2017年10月28日 11:00
池田エライザ あの漫画の「憧れの役」を演じてみた結果…
友だちがいない大学生の小森功は、目が覚めると美しい女子高生・吉崎麻理になっていた…。そんな新感覚“男女入れ替わり”ドラマ『ぼくは麻理のなか』が現在放送中。主人公の麻理を演じるのは、最近、映画やドラマ、CMに引っ張りだこの池田エライザさん。
「もともと、映画を観たり読書をするといった疑似体験が好きで。小説を読みながらキャスティングをしたり、絵を想像してコマ割りをするなど頭の中で映画を作ることを楽しんでいました。演技は、そういうアウトプットをしたいという欲求を満たせる場所。変な言い方ですけど、向いていると思っています」
以前から、原作の同名漫画を手がけている押見修造さんの作品が大好きだというエライザさん。
「きっと、私が押見先生を好きなことが、制作チームにバレていたんだと思います(笑)。
“エライザしかいない”と言われた時は感銘を受けました。でも、漫画を読む時は美しくて人気者の麻理という存在を崇めていたので、自分が演じるということは恐れ多かったし、いろいろと考えましたね。女性が魅力的に見えるために不可欠だと思う、気品や思慮深さ、ふとした瞬間の儚さを意識しています」
小森が入った麻理と、麻理本人とでは、演じ方は全く違ったという。