2015年7月7日 15:30
Salleyの音楽の才能の塊が成し遂げた、洋楽サウンドに日本語が乗る音楽的構築美
『エメラルド/Salley』
2013年5月、シングル『赤い靴』でデビューした男女2人組ユニット・Salley。彗星の如く現れた彼らは、ヴォーカル・うららさんと、ギター・上口浩平さんという音楽の才能の塊のような二人で構成されています。
そしてリリースされる2ndアルバム『エメラルド』では、彼らのポテンシャルが大爆発。洋楽のサウンドに日本語の歌詞が乗る、という難しい音楽的構築美をいとも簡単にこなしてしまいました。
ウィスパーを上手に配したうららさんの感情豊かなヴォーカルと、ツボを押さえたアダルトな雰囲気の上口さんのギターがうまく絡み合った楽曲がズラリ。曲によっては、あえてギターの音を控えめにするなど、楽曲の良さを引き立たせるためのサウンドメイキングには唸らされるばかりです。
ダンサブルなポップスから王道のバラード、そしてガールズロックなどなど、バラエティに富んだこのアルバム、間違いなくSalleyを何ステージも上に引き上げる作品になることでしょう。
リリース情報:
『エメラルド/Salley』
(2015.7.8発売/¥3000(tax out)/VIZL64373)
※初回限定盤(¥3500(tax out)/VIZL848)も同時発売
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