2018年2月20日 17:30
103万から「150万の壁」に! 損をしない「女性の働き方」って?
これにより、今まで以上に働きたい女性が増えるのでは、と期待がされているのですが……一概に「150万まで働けるようになった!」と働き方を見直す前には注意点もあります。まずはその変更によって注意しておきたいところを考えてみました。
新たな「150万の壁」。注意しておきたいところって?
まず注意しておきたい1点目は、いわゆる「壁」と呼ばれてた妻の年間所得である103万円から150万円に変更されたのはあくまで「税金面」のこと。
どういうことかというと、「配偶者手当」がある企業では、要件に「年収103万円以下」という記載がもともとある場合にはその金額を超えても税金の控除は受けられるようになりますが、企業から支給される配偶者手当は受けられなくなってしまいます。
また、2つ目は「社会保険料」にも注意です。扶養に入る企業の規模によっても社会保険料がかかる金額が変わってきますが、妻の年間所得が、主に大企業の場合で「106万円」、中小企業の場合で「130万円」を超えると、所得税や住民税という「税金」かからなくとも、社会保険料などの負担がかかってきます。注意点
・夫に対する「配偶者特別控除」が適用されない。