くらし情報『千葉雄大「読めば読むほどわからなくなる」“恋愛”ものに挑戦!』

2017年10月10日 20:00

千葉雄大「読めば読むほどわからなくなる」“恋愛”ものに挑戦!

フランスの小説『危険な関係』をもとにした舞台で、青年騎士を演じる千葉雄大さん。作品の魅力について話をうかがいました。

千葉雄大「読めば読むほどわからなくなる」“恋愛”ものに挑戦!

退廃貴族たちのスリリングな恋愛ゲームの行く先は――。
自尊心を満たすために仕掛けた恋愛ゲームに自ら搦め捕られていく貴族たちを描いたフランスの小説『危険な関係』。これまで何度も映画化されてきたスキャンダラスで退廃的なこの舞台に出演する千葉雄大さん。演じるのは、美しき未亡人メルトゥイユ(鈴木京香)と稀代のプレイボーイ、ヴァルモン(玉木宏)の策略に巻き込まれていく青年騎士だ。

「登場人物は、ミステリアスで捉えどころのない、共感とは程遠い人ばかり。そんななかで僕の演じるダンスニーは、周囲の妖艶なテイストとは少し色が違う若く純朴な役。
若さゆえの青くささみたいなものが出たらいいのかなと思っています」
千葉雄大「読めば読むほどわからなくなる」“恋愛”ものに挑戦!


演出は、イギリスの気鋭、リチャード・トワイマンさん。日本での演出は今作が初だけど、千葉さんは、先日、そのリチャードさんのワークショップに参加している。

「ご自身なりにきっちりと戯曲の解釈を持っていながら、そこに固執せずに、俳優がそれとは別の方向に行っちゃっても受け入れてくれる受け皿の広い演出家さんという印象です。

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