2020年6月24日 00:00
撮影スタジオを併設オンもオフも満たされる 必要スペックを詰込んだ白い箱
柳原さんが結婚時に持参した和ダンス。上のガラス鉢ではメダカを飼育。
無垢の素材がシンプルな空間になじむ洗面台。壁づけの棚はワイン箱で。
仕事もはかどる開放的な住まい
「前は地下にスタジオを設けていたので、自然光が欲しくて。日当たりがいいのは本当に嬉しいですね」。
南側に窓が連なった3階のスタジオでそう語る柳原さん。白い空間に、モールテックスの天板で造作した移動式キッチンや木製の雑貨、グリーンが調和する。今は休止中だが、ここにヨガの先生を呼んでグループレッスンを行う日も楽しみにしているそう。
「スタジオありきで土地を探しプランニングしましたが、ガーデニングなどプライベートも楽しめて充実しています」。
屋上や外構の緑も成育中。快適に過ごすためのスペックをはめ込んだ「箱」が、緑豊かな街に向けて開かれている。
3階のスタジオの床下には水袋を温める床暖房が設置されていて蓄熱効果を保つ。「3階の床下は2階の天井でもあるので、2階まで暖かいんです。熱効率の高さを、住んでみて実感しました」。
モールテックス、タイル、木の素材の組み合わせが絵になる移動式キッチン。
玄関も屋上ガーデンで育てたグリーンがお出迎え。