2015年6月10日 12:00
坂上忍“ゆるふわちゃん”は「突っ込みどころもない」
欲も目標もない、無個性な生き方…って!?
「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。
今回のテーマは、「ゆるふわちゃん」。仕事への熱意もそこそこ、友達と美味しいランチを食べたり流行の話題を話しながら、ゆるくふわっと過ごしている。明確な人生の目標が持てないアラサー女性のこと。これに対して、坂上さんの意見は?
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最近、僕の周りにもこういう人が増えている気がしています。「何が楽しいの?」って聞いたところで、大した答えが返ってくるわけでもない。なんていうか…、無個性な生き方。できたら、目標とか欲とかを持っていてほしいじゃないですか。
到達点があるから頑張れたりするんだと思うけど、それがないとなるとお手上げ。世の中全体に、ハードルが下がってきているんですよね。もうね、人に迷惑さえかけてなきゃ、突っ込みどころもないし、どう生きてもらってもいいやって思っちゃう。僕はこういうタイプが一番苦手です。
あえて一言だけ言うなら、30歳を過ぎて親に寄生するような実家暮らしはやめましょう。恋愛にも反映されてくると思うんです。20代まではまだ外見うんぬんでいいんだけど、30代からは“生き方”も伴ってくる。