ウォルト・ディズニーが夢見た未来が覗ける『トゥモローランド』

ウォルト・ディズニーの夢だった未来都市構想をベースにしたSFアドベンチャー。監督／ブラッド・バード出演／ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソンほか全国ロードショー公開中。（C）2015 Disney Enterprises, Inc.

オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、ジョージ・クルーニー主演の『トゥモローランド』です。

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中二病オヤジのグーニーズ!?そう言っちゃうと微妙かもしれないけど、これが大興奮のアドベンチャーなのよ～！それがジョージ兄貴の『トゥモローランド』。’64 年のＮＹ万博で、11歳のフランク少年は謎の少女アテナと出会うのね。彼女から受け取ったロゴバッジをつけて、ウォルト・ディズニーが出展してたイッツ・ア・スモール・ワールドのパビリオンに行くと、なんと彼が夢見る未来世界に！？

それから50年。NASAの宇宙計画中止に怒れる女子ケイシーのもとにも、突如あのバッジと少女の姿のアテナが現れ、トゥモローランドに行きたければフランクに会うようアドバイスされ……。そこで登場するのが、トゥモローランドの秘密を知るオジサン・フランク。彼はなんかの理由でトゥモローランドを去って、それから数十年、独自の発明品作りに没頭してた、ちょっとイカれたオジサンなの。