くらし情報『“おじさん初心者”は武蔵小山へ行け! 酒場を綴った本が秀逸』

2017年12月21日 22:00

“おじさん初心者”は武蔵小山へ行け! 酒場を綴った本が秀逸

数年前から“せんべろ酒場”なんて言葉が20代女子の間でもおなじみになりましたが、味のある酒場が一番似合う人たちといえば、そう、おじさん。そんな素敵なおじさんたちがいる酒場の“いい景色”を、愛ある画と言葉で綴った書籍が、いま密かに話題です。

“おじさん初心者”は武蔵小山へ行け! 酒場を綴った本が秀逸


著者は、酒場が大好きなライター&編集者の山田真由美さんと、おじさん大好きなイラストレーターのなかむらるみさん。お二人に、酒場の聖地・立石の立ち飲み串揚げ屋で、お話を伺いました。

「酒場には人生の悲哀を感じさせる独特の哀愁があり、そこにはおじさんがよく似合う。溶け込むように佇む彼らを見ていると、私は彼らの生きてきた道筋がすごく知りたくなるんです。酒場の縁は一期一会、運が良ければそんなおじさんの人生の一片を語ってもらえることも。そんなふうにして聞かせてもらった楽しい話や、眺めて胸に響いた風景をまとめたのがこの本です」(山田さん)

「私の中では、喫茶店、お祭り、そして酒場が、おじさんが輝くステージなんですね。
おじさんがいる酒場はおいしそうに見えるし、一人で飲んでいるおじさんの背中には物語が見えてくる。あの、酒場の茶色い空間に自然にスッと“収まれる”のは、おじさんにしかできない芸当です」

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