くらし情報『大人を信じてなさそうな二人? GLIM SPANKYがデビューまでを語る』

2017年9月14日 12:00

大人を信じてなさそうな二人? GLIM SPANKYがデビューまでを語る

すごく嬉しいです。

――二人の音楽を初めて聴いたとき、最初は松尾さんのボーカルに気持ちがざわざわしました。ご自身の、天から与えられたような奇跡的な声をどう感じますか。

松尾:
歌は子供のころから大好きでしたが、張り上げると自然にひずむし、ガサッとした声なので、どうもみんなと違うなって。でも小学生のときにジョン・レノンがガサッとした声で歌っているのを聴いて、その不安は吹っ飛びました。こういう音楽をやれば私の声が合うかもしれないって、ビビッときて。そのとき自分の声の使い道に気が付いたんだと思います。

――その歌声が最先端の機材で作られたロックに乗っていることに、毎回感動します。
最新作『BIZARRE CARNIVAL』について教えてもらえますか。

松尾:
1作目、2作目はシンプルなロックを中心にした構成で、名詞代わりのアルバムでしたが、3作目はよりマニアックなところに足を突っ込んでもいいんじゃないか、って。もともと私が大好きなサイケデリックロックにも挑戦していますし、フォーキーな曲もあり、アッパーなロックンロールもあります。新曲だけでなく、全くお客さんが入らなかった大学時代、ライブハウスで演奏していた懐かしい曲も。

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