2017年8月7日 07:00
2017年は「SFがアツイ!」 トレンドは“すこしフシギ”感?
いつの時代もSF談議の熱さは不変なもの。それにしたって昨今のSF業界は、ことさら盛り上がりを見せているみたい。マニアだけがこのホットな賑わいを楽しめるなんてもったいない!まずは事始めにSFのトレンドをチェック。
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『君の名は。』『orange』…“すこしフシギ”で中毒者多数。
映画やコミックといったジャンルに縛られずSFの要素を持つ作品が、より多くの人に楽しまれている模様。例えば、2016年度映画興行収入ランキングTOP3に入った『君の名は。』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『シン・ゴジラ』…これら3つには全てSF要素が入っている。
空想世界だからこそ、人間ドラマをよりダイナミックに描くことができ、多くの人がその追体験を求めているのかも。
『君の名は。』DVD¥3,800Blu-ray¥4,800発売・販売元:東宝(C)2016「君の名は。」製作委員会TREND_02
想像を上回る技術発達で、リアルとSFがますます緊密に…。
VRを用いたフィットネスジムやプレイステーションが一般普及し、近未来や宇宙空間をより気軽に体験できるように。そのリアリティはSFアクション映画『トータル・リコール』でテーマとなった“現実と虚構の曖昧な線引き”を連想させる。