2015年5月13日 20:30
ミッツの生き方は「身一つで株やってるみたいなもの」?
神奈川県出身。『5時に夢中!』(TOKYO MX)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビやラジオのレギュラーを多数抱え、歌謡ユニット「星屑スキャット」としても活動。丸の内にあるバー『来夢来人』のママでもある。連続ドラマ『ドS刑事』(日本テレビ系)にも出演中。
この数年、テレビで「オネエ」タレントを見ない日はありませんが、その中でも異彩を放っているミッツ・マングローブさん。オネエ言葉も話さず、むしろ理知的で静かなしゃべり方。それでいて安易に周囲に迎合しないコメントは、思わず聞き入ってしまうほど鋭い。 40歳の節目として出版された初の自叙伝『うらやましい人生』が新潮社より発売中のミッツさんが自身について話してくださいました。 * ** ――著書を読んでいちばん感じたのは、なんでこんなに自己客観視ができているんだろう?でした。ご自身は、どう分析を? ミッツ:自分を客観的に見ることができているのは、自意識過剰だからなんじゃないですか。本当は誰も見てないかもしれないのに、「自分はどう見られているか」をすごく気にしているわけだから。もっと言えば、自分はみんなが目を留めるくらいの存在だと思っている部分と、誰も私に関心なんてないと思っている部分が自分の中で常にせめぎ合っています。