2017年7月26日 21:30
【セミヌード披露の元グラドル】生きるための仕事、本当にアレでいい?
生きるための仕事として、美容家を選んだ筆者・小阪。まずは、周囲に助けを借りながらHP制作に奔走するが、ある思いが頭をよぎり、進んでいた足を止めてしまう。それは……。
文・小阪有花
【グラドルから保育園へ】
vol. 65
私、どこに向かっているの?
HP制作は成果報酬という形で友人が初期費用を負担してくれることになった。かといって、何もかもを任せては申し訳ない。撮影では、少しでも金額を抑えて良いものを作らねばと考え、知り合いに頼んでカメラマンさんや古くからの付き合いのメイクさんに連絡してみた。スタイリストは雇わず私物の衣装を用意して、とにかく自分でやれることは全部やった。美容家になるには自分の美しさが勝負だ! 自分磨きにも念入りに、着々と準備にとりかかる。
あたふたしながら、思い立ったら即行動とあっちやこっちや電話をかけては交渉し、ミーティングしての繰り返し。撮影日も決まり、なんとか仕事が作れたとき、ふっと自分の頭に疑問が浮かんだ。
私、どこにむかってるんだろう? 生活のためにと慌てて自分のやれることにフォーカスして動き出したが、他人を巻き込んでHPやら何やら作ろうとしているこの状況。