この週末、編集部が気になっているのが…代々木公園で開催される「TOKYOもしもFES渋谷2023」。渋谷の街・人と一緒に考える、参加型の防災イベントです。去年も親子で参加し、とーっても楽しかったため、今年も行ってきます!「もしもフェス渋谷」は渋谷区と「もしもプロジェクト」が連携して取り組んでいる防災イベント。渋谷に暮らす人、働く人、遊びに来た人の全てをターゲットとした「防災」・「減災」の普及啓発イベントとあって、子どもも大人も楽しめるコンテンツが盛りだくさんなのです。発災直後の対策を身体で学ぶ 「サバイバルエリア」ある日突然災害が起き、自分自身の身体だけを頼りに切り抜けなければいけなくなったら…? そんな状況を考えて、実際に障害物を乗り越えたりする参加型アトラクションです。子どもから大人まで、楽しみながら防災に必要な対応力を体験できます。昨年我が家の息子も体験。2つ目の高い壁を乗り越えられず、固まってしまいました。しかしアドバイスをいただいてなんとかクリア! その後、「地震が起きたらこんなこともあるかも」と想定して話せたのが印象深かったです。もしもの炊き出し体験600食限定の自衛隊カレー!自衛隊の炊事車によるカレーの無料炊き出しも行われます。当日整理券が配られる、かなり人気の限定食。9月2日が自衛隊カレー、9月3日は吉野家の牛丼(限定800食無料)とのこと。食べたい方はお早めに!もしもに応えるプロの技 「消防・自衛隊」車両展示自衛隊車両が展示されるのも大きな魅力のひとつ。特に地震が体験できる「起震車」は一度は乗ってみたいですよね。他にも自衛隊の様々な車両に乗ることができるので、車好きなお子さまに人気です。新しい備えを考える「アウトドアエリア」 「防災×キャンプ」コーナーのここでは、キャンプグッズで災害に備える方法を紹介しています。アウトドア好きなら見てるだけでも楽しいですよ。家族で学べる「もしもの学校」 昨年の防災クイズ・防災リーダーズ診断。子どもたちと「こういうときどうしたらいいと思う?」と考え、おうちの防災対策を見直すきっかけになりましたさまざまな企業ブースで新しい「防災・減災を学ぶ」をコンセプトに展開する新エリアです。こくみん共済 coopが出展する「親子で学べる防災クイズ」もあり、これがなかなか難しい! 解きながら、子どもと一緒に防災について学ぶことができました。また防災時自分はどんなタイプなのかがわかる「防災リーダーズ診断」も心理テストのようでわくわくしますよ。見て・食べて・遊んで・学べる、大人も子どもも楽しめるコンテンツが盛りだくさんの2日間。ぜひ親子で楽しみながら、改めて「もしも」について、考えてみてはいかがでしょうか。■もしもFES渋谷概要「TOKYOもしもFES渋谷2023」開催日時:2023年9月2日(土)・3日(日)10:00~17:00会場:代々木公園(イベント広場・ケヤキ並木・ステージ会場)入場料:無料公式サイト: ■もしもプロジェクトについて「もしも」は「いつか」必ず起こるもの。もしもプロジェクトはみんなで「もしも」を考え、「備え」を実行していくためのプロジェクトです。未曾有の大災害が起きたとき、都市の機能をいち早く修復していくために必要なことは「いつも」の備えに他なりません。渋谷に暮らす人、働く人、遊びに きた人。みんなで「もしも」を考え、自分にできることを知っておくことが備えにつながる一歩になります。もしもプロジェクトは、渋谷区とともに災害に強いまちづくりを進めていきます。
2023年08月30日災害時の食料として、備えておきたいのが『非常食』。長期保存可能であったり、調理不要で食べることができたりと、機能面が充実する一方で、「味が物足りない」というイメージはありませんか。近年は、準備した非常食を日常的に消費し、食べたら買い足すという『ローリングストック』が注目されており、非常食もできるだけおいしいものを選びたいですよね。たった5分で本格的な麺料理が食べられる?レトルトなのに、本格的な味が楽しめるというのが、株式会社ドウシシャの『Chef’sStock(シェフズストック)』。常温で最長5年の長期保存が可能でありながら、たった5分湯せんするだけで、本格的な麺料理を味わうことができるのです!ラインナップは以下の4種。子供から大人まで人気のメニューがそろっていて、迷ってしまいそうですね。・昔なつかしナポリタン・コク旨ボロネーゼ・ピリッと本格カレーうどん・本場山梨かぼちゃほうとう『Chef’sStock』気になるその味は?時間が経つと、伸びたりふやけたりするのが心配な麺料理ですが、その味はどうなのでしょうか。ラインナップの中から2種を、grape編集部で実際に調理して食べてみました。まずは、やや太めの麺が特徴の『昔なつかしナポリタン』。調理方法は簡単で、沸騰したお湯に袋のまま入れたら、5分ほど湯せんで温めるだけ。電子レンジは使用できませんので、ご注意ください。あっという間に完成しました!ウィンナーやピーマンなどの具材と、とろみのあるケチャップソースが、太麺によく絡みます。湯せんで調理したとは思えない、まるで茹でたてのようなもちもち食感の麺。どこか懐かしさもありながら、有名店で食べるような本格的な味わいでした!麺の秘密は、特許製法によるもの。麺の水分値をコントロールしているため、湯せん調理後でも作りたてに近い食感とおいしさを実現しているのだそうです。この『昔なつかしナポリタン』は、日本の優れた災害食や非常食におくられる『SDGs・災害食大賞2023』のレトルト部門で優秀賞を受賞しています。専門家も納得の、こだわりがつまったおいしさなのですね。続いては、『本場山梨かぼちゃほうとう』。平打ち麺が特徴の、山梨県の郷土料理です。袋の底を広げると自立するパッケージには、こんな工夫が。袋がそのまま容器となるため、皿に移さずに食べることができ、洗い物を減らしたい時にもぴったりです。食べ始めは、上部の『切り口1』を開け、半分ほど食べ進めたら下にある『切り口2』を開けることで、最後まで食べやすい構造になっています。袋を開けると、さっそく大きなカボチャが目を惹きます。ほかにもサトイモやニンジンなどの具材がゴロっとぜいたくに入っており、食べ応えも十分です!もちもちの平打ち麺と味噌仕立てのスープは相性抜群。心がホッとするような、優しい味わいです。レトルト食品は人工的な味がするイメージでしたが、野菜のうま味がたっぷりで、お店で食べるような本格的な味には驚きました!災害時の強い味方に!長期保存と手軽さ、そしておいしさにこだわった『Chef’sStock』は、まさに『進化系レトルト麺』といえるでしょう。災害時、おいしいものを食べると少し安心ができるもの。『Chef’sStock』は、お腹だけでなく心も満たしてくれる存在になってくれるはずです。この機会に今一度、自宅の防災グッズや保存食のストックを見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月30日大地震や集中豪雨など、災害が発生した際には『情報』が重要。多くの人々がテレビやラジオ、インターネットなどを通じて、被害状況や役立つ情報を手に入れようとします。しかし、多くの情報が飛び交う中、真実ではない情報もあることには注意しなければなりません。災害時のフェイクニュース3人に1人は信じてしまう?安全靴や作業着などを販売する通販サイト『ミドリ安全.com』が行ったアンケート調査によると、世代によって情報収集の仕方が大きく異なることが分かりました。『緊急災害発生時に情報を得ているメディア』は、全体としてはテレビが57.5%ともっとも高い結果となりましたが、年代が若くなればなるほどX(旧Twitter)の割合が高くなっています。特に、いわゆる『Z世代』である18~28歳に関しては、テレビよりもSNSで情報を収集する人が多いようです。クリックすると画像を拡大しますテレビやラジオと異なり、Xを始めとするSNSは、自分に必要な情報だけを絞り込んで手に入れることができます。多くの人が当たり前にスマホを持っている今、もっとも早く情報が出回るのはSNSであることは間違いないでしょう。一方で「災害時のフェイクニュースを信じてしまったことがあるか」という質問では、全体の約3割の人が「信じてしまったことがある」と回答。中でもSNSでの情報収集を主としているZ世代が45.6%と高い傾向にありました。クリックすると画像を拡大します2016年に発生した熊本地震の際には、SNSにて「地震のせいで、動物園のライオンが逃げた」という偽情報が拡散。結果、熊本市動植物園に問い合わせが殺到する事態となり、投稿した人物は業務を妨害した疑いで逮捕されました。SNSには、誰でも気軽に情報発信ができるぶん、このような事実とは異なる『フェイクニュース』も多く飛び交っているのです。偽情報に引っ掛からないために正しく使えば、災害時にも非常に役立つSNS。しかし、情報技術が発達するにつれ、『フェイクニュース』も巧妙化しています。自然な写真加工などにより、パッと見でフェイクだと見抜くのは非常に難しいでしょう。だからこそ、重大な情報を発見した際には、鵜呑みにするのではなく、発信元が信頼できるか、複数のメディアで発信されているかなど、一度立ち止まって、真偽を精査することが大切です。2023年は関東大震災から100年の節目の年。各家庭で今一度、防災グッズの備えや、非常時に頼る情報源などを見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月28日まちの安全を守っている警察官たちが、防災公園にやってくる!東京都心のオアシス・代々木公園は、災害時に避難場所となる防災公園。このまちから様々な事故をなくすために私たちができることを、警察と公園スタッフと一緒に楽しみながら学びましょう!体験コーナーをたくさん用意してお待ちしています!1.日時2023年9月2日(土)13:00~15:00※雨天中止。中止の場合は、当日9:00までに代々木公園公式HP及び代々木公園公式X(旧Twitter)にて告知します。■代々木公園公式HP ■代々木公園公式X(旧Twitter) 2.場所代々木公園パノラマ広場会場位置図3.主催代々木公園サービスセンター、代々木警察署4.後援渋谷区5.問合せ■代々木公園サービスセンターTEL:03-3469-6081■代々木警察署交通総務係TEL:03-3375-01106.プログラム内容※費用は全プログラム無料【代々木公園サービスセンター】①防災ランプづくり時間:13:00~15:00自由参加(所要10分)定員:同時に6名まで。満席の場合は席が空き次第ご案内内容:災害時やキャンプでも役立つ!身の回りにあるもので作る方法を伝授します。参加した方に防災グッズプレゼント!(なくなり次第終了)②防災公園パネルガイド時間:13:00~15:00自由参加(所要10分)内容:発災時の公園の役割と、園内にある防災施設を見てみよう!【警視庁】①警視庁音楽隊の演奏時間:13:20~13:50内容:警視庁音楽隊によるコンサート!どんな曲を演奏するかはお楽しみに!②警視庁騎馬隊時間:14:00~15:00(所要1人1周1分)定員:子どもの乗馬体験は13:50~整理券配布。※人数制限あり内容:馬に乗ってパトロールするおまわりさん達に会えるよ。子どもは乗馬体験もOK!※身長120cm以下のお子様限定※馬の体調等により終了時間や体験人数を変更する場合があります。③交通事故防止・警備防災キャンペーン・はたらく車大集合!・シートベルト横転体験・自転車シミュレーター・関連展示ブース時間:13:20~15:00自由参加内容:地域の安全を守るかっこいい白バイや、憧れのパトカーと記念撮影しよう!自衛隊車両、消防車両、パトロールカー等はたらく車が大集合!車が衝突した時のショックを体験できる特設トラックも登場!※各ブース毎に、年齢・身長・人数に制限のある場合があります。防災SAFETYACTIONポスター■防災公園について防災公園について詳しくはこちらをご覧ください。「公園へいこう」防災公園について : 都立代々木公園について代々木公園は入園無料の開放公園です。【所在地】渋谷区代々木神園町、神南二丁目【アクセス】JR「原宿」下車徒歩3分東京メトロ千代田線「代々木公園」(C02)下車徒歩3分東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」(C03、F15)下車徒歩3分小田急線「代々木八幡」下車徒歩6分駐車場(有料)【お問合せ先】代々木公園サービスセンター〒151-0052渋谷区代々木神園町2-1TEL 03-3469-6081地図 : 代々木公園公式HP : 代々木公園公式X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月25日みんなで防災について学ぼう舎人防災フェスチラシ1923年(大正12年)9月1日午前11時58分32秒に発生した関東大震災から100年目となります。舎人公園では、防災フェスの開催を通して地域密着型の防災情報をお届けします。みなさんもこの機会に防災について再確認しましょう。1.開催日2023年9月17日(日)10:00~14:00※荒天時は翌9月18日(月・祝)に規模縮小して開催します。2.場所舎人公園A地区(舎人公園サービスセンター前)3.内容①防災展示体験スタンプラリー・煙体験や電気自動車による給電ステーション、起震車、消火訓練などを体験できます。・先着100名まで景品あり②キッチンカー舎人公園について舎人公園の起源は、昭和15年、紀元2600年記念事業により都市計画決定された大緑地です。戦後、農地解放によりそのほとんどを失いましたが、昭和52年に昭和天皇在位50年記念公園として国の指定を受け、昭和56年に一部を開園しました。公園西側はスポーツ施設が充実し、北東部は池・流れを中心に、アウトドアを楽しめます。また、災害時の避難場所や大規模救出救助活動拠点候補地として、防災上の重要な役割も担っています。地図 : 【所在地】足立区舎人公園、西伊興町ほか【開園日】常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。【入園料】無料(一部有料施設あり)交通 日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車東武スカイツリーライン竹ノ塚駅西口から東武バス「入谷循環」で「中入谷」下車東武スカイツリーライン西新井駅西口から足立区コミュニティバスはるかぜ3号「舎人団地行」で「舎人公園東」または「舎人公園」下車駐車場(有料)【お問い合わせ先】〒121-0837足立区舎人公園1-1舎人公園サービスセンターTEL 03-3857-2308(8:30~17:30)舎人公園公式HP : 舎人公園公式X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月24日大地震や火山の噴火、洪水など、自然災害はいつ起こるかが分かりません。いざという時にあわてないためにも、常日頃から防災グッズを用意しておくことが大切。中でも、非常食の備えがあるとないとでは大違いでしょう。緊急時に役立つ『カップ麺』なんでもいいの?非常食の定番の1つが『カップ麺』です。調理が簡単な上、賞味期限と消費期限が長く保存にも向いています。熱湯を注いで調理するものですが、お湯が使えなくなることも考えられるのが災害時。そこで、警視庁などは『水でカップ麺を作る方法』をSNSやウェブサイト上で紹介しています。災害時にお湯がなくてカップ麺が食べられない!警視庁「そんな時はこうするんだ!」「カップ麺に常温の水を注いで15分ほど放置すれば、麺はほぐれる」というもの。麺はやや硬めながら、十分おいしく食べられるとのことですが、今やカップ麺の種類も豊富です。お湯を注ぐだけのシンプルなものから、多くの工程を要するものまでさまざま。どのカップ麺でも水だけ問題なく調理できるのか、特徴の異なる3品を用意し、検証してみることにしました。【写真左から】日清食品カップヌードル(油揚げめん、熱湯3分、必要な水量:3003)日清食品どん兵衛(油揚げめん、熱湯5分、必要な水量:4103)日清食品ドロラ王魚粉、ザラザラ、魚介豚骨(ノンフライ麺、熱湯5分、必要な水量:4003)まずは、それぞれに常温の水を注いで15分放置します。15分後、箸を入れて、麺がほぐれたかを確かめてみます。『カップヌードル』は、若干硬さは感じるものの、麺はほぐれていました。かき混ぜると、スープが溶けて麺と絡んでいく様子が分かります。『どん兵衛』も麺はほぐれており、大きな油揚げもしっかりと水を吸ってやわらかくなっていました。太麺なので、ラーメンよりも時間がかかるかと思いましたが、意外な結果でした。『ドロラ王』は、15分経ってもこの通り固まったままです。まだ食べられないと判断したので、麺がやわらかくなるまで待つことにします。ノンフライ麵は、油揚げ麵に比べて、水ではほぐれにくいようですね。結果、合計30分ほどで箸でほぐせる状態になりました。それでは、粉末スープなどを開けて調理し、実食してみます!カップヌードル食べてみると、やはり麺はやや硬めです。油が溶けにくいぶん、風味は熱湯を入れた場合に比べて落ちますが、十分おいしく食べられると思いました。どん兵衛麺も油揚げもやわらかくなっており、とても食べやすい!熱湯を注いだ時と味の変化はほとんどなく、本当にただの『冷たいどん兵衛』という感じです。ドロラ王麺はほぐれましたが、まだ『芯』のようなものが残っており、非常に硬さを感じます。また、スープの温度が低いため、後入れの液体スープの油分がうまく溶けませんでした。食べられないほどではありませんが、熱湯で調理した場合と比べると大きな差を感じます。いずれも熱湯で調理したほうがおいしいことは間違いありませんが、お湯がなくても調理は可能でした。しかし、スープに油分が多いものやノンフライ麺は、水での調理には不向きなようです。多くの種類があるカップ麺ですが、もし非常用に備えるのであれば、油揚げ麺かつ、お湯を注ぐだけのもの、もしくは粉末スープのみで調理するものがよいでしょう。今回は通常のカップ麺で検証しましたが、中には3年の長期保存が可能な、保存食用のものもあります。非常食としてカップ麵を選ぶ際には、参考にしてみてください![文・構成/grape編集部]
2023年08月22日主に物を吊るす時に使う、S字フック。台所や浴室、クローゼットなどあらゆる場所に引っ掛けて使えるため、簡単に収納スペースを作ることができるアイテムです。収納に使うイメージが強いS字フックですが、実は使い方次第で、防災グッズになり得るといいます。S字フックの意外な活用法S字フックの活用法を公開したのは、災害時などに使える知識を配信している、警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)のSNSアカウント。警視庁によると、S字フックで地震対策が可能だといいます。大きな地震に見舞われた時、揺れで食器棚の扉が開いて中のものが飛び散ると、割れた食器の破片でケガをしたり、避難の妨げになったりし、大変危険です。そのため、普段からS字フックを扉の取っ手にかけて固定しておけば、地震で食器棚が開くのを防げるのだとか!物を吊るすときに使用するS字フックが地震対策にも役立つことをご存知でしょうか?地震の揺れで家具や食器棚の扉が開き、中の物が飛び出ると怪我をしたり、割れて破片が散乱し、避難の妨げになります。S字フックを扉の取っ手にかけておくだけで、それを防止することができます。一度試してみては? pic.twitter.com/mRMvnbBCPR — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 17, 2023 地震はいつ発生するかが分からないため、食器棚を開けた後に毎回S字フックをかける必要があります。ですが、万が一のことを考えれば、有効な地震対策といえるでしょう。警視庁の投稿には、「なるほど」「グッドアイディア」などの声が寄せられました。・物は使いようですね!素敵な地震対策をお教えいただき、ありがとうございます!・S字フックにこんな使い方があっただなんて!気付かなかったです。・大きな地震がきた時に、たまたまこれをやっていたら、食器が全部助かった!たったこれだけで、地震の時に食器棚から食器が飛び出るのを防げるなんて、目からウロコですよね。大小含め、多くの地震が起こる日本。食器棚に限らず、靴箱やテレビラックなど、日頃からS字フックで対策をしておくとよいでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年08月18日台風6号と7号が発生している、2023年8月10日現在。台風6号は、九州地方の西の海上を北上し、線状降水帯が発生するなど、九州地方に記録的な大雨を降らせています。同月8日に発生した台風7号は、10~12日にかけて、小笠原諸島に接近する見込み。同月14日頃、強い勢力で東日本や西日本に近付く恐れがあるとのことです。住んでいる地域によっては、いつ災害に巻き込まれてもおかしくない状況。多くの人が、2つの台風の動きに注目しているでしょう。警視庁が、台風や大雨に対する警戒を呼びかけこうした大雨や台風への警戒を呼びかけたのは、警視庁のSNSアカウント。普段の備えと、台風が接近した時の対応を、次のようにまとめていました。【ふだんの備え】①ハザードマップの確認。②非常持ち出し品の準備。③自治体から発令される避難情報を確認。【台風が接近してきたら】①情報を収集。②外出を控え、危険な場所には近づかない。③万が一を考え、早めの避難をする。@MPD_bousaiーより引用警視庁は過去の投稿も取り上げ、台風による雨風の被害を防ぐべく、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ったり、エアコンが使えない停電時に使えるよう冷凍庫に保冷剤を常備したりすることを推奨しています。また、災害時、必ずしも自宅にいるとは限りません。車で移動している最中、万が一浸水に巻き込まれた場合に脱出できるよう、緊急脱出ハンマーを常備することも呼びかけていました。大雨や台風に対する厳重な警戒を!【ふだんの備え】①ハザードマップの確認。②非常持ち出し品の準備。③自治体から発令される避難情報を確認。【台風が接近してきたら】①情報を収集。②外出を控え、危険な場所には近づかない。③万が一を考え、早めの避難をする。6月発信のツイートも参考に! pic.twitter.com/QJfbiQnVmg — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 8, 2023 住んでいる地域の状況を確認し、避難指示が出た場合は従うようにしましょう。その際は、気象庁が公開している、以下の非常持ち出し品の一例をチェックするのがおすすめです。・リュックサック・飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳ビンなど・救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品・現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書・下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴・ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋・防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図気象庁ーより引用いつ誰が、どこで巻き込まれるか分からない自然災害だからこそ、日々の備えや緊急時の対応を覚えておくのが大切でしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月10日公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会 三木総合防災公園管理事務所は2023年8月19日(土)~11月26日(日)の土日祝日、防災も学べる日帰りキャンプ「みきぼうパークキャンプ場」を公園内林間広場にて開設することをお知らせいたします。2023年8月26日(土)には、ペナルティ・ヒデさんをゲストに迎えて「起震車体験&非常食体験」(参加無料)のキックオフイベントを開催いたします。三木総合防災公園では、賑わい、交流の場を創出するため、マラソン大会や凧揚げ大会等の各種イベントに取り組んでいます。この度、昨年夏に引き続き、林間広場の一部を活用して日帰りキャンプ場の社会実験を行います。今回の社会実験により、昨今ニーズの高いグランピング等の可能性を探るなど、新たな公園利用の提案を目指します。都会からアクセスの良い森の中で“自然と食”を楽しんでいただきます。期間中は、ウォータースライダーやグランピングカフェなどを併設。また、防災公園の特性を活かした防災関連イベント(備蓄倉庫見学ツアー・非常食を使った料理イベント、避難所間仕切りキットを組み立てるイベントなど)を実施期間中の土曜、日曜、祝日のうち、適宜実施予定です。これらはキャンプ利用者以外の来園者も参加可能なイベントとして実施予定です。三木総合防災公園 林間広場【日帰りキャンプ実施概要】名称 :みきぼうパークキャンプ場場所 :三木総合防災公園 林間広場(兵庫県三木市志染町三津田1708)開催期間 :2023年8月19日(土)~11月26日(日)の土日祝日 10時~18時利用料金 :日帰りキャンプエリア 2,500円(税込み)/1区画(80m2程度)(8月19日、20日はプレオープン(1,500円(税込み1区画))設備 :炊事棟・トイレ(ウォシュレット)棟・一部電源付き区画あり主催 :兵庫県園芸・公園協会三木総合防災公園管理事務所運営委託 :株式会社ケイト予約サイト:キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」 その他 :テント・食材ほか日帰りキャンプに必要なものはお客様の持ち込みを基本としますが、炭など一部キャンプ用品の販売もご用意しています。なお、バーベキューは直火禁止ですので、BBQコンロなどをご使用下さい。期間中、夜間営業を行うことがあります。その場合は、別途告知いたします。みきぼうパークキャンプ場【キックオフイベント概要】名称 :みきぼうパークキャンプキックオフ「起震車&非常食体験」イベント(兵庫県の防災拠点である当公園の特性を活かした内容です)場所 :三木総合防災公園 林間広場(兵庫県三木市志染町三津田1708)開催日時:2023年8月26日(土) 13時~15時参加料金:無料ゲスト :ペナルティ・ヒデ【交通アクセス】山陽自動車道 三木東ICより約3km無料駐車場あり(約80台) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月03日かた~い固結びがスルっとほどける!固結び(本結び)したはいいものの、固く結びすぎてほどくのに苦労することってありますよね。強引にほどこうとして、爪を痛めてしまうことも……。そんな固結びを、いとも簡単にスルっとほどく裏ワザがあるのをご存じですか?災害時などいざという時に役立つとして、警視庁がその「魔法のような解き方」をX(ツイッター)で公開しています。ロープ同士の結束や、三角巾、風呂敷などを結ぶ際に便利な①「本結び」。今回は魔法のような解き方をご紹介。②末端を反対方向に引く。③引いた末端が一直線に。④結び目を握って引っ張るとスルリ!災害時にも役立つかもしれません。結び方を説明した過去のツイートも参考にしていただき、お試しを。-警視庁警備部災害対策課「あの苦労はなんだったの…」と思うほど簡単だったのではないでしょうか?ほどき方をマスターしたところで固結びの正しい結び方もマスターしておきましょう。実は正しい固結びになっていない方も多いと言われています。その固結び、「縦結び」になっていませんか?固結びは日常生活で無意識に使っていることも多いので、いまさら結び方を覚える必要はないと思われる方も多いかもしれません。しかし、固結びだと思って結んでいても、一歩間違えるとほどけやすい「縦結び」になっている方も多いと言われています。これについても正しい結び方が紹介されていました。【実践ロープワーク③】今回は「本結び」を紹介します。「固結び」として多くの方がご存知だと思いますが、結び方を間違えると解けやすい「縦結び」になってしまいます。ロープ同士の結束や、三角巾・風呂敷を結ぶ際に便利ですので、是非一度確認してみて下さい。-警視庁警備部災害対策課子ども靴にも固結びを応用するとより安全に!正しく結んだ固結びは、ほどこうとしない限りほどけることはほとんどありません。その性質を靴紐などを結ぶときの「蝶々結び」に応用すると、なんと蝶々結びもほどけにくくなるのです。歩いているうちに靴紐が解けたなんてことがあると思いますが、蝶結びの左右の輪を持ち1回片結びをするだけで激しい運動をしても解けにくくなります。普段履く靴はもちろんですが、災害時の避難靴、子供の運動靴なども事前にこの結び方をしておけばいざという時に解けにくいので安心ですね。-警視庁警備部災害対策課この固結びをするとしっかり結べるのに、ほどくのにも力があまり要らないので子どもや高齢者でもほどきやすいのが嬉しいですね。正しい「結び方」「ほどき方」「応用術」を練習して、いざという時にすぐ実践できるようにしておくと安心ですね。お子さんに結び方を教えるときにも、使ってみてください。(マイナビ子育て編集部)
2023年07月31日地震や洪水などを始めとする自然災害は、いつ起こるか分かりません。もしもの時に備えて、避難経路の確認や防災グッズなどを準備しておくことが大切です。災害時に靴がない!そんな時は…地震や火災が起こった時など、一刻も早く家から脱出しなければならない場合、靴を履いたり、持ち出したりする余裕がないことも考えられます。子供の頃に学校であった避難訓練でも、上履きのまま校庭に逃げましたよね。しかし、災害時には割れたガラスやガレキの破片などが落ちている可能性があり、裸足のまま歩き続けることは危険。さらに冬季などであれば、避難所で厳しい寒さに襲われる恐れがあります。そんな時に、覚えておくとよいのが、新聞紙でスリッパを作る方法です。新聞紙で簡易的なスリッパを作る方法はいくつかありますが、今回は四国防災共同教育センターのウェブサイトで紹介されていたものをベースに作ってみます。折り紙でツルを作れないほど不器用な筆者ですが、果たしてうまく作ることができるのでしょうか。さっそく挑戦してみます!新聞紙スリッパの作り方2つ折りにした新聞紙を、手前から4ぶんの1に折ります。まずは一度半分に折り、できた折り目に向かって折ると分かりやすいでしょう。次に、折った部分の左右の角を三角に折っていきます。両方折るとこのような形です。最初に折った部分を軸にして、縦に折っていきます。表裏をひっくり返し、左右から3ぶんの1のサイズに折っていきます。両方折ると、このような形になります。上に重なった方の角を、下側に挿し込んでいきます。挿し込むと、このようになります。ひっくり返すと、足を入れるポケットができています。この状態でも使えますが、角を小さく折り曲げると、よりスリッパのような形になりますよ。完成した形がこちら!不器用な筆者でも特に苦労せず作ることができました。1枚の新聞紙で作れる簡易スリッパは1個のみ。1足分作るには、2枚の新聞紙が必要です。履いてみるとこんな感じ。筆者の足のサイズは26.5~27cmで、少し余裕のあるサイズ感です。子供用に作る場合には、さらに半分に折りたたんでから作成するとよいでしょう。テープなど何も使用していませんが、思ったよりしっかりしていて驚きました。余った新聞紙を折り重ね、中敷きとして使えば、より足元を頑丈にすることもできます。新聞紙スリッパはあくまで簡易用。緊急時に備えて、使わない靴やスリッパなどを枕元に常備しておくことが望ましいでしょう。しかし、新聞紙スリッパがあれば、最低限の危機回避や足の冷えなどの対策になります。慣れてしまえば1分ほどでサッと作ることができるので、いざという時のため、覚えておいて損はなさそうです![文・構成/grape編集部]
2023年07月27日地震や洪水など、自然災害はいつどこで起こるかが分かりません。もしもの時のため、避難用のグッズを備えているという人もいるでしょう。非常食や衛生用品などと並び、備えておいたほうがいいといわれるのが『懐中電灯』です。充電がいらない?不思議な懐中電灯を発見災害は明るい時間に起こるとは限りません。深夜に停電が起こった際、光源があると安心ですよね。先日、筆者が300円ショップ『3COINS』を訪れた際、一風変わったライトを発見しました。それがこちらの『プッシュ式発電ライト』!同社の展開する防災アイテムブランド『SOBANI』のグッズの1つで、値段は税込み330円です。その特徴はなんといっても、電池交換や充電が不要なこと!本体についている発電レバーを、手で握ったり離したりを繰り返すと内部で発電し、ライトが点灯するようです。さっそくやってみます!まずはレバーを握って電力をためてみました。レバーを握ると『キュルキュル』という音がして、電力がチャージされていく様子が分かります。力はいらないので、子供や高齢者でも問題なく発電できるでしょう。握ったり離したりを10回ほど繰り返した後に、スイッチを入れてみると…。しっかりと点いた!試しに人が帰った後の暗いオフィスを照らしてみると、こんな感じです。部屋全体を明るくするほどのパワーはありませんが、手元や足元を照らすには十分。緊急時の光源としての役割はしっかり果たしてくれそうです!税込み330円というコストパフォーマンスのよさは『3COINS』ならでは。手のひらサイズなので、保管場所にも困らないほか、持ち運ぶ際にも邪魔にならなそうですね。気になった人は、『3COINS』で手に取ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月25日災害時こそ小銭が役立つ!みなさんは普段から小銭を携帯・備蓄していますか?カード決済や電子決済が普及して小銭の使用頻度は減ってきていますが、実は災害時にさまざまな場面で活用することができるのです。今回、警視庁警備部災害対策課が、『災害時は「小銭」が便利。』と題して4つの便利術を公開しているツイートをご紹介します。災害時は「小銭」が便利。①トゲが刺さったときは5円玉が有効!②袋が開かずに困ったときは10円玉×2枚で解決!③公衆電話は災害時の有効な連絡手段。小銭が必要ですので使い方の確認を。④停電時、電子マネーが使用できない場合も考えられます。非常用持出袋に小銭入れの備えをオススメします。(警視庁警備部災害対策課)これには多くの反響が寄せられ、「子どもたちに公衆電話の使い方を教えなくちゃ」といったリプライも多数散見されました。確かに、小銭があっても使い方を知らなければ使うことができませんよね。子どもは公衆電話を見たことがない?NTT東日本・NTT西日本によると、2021年の公衆電話の台数は2000年と比べて81%の減少、公衆電話の利用は2000年と比べてなんと98%減少しています。[*1]この推移をみるといまの子どもは公衆電話を見たことも使ったこともない可能性が高いと考えられますし、おとな世代も最後に使ったのは何十年も昔といった状況も多いのではないでしょうか。大人は知ってる?公衆電話の特徴・使い方をおさらいここで改めて総務省が公表している、「公衆電話の特徴と使用方法」を確認してみましょう。[*2]「災害時こそ携帯電話で連絡をとればよいのでは?」と思われる方も多いかもしれませんが、災害時には通信制限がかかることがあります。実際に東日本大震災のときは、携帯電話からの音声通信は通常時より最大70~95%も規制されました。[*3]しかし公衆電話は、災害等の緊急時でも通信規制の対象外として優先的に取り扱われるとともに、ほとんどの機器で停電時でも電話をかけることができます。ただし停電時はテレホンカードが使用出来ないことからも、やはり小銭の備えが役に立つことが分かります。アナログ公衆電話にご用心そうはいっても、大きな災害のとき(公衆電話の無料化措置時)だったら小銭を投入しなくても公衆電話を利用できることをご存じの方も多いと思いますが、それはディジタル公衆電話のケースです。アナログ公衆電話では、小銭またはテレホンカードをいったん投入して通話が終了した後で、小銭またはテレホンカードがそのまま返却される仕組みなので、いずれにせよ小銭を持っておくと良いでしょう。大人でも忘れがちな公衆電話の特徴や使い方。これを機にお子様と一緒に実際に使ってみてはいかがでしょうか。(マイナビ子育て編集部)参考[*1] 公衆電話を取り巻く環境変化/NTT東日本・NTT西日本[*2] 公衆電話の特徴と使用方法/総務省[*3] 東日本大震災における情報通信の状況/総務省
2023年06月25日災害時に備え、非常持ち出し袋に入れておくと便利な、粘着テープ。持っていると、壁に貼り付けて伝言を残せたり、骨折した際に応急処置として添え木を固定できたりと、幅広く活用できます。避難所でも粘着テープは役立つとして、機能性部材料の製造や販売などをしているマクセル株式会社は、YouTubeチャンネルで動画2点を公開しました。避難所でのプライバシーを守る方法数々の災害を教訓に、昨今では避難者のプライバシーが配慮され、避難所にパーテーションなどが用意されています。しかし、場所によっては数が不足するなど、不十分な場合もあるかもしれません。そんな時も、布粘着テープを活用した、『簡易テント』や『簡易パーテーション』を作る方法を知っていると安心です。布粘着テープで『簡易テント』まずは支柱となるものを用意しましょう。動画内では園芸用の支柱を使用しています。避難所が学校などの施設であれば、同様の支柱を手に入れやすいですが、なければ代用品でもかまいません。支柱2本を重ねた部分に布テープを貼って固定したら、上にブルーシートを重ねます。ずれないように、布テープで床や敷いている布とブルーシートを止め、あとは入口を作ったら完成!布粘着テープで『簡易パーテーション』最初は土台作りから。ダンボールをカッターでカットし、三角形にして布粘着テープで止めます。強度が必要な場合は、布粘着テープを重ねて貼るといいでしょう。三角形の土台が2個できたら、あとは壁となる段ボールを切り込みに差し込むだけ。目隠しにちょうどいい簡易パーテーションが出来上がります。避難所生活でのストレスは、少しでも軽減しておきたいもの。いざという時のため、アイディアの1つとして覚えておくとよさそうです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月03日災害時には、電気やガスなどのライフラインや、物流が止まることがあります。復旧まで日数を要するため、最低でも3日、可能であれば1週間以上の食料を確保することが推奨されています。日頃から、非常時用の保存食を備蓄している家庭は多い一方、「いざという時にどうやって食べるか」までは考えていないかもしれません。ガスも電気も止まった時の温め方備蓄としてよく選ばれるのが、サトウ食品株式会社が販売している、レトルトパックのご飯『サトウのごはん』。同社は、Instagramで非常時の『サトウのごはん』の調理方法を紹介しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る サトウ食品 公式アカウント(@sato_foods)がシェアした投稿 カセットコンロの場合電気やガスが止まった時に備え、カセットコンロがあると便利。容器のまま『サトウのごはん』を温める場合は、フィルムをはがさずに沸騰した湯の中へ入れます。フィルム面を上にして、15分間加熱してください。容器から耐熱袋に移して加熱する時は、なるべく袋の空気を抜きます。そして、袋の口をしっかり縛ったら、水の張った鍋に入れ、約10分間加熱しましょう。沸騰してから約5分間が目安だそうです。加熱の際は、鍋にフタをしないこと。また、鍋の底にご飯が触れないように注意しましょう。防災グッズの場合昨今では災害時でも温かなご飯が食べられるよう、防災グッズとして、発熱体と加熱袋のセットが販売されています。それを用意すれば、『サトウのごはん』を温めることが可能。まず、加熱袋に発熱体を入れ、その上にフィルムを剥がさないまま『サトウのごはん』を入れます。100~1503程度の指定量の水を注いだら、チャックをしめて30分程度、温めます。気温が低い時は、加熱袋をタオルなどでおおい、保温効果を高めるといいようです。災害が発生した時に覚えておくと役立つ加熱方法。非常時の備えとして、カセットコンロや耐熱袋まで用意していなかった人は、追加しておくとよさそうです![文・構成/grape編集部]
2023年05月30日日頃から持ち歩ける防災ポーチを作ろう!自宅にいる時に被災するとは限らない。外出先でもしものことがあった時に備えて、少しでも自分を助けてくれるものを携帯しよう。自分に必要なものをセレクトするのが大事。外出先で被災した場合の備えとして、“暮らしになじむ防災”をテーマに情報発信している整理収納アドバイザーのMisaさんが提案しているのが「防災ポーチ」。「最低限、自分に必要なものでいいんです。例えば、携帯用のトイレやミニライト、モバイルバッテリー、コンタクトをしている人なら替えのレンズ1セットなど。カバンに入れておけば何かあった時にも、落ち着いて対応できると思います。防災リュックよりも手軽に始められておすすめです」以下はMisaさんが持ち歩いている防災ポーチの例。「必要なものは人それぞれ違います。私の例を参考にしていただきつつ、負担にならない重さで、オリジナルの防災ポーチを作ってみてください」防災ポーチの中身とその役割をチェック!防災ポーチは自分基準でカスタマイズを。ちなみに、おやつを入れておく場合は、賞味期限ができるだけ長いものを選ぶと、入れ替えの面倒が省けて。ポーチ自体はお気に入りのデザインで、携帯のモチベーションアップ。連絡カードスマホが使えなくなった時のために、大切な人の連絡先を書き出しておくと安心。はぐれてしまって連絡がとれない時のために、落ち合える場所も書いておこう。携帯トイレ携帯トイレは、使用後に凝固剤をかけるタイプや、底に吸水シートが付いていて凝固剤が不要なタイプもある。サイズなども確かめつつ、自分が使いやすいものをセレクト。【LA・PITA】トイレONE 1枚入り吸水シート付きで凝固剤不要。排泄時の音やニオイをカット。1枚で2~3回使用可能。袋が大きくゴミ箱などに広げて使える。¥440(LA・PITA TEL:0120・888・339)【三陽トレーディング】ポケッタブルトイレ 3回分携帯トイレに見えないデザイン。おしゃれ&コンパクトで携帯しやすい。凝固剤でしっかり固めて、抗菌と消臭力抜群。¥880(三陽トレーディング TEL:0568・54・3713)小銭停電すると店で電子決済ができないうえ、おつりが不足して商品を販売してもらえなくなるかもしれないので、100円玉と10円玉を何枚か用意。公衆電話にも使える。ミニLEDライト外出先での停電や、救助要請のサインにも使えるミニライト。小型、軽量なのはもちろん、電源はボタン電池ではなく、手に入りやすい単3か単4形の乾電池式を選ぼう。【OLIGHT】Olight i3T EOS LED 懐中電灯最大照射距離60m 。最大16時間点灯。両方向型のポケットクリップ付き。洋服に留めて使っても。単4形乾電池1本。¥2,295(Olight TEL:050・5806・3365)【ジェントス】キーライト GK‐001S防塵・防滴仕様でハードな環境にも 。ストラップでカバンにも付けられる。12時間点灯可能。単4形乾電池1本。¥1,080(ジェントス TEL:0120・73・1668)ウェットティッシュウェットティッシュは除菌できるアルコールタイプのものが便利。水道が止まって手が洗えない時の消毒用に、またテーブルを拭くなどして、できるだけ清潔を保とう。防臭袋ビニール袋は濡れたものや汚れたものを入れたりと用途が幅広いが、防臭仕様のものを選ぶと、携帯トイレの処理などにも使えて便利。2枚ほど携帯するのがおすすめ。【BOS】驚異の防臭袋BOS 白色Mサイズ90枚入医療向け開発から生まれた防臭力!汚物入りの袋を結べば顔を近づけても臭わない。菌も通さず衛生的。90枚¥1,080(クリロン化成 TEL:06・6327・8188)【オルディ】KESMELL 消臭袋 M グレー半透明 100P生ごみや汚れた服のニオイもブロック。手提げで袋を閉じられ、ニオイや漏れを防ぎやすい。100枚入り 参考価格¥1,089(オルディ)ヘアゴムヘアゴムがあると、髪が長い人は、緊急時に邪魔になったらまとめられるし、ほかにも袋の口を縛ったり、負傷時には止血の補助としても活躍。輪ゴムより強度あり。アルミブランケット緊急時に体を温めたり、雨、風をよけたりするのに便利なアルミブランケット。アルミは軽くて小さく折りたためるところがメリットで、敷物代わりにも使える。【SOL】エマージェンシーブランケット(1人用)体が放射する熱の90%を反射。強度が強く、破れにくい。色はシルバーと、救助要請時に目立つオレンジの両面仕様。¥990(スター商事 TEL:03・3805・2651)【HIGHMOUNT】サバイバルシート熱を吸収する金色と反射する銀色。色の性質を応用して断熱効果をアップ。左・ゴールド/シルバー¥715右・シルバー/シルバー¥660(ハイマウント TEL:03・3667・4545)飴小腹がすいた時のおやつには、自分の食べ慣れたものが一番だが、賞味期限の長さを考えると、飴が優秀。6年保存のものや、金平糖ならほぼ賞味期限なしなど効率的。Misaさん整理収納アドバイザー、地震ITSUMO 講座認定講師。2018年の大阪府北部地震をきっかけに、暮らしになじむ備えを考え始める。著書に『おしゃれ防災アイデア帖』(山と溪谷社)など。※『anan』2023年5月31日号より。写真・小川久志スタイリスト・池田沙織取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年05月28日トーストに塗ったり、料理に使ったりするバターやマーガリン。実は食べる以外にも、活用できる方法があることをご存じですか。大阪府大阪市にある総合防災企業・タイホ防災株式会社のTikTokアカウント(taihobousuke)で公開されていた、意外な活用方法をご紹介します。災害時に役立つバターランプの作り方投稿によると、バターやマーガリンはランプとして活用することができるといいます。地震などの災害時、停電で灯りに困った時に役立つ方法です。@taihobousuke 【災害時に備えて】#防災 #災害 #地震 #南海トラフ ♬ オリジナル楽曲 - 【公式】タイホ防災チャンネル用意するものは、バターとティッシュ、そしてつまようじ。バターの塊を耐熱皿に移し、つまようじで穴を開け、長細くしたティッシュを入れるだけ。これで4時間ほどは火のついた状態になるのだそうです。ライトを持っていたとしても、長時間の停電で、電池や充電がなくなるなど、想定外のことが起きる可能性もあるでしょう。いざという時のために、覚えておきたい方法ですね。なお、バターランプを使用する際は、火の扱いには十分に気を付けてください。地震などの災害は、いつどこで起きるのかが予想できないもの。日頃から防災グッズなどを備えておくことはもちろん、ちょっとした裏技も覚えておくと役に立つかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年05月20日地震が頻発するため、防災が欠かせない日本。2001年~2010年における震源データをもとに、気象庁が『日本およびその周辺の地震回数』を算出したところ、マグニチュード6以上の地震は年間平均で20回あまり発生しているといいます。いつどこで発生するかは不明なので、日頃から対策をしておきたいもの。東京消防庁が運営する、YouTubeの『東京消防庁公式チャンネル』では、対策をまとめた『地震に対する10の備え』を公開しています。地震対策の基礎は万全?確認したい10のこと※写真はイメージ「自分が住む地域でも地震が発生するもの」と考え、地震に備えられているのかを確認してみましょう。東京消防庁は、地震の備えとしてこちらの10点を挙げています。【地震に対する10の備え】・家具類の転倒、落下、移動防止対策をしておこう・ケガの防止対策をしておこう・家屋や塀の強度を確認しておこう・消火の備えをしておこう・火災発生の早期発見と防止対策をしておこう・非常用品を備えておこう・家族で話し合っておこう・地域の危険性を把握しておこう・防災知識を身につけておこう・防災行動力を高めておこうどれも防災の基礎ですが、すべてできている人は少ないのではないでしょうか。地震が発生した時、家具の転倒に巻き込まれてケガをする場合があるため、家具の配置を見直し、固定することが大切です。避難がスムースになるように、非常用袋を定位置に置いておくほか、懐中電灯やスリッパも用意。また、地震後の火災発生に備え、火災報知機や消火器の設置、風呂水のくみ置きもあると安心ですね。家屋や塀の倒壊による犠牲者も多いため、耐震診断を受け、補強をしておくのも重要です。こちらの動画で、それぞれの対策の詳細をチェックしてみてください。地震が起こった時、パニック状態になると対応が遅れてしまうかもしれません。家族間で、普段から非常時について話し合い、役割分担や安否確認の方法、集合場所などを決めておけば、冷静さを保つことの一助になるはず。さらに、日頃から防災についての知識を更新し、防災訓練もしておけば、いざという時に落ち着いて対応できるのではないでしょうか。防災の意識を持って、大切な命を守っていきましょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月10日キャンプやバーベキューなど、アウトドアが気持ちいい季節になってきました。自然の中で過ごす時間は、子どもにとっては原体験の宝庫で、ママやパパにとってはいいリフレッシュに。せっかくならキャンプ用品にもこだわって、快適さも追求したいですよね。家でも使えるアイテムを選べば、防災時の備えにもなります。 ファミリーキャンプに役立つ最新スマートデバイスが登場!ポータブル電源やソーラーパネルがあれば、キャンプは格段に快適に キャンプ好きはもちろん、この夏キャンプデビューを考えているファミリーにもおすすめなのが、ポータブル電源で人気の「エコフロー」の新商品、「ポータブル冷蔵庫」と「ポータブルエアコン」。どちらもスマホの充電などにも使える取り外し可能な着脱式バッテリーを備えており、一台二役の優れモノ。災害時にも役立ちます。 「エコフロー」とは “クリーンな電力へ、誰でも簡単にアクセス出来る社会” を目指して2017年にアメリカで創業したスタートアップ。ポータブル電源やソーラーパネルを中心に展開しており、いまや世界100カ国以上に200万人以上の愛用者がいます。 人気の秘密は優れた性能に加えて、デザインのおしゃれさ。積極的に世界中のユーザーの声を聞いて、開発に反映しているのだとか。そんな「エコフロー」から発売されたばかりの話題の2製品を紹介します。 ビールもかき氷も同時に楽しめる! ポータブル冷蔵庫「GLACIER(グレイシア)」。左右のスペースは「冷蔵庫+冷凍庫」「冷凍庫+冷蔵庫」「冷蔵庫+冷蔵庫」の組み合わせが可能。仕切板を外して広く使うこともでき、仕切版はまな板としても使えるまずは暑い季節のアウトドアにうれしいポータブル冷蔵庫「GLACIER(グレイシア)」。最大の特長は、製氷機付きなこと。ドリンクや冷蔵品のみならず、氷や冷凍品にも使えるんです。 中は2つのスペースにわかれているので、冷蔵と冷凍を同時に冷やすことが可能。片方で大人のビールを冷やしつつ、片方では氷をつくって子どもたちがかき氷を楽しむ…なんてことも叶います。 製氷機は12分で18個の氷をつくれるスピーディさで、実用性もばっちり。急速冷凍モードにすると、30℃から0℃まで最短15~20分で冷やせます。別売りの着脱式バッテリーを使えば、最長40時間冷やせるので、泊まりキャンプでの肉や魚の保存も安心! 着脱式バッテリーは、本体から取り出して、バッテリーパック単品で持ち運ぶことができ、ポータブル充電器としてスマホやノートパソコンといった小型電子機器の充電に使えるのもアウトドアではかなりうれしいポイント。また、折りたたみ式の伸縮ハンドルと2つのキャスター(別売り)を装着すれば、持ち運びもラクにできます。 キャンプの暑さ・寒さ対策に!ポータブルエアコン従来のモデルよりパワーが向上し、約20%コンパクトになった「WAVE 2(ウェイブツー)」。省エネモード・おやすみモード・急速モードの3モード搭載で、適温で効率的に使える アウトドアは自然相手なだけに、暑さや寒さの心配はつきもの。夏のテントはすぐにムワッとして、サウナ状態。そうかと思えば、高原のキャンプ場などは夏でも朝晩驚くほど冷え込むことも。子どもの体調管理が気になるママパパも多いはず。 そんなときに心強いのが、ポータブルエアコン「WAVE 2(ウェイブツー)」。10立方メートル以下の空間なら、暑いときは冷房で約5分で10℃下げ、逆に寒いときは暖房で約5分で10℃上げてくれるパワフルさ。それでいて静かで、自然の音をさえぎりません。 着脱式バッテリー(別売り)を取り付けると、最長8時間運転が可能。こちらの着脱式バッテリーもモバイル充電器として使えます。 スマートデバイスを活用してもっと気軽にアウトドアを楽しもう!子どもとのアウトドアは、道具次第でもっと気軽に楽しめるようになります。 「GLACIER」や「WAVE 2」は、冷蔵庫やエアコンとしての機能はもちろん、モバイル充電器としても便利に使えて、一度使うと手放せなくなる有能さ。見た目がスタイリッシュなので家に置いてもおしゃれで、災害時には心から頼れるアイテムに。まさに「こんなアイテムがほしかった!」という製品なのです。 今なら最大30%オフ!新製品の発売記念の限定セール新製品「GLACIER」「WAVE 2」の発売を記念して、「エコフロー」 オンラインストア ではお得なセールを開催。2023年4月26日(水)から5月9日(火)までの予約販売期間中限定で、「GLACIER」「WAVE 2」関連商品が最大30%OFFになります。ぜひこの機会にアウトドアや家の中にプラスアルファの快適や安心を取り入れてみては?お問い合わせ: EcoFlow(エコフロー) ・「GLACIER」詳細はこちら >> ・「WAVE 2」詳細はこちら >>
2023年04月26日食材や料理を保存する際に使われる、食品用ラップフィルム(以下、ラップ)。保存はもちろん、食器に敷いて洗う水を節水したり、使い捨ての手袋として使ったりと、防災時にも活躍してくれるアイテムです。2023年4月20日、警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウントが公開したのは、ラップをヒモとして使う方法。ラップを必要な長さに切ってねじると、ヒモとして代用することができるそうです。また、三つ編みにすると、特殊救助隊員でも引きちぎれないほどに強度が増すのだとか。災害時の万能アイテム「食品用ラップ」を必要な長さでカットし捻ると…紐に早変わり強度も十分で洗濯紐として活用できるほか、三つ編みにすると更に強度が増し、特殊救助隊員でも引きちぎることができません。切れた靴紐の補強など活用は様々でインターネットなどでも紹介されています。ご参考に! pic.twitter.com/0M4KgFA7Wg — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) April 19, 2023 靴ヒモが切れた際や洗濯紐にするなど、ヒモが必要なあらゆる場面で活用できそうですね。警視庁警備部災害対策課の投稿には、「いいこと聞いた」「参考になる」などの声が寄せられました。地震などの災害は、いつ起きるか分からないもの。普段の生活がままならなくなり、あらゆる日用品が当たり前にある状況が一変する可能性があります。だからこそ、普段から防災の意識を高め、緊急時に役立つ知識を豊富にインプットする必要があるでしょう。ラップが災害時にどう使えるかを確認し、防災用バッグに詰めておくのが得策だといえますね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月20日いつか準備しようと思いつつ、ついつい後回しにしてしまっているのが防災グッズ。もし断水したら? 停電したら? と考えると不安になってしまいますよね。万が一の非常時に、自分や家族のために必要なもの、便利なものをご紹介します。「備えあれば憂いなし。」安心のための準備は1日でも早く! 準備のご参考にしてみてくださいね。非常時の心配事NO.1 トイレの備えは必須です!もし断水になったときに、1番困るのは…やはりトイレですよね。トイレットペーパーと並べておいても違和感のない緊急用トイレキット。こちらはトイレットペーパーよりも一回り大きいくらいのサイズ感で場所を取らず、トイレにそのまま置いておける雰囲気が◎です!中身は抗菌性凝固剤10個と、排せつ袋10枚が入った10回分セット。便器にセットして使えるので、簡易便器のタイプと違って、普段通りに近い感覚で用を足すことができるんです。緊急事態だからこそ、少しでも普段通りに過ごすことが大切。使い方も排泄袋を便器にセットし、袋の中に抗菌性凝固剤を振りかけるだけ。用を足したら袋を取り出し袋の口を結び可燃ゴミとして処理するだけ。また緊急用トイレキットの使用で気になるのが臭いの問題。こちらは公的機関で抗菌力・消臭力ともに実証されているので、ゴミ捨てが出来ない非常時でも安心です。保存期間は製造日から10年と長期なのも嬉しい。ご家族の人数に合わせて買い置きしておいてくださいね。 【ご紹介したアイテム】トイレットペーパーと並べておいても違和感のない緊急用トイレキット。中身は抗菌性凝固剤10個と、排せつ袋10枚が入った10回分セット。普段通りに近い感覚で用を足すことができます。⇒ 防災用品 緊急用トイレキット 10個入り あっ停電!そんなときにも心強い味方のライト薄くたためて、使う時はカンタンに広げられる、ソーラー式LEDライト「CARRY THE SUN」。太陽光充電式でソーラーパネル搭載だから、充電は陽の当たる場所に置いておくだけ。8時間の充電で、最大72時間点灯してくれる頼もしさ。インテリア要素満点のデザインでありながら、ソーラーパネル部分にあるボタン1つでラクラク操作。また、LED電球なので熱くならず安心です。点灯モードは弱→中→強→点滅の4段階で切り替えが可能、パネルには充電残量表示付き。また使わない時は、厚さ約1.2cmに畳んでおけるのが嬉しい! 軽くてコンパクトだから、防災バッグに入れておくのにも助かりますよね。さらに水濡れにも強いのでお風呂場やアウトドアにも活躍します。Mediumサイズは、Smallサイズの3~4倍の明るさ。弱モードでもくっきりと明るく照らしてくれるから、パワフルな照明機能を求める方へおすすめです。 【ご紹介したアイテム】インテリアの間接照明としてや、キャンプやバーベキューなどのアウトドアにも活躍。防水で軽量、コンパクトに畳めてしかも明るい、太陽光充電式のLEDライト Mサイズです。⇒ ソーラー充電式エコライトMedium 防災/CARRY THE SUN キャリーザサン Smallサイズは、手のひらサイズで持ち運びも楽々! 間接照明的な優しい灯がお好みの方はこちらをどうぞ。 【ご紹介したアイテム】インテリアの間接照明としてや、キャンプやバーベキューなどのアウトドアにも活躍。防水で軽量、コンパクトに畳めてしかも明るい、太陽光充電式のLEDライト Sサイズです。⇒ ソーラー充電式エコライト Small 防災/CARRY THE SUN キャリーザサン ピンチのときこそ美味しいものを!緊急時こそしっかり食べて、元気を出したいもの! そんなときにおすすめなのがこちらのChef’sStockラクウマレトルト麺。よくあるレトルト麺は、具や汁が別で手順が多かったり、小包装のゴミが多い商品が多いですよねこちらのレトルト麺は1つのパウチに、麺や具材、スープがすべて入っているので、そのまま湯煎で温めて食べることが出来てゴミも最小限。作り方は5分間湯煎するだけととても簡単。汁と麺や具材も一緒に入っているから、混ぜる手間すらなし!保存食だからといって侮るなかれ! 10年もの期間をかけ、添加物なしでもちもち麺を長期に保てる技術から生まれたこだわりの麺が美味しいんです。通常よりもとろみのあるソースは麺に水分が入らない状態が保て、スープの中で麺が伸びない工夫が。また袋が自立するので器なしでも食べやすいのもポイント!常温で最大5年もの長期保存が可能なので、非常時の防災食やストックごはんとして備えておけます。忙しい時や災害時こそ、美味しいごはんを食べて落ち着きたい。そんな気持ちに寄り添う商品です。味は4種類! 家族分でいろんな味を常備しておくといざというときに安心です。 【ご紹介したアイテム】最大5年も保存可能な「Chef’sStockラクウマレトルト麺」。保存料・合成着色料不使用で、湯煎で温めるだけでもちもちの本格麺料理が完成。防災食や備蓄職にも。⇒ ラクウマレトルト麺 1人前 非常食 長期保存食品/Chef’sStock シェフズストック 驚きの7年保存!心も潤すイオン水もしもの時のためにペットボトルのお水くらいは常備している! という人は多いのでは?でも一般的な市販の水の賞味期限は、製造から1年から2年ほどだそう。万が一の時に飲もうと思ったら、賞味期限が過ぎてるなんてことも起こる可能性が。こちらはなんと7年も保存できる7年保存水IZAMESHI 2L6本セットです。「いつでもおいしい! どこでもおいしい!」をコンセプトに、味にもパッケージにもこだわり、災害時の必需品の飲料水ですが、不安な心も潤してくれるようなクオリティー!原水は、昔から良質の温泉地帯として知られる島根県金城町の地下300mの花こう岩下から噴出した、アルカリイオン水。豊かな大地が育んだ成分を損なわないよう、全自動の無菌充墳システムで非加熱のままボトリング(非加熱水)。フィルターろ過による4段階除菌のみを行い、酸素とミネラルがそのままの生きた天然水です。硝酸態窒素が含まれた水は、体内で変化し毒性をもつといわれているため、飲用水としての上限値は、10ppm(水道法基準)。こちらはその含有量が0.0ppmという体にも優しく、安心です。さらに天然の弱アルカリイオン水は、酸性に傾きがちな体内をリセットしてくれるから、日常水としても最適なんです。ご自宅やオフィスに安心の水を常備しておいてくださいね。 【ご紹介したアイテム】防災用の備蓄食・保存食でありながら、「美味しい」も追求したイザメシ。こちらは製造から最大7年間、長期保存ができるアルカリイオン水の、2リットルペットボトルです。⇒ いざという時の必需品 7年保存水 2L 6本セット 防災/IZAMESHI イザメシ 湯煎も冷凍もおまかせの万能保存袋毎日の料理の時短にはもちろん、非常時にも活躍してくれるのがこちらのIwatani アイラップ。私も個人的に愛用中です!発売から45周年を迎え、昭和から令和まで多くの方に愛され続けているロングセラー商品! 人気の秘訣は、「袋のラップ」のような使いやすさ。一番の特徴は「耐熱(約120度)・耐冷(マイナス30度)」に優れていること。食材を入れたままレンジでの温めや、湯煎、冷凍が可能です。アイラップ1枚の大きさは横21cm×縦35cmで底にマチ付き。中ぐらいのキャベツで半玉サイズなら余裕で入ります。素材は、高密度ポリエチレン製で、一般的なポリ袋に比べて丈夫でちぎれにくいのも特徴。ポリエチレンは燃やすと二酸化炭素に分解されるため、有害な物質は発生させないといった環境面にも配慮されているんです。毎日の調理や下拵えにはもちろんのこと、災害時に氷を入れて氷のうとして使ったり、お米を炊くこともできるから、災害袋に備えておきたいアイテムです。 【ご紹介したアイテム】ポリ袋とラップの良いところ取りのアイラップは、料理や食材の保存など多様に使えるポリ袋です。食材をアイラップに入れて湯煎すると料理の下ごしらえや離乳食づくりにも便利です。⇒ Iwatani アイラップ 60枚入35cm×25cm マチ付きポリ袋/岩谷マテリアル いざという時に安心のアイテムは、意外と日常的にも便利だったり、活躍しそうです!万が一の時に「あれどこだったっけ?」とならないためにも、毎日近くに置いておけるというのも防災グッズ選びのポイントかもしれませんね。 おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2023年04月16日有事に対する備えとして一般的なのが、水や食糧などを入れた防災リュックを用意し、自宅に置いておくこと。ですが、常日頃から防災リュックを持ち歩くのは大変です。かといって外出時に災害などが起きたら、自宅まで取りに行くのは難しいもの。防災グッズを外出中でも持ち運べるライフハックがネット上で話題を呼んでいます。それは、飲み物を入れるボトルに詰め込むこと!ボトルの中には、懐中電灯やホイッスル、携帯用ミニトイレなどが入っています。いずれも、災害時には必要になるものでしょう。Twitterにこのやり方を紹介した人は、通勤用のカバンに入れているそうです。ボトルであれば、多くの人が普段使っているカバンの中に入れて備えることができますね!ネット上ではこのやり方に対し、「天才か!?」「とても画期的なアイディア!」「賢すぎる!」と多くの人から反響が上がりました。自分にできる最大限の備えをして、万が一のことが起きても冷静に対処したいですね。※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2023年04月14日台風や地震など、自然災害が多い日本。万が一の事態に備え、防災グッズの準備をしておくことが大切です。三菱智葉(@tomoha97)さんもまた災害時の備えをしており、約2か月間はもつほどだといいます。三菱さんが実際の自宅の様子をTwitterで紹介したところ、防災グッズの中に明らかに違和感を覚えるものが紛れ込んでいたのでした…。マッマ「SNSで地震雲がこんなに!災害とかちゃんと備えてるの?」ぼく「まぁ二ヶ月分くらいは…」マッマ「そう……」 pic.twitter.com/PKfqoNlCK4 — 三菱智葉 (@tomoha97) April 11, 2023 もともと、戦闘糧食に関する同人誌を頒布していた、三菱さん。10年ほど前から防災グッズなども集めており、今ではこんなにも心強い備えになったといいます。しかし、その量以上に注目すべきは、棚の上から3段目に置かれた手…!もちろん本物ではなく模型ですが、あまりにもリアルなため、困惑してしまいます。写真を見た人からも「ゾンビパニックでも始まっているのか?」「怖い…」など、ツッコミの声が多数寄せられました。・『生肉』まで用意してあるんですね!・自分がゾンビになるところまで想定しているとは…すごい。・備蓄の猛者や…。三菱さんに災害時の備えを確認してきた母親も、これを見たら驚くはず。三菱さんレベルではなくとも、ちゃんと日頃から防災の意識を持ち、非常食などを準備しておきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2023年04月14日春から新生活が始まる人は多いもの。引っ越しのほか、気分を新たに部屋の模様替えなどをする人もいるかもしれません。警視庁警備部災害対策課は、家具にまつわる防災対策のアイディアをTwitterで紹介。投稿に「なるほど!」「やってみよう」といった反響が寄せられています。家具の角には『蓄光テープ』をまずは、家具の選び方について。たんすなどの家具は、高さの低いもので揃えるのがオススメだといいます。重心が低く、底の面積が広い家具であれば、地震が発生しても倒れにくくなるのです。また家具の角に、光を蓄えて暗闇で発光する『蓄光テープ』を貼ると、夜に電気をつけていない状態でも、位置を把握することができます。夜に停電になった時や、慣れない部屋で過ごす時も、誤って身体をぶつけてケガをする心配がないので、安心ですね!4月から新生活が始まる方もいらっしゃると思います。私は一人暮らしを始める際に高さの低い家具で揃え、さらに角に #蓄光テープ を貼りました。重心が低く、かつ底面積が広めな家具であれば地震発生時、倒れてくる心配が少なく、また夜でも蓄光テープの光で家具の位置が把握できます。 pic.twitter.com/T60rM2ayUj — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 23, 2023 特に蓄光テープのアイディアには、目からウロコが落ちた人は多かった様子。投稿は次々にシェアされ、さまざまなコメントが寄せられました。・なるほど、いいアイディアですね。早速、蓄光テープを買ってみようと思います!・家具の位置を把握するのって、大切ですよね。うちでは階段や電気のスイッチなどにも蓄光テープを貼っているのですが、普段も役立っています。・これなら、たんすに足の小指をぶつけなくて済みそう…。・蓄光テープを家具の角に貼るのは盲点だった。やってみよう。地震対策としてはもちろん、日常生活でも役に立ちそうなアイディア。気になった人は、試してみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2023年03月31日ご存じのように日本は地震大国です。いずれの住宅も、厳しい「耐震基準」が設けられており、万が一の地震に対する「備え」が何よりも大切と考えられています。しかし住宅だけでなく、家の中でも地震への備えが必要です。とりわけキッチンは要注意です。食器や調理器具など、地震で落下した際に怪我をしてしまうものが多く、収納もまた地震に備えなければなりません。そこで地震がきても食器などが落下することのない「収納方法」を紹介します。地震がきても安心なキッチン収納とは地震に備えたキッチン収納を教えてくれたのは、おと(oto.kurashi)さんです。まずは以下の投稿をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る おと|40代柴犬飼いのミニマリスト(@oto.kurashi)がシェアした投稿 食器や調味料、クリップなどの小物が無駄なく収納された引き出しは、地震がきても中身が壊れることはなさそうです。引き出しを上から覗くだけで、何がどこにあるのかひと目で分かるため、使いやすそうな収納ですよね。また投稿内容によると、投稿主の自宅には背の高い食器棚がないようです。上から食器が落下してくる心配もありません。投稿には、以下のようなコメントが続々と寄せられています。震災経験とても参考になります!!食器の地震対策してないので…。見直してみます。我が家も地震を教訓にした家づくりしてます。参考になるといったコメントや、我が家も対策していますといったコメントが多く寄せられているようです。皆さんもこれを機に、自宅のキッチン収納を見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日大人気アニメ『進撃の巨人』と株式会社ラピタジョイエイトがコラボした防災セットが、3月11日に発売されました。ファンの心を掴む仕掛けがいくつも施されたこのセット。進撃ファンなら1人1セットは持っておきたいところです。任務は「調査兵団防災セットを入手せよ!」『進撃の巨人』とコラボするのは、防災関連の商品を数多く展開する株式会社ラピタジョイエイトと、デニッシュパンの製造・販売をおこなう株式会社ボローニャFC。両社の共通点は「防災意識を上げることが使命」と考えている点です。コラボグッズの発売日は、3.11東日本大震災を意識した2023年3月11日(土)。両社それぞれが運営するECサイトで販売されています。【グッズの詳細】一欠片も残すな、全て食べ尽くせ!コラボ防災セットの目玉は「缶deボローニャ調査兵団パン缶詰」です。缶の側面には、各人物(キャラクター)がセリフとともに描かれています。例えばエレンの場合は「駆逐してやる!」リヴァイの場合は「一欠片も残すな、全て食べ尽くせ!」とあります。セットが入ったリュックサックは、強度や防水性に優れた生地を採用。雨水が侵入するのを防いでくれます。またリュックサックの取手部分は蓄光素材を使用しているため、暗い場所でも安心です。イベントの概要■販売日:2023年3月11日(土)〜なくなり次第終了■価格:2万2880円(税込)■セット内容:進撃のLA・PITA防災リュック缶deボローニャ調査兵団パン缶詰長期保存水トイレONE3枚入レスキューシート目かくしポンチョ蓄光ホイッスルぱぱっとレインコート■商品の詳細:誰でも1つは、自宅に用意しておきたい防災セット。リュックサックがシンプルなデザインなので、普段から部屋に置いていてもインテリアの邪魔をしません。もちろん進撃ファンならば、コレクションの1つとしても持っておきたいところでしょう。ファン必見なコラボグッズ、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月14日「人々の防災意識を高めたい」という思いから、2014年に誕生した防災グッズブランド「Defend Future(ディフェンドフューチャー)」(株式会社G.Oホールディングス:大阪府大阪市)は、3.11を考えるにあたり「多くの方の防災意識を高めるには何ができるだろう」と考え、昨年に引き続き、防災グッズをプレゼントするキャンペーンを開催いたしました。当選商品は、防災士が作った3日間生き抜くための防災セット『Defend Future 防災セット1人用Relief2』断水・停電を想定した防災グッズが36種類39点入っています。すぐに使うものではないため後回しになりがちな防災セットですが、是非この機会にゲットしてください♪instagram投稿 : ■キャンペーン概要【プレゼント内容】Defend Future 防災セット Relief2 1人用3名様【キャンペーン応募方法】Defend Future 公式Instagramアカウントをフォロー該当のキャンペーン投稿に”いいね”【キャンペーン応募期間】2023年3月2日(木)〜2023年4月2日(日)【注意事項】当選された方には 2023年4月3日(月) 以降にDMにてご連絡いたします。※当選連絡後、3日以内にお返事がない場合は他の方に当選権が移ります。⚠️偽アカウントにご注意ください!「プレゼント企画に当選した」という内容のDMを送り、皆様の個人情報を抜き取ろうとしてくる、悪質な手口の偽アカウントが発生する可能性がございます。Defend Future公式は突然フォローしたり、DMを送ることはありません。偽アカウントからフォローされてもフォローバックせず、DMが届いた場合もリンク先に飛ばないようご注意ください。また、当選のDMが届いた場合は必ずアカウント名が @defend_future であることをご確認ください。■製品概要Defend Future 防災セット1人用Relief2防災士が作った、3日間を生き抜くための36種39点防災セット容量 :36種39点防災セット販売元:株式会社G.Oホールディングス生産国:日本価格:13,800円(税込)流通:公式サイト、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、au Payマーケット、ポンパレモール■ブランド概要『Defend Future』(ディフェンドフューチャー)/ 防災グッズブランド未来を守るために、今できることを想像もつかなかった「いつか」を今、考えてみよう。災害が起こり、電気、ガスがとまる。水道が使えなくなる。流行り病による混乱、食品の品薄、偏る食生活。たいせつな人を守りたい。漠然とした不安を取り除きたい。些細なきっかけでもいい。今、「いつか」の為の安心を備えよう防災グッズ、非常食の通販-Defend Future 公式オンラインストア : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月13日自然災害の多い日本。家の中の防災対策はしっかりしたいけれど、お気に入りのインテリアの雰囲気は壊したくないし、必要以上にものが増えるのは避けたいもの。そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザー Misaさんに、防災インテリアのコツについて伺いました。第3回は、おしゃれで暮らしに溶け込む防災グッズやアイデアを具体的にご紹介します。Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、 『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』 (山と渓谷社)がある。HP: Instagram: @ruutu73 、 @kurashi_bosai 防災グッズも「いつもの好き」を基準に選ぶ家族4人暮らしのMisaさんのご自宅は3LDKのマンション。収納スペースは決して多くない方だといいますが、北欧ヴィンテージの家具にお気に入りの雑貨が並ぶインテリアのほかは、とくに防災グッズらしきものは見当たりません。どうしているのでしょうか?「大阪府北部地震を経験するまでは、もともと持たない暮らしをしていたのでストックもヘルメットなどの防災グッズも用意していなかったんです。でも、震災後は家族を守るためにも必要な備えはきちんとしなきゃと意識が変わりました。ポイントは、防災グッズであっても自分が気に入ったものを選ぶことと、できるだけコンパクトになるものを探すこと。そして、震災前から愛用していた無印良品のボックスファイルに収納するようにしました。防災グッズは愛用している無印良品のファイルバックスに入れて、いつも日用品を収納している廊下収納の棚へ。定期的に開ける棚にしまうことで管理もしやすく、いざというときもすぐに取り出して使えます。我が家にある折りたたみヘルメットのように、いまの防災グッズってすごく進化していて、コンパクトでおしゃれでシンプルなデザインのものも多いんです」折りたたみヘルメットは「オサメット」(防災防犯ダイレクト)。子どもは自転車用のヘルメットを。 無印良品のファイルボックスに大人2つの折りたたみヘルメットが入ります。防災というと、どうしても“いつもと違う特別なもの”と構えてしまいますが、もしものときにどこに収納したかわからなければ元も子もありません。防災と日々の暮らしは切り離せないもの。また、連載 第1回め でもお伝えしたとおり、それぞれの家族の状況や価値観を軸に、楽しみながら取り入れていくことが大切です。「まず家の中の整理整頓をしてスペースを空けてから防災準備をしょう! ではなく、家の片付けをしながらそこに「防災」を組み込んでいくというようなやり方がおすすめ。いまの暮らしの延長で考えていくと、気持ち的にもハードルは下がります。防災も暮らしも全部つながっているので、自分が好きと感じるものや使い慣れた収納スペースの中に防災を組み込むことが長続きする秘訣です」ものを増やさない代わりに「アイデア」で補うまた、防災といえばコレ! という固定概念ではなく“我が家にとって必要かどうか”を考えていくと、案外防災のためだけに新しいものを買わなくて済むことも。「いま暮らしの中で活用しているものが、災害時に意外なお役立ちアイテムになることもあるので、あらかじめ災害時の用途を想像しておくといいですよ。たとえば、うちで愛用しているマキタの掃除機はコードレスなので、万が一震災で停電して植物の鉢が割れてもすぐに飛び散った土を掃除ができるなぁとか、作動するとライトがつくので一時的な電灯にもなるなぁとか。長年愛用しているマキタのコードレス掃除機備えをひとつのものだけに頼ると限界があるけれど、そこにアイデアをプラスすると幅がぐんと広がります。なるべくものは増やしたくないしお金もかけたくないなら、その分を知恵や知識で補っていくこともすごく大事なことです」逆に、防災グッズとして買ったものを日常的に利用していけば、災害時に慌てることなく使い慣れたもので生活することができます。「我が家では災害用に買ったモバイルバッテリーを日頃から家の中で使って電力を回すというのを実践しています。ANKERのモバイルバッテリーモバイルバッテリーはすぐに充電できる「充電スペース」を作っておくとこまめに充電できておすすめ。充電スペースには柔らか素材の無印良品のソフトボックスを使用して、電気機器に傷を付きにくくしています。そうするとコンセントの場所に関係なく、どこでもなんでもできる状態になるので便利! モバイルバッテリーって購入しても充電もせず、どこかにしまいっぱなしという方も意外と多いですよね。日頃から充電していれば電力のストックも習慣化できるし、いざというときにも心強いですよ」もの選びに「防災目線」をプラスするまた、災害グッズとは別に、何か必要で買わなくてはいけないものがでてきたときに、少しだけ防災目線をプラスすると、日常でも災害でも使えて一石二鳥です。「子どものデスクライトが必要になったときに、以前だったらかっこよさで選んでいたのを、防災を意識して充電式のコードレスのものにしました。充電式でコードレスなデスクライトはシンプルなデザインの無印良品で。馴染みのお店を決めておくともの選びをするときも役立つものが見つけやすい。また、夏が来るたびに買うのを迷っていたクーラーボックスですが、震災を経験してから停電時の食料保管に使えると知り、購入することに。もしものときには水を運ぶために活用できるかもと考えて、キャスター付きを選びました。「Igloo(イグルー)」のクーラーボックス/容量26L実際には夏の海に行くときに年に1〜2回使う程度なのですが、それ以外のときは賞味期限が1年以上ある缶詰や防災食を入れ、備蓄も兼ねた収納ケースとして利用しています。シーズンオフのときは食料保管の収納ボックスとして利用。取っ手部分をしまえば廊下収納の棚にも収まります。1年に1度は使う機会があるのでそのタイミングで中身をチェックして入れ替えれば、食材を無駄にすることもありません。気に入ったデザイン、値段、サイズ(収納)に加えて、防災という視点を加えてもの選びをすると、自然と暮らしの中に防災が溶け込んでいくのでラクですよ」「家族みんなにフィットする防災」を話してみよう!Misaさんがすすめる防災対策に、決まったかたちはありません。一貫しているのは、自分や家族が心地よいと感じるバランスで、一つひとつ必要なのか深掘りしながら、無理なく楽しくおこなうこと。それは防災のプロ目線というより、毎日の暮らしもいざというときも、家族により快適に安心して暮らして欲しいという整理収納アドバイザーとしての知識と工夫、母親としての愛情からたどりついたものです。家族の数だけ防災のかたちはあり、そして、防災は家族みんなでかたちを変えながらつくっていくものです。3月の防災月間、4月の新生活という節目に、ぜひママだけでなく家族みんなで“我が家の防災”について話し合ってみてはいかがでしょうか。Misaさんの著書やSNS、ワークショップでは、ほかにも防災インテリアのアイデアがたくさん紹介されています。より詳しく知りたい方はぜひそちらをご覧ください。・ Misaさんプロフィール ▼これもおすすめ▼
2023年03月11日3月は防災月間! さらに4月からの新生活を迎えるにあたって、改めて見直したいのが家の中の防災対策。家族にとって心地いいインテリアはキープしつつ防災対策をするには、どこからはじめればいいのでしょうか?そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザーMisaさんに、防災とインテリアの両立のコツについて伺いました。第2回は、防災インテリアの対策手順と部屋別の防災ポイントについて。Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、 『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』 (山と渓谷社)がある。HP: Instagram: @ruutu73 、 @kurashi_bosai インテリアの防災対策 3ステップ連載 第1回め でお伝えしたとおり、好きなものと防災を両立させているMisaさんの防災インテリアのコツは、100%完ぺきな状態を目指すのではなく、自宅の環境や家族の価値観に合わせてバランスを考え、楽しみながら取り入れること。それを大前提として、まずは家の中の防災対策として意識するといいことを3ステップでご紹介します。ステップ 1:家の中で一番背の高い家具をチェックステップ 2:家具の向きは出入り口を塞がないかチェックステップ 3:家の中で絶対に安全な場所をつくり、家族で共有する【ステップ 1】家の中で一番背の高い家具をチェックまずは家の中で一番背の高い家具はどれか確認して、対策することからはじめましょう。家の中のすべての家具を固定しましょうというのは難しいしお金もかかるもの。もっとも危険な背の高い家具はどの位置にあって、どの方向に倒れる可能性があるのか、想定しておくことが大切です。また、基本的に災害時は大きな家具は倒れるものだと捉えておくこと。倒れないようにするというより、倒れるまでの時間を稼ぐ=減災対策と考えるのがベターです。突っ張り棒だけだと外れる可能性もあるので、耐震ジェルマットを下に敷いて二重で対策するのが理想的。でも、見た目が気になるならばどちらかだけでもOK。家族の価値観と照らし合わせて選んでください。また、重心を意識することも大切。上には軽いもの、下には重いものを入れて、割れものはなるべく上に置かないといった工夫も減災につながります。【ステップ 2】家具の向きは出入り口を塞がないかチェック防災のことを考えると極力家具をおかないことがベストですが、利便性や暮らしの豊かさなどを考慮すると、何もおかない状態にするのはなかなか難しいもの。ここでも減災を意識して、・災害時に家具が倒れたときに出入り口や通路を塞がないか・寝ている家族の方へ倒れてこないか家具の向きを確認しましょう。家具の縦と横の幅を考えれば、倒れる向きは想像できるはずです。万が一ドアの前で家具が倒れてしまい、なかにいる子どもが助けられなくなってしまったら? 想像するだけで寿命が縮む思いがしますよね。出入り口の確保はとても重要なので、家具以外にも塞ぐ可能性のあるものをおいていないか、家族みんなで意識しておくといいですよ。【ステップ 3】家の中で絶対に安全な場所をつくり、家族で共有するすべての部屋を完ぺきに防災対策するというのはハードルが高いので、家の中でここは絶対安全という場所をひとつは確保し、それを家族みんなで共有しておきましょう。一番安全な部屋をつくるポイントは、・腰より低い高さの家具だけにする・出入り口付近にものはおかない…こと。我が家は子ども部屋を一番安全な場所にしているのですが、もし大きな地震がおきたら、テレビや大きな家具から離れるなど最低限の身の安全を確保して、そのあとは家から飛び出したりママとパパを探し回ったりせず、一番安全な子ども部屋で待っていてねと伝えてあります。これは、我が家が自宅避難できる環境であることが前提になりますが、いざというときにここに居れば安全という場所があると、安心感がアップしますよ。部屋別の防災ポイント続いて、部屋別に防災インテリアのポイントについても伺いました。【キッチン】「一番危険なのは食器棚。体験談として聞いてはいたけれど、実際に大阪府北部地震のときに前にカタカタとせり出してきて中の食器が飛んできたのを経験したので、以降は食器棚の脚を外して高さを低くし、耐震ジェルマットを敷くようにしました。また、重たい大皿は一番下にしまい、積み重ねるのではなくディッシュスタンドを使って立てて収納するようにしました。コップなどの棚にも滑り止めシートを敷いて、ぶつかり合うのを軽減しています。また、オープンシェルフを利用している場合は、頭から上の位置におくものは万が一落ちても割れないものや当たっても怪我をしない、缶や木製のカゴを活用するのがおすすめ。見た目もかわいいですよ」【リビング】「最近のテレビは薄くて軽いので以前ほど危険ではないですが、耐震ジェルマットを敷いていた方が安全です。意外と忘れがちなのが、観葉植物。リビングに植物があるだけで癒し効果がプラスされるので取り入れている方も多いですが、とくに吊るしている観葉植物の鉢はプラスチック素材を選ぶようにしましょう。最近はプラスチックでも陶器のようにおしゃれでかっこいいものも増えましたし、遠目なので素材感は案外目立ちません。また、ポスターフレームもフロントパネルがプラスチック製で軽くて割れにくいものがおすすめです。そして、陶器の置物など落ちると壊れる可能性のあるもので、暮らしを豊かにするために飾ることを優先したいお気に入りのものは、裏に滑り止めとしてジェルテープを小さく切って貼りつけておくといいですよ」次回の 第3回は、実際にインテリアとしても使えて、じつは防災のときに役立つ便利なアイデアやグッズをご紹介 します。
2023年03月11日自宅は家族にとってホッとできる大切な場所。好きなものに囲まれて、心地よく暮らしたいものです。と同時に、いざというときに家族を守れる場所であることも重要。もしもに備えて、日頃から防災対策をしておく必要があります。でも、余計なものが増えそうだし、インテリアの雰囲気も壊れてしまいそうだし、そもそも“好きなもの”と“防災”って両立できるの? そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザー Misaさんに、防災インテリアのコツについて伺いました。第1回は、好きをあきらめないための防災との向き合い方について。3月は防災月間。この機会にぜひ防災との上手な付き合い方について考えてみませんか? Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、 『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社) がある。HP: Instagram: @ruutu73 、 @kurashi_bosai YouTube: MISAの家 震災で気づいた、「心の豊かさ」のために必要なものMisaさんのインスタグラムを眺めると、北欧テイストの温かみのあるインテリアとすっきりと片付いた暮らしが共存しています。本当に防災対策をしているの? と疑ってしまうほど。おしゃれな雰囲気を損なうものは見当たりません。 でもじつは一度、防災を優先して好きなものをすべて撤去した過去があるのだとか。「もともと北欧雑貨が大好きでインテリアに取り入れていたのですが、2018年に体験した大阪府北部地震を機に、飾っていたものを全部閉まって何もない状態にしたことがあって。でもそれが本当につまらなくて、毎日全然ワクワクしないんです。そこで、自分にとって“好きなものをおくことは、暮らしを豊かにするために欠かせない”と気づきました。それからは、好きなインテリアと防災を両立するには100%完ぺきじゃなくても、減災できればいいという考え方にシフト。飾りの下に滑り止め防止のシールを貼るなど、できる範囲で工夫していくようになりました。防災において重要なのは、無理なく長く続けていくこと。自分にとっての“好き”と“防災”のちょうどいいバランスを探っていくという観点が大切です」暮らしの数だけ「備え」がある自分と家族にとってどこまでの防災なら無理なく続けられるのか、そのバランスを探るにあたって、まずは自宅や周辺環境にどんなリスクがあるか確認しておく必要があります。住んでいる地域の災害リスクについては、国土地理院の「 ハザードマップポータルサイト 」や自治体のホームページなどから確認できます。「ポイントは、家族みんなで確認すること。自宅のリスクがどの程度かあらかじめ理解しておくと、いざというときの安心感につながります。それに、子どもたちは学校で防災について学んでいて、案外ママやパパの方がわかっていないということも多いんですよ」たとえば、海沿いで津波がくる心配のある地域なら、すぐに取り出せるところに防災リュックを準備しておく。逆に内陸のマンション住まいで在宅避難が可能なら、食料を多めにストックしておくなど。さらに、好きなものとのバランスを掛け合わせると、各家庭の数だけ防災対策が生まれることになるとMisaさんはいいます。「防災というと最初によく“防災リュックを用意しよう”という発想になりがちですが、本当に我が家に防災リュックは必要なの?と、根本的なところから考えてみることが大切です。そのためには災害時に自宅がどうなるのか、具体的に想像しておくことが重要。防災ってマニュアルどおりにやろうとするとしんどいので、我が家はどこまで必要でどこまでだったらできるか逆算で考えると、最低限やることが見えてきて防災のハードルが一気に下がります。暮らしの数だけ違う備え方があっていいんです。何かを備える前に深掘りして考えるクセをつけましょう」家族みんなで「防災散歩&避難所巡り」さらに、家族みんなで自宅や地域の特性やリスクについて確認したら、いっしょに通学ルートを歩いてみたり、指定された避難所巡りをするのもおすすめだそう。「防災散歩というのですが、“この道は古い建物が多いから壁から離れたところを歩いた方がよさそうだね”とか、気をつけた方がいいポイントなどを確認しながら歩くといざというときに役立ちます。また、避難所は基本的に近くの学校が指定されていることが多いのですが、台風ならここ地震ならここというように、災害によって避難場所が異なる場合もあるので注意が必要です。あとは、なじみの公園がじつは防災機能が整備されていて、一時避難場所に指定されていることもあるので、遊びに行く際にどんな機能があるのか子どもと観察してみると遊びにも学びにもなって一石二鳥。それと、ケガをしたときに避難所ならどこでも治療をしてくれるわけではなくて、救護テントのある避難所というのは限られているので、地域でそれがどこにあるのかは必ず確認しておきましょう」もしものための「家族ルール」そして、万が一災害が起きたときには家族でどう連絡を取るのか、あらかじめ家族ルールを決めておくことも大切。決めるときのポイントは、具体的に決めておくこと。単に避難所集合というだけでは会えない可能性も。「災害が起きたときにどう行動するかというのをいくつかのパターンで用意しておくのがおすすめです。たとえば、我が家はマンションの低層階なので地震が起きたときは自宅避難できる可能性が高い。身を守ることができたら一番安全な子ども部屋で待っておくように子どもたちには伝えてあります。でも、もしケガをした場合はじっと部屋で待っているわけにはいかない。そうなったら、マンションのコンシェルジュに声をかけるようにと。さらに、コンシェルジュがいなかった場合は、仲のいい◯◯くんのママに連絡するようにと3段階くらいで決めています。また、避難所にたくさんの人が集まっている中で家族を探すのは意外と大変。たとえば、“避難所の西門に毎時15分に集合”というように場所と時間を具体的に決めておけば、会える可能性がぐんと上がります」100%完ぺきを目指さないもともと心配性にも関わらず、防災に対しては苦手意識があったというMisaさん。震災を体験したことで、防災は決して特別なものではなく、普段の暮らしの延長上で準備しておくものと考えるようになったのだそう。たとえ100%の対策になっていなくても、各家庭それぞれの状況や価値観を軸に、楽しみながら取り入れていくことが好きと防災の両立には大切。そして、ママだけでなく家族みんなを巻き込んで考えていくとスムーズなようです。次回の 第2回は、具体的な防災インテリアの対策手順と部屋別の対策ポイントについて ご紹介します。
2023年03月11日義父母がシンドイんです!
あの日、私はいじめの加害者にされた
夫がわたしを忘れる日まで