2018年2月24日 22:00
成田凌、監督にやらされた「恥ずかしいこと」って何?
でも、“役を引きずった”というのは、あらためて言葉にすると恥ずかしい。役者としては、言わないほうがいいですね。
――もともと、役者になりたいと思っていたのですか?
成田:
昔から目立ちたがり屋で、人前に出たいという気持ちは、ずっとあったと思います。子供の頃からコントとかしていましたしね。でも、誰かを楽しませようとか、喜んでほしいと思ってやっていたわけではありません。目立ちたがり屋って、人のことも自分のことも考えず、ただ“目立ちてぇ”ってだけ。その場の快楽のことしか考えてないんです。ただ、今年のお正月に地元に帰って先輩の結婚式に出席したんですけど、目立ちたがり屋しかいなくて、自分は全然だなって思いました。
兄貴なんて、式の間ずっと立ってるんですよ。カラオケとかに行っても座らない。家でも目立ちたがりますから。意味わからないですよ。母も少し目立ちたがり屋だし、親父もアフロヘアの時代があったから、血なんだと思います。うちで何かがあっても、周りからは「成田家だからね」で終わるような家族です。
――目立つ方法はいろいろあると思いますが、なぜ役者を?
成田:
古着屋でバイトをしていたときにスカウトされたんですが、最初は俳優をやるつもりはありませんでした。