2015年7月8日 14:30
「動く」作品を通して“ものづくり”の楽しさを体感!『動きのカガク展』
展覧会ポスター
現在、六本木の東京ミッドタウン・ガーデン内にある21_21 DESIGN SIGHTで、『動きのカガク展』が開かれています。
「動き」がテーマとなっている展覧会って、珍しいですよね。展示されている作品は実に多彩。あのベンツがつくった世界初のガソリン自動車《ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン(レプリカ)》のように仕組みを「見る」作品もあれば、体験型の作品も多くあります。(ちなみに、ベンツの自動車は会期中に試乗会があるそうです!)
体験型作品のなかでもオススメは、岸 遼が手がけた《アトムズ》。白い球がふわふわと浮遊している作品で、球はまるで生き物のように動いています。会場では実際に白い球を自由に触って遊べますよ。
ほかにも、国内外のアーティストの作品や、学生と企業が協働して制作した作品が紹介され、「動く」作品がどんな仕組みになっているのかを解き明かしていきます。
本展のディレクター菱川勢一は、子どもや学生たちに、先輩たちの作品が置いてある図工室に遊びにきたような感覚でこの展覧会を見てほしい、と語っています。
会場では、展示物の制作の流れもオープンになっているので、作品がどうやってつくられているのか、興味がどんどん湧いてきます。