の残高はその間横這い状態であり、決して新たな投資マネーは生まれていないのです。その結果、直近では投資信託の平均保有期間が、2.4年となり、それが4年以上はあった5年前からどんどん短くなっており、長期投資とは完全に逆行しています。ちなみに今年11月度の株式投資信託の資金フローは、設定が2兆548億円に対し、解約が2兆1千億円とまさに出入りが拮抗していて、ずっと投信のお金の流れはこのように毎月解約された資金によって新しいファンドが購入されるという回転状態が続いているのです。投資信託の販売者側が販売手数料を得ることを目的化している限り、こうした投資信託の回転売買のカルチャーは変わらないでしょう。従ってそれに即した毎月分配、高配当、テーマ型の仕組みファンドばかりが売れ筋となるわけです。今の状況に鑑みれば、既存業界からは決して真っ当な長期投資ファンドは生まれないでしょう。だからこそ、既存金融業界のしがらみとは埒外の独立系投信会社が生まれてくる社会的必然性を強く意識しています。独立系といっても手っ取り早く残高を積み上げることが目的化すれば、やはり既存業界のルールで販売会社のチカラに頼って資金集めをすることになります。いくら運用の質にこだわろうとしても、それでは結局、証券・銀行の下請け業者の域を脱することは出来ないでしょう。やはりそのくびきから解放されるためには、独立系投信会社が販売会社を通さず自ら直接販売するモデルしか、本物の長期投資ファンドを育てることは出来ないのです。さわかみ投信がその先導者として大きな成果をあげてきました。セゾン投信はそれに続く本格的長期投資を日本の新たなムーブメントとするべき大きな役割を担っているのだ、との強烈な自覚を持っています。その他、数社ある独立系直販投信会社も皆、同じ価値観で既存金融業界へのアンチテーゼを掲げ、既得権益の壁に挑んでいます。各社共、運用規模はまだまだ小さいながらもここに参加する顧客は、30代40代の若い世代が圧倒的で60代以上の高齢者ばかりを顧客としている既存業界とは別次元の、新しい投資家を想像する、新たなる産業の担い手としての萌芽となっています。今年、東京証券取引所が「東証プラスYOU」というキャラバン活動を開始しました。その主旨は、日本の再生に絶対不可欠な本格的長期投資マネーを生活者のお金から生み出すストレートな長期投資家創りを目的とした啓蒙活動です。今年度だけで全都道府県80都市で長期投資のセミナーを開催して巡るこの企画に講師として、マネックス証券・松本大社長、さわかみ投信・澤上篤人会長、そして草食投資隊としてトリオで活動しているコモンズ投信・渋澤健会長、ひふみ投信・藤野英人取締役CIO、セゾン投信・中野の5人が選ばれました。このメンバー、松本さん以外はいずれも独立系直販ファンドを主宰しており、東証との協働で日本中の生活者に長期投資の魅力と必要性を訴えています。すでに欧米には立派な本格的長期投資ファンドが厳然と根付いています。日本にも長期投資が主役となる時代が近い将来必ず到来する筈です。そして、セゾン投信が日本の金融のニューパラダイムをリードする資産運用会社として大きく成長している姿を実現させる! それが私のこれからの人生のミッションであるにちがいありません。(終)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日夫がわたしを忘れる日まで
兄の連れてきた婚約者は…
裏切り夫が毎週カレーを作る理由
皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうような物語とユーザーからの声を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!捨て犬を保護会社帰り、捨て犬を保護した主人公。飼い主が見つかるまで、主人公が飼っている犬と一緒に家で飼うことにしました。それから数ヶ月後、犬の散歩をしていると…。同じく犬を連れている男性から「2匹目を飼い始めたんですね」と声をかけられます。主人公が事情を説明すると、男性は「もしかしてあの夫婦の犬かもしれない」と言いました。そして後日、男性と一緒に夫婦のもとへ行きます。すると夫婦は、飼い犬であることを確認し、窓から勝手に逃げ出したと言って…。そして「もうその子はいらない」と信じられない発言をしたのです。主人公は激怒して「それなら私が飼います!」と宣言。すると夫婦は「50万円払え」とお金を要求してきて…。撤回する気はなく…出典:エトラちゃんは見た!主人公は愕然としたものの、男性は「わかりました」とあっさり了承。そして「僕に考えがあります」と言ったのです。後日、再び話をするために夫婦と会いました。夫婦は再び50万円を要求してきたのですが…。主人公は保護していた期間に犬にかかったお金を要求します。さらに次の瞬間、夫の母親が登場して、夫婦に一喝したのです。なんと男性が事前に夫婦を懲らしめるために計画してくれいて…。まさかの事態に夫婦は驚愕するのでした。読者の感想犬を飼っておいて最後まで責任を持たないなんて最低な夫婦です。母親に一喝されたことで自分たちの行動を振り返り、きちんと反省してほしいですね。(30代/女性)動物の命を軽々しく見ている夫婦には、とても腹が立ちますね。夫婦を懲らしめるために動いてくれた男性がいて、よかったなと思いました。(20代/女性)※記事内の行為は法に触れる可能性があります。絶対に真似をしないようにしてください。
2024年04月19日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。義母に娘を預けた結果主人公の娘が病気になってしまったときのこと。夫婦交代で看病していたものの、これ以上仕事を休むのは難しいと思い、娘を義母に預けることにしました。以前、義母に娘を預けた際に2時間も寒空の下で連れ回したことがあり、義母に預けることには少し不安があった主人公夫婦。義母に預ける出典:Grapps前回の件はきっと反省しているから大丈夫と思い、主人公夫婦は義母に娘を預けることに。主人公は義母に「お昼はうどんを食べさせてください」「娘は卵アレルギーなので卵は使わないでください」と伝えます。そして仕事から帰宅した主人公は娘から「今日ばあばが…」と義母の無責任な行動を伝えられ、絶句しました。ここでクイズ娘の看病中に無責任な行動をした義母。そんな義母に一喝した人物とは?ヒント!義母をよく知る人物です。見損なった出典:Grapps正解は…正解は「夫」でした。帰宅すると娘が「ばあばがハンバーガーを買ってくれたよ」と言ってきました。その後、義母が与えたハンバーガーでアレルギー症状が出た娘。主人公は「すぐ病院に!」と急いで病院に駆け込みます。主人公が義母を問い詰めると「食べたいものをあげて何が悪いの?」と逆ギレ。そんな義母を夫が一喝。そして主人公も義母の態度に怒りが収まらないのでした。イラスト:つるなこ(Grapps編集部)
2024年04月19日春コーデに取り入れるアイテムは、季節感のある軽い素材のものを選びたいところ。【ROPÉ PICNIC(ロペピクニック)】の「シャーリングチュールキャミセットトップス」は、透け感たっぷりのチュールキャミソールと、ノースリーブのクルーネックカットソーがセットになったアイテム。この記事では、季節感をグッと上げてくれるチュールアイテムの魅力に迫ります!コーデのアクセントにぴったり出典:ROPÉ PICNICほどよい透け感と軽やかな生地が春らしいチュールキャミは、コーデにフレッシュな印象を与えてくれる旬なアイテム。一点投入するだけでコーデにさりげない抜け感を生んでくれるため、アクセントアイテムとしてもぴったりです。合わせ方次第でカジュアルにもきれいめにも着られるチュールキャミは、デニムパンツとカジュアルに合わせることでアクティブなスタイルを実現します。ジャケット合わせで大人上品に出典:ROPÉ PICNICカチッとした印象を与えてくれるダブルブレストジャケットともしっかりマッチするチュールキャミ。フォーマルなスタイルに”外し” として加えることで、甘辛ミックスな雰囲気を演出してくれます。キナリ色のチュールキャミはコーデに春らしい爽やかさをプラスしてくれるだけでなく、奥行きのある雰囲気を生んでくれるのも魅力の一つです。大人のカジュアルスタイルに出典:ROPÉ PICNIC存在感のあるボリュームスカートと合わせることで、お出かけにぴったりな大人カジュアルスタイルが完成します。膨らみが生まれがちなボリュームスカートには、コンパクトな丈感のキャミソールを合わせることで全体のシルエットがすっきりまとまりそう。引き締め効果のあるブラックをチョイスすると華奢見えが叶うのもうれしいポイント。ピンク × ブラックで大人可愛く出典:ROPÉ PICNICちょっぴり辛めな印象を与えがちなブラックアイテムも、ピンクのトップスとコーデを組むことで大人可愛い着こなしに仕上がります。Iラインのナロースカートとチュールキャミの組み合わせは、大人な上品さを与えつつもふわっと軽い可愛さを感じさせてくれそう。※すべての商品情報・画像はROPÉ PICNIC出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:Sho
2024年04月19日日々生活するなかで、怒りを覚える瞬間は誰にでもありますよね。この記事では、読んでいて腹が立つような出来事をテーマにしたマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。突然離婚を言い渡す夫仕事が忙しい夫は、主婦として家にいる主人公を見下しています。たまにの息抜きとして友人と遊びにいき、自宅を空けていた主人公。しかし、少しの隙も許さない夫は「部屋が汚い!早く片付けに帰ってこい!」と一言。さらには「俺のことを優先しないならもう離婚しよう」と言い出します。いきなり離婚だなんて…出典:Youtube「Lineドラマ」いきなり離婚を告げられ「そんな…」と慌てる主人公。友人と一緒にいましたが、急いで帰宅することにしました。問題さあ、ここで問題です。主人公が急いで帰宅した結果どうなったでしょうか?ヒント主人公は夫が自宅にいるとばかり思っていました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「自宅にいなかった」でした。なんと夫は入れ違いで出張に行ってしまったのです。そんな夫に「なんで…?」と唖然とする主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月19日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!結婚式を中断させた夫の一言主人公は結婚式真っ最中の新婦です。自慢の姉も心から祝ってくれ、結婚式は順調に進行していたのですが…。突然、夫が「主人公の姉と結婚したかった」と決して口にしてはいけない一言を放ちます。凍りつく参列者出典:エトラちゃんは見た!冗談だよな?出典:エトラちゃんは見た!主人公の姉と比較し、主人公をけなしだした夫。参列者は夫の言葉に凍りつきます。参列者がフォローを入れても「お世辞はいい」と夫は空気が読めていません。そして夫はさらにひどい一言を放ちました。ここでクイズ夫はなんと言ったでしょう?ヒント!夫の一言で、式は中断に追い込まれます。夫が言ったこと出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「主人公の姉に乗り換えておけばよかった」でした。主人公のことを貶め「姉に乗り換えておけばよかった」と言い放った夫。夫のとんでもない一言に会場は騒然とします。結局、司会者が「式を中断します」とアナウンスする事態に発展するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月19日