2017年7月26日 19:10
“YouTubeの歌姫” を発掘したイケメン監督が思う「言語より大切なもの」は?
長年の海外生活において、独自のコミュニケーション方法はありますか?
監督
以前、マケドニアに行ったときに村を歩いていたら、日本人が珍しかったのか、すごく人が集まってきて、ぞろぞろとついてきたことがありました。そのときに、耳の聴こえないひとりの男の子が最後まで残ってくれて、「うちに行ってご飯を食べよう」ってジェスチャーで一生懸命に誘ってくれたんです。それで、その子について行ってある家に泊まることになり、そこにいた人たちはその子の家族ではなかったんだけど、彼らも全員耳が不自由だということがわかりました。
でも、もともと僕は現地の言葉は喋れないし、向こうも日本語が喋れるわけでもない。だから、「言語って特に重要じゃないよね」ってところに行きついて、やろうと思えば、ジェスチャーや表情だけでも会話ができるんだと感じたことはありましたね。
では、最後にこの作品で注目して欲しいところを教えてください。
監督
ブランカというひとりの少女が、たくましく勇気を持って進んで行く姿をぜひ見てもらいたいなと思っています!
人を思う温かさと愛情を感じる!
お金や目に見えるものばかりに気を取られてしまいがちな現代だからこそ、ブランカとピーターを包み込む無償の愛に、思わず涙が込み上げてくるはず。