2018年2月18日 17:00
会社を辞めて、こうなった。【第68話】何がウケて、どんな冗談がドン引きに? アメリカン・ユーモア世渡り術。
ユーモアがスキルとみなされ、社会的な評価も左右するというアメリカ。人材会社のHodge-Cronin and Associatesの調査結果によると、737名のCEOのうち98%がユーモアのある人を採用したいといいます。さらには84%が、ユーモアのある人のほうがいい仕事もするとも考えているのだとか。長年ユーモアについて研究してきたカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のディビッド・アブラミス博士によれば、仕事に笑いを見いだせる人のほうがよりクリエイティブで生産的な仕事が出来、意思決定力があり同僚とうまくやっていけるとか。遅刻や病欠もユーモアのセンスが無い人よりも少ないとのことです。
ところでユーモア研究の権威であるロード・マーチン博士は、ユーモアには以下の4タイプがあると分類しています。
4つのユーモア スタイル
1. Affliative humor (親和的ユーモア)
冗談を聞いた人誰もが傷つかず、「おもしろい」と思えるたぐいのもの。目的は相手を笑わせたり、冗談を言い合うことで、他者との結びつきや仲間意識、幸せを深めること。
妙な声色を使ったり、顔芸やダジャレもこのたぐいです。
例えば短期インターン中に、社長のワークスペースがデスクから床に至るまで資料がダイナミックに散乱していたので、思わず唖然とした様子で見ていたら、睨みを利かした社長に「なんだね?」