くらし情報『入社後4年のスピード出世…若き女性リーダーの「働き方改革」とは #5』

2018年2月7日 17:00

入社後4年のスピード出世…若き女性リーダーの「働き方改革」とは #5

「好きなこと、やりたいこと、大切なこと」をみつけて仕事にしたいと思ったきっかけを教えてください。

海外の音楽TVチャンネルの日本支社で長期のインターシップをしました。海外アーティストや大好きな音楽が身近にある環境は楽しいはずなのに、やりがいを感じることができなかったんです。任される仕事の大きさや内容ということじゃなくて、心が動かされるような情熱が持てないというか……。自分の可能性を活かしきれてないという感覚にも陥ってしまって……。自分に自信がなくなって働く目的を見失ってしまいました。楽しいのに苦しい時期でした。

-学生の時からストイックですね。
楽しいだけでは満たされなかったということ?

その時に気づいたのですが、「働く」ということと「人生の楽しさ」が密接しているタイプだったんですよね。その気づきもあって「働く個人と組織の関係」を研究テーマにしました。社会の働く環境の実態を調べていくと社会問題のギャップに直面しました。例えば少子高齢化が進むことで労働力人口が減少していくと言われていますよね。それなのに、仕事で心を病んだり、働きがいを感じていない人が多いというのは違和感を感じませんか? 働き手を必要としているのにそこに大きな社会的な矛盾を感じたんですよね。

-目線が変わった瞬間ですか?

そうなんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.