2018年1月11日 18:30
会社を辞めて、こうなった。【第61話】 40歳のバツイチ女と30歳の既婚女、どっちがいい?
瞑想合宿で出会った、ひと回り歳下の男子・エム。歩く辞書、オタクエリートとはまさに彼のことで、寝癖がついた頭の中にはありとあらゆる情報が詰まっていて、話もおもしろい!そんな彼に好意を持たれた筆者・土居は、今度こそ年下男子に対してスマートに接することができたのでしょうか?
写真/文・土居彩
【土居彩の会社を辞めて、サンフランシスコに住んだら、こうなった。】vol. 61
【第61話】40歳のバツイチ女と30歳の既婚女、どっちがいい?
ヴィパッサナー瞑想合宿が終わった後、ライドをしてくれたエムから来るメッセージが、週に2日、3日、4日となり……、気づけば毎日チャット状態に。バークレーにヴィパッサナー瞑想を実践する生徒が自由に利用できるメディテーションスペースがあるのですが、自然な流れで毎週末エムが車で家まで迎えに来てくれて、そこで午前中の3時間瞑想をして、一緒に公園にあるカフェでランチをするというのが週末の日課となったのです。
エムは、プログラミングが天職だという自他ともに認める筋金入りのオタクで(夢は90年代のアナログ感があるゲームを作ること)、瞑想、本、音楽など情報の守備範囲も広く(彼の秘密にしておきたいやましい喜び(guilty pleasure)