2017年7月10日 22:00
「猫が顔を洗う」と雨? 気象予報士が天気のウソ&ホントを解説!
昔からよくいわれている、翌日の雨を予想する都市伝説的なあれこれ。信憑性アリなら天気痛の対策に役立てられるかも。気象予報士・天達武史さんにお話をうかがいました。
「明日は雨?」天気にまつわる諸説のウソorホント。
【朝焼けの翌日】
→ホント。
「これが比較的当たるのは、春から秋にかけて。朝焼けということは東の空が晴れているということ。つまり、晴天がそろそろ過ぎて、西から雲が近づいてきている印」(気象予報士・天達武史さん)
【靴を飛ばして表向きが晴れ、横向きが曇り、裏が雨】
→ウソ。
「これは本当に単なる迷信ですよね。きっと江戸時代とか天気予報がまだ確立していなかった時に、一般の人が遊びの中で天気を占おうとしたんだと思います」
【茶碗からご飯つぶが取れやすい】
→どちらともいえない。
「これは湿気が多いことを表していて、その意味では翌日雨といえそう。ただ、現代は空調の効いた室内でごはんを食べるので、現実的に湿気の影響を考えると△」
【飛行機雲が消えずに残る】
→ホント。
「飛行機雲がずっと残っている時って、上空の湿気が多くなっているんです。雲は上空の高いところからできるので、それが消えないということは、天気は下り坂」