くらし情報『大久保佳代子が「周りをちゃんと愛そうと思った」瞬間とは』

2015年5月8日 08:00

大久保佳代子が「周りをちゃんと愛そうと思った」瞬間とは

『永い言い訳』西川美和文藝春秋1600円

『永い言い訳』西川美和文藝春秋1600円

生きていれば挫折を味わうことも、失恋することも、傷つくことも避けられない。そんなとき、リスタートへ向かわせてくれる本を、テレビで活躍中の大久保佳代子さんと、芥川賞作家の柴崎友香さんが、紹介してくれました。 【タレント・大久保佳代子さん推薦】 ■『永い言い訳』西川美和 人気作家の幸夫は、冷え切っていた関係の妻をバス事故で突然喪ってしまう。同じ事故で母親を喪った家族と交流を深めるうち、彼は改めて亡き妻へ思いをはせる。文藝春秋1600円 「愛するべき日々に愛することを怠った一人の男が再生する姿を描いている。主人公は人として酷い。でも私にも少なからずこの酷い部分は、ある。今、読めてよかった。
生きている今、自分のために、周りの人たちをちゃんと愛そうと思った」(大久保さん) 【作家・柴崎友香さん推薦】 ■『ならずものがやってくる』ジェニファー・イーガン谷崎由依 訳 元パンクロッカーの音楽プロデューサー、ベニーと、その助手で有能なのに盗癖のあるサーシャ。2人とその周辺の人々の人生模様を描き出す。文庫版もあり。早川書房2300円 「あるバンドをめぐって、どうしようもない人、愛を求める人たちの過去と未来が交錯。

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