2015年6月9日 12:00
「空っぽになった」Superfly 悩んだ末にやったこととは?
スーパーフライ2007年のデビュー以来、独自のバンドサウンドで音楽シーンに挑戦し続ける越智志帆のソロプロジェクト。7月から33都市39公演の過去最大規模の全国ツアーを行う。
自分自身を真っ白なカンバスにして、カラフルにペインティング!Superflyの新作『WHITE』の世界観は、このインパクトあるCDカバーからスタートします。
「最初から『WHITE』というア ルバムを作りたいと思い、制作に入る前から既に完成形のイメージがありました。自分を真っ白にして、いろんな人の感性で染められたい。様々な刺激を受けて化学反応を起こした自分を見たい、という気持ちから始まりました」
前作『Force』までのキャリアを振り返れば、コンポーザーの多保孝一とプロデューサーの蔦谷好位置と3人で、長年Superflyサウンドを作り上げてきたが…。
「3人だけで純度を高く作ってきたんですが、何事にも影響されず作品を制作してきたことに、達成感を感じたのが『Force』でした。私には珍しく、やりきった感があり、同時に空っぽになった感覚があったんですよね。正直悩みましたけど、今までとは全く逆の、いろんな人に影響される作品を作ってみようと思ったんです」