2018年2月24日 22:00
成田凌、監督にやらされた「恥ずかしいこと」って何?
でも、一方で、言葉にして伝えることの大切さも、仕事をするなかで実感しています。
――インタビューは、まさにそうですよね。
成田:
本当に、うまく言葉にすることができないんですよ。そういうときに、役者に向いてないなと思います。だから、『ニワトリ★スター』の取材で(井浦)新さんと一緒だったときは楽でしたね。「そう!」って頷くことばかりでしたから。ずっと、「そう、そうそうそう!」って言って生きていければいいなって思いましたね。
――ほかにも役者に向いてないと思うことはあるのでしょうか。
成田:
映画でもドラマでも、一作品に一日だけ頭が真っ白になって、セリフが出てこない日があるんです。本当に不思議なんですが、必ずやってくる。その真っ白な一日には「もうダメだ」って思いますね。でも、前のように作品を撮り終わったら熱が出るということはなくなりました。僕、弱いんです。すぐに心をやられて体に出ちゃう。お腹もすぐにくだす。このあいだ、新しいマネージャーさんがついたんですが、何よりも先に、「お腹が弱いから、牛乳買ってと言われても買っちゃダメだよ」ってチーフのマネージャーさんから引き継ぎがされていましたから(笑)。