2017年9月14日 12:00
大人を信じてなさそうな二人? GLIM SPANKYがデビューまでを語る
その翌年は10代限定のロックフェス「閃光ライオット」に応募して、ファイナリストになりました。
――高校時代から、プロになりたいという気持ちだったんですか。
亀本:
特にありませんでした。向上心を持って続けていただけ。
松尾:
私も創作すること自体が楽しくて、自然に活動していました。
――進学で上京し、4人だったメンバーが2人になったそうですが、活動は続けていたんですか?
松尾:
弾き語りやライブなど、活動は変わらずしていました。でもすごいとんがっていたので、《メンバー募集中!》とかは絶対言わない(笑)。一緒にやりたいヤツから連絡してこい、みたいな。
亀本:
ただ、「閃光ライオット」の直後は、お客さんも観に来てくれたけど、その後は1人か2人。
松尾:
それでもなぜか根拠のない自信だけはあって。将来、GLIM SPANKYが音楽シーンにいなかったら、日本の音楽はおしまいだ!と本気で思ってました。そんなバカさがあったから、やってこられたのかな。
――なるほど。でも大人を信じてなさそうな二人だから、デビューまでも波乱だったのでは(笑)。
松尾:
そもそも信用していなかったし、敵対しまくりでした。