くらし情報『妻の遺影に手を合わせて謝った事「夫婦であった証しが、消えてなくなるような気がした」』

2023年8月9日 17:52

妻の遺影に手を合わせて謝った事「夫婦であった証しが、消えてなくなるような気がした」

妻の遺影に手を合わせて謝った事「夫婦であった証しが、消えてなくなるような気がした」

20代で乳がんを患った妻・千恵さんが、みそ汁づくりを通して幼い娘に生きる力を伝えようとしたノンフィクション『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)の著者・安武信吾さんがアメブロを開設。2008年7月に千恵さんが死去してから15年。ブログでは、大学生になった娘との日常を中心に、千恵さんが生前につづったブログを振り返りながら発信している。

■22年前に妻の誕生日に購入したおそろいの時計

7月28日に更新したブログでは、前日にハイボールを飲んでいるとき、22年前、結婚式の半年ほど前に妻・千恵さんの誕生日に買ったおそろいの時計がどこにも見当たらないことに気づき「はっとして、一気に酔いが覚めた」とコメント。「必死で記憶を探った。銭湯の脱衣カゴの中か。プレジャーボートの中か。それとも車の中だろうか」と焦る様子でつづり、友人も巻き込んで捜索したというが「探しても探しても、腕時計は見つからなかった」と振り返った。


【画像】 安武信吾


■妻の遺影に手を合わせて謝罪

同ブログでは続けて、おそろいだった時計をなくしてしまったことで「夫婦であった証しが、消えてなくなるような気がした」といい「千恵に申し訳なく思い、遺影に手を合わせて謝った」

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