ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:ラブホ不倫の三遊亭円楽が超速・謝罪会見。謎かけの出来は?今度の不倫報道は、落語界の重鎮・三遊亭円楽(66)。『FRIDAY』が40代一般女性とのラブホ不倫を報じると円楽はすぐさま会見を手配し、「初高座のような気持ちで、非常に緊張しております」と語りはじめる。さらに、「報道されている通り、一般の女性とおつき合いをさせていただき」とあっさり認めた。女性とは、ゴルフを通じて距離を縮め、口説いたという。その後、円楽は「この噺家の世界に片隅でもいいから置いてほしい」と涙声になったと思ったら、「(乗せてもらった)『FRIDAY』の車が汚かった」とボヤいて笑わせるなど、硬軟織り交ぜた話術はさすが真打ち。会見の終盤、記者から求められた謎かけにも、渋々ながら対応した。「不倫とかけて」には、「今回の騒動とかけまして今、東京湾を出て行った船と解きます」「その心は、航海(後悔)の真っ最中です」と笑いを誘う。続けて、「今回の騒動とかけまして天保銭と解きます」「その心は、今の時代に通用いたしません」とまさかのおかわり。スピーディーな会見対応と、満点のリップサービスで、一般層はともかく、マスコミを敵に回すことはまずないだろう。■4位:ベッキーがついに復帰会見。再び優等生キャラで「恋愛したい」川谷絵音(27)との不倫騒動から、ようやく記者の前に顔を出したベッキー(32)。謝罪の言葉に続いて、「今日からお仕事をまたスタートさせていただきます。ゼロから頑張りたいと思っております。どうぞよろしくお願いします」と復帰宣言した。注目を集めたのは、「今、川谷さんに気持ちは?」という質問。ベッキーは「『申し訳ないです』という気持ちです」と答えたが、さらに川谷がいまだ公の場に出ないことを振られると、「それぞれの考えや立ち位置があると思うので、私は特に……」と口を濁し、「新曲を聴いていない」ときっぱり語った。会見のハイライトは、恋愛に関する質問。ベッキーは、「今はまだお仕事のことしか考えられないんですけど、そういうご縁があったのなら人を傷つけない恋愛をしたいなと思います」とスキャンダル前を思わせる優等生発言。そんな姿勢がまた危険な恋に走らせそうな……。今回復帰できたのは、スポンサーによる影響の少ないBSスカパーの音楽番組だったから。民放の番組スタッフは、「世間の反応や他局の様子を見ながら」のチキンレースになるだろう。ただ、同じ日に三遊亭円楽が謝罪会見をしていたように、留まるところを知らない不倫ニュースは、ベッキーの心を軽くしているかも。■3位:SMAPが初めて「解散しない」宣言!"9月解散説"は消滅日本全国を騒然とさせた解散報道から約5カ月。SMAP本人たちが、ようやく解散の回避と今後への決意を語った。ジャニーズファミリークラブ会員への会報に書かれていたのは、「今、伝えたいこと。」というタイトル。1月18日の『SMAP×SMAP』生謝罪について木村拓哉(43)は、「何のトライもせずに『ジ・エンドです』と言うっていうのは絶対にないな……と思い、ああいう形での報告をさせてもらったんだ。元の状態に戻るために、5人5様の覚悟を決め、前に進んでいくために」と振り返った。中居正広(43)は「ボクはどんな騒動になっていたのか、実際にはよくわかっていないんだよね。ただ、今回の件で、SMAPがどれだけ皆さんに支えられていただいているのかということを、改めて強く感じました」、稲垣吾郎(42)は「本当に申し訳ないと思っている。SMAPというグループの大きさに改めて驚いた」、草なぎ剛(41)は「今回、自分たちのことを応援してくれる人がこんなにもいるんだ……っていうのを、肌で感じることができた」、香取慎吾(39)も「SMAPというグループの大きさを、今回改めて感じました」と、それぞれ影響力の大きさに気づいたことを明かしている。ここでのコメント発表は、契約更新の時期であり、デビュー25周年を迎える9月が間近に迫ってきたから。稲垣が「ファンのみなさんへ、何か恩返しできたら」と語ったように、いまだくすぶり続ける解散説を吹き飛ばし、メモリアルイヤーの準備を進めるためにはギリギリのタイミング。決して疑念が消えたわけではないが、存続を決意した以上、わざわざ暗部を明かす必要もなく、深い絆を見せることが何よりの答えになる。■2位:小林麻央が「深刻な」乳がん、1年8カ月の極秘闘病生活市川海老蔵(38)の妻・小林麻央(33)が乳がんを患い、闘病していることがわかった。スポーツ報知の報道を受けた海老蔵は緊急会見を行い、「1年8カ月前に夫婦で行った人間ドックで乳がんが発覚した」と告白。記者からがんの進行状況を聞かれると、「深刻ではある」とだけ語り、ステージは語らなかった。ただ、「ずっと入院していて、つい最近、通院という形が取れるようになった」「現在は抗がん剤治療中で、効果を確認しながら、手術をする方向で進めている」という言葉がわずかにショックをやわらげる。会見後の夜、麻央はかつて出演し、海老蔵と出会ったきっかけの番組『NEWS ZERO』にコメントを寄せた。「きょうは、私の病気のことで皆様にご心配をおかけしております。長い闘病ですので、前向きになったり、不安になったりを繰り返しながら過ごしてきました。主人が本当に頼りになるので、たくさん甘えさせてもらい、支えてもらっています。大切な家族に負担をかけてしまっていることが一番悲しいですが、家族と一緒に生きるためにこれからも治療に励んでいきます。私は、とっても前向きです!」と気丈な言葉が涙を誘う。幸せの絶頂にいると思われた家族が、まさか1年8カ月も極秘闘病を続けてきたとは……衝撃は大きい。長女・麗禾(れいか)ちゃん(4)と、長男・勸玄(かんげん)くん(3)。麻央の闘病をサポートしていたが、5月19日の生放送中に倒れて休養中の姉・小林麻耶(36)。愛する妻子のために一人で会見に臨んだ夫・海老蔵。日本全国の人々が、家族全員の闘病生活を応援している。■1位:ファンキー加藤がまさかのダブル不倫! 相手は柴田英嗣の元妻今週の1位は、ある意味ベッキー&川谷絵音を超えるこれしかない。『週刊女性』が元ファンキーモンキーベイビーズのリーダー・ファンキー加藤(37)のダブル不倫と隠し子の存在を報じた。さらに、その相手が柴田英嗣(40)の元妻で、今月出産予定というから、もう何が最注目なのかわからないほどトピックが渋滞している。加藤はファンモンのマネージャーだった女性と2013年に結婚し、昨年2月に第1子が誕生。一方、女性は柴田と2児をもうけたが昨年5月に離婚し、その4カ月後に妊娠が発覚した。時系列の凝縮ぶりと、ポジティブな応援ソングを歌う加藤の秘めたダークサイドに驚かされる。加藤は緊急会見で、「記事は全て事実です」「女性としての魅力を感じた」と認め、「子どもを認知して誠心誠意向き合う」という姿勢を示した。特筆すべきは、加藤が妊娠を知らされたとき、女性が既婚者で元夫が柴田という事実を初めて知ったこと。この女性が一枚上手なのは誰もがわかるだろう。一方の柴田も、とばっちりを受ける形で記者に対応。離婚の原因を聞かれると、「奥さんが、もう……『ちゃんと先方さんとおつき合いしたい』という形で」と語り、「まあ持っていかれたって感じになっちゃうけど……(苦笑)。『そういうふうに書いてほしくない』というか。オレは奥さんをかばいたいから」とフォローした。加藤に対しても、「子どもは認知してくれましたけど、一緒にはならないわけで、加藤ちゃんも思い悩んだところもあると思う。怒ってもめても困るのは子どもや家族。これを機に1つ大きくなってほしい」と怒りも悲しみも見せずエールを送った。加藤は全国ツアー中で、11日には初主演映画『サブイボマスク』が公開。プロ野球の始球式に挑んだほか、あえて逃げずに公の場に出て謝り続けているが、川谷が公の場に顔を出さず逃げていることが思わぬ順風になっている。ただ、今最も困っているのは、加藤やファンモンの楽曲を使用している会社や、BGMとして使う結婚式場ではないか。□おまけの1本:「のんちゃん&アレクがキャラ破りの不妊治療を告白元AKB48の川崎希(28)と、浮気キャラのアレクサンダー(33)夫妻が、不妊治療に挑んでいるという。川崎はブログに、「実はね 子どもを授かりたくて いま病院に通ってるんだ~ 3年くらい通ってるんだけど 検査してもどっちにも特に何もなく 原因不明でなかなか~」と明かした。アレクも自身のブログで、「病院で勧められて、のんちゃんと産婦人科に通ってるんだよねー のんちゃんは子どもがすごく、好きだからさっ 欲しいのだっ 今まで病院も幾つか一緒に行ったんだけど 今回が最後になるといいな」と素直に告白した。2人は2013年2月に結婚。「夫の浮気公認」夫婦としてバラエティー番組に出まくっているが、その裏で子宝に恵まれず悩んでいたようだ。これまで"悩みのなさそうなバカ夫婦"のキャラを貫いてきただけに、「それでいいのか?」のツッコミも入っているが、公私ともにそろそろ次のステージを見据えているのだろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年06月12日●虫関連の仕事はノーギャラも覚悟カブトムシゆかり(27)の過去を知り、胸が締めつけられる思いだった。不動産会社に勤務する傍ら、"カブトムシゆかり"のハンドルネームでブログ「虫とYシャツと私」を更新。その内容が業界関係者の目にとまり、フリーの活動を経て2012年、上戸彩、武井咲ら人気女優を多数かかえるオスカープロモーションに所属した。現在は、タレント活動のほか、虫の魅力を伝えるために子ども向けの「昆虫教室」なども開いている。昆虫を愛する父と園芸が趣味の母。自宅の庭に集まる虫たちと触れ合う中、虫への興味は愛情へと変わり、同時に命の尊さも知る。3歳のころ、父に連れて行ってもらった那須高原で何事にも動じないカブトムシに一目惚れ。19歳の時、メールアドレスに"kabutomushi"と入っていたことに気づいた友人から48匹ものカブトムシを譲り受け、本格的に飼育方法を研究しはじめた。これまで数百匹を羽化させてきたという。5月16日に発売された初の著書『カブトムシゆかりの虫活! -虫と私の◯◯な生活-』(文一総合出版)には、飼育方法の解説、ランキング形式での虫紹介、散歩日記など"虫愛"がほとばしっている。しかし、128ページのうち約60ページにわたってつづられているのが「自己紹介」だった。芸能界では「本当に虫好きなの?」「ビジネス?」のように辛辣な言葉を浴び、飼っていた虫を番組収録でぞんざいに扱われて死んでしまったこともあったらしい。個性的な"キャラクター"が華々しくデビューを飾っては、ひっそりと消えていく芸能界。この業界に多少なりとも関わる仕事に就くと、夢と現実のシビアなサイクルを知りつつ、エンターテイメントの渦の中で知らず知らずのうちに麻痺してしまっている自分にふと気づく。無類の虫好きを公言するカブトムシゆかりをテレビ番組で見た時、「また変わった人が出てきた」「こういう路線で売っていくのか」というのが正直な印象だった。本人のことを知ろうとしないままの思い込み。恥ずかしい限りである。謝罪の思いがあることを伝え、今回のインタビューはスタートした。○大人になると虫が苦手になる原因とは?―――はじめまして。興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。本のお話を頂いたのは2年前。私の中では勝負の時期というか、虫だけではなくて野球中継レポーターをやったり、いろいろな活動をしながら「スタートダッシュ」していた頃でした。この世界に入ったのは2012年。その前からやっていたブログのハンドルネームが「カブトムシゆかり」だったので、私にとって「芸名」という感覚はないんです。ブログのハンドルネームを「カブトムシゆかり」としたのは2011年ごろ、それまでは本名でやっていました。―――「カブトムシと結婚する」という思いが込められたお名前だと聞いています。ブログをさかのぼって拝見したところ、2011年ごろにはすでに今の衣装が完成していて驚きました。これはハロウィーン用のコスプレ衣装(笑)。海外の通販で買っています。2011年だと、OLをやっていた頃ですね。この衣装で今の事務所のオーディションを受けて、スタッフさんにきょとんとされました(笑)。モデル部門に行ったら「いらない」と言われて、女優部門に行っても「いらない」。バラエティ部門で受け入れてくれたんですが、「いるだけだよ」と言われたのを覚えています(笑)。――ブログをきっかけに声が掛かったんですよね?最初に声をかけていただいたのは女性イベンターの方で、「虫のお姉さん」としての出演オファーでした。それ以来、土日に開催されているイベントのみですが、「カブトムシゆかり」としての活動がはじまって、ブログ読者の方も増えていきます。オスカープロモーションにたどりつくまでには、そんな経緯がありました。――本を読んでまず思ったのが、家庭環境がすばらしいなと。ご自宅のお庭にはたくさんの植物と虫。そして何よりも、ご家族も生き物を愛していらっしゃる。実家住まいだからこそできたことがたくさんあります。お母さんは生き物好きで、お父さんは虫好き。それでもリビングで放し飼いをすることは反対されましたが(笑)。幼い頃、よくセミとかを捕ってきてくれました。東京生まれ東京育ちですが、いつも近くに虫がいるような家庭でした。――そういった環境があったからこそ、虫への愛に目覚めたわけですね。お姉さんもいらっしゃいましたよね。お姉ちゃんは虫がすごく嫌いだったんですけど、今飼っている海外のカブトムシは唯一「かわいい」と言ってくれています(笑)。ほかの虫は全くダメなんですが、私が地方の仕事で東京を離れる時は、カブトムシのお世話をお願いしています。お小遣いというか、ペットホテルのような感じでお金を渡して(笑)。――同じ環境で育ったのに好みは真逆。不思議ですよね。お姉ちゃんは小さい頃は大丈夫だったんですけど、大人になってダメに。そういう方、多いですよね。――まさに私です……。なぜ変わってしまうんですかね。子どもたちと昆虫採集をしている時に感じたんですが、子どもは虫に対して「これだけの力を入れると死んでしまう」という恐れがないんです。「殺してしまう」という限度が分からない。大人はその「怖さ」を知っています。そういう命の尊さを知っているから触れることも徐々に減って……。そもそも「6本足が苦手」みたいにビジュアル面で悪い印象を抱いている人もいますよね(笑)。カブトムシが服にしがみついたとき、大人は「足が取れるかも」と気をつけますが、子どもは勢いよく引っ張っちゃう。成長していく上で、たぶん最初に軽はずみに扱う命が「虫」だと思います。逆にそこを経験していないまま大人になると、残酷な事件とかにつながってしまうのかなとか……。ゲームにはゲームの魅力や長所がありますけど、外に出て自然と触れ合うことも大切だと思います。――「カブトムシ教室」などで子どもと接しているからこその正直な意見ですね。地方の子は虫の知識にも詳しい印象です。蝉の鳴き声もミンミンゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、それぞれ違いを分かっている子が多い。でも、都会に住んでいるとそこまで敏感になれませんよね。日常に自然があるような環境だと、蝉の鳴き声も「BGM」になるんじゃないかと思います。――カブトムシゆかりさんは、そのような「地方と都会の差」を埋めるような存在なのでは?そうなりたいと思って活動しています(笑)。都内でも昆虫採集ツアーをやったりしているんですけど、『ムシキング』が流行っていた頃は、ライト層の子がたくさん来てくれていました。でも、今来てくれるのはガッツリ虫にハマっている子。私なんかより種類を知っている子もいます。ライト層を取り込むためには、『ムシキング』のような存在も必要なんだと思います。フリーの時代は、この格好のままで現地解散になることもあって、イベント会場に着替える場所がない時はトイレで着替えたこともありました。おかげさまで最近は虫関連のお仕事をいただくようになったんですが、夏場に集中し、冬場は少なくなります。そんな時、8割はギャンブルのお仕事(笑)。パチンコ、パチスロの番組を4~5本やらせていただいています。――だから第2検索ワードで「パチンコ」と出るわけですね(笑)。はい(笑)。「虫とパチンコの二毛作」と開き直っています。「タレントとしてどうなりたいか」ではなくて、夏の「虫」に向けて、パチンコ番組を一生懸命やるスタイル。虫業界は本当に儲からないんです。「夏は稼ぎ時」と受け取る方もいるんですが、夏こそ大赤字。業界自体に予算が少なく、中にはノーギャラで参加させていただいているお仕事もあります。ギャラが少なくても虫のお仕事だったら行く。そう心に決めているんです。昆虫教室の時は虫のフィギュアを配ることもありますし、衣装も含めて自腹でやっています。お金が目的じゃないのに、忙しくしていると「たくさん稼いでいる」と思われてしまうのでちょっと複雑です。だからこそ、私の中では大切な「二毛作」(笑)。――すべては虫のために。はい。虫市場の底上げにつながればいいなと思って、日々活動しています。昆虫に興味を持つ人が増えれば、虫カゴなどの道具が売れて、養殖場も潤う。さらに人気が高まって、高額で入手困難な海外の虫も流通がさかんになればいいな……と。そこが盛り上がると私自身も楽しいので頑張っているんですけど、私一人だと力不足で……結果的にヌルヌル活動になってしまった4年間だったと思います。でも、ライバルがいないという強みはあります(笑)。●「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませる演出――虫は「男の子」のイメージが強いので、女の子向けに虫カゴなどのプロデュースもしたいそうですね。虫カゴのプロデュースはお話もいただくんですが、ピンクのような女の子向けのカラーリングは、需要が多い緑よりもお金が掛かってしまいます。しかも作ったとしてもどれだけ売れるかの予測がまだできない。「虫活女子」みたいな盛り上がりがあればいいんですけどね。――すでにプロデュースもしている哀川翔さんはやはり別格ですか(笑)。人としてのブランド力も重要ですよね(笑)。カブトムシといえば、哀川翔さん。芸能界に入る前、翔さんが海外にカブトムシを捕りに行っている番組があって、それが本当に本当に大好きで。芸能界入りには迷いがあったんですけど、その番組のようなことができるかもしれないということを周囲の人から言われて、決心がつきました。――2014年8月に放送されたNHK『ダーウィンが来た! ~生きもの新伝説~』ではコスタリカに。念願が叶いましたね。本の中でも、写真付きでロケ時のエピソードなどが書かれていました。そうなんです!――しかし、大きな問題が。飛行機が大の苦手らしいですね。私と同じです(笑)。本当にダメなんです。初めての海外がコスタリカってすごいですよね(笑)。23時間乗ってトイレで吐き続け、到着した朝の6時からそのままロケスタート(笑)。4泊分の撮影だったんですが、初日だけ顔色が違うので映像のつながりが変なんです(笑)。「虫好きならボリビアとかニューギニアとか行かないと」と言われるんですけど飛行機が苦手なので……。だいぶ平気にはなりましたが、極力陸路で! 北海道新幹線も開通しました(笑)。他の国にも行ってみたいですけど、日本も虫の宝庫なんですよ! 北から南まで縦長の国なので、気温差があるからさまざまな種類の虫が生息しやすい。日本で新種を発見したいと思っていたんですけど、やっぱりかわいそうで標本はできなくて……。虫の足を広げてお腹にピンを刺す「展足(てんそく)」をしないと、虫の体の微妙な違いに気づかない。そもそも私みたいな人が新種を発見するのは、すごく難しいんです。チョウチョは羽ばたかせれば羽ばたかせるほど、鱗粉(りんぷん)が落ちてしまう。本当にきれいな標本を作りたいのなら、蛹(さなぎ)から出たところを使わないといけない。それはちょっと私にはできません。コスタリカですごくかわいい羽虫の新種を発見したんですけど、申請するとその後はノータッチ。私は自然の中での元気な姿しか見ていません。申請すると標本になるので……私に見つからなければ幸せに暮らしていたんじゃないかと思うと、踏み込めなくなってしまいます。○"虫好き女子"に対する周囲の反応――本の前半部分で書かれていた「虫か女子か」がすごくリアルでした。虫への愛情はあるものの、周囲には理解されないため異性に距離をとられてしまう。その揺れ動く乙女心がすごく伝わりました。今でも悩んでいます(笑)。――そういう葛藤が原因で中学時代は「ギャル」の道に。その当時、虫好きのご両親はどのような反応だったんですか?家では変わらず、虫と触れ合って楽しんでいました。ただ、プライベートと分けていて、なかなか理解されないので、友達の前では出さないようにしていました。小学校の頃に好きな男の子にダンゴムシをプレゼントしたら、「いじめ」として受け取られて先生から怒られたこともありました。――そういう過去もあって、虫を好きになる人を一人でも増やしていきたいわけですね。虫を好きになることによって、男の人に嫌われるかもしれないという不安は常にあります。今もこうして背中に羽生えていますから(笑)、大丈夫かなって。23歳でデビューして2年ぐらいでこのスタイルをやめようと思っていたんですが、気づけば27歳。昆虫教室とかをやると私と同い年のお母さんもいらっしゃるので……なんというか……変な感じというか。そういう変なモードになってしまう時があります(笑)。――一度は一般企業に入って、その後、芸能界入り。周囲の反応は?親には「芸能関係のマネジメント」としか伝えていなかったので、テレビで私を見た時は引いてました(笑)。お父さんは反対していましたし、OLの友だちは23歳で芸能界入りすることを心配してくれました。――お父さんに理解されるようになったのは、いつごろから?どうなんでしょうか。あまり、理解されていないように思います。やっぱり、テレビでネタにされる私を見るのが嫌みたいで(笑)。――芸能界デビュー時は、どうしても外見上のことや、売り方などの戦略性に目がいきがち。最近は虫好きが「キャラ」ではないことがようやく浸透してきたのでは?そうですね、最近は本当にやりたいことしかやってないのでありがたいです。2014年はテレビには出られていましたが、女優やMCのレッスンもあって、私のやりたいこととずれていました。野球のお仕事は好きだったんですけど……そこまで虫への愛情がないのに「虫好きのふり」をされるのが嫌なのと同じなように、野球好きの方からそう思われているんじゃないのかなとか、そういうプレッシャーみたいなものは常にありました。好きなことだけをやりたいという思いはありましたが、事務所に所属させてもらう以上、しょうがないことなんだと言い聞かせていました。テレビ番組に出演させていただく時にもおバカキャラを求められることが多かったので頑張ってはみるんですけど、それは周囲から「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませるための計算された展開だったり……。とても悩んだ時期もありましたけど、今はもう、一周まわったような気がします(笑)。私のように"色物"とされる方々と番組でご一緒させていただく機会も増えるんですが、時が経つにつれて一人また一人といなくなっていくのも現実でした。本当に好きだという情熱みたいなものがないかぎり生き残れないし、必要とされなくなる世界なんだなと思います。――厳しい世界でここまでたどりつけたのは忍耐力?どうなんでしょう。やりたくないことを断りすぎて、マネージャーに「せっかく取ってきた仕事をやりたくないの?」と怒られたことも(笑)。「タレントとして売れたい」という願望がないままこの世界に入ったので、会社もどう扱っていいのか分からなかったと思います。みんなが喜ぶ仕事を取ってきても私は喜ばない(笑)。――やりたくないことをやったことで、今まで以上に虫への愛情に気づくことができたとは言えませんか?そうですね。やってよかったと思います。私が好きなことは、いろいろなことをやればやるほどブレてしまう。仕事の幅を広げて頑張って、「虫」に戻ってきたときに「迷走している」と思われそうで。だから、私は「虫」と「パチンコ」をひたすら頑張っています。――二毛作ですね(笑)。何かをステップにして、目指すべき方向を歩んでいる芸能人もいる中、すでに名前が「カブトムシゆかり」ですからね。背負っているものが違う(笑)。そうですね(笑)。名前を変えるつもりはありません。時々、この衣装をやめようかなと思うこともありますが、イベントで羽が生えていないと気合が入らない(笑)。このスタイルは私にとっての正装なんですが、パチンコ番組では絶対に羽を生やさないという変なプライドがあります(笑)。子どもの前でも使う衣装だから、大人の娯楽の場では控えようと思って。お店によっては「なんで羽生えてないの?」「何しに来たの?」と言われることもあります。――そんな二毛作が実り、憧れの哀川翔さんとも番組共演が実現しましたね(2015年BSフジ『哀川翔のオトナ倶楽部』)。テレビで見ていた憧れの方と一緒にお仕事ができるのは本当に幸せなことだなと思いました。お会いすると、ひたすら虫の話。養殖場の方が解説してくださるところを、哀川さんがかぶせて全部言っちゃうとか(笑)。●ジュニアアイドル時代のトラウマ――さすが哀川さんですね(笑)。根気強く続けてきたことが、こうして人とのつながりにも生きてくるんですね。そうですね。『情熱大陸』に出るような先生方とか、『ファーブル昆虫記』の翻訳をされている先生とかも仲良くさせていただいています。一緒に虫を捕りに行ったり、お酒を飲みに連れて行ってくださったり。「この虫がなぜこの形なのか分かる?」みたいに哲学的なことについてマンツーマンでご指導いただくこともあって、とても幸せな時間を過ごさせていただいています。最近すごく思うのは、夢が叶いすぎちゃって……。――哀川さんに会い、そして本も発売(笑)。そうなんですよ(笑)! ここまで叶ってしまったらこの先何をしたら良いのか分からなくて。だから、パチンコ打ちながら「これからどうしようかな……」みたいなことをいつも考えています(笑)。ライバルがいなくて寂しいですし、競う相手もいなければ。羽が生えてる私が結婚できるのかなとか。そういう不安はあります(笑)。○「虫のお姉さん」のこれから――本が出るまで2年かかりましたが、一番何に時間をかけたんですか。写真です。あとは本に書いた虫の生態が本当に合っているのかを先生に確かめに行ったり。でも、編集の方が「時間がかかってもいいので、良い物を作りましょう」と言ってくださって。当時、3社ほどお話をいただいていたのですが、1社はブログ本として「早く出しましょう」と。もう1社は「どんなものを作りたいですか?」という丸投げな感じ。お話していると「虫、ダメなんですよね」と言う方もいました(笑)。今回出していただいた文一総合出版さんは、虫関連の本をたくさん買わせていただいた出版社さんでもあったので。――「虫のアイドル」から「虫のお姉さん」へ。そして、本の中では「ハンミョウの成虫」が将来の夢と書いてありました。進化の過程ともとれますね。もはやカブトムシじゃない(笑)。最初、"虫ドル"のように「アイドル」と呼ばれることには、劣等感というか、申し訳ない気持ちがあって。「アイドル」と呼ばれるからには、歌で人を喜ばせたり、ファン対応をしっかりしたりした上で呼ばれる資格があると思います。――でも、ジュニアアイドルを経験していたんですよね?小6から中1くらいまで、虫捕りに夢中であまり学校に行ってない時期がありました。お母さんはそのことを知らなくて、私が学校に行くふりをして行かないから悩んだ末、自己啓発を目的に私を児童劇団に入れました。ジュニアアイドルとしてテレビ出演が決まったりしましたが、私はどうしてもスクール水着が着たくなくて中1の時に現場に行かなかったことがありました。――それがギャル時代につながる?ギャル時代はそういうことよりも、人間関係の問題だったというか。――ギャル時代を経て気づいた「虫によって人間が形成されていた」。説得力がある文章でした。そうですね。だから、中学の自分は優しくなかったんだと思います。――いまは虫のお姉さん。夢が達成されたとおっしゃっていましたけど、さてこれからはどうしましょう。『ガルパン』みたいに、虫アニメのブームがくればいいな! 「美少女×虫」のアニメ。これは呼びかけ続けています! あとは「CR虫物語」。――可能性が広がり続ける二毛作(笑)。はい(笑)。カブトムシの背中がパカっと開いてパールフラッシュ! みたいな(笑)。あとは魚群ならぬ虫群演出も! 7図柄はヘラクレスです。そういう妄想はしてるんですけど、なかなか(笑)。パチンコ台はホールに出るまでに2年くらいかかるそうですし……。――なんというか、こうしてお話をしていると何とかなるような気がします。よかったです(笑)。――さて、愛情たっぷりの本に仕上がりました。最後の1つだけ。「はじめに」と「おわりに」にお姉さんのイラストが挿絵として使われています。ここにはどういう思いが?小さい頃から一緒に虫を捕っていました。私の一番の理解者ですし、虫の世話もしてもらっているので。それから、本にはお母さんお手製の"虫"バースデーケーキを載せているので、お姉ちゃんも入れたかったんです。一家の思い出として(笑)。――あれ? お父さんは……?あっ(笑)!■プロフィールカブトムシゆかり1989年1月26日生まれ。東京都出身。不動産会社に勤務後、フリーのタレント活動を経て2011年に芸能界入り。フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』にレギュラー出演中。「虫のお姉さん」として子供向けの虫教室などを開き、精力的に虫の普及活動を行っている。
2016年06月10日きょう6日深夜に放送されるテレビ朝日のディレクター育成番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)では、大手芸能事務所・サンミュージックの敏腕マネジャーが、ライバル事務所の芸人をスカウトするという企画を放送する。この番組は、AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏が企画監修を務め、"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクター11人が、毎週出されるお題に沿った映像コンテンツを、制作時間・予算も全く同じという条件の中で制作していくもの。今回は、ダンディ坂野、カンニング竹山、鳥居みゆき、小島よしお、スギちゃん、メイプル超合金といった芸人をブレイクさせた、サンミュージックの小林雄司マネジャーが、ライバル事務所に乗り込み、なかなか売れずにくすぶっている芸人を見つけて「うちに譲ってくれませんか?」と移籍交渉に臨む。交渉相手は、オアシズ、アンジャッシュなどを擁するプロダクション人力舎と、ウッチャンナンチャンを筆頭に『EXD44』レギュラー出演者のバカリズムも所属するマセキ芸能社。小林マネジャーは、自らの目で芸人たちのネタを吟味して、ブレイクの可能性を感じた芸人を選出し、「100万円で譲ってください!」と衝撃の移籍金を提示する。
2016年06月06日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:北川悠仁&高島彩夫妻に第2子誕生! 将来は美人姉妹か高島彩(37)が、第2子となる女児の出産を発表。夫のゆず・北川悠仁(39)との連名で、「私事ではありますが、先日我が家に新しい家族が増えました。小さな体から放たれる高らかな産声に生命力を感じる、3065グラムの元気な女の子です」と報告。「またひとり愛おしい存在が増え、家族の日々が益々にぎやかに面白くなりそうです。お姉さんになろうと頑張る長女の姿もまた、愛おしい景色です。沢山の方に支えていただきながら、この日を迎えられたこと、改めて心より感謝いたします」と喜びをつづった。名前と出産日は明かしていない。2人は2011年10月に結婚し、2014年2月に第一子の女児が誕生。しかし高島はこのあとエッセイで、「過去につらい死産を経験し、妊活に励んでいた」ことを明かした。その苦労や努力が実り、「ベストマザー賞」を受賞するなど、今や「憧れのママ」になりつつある。ともに才色兼備の夫婦だけに、早くも期待されているのは、姉妹のキュートな2ショット。父はミュージシャン、母はアナウンサーだが、「姉妹は女優かアイドルか」なんて声も。■4位:AKB総選挙速報のセンターはまゆゆ。さっしーをライバル視今年も「第8回AKB48選抜総選挙」が行われる。1日、その投票速報が秋葉原のAKB48劇場で発表された。272人がエントリーする中、注目の速報1位は渡辺麻友(22)。速報時過去最多の4万2,034票を獲得し、自身初の1位スタートとなっただけに、「本当にファンのみんなが頑張ってくれたんだな。本当にもう、ありがとうございます」と涙ぐんだ。2位は昨年センターを獲った指原莉乃(23)。4万1,127票と渡邊との差はわずか約900票だけに、6月18日に新潟で行われる本番は盛り上がるだろう。ちなみに、3位は松井珠理奈(19)、4位は山本彩(22)、5位は須田亜香里(24)。写真誌スキャンダルの影響が不安視された柏木由紀(24)は6位とやはり苦戦。まちがいなく小嶋陽菜(28)であろう「にゃんにゃん仮面」は11位だった。もはや8回目ともなると新鮮味はなく、熱心なファン以外は「順位よりもマスコミ報道の大きさが気になる」のが本当のところではないか。それでも本番でのスピーチは、かなり多くのメディアが取り上げるだろう。メンバーはもちろんAKBそのものにとっても、世間へアピールする最大のチャンスであることに変わりない。■3位:小林麻耶が体調不良で長期休養へ。ぶりっ子キャラで心痛か19日の『バイキング』生放送中に体調を崩し、救急搬送された小林麻耶(36)。過労による体調不良とされ、検査入院していたが、月替わりの1日、所属事務所が長期休養をにおわせるコメントを発表した。「先月体調を崩し、休養させて頂いております弊社所属の小林麻耶は、過労による体調不良が回復しない為、当分の間すべての仕事を休ませて頂く事になりました」というざっくりとしたコメントに、さまざまな憶測が飛び交っている。小林は5月26日の『バイキング』出演を欠席。MCの坂上忍(49)が、「もう体のほうは大丈夫みたいなんですけど、万全を期すために今週もお休みさせていただきます」と話していたのは何だったのか。「体調というよりも、心の問題ではないか?」という見方も根強い。さらに「5月28日に予定していた握手会に出られなかったのは相当なこと。もしかしたら、握手会そのものが心の負担になっていたのか」とうがった見方をする人もいる。“ぶりっ子キャラ”や“結婚できないキャラ”が心の負担になっていたのか? もしちがうのなら、5月18日を最後に更新していないブログで、何らかの言葉を発信したほうがいいだろう。■2位:神木隆之介と佐野ひなこがペアルック愛。志田未来から乗り換え?今週の『週刊文春』スクープは、神木隆之介(23)と佐野ひなこ(21)のペアルックデート。編集部は3月末に交際の噂をキャッチし、5月に佐野が神木の自宅を複数回訪れている様子をつかんだという。つまり、「2カ月間、張り込んでいた」ということか。特筆すべきは5月28日の夜。神木の自宅から現れた2人は、帽子、パーカー、Tシャツ、サンダルがすべてペアルックで、タクシーに乗って友人宅へ。翌朝出てきた神木を記者が直撃すると、「お友だちなんですけど……」としどろもどろ。その後2人は再び神木のマンションに戻っていったらしい。両所属事務所は、「仲の良い友達の一人です」と交際を否定したが、事実はどうあれ、かなりの親密ぶりと夜遊び、そして「ペアルックを着る」という嗜好は事実認定された。佐野はウエスト51センチのくびれでグラビアアイドルとして活躍しつつ、女優業へのシフトも着々。子役からの芸歴が長い神木は、何かと頼りになる存在なのかもしれない。しかし、神木は『FRIDAY』が昨年末に志田未来(23)との交際を報じられたばかり。わずか数カ月間で2美女とのゴシップを流すとは、いかにも大物だが、ピュアなイメージもあっただけに好感度ダウン必至か。■1位:日本代表・長友と平愛梨が結婚間近の真剣交際!「アモーレ」宣言サッカー日本代表・長友佑都(29)と平愛梨(31)の真剣交際を『FRIDAY』が報じた。イタリアと日本の遠距離を乗り越え、すでに交際2年半。さらに平は妊娠していて、「できちゃった婚間近」という。しかし、長友は「『金曜日さん』に掲載された内容は事実と異なるところがたくさんあるので、僕の口から事実を伝えたくて、この場を設けていただいた」と急きょ取材対応。「僕は女優の平愛梨さんと真剣におつき合いしています。自分自身にとって大切な人、『アモーレ』ですね。イタリア語で『愛する人』という意味です」と男らしく語りつつ、「妊娠はしていません。交際は1年ちょっと」と一部否定した。具体的な結婚の予定は決まっていないようだが、「僕は(結婚)したい」ときっぱり。一方の平も交際を認めつつ、妊娠は否定し、キューピッド役が親友の三瓶だったことを明かした。サプリやトレーニングなど体調管理マニアの長友と、料理が得意な平の相性は、見るからによさそう。また、長友は明治大学時代にベンチ入りすらできなかった過去があり、平も15歳でのデビューから不遇の時期が長く、ともにたくましくのし上がってきただけに通じるものがあるのか。長友のシーズンオフは短く、「結婚するなら、まさに今」。今月中の発表があっても驚かない。□おまけの1本:「でんぱ組.incの最上もが、整形疑惑にアツい一発回答」でんぱ組.incの最上もが(年齢非公表)が、ブログでネット上を飛び交う整形疑惑に言及した。まずは「過去の写真を漁られて ブスだの整形だの言う輩がいるくらい、ぼくは残念な顔みたいです」と皮肉たっぷりのコメント。続けて、「あ、何度でもいいますが、整形はしてません。してたらいいます。悪いことだとも思いませんけど」と疑惑をハッキリ否定した。ただの否定で終わらず、「メイクというものを覚えて、歯列矯正して、ファッションを学んで、立ち振る舞いや笑顔の練習や、人とのコミュニケーションの仕方も必死で覚え、でんぱ組に加入してからの4年間で必死にしがみついてきました」とこれまでの努力を明かすところに芯の強さを感じる。さらに最上は、「この仕事を受け身で全てやっていたらここまで続いてません。自ら、生き方を変えなきゃいけないと、嫌なことに立ち向かおうと思ったからです」と胸を張った。“金髪の異端児”として目立つ上に、グラビアや女優業など活躍のフィールドを広げている最上にはバッシングも多いが、このたくましさがあれば、まだまだ高みを目指せそうだ。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年06月05日常盤貴子、松雪泰子、竹内結子といった人気女優を輩出してきた芸能事務所・スターダストプロモーションが、芸能1部では初となる女優オーディションを開催する。求めるのは、芝居への意欲や興味があり、個性が「魅力的」に見える人材。「魅力的な人」とは、「オーディションでお会いした時にもっとその人の話が聞きたい、もっとその人を知りたいと思わせる人間的魅力を持った方」のこと。所属が決まると無料で演技レッスンを受けることができ、最優秀者には映画デビューのチャンスも。応募資格は13歳から23歳ぐらいまでの女性で、経験は不問。WEBと郵送で応募することができ、6月30日が締め切りとなっている。詳しくは同事務所の告知サイトにて。常盤貴子、松雪泰子、竹内結子、ミムラ、本田翼、坂井真紀、片桐はいり、森川葵、藤本泉、岡本あずさ、中村ゆりか、葵わかな、永野芽郁、早織など芸能1部には第一線で活躍中の女優がずらり。タレントの個性に合わせて育成していくマネージメントに定評があり、同事務所も「タレントとマネージャーの関係を一番に考え一緒に頑張っていくという会社です。女優として長く活躍できることに重点を置いているのもスターダストの特徴」とアピールしている。
2016年06月03日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:福山雅治の自宅に中年女性が侵入! 吹石一恵が鉢合わせにゴールデンウイーク中の5月6日20時25分ごろ、福山雅治(47)・吹石一恵(33)夫妻の自宅マンションに侵入者が現れた。驚いたのは、その侵入者がコンシェルジュの女(48)で、合鍵を使って部屋に入ったこと。その数分後に吹石が帰宅したところ、女が部屋から猛ダッシュで飛び出して逃げたという。逮捕された女は、10カ月前から同マンションに勤務していたが、これまで問題行動はなし。犯行の理由を「ギターが好きで、福山さんのギターが見たかった」と話しているようが、これはあやしい。「もし福山のファンなら、本当の目的は結婚に対する恨みではないか?」という疑いもある。緊急時に備えて、管理会社に合鍵1本を預けていた福山夫妻。管理や住人向けのサービスを行うコンシェルジュの犯罪だけにショックは大きく、あのオセロ・中島知子の洗脳騒動で話題になったマンションということもあり、引っ越しを考えているのではないか。事件発覚後の23日、吹石の公式サイトが更新され、スタッフが「ご心配をおかけしました。吹石は元気に過ごしておりますので、ご安心ください」と報告した。ただ、吹石は女と鉢合わせしただけに「今度は福山ファンに襲われるのではないか?」というトラウマが残っていないか、心配される。一方の福山も主演ドラマ『ラヴソング』の低調が毎週のように報道されるつらい状況。思わぬ苦境に立たされた新婚夫婦だが、むしろ絆を深めそうなたくましいイメージもある。■4位:吉田羊が突然の絶句と涙……。中島裕翔との熱愛報道が原因か?都内で行われたイベント『ビューティーミューズ大賞』に現れた吉田羊(年齢非公表)。トーク終盤、司会者から「最後にひと言お願いします」と話を振られた吉田は、「とにかく日々…………」と話し出したものの言葉が続かず沈黙。数秒後に話しはじめるも、涙まじりの声で「笑顔で過ごしてください。あなたが笑顔であれば…………」と再び言葉が詰まってしまう。さらに涙をこぼしながら、「きっとあなたを大事だと思っている人も笑顔になると思いますので」と意味深な言葉を続けた。ただごとではない吉田の様子に、イベント会場は騒然。しかし、大半の人は、先月報じられたHey!Say!JUMP・中島裕翔(22)との熱愛報道を頭に思い描いていただろう。実際、20歳年下のアイドルが相手だけに吉田への風当たりは強く、「立場をわきまえろ」「干されるのでは」などのバッシングも多い。あらためてこの日のトークを振り返ってみると、「芸能活動でキツいと思うことは?」と聞かれた吉田は、「すべて試練と思うようにしています。『外に出られない』とか思うこともあるけど、『しんどいことには意味がある』と思えば乗り越えられます」とここでも意味深に語っていた。吉田は「強い大人の女」「自立した女性」というイメージでブレイクしたが、実は傷つきやすいタイプなのかもしれない。ともあれ、今回の言動で芸能記者のさらなる取材攻勢は確定。プレッシャーやバッシングに負けず、どう立ち振る舞うか。その役者魂に注目したい。■3位:あ~ちゃんとサバンナ・高橋に熱愛の噂! 新宿で買い物Perfumeの「あ~ちゃん」こと西脇綾香(27)と、サバンナ・高橋茂雄(40)という意外な2人の熱愛報道が浮上した。『女性セブン』によると、多忙な高橋がテレビ出演の合間を縫って訪れたのは、恵比寿の隠れ家的な高級焼き肉店。そこには、あ~ちゃんと母、妹らが集まり、パーティーを開いていたという。それだけではただの友人関係のようだが、ポイントは高橋がPerfumeの熱烈なファンであり、2人での目撃情報もあること。昨年10月に新宿・伊勢丹メンズ館での買い物姿が目撃されているほか、サバンナのライブにあ~ちゃんが通っているらしい。さらに、「ふたりはつき合ってる」なんて関係者の証言もあったが、両所属事務所ともに「仲の良い友人の1人」と否定。「単なる友人でなく、つき合っているのなら新宿で買い物なんてしない」と考えるのが自然だろう。ともあれ、大好きなアーティストとお近づきになれた上に、ゴシップまで流した高橋は、お得意のセリフ「オレ、売れた!」と感じているのではないか。■2位:沈黙を続ける能年玲奈に「引退」報道。奇行は本当なのか?「引退」の2文字が何とも穏やかではない。『週刊女性』は、能年玲奈(22)が「ブログ更新のみで女優業を行っていないことや、6月末に所属事務所との契約が切れることから、芸能界を引退せざるをえない」と報じた。そこで気になるのは、昨年4月の洗脳・独立騒動。「演出家の女性に洗脳されて、所属事務所に無断で個人事務所を設立した」という報道が、多くの週刊誌をにぎわせた。「所属事務所を怒らせてしまい、能年の姿を見かける機会はほとんどなくなった」という後追い報道も多かったが、真相はどうなのか。『週刊女性』は、「朝ドラ『あまちゃん』でブレイクした能年に事務所側が新たな仕事を持ちかけたが、何らかの理由をつけて拒否」「能年は『辞めたい』の一点張りで代理人を立てたため、直接話ができない状態になった」「事務所が借りたマンションを出て、演出家との同居をはじめた」「事務所が進めていた映画『ちはやふる』(広瀬すず主演)とドラマ『重版出来!』(黒木華主演)への主演が流れてしまった」「能年は契約を更新せず、独立する気でいる」などと詳細にわたる経緯を報じた。もしこれらが全て本当なら事務所側は黙っていないだろう。法的に訴えるか、芸能活動がしにくいように働きかけるか……いずれも能年にとっては前途多難なのは言うまでもない。しかし、「全てに渡って事務所側は正しい対応をしてきた」と書かれたこの報道は、まだ半信半疑のレベル。「田舎出身で20歳そこそこの新進女優が、そんなに大胆なことができるのか?」という見方もあるからだ。朝ドラ『あまちゃん』から3年が過ぎた今、どんな結末が訪れても「じぇじぇじぇ」と驚くことはない。■1位:上野樹里と和田唱が結婚! 17年越しの思い「やっと言えた」26日、上野樹里(30)とトライセラトップスのボーカル・和田唱(40)が結婚を発表。所属事務所からのファクスには、連名で「二人にとって、とても自然な事でした。そしてその事にとても喜びを感じています。お互い支え合いながら、一歩一歩、前に進んでいこうと思っておりますので、皆様に温かく見守って頂けたら幸いです」と書かれていた。さらに上野はインスタグラムに、「早く、皆さんに言いたくて言いたくて、やっと言えるタイミングが来てうれしい限りです!」「皆さま、私は幸せです。そして、これから何事も、もっといいエネルギーでパワフルに頑張れそうです」「こんなに素敵なパートナーとこれから生きていけることは何よりの喜びです」と書き込み、和田との2ショットをアップするなど幸せを爆発させた。2人は知人を通じて知り合い、昨年秋に交際スタート。しかし、上野が初めて買ったCDは、トライセラトップスが1999年のシングル『if』だったというから、17年越しの思いが届いたことになる。同居はまだで、挙式・披露宴は未定という。やはり気になるのは、和田の母である料理研究家・平野レミ(69)のコメント。上野が料理好きなこともあって、“底抜けに明るい仲よし母娘”になりそうな予感しかしない。□おまけの1本:「小倉智昭が膀胱がん手術から1週間で復帰。再発リスクは?」膀胱がんの手術で司会を務める『とくダネ!』を休んでいた小倉智昭(69)が23日、一週間ぶりに復帰。番組冒頭で、「ご心配をおかけしました。やるだけのことはやって戻って参りました」と笑顔で明るく報告した。小倉は13日の番組内でがんを公表したのち、16日に入院。翌日に手術が行われ、21日に退院し、経過は良好という。膀胱がんについて、「転移が少なく、がんの中ではタチがいい方」と楽観視しながらも、「再発は多いので長いおつき合いになるかも」と覚悟もチラリ。病理検査の結果次第で治療方針が変わるものの、番組降板は考えていないようで、復帰早々元気いっぱいの姿を見せていた。糖尿病の持病もあることから、体調の不安はつきまとうが、音楽やゴルフなど趣味の多い人だけに、これからも楽しく生きる姿を見せてくれるのではないか。『とくダネ!』は視聴率も好調であり、裏番組の司会は全て下の世代だけに「中高年の星」として頑張ってほしい。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月29日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:ベッキーがまたも凡ミス! 救ったのは「器の大きい」川谷元妻ベッキー(32)は、13日放送の『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で涙ながらに謝罪したが、わずか6日後にまたひともんちゃく。川谷絵音(27)の元妻に謝罪した5月2日より前の4月30日に収録が行われたことについて19日発売の『週刊文春』が、「ベッキーに川谷元妻が抗議文を送った!」と報じたのだ。元妻に番組収録の報告をしていなかったことが発覚し、「ベッキーが再び大ピンチか?」と思われた翌日、元妻の代理人が「文書は抗議文ではなく、心情をつづった手紙」「元妻は『全てを水に流し、騒動を終わりにしましょう』『私も頑張るので、ベッキーさんも頑張ってくださいね』と伝えた」「川谷が世間から猛烈な非難を浴びていることを心配している」という誤解を解くコメントを発表。これによって1月からの不倫騒動は、事実上終わったと言える。ベッキーの所属事務所はあらためて元妻に謝罪したようだが、『金スマ』の高評価を台なしにしかねない凡ミスは今回だけでない。記者会見のときから、ベッキー本人というよりも、所属事務所の立ち回りには疑問が残った。結果的に「誰よりも器が大きかった」元妻による情けの言葉で丸く収まりそうだが、前途多難なのは言うまでもない。■4位:エンクミがついに結婚か!? 金髪男性と手つなぎデート5月初旬、東京・三軒茶屋で遠藤久美子(38)が、一般男性との手つなぎデート姿を目撃された。男性は金髪が印象的な30代後半の会社員で、もともと遠藤とは友人関係だったという。所属事務所は、「本人から、交際している人はいると聞いています。大人ですので、プライベートなことは任せています」とコメント。1995年のデビューから「エンクミ」としてアイドル的人気を誇っていた彼女も40代が見えてきただけに、結婚の予定があるのかもしれない。かつては、ドラマ・バラエティーの両方に挑んできたが、ここ数年はすっかり女優業にシフト。昼ドラや2時間ドラマなど大人の作品への出演が増え、高評価が続いていたのも、プライベートの充実があったからなのだろうか。■3位:杏が双子の女児を出産! 流れるようなスケジュールに驚き16日、杏(30)が第1、2子となる双子の女児を出産したことを所属事務所が発表。夫の東出昌大(28)と連名で、「先日、無事に双子の女児が誕生いたしました。予定より少し早い出産でしたが、今は母子共に健康です」とコメントした。さらに、「今後は親として恥ずかしい行いをせずに、立派な子に育て上げたいと考えておりますが、気付かぬ点や至らぬ点も多くあると思います。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いします」と丁寧で古風なフレーズがいかにも2人らしい。2015年元日の入籍、10月の結婚式、そして今年1月の妊娠発表から、5月の出産と、流れるようなスケジュールは、公私ともに順調なことの証か。杏は「当面、育児に専念し、様子を見ながら仕事復帰する予定」という。すでに母親の役を何度も経験しているだけに、ママ女優のイメージは申し分なく、さらに実感のこもった演技に期待が集まる。■2位:満島ひかりが瑛太の弟と熱愛! 映画監督とは離婚していた5月上旬の夜、満島ひかり(30)の自宅マンションに、永山絢斗(27)が入っていく姿が目撃された。さらに、永山の兄・瑛太(33)と木村カエラ(31)夫妻、2人の子ども、満島の弟・満島真之介(26)も同席し、両家族が大集合。近所の居酒屋で食事したあと、ひかりと永山は再びマンションへ戻り、翌日の昼すぎまで過ごしたという。しかし、ひかりは2010年10月に映画監督の石井裕也(32)と結婚していたはず……「不倫では?」という疑惑が持ち上がったが、今年1月に離婚していたようだ。ひかりの所属事務所は、「永山さんとは、以前から役者同士、家族ぐるみで仲よくさせていただいており、最近になっておつき合いを始めたと聞いています」とすかさず公認。永山の所属事務所も「本人は『おつき合いは始まったばかりです。温かく見守ってください』と申しております」とあっさり認めた。お互いに「申し分のない相手」ということか。ひかりは現在、主演ドラマ『トットてれび』で黒柳徹子(82)役を演じているが、極秘離婚に加え、年下俳優との新たな恋など、波乱万丈な人生を送る姿はいかにも大物女優らしい。新たに得た“肉食系”のイメージも女優業にはプラスになるだろう。■1位:AKB卒業の高橋みなみにスキャンダル! 相手は40歳のITマン4月8日にAKB48を卒業したばかりの高橋みなみ(25)に、早くも恋愛スキャンダル。5月中旬の週末、夜10時すぎ、高橋はアゴヒゲをたくわえた池松壮亮似のワイルドな男性と隠れ家風居酒屋へ。別の男性もいたものの、高橋は頭を彼の肩にもたれたり、彼の腕をさすったり、ラブラブモード。店を出た2人は腕を絡ませて歩いてタクシーを拾うと、高橋の自宅マンションへ向かう。驚くのは、そこから3日間一緒に過ごしたこと。その後、2人はおそろいの黒縁メガネで腕を組んで和食店へ。男性の友人たちとのお披露目会だったようだ。男性は高橋より15歳年上の40歳で、IT企業勤務。出会いは10年前で、高橋はデビュー直後だったらしい。昨年末に仕事で再会したとされているが、卒業からわずか1カ月での交際は、「卒業したらすぐにつき合おうね」という約束を感じてしまう。高橋の所属事務所は、「AKB48も卒業しましたので、プライベートは本人に任せております」と暗黙の了解。高橋本人はラジオで「おさわがせしてすみません」と明言を避けた。ローティーンのころからAKBに全てを捧げてきた彼女だけに、ファンはやりきれない気持ちながらも、応援せざるを得ないのか。ただ、「40歳の一般男性」という相手のスペックを聞くと、「オレでもいけたかも……」と思いたくもなるだろう。□おまけの1本:「『本能寺の変』ユニットが狩野英孝の元カノを妊娠・流産」『本能寺の変』のYouTube動画でおなじみのダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお(34)が、「狩野英孝(34)の元カノ」として知られる濱松恵(33)と交際し、妊娠させていたことを『FLASH』が報じた。きっかけはエグスプロージョンのファンだった濱松が、2月にインスタグラムで相方のまちゃあき(34)と親しくなり、おばらとの交際スタート。4月中旬に妊娠が発覚したが、それを告げられたおばらは、「そりゃないでしょ。俺、子供いらないから。おろすなら一緒に病院に行って金出すよ」と冷たく突き放したという。ただ病院へ行ったところ流産だったようで、濱松はこれらを事実として認めている。記事によると、おばらは「経験人数200人」と豪語するほどモテるそうだが、一方の濱松も何度となく浮き名を流した恋多き女。つい最近でも狩野英孝の不倫相手として、過去の話を暴露したあげく、川本真琴(42)や加藤紗里(25)にケンカを売るようなコメントを連発していた。狩野といい、おばらといい、男選びに問題があるのは間違いないが、女性すら敵に回すような言動は、売名行為にすらならないだろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月22日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:真木蔵人が恋人への暴力で逮捕!トラブル癖は変わらず交際相手の20代女性に暴力をふるい、ケガを負わせた容疑で真木蔵人(43)が逮捕された。真木は6日午前、女性が携帯電話をさわっていることに腹を立てて、顔や腕などに軽いケガを負わせたという。身の危機を感じた女性が、近くの店に助けを求めて110番通報し、逮捕に至ったようだ。真木はこれまで逮捕歴こそないが、21歳のときに交際女性との妊娠トラブルを直撃したカメラマンに頭突きを食らわせるなど、キレやすい性格と暴れん坊のエピソードは数知れず。ただ、40代になってなお、世間をさわがせる内容が何も変わっていないのが哀しいところ。父・マイク眞木(72)と母・前田美波里(67)は、何を思うのか。ここ数年、俳優としての活動がないが、制作サイドがますます使いづらくなったのは言うまでもない。■4位:MAX・NANAの結婚で、メンバーのキャラが見事に分散MAX・NANA(40)がダンサーのCHINO(46)との結婚を発表。8日午前3時、都内の区役所へ婚姻届を提出し、マスコミあてのファクスで、「今まで以上に努力を重ね、皆様を笑顔に出来る様に頑張っていくのでこれからも応援していただけると幸いです」と決意をつづった。2人の出会いは約15年前で、CHINOはMAXのバックダンサーを務めたこともあるという。昨年20周年を迎えたMAXで、残る独身メンバーは、LINA(39)だけ。「最初の出会いからずっと傍で見守るなか、いつ結ばれるのかなー? とはがゆかったけど、結婚報告を聞いてやっと覚悟を決めたか!(笑い)と」「MAX最後の独身女子になってしまったことは想像外でしたが、、、(笑い)ナナコの幸せを願ってる!!!」と祝福したが、胸中やいかに。新婚のNANA、2児の子育てに励むMINA(38)、産休中のREINA(38)、アラフォー未婚のLINAと、見事にキャラが分散されているのがMAXの武器になるかもしれない。■3位:小倉智昭が膀胱がんで『とくダネ!』休養へ。明るさに驚き小倉智昭(68)が膀胱がんの手術で入院することがわかった。小倉は報道が流れた13日の『とくダネ!』冒頭で、「こんなに元気で休業できないですから!」と、いつも以上に声を張り上げて話すなど元気いっぱい。弱い姿を見せないのが、いかにもこの人らしい。その後、ふだん通りに番組をこなし、エンディングでようやく話を切り出した小倉は、「それほど深刻に考えていません。お休みに入る前に報告しようと思っていたのですが、報道が出て私が一番ビックリしました」「昨年末に微量の血尿が出て、糖尿病があるので腎臓が怖かったけど膀胱で、早期の発見だったんです」「火曜に手術して、土曜に退院できるんですって。だから一週間だけお休みをいただきます。ごめんなさい!」と明るく番組を締めくくった。キャスターのがん公表と言えば、過酷な闘病となった逸見政孝さんや筑紫哲也さんの姿が浮かぶだけに、早期発見だったのは何より。ただ、「再発率が高い」という話もあり、心配は消えない。■2位:新井浩文と夏帆が母親同伴のデート。13歳差カップル誕生!母の日に、世田谷の蕎麦店へ母親と訪れた夏帆(24)。横にいたのは、新井浩文(37)だった。新井が母娘にとって大切な日に同席していたのは、いかに親密な関係かという証。さらに、店員から浅野忠信と間違われた新井に夏帆の母が、「浅野さんの(事務所の)後輩よね」とツッコミを入れて、それを見た夏帆が笑うという、まるで夫婦と姑のような穏やかなシーンもあったという。その他にもスーパーやカレー店など、2人の目撃情報は多いようで、隠さず堂々とデートしているのがすごい。10代のころ清純派美少女としてならした夏帆と、「死んだ目」の俳優として引っ張りダコの新井という意外な組み合わせに驚きの声が続出。しかし、最近の夏帆はセクシーな濡れ場に挑んだり、妊婦のキャバ嬢を演じたり、役柄に変化が見えるだけに13歳年上男性との熱愛には「納得」の声も。売れっ子である上に、双方の所属事務所も事実上認めているため、2人の交際や結婚に何ら障害はない。ただ、新井はかつて池脇千鶴(34)や二階堂ふみ(21)との熱愛報道があるモテ男。「浮気や二股はしない」と公言しているだけに妙なスキャンダルはなさそうだが、交際の行方はまだまだ不透明だ。■1位:ベッキーが『金スマ』に登場。不倫と会見のウソを認めた!9日、ゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)が、ブログで妻との離婚を発表。不倫騒動から4カ月でようやく事態が動いたからか、急きょベッキー(32)の復帰が決まった。ベッキーは川谷の妻へ直接謝罪も済ませているようで、13日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演。中居正広(43)に騒動の真相を語った。出演を決意した理由は、妻への謝罪が決まったから。騒動後すぐに連絡を取ったが、妻から「川谷と3人なら」と言われたため、「縁を切ったつもり」のベッキーは困ってしまった。しかし、5月2日に妻と会い謝罪が実現。『金スマ』から出演をもちかけられていたベッキーは、撮影2日前に参加を決めたという。ベッキーは謝罪の言葉に続けて、「一人の女性を傷つけてしまった罪の大きさと、私に届く厳しい声、お仕事ができないことは、正直つらいものがありました」「『こういう恋愛ができるのかな』と思い描いていたことと現実が違った」と本音のコメント。会見については、「ウソはありました。男性と出会って、好きになって、2人で出掛けることになって、そのあとに奥様がいることを知って。でもお互い気持ちがあることはわかっていたから、『正式なおつき合いはちゃんと離婚してからだね』と話していました」「そこでブレーキをかければよかったんですけど、『友達のままでいようね』って言いながら何度も会ってしまって。気持ちがどんどん大きくなってしまって、『友達だよ』って言い聞かせながら会ってしまって……恋愛関係でした。(会見のウソは)子どもの言い訳みたいだったんですね」と全面的に非を認めた。さらに、「(『つき合ってたんですね?』の問いに)そうですね。気持ちが通っていた時点で不倫だと思います」「会見の前夜なのに、(LINEで)『ありがとう文春』って言ってしまったのは、『これをきっかけに堂々と街を歩けるかも』と思って。そのころは感情におぼれていたので……ごめんなさい」とセキララに話した。目が覚めたのは、「(『週刊文春』の)奥様の記事があって、そこで初めて気持ちを知って、罪の大きさを知って『本当に間違った恋だったんだ』とわかって、そこから連絡を取っていません」「『これは間違った恋だな』という認識も正直ありました。でも、夫婦関係は破たんしていると思っていたので、『ちょっと順番違うけど、そのうちお別れするかもしれない』、という思いもあって。でも奥様は男性に対する思いもあったし、ご実家に行かれるのを楽しみにしていたというのもあって、そこに私が言ったわけですから、本当に最低なことをしてしまったなと」「(川谷の実家に行ったのは)親戚のお子さんがいらっしゃって会わせたいということで行きました。私は『実家ってことは真剣に考えてくれているんだな』と自分の都合のいいように取ってしまったんです。本当に愚かでした」「断ると男性の気持ちが離れるんじゃないかと思って、勇気が持てませんでした。ブレーキをかけるポイントがいくつもあったのに、私は毎回かけられず……」と後悔の念を正直に明かした。ベッキーは、まっすぐ中居の目を見て、「好きじゃないです」とキッパリ。「お許しはいただけないと思いますけど、またテレビのお仕事をマイナスから頑張りたいと思います。もう二度とみなさんを裏切ることのないように」と控えめながらも決意を語った。やっと真実を話したとは言え、やはりテレビ番組を「一方的に」流すだけでは、1月6日の記者会見とあまり変わらない。しかし、記者が聞きたいことのほとんどを中居が聞き出したため、今さら会見があってもあまり意味がない気もする。今回の出演は反響を見るための試金石であり、去就はわからないが、いずれにしても復帰したときのキャラクターは、慎重に検討したほうがいいだろう。優等生キャラを捨てるのはもちろん、いわゆる汚れ役を引き受けたら、受け入れられる可能性は大きい。日本人はモラルに厳しい反面、地道な努力をする人間に甘く、過去の過ちも水に流す人が多いだけに、今後数年間が勝負になるのではないか。□おまけの1本:「西川きよしの"オムツ生活"を妻が暴露のなぜ?」1月20日に前立腺がんの摘出手術を受けた西川きよし(69)の妻・ヘレン(69)が、12日の『ノンストップ!』で衝撃の事実を語った。昨年末の人間ドックで、西川に初期の前立腺がんが「3つもできていた」ことが発覚したという。早期発見のため転移はなく、2月1日に退院して、同19日には復帰会見を行ったが、その裏でオムツ生活を送っているらしい。ヘレンは、「わからない間に(尿が)出てしまうんですよ。だからオムツが必要」と話し、きよしから「(オムツが)尿で満タンや。どうしたらいいんやろうか」と言われたエピソードも明かした。ここで湧き上がるのは、「なぜ妻がわざわざ夫の恥部を公表するのか?」という疑問。ヘレンは、「オツムだけど、エンジョイできるように過ごしてもらいたいから」「粗相をしたときも、周りの方に温かく見守っていただけるから」と話したが、それは夫が望んだことなのか……。若手芸人たちにオムツをイジってもらえるようなら、きよしの器は相当デカイ。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月15日女医でタレントの西川史子(45)が15日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。不倫騒動で芸能活動を休業していたタレントのベッキー(32)が、13日に放送された同局の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でテレビ復帰した件について言及した。ベッキーは104日ぶりのテレビ出演となった『金スマ』で、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を認め、涙ながらに謝罪。川谷の元夫人への謝罪が今月2日に実現したことも明かされ、ベッキーは謝罪実現までの経緯を説明したほか、批判が殺到したLINEのやりとりも事実だと認めた。西川は「私が彼女だったら芸能界を引退します」ときっぱり。『金スマ』を見て、「芸能人ってすごいなというか感覚が違うなと思った」と言い、「『不倫していました』『不倫相手と旅行に行きました』なんてことを言ったら、私が相手の奥さんだったら絶対一生許せない」と厳しい考えを述べた。そして、「彼女は優秀な人。もっと身の置き場を別の場所に移して、もう一回いろいろ学んで、もっともっとほしがられるベッキーになって帰ってきたらいいんじゃないかなと思った」と意見。その上で、「ただ、それをできないような大人たちのレールに敷かれてしまったのかなという気持ちもある」と話した。
2016年05月15日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:西島秀俊に第一子誕生! またも極秘で株を上げた"プロ彼女"3日、西島秀俊(45)が、先月末に第1子となる男児が誕生したことを発表。所属事務所を通じて、「先月末に第1子となる男児が誕生いたしました。おかげさまで母子ともにとても元気です。支えてくださった皆さまに心より感謝いたします。本当にありがとうございました。これからも、より一層ひとつひとつのお仕事を一生懸命頑張ります」と報告した。西島は2014年12月に3年間の交際を経て、16歳年下の一般女性と結婚。父親役を演じることも多く、その度に子ども好きを明かしてきただけに、喜びは大きいだろう。このニュースで気になったのは、出産どころか妊娠の報道すら一切なかったこと。お腹が大きければ気づきそうな上に、おめでたいことだけに家族や友人経由で情報が漏れることも多い。芸能記者たちを「またやられた」と悔しがらせたのは、「プロ彼女」と呼ばれた妻の徹底した情報管理か。週刊誌に影すら踏ませない妊娠&出産劇は、痛快さすら感じる。■4位:陣内智則とミオパンの結婚は今夏か? するする詐欺か?3日、ビールのイベントに出演した陣内智則(42)が、記者たちから結婚関連の質問ラッシュを受けた。まず元妻・藤原紀香(44)の結婚について「祝杯をあげたい」、次に「DAIGOさん(38)と北川景子さん(29)の結婚式を見て、本当にすてきだなと思った」と祝福。これに絡めて交際中のフジテレビ・松村未央アナ(29)との結婚を聞かれると、「(彼女が6月29日で)30歳になるんで、ちゃんと考えなければいけないですよね」と笑顔で語った。しかし陣内は昨年秋に、両親と松村アナを会わせたことや、「その場で結婚の話もした」などのエピソードを話したほか、2月の誕生日ライブでは事前に「重大発表!」とうたっておきながら、「同棲もプロポーズもまだ」と明かしたり、8月に行われる「アメリカライブが終わってから」とほのめかしたり、"結婚するする詐欺"のような状態が続いている。そもそも陣内が記者から追いかけられているのは、「単に結婚を祝福したいから」というわけではない。藤原との離婚理由が浮気だったことを公言したほか、松村アナとの交際後も『ZIP!』出演モデルをお持ち帰りした前科があるなど、記者たちの「またゲスなことをしそう」という期待値が高いのだ。「結婚が白紙になるかも」「結婚してもすぐ浮気しそう」という"ゲスの極み予備軍"として、今後も人気以上の注目を集めるだろう。■3位:相武紗季が電撃結婚! 相手は6歳年上の会社社長相武紗季(30)が会社社長との結婚を発表した。大安の5月3日午前、2人で区役所に婚姻届を提出。相武は直筆で、「彼とは友人を介して出会い、恋人として寄り添うようになりました。昨年末にプロポーズをして頂いてから、こうして皆様にご報告できる事をとても嬉しく、とっても幸せに思います」と喜びを明かした。男性とは3年前に金子ノブアキの紹介で知り合い、猛アタックを受けて昨年初めに交際スタート。7月には2人で犬の散歩をしている姿が報道されていたが、昨年末にプロポーズされたという。相武は、「不器用な私を忍耐強く愛をもって見守ってくれる彼と温かく、笑顔いっぱいな家庭を築いていきたいと思います」と宣言。かつて相武は、「TOKIO・長瀬智也(37)と結婚間近」との報道もあったが、2012年ごろの破局以降は、浮いた話はほとんどなかった。アメリカへの語学留学が「失恋を癒すため?」と噂されていただけに、測ったような30歳ちょうどでの結婚に祝福の声が集まっている。■2位:戸田恵梨香と加瀬亮が『SPEC』熱愛! お互いの恋人とは破局戸田恵梨香(27)と加瀬亮(41)の交際が明らかになった。2人は2010年スタートの『SPEC』シリーズで共演したほか、今年も再共演があったばかり。昨年、その撮影で一気に距離を縮めたという。加瀬の所属事務所が、「報告は受けていませんが、お似合いのカップルだと思います」とコメントしたことが、円満交際を物語っている。『SPEC』が放送されていたころ、加瀬は市川実日子(37)、戸田は綾野剛(34)と交際。戸田は破局後に勝地涼(29)とも交際したが、いずれも破局。特に加瀬と市川は長年のつき合いがあり、同棲もしていただけに驚きは大きい。昨秋、戸次重幸(当時41)と市川由衣(同29)、鈴木浩介(同40)と大塚千弘(同29)が結婚したように、40代男性と20代女性の"俳優婚"は定番なだけに、今後の展開が注目される。同様に、竹野内豊(45)と倉科カナ(28)の結婚はあるのか。■1位:ついに口を開いたジャニー社長。「SMAP解散させない」今年1月の事務所退社&グループ分裂騒動が記憶に新しいSMAP。その後も「契約更新の9月に解散するのでは?」という噂がくすぶっている中、ジャニー喜多川社長がついに口を開いた。ジャニー社長は記者たちの前で「みなさんが聞きたいのはSMAPのことでしょう」と自ら切り出し、「SMAPはわが子と同じ。もともと彼らが出て行くはずがないと思っていたし、僕に相談なしに解散するはずがない。そんな心配、全然ない。解散とか冗談じゃない」と話した。9月のデビュー25周年についても、「(記念イベントを)盛大にやるべき。周りに遠慮して萎縮する意味もない。ツアーもやらなきゃ」と強烈な援護射撃。グループ活動の予定がほとんどないことを心配していたファンたちはホッとしたのではないか。事務所内はもちろん、業界内でも強大な影響力を持つ人の言葉とは言え、本人たちの言葉ではないだけにモヤモヤは残ったまま……。あの生謝罪で世間に与えた暗いイメージを払拭するためには、やはり5人の力強い言葉が必要だろう。□おまけの1本:「オードリー・春日、ボディービル大会で予選落ち」オードリー・春日俊彰(37)がボディービル大会『東京オープン選手権』の75キロ以下級に出場。昨年は5位入賞で驚かせたが、今年はまさかの予選敗退。「トップ3入り」を目標にしていた上に、「トゥース!」などのギャグも披露できず終わる惨敗だった。春日は、「予選は突破して当然、そもそも決勝に進む前提でいた自分にムカついている」とガックリ。28人中、上位12人に入れなかったことがよほど悔しかったのか、「調子こきました。ゆるやかに体重を減らさないといけないのに、1週間で6キロ落とした調整の失敗。筋肉に張りがなかった……」と肩を落とした。ちなみに、同級に出場した、なかやまきんに君(37)は2年連続の2位。春日はフィンスイミング日本代表として6月の世界大会に出場予定であり、並行してのトレーニングに難しさがあったのか。こちらは昨年、リレー種目で銅メダルを獲得しているだけに、2年連続メダリストの期待が高まる。ただその反面、本業の漫才を見る機会はほとんどない……。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月08日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:落書き騒動から一気に転落。江角マキコが芸能界休養へ江角マキコ(49)が、『FRIDAY』に「仕事がなくなったのではなく、自分からテレビに出るのをやめようと決めた」と事実上の休養宣言をしたという。MCを務めてきた番組もこの春で打ち切りになり、出演番組がゼロになっただけに本音なのかもしれない。江角は複数のレギュラー番組を持つ売れっ子だったが、転落のきっかけとなったのは2014年8月の長嶋一茂(50)宅への落書き騒動。江角のマネージャーが犯人と認めた上に、ママ友たちが江角からの嫌がらせを暴露したことで、女性層の支持を一気に失ってしまった。昨年、『ぐるナイ』『バイキング』を降板するたびに、この騒動を蒸し返されてバッシングを受けていたが、休養宣言は「これで終わりにしたい」という意志表示なのか。「敏感な年ごろの子どもを守るため」という側面があるのかもしれない。いずれにしても、「強い女」の象徴だった『ショムニ』坪井千夏を演じていたころのイメージは完全に消えた。■4位:中居正広の熊本ボランティアに感動も、謎のタバコポイ捨て疑惑中居正広(43)が24日、熊本地震の被災者約300人が避難している熊本市立長嶺小学校で炊き出しを行った。"お忍び"で訪れた中居は、黒のニット帽、サングラス、マスク姿で中華鍋を振ってチャーハンを提供したという。さらに、被災者の疲労やエコノミークラス症候群を気づかい、マッサージチェア、フットマッサージ器、子ども用のおもちゃなどを贈呈。あくまで中居は隠そうとしていたが、気づいた被災者たちがツイッターに感謝のメッセージを投稿したことで、日本全国に感動が広がった。さらに、バレてしまったことで、中居は握手や激励などの直接的なコミュニケーションも行い、被災者を笑顔にしたという。中居は東日本大震災の際も、お忍びで福島へ炊き出しに行くなど、その行動力は芸能界屈指であり、大物では異例。SMAPの中でも特に多忙な中居が、スケジュールを縫って日帰りで訪れるのだから、文句のつけようがない。……はずだったが、ある未成年がツイッターで、「中居がタバコをポイ捨てした」と投稿。思わぬ疑惑をかけられたが、写真も微妙であり、ねつ造である可能性も高く投稿者に非難が殺到した。芸能人のボランティアは「偽善」「売名」と言われ、ただでさえ難しいのだが、現場の厳しさを自らの目で見た中居は、そんなことを気にしないのではないか。■3位:井上真央の独立は松本潤との結婚準備か。年内または年明け?所属事務所からの独立が報じられた井上真央(29)。その理由が各メディアで飛び交っているが、「嵐・松本潤(32)との結婚説」が大半を占めている。『週刊新潮』の報道によると、井上の所属事務所社長も松本との結婚を疑い、ジャニーズ事務所のジュリー副社長に真偽を確認したところ、「今は認められない」という返事だったという。井上は独立後に個人事務所を立ち上げるようだが、代表になるであろう母親は、「事務所を辞めるのは、もめたわけでも『結婚する、しない』でもありません」と明言。ただ、井上は大河ドラマ『花燃ゆ』終了後、4月3日まで舞台に出演していたが、その後の予定はほとんどないというだけに不自然だ。一方の松本は主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』が視聴率断トツ1位になるなど俳優として実績を積み上げているのは、井上にとって心強いところだろう。「近いうちに2人が結婚するとしたら、嵐のライブツアー終了後の秋から冬の間」との声もある。この報道も長いだけに、よほどのファンでない限り、「早く結婚させてあげてよ」というのが世間のムードであることにジャニーズ事務所は気づけるか。■2位:ベッキーが『週刊文春』に謝罪の手紙。非難殺到の理由ゲスの極み乙女。・川谷絵音(27)との不倫騒動で休業中のベッキー(32)。すさまじいバッシングがこのところようやく収まりつつあったが、ここにきて急展開を見せた。4月22日、所属事務所の社長がベッキー直筆の手紙を持って『週刊文春』編集部を訪れたのだ。そもそも、『週刊文春』がベッキーへのインタビューを申し入れていたのだが、これを全て断っていたため、その代わりに手紙を書いたという。律義と言えば律義だが、その内容に否定的な声が広がっている。便箋5枚にしたためたその内容は、「川谷さんへの気持ちはもうありません。文春さんで奥さまが話された記事を読み、そこで初めて奥さまのお気持ちを知り、自分の気持ちの整理がつきました」というものだった。つまり、ようやく謝罪会見でのウソや、川谷との交際を認めたということになる。これだけでも非難必至なのだが、さらにマズかったのは、「川谷の妻に会ってお詫びの気持ちを伝えたい」と書いたこと。不倫や会見でのウソに続く身勝手な振る舞いで、またも復帰の道を遠ざけてしまったのではないか。気になるのは、ベッキーがいつも話すべき相手を間違えていること。会見では、本来謝罪すべき川谷の妻ではなく、番組関係者やスポンサーに向けて話し、今回の手紙も『週刊文春』ではなく、ファンに向けてウソをついたことを話すべきだろう。本人だけでなく、周りの人もそれに気づけないままなら、今後も何かやらかしそうな気がする。■1位:有田哲平が3億円豪邸で美女と結婚目前! ローラはガセだったくりぃむしちゅー・有田哲平(45)の熱愛報道といえば、深田恭子(33)、ローラ(26)と名だたる美女だったが、今回は一般人女性。ただ、戸田恵梨香(27)似の美女であることに変わりはない。女性が食料品だけでなく、トイレットペーパーなどの日用品も買い込んでいることから、有田の推定3億円豪邸で半同棲しているのは間違いなく、年内結婚の可能性も高いという。所属事務所も、「もういい大人ですから、プライベートは任せています。すてきな女性がいるならむしろ万々歳なのですが……」と前向きなコメント。ただ、熊本の実家が地震で被災したため、プライベートの予定は全てキャンセルして支援に注力しているらしい。一方、ローラとは、「彼女の誕生日である3月30日に結婚」という報道があったが、これは完全なガセ。交際は過去の話なのだが、はっきり否定せず、次の熱愛報道もなければ、書かれ続けてしまうのが芸能人の宿命だ。□おまけの1本:「冠二郎が『71歳で31歳年下女性と初婚』の快挙!?」歌手の冠二郎(72)が今年3月31日に一般女性(41)と結婚していたことがわかった。「年の差31歳」以上に驚くのが、「お互いに初婚」ということ。女性は飯島直子(48)似の歯科衛生士で、冠が参加したイベントで知り合ったという。冠は「好きな人も交際した人もいたけど、結婚まで踏み切れる相手に出会えなかった」と明かしたように、結婚願望は強かったようだ。めでたい話に違いないのだが、1月の出会いから、わずか2カ月でのスピード婚なのがちょっと気になるところ。「お互いのことを理解しているの?」なんて邪推してしまうが、72歳にして一目ボレで突っ走れる元気があれば、かなり長生きしそうな気もする。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月01日新潟県新潟市では5月7日、8日に、一流の舞台や芸能25公演をはしごで観られる和の祭典「アート・ミックス・ジャパン」が開催される。歌や踊りが独立して発展した西洋とは異なり、祭りの中ですべてが繋がる総合芸術という、世界的にも稀有な固有の文化を持っていると言われる日本。今回開催される同イベントでは、歌舞伎、落語、狂言、神楽、和楽器など日本文化を代表する伝統芸能が新潟へ集結。新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあのコンサートホール・劇場・能楽堂をはじめ、劇場から老舗料亭まで市内の全10会場にて25のパフォーマンスが開催される。1公演は45分でチケットも手頃に入手でき、本編オール解説付きと入門者が伝統芸能に触れるいい機会となっている。5月7日のりゅーとぴあでは、コンサートホールにて15時5分から歌・篠笛・ピアノの各界のトップランナーによるアンサンブルを開催。劇場では、11時から奄美島唄・人形浄瑠璃が、13時35分から希少な和製マジックのパフォーマンスが、16時20分から新潟の夏の風物詩とも言える「にいがた総おどり」が、19時15分から世界観客動員数650万人を記録しているTAOによる和太鼓のパフォーマンスが行われる。能楽堂では、12時15分から狂言師の九世野村万蔵による狂言が、15時5分から江戸の庶民を熱狂させたからくり仕掛けの影絵芸術劇が、17時50分から今最も注目の篠笛奏者によるパフォーマンスが実施。その他の会場では、新潟の方角シーンを牽引する若手4人組の和楽器ユニットによる演奏や、書道の概念を一新する斬新アート、日本舞踊などを楽しめる。8日には、りゅーとぴあ コンサートホールにて14時25分より劇団かかし座による手影絵を開催。劇場では10時30分から神楽が、13時5分から津軽三味線が、15時40分から能の音楽パートを担う能楽囃子が楽しめる。能楽堂では、11時50分から800年前から伝承される真剣を使った日本の古武術が、14時25分から茂山千五郎家による狂言が行われる他、17時10分からは金剛流能楽師であり能面作家の宇高通成が脳の世界へわかりやすくナビゲートしてくれる。その他の会場では、筝や三味線の演奏や落語、お座敷舞踊、雅楽なども開催。さらに、今年の大トリとして、りゅーとぴあの劇場で18時30分からは、片岡愛之助による歌舞伎を楽しむことができる。なお、新潟駅南口広場や白山公園空中庭園では無料公演も開催される他、各会場でのパフォーマンスも1,500円からと手頃な価格で楽しむことが可能だ。また、様々な公演をはしごして楽しめるよう、各日4種類のセット券も販売。7日は、奄美島唄・人形浄瑠璃と九世野村万蔵の狂言、手妻がセットで7,100円、奄美島唄・人形浄瑠璃と手妻、江戸写し絵がセットで6,400円、手妻と江戸写し絵、篠笛がセットで6,100円、歌・篠笛・ピアノのアンサンブルと「にいがた総おどり」、和太鼓が8,100円。8日は、神楽と古武術、津軽三味線がセットで7,600円、能楽囃子と能、歌舞伎で1万2,000円、津軽三味線と狂言、歌舞伎で1万800円、神楽と古武術、手影絵で6,200円となっている。【イベント情報】「アート・ミックス・ジャパン 2016」会場:新潟市民芸術文化会館 / りゅーとぴあ コンサートホール・劇場・能楽堂、燕喜館、行形亭、鍋茶屋、日本料理 小三、旧小澤家住宅、旧齋藤家別邸、新潟駅南口広場、白山公園空中庭園ほか住所:新潟県新潟市会期: 5月7日、8日
2016年05月01日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:早朝4時、山田親太朗が巨乳シンガーをお持ち帰りこのところ、『週刊文春』に負けじと、タレントのスクープが目立つ『FRIDAY』。今週のターゲットは、下北沢の沖縄料理店で友人の誕生会を行っていた山田親太朗(29)だった。親太朗が会のお開き後にタクシーで向かったのは、何と渋谷のラブホテル。報道によると相手は20代の美女シンガーであり、グラマラスボディを武器にTVやCMで活躍しているらしい……。親太朗は独身で恋の噂もほとんどないため、「不倫も二股もない」と思われるが、恋人なのか、それとも一夜の関係なのか。『クイズ!ヘキサゴン』終了から4年半、おバカキャラはいまだ変わっていないが、双子のように仲のいい姉・山田優(31)からのお叱りは免れないか。ちなみに、矢口真里(33)と中村昌也(29)を引き合わせたキューピットは親太朗。間の悪いイメージがちょっと面白い。■4位:よしもとのイケメン芸人が逮捕で契約解除! 2度の無免許運転お笑いコンビ・ベイビーギャングの北見寛明(32)が、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーから契約を解除されていたことが分かった。13日に無免許運転で逮捕された北見の刑事裁判が行われたようで、「3年前にも全く同じ罪で逮捕され、執行猶予中だった」というから驚いてしまう。さらに、よしもとは裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火(41)のブログがきっかけで騒動になってようやく気づき、本人に事情聴取した上で契約解除したらしい。北見はよしもとに逮捕の経緯を報告せず、裁判翌日のライブなどにも出演していたというから、即解雇は当然だろう。収録済みのテレビ番組『人生のパイセンTV SP』も北見の出演部分は急きょカットされた。北見は190㎝の長身モデル体形で、ネタよりもイケメンとしてのテレビ出演ばかりだっただけに、他事務所からの再出発も困難を極めるだろう。何より相方がかわいそうだ。■3位:片岡愛之助の隠し子DNA鑑定疑惑で、新婚ムード台なし先週、『週刊文春』に「隠し子の母、怒りの告発」と題した記事を掲載された片岡愛之助(44)。大阪のホステスだった女性が2000年に愛之助との男児を出産し、2011年にはその事実が明らかになっていたが、今回の報道は「愛之助から息子のDNA鑑定を要求された」という女性からの告発だった。一時期、3人は一緒に生活していたが、子どもの小学校入学を前に同居を解消し、愛之助は住んでいたマンションを売却したという。妻・藤原紀香(44)との交際スタートに伴う関係の完全清算なのか……。愛之助が養育費を払っているにも関わらず、今になってDNA鑑定を求めた理由は、まだ子どもを認知していなかったから。「認知するかどうか」は、片岡家の財産分与にも関わるため、家族を説得する上でもDNA鑑定が必要であり、これに傷ついた女性が告発したと見られている。結婚後さまざまな方面からバッシングを受ける紀香を守るどころか、自身もスキャンダルでそれどころではないほどバッシングを受けるハメになってしまった愛之助。その後、ブログで「事実と異なる」と反論したが、まともに受け止めて報道するメディアは少ない。新婚夫婦への祝福ムードはみじんもなく、あるのは興味本位の視線だけだ。■2位:紗栄子とカレの熊本義援金500万2,000円に賛否が殺到!紗栄子(29)が19日にインスタグラムで、地震被害を受けた「熊本県へ義援金500万円を寄付した」ことを明かした。「何ともいい話」と思いそうだが、それだけで終わらないのが紗栄子。500万2,000円の金額と熊本県知事の名前が書かれた"振込受付書"をアップしていたため、「あざとすぎる!」と批判が集まっているのだ。紗栄子は「私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで募金させていただきます。家族みんなで祈ります」と思いをつづったが、「子どもの2000円がいかにも紗栄子っぽくて嫌」「どうせ(元夫)ダルビッシュの養育費だろ」という声もあがるなど、手厳しい声が目立つ。さらに、交際中の通販サイト「ZOZOTOWN」の運営者・前澤友作氏(40)も熊本県に1000万円寄付したことを明かし、同様に振込受付書を掲載。仲良しカップルぶりをアピールするような全く同じ行動に、ネット上へ賛否の声が飛び交った。紗栄子は宮崎県出身で当事者意識も強いのだろうが、「目立とうとしている」のか「目立ってしまうだけ」なのか、ギリギリのラインを歩き続けるスタンスは、いかにも芸能人の生き様だ。■1位:高良健吾が感動の極秘ボランティア。自ら発案して給水活動今週のニュースはやはり、いまだ余震が続く熊本地震で覆い尽くされた。その中で一気に株を上げたのが、熊本県出身の俳優・高良健吾(28)。高良は18日に熊本市内の避難所となっている小学校を訪れ、給水支援のボランティアを行ったのだ。高良は高校時代の恩師を通じて小学校へ連絡を入れ、仲間たちと給水タンクを載せた2トン車で到着。自らホースを持って、100人超に水を配ったという。単に現地へ向かってボランティア活動に参加したのではなく、一から支援活動を考え、準備したというのがスゴイ。しかも、さわぎにならないように、黒のキャップとマスクで目立たないように気を配っていたという姿勢が感動を誘う。さらに素晴らしいのは、20、21日もボランティアに励む姿が目撃されていること。言葉やお金を送ることも良い行動に違いないのだが、現地で汗をかく本物のヒーローは、ドラマ主演のとき以上にカッコよかった。□おまけの1本:「欅坂46の初陣に1万人が集結! センターは14歳」乃木坂46の"関連グループ"としてデビューした欅坂46が、17日に幕張メッセで初の全国握手会を開催。いきなり1万人を動員する人気ぶりに驚きの声があがった。さらに、デビューシングル「サイレントマジョリティー」の初週売り上げが26.2万枚を記録。これは女性アーティスト歴代1位にあたる快挙であり、熊本の地震で自粛ムード一色だった芸能界に明るい光を差し込んだ。メンバーはセンターの平手友梨奈(14)をはじめ、乃木坂46にも負けない正統派美少女ぞろい。このまま乃木坂46と共存する形で、順調に坂を駆けあがっていけるのか? くれぐれも恋愛スキャンダルにはご注意を。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通としてテレビ番組や週刊誌などに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年04月24日元Hey! Say! JUMPの森本龍太郎(21)が21日、公式ブログを開設し、4年ぶりに芸能活動を再開すると発表した。森本はブログで、「僕個人としては約4年振りの芸能界復帰ということでこれまで僕に携わって頂いた方々には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。本当ごめんなさい」と感謝と謝罪を述べ、「再びみなさんの前に立てることをとても嬉しく思います」と喜びをつづった。そして、現在ダンスボーカルユニット・ZEROを結成し、Ryuとしてメインボーカル兼プロデューサーを務めていることを報告。グループ名について「常に初心に返り、常に0からのスタートという意味があります」と説明し、「これからもメンバー同士力を合わせて頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします!」と決意を示した。さらに、4月24日に東京・江東区のディファ有明で開催される総合格闘技パンクラスで実況中継ゲストを務めることも発表。「実況をやっている姿を間近で観れます」と伝え、「当日ステージに立たせて頂きファンのみなさんに挨拶させていただくことも決定しました!」と加えた。
2016年04月21日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:高橋真麻の彼はイケメン社長だった。早期結婚が濃厚に先日、真剣交際を報じられたばかりの高橋真麻(34)があらためて、待ちに待った恋に言及した。当初の報道では「一般の会社員」と報じられていたが、実際は老舗不動産会社の社長であり、幼稚舎から慶応に通い続けたエリートだったことが発覚。2人が友人時代に『FRIDAY』が食事している写真を掲載したことがきっかけで、彼の優しさに惹かれはじめたという。男性は結婚にも前向きな姿を見せているようで、代名詞の「シンデレラハネムーン」は予想以上に早いかもしれない。何より「よかったな」と感じるのは、男性が記者の直撃を極めて穏やかに対応していたこと。真麻は「来るもの拒まず」で好意的に何でも話すタイプだけに、これくらいおおらかな男性でなければ厳しいからだ。■4位:田口淳之介が小嶺麗奈と熊本移住で実業家転身か?3月でジャニーズ事務所を去った田口(30)の動向が注目されていたが、やはり恋人の小嶺麗奈(35)と同居をはじめたという。しかし、何より驚かされたのは、今後の生活拠点を九州に移すこと。熊本に小嶺の実家があり、高齢者向けの事業をしているため、それを手伝うようなのだが、これまで華やかな芸能界にいただけに眉ツバものだ。田口は芸能界から足を洗って、実業家になろうとしているのか。手堅い業界である上に、総戸数40となかなかの規模を誇るだけに、「何かと落ち着かない東京を離れて、地方でのんびり暮らしたい」という気持ちはわかる気がする。ただ、熊本は木曜に大地震が起きたばかりであり、そちらの心配もあるだろう。■3位:上野樹里とトライセラ・和田が結婚前提交際! 義母に平野レミ?上野樹里(29)がロックバンド・TRICERATOPS(トライセラトップス)のボーカル・和田唱(40)と交際していることがわかった。上野は以前から同グループのファンで、初めて買ったCDが彼らのものだったことをテレビ番組で公言。「ライブ会場でもたびたび目撃されていた」というから、相思相愛のカップルなのかもしれない。交際期間は半年で、年齢的なこともあって「結婚を視野に入れている」とのこと。この報道で注目を集めたのは、相手の和田ではなく、その母で料理研究家の平野レミ(69)。料理の腕以上に強烈なキャラクターが目立つだけに、もし二人が結婚したら、どんな嫁姑関係になるのか、早くもさまざまな声が飛び交っている。上野の気持ちはさておき、バラエティ番組が放っておかないはずだ。■2位:吉田羊が中島裕翔と「ほぼ同棲」の衝撃! 20歳差カップル誕生かドラマ・映画・CMと今、最も売れている女優と言える吉田羊(年齢非公表)。これまでサバサバしたイメージが強くゴシップはなかったが、ここにきて驚きの報道が持ち上がった。3月下旬の夜、吉田の自宅マンションから出て、ともにタクシーへ乗車したのは、Hey!Say!JUMPの中島裕翔(22)。2人はアジア料理店で食事したあと、腕を組んで自宅に戻り、翌朝まで過ごしたという。しかも、(おそらく)20歳の年齢差以上に衝撃だったのは、中島が吉田の家にこの日から“7連泊”したこと……というより、これって同棲そのものではないか。両所属事務所は当然ながら否定したが、手つなぎ写真がある上に、中島が合鍵を持って自由に出入りしているという目撃情報もあるだけに説得力はない。かねてから吉田は「年下が好き」と話していたが、今回の報道を機に発言を避けるだろう。■1位:伊勢谷友介と森星の半同棲が発覚! 長澤まさみとは破局広末涼子、吉川ひなの、木村佳乃らと浮名を流してきた伊勢谷友介(39)だが、2012年以降は長澤まさみ(28)との熱愛と破局の報道を繰り返しているだけだった。ところが今回『FRIDAY』がスクープした相手は、さらに年下の森星(23)。モデルとしても、タレントとしても大活躍中であり、2人で歩いているだけでかなり目立ってしまうが、早くも半同棲しているという。長澤とは1年前に結婚観の違いでケンカ別れしたとのことで、それも納得。そもそも伊勢谷は、7度の結婚歴を持つ父親の影響を受けてか、結婚願望が全くないという。それが本当なら年下女性にこだわるのも理解できるし、16歳年下のトップモデルを落とすテクニックはやはり芸能界屈指だ。次々に美女を落としても、二股や浮気の発覚ではないから大きく叩かれることもない。ただ、森星の姉・森泉(33)はこの交際をどう思っているのだろうか。□おまけの1本:「岡本夏生、失踪騒動の果てに『テレビ引退』宣言」4年半に渡って出演していた『5時に夢中!』を突然降板し、その後の行方が不安視されていた岡本夏生(50)。11日のトークイベント『ガチハル!』で共演のふかわりょう(41)が、「岡本と連絡が取れず、出演の確約ができない」と明かしたことで失踪騒ぎになっていたのだが、さらなる騒動が起こった。『ガチハル!』にギリギリの時間で現れた岡本は、反省するどころか、ふかわとガチの大ゲンカ。その後の出演が取りやめになったほか、『ミヤネ屋』の直撃を受けて、「私はもうテレビの世界に出ることはない」「トークイベントなど地道に自分の等身大に合った活動をやっていく」と語った。実際は「テレビ引退」というより、「もうテレビ局から呼ばれなくなってしまった」という見方が有力だ。最後の砦であり、岡本のキャラを生かす唯一の番組を失ったことで、その顔も背中も寂し気に映った。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年04月17日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:はんにゃ・川島が腎臓がんだった。コンビ解散の危機も脱出はんにゃが4日の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演し、衝撃の事実を発表。川島章良(34)が2015年1月に腎臓がんの摘出手術を受けていたことを明かした。川島は手術の翌月に9歳年下の一般女性と結婚したが、そもそも、がん発覚のきっかけは、子どもができたことがわかって、「結婚前に健康診断を受けよう」と思ったから。手術2カ月前のがん発覚当時、夫人は妊娠4カ月だったが、「赤ちゃんが、がんを見つけてくれたんだよ。一緒に頑張ろう」と明るく励ましてくれたという。川島は医師から「5年経過して再発や転移がなければ完治」と言われ、半年に1度、定期検診を受け、経過は良好。相方の金田哲(30)は、「(川島の病気を聞いて)何も考えられず、声がかけられなかった……」とショックを受けたが、復帰したときは「安心で笑いが止まらなかった」と語った。その後、昨年6月に川島の長女が誕生。人気低迷で仕事が激減し、コンビ解散も考えていたが、川島の病気を機に解散のピンチを乗り越えたようだ。同期のオリエンタルラジオが再ブレイクする中、期するものがあるだろう。■4位:宇賀なつみアナがお花見で負傷。痛々しい包帯姿に驚き朝の生放送番組『モーニングショー』に出演中の宇賀なつみアナ(29)が、4日の放送に包帯姿で出演して視聴者を驚かせた。アゴに絆創膏が貼られ、右手には包帯が巻かれ、見るからに痛々しい。羽鳥慎一(45)は、「ファッションではありません」と軽くボケてなごませようとしたが、お花見に行った際に転んだという。宇賀アナはバツの悪そうな表情で、「転んで右肘にちょっとヒビが入ってしまいました。しばらくの間、お見苦しい姿をお見せしてしまい、申し訳ございません」とコメント。羽鳥が「宇賀ちゃんがノンアルコールの状態で骨折するなんて……誰に起きてもおかしくないことなので、気をつけてください」とフォローしたが、単なる転倒なのか? それともハメを外して泥酔したのか? 憶測を呼んでいる。ともあれ、こんなニュースでさわがれるのも宇賀アナが癒し系の愛されキャラだから。ネット上には「泥酔なんてけしからん!」ではなく、「泥酔している姿が見たい」という妄想も目立つ。■3位:高橋真麻に新恋人! 幸せなのに「振ってもらって大丈夫」のなぜ女子アナながら非モテキャラの高橋真麻(34)に熱愛報道。相手について真麻は、「彼は普通の会社員。以前から友だちで、昨年末に『お付き合いしてください』と交際を申し込まれました」とうれしそうに話した。好きなところを聞かれると、「お昼ご飯にカレーを2杯食べて、おやつにラーメンを食べたいと言ってもつき合ってくれる優しさ」と満面の笑み。相手男性(35)は、韓国俳優のユン・テヨン(41)に似た長身だが、隠れることなく普通にデートしているらしい。さらに真麻は、「たとえ写真を撮られてもこのご時世、不倫、二股、浮気でないと出ないんだろうと思っていた」と苦笑。父・英樹(72)にも紹介済みで、「優しそうな人だね。焦らずにお互いよく向き合って」とアドバイスされたという。ただ、真麻は2年前に結婚報道もあったIT企業役員と破局した過去があるためか、「(結婚は)全然考えていないわけではないですが、具体的な話はまだ。こればかりは私が決めることではないので……」と慎重。最後に真麻が「(周囲から『交際のことは黙っていたほうがいい』と言われるが)私は聞かれると絶対に答えちゃうから、この先どうなるかわからない。私のことが無理だと思ったら、振ってもらっても大丈夫」と突き放すようなことを言ったのは複雑な乙女心か。■2位:松坂桃李が綾瀬はるかとの破局報道に初言及。「妄想」の真意は?先月、綾瀬はるか(31)との破局報道が流れた松坂桃李(27)。当時はコメントを発表しなかったが、自身の写真集『妄想・松坂桃李』発売イベントで初めて言及した。記者から「友だちと会う時間もあまりないですよね?」と聞かれた松坂は、「仕事に向き合っていると確かに減りますね」とコメント。さらに、「“あの友だち”ともですか?」と綾瀬を思わせる質問をされると、クスッとほほ笑みながら「みなさんが妄想していらっしゃる方ですよね」「妄想が独り歩きすることもあるから面白いですよね」と遠回しながら話しはじめた。記者たちが「これは『破局した』と言いたいのか……?」と思っていると、さらに松坂は結婚に関する質問にも「男は仕事が大事なので、30歳を過ぎてから妄想するんじゃないですかねえ」と年齢を持ち出して返事。松坂の結婚観は報道の通りであり、「30歳のうちに結婚したいと思っていた」とされる綾瀬との破局理由に合致する。真偽はさておき、ともに仕事のオファーが途絶えない多忙な身だけに、次の熱愛報道はかなり先になるかも。■1位:71歳みのもんたが婚活! チェ・ジウ似の美女とラブラブ3月25日に『報道ステーション』(テレビ朝日系)に出演したほか、4月からネット放送の新番組がスタートするなど、ここにきて復活のきざしを見せている、みのもんた(71)。『FRIDAY』が報じた久々のゴシップは、好みのタイプであるチェ・ジウに似た美女との高級ブティックデートだった。記者の直撃を受けたみのは、「今、婚活中なんだよ」「かなり前からの知り合いで、ゲストで呼ばれた文化祭で知り合ったの。管理栄養士を目指している子」「孤独死はしたくないんだよ」とあけすけに話しはじめる。さらに、「オレは71歳だからセックスは卒業してるんだよね。糖尿病とかの治療もしているから、そっちの薬も飲めないし」と自ら暴露。「でも逆に女性が安心してつき合ってくれるんだよね」とポジティブに話すのが、いかにもこの人らしい。もし自宅やホテルでの密会が撮られても、「某タレントや某議員のようなことはしてないよ」と言っておきたいのか。気のいいおじいちゃんのような、老いてなお“かまってちゃん”のような……。□おまけの1本:「ローラと有田哲平の結婚説は本当にガセ?」「ローラ(26)が、くりぃむしちゅーの有田哲平(45)と電撃結婚」という噂で持ち切りだったが、結果的に動きはゼロ。「やっぱりガセだった」という歓喜と落胆の声が飛び交っている。噂の内容は、ローラが26歳の誕生日を迎える3月30日に2人が電撃結婚するというもの。最初の交際報道は4年前の春だけに、噂が本当なら長いつき合いになるが、報道は今なお「つき合っている」「つき合っていた」「最初からお友だちでつき合っていない」という3つに分かれている。当のローラは、ボウリング場で誕生日パーティーを行い、すみれ(25)、水原希子(25)、秋元梢(28)、野村周平(22)らが「50年代のレトロファッション」という難解なドレスコードを踏まえた個性的なファッションで集合。当然と言うべきか、有田の姿はなかった。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年04月10日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:カトパンが『めざまし』卒業! エイプリルフールはなし4月1日、今月いっぱいでフジテレビを退社する加藤綾子アナ(30)が、この日で『めざましテレビ』を卒業。加藤アナは「入社から7年半、朝の生活を続けてきましたが、ここまで続けられるとは思っていませんでした。東日本大震災に取材に行ったとき、みなさん大変なのに『めざまし、見ているよ』と温かい声をかけてもらって、『こんな私でも人の力になれることがあるんだな』と逆に元気をもらって、ここまでやってこられました」と涙まじりに話した。加藤アナは、2008年の入社から同番組に出演し、2012年4月からメーンキャスターに就任。人気トップクラスの女子アナとして番組を引っ張ってきただけに、「本当に幸せな8年間でした。ありがとうございました」の声に実感がこもる。「後輩アナのよき相談相手になっていた」というエピソードも明かされ、後任の永島優美アナ(24)も涙。このところ、視聴率で裏番組の『ZIP!』に負けることも多い同番組は今後巻き返せるのか。「脱カトパン」の新たなムード作りが求められる。4月1日の卒業だったが、エイプリルフールに引っかけたネタはほとんどなく、シンプルな言葉と爽やかな笑顔でまとめたのが、彼女が人気者たるゆえんか。■4位:古舘伊知郎が報道ステーション卒業。最後に毒を吐く古舘伊知郎(61)が12年間務めた『報道ステーション』を31日で卒業。最後のあいさつでは、「私が大変気に入っているセットとも今日でお別れとなってしまうわけです」「無遅刻無欠勤で12年やらせていただきました。ひとえにテレビの前で今見てくださっているみなさまのおかげと痛感しております」と感慨深げに語りはじめた。番組降板については、「一部で言われているような圧力がかかってやめるわけではありません。私のわがままです。お許しください」ときっぱり。ただ、「もっと普段着で、普通の言葉でやりたかったが、現実は甘くなかった」「報道番組で開けっぴろげにいろんな発言ができなくなりつつある空気は感じている」とチクリ。さらに、「ツルンツルンの無難な言葉で固めた番組などちっとも面白くありません」「人間は少なからず偏っています。だから情熱を持って番組を作れば多少は偏るんです。しかし全体的にほどよいバランスに作り直せばいいのではないか」と力を込めた。ラストの「死んでまた再生します」というフレーズが、いかにも皮肉たっぷりでこの人らしい。番組は11日から再開され、後任は同局の富川悠太アナ(39)が務めるが、視聴者の支持を集められるかは不透明だ。■3位:とにかく明るい安村に「安心できない」美女とホテル密会「安心してください、はいてますよ!」のパンツ芸でブレイクした、とにかく明るい安村(34)がまさかの不倫。やはり今回も“不倫ハンター”『週刊文春』のスクープだった。安村は3月26日の夜、東京駅付近のもつ鍋店で、本上まなみ似の美女と2人きりで食事したあと、徒歩でビジネスホテルへチェックイン。翌朝まで過ごしたあと記者の直撃を受けると、女性が妻ではないことこそ認めたものの、「不倫じゃない。お友だちです」「(パンツ)はいてました」と釈明した。所属事務所も、「女性は古い友だち。十数年ぶりに再会して思い出話で盛り上がるうち、つい遅くまでお酒を飲んでしまった。ホテルに行ってからも朝までお酒を飲んで過ごしたそうです」とフォローしたが、腕を組んでいたという情報もあるだけに説得力はない。ただ、最近は露出が減って、一発屋のイメージがつきはじめていただけに、安村にとってこの報道が吉と出る可能性はある。川谷絵音(27)、桂文枝(72)、乙武洋匡(39)と不倫騒動の収束に失敗しているが、安村は笑いに変えて再浮上できるか。■2位:高橋ジョージと三船美佳がついに離婚。親権はどっち?高橋ジョージ(57)と三船美佳(33)の離婚がついに成立。美佳が離婚と長女の親権を求め訴訟を起こしていたが、1年あまりの月日を経て解決した。親権は美佳が持ち、慰謝料はなし。ジョージは娘(11)に会うことはできず、美佳から「年2回カラー写真が送られるだけ」という。会見を開いた美佳は、「急展開で驚いていますが、うれしい結果」と笑顔。娘から「おめでとう」と祝福されたことを話しながら涙を流した。ただ、焦点の1つだったジョージのモラルハラスメントについてのみ口をつぐんだことが逆に、離婚成立への鍵となったことをうかがわせる。美佳の「結婚可能年齢な16歳の誕生日に結婚」という記録は、もちろん今後も並ばれることはあったとしても破られることはない。それ以上に、相手のジョージが40歳というインパクトも含めて、今後も芸能史のトピックとして語られていくだろう。■1位:愛之助と紀香がついに結婚!「彼の子どもを産みたい」31日、片岡愛之助(44)と藤原紀香(44)が紋付き袴と着物姿で結婚会見。約200人の記者が集まる中、「愛之助がデザインした」3カラットのダイヤが輝く婚約指輪を披露したほか、「プロポーズはまだ」と笑顔で話すなど幸せを振りまいていた。紀香は結婚後も芸能活動を続けるが、「一番大事なのは夫の仕事」「藤原紀香の芸能活動は許される範囲で」と話すなど終始、愛之助を立てる振る舞いは、梨園の妻になる決意表明のようだった。注目されたのは、交際スタートの時期。これまで2人がつき合いはじめたのは昨年8月と言っていたが、熊切あさ美(35)との二股騒動が持ち上がったのは5月だった。これについて愛之助は当時友人だったことをあらためて強調し、「両方の事務所から『交際していないのなら会わない方がいい』と言われた」ことで会うのをやめたが、「会わなくなって心にポッカリ穴があいた気がした」と報道がきっかけでつき合いはじめたと言い切った。今年は不倫騒動が多すぎるせいで、華やかな結婚会見がかすんでしまいそうだが、感極まったときにだけ使われる紀香の関西弁こそと「彼の子どもを産みたい」というフレーズが、何よりの幸せを象徴していた。□おまけの1本:「『ごきげんよう』と昼ドラが終了」31日の放送で、フジテレビの『ライオンのごきげんよう』が前番組の『いただきます』から数えて31年、昼ドラが52年の長い歴史に幕を閉じた。『ごきげんよう』はゲスト1万9,000人超、サイコロを振った数は1万9,459回。昼ドラは計214作、1万3,319話。あまりに偉大な数字だけに、しばらくはロスを感じる人も多いだろう。どちらも最後のセリフが素晴らしかった。『ごきげんよう』は、生放送で“1人サイコロトーク”を行った小堺一機(60)が、「最初ドッキリと思って始まったこの番組が31年も続きました。今日で長いドッキリが終わります」。昼ドラは最後のヒロイン・佐藤江梨子(34)が、子役とともに海に向かって「みんな、ありがとう~!」。両番組の終了によって、フジテレビは朝から夕方まで15時間にわたって情報番組を生放送することになる。他局も含めて、似たような番組が並ぶことにガッカリしている視聴者は多い。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年04月03日NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の高幡アリサ役などで知られる元子役で女優の吉田里琴が、学業に専念するため芸能界を引退することを発表した。現在16歳の吉田さんは4月1日(金)、芸能活動を終了するとブログで発表した。「みなさんのおかげで、3歳から子役としてたくさんのお仕事をさせていただきとても幸せな日々を送ってきましたが、学業がどうしてもおろそかになってしまい、このままではいけないと思いました」として、今後は学業に専念すると伝えている。また当該ブログエントリーでは、所属事務所のスタッフによる報告も掲出されており、「大変残念な事ではありますが、吉田里琴の人生もこれから先がずっと長く、芸能以外の世界を知ることは彼女にとっても良い事なのではないかと考えます」と理解を求めている。吉田さんは子役として「リーガル・ハイ」や「坂の上の雲」など多数のドラマに出演してきた。また<a href="" target="_blank">『映画 ひみつのアッコちゃん』</a>で俳優・岡田将生と共演した際、岡田さんに現場で「一緒に住まない?」と誘われたというエピソードから、“岡田将生がプロポーズした美少女”とバラエティ番組などで話題を呼んだ。(花)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開(C) 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2016年04月01日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:ショーンKに2人の父親がいた。整形疑惑は?先週、日本中をさわがせたショーンKこと、ショーン・マクアードル川上(48)の学歴・経歴詐称報道。鳴り物入りでスタートする予定だった新番組の降板をはじめ活動自粛に追い込まれているが、今週もやっぱり続報があった。そのネタは「二人の父親」で、戸籍上の父親と血縁上の父親が違うというのだ。戸籍上の父は日本人の「川上さん」、血縁上の父親がニューヨーク在住の「マクアードルさん」と本人が語ったらしい。ちなみに、整形疑惑の質問には「プライベートだから」と一切明言せず。こちらのほうが、なければ「ない」と言いやすいのだが、言えないということは……「もうウソはつきたくないから言えない」と思われても仕方がない。「父親のことは話せるけど、顔のことは話せない」という中途半端な対応に、この人なりのプライドと心の弱さが見える。■4位:千秋が15歳年下の敏腕テレビマンと電撃再婚!千秋(44)の再婚発表が意外な反響を呼んでいる。所属事務所の発表では、「一般男性との結婚」だったが、すぐに15歳年下のTBS社員(29)ということがわかったからだ。しかも同僚の吉田明世アナ(27)が「すごくイケメンで、仕事ができて、マジメな方。会社からすごく期待されている」と絶賛するほどのテレビマンという。お祝いごとであり、失礼ながら「なぜ千秋に?」という声が続出しているほどの男性なのだ。千秋は「もともとゲームとかをやる30人くらいいるお友だちの1人だった」ようだが、なれそめが気になる女性は多いだろう。「千秋の娘も今春から中学に進学し多感な時期ですので、皆さまには静かに見守っていただけると幸いです」という所属事務所のコメントから、長女が小学校を卒業した時期を選んだことがわかる。2007年に離婚した前夫の遠藤章造(44)も昨年12月に関根勤(62)の元マネジャーの女性と再婚したばかり。長女の節目に合わせるように、タイミングを示し合わせたのか。■3位:土屋太鳳と山崎賢人が焼き肉店の個室で密会デート!3月8日の夜、朝ドラ『まれ』で夫婦役を演じた土屋太鳳(21)と山崎賢人(21)が焼き肉店で密会デートをしていたという。山崎は仕事から自宅マンションに帰ったあと、すぐに外出。タクシーで土屋の待つ新宿の焼き肉店へ向かい、個室で3時間過ごしたらしい。2人は午前0時過ぎに、15分の時間差をつけて店を出て帰宅。ともに超多忙な中を縫っての密会に、焼き肉店というセレクトが、友人以上の関係を想像させられるが、両所属事務所はともに、「親しくさせていただいています」というコメントを発表した。朝ドラ後、昨年末公開の映画『orange』ですぐに再共演を果たすなど、友人以上の関係になりやすい経緯もあったが、もしただの友人関係としたらあまりにうかつ過ぎる。いずれにしても、所属事務所に怒られても文句は言えないし、土屋のライフワークであるブログにも自分の言いたいことを書かせてもらえないのではないか。■2位:岡田准一と宮崎あおいがお買い物デート。新婚同然のラブライフ何度か熱愛報道があった岡田准一(35)と宮崎あおい(30)。今回の報道は、「いよいよ結婚間近か」と思わせるものだった。3月中旬のある朝、2人はマンションから白いポルシェに乗ってスーパーへ。助手席の宮崎だけが車を降りて買い物したあと、高級ベーカリーへ行き、今度は岡田が入店してパンを買ってから、マンションへ戻ったという。同棲生活をスタートし、ポルシェも共有するように使っているらしい。これまで宮崎の元夫・高岡奏輔(34)からの「不倫略奪愛」という報道や周囲の反対もあり、2人での外出を避けていたが、昨年から友人のパーティにそろって参加するなど明らかな変化が見える。宮崎の離婚から4年強が過ぎ、ともに俳優業は絶好調なだけに結婚へ向けて動き出しているのだろうか。少なくとも今の2人なら、周囲から何を言われようが、俳優としての実績と実力で勝負できるだけに、所属事務所も反対しないような気がする。■1位:乙武洋匡、『五体不満足』どころか、"五人不倫癖"だったベストセラー本『五体不満足』で知られる作家・乙武洋匡(39)によもやの不倫騒動が持ち上がった。小学校の教員や保育園の運営に関わるなどイクメンのイメージも強く、自民党が今夏の参院選で擁立を検討していただけに、不倫相手が5人もいたことに驚きの声があがっている。乙武は20代後半女性と年末年始に海外旅行したほか、親密な仲になった女性が計5人。なかには「一夜限りの関係」もあったというから、2男1女の父とは思えない奔放ぶりだ。乙武は報道をあっさり認め、「私の行いは、これまで支えてきてくれた妻と、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為であり、決して許されるものではありません」「『夫として、父として、もう一度、あなたを家族として迎え入れたい』と言ってくれた妻に、今度こそ応えたいと思っています」などとコメント。しかし、これだけで終わらず、妻・仁美さんのコメントも併記されていた。しかもその内容が、「このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております」「本人はもちろん、私も深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪だったことが物議を醸している。ベッキーや育休議員の騒動を見て早期決着を図ったのは明らかだが、被害者であるはずの妻に謝罪させたことへの拒否反応は強く、しばらくバッシングは免れないだろう。謝罪方法に問題があったことは否めないが、「乙武=クリーン」なイメージを広めたのは本人ではなくマスコミ。乙武はメディアに出はじめたころから暴言に近いコメントや下ネタをバンバン言っていたのに、それを排除して健常者の都合がいいような美談ばかり広めてきたことも、騒動が大きくなった一因ではないか。□おまけの1本:「上重聡アナ、『スッキリ!!』卒業で」日本テレビの上重聡アナ(35)が、25日の放送で『スッキリ!!』を卒業。上重アナはテリー伊藤(66)に代わってキャスター就任したばかりの昨年春、スポンサー企業の大物から1億7000万円もの巨額融資を受けていたことが発覚し、バッシングを受けながらも番組を続けていた。上重アナは番組終了間際のあいさつで、「担当早々、私の個人的な問題で大変ご迷惑をおかけしました。去年9月に全額返済し終わったんですが、最後まで番組の足を引っ張ってしまいました。本当に精神的につらい時期もあったんですが、加藤さんはじめ共演者のみなさん、スタッフのみなさんに守っていただき、励ましていただきました。その感謝の気持ちをなるべく返したいなと思ったんですが、それができず、非常に心残りではあります」と未練をのぞかせつつも、さわやかな表情を見せた。これを聞いた加藤浩次(46)は、「しばらく静かにしなきゃいけない時期があったから(うまくいかなかったな)……これからだったんだけどな」と残念そうな表情に。来週からハリセンボンの近藤春菜(33)が就任するだけにムードはガラッと変わるだろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年03月27日2月17日(水)、キアヌ・リーブス主演作『ジョン・ウィック』のBD&DVD発売記念イベントに登壇したタレントのヒロミが、長らくブランクがあった芸能界に華麗に復帰した理由について、「ただ呼ばれただけ。復活しようと思っても、なかなかできない世界だから」と運が左右したと分析。また、全盛期は「扱いにくい奴って自覚があったね」とも告白した。『ジョン・ウィック』でアクション俳優として完全復活を遂げたキアヌの活躍にちなみ、偶然にも同じ51歳で芸能界に華麗に舞い戻ったヒロミが同作の応援隊長に就任!特製のガンマイクを構え、バックパネルを突き破って登場するド派手な演出を颯爽とこなして登壇したヒロミさんは、「彼と同い年ということで映画を観ましたが、僕の場合は怒りだとか目的があって復活があったパターンじゃなくて、ただ呼ばれただけ。芸能界に戻ることもないと思っていたけれど、きっかけですよね」と自身の芸能活動再始動劇について語った。ヒロミさんが芸能界と距離を置いていた理由について、さまざまな憶測が飛び交っていたが、ヒロミさん自身も全盛期の自分について「扱いにくいタレントって自覚はあったね(笑)。わざと嫌な雰囲気のまま、現場に行ってやろうかみたいな」と心当たりはあると告白。また、当時の芸能界では大物然とした破天荒なキャラクターでいることがステイタスだった時期もあったそうで、「俺らの世代は皆そうだけど、たとえば遅刻したら、何が悪いみたいな顔して現場に入っていったもの。だって相手が切れる前に、もうキレちゃってるんだから(笑)。若い時は皆そうだった」と自身の若気の至りについて反省気味に回想した。また、“今復活したいこと”ということで、かつて一世を風靡した自身のお笑いトリオ、「B21スペシャル」の復活について話が変わると、「去年くらいから(デビット伊東、ミスターちんと)話はしているんで、声をかければ、いやいやでもやるでしょうね(笑)。3人でコントとかね」と復活の噂は本当だったことを認めるも、「でも、ネタを思いついたらやりたい。やるとなると、ちゃんとネタを考えちゃうタイプなんで、やるってなかなか言えないんですよ。ドキドキしちゃうんで(笑)」とナイーブな一面ものぞかせて笑いを誘っていた。『ジョン・ウィック』BD&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック 2015年10月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開Motion Picture Artwork (C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C) David Lee
2016年02月17日“日本一の無責任男”として、お茶の間に愛されている高田純次さん。今年でなんと御年68歳。芸能生活“なんとなく”35周年を迎える。テレビ出演以前の意外にも熱い(?)劇団員時代のエピソードについて語っていただきました。――もともとは劇団に所属されていたんですよね。魔がさしちゃったんだよね。宝石会社でサラリーマンをしていたんだけど、「東京乾電池」という劇団の人から演劇をやらないかと誘われてね。以前に少しだけ別の劇団に入ってたこともあったんだけど。ある日、会社の受付の女の子と飲みに行った先で「乾電池」の人に遭遇して、その1週間後くらいにまた声をかけてくれたときに“やってみようかな”って思っちゃったんだよね。当時は貯金が200万円くらいあったから大丈夫かなと思ったけど、10か月くらいで底をついて、演劇やりながら肉体労働のバイトを始めたんですよ。道路工事現場で夜7時から朝の5時まで働いて、8000円かな。劇団の公演があるときは休まないといけないから、棟梁に言いに行くんだけど。前に誰かが辞めたいと言ったときに、棟梁がロッカーから日本刀を取り出して脅す姿を見てたから、覚悟して伝えたの。すると日本刀じゃなくギターを取り出して、“高田、お前が辞めるんだったら餞別に一曲”って涙を流しながら歌ってくれて。でも、歌の代わりに現金くれたほうがよかったんだけどね(笑)。――そこまで苦労しても演劇を続けたかったのですね。楽しかったからだろうね。新しいことをしている自負もあったし、当時は体力もあったから。意味なくテーブル持ち上げたり、飛んでる鳥を捕まえて食べたりしてた(笑)。でもね、よく見る夢があって。劇団の公演でセリフを言おうとしたら何も出てこなくて、どうしようって焦るの。一度、松金よね子さんと芝居をしているときにセリフがスコーンと抜けて出てこないことがあって、そのせいかな。あとは10円が落っこちていて、拾うと先に今度は100円が落ちていて…と増えていくんだけど絶対1000円まではいかないという夢も見るなぁ。セリフが出てこないのとお金と、当時の悩みが強烈に残っているのかもしれないね。◇たかだ・じゅんじ1947年1月21日生まれ。’77年に劇団「東京乾電池」に参加。『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)など数々のバラエティ番組に出演、人気が爆発。現在は『PS純金(ゴールド)』(中京テレビ)でMCを担当。◇芸能生活だいたい35周年と銘打ったDVDとCDを制作。DVD『純白』(¥3800)は55歳からの軌跡を奇行の数々でたどる映像集で、カメラ前の扮装フレームインや水たまりで泳ぐ姿を収録。CD『純愛』(¥1000)は、聴くものを魅了する甘い歌声のラブバラード。共にポニーキャニオンより発売中。※『anan』2015年6月24日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾
2015年06月19日綿矢りさの同名小説(河出文庫)を実写化した連続ドラマW『夢を与える』が、WOWOWで5月16日から放送される。本作は、華やかな芸能界を舞台に、スキャンダルに巻き込まれていく母娘を描いたスキャンダラスな物語。幼少期に芸能界入りした主人公・夕子が、やがてスターの座に上り詰めるも、ある事件をきっかけに転落していく様を描いた内容で、監督を犬童一心が務めている。芸能プロダクションやCMクライアント、広告代理店、テレビ局の人々の欲望の渦に巻き込まれ、世間イメージとのギャップに悩んだ末に恋愛にのめり込んでいく夕子を演じたのは、小松菜奈。昨年、全国公開された映画『渇き。』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、モデルから女優としての階段を上りつつある小松に、体当たりで演じた夕子への想いや撮影の様子を聞いた。――夕子を演じるにあたり、台本を読んだ感想を聞かせてください。『夕子はこれからどうなるのかな?』とすごく心配になりました。親や恋をした人に裏切られることは、想像を絶するほど辛いと思う。誰も信じられなくなっていく感情が描かれていて引き込まれました――小松さんも夕子と同じく芸能界で活躍していますが、共感する部分はありましたか?毎日色んな人に会って精神的にタフな仕事なので、言葉に出来ない想いや逃げたくなる気持ちに共感しました。演技にしても、感情を爆発させて怒ったり、笑ったり、1日の中でも感情が全然違うので、女優は大変な仕事だと思います。夕子の場合は、思春期や反抗期を迎えて感情に左右される年頃なんですが、私も経験したことなので気持ちは理解できました――自身と重なる部分があるからこそ、演じていてやりやすかったのでしょうか?私は夕子のように怒鳴ったりしないで、拗ねて黙るタイプなので感情的には大変でした。クライマックスのところで長ゼリフがあるんですが、今までで一番すごく緊張して。『これ私がやるの? 乗り越えられるかな?』と考えるだけで不安で眠れなくて、感じたこともないプレッシャーが襲い掛かってきました。しゃべり始めると落ち着いて演じることができたけど、涙と鼻水がいっぺんに出ちゃいました(笑)――夕子の母親・幹子役は菊地凛子さんが演じています。凛子さんは、あんまりしゃべらない方なのかなと思っていたけど、サバサバしていてお茶目ですごく面白いことを言ってくれる。『自分は5歳児なんだ!』って言ったりして、可愛らしくてすごく魅力的な人だなと思いました――幹子は、娘に夢を託す熱血的な"ステージママ"のような存在でしたね。私だったら、うっとうしくてずっと反抗してると思います(笑)。私の場合は、小6の時にスカウトされて事務所に入ってから、スケジュール管理もずっと1人でやっていたので、"ステージママ"が新鮮でしたね――では、スキャンダルで転落していく様を演じた感想をお願いします。結局は、みんな自分のことばかりなんだなと思いました。人気になると、乗っかってくる人や言い寄ってくる人もいるし、"夢を与える"という芸能界がリアルに描かれていると思います。一人の女の子の成長が描かれているけど、共演者一人ひとりのお芝居も迫力がある作品です――ちなみに、夏帆さん演じるミイ羽のような芸能界でのライバルまたは友人はいますか?普段から仲が良いモデルのemmaです。お互いに、『何が決まった!』とかお仕事の話をしていると、私も頑張らなきゃと思ったり、良い刺激をし合える友だちです。私は負けず嫌いなので、そういう人が近くにいるからこそ、頑張ろうと思ったりできる大切な存在です
2015年05月15日東京都渋谷区の明治神宮で、様々な伝統芸能が奉納される「春の大祭・奉祝行事」が行われる。開催日時は、4月29日から5月3日まで。○日本伝統芸能の技を堪能同祭りでは、御社殿前に特設舞台が設置され、「舞楽」や「能・狂言」、「三曲」、「邦楽邦舞」、「薩摩琵琶」など、日本伝統芸能の技を見ることができる。4月29日11時から、舞楽「振鉾(えんぶ)」、「五常楽(ごしょうらく)」、「新靺鞨(しんまか)」、「長慶子(ちょうげいし)」、5月2日11時45分からは狂言「清水(しみず)」、半能「養老(ようろう)」、15時45分には邦楽邦舞「外記猿(げきざる)」、「藤娘(ふじむすめ)」の奉祝行事を実施。3日12時からは三曲「春鶯囀(しゅんのうでん)」、「歓喜の調(かんきのしらべ)」、14時30分には薩摩琵琶「蓬莱山(ほうらいさん)」、「城山(しろやま)」が奉納される。また、5月2日と3日に行われる、明治神宮崇敬会の会員が参列する祭典では、世界平和を祈る昭和天皇の御製からつくられた神楽「浦安の舞」という巫女舞を奉奏。5月2日10時から「春の大祭第一日の儀」、14時から「春の大祭第一日夕御饌の儀」、3日10時から「崇敬者大祭」となる。
2015年04月24日システム開発およびエンジニア派遣事業を行うリベラルエンジニアズは4月15日、「エンジニアの芸能事務所」キャンペーンと題し、各プログラミング言語の担当アイドルを募集すると発表した。同キャンペーンは、所属エンジニアのタレント化を目的に行われるもので、オーディションによって入社の可否が決定される。入社後は、エンジニアとして仕事をしながら、SNSなどで自分を発信し、サイドビジネスや社内ジョイント・ベンチャーなどの活動を行う。イベントの登壇や、各種メディアなどへの出演も予定しているという。同社は、JavaやPHP、Rubyなど全部で12のプログラミング言語に対して「アイドル」を募集しており、すでにCOBOLの担当者が決定している。
2015年04月15日神奈川・箱根で温泉旅館をチェーン展開する一の湯は2015年1月12日~2015年4月30日、"芸者芸能体験"宿泊プランを販売する。箱根湯本の「芸能組合」は長い歴史を持つにもかかわらず、訪日外国人旅行を取り扱う旅行代理店の担当者にも認知されていなかったという。今回、「箱根で約100年続く伝統芸能を、約380年続く温泉旅館で体験してもらいたい」との思いから、同プランが販売される。老舗旅館の宴会場で、三味線の音色にあわせた唄・踊りやお座敷遊びを体験できるとのこと。芸者芸能体験は募集型のため、最少催行定員は10名以上となる。この制度により、宿泊料金に加えて1名あたり3,240円~5,400円というリーズナブルな価格での利用が可能となったとのこと。今回は期間限定で実施するが、同社では今後、プランの通年販売を目指すという。対象となる宿泊プランは、箱根塔ノ沢温泉で文化財登録されている「塔ノ沢 一の湯本館」と同系列のリゾートホテル「塔ノ沢キャトルセゾン」の2施設で提供する。海外からの旅行者利用も想定し、英語での司会(解説)も用意している。対象期間は2015年1月12日~2015年4月30日(金・土曜日除く)。※価格はすべて税込
2014年12月05日東京都新宿区神楽坂一帯で、伝統芸能を堪能できる「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2014」が開催される。開催日時は、前夜祭が11月15日、15時30分~21時30分、本祭は16日、11時~16時30分まで。○日本伝統芸能の世界を街角で堪能同イベントは日本を代表する伝統芸能を紹介するとともに、江戸・東京の文化とパリの雰囲気が融合した街・神楽坂の魅力に触れてもらう事業としてはじまったもの。イベントの前夜祭と翌日の本祭とで構成され、各日ともにさまざまな形で伝統芸能が披露される。前夜祭では「神楽坂の夜」をテーマに、街ゆかりの古典芸能演者が街の店舗で「長唄」、「新内節」、「落語」などを披露する「店めぐり・古典芸能ライブ」を実施。また、毘沙門天善國寺境内では、壷中庵堀内宗長氏による「神楽坂夜茶会」、神楽坂路上界隈では、鶴賀若狭掾一門の「神楽坂路上界隈新内流し」が行われる。翌日の本祭は「まち全体を舞台として、生活と伝統文化の出会いを実感」をテーマに、毘沙門天善國寺境内の特設ステージ「楽座」を中心に展開。湯島天神白梅太鼓保存会による「太鼓」、カート&ブルースの「箏・尺八」、藤舎眞衣さんの「笛」など、街の歴史にちなんだ伝統芸能団体や、"粋でスタイリッシュなイメージ"を創出する邦楽中心の実演家による演奏などが行われる。さらに神楽坂路上界隈4カ所に、さまざまな伝統芸能のパフォーマンスが楽しめる街角ライブスポットが出現。規定数のスタンプを集めた参加者に同イベントオリジナルグッズを進呈するスタンプラリーも実施される。
2014年11月11日連載コラム『芸能界と投資と私』では、芸能活動をしながら、フィスコのリサーチレポーターとして株式やFXの現場の取材レポートも行なっている三井智映子さんが、これまでの人生を振り返りながら、どうして経済や投資に興味を持つようになったかなどについて執筆します。初めまして。フィスコリサーチレポーターの三井智映子です。マイナビニュースさんで連載をもたせて頂くのは3回目ということで、お馴染みという方もいらっしゃいますか? だとしたらとっても嬉しいです。今日は僭越ながら「自分」について書いてまいりたいと思います。あわわわ。我の強い私ですが、「自分のことを書いて成立するのかしら?」と不安になるくらいの理性はございます。たまに「なんでもできるでしょ?」と言われたりするのですが、そんなわけありません。そんなに器用な人間でしたらとっくに売れてます(笑)、ええ。そんな自分の不器用さが誰かの役に立つことがあればと筆を執らせて頂くことになりました。稚拙な文ではございますがお付き合い頂けると幸いです。はい、前置きが長い。すみません。本題に入ります。○いじめられながらも、ガンジー並みの"無抵抗主義"子供の頃の話からとリクエストを頂きましたが、子供の頃の話って実は苦手です。結構厳しく育てられたのではないかと思います。甘やかされた記憶はあまりありません。人前で泣けずトイレで啜り泣く子供でした。根暗ってやつです。当然のように勉強はしていました。しかし俗にいう優等生キャラ…にはなりきれず。目立つことが好きなのに、「なんか目立っちゃいけないんじゃないか」という日本人的な相反する意識の中で、小学校の児童会では書記とか、委員会では副委員長とか、No.2とかNo.3のポジションにいました。いますよね、そういう子(笑)虐められたり悪口を言われることも多く、私の上履きは虫やらトイレの水やら画鋲やら、一通りの洗礼を受けたと思います。漫画の世界だけじゃないんです。本当にあるんですよ! そういうこと。そして地味にダメージを受けます。とはいえガンジー並みの無抵抗主義でした。我慢するということが得意というか、人に嫌われる自分を認めたくないプライドがあったのでしょう。ここで反撃できたらいじめられていなかったのかもなーと、今になると思います。暗い話になってしまいましたが、今は嫌われてもいいや、というか全員に好かれるなんて不可能と思っていますし、わかる方がわかっていてくれたらいいと思っています。今は目立つのも話すのも大好き! そして今が一番両親に甘やかされている気がします。見守ってもらってます。厳しい幼少時代があったから今があるんですね。良かった、きれいに纏まったー。○趣味は読書、年間1000冊は読破 - 今、経済のことを調べるのに役立つ話を戻しますと、当時暗めでいじめられ傾向にあった私の趣味は読書。趣味もなんだか暗め(って本好きな人に怒られますね)。嫌なことも忘れられるし、その世界に没頭できることが幸せでした。本を読んでいる最中は自由を感じていました。おかげで図書室では一番本を借りていた生徒だったのではないでしょうか。通学に時間がかかることもあり、年間千冊は軽く読んでいました。本の続きが気になって歩きながら読んでいて怒られたことも何度かあります。初めて映画『美女と野獣』を観た時は、本好きのベルに激しく感情移入する夢見るイタイ女子でした…。人の心理に興味が出ると心理学の本を読み漁ったり、源氏物語1000年記念の2000年の受験生だったため、「源氏物語が入試に出る!」と言われていて、源氏物語を原文で読破したりと、読んだり調べたりすることは厭わないタイプでした。今も経済のことを調べることはあまり苦になりません。興味のあることは調べずにいられないという性質が今の仕事にも役立っている気がしています。あと本を読むことで培われた集中力もプラスになっています。実はわりとオタク気質です。変なカミングアウトをしたところで次回に続きます。○執筆者プロフィール : フィスコ リサーチレポーター 三井智映子共立女子中学校・高校を経て、早稲田大学政治経済学部へ。2001年から芸能活動を開始し、現在テレビ、CM、舞台などに出演。また、いち消費者とアナリストの中間的な存在であるフィスコのリサーチレポーターとしても、株式やFXの現場を取材レポートしています。
2014年10月28日2011年12月4日のライブをもって芸能活動を休止していた元モーニング娘。の後藤真希(28)が約2年半ぶりに復帰することが17日、わかった。25日オープン予定のキュレーション・マガジン『Alifis(アリフィス)』のチーフ・キュレーターに就任し、これを皮切りに本格的にタレント業を再開する。【写真】過去には…見事なボディが話題になった後藤真希“ゴマキ”がついに復活する。関係者によると、活動休止中は今まで以上に美容、健康に気づかってジム通いをするなど“女子力アップ”に務めていたという。その後、4月21日に行われた人気ゲーム『モンスターハンター』のイベントにも飛び入り参加して元気な姿をみせ、4月28日には自身のブログ『G-motion』を立ち上げファンと交流の場を設けていた。その間、芸能人という枠ではなく、一人の女性として普通に生活しながら、前から興味があったことにいろいろ挑戦。「仕事中には忙しくて出来なかった」というネイルなども、活動休止中だからこそ凝るなど「とにかく、いつ何処で見られても見た目の印象は損なわないようにだけは意識していた」という。今回の『Alifis』について後藤は「きっかけは活動休止期間中、日常生活を送っている時に、ゲームやLINEしか使ってないスマホをいじりながら気づいたことでした。日々の生活をワクワクさせてくれる、役にたつコラム記事など、わたしでもわかるように、IT用語とかむずしいことば使いじゃなくて、もっと、つかいやすく、わかりやすく読みたいなって感じたことでした」と参加を決意。ブログでファンと直接的にコミュニケーションとれたことも大きかったといい「いろんな知り合いやスタッフに相談しまくって数週間…、わたしの人脈? 信頼? をフル活用して、無茶振りしまくりながら、キュレーション・マガジンAlifis(アリフィス)の立ちあげとなりました」と新たな活動拠点を創出。自身のブログでは「今後は主にキュレーション・マガジンをメインに女子力磨きにも拍車をかけて!笑頑張っちゃいます!!」と呼びかけている。当面は同マガジンを中心にゆっくり活動していくが、それ以外の活動は決まっておらず、音楽活動の再開も現時点で未定という。
2014年06月17日芸能界ではなぜ「できちゃった婚」が多いのか。その理由には諸説あり、やれ芸能界はモラルが低いとか、やれ芸能界には教養がない人が多いとか、自由勝手に論じられている。特にモラルに関しては、芸能界に「できちゃった婚」が増えれば増えるほど麻痺していくに違いない。あの人もこの人もそうなのだから自分もそれでいいと思ってしまうのは人間の性だ。モラルとは価値観の多数派なのだ。さらに、僕はもうひとつ別の理由があると考えている。それは、芸能界の仕事は往々にして結婚のタイミングを見極めにくいから、これである。たとえば、ある芸能人カップルがいたとする。(以下、すべて空想です)男は連ドラや映画に多数出演している若手の人気イケメン俳優だ。最近はビジネス至上主義のクライアントからアニメの声優や洋画の吹き替え役を依頼されることも増え、それを軽い気持ちで引き受けたものだから、原作ファンに嫌われ、声優業界に妬まれ、ツイッターも炎上。しかし、だからといって人気に陰りがあるわけではなく、映画の撮影スケジュールは3年先まで埋まっており、来年には密かに小説を執筆しようと企てている。小説はまだ1枚も書いていないが、出版社はすでに決まっているから安心だ。一方、女は人気アーティストだ。大手レコード会社から異例の待遇でデビューしたのは5年前。ルックスが良かったためか、芸能界の重鎮に寵愛され、デビュー曲が話題の映画の主題歌になるわ、CMソングとして使われるわ、都市圏の歓楽街に看板が立つわ、宣伝カーが街中を走り回るわ、とにかく数億円の広告費がかかった一大キャンペーンを展開。その結果、デビュー半年で知名度が著しく向上し、現在はニューアルバムを製作中。来年早々から全国ツアーが控えており、終了後はなぜかセクシー写真集の撮影でサイパンだ。そんな二人は2年前に友人の紹介という名の合コンで知り合い、その夜から早くも付き合うようになった。以降は互いの所属事務所に内緒にしながら逢瀬を重ね、半年前から結婚を意識し始めた。しかし、結婚するためには互いの事務所の了解が必要で、二人ともマネージャーにそれとなく打診したものの、どちらも烈火のごとく反対されてしまう。特に逆風が激しかったのは、女のほうだ。実は彼女は数億円の出資のおかげで知名度こそ上がったものの、肝心のCDセールスはからっきしで、デビュー時の投資額の半分も回収できていない状態。一応、CDチャートには彼女のシングルがトップ10入りを果たしているが、それも本当は事務所がCDを大量買いをしているだけであり、利益が出るどころか投資額がますます増えていく悪循環に陥っている。言わば、虚飾の人気なのだ。だから事務所にしてみれば、もはや不良債権となった彼女をバラエティ番組に出演させたり、セクシー写真集を出したり、暴露本を書かせたりすることで、少しでも投資額を回収したいと目論んでいた。それなのに、このタイミングで結婚されたらたまったものではない。本当に質の高い音楽を提供できるなら、そのアーティストが独身だろうが既婚者だろうが関係ないが、それはあくまで理想論で、彼女の場合は数少ないファンのほとんどがルックス目当ての男性である。しかも現在契約しているCMは、彼女が独身の美しい女性というパブリックイメージだから成立するものばかりであり、既婚者になればCM降板どころか、莫大な違約金が発生する可能性だってある。だいたい、ここで結婚したら現在制作中のニューアルバムや来年の全国ツアーはどうなる。レコード会社との綿密な打ち合わせの末、ニューアルバムの全体コンセプトは「若い女性のピュアなラブソング」に決まっており、全国ツアーもその楽曲をメインに展開することになっているのだ。既婚女性ではイメージが合わなくなってしまう。そう考えると、このタイミングでの彼女の結婚は多方面に莫大な損失額を出すことになり、ただでさえ投資額を回収できていないのだから、ますますありえない。こっちは彼女を売るために散々苦労したというのに、ろくな利益も出さず、自分だけ幸せになりたいとは何事か。その幸せの陰で倒産する零細企業もあるんだぞ。それで無職になったオヤジにも妻と子供がいるんだぞ。それを考えたことがあるのか、ユーは。だんだんキャラが迷走してきたので、ここらでまとめます。(すべて妄想です)要するに、芸能人には上記のような複雑な事情が絡んでいることが多いため、周囲の人すべてが納得する婚期が訪れにくい。かくして、そうなると周囲の反対を押し切って結婚するしか手はなく、その最大の武器になるのが「できちゃった婚」というわけだ。さすがに純粋に愛し合っている者同士から「子供ができた」と告白されたら、よほどのことでもない限り、快く祝福してあげたいと思うのが人情だ。所属事務所をはじめ、関係各社に莫大な損金が出ることも珍しくないだろうが、そこは顔で笑って心で泣くのが業界を支える裏方たちの美徳なのかもしれない。痩せ我慢も日本人の粋である。したがって、僕は若い芸能人カップルの「できちゃった婚」のニュースを見聞きするたびに、裏方の苦労を察して違う意味で胸が熱くなる。もちろん僕の妄想がすべて正しいとは限らない(当然)が、少なくともそこにあるのは歓喜の涙だけではないはずだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日芸能人の恋愛や結婚のニュースを見ていると、なんとなく地方都市のそれに近いものを感じる。芸能界と地方都市は一見縁遠いと思われるかもしれないが、こと恋愛や結婚に関しては、いわゆる「あるあるネタ」でつながっているということだ。たとえば芸能界では誰かの恋愛や結婚が取り沙汰されるたびに、その人の過去、すなわち元彼や元彼女、あるいは元夫や元嫁の存在が、僕の脳裏に浮かんでしまう。野暮なことを言うようで大変申し訳ないが、市川海老蔵と結婚した小林麻央が第二子を妊娠したと聞けば、かつて市川海老蔵の子を出産した歌手でモデルの日置明子の存在が気になり、二人の間に生まれた子供の現在にも思いを馳せてしまった。日置明子とその子供は、いったいどんな気持ちで市川夫妻を見ているのだろう。また、バラエティ番組などで元光GENJIの諸星和巳がアイドル全盛時代の女遊び武勇伝を嬉々として暴露し、その中に80年代に人気を博した女性アイドルのイニシャルや「元おニャン子クラブの誰それ」などといった個人を特定できるヒントが出てくると、僕みたいに気の小さな男は、その女性の現在の御主人の気持ちが心配になる。普通に考えたら、御主人もいい迷惑だろう。妻の過去の恋愛遍歴にいちいち目くじらを立てたり、嫉妬したりするわけではなくとも、それをバラエティ番組の笑いのネタにされて、全国に大々的に放送されるのは決して気分のいいものではないはずだ。要するに芸能界における恋愛や結婚には必ず報道というものがつきまとうため、それぞれの男女の過去の恋愛遍歴を当事者二人だけでなく、見知らぬ大衆にまで知られてしまうという、良くも悪くも大きな特徴がある。たとえば僕が現在独身で、もし芸能人の誰それと恋仲にでも陥ろうものなら(ありえないけど)、その女性の元彼や元夫の顔や言動がテレビや雑誌を通じて勝手に目に入ってしまい、妙な気持ちになるに違いない。妻や恋人の過去とは、あくまで思い出話として耳にするから気にならないわけであって、その過去が現実の姿となって視覚を刺激してくると話は変わってくるわけだ。そして、話は冒頭に戻るわけだが、こういうことは地方都市(つまり田舎)の恋愛事情にもありがちだという。田舎ではそもそも都会に比べて人口が少ないため、若い男女が集う学校や遊戯施設なども少なくなる。したがって、ある小さな街における若い男女は、必然的にほとんどが顔見知りという状態になり、たとえば学生のカップルが休日に某遊戯施設でデートをすれば、そこで知り合いのカップルに偶然出会うなんてことも日常茶飯事なわけだ。いわゆる「田舎あるある」というやつですね。すなわち、田舎の恋愛には隠し事が通用しないということだ。週刊誌などなくとも、誰それと誰それが付き合っているとか、誰それの元カノが誰それで、その元カノがまた誰それで、だから誰それと誰それはいわゆる”兄弟”や”姉妹”ということになるとか、そういうスキャンダラスな事情が、近所の目撃談と噂話だけで街中に広がっていく。あ、一応断っておきますが、これは決して田舎を馬鹿にしているわけではなく、また絶対論として断じているわけでもありません。あくまで傾向の話です。悪しからず。だから田舎の結婚披露宴では、新郎新婦それぞれの元彼や元彼女が普通に円卓に座っているということがしばしば起こるらしい。僕の妻はどちらかという田舎育ちであり、彼女の地元ではそれが本当に多いと言っていた。東京や大阪ではあまり聞かない話である。そう考えると、芸能界と田舎の恋愛・結婚事情は、当事者の男女それぞれのあらゆる情報が周囲に筒抜けという点で非常に似通っており、違いがあるとすれば、その情報の伝達手段にメディアの存在があるかないかだ。一見都会の象徴とされる芸能界だが、その内実は狭い村社会であり、そんなところが妙に滑稽(こっけい)に思えたりもする。だから、芸能人は芸能人同士、あるいは業界の内部で結婚することが多いのだろう。互いの過去や裏事情が大衆に晒されるという点を互いによく理解していないと、とてもじゃないけど結婚生活がスムーズに進まない。芸能人は心が強くないと、あるいは鈍感でないと務まらない仕事だと思う。妻の元彼と番組で共演なんて、僕ならお断りである。そして、ある意味そんな芸能界と共通した恋愛性質をもつ田舎育ちの僕の妻は、その恋愛性質が全身に染み付いてしまっているためか、いまだに夫婦で東京の街や、僕の故郷である大阪の街を闊歩していると、「あなたの元カノに偶然会ったら嫌だなあ」などと、しばしば口走ったりする。以前の僕は「そんな偶然、そうそう起らないよ」と一笑に付していたものだが、最近は少し考えが変わってきた。妻が育ってきた環境を思えば、そういう発言が出るのも仕方ないのだ。これは嫉妬深いとか、そういう人間的な器の大小の問題ではなく、言わば人情の話である。愛する人の過去とは、それが自分にとって縁遠いものだとわかっていると現実感を覚えないが、だからといって決して人間的に寛容なわけではなく、単純に現実感が麻痺しているだけだ。これまでは妻の過去に嫉妬することなど一度もなかった僕だが、そこに現実感が生まれた場合、果たしてどう心境が変化するのか。自分に興味が湧く、今日このごろである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月23日セレブ婚で変わってしまった親友
私のママ友付き合い事情
義父母がシンドイんです!