高台に立つ家おおらかな大空間で風景を楽しみつつ暮らす
玄関とトイレの扉を開けたところ。
浴室は天井が高いうえに南側の開口から視線が遠くまで抜ける。
シンプル空間をカスタマイズ
この家に髙橋一家が越してきたのが昨年の6月。もう少しで1年経つがこれまでに自ら表札をつくったり外構を手掛けたりといろいろと手を加えてきた髙橋さんは、今は階段の下のスペースに棚をつくろうと計画しているという。
「階段の踏み板に面合わせで同じ集成材で厚さも同じくらいでできればいいんですけど」。壁側から出っ張るようにカーブを付けようかと考えているという。「空間にまだいろいろと設置する余地があるのでそこはとても楽しいですね、自分でつくり上げていく楽しみというか」
大きくてシンプルな空間は自分の手で「カスタマイズ」のしがいがあるだろう。大空間のシンプルなつくりは髙橋さんが自分で手を加えるための素材のような気もしてくる。奥さんは「そういう作業を見ているのが楽しい」という。
「この前とはなんか違う音がしている、またなんかやってると思って何をしているか見に行くんです」
2階の子ども部屋はクローゼット兼納戸につながっている。
クローゼット近くから見る。奥にはパソコンが置かれ髙橋さんの仕事スペースになっている。