突き進むもよし、諦めるもよし。よりよい選択を導く先人の名言。行くべき道に迷ったときは、偉大な先達やパイオニアたちのひと言がヒントを与えてくれることも。読者アンケートで、悩んだときに道しるべとなった言葉を調査。
愛のない選択は、決してよい結果にはならない。(プラトン)
肉体より精神に惹かれる愛=プラトニックラブを説いたことで知られる、哲学者のプラトン。選択時も、心が求めるものを見極めることが大事だと語った。「仕事上でも、目の前の損得勘定だけで動くのではなく、商品への愛を持っている人のほうが、成功している気がする」(27歳・広告)
最後は直観で判断します。
(羽生善治)
先を読み、どんな手を打つかという選択を繰り返す棋士。天才と称される羽生善治さんが直感を大事にするのは、それが根拠のないものではなく、経験に裏打ちされたものだから。「直感の考え方にハッとさせられたと同時に、自分も努力して経験を積もうと覚悟できました」(34歳・会社員)
決定しないという決定もあることを忘れないほうがいい。(ピーター・F・ドラッカー『ドラッカー名著集』)
答えが二択しかないと思い込むオール・オア・ナッシング思考に、一石を投じるひと言。