2015年5月10日 16:30
ファースト・ミッフィーの原画が世界初公開!銀座で開催中『生誕60周年記念 ミッフィー展』
絵本『ちいさなうさこちゃん』(第1版、1955年)
ミッフィー誕生60周年を記念して、現在、東京の松屋銀座8階イベントスクエアで『生誕60周年記念ミッフィー展』が開催中です。 日本では、「うさこちゃん」という名前でもおなじみのミッフィー。子どものころから絵本でミッフィーに親しんできた人も多いはず。今回の展覧会では、作者のディック・ブルーナ氏が1955年に描いた「ファースト・ミッフィー」(『ちいさなうさこちゃん』第1版)の原画が、世界で初めて公開されています。 現在のミッフィーと比べると、耳の形が少し違い、手描きのあたたかさが伝わる最初のミッフィーは、ブルーナ氏が息子さんのために描いたとのこと。こんな貴重な原画を世界に先駆けて見られるのですから、ファンならずとも見逃せません。 この展覧会では「ミッフィーの大切なもの」をコンセプトに、人気絵本7作品の原画やスケッチ、資料など約300点を展示。作者が描いた油彩画も見ることができ、ミッフィーの生みの親ブルーナ氏の魅力もたっぷり味わえます。
さらに、ミッフィーの60周年を祝う国際プロジェクト「ミッフィー・アートパレード」からの特別展示も必見です。日本からは、ブックデザイナー祖父江慎氏やアートディレクター増田セバスチャン氏ら15組のクリエイターが参加し、180センチの白いミッフィー像にペイントや装飾を施しました。